JP2015175793A - 騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法 - Google Patents

騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】暗騒音より卓越した騒音が発生したことを明確に把握するとともに、騒音データの容量を減らすことができる騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法を提供する。
【解決手段】騒音を取得する集音手段と、騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測手段と、騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定手段と、卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させるトリガー発生手段と、トリガーが発生したときに、集音手段が取得した騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する記録制御手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法に関する。
送電線や送電鉄塔などから構成される架空送電設備からは、様々な騒音が発生する可能性がある。架空送電設備から発生する騒音の音源は、(1)送電線からの風音、(2)送電線からのコロナ音、(3)碍子からの風音、(4)送電鉄塔からの風音、に大別され、これらの騒音は、それぞれ固有の周波数帯と音色とを有している。
架空送電設備の近隣に住む住民から騒音に対する苦情を受けた場合、実際に架空送電設備における騒音を記録することにより、苦情の対象となった騒音の発生の有無、騒音の暗騒音からの卓越量、騒音の発生頻度等を把握することが必要となる。
なお、架空送電設備に係る騒音に限らず、以下のような騒音測定方法が開示されている。例えば特許文献1〜3には、騒音の測定に影響する特定の暗騒音の影響を除くようにフィルタを介して騒音を測定する方法や、周波数別の距離減衰特性に基づいて暗騒音の影響が無視できる周波数の騒音を測定する方法や、人間の聴覚のマスキング効果を考慮して騒音スペクトルを測定したりする方法が開示されている。
特開2006−189367号公報 特開2001−159559号公報 特開平11−153476号公報
これまで、架空送電設備の近隣に住む住民から騒音に対する苦情を受けた場合、苦情の対象となった騒音の発生の有無に関わらず、架空送電設備における騒音を所定時間記録した後、記録した全ての騒音の音声データ(以下、騒音データ)を周波数解析していた。この場合、記録した全ての騒音データを解析しなければ、暗騒音より卓越した騒音が発生したか否かを把握することができない可能性があった。また、暗騒音より卓越した騒音が発生していない間の必要のない騒音データも記録されるため、騒音データの容量が増大する可能性があった。
本発明は、暗騒音より卓越した騒音が発生したことを明確に把握するとともに、騒音データの容量を減らすことができる騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、
騒音を取得する集音手段と、
騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測手段と、
前記騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定手段と、
前記卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させるトリガー発生手段と、
前記トリガーが発生したときに、前記集音手段が取得した騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する記録制御手段と、
を有する
騒音測定システムが提供される。
本発明の他の態様によれば、
騒音を取得する集音手段と、
騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測手段と、
を有する騒音測定システムに用いられるコンピュータを、
前記騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定手段と、
前記卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させるトリガー発生手段と、
前記トリガーが発生したときに、前記集音手段が取得した騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する記録制御手段と、
として機能させる
騒音測定プログラムが提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
騒音を取得し、騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測工程と、
前記騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定工程と、
