JP2015175492A - 弁 - Google Patents

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森村 克
Katsu Morimura
克 森村
正範 中尾
Masanori Nakao
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Abstract

【課題】両フランジ部間に隙間が発生するのを防止することができ、狭いスペース内でも設置可能な弁を提供する。【解決手段】ねじ部材26で締結された一対のフランジ部19,22と、両フランジ部19,22が離間するのを阻止する補助接合装置14とを有する弁であって、補助接合装置14は、両フランジ部19,22の外周縁を取囲むように設けられた環状の保持輪体29と、両フランジ部19,22の外周縁に押付けられて両フランジ部19,22が離間するのを阻止する離間阻止部材31と、離間阻止部材31を両フランジ部19,22の外周縁に押圧する押圧部材34とを有し、離間阻止部材31は両フランジ部19,22の外周と保持輪体29の内周との間に保持され、押圧部材34は保持輪体29に保持されている。【選択図】図5

Description

本発明は、ねじ部材で締結された一対のフランジ部を有する弁であり、例えば埋設された水道管等に取り付けられる補修弁等に関する。
従来、図12に示すように、ボルト101,ナット102で締結された一対のフランジ部103,104を有する仕切弁105があり、この仕切弁105の周囲はケーシング106で覆われている。ケーシング106には、両フランジ部103,104間を水密に圧接するための保持装置107が設けられている。保持装置107は、両フランジ部103,104を挟むコ形状の保持部材108と、保持部材108を両フランジ部103,104の外周縁に押圧するねじ式の操作部109とを有している。保持部材108には凹部110が形成されており、操作部109はケーシング106に取り付けられている。
これによると、操作部109を回して保持部材108を両フランジ部103,104の外周縁に押し付け、両フランジ部103,104の外周縁を保持部材108の凹部110に嵌め込むことにより、両フランジ部103,104が保持部材108によって挟まれる。これにより、両フランジ部103,104が確実に接合され、万一、仕切弁105に外力が作用してボルト101が伸びたり弛んだりしても、両フランジ部103,104間に隙間が発生するのを防止することができる。
尚、上記のような仕切弁105については例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2007−177945
しかしながら上記の従来形式では、保持装置107はケーシング106に設けられているので、保持装置107を設けるためには、仕切弁105の周囲をケーシング106で覆う必要があり、仕切弁105を設置するための設置スペースがケーシング106を備えることにより大幅に増大し、狭いスペース内に仕切弁105とケーシング106とを設置することは困難であるといった問題がある。
本発明は、両フランジ部間に隙間が発生するのを防止することができるとともに、狭いスペース内でも設置可能な弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、ねじ部材で締結された一対のフランジ部と、これら両フランジ部が離間するのを阻止する補助接合装置とを有する弁であって、
補助接合装置は、両フランジ部の外周縁を取り囲むように設けられた環状の保持輪体と、両フランジ部の外周縁に押し付けられて両フランジ部が離間するのを阻止する離間阻止部材と、離間阻止部材を両フランジ部の外周縁に押圧する押圧部材とを有し、
離間阻止部材は両フランジ部の外周と保持輪体の内周との間に保持され、
押圧部材は保持輪体に保持されているものである。
これによると、離間阻止部材が押圧部材によって両フランジ部の外周縁に押し付けられ、両フランジ部が離間するのを阻止される。これにより、万一、弁に外力が作用してねじ部材が伸びたり弛んだりしても、両フランジ部間に隙間が発生するのを防止することができる。
また、保持輪体は両フランジ部の外周縁を取り囲むように設けられ、押圧部材は保持輪体に保持され、離間阻止部材は両フランジ部の外周と保持輪体の内周との間に保持されているので、補助接合装置を設けるために、従来のような弁の周囲を覆う大型のケーシングは不要になる。従って、狭いスペース内でも、補助接合装置を有する弁を設置することができる。
本第2発明における弁は、離間阻止部材は第1および第2係合部を有し、
一方のフランジ部の外周面に第1被係合部が設けられ、
他方のフランジ部の外周面に第2被係合部が設けられ、
第1係合部が第1被係合部に係合し、
第2係合部が第2被係合部に係合するものである。
これによると、離間阻止部材の第1係合部が一方のフランジ部の第1被係合部に係合し、第2係合部が他方のフランジ部の第2被係合部に係合することにより、両フランジ部が離間するのを阻止することができる。
また、離間阻止部材の大きさをフランジ部の厚さ方向において小型化することができるため、フランジ部の厚さ方向において制限された狭いスペースしか確保できなくても、離間阻止部材を保持することができる。