前記卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させることにより、騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する騒音データ記録工程と、
を有する
騒音測定方法が提供される。
本発明によれば、暗騒音より卓越した騒音が発生したことを明確に把握するとともに、騒音データの容量を減らすことができる騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法が提供される。
本発明の第1実施形態に係る騒音測定システムの構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る騒音測定システムのハードウェア構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る騒音測定方法のフローを示す図である。 (a)は、騒音スペクトルの一例を示す図であり、(b)は、(a)の騒音スペクトルの一部を拡大した図である。 時間に対する判定用周波数における卓越量を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る騒音測定方法のフローを示す図である。
<本発明の第1実施形態>
(1)騒音測定システムの概略構成
まず、図1および図2を用い、本発明の第1実施形態に係る騒音測定システム10について説明する。図1は、本実施形態に係る騒音測定システムの構成を示す概略図である。
本実施形態の騒音測定システム10は、暗騒音よりも所定の閾値以上に卓越した騒音が発生したときだけ、所定時間、騒音データを記録するよう構成される。以下、詳細を説明する。
図1に示されているように、例えば、騒音の測定対象となる架空送電設備90は、所定の間隔で設けられる複数の送電鉄塔920と、複数の送電鉄塔920の間に延線される送電線900と、を有する。架空送電設備90付近に、本実施形態の騒音測定システム10が設けられる。
騒音測定システム10は、主に、マイク(集音手段)100と、騒音計(騒音計測手段)200と、制御部(制御手段)300と、記録部(記録手段、外部記録手段)440と、メール送信部(メール送信手段)420と、感雨計(感雨計測手段)520と、湿度計(湿度計測手段)540と、を有する。
マイク100は、架空送電設備90付近に設けられ、騒音を取得するよう構成される。
騒音計200は、騒音の周波数解析を行って騒音の周波数スペクトル(以下、騒音スペクトル)を取得するよう構成される。ここでの周波数解析は、例えば1/3オクターブバンド分析により行われる。1/3オクターブバンド分析とは、周波数の1オクターブを3分割した各点で周波数分析を行う方法のことである。
制御部300は、騒音測定システム10の各部を制御するよう構成される。制御部300は、卓越判定部(卓越判定手段)320と、トリガー発生部(トリガー発生手段)340と、記録制御部(記録制御手段)360として機能するように構成される。
卓越判定部320は、騒音計200が取得した騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯において、騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定するよう構成される。
トリガー発生部340は、判定周波数帯における卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させるよう構成される。ここでいうトリガーとは、制御部300が各部の動作等を開始するように制御するときの時間的な基準となる電気信号のことである。
記録制御部360は、騒音測定に係る各種データを後述する記録部440に記録(格納)するよう構成される。例えば、記録制御部360は、トリガーが発生したときに、マイク100が取得した騒音の騒音データを、後述する記録部440に所定時間記録するよう構成される。
記録部440は、騒音測定に係る各種データを記録するよう構成される。具体的には、記録部440には、例えば、騒音の音声データ(騒音データ)、トリガーが発生した回数、騒音スペクトル、後述する感雨計520および湿度計540の測定結果等が記録される。
メール送信部420は、架空送電設備90を管理する電力会社(騒音測定システム10を使用するユーザ)等に対して、騒音測定に係る情報を含むメールを送信するよう構成される。メールで送信される騒音測定に係る情報とは、記録部440が記録する騒音データ、トリガーが発生した回数、騒音スペクトル、後述する感雨計520および湿度計540の測定結果等の少なくともいずれかである。
また、送電線からのコロナ音は、高湿度時に発生しやすい傾向があるため、騒音測定システム10は、湿度に関わる測定を行うことができるよう構成される。具体的には、騒音測定システム10は、例えば、感雨計520および湿度計540を有する。感雨計520は、降雨または降雪を検知するよう構成され、湿度計540は、湿度を計測するよう構成される。
次に、図2を用い、本実施形態に係る騒音測定システム10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る騒音測定システムのハードウェア構成を示す概略図である。
図2に示されているように、制御部300は、CPU(Central Processing Unit)610、メモリ(ROM:Read Only Memory、またはRAM:Random Access Memory)620、内部記録装置(不図示)、RTC(Real Time Clock)630、AD変換部(アナログ−デジタル変換部)640、水晶振動子650、RS232C680、および入出力部(不図示)を有する。
制御部300は、CPU610がメモリ620または内部記憶装置に記録(格納)された所定のプログラムを実行することにより、上記した卓越判定部320と、トリガー発生部340と、記録制御部360として機能するように構成される。なお、これらの各機能を実現するための所定のプログラムは、制御部300にインストールして用いられるが、そのインストールに先立ち、制御部300で読み取り可能な記録媒体(例えば記録部440)に記録(格納)されて提供されてもよいし、或いは制御部300に接続される通信回線(不図示)を通じて当該制御部300へ提供されてもよい。また、これらの各機能を実現するための所定のプログラムがインストールされる制御部300は、騒音測定システム10の各部に対して動作制御指示を与え得るものであれば、必ずしも騒音測定システム10に搭載されていなくてもよく、当該騒音測定システム10に通信回線を介して接続されたものであってもよい。
制御部300のCPU610には、内部バス(不図示)を介して、上記した(外部)記録手段としての記録部440が接続される。記録部440は、例えばSDカード(登録商標)等のフラッシュメモリである。
また、CPU610には、内部バスを介して、RTC630が接続される。RTC630は、制御部300への電力供給が切られている間も現在時刻を計測するよう構成される。
また、CPU610には、内部バスを介して、AD変換部640が接続される。AD変換部640には、上記した感雨計520および湿度計540が接続され、感雨計520および湿度計540が計測したアナログ値をデジタル値に変換するよう構成される。
また、CPU610には、水晶振動子650が接続される。水晶振動子650は、CPU610の動作クロックを生成するよう構成される。
また、CPU610には、インターフェースとしてのRS232C680を介して、騒音計200およびメール送信部420が接続される。
また、CPU610には、内部バスを介して、例えばタッチパネル等の入出力部が接続される。入出力部は、騒音計200の測定結果等を表示すると共に、制御部300における各種設定を入力可能に構成される。
その他、本実施形態の騒音測定システム10は、電波信号によって当該騒音測定システム10を起動させることが可能な無線スイッチ受信部452および無線スイッチ送信部454を有する。無線スイッチ受信部452はCPU610に接続され、一方で、無線スイッチ送信部454は騒音に対して苦情を持つ近隣住民に渡される。騒音に対して苦情を持つ近隣住民は、苦情の対象となった騒音が発生したときに、無線スイッチ送信部454のスイッチを押す。無線スイッチ受信部452は、無線スイッチ送信部454から送信される信号を受信したときに、当該騒音測定システム10を起動し、騒音測定を開始させる。
また、騒音測定システム10は、電力供給源としてのバッテリ470を有する。バッテリ470は、AD変換部640に接続され、またDC/DCコンバータ460を介して、CPU610、騒音計200、メール送信部420および無線スイッチ受信部452に接続される。これにより、バッテリ470は、AD変換部640、CPU610、騒音計200、メール送信部420および無線スイッチ受信部452に電力を供給するよう構成される。なお、騒音測定システム10にAC100Vを供給可能な場合は、バッテリ470は設けられていなくても良い。
(2)騒音測定方法
次に、図3を用い、本実施形態に係る騒音測定方法について説明する。図3は、本実施形態に係る騒音測定方法のフローを示す図である。
架空送電設備90の近隣住民から苦情を受けた際、例えば騒音測定システム10を使用するユーザが入出力部から騒音測定の開始を入力することにより、以下のように騒音測定システム10による騒音測定を開始する。なお、上述のように、近隣住民が無線スイッチ送信部454のスイッチを押すことにより騒音測定を開始しても良い。
(騒音測定工程S110)
まず、マイク100により騒音を取得し、騒音計200により騒音の周波数解析(1/3オクターブバンド分析)を行って騒音スペクトルを取得する(S110)。なお、マイク100により騒音を取得し、騒音計200により騒音スペクトルを取得することを単に「騒音測定」と呼ぶ。
ここで、図4(a)は、騒音スペクトルの一例を示す図である。図4(a)に示されているように、騒音スペクトルにおいて、苦情の対象となった騒音に起因して、暗騒音の騒音レベルよりも卓越したピークが現れる。架空送電設備90から発生する騒音の音源は、(1)送電線からの風音、(2)送電線からのコロナ音、(3)碍子からの風音、(4)送電鉄塔からの風音、に大別され、これらの騒音は、それぞれ固有の周波数帯と音色とを有している。苦情の対象となった騒音の種類に応じた固有の周波数帯において、騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越する。例えば、苦情の対象となった騒音の周波数帯が低いほど、騒音は低い音として聞こえ、苦情の対象となった騒音の周波数帯が高いほど、騒音は甲高い音として聞こえる。
騒音スペクトルを最初に測定した際、架空送電設備90の近隣住民からの苦情の対象となった騒音の音色および発生状況等が確認される。例えば入出力部において、近隣住民からの苦情の対象となった騒音に応じた周波数帯が、後述する卓越量が判定される「判定用周波数帯」として予め(手入力によって)設定される。
(卓越判定工程S120)
卓越判定部320は、以下のようにして、騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量Dが、所定の閾値dth以上であるか否かを判定する(S120)。
ここで、図4(b)は、図4(a)の騒音スペクトルの一部を拡大した図である。図4(b)に示されているように、騒音スペクトルのうち第1周波数帯w(図の例では125Hz)における第1騒音レベルL(w)が、暗騒音の騒音レベルよりも卓越している。第1周波数帯wは、上記した判定用周波数帯として設定されている。
判定用周波数帯としての第1周波数帯wにおける卓越量Dは、第1周波数帯wより所定周波数(1/3オクターブ)小さい第2周波数帯wにおける第2騒音レベルL(w)と、第1周波数帯wより所定周波数(1/3オクターブ)大きい第3周波数帯wにおける第3騒音レベルL(w)と、の平均値(L(w)+L(w))/2との差分で求められる。すなわち、判定用周波数帯としての第1周波数帯wにおける卓越量Dは、以下の式(1)で求められる。
D=L(w)−(L(w)+L(w))/2 ・・・(1)
このとき、式(1)で求められる卓越量Dが、所定の閾値dth以上であるか否かを判定する。
(記録工程S130)
ここで、図5は、時間に対する判定用周波数における卓越量を示す図である。図5において、横軸は時間であり、縦軸は、上記した式(1)で求められる判定用周波数における卓越量Dを示している。図5に示されているように、例えば時刻tのとき、判定用周波数における卓越量Dは、閾値dth以上となっている。
判定用周波数における卓越量Dが閾値dth以上であるとき(S120でYes)、トリガー発生部340は、トリガーを発生させる。また、トリガーが発生したとき、記録制御部360は、マイク100が取得した騒音の騒音データ(全周波数の音声データ)を記録部440に所定時間Δt記録する(S130)。トリガーが発生してから騒音データを記録する所定時間Δtは、例えば、騒音データを記録するために関わる各部を立ち上げるために必要な時間以上に設定され、具体的には5秒以上である。
このように騒音データを記録部440に所定時間Δt記録し、騒音データが記録された後(例えば後日)、所定時間Δt記憶された騒音データを、苦情を持った近隣住民に対して再生する。これにより、記録された騒音データの騒音が苦情の対象となった騒音であるか否かを確認することができる。
また、トリガー発生部340がトリガーを発生させたとき、記録制御部360は、騒音データを記録するとともに、(騒音測定開始からの)トリガーが発生した回数を計測して記録部440に記録する。記録制御部360がトリガー発生回数を記録することにより、苦情の対象となった騒音の発生の有無、騒音が発生した頻度を明確に把握することができる。
また、このとき、記録制御部360は、騒音データを記録するとともに、感雨計520が検知した降雨または降雪の有無、および湿度計540が計測した湿度を記録部440に記録する。これにより、例えば苦情の対象となった騒音がコロナ音である場合に、コロナ音と、コロナ音が発生したときの湿度等との相関を把握することができる。
なお、判定用周波数における卓越量Dが閾値dth未満であるとき(S120でNo)、記録工程S130は行わない。
(メール送信判定工程S140)
次に、架空送電設備90を管理する電力会社等に対して、騒音測定に係る情報を含むメールを送信するときか否かを判定する。例えば、メール送信部420は、所定時間毎にメールを送信するよう予め設定されている。メール送信部420がメールを送信する時間間隔は、少なくとも騒音データの記録時間よりも長く、例えば10分以上24時間以下である。
(終了判定S160)
現時点が(所定時間毎に)メールを送信するタイミングでないとき(S140でNo)、メール送信部420は、後述するメール送信工程S150を行わず、騒音測定を終了するか否かを判定する(S160)。騒音測定を終了するタイミング(終了条件)は、例えば、騒音測定システム10を使用するユーザが入出力部から停止を入力したときや、所定時間、騒音測定が行われたときなどである。後者の場合(所定時間経過後に騒音測定を終了させる場合)、騒音測定の開始から終了までの時間は、少なくともメール送信部420がメールを送信する時間間隔以上であり、例えば10分以上である。
騒音測定を終了しないとき(S160でNo)、騒音測定を継続する。例えば、S160でNoからS110に戻り、S120からS140に至るまでの一連のサイクルを、メール送信部420がメールを送信するタイミングとなるまで繰り返す。
例えば図5のその後のフローにおいて、時刻tのときに、判定用周波数における卓越量Dが閾値dth以上となっており(S120でYes)、トリガー発生部340がトリガーを発生させることにより、記録制御部360は、騒音データを記録部440に所定時間Δt記録する(S130)。また、このとき、記録制御部360はトリガーが発生した回数を積算する。
このように、メール送信部420がメールを送信するタイミングとなるまでの間、判定用周波数における卓越量Dが閾値dth以上となった毎に、トリガー発生部340がトリガーを発生させ、記録制御部360が騒音データを記録部440に所定時間Δt記録していく。また、記録制御部360はトリガーが発生した回数を積算していく。
(メール送信工程S150)
図5において、時刻tのとき、(所定時間毎に)メールを送信するタイミングとなっている。このように、現時点(時刻t)が(所定時間毎に)メールを送信するタイミングであるとき(S140でYes)、メール送信部420は、架空送電設備90を管理する電力会社等に対して、メールを送信する時間間隔内に積算したトリガーが発生した回数をメールで送信する(S150)。メール送信部420が架空送電設備90を管理する電力会社宛てにトリガー発生回数を定期的にメールで送信することにより、電力会社は、遠隔地において、苦情の対象となった騒音の発生の有無、および騒音が発生した頻度を把握することができる。
なお、メールを送信するタイミングは、記録制御部360が記録部440に所定時間Δt騒音データを記録している間であってもよい。
(終了判定S160)
メール送信部420がメールを送信した後においても、騒音測定を終了しないとき(S160でNo)、騒音測定を継続する。例えば、上述と同様に、S160でNoからS110に戻り、S120からS140に至るまでの一連のサイクルを、再度、メール送信部420がメールを送信するタイミングとなるまで繰り返す。
一方、例えば、騒音測定開始から所定時間経過し、騒音測定を終了するとき(S160でYes)、騒音測定システム10を停止する。
(3)本実施形態に係る効果
本実施形態やその変形例によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
(a)本実施形態によれば、卓越判定部320は、騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量Dが、所定の閾値dth以上であるか否かを判定する(S120)。判定用周波数における卓越量Dが閾値dth以上であるとき(S120でYes)、トリガー発生部340は、トリガーを発生させる。また、トリガーが発生したとき、記録制御部360は、マイク100が取得した騒音の騒音データ(全周波数の音声データ)を記録部440に所定時間Δt記録する(S130)。これにより、暗騒音より卓越した騒音が発生したことを明確に把握するとともに、騒音データの容量を減らすことができる。
ここで、これまでの騒音測定方法について説明する。架空送電設備の近隣に住む住民から騒音に対する苦情を受けた場合、苦情の対象となった騒音の発生の有無に関わらず、架空送電設備における騒音を所定時間記録した後、記録した全ての騒音データを周波数解析していた。この場合、記録した全ての騒音データを解析しなければ、暗騒音より卓越した騒音が発生したか否かを把握することができない可能性があった。また、暗騒音より卓越した騒音が発生していない間の必要のない騒音データも記録されるため、騒音データの容量が増大する可能性があった。
これに対して、本実施形態によれば、特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量Dが、所定の閾値dth以上となったときだけ、所定時間Δt、騒音データが記録される。騒音データが記録されたということは、暗騒音よりも卓越した騒音が発生したことを意味する。したがって、騒音データが記録されたか否かを確認することにより、暗騒音よりも卓越した騒音が発生したことを明確に把握することができる。また、暗騒音より卓越した騒音が発生していない間の必要のない騒音データは記録部440に記録されないことにより、騒音データの容量を減らすことができる。
このように、本実施形態によれば、暗騒音より卓越した騒音が発生したことを明確に把握するとともに、騒音データの容量を減らすことができる騒音測定システム、騒音測定プログラム及び騒音測定方法を提供することができる。
(b)本実施形態によれば、記録制御部360は、騒音データを記録するとともに、トリガーが発生した回数を計測して記録部440に記録する。記録制御部360がトリガー発生回数を記録することにより、苦情の対象となった騒音の発生の有無、騒音が発生した頻度を明確に把握することができる。
(c)本実施形態によれば、メール送信部420は、架空送電設備90を管理する電力会社(騒音測定システム10を使用するユーザ)等に対して、トリガーが発生した回数をメールで送信する(S150)。ここで、架空送電設備90を管理する電力会社は、架空送電設備90の近隣住民から騒音に関する問い合わせがあった際に、苦情の対象となった騒音が発生したか否かを把握しておくことが重要となる。したがって、本実施形態のように、メール送信部420が架空送電設備90を管理する電力会社宛てにトリガー発生回数を定期的にメールで送信することにより、電力会社は、苦情の対象となった騒音の発生の有無、および騒音が発生した頻度を把握することができる。
<本発明の第2実施形態>
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、判定用周波数が騒音測定を行うときに応じて任意に設定される点が第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる要素についてのみ説明し、第1実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)騒音測定方法
図6を用い、本実施形態に係る騒音測定方法について説明する。図6は、本実施形態に係る騒音測定方法のフローを示す図である。
近隣住民からの苦情の対象となった騒音の音源が事前に特定できず、予め判定用周波数帯を設定することができない場合がある。また、近隣住民からの苦情の対象となった騒音が複数あり、これらの騒音がランダムに発生する場合も考えられる。そこで、本実施形態では、以下のようにして判定用周波数帯を特定する。
(騒音測定工程S110)
まず、マイク100により騒音を取得し、騒音計200により騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する(S110)。
(卓越周波数帯判定工程S112)
次に、卓越判定部320は、騒音スペクトルの中で、騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越周波数帯があるか否かを判定する(S112)。騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越周波数帯があるか否かは、例えば、騒音スペクトルの中で傾きが変化するピーク(極大点)を検出することによって判定される。
(周波数帯特定工程S114)
騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越周波数帯があるとき(S112でYes)、卓越判定部320は、当該卓越周波数帯を、卓越量が判定される判定用周波数帯として特定する(S114)。なお、卓越周波数帯が複数ある場合は、それぞれの卓越周波数帯を異なる判定用周波数帯として特定する。
なお、騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越周波数帯がないとき(S112でNo)、周波数帯特定工程S114から記録工程S130までの工程を行わない。
(卓越判定工程S120)
卓越判定部320は、騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量Dが、所定の閾値dth以上であるか否かを判定する(S120)。
このとき、閾値dthを暗騒音の揺らぎの幅よりも高くしておく。これにより、周波数特定工程S114において、暗騒音の揺らぎによって生じたピークが判定用周波数帯として特定されてしまった場合などに、トリガー発生部340が誤ってトリガーを発生させることを抑制することができる。
(記録工程S130)
判定用周波数における卓越量Dが閾値dth以上であるとき(S120でYes)、トリガー発生部340によってトリガーが発生したとき、記録制御部360は、騒音データを記録するとともに、判定用周波数帯を記録する(S130)。これにより、騒音の音色と、騒音スペクトルの中でピークとなった周波数帯との関係を把握することができる。
(メール送信工程S150)
現時点がメールを送信するタイミングであるとき(S140でYes)、メール送信部420は、架空送電設備90を管理する電力会社等に対して、トリガーが発生した回数とともに、トリガーが発生したときの判定用周波数をメールで送信する(S150)。これにより、電力会社は、遠隔地において、発生頻度の高い騒音の周波数帯を把握することができる。
以降の工程は、第1実施形態と同様である。
(2)本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、騒音測定を行うときに応じて、騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越していた卓越周波数帯を、判定用周波数帯として任意に変更可能に特定する。これにより、任意の騒音の音源から任意のタイミングで発生する騒音の騒音データを、その発生するタイミングに応じて所定時間Δt取得することができる。したがって、本実施形態は、近隣住民からの苦情の対象となった騒音の音源が事前に特定できない場合や、近隣住民からの苦情の対象となった騒音が複数あり、これらの騒音がランダムに発生する場合に特に有効である。
<本発明の他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上述の実施形態では、制御部300が卓越判定部320、トリガー発生部340および記録制御部360として機能する場合について説明したが、騒音計が、卓越判定部、トリガー発生部および記録制御部の少なくともいずれかとして機能してもよい。
また、上述の実施形態では、騒音測定工程S110から記録工程S130までの工程と、メール送信判定工程S140からメール送信工程S150までの工程と、を一連のフローとして実行する場合について説明したが、騒音測定工程S110から記録工程S130までの工程と、メール送信判定工程S140からメール送信工程S150までの工程と、を別々の並行したフローとして実行しても良い。
また、上述の実施形態では、メール送信部420が架空送電設備90を管理する電力会社(騒音測定システム10を使用するユーザ)宛てに定期的にメールで送信する場合について説明したが、メール送信部はトリガーが発生した毎にメールを送信してもよい。
また、上述の実施形態では、メール送信部420が架空送電設備90を管理する電力会社(騒音測定システム10を使用するユーザ)宛てにトリガー発生回数を定期的にメールで送信する場合について説明したが、騒音測定システム10にAC100Vが供給可能である場合、メール送信部420は、架空送電設備を管理する電力会社(騒音測定システムを使用するユーザ)等に対して、騒音データ(音声データ)を定期的にメールで送信してもよい。
10 騒音測定システム
100 マイク(集音手段)
200 騒音計(騒音計測手段)
300 制御部(制御手段)
320 卓越判定部(卓越判定手段)
340 トリガー発生部(トリガー発生手段)
360 記録制御部(記録制御手段)
420 メール送信部(メール送信手段)
440 記録部(記録手段、外部記録手段)
452 無線スイッチ受信部
454 無線スイッチ送信部
460 DC/DCコンバータ
470 バッテリ
520 感雨計(感雨計測手段)
540 湿度計(湿度計測手段)
610 CPU
620 メモリ
630、RTC
640 AD変換部
650 水晶振動子
680 RS232C
900 送電線
920 送電鉄塔

Claims (8)

  1. 騒音を取得する集音手段と、
    騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測手段と、
    前記騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定手段と、
    前記卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させるトリガー発生手段と、
    前記トリガーが発生したときに、前記集音手段が取得した騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する記録制御手段と、
    を有する
    ことを特徴とする騒音測定システム。
  2. 前記卓越量判定部は、
    前記騒音スペクトルのうち前記判定用周波数帯としての第1周波数帯における第1騒音レベルが、前記第1周波数帯より所定周波数小さい第2周波数帯における第2騒音レベルと、前記第1周波数帯より所定周波数大きい第3周波数帯における第3騒音レベルと、の平均値よりも卓越した卓越量が、前記閾値以上であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の騒音測定システム。
  3. 前記記録制御手段は、前記トリガーが発生した回数を計測して前記記録手段に記録する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の騒音測定システム。
  4. 前記トリガーが発生した回数を所定時間毎にメールで送信するメール送信手段を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の騒音測定システム。
  5. 前記判定用周波数帯は予め定められる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の騒音測定システム。
  6. 前記卓越判定手段は、
    前記騒音スペクトルの中で、騒音レベルが前記暗騒音の前記騒音レベルよりも卓越した卓越周波数帯があるか否かを判定し、
    前記卓越周波数帯があるときに、当該卓越周波数帯を前記判定用周波数帯として特定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の騒音測定システム。
  7. 騒音を取得する集音手段と、
    騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測手段と、
    を有する騒音測定システムに用いられるコンピュータを、
    前記騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定手段と、
    前記卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させるトリガー発生手段と、
    前記トリガーが発生したときに、前記集音手段が取得した騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する記録制御手段と、
    として機能させる
    ことを特徴とする騒音測定プログラム。
  8. 騒音を取得し、騒音の周波数解析を行って騒音スペクトルを取得する騒音計測工程と、
    前記騒音スペクトルの中の特定の判定用周波数帯における騒音レベルが暗騒音の騒音レベルよりも卓越した卓越量が、所定の閾値以上であるか否かを判定する卓越判定工程と、
    前記卓越量が所定の閾値以上であるときに、トリガーを発生させることにより、騒音の騒音データを記録手段に所定時間記録する騒音データ記録工程と、
    を有する
    ことを特徴とする騒音測定方法。
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