本第3発明における弁は、離間阻止部材は凹部を有し、
両フランジ部の外周縁が凹部に嵌め込まれるものである。
これによると、離間阻止部材が押圧部材によって両フランジ部の外周縁に押し付けられ、両フランジ部の外周縁が離間阻止部材の凹部に嵌め込まれることにより、両フランジ部が離間するのを阻止することができる。
本第4発明における弁は、凹部はフランジ部の厚さ方向において対向する一対の対向面を有し、
両対向面は奥部に向かって間隔が縮小する楔構造を有しているものである。
これによると、両フランジ部の外周縁が離間阻止部材の凹部に嵌め込まれた状態で、離間阻止部材が押圧部材によって両フランジ部の外周縁に押し付けられている際、両フランジ部の外周縁が凹部の両対向面間に挟まれることにより、両フランジ部は楔作用によって互いに接近する方向へ押圧されるため、両フランジ部が離間するのをより確実に阻止することができる。
本第5発明における弁は、両フランジ部はそれぞれねじ部材が挿入される貫通孔を有し、
両フランジ部の貫通孔に、両フランジ部が離間するのを阻止する補助離間阻止具が設けられ、
補助離間阻止具は、両フランジ部の貫通孔に挿入される筒部と、筒部の一端部に形成された第1離間阻止体と、筒部の他端部に形成された第2離間阻止体とを有し、
一方のフランジ部は他方のフランジ部から離間する方向において第1離間阻止体に係合し、
他方のフランジ部は一方のフランジ部から離間する方向において第2離間阻止体に係合し、
ねじ部材は筒部に挿入され、
第1離間阻止体と第2離間阻止体とのいずれかは、複数のスリットが形成された筒部の端部を径方向外側へ折り曲げることによって形成されるものである。
これによると、両フランジ部が補助離間阻止具の第1離間阻止体と第2離間阻止体との間に挟まれ、一方のフランジ部が補助離間阻止具の第1離間阻止体に係合するとともに他方のフランジ部が補助離間阻止具の第2離間阻止体に係合することにより、両フランジ部が離間するのを阻止することができる。これにより、万一、弁に外力が作用してねじ部材が伸びたり弛んだりしても、両フランジ部間に隙間が発生するのを防止することができる。
また、補助離間阻止具は両フランジ部の貫通孔に設けられているので、補助離間阻止具を設けるために、従来のような弁の周囲を覆う大型のケーシングは不要になる。従って、狭いスペース内でも、補助離間阻止具を有する弁を設置することができる。
さらに、補助離間阻止具を設ける場合、複数のスリットが形成された端部を折り曲げていない状態で、筒部を両フランジ部の貫通孔に挿入し、その後、複数のスリットが形成された筒部の端部を径方向外側へ折り曲げて、第1離間阻止体と第2離間阻止体とのいずれかを形成する。これにより、補助離間阻止具を両フランジ部の貫通孔に容易に設けることができる。
以上のように本発明によると、万一、弁に外力が作用してねじ部材が伸びたり弛んだりしても、両フランジ部間に隙間が発生するのを防止することができる。また、補助接合装置を設けるために、従来のような弁の周囲を覆う大型のケーシングは不要になり、狭いスペース内でも、補助接合装置を有する弁を設置することができる。
本発明の第1の実施の形態における補助接合装置を備えた補修弁の側面図である。 同、補修弁の弁箱の側面図である。 図1におけるX−X矢視図である。 同、補修弁の補助接合装置の分解断面図である。 図3におけるX−X矢視図である。 図3におけるY−Y矢視図である。 本発明の第2の実施の形態における補修弁の補助離間阻止具の断面図である。 同、補助離間阻止具を補修弁に取り付ける前の図である。 図7におけるX−X矢視図である。 図7におけるY−Y矢視図である。 本発明の第3の実施の形態における補修弁の補助離間阻止具の断面図である。 従来の保持装置を備えた仕切弁の図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は埋設された水道管であり、水道管1には、空気弁2が補修弁3(弁の一例)を介して設けられている。空気弁2は、水道管1を充水する際に管内の空気を外部に排気し、管内の水を排水する際に外部の空気を管内に吸気する機能を有している。
補修弁3は、ボール弁であり、弁箱11と、弁箱11内に収納された弁体(図示省略)と、弁棒12(図2,図5参照)と、開閉操作用の操作レバー13と、補助接合装置14とを有している。操作レバー13は弁棒12の先端部に取り付けられている。
図2に示すように、弁箱11は第1弁箱体15と第2弁箱体16とに上下二分割されており、第1弁箱体15は上フランジ部18と第1中間フランジ部19(一方のフランジ部の一例)とを有し、第2弁箱体16は下フランジ部21と第2中間フランジ部22(他方のフランジ部の一例)とを有している。また、第2弁箱体16の外周部には、弁棒12が貫通するボス部24が設けられている。
図2,図3に示すように、第1および第2中間フランジ部19,22はそれぞれ、径方向外側へ張り出す張出部25を、周方向に所定角度(図3では90°)おきに振り分けられた複数箇所(図3では4箇所)に有している。第1中間フランジ部19と第2中間フランジ部22とは、各張出部25において、複数のボルト26(ねじ部材の一例)によって締結されている。
図4に示すように、第1中間フランジ部19の外周面には第1溝27(第1被係合部の一例)が形成され、第2中間フランジ部22の外周面には第2溝28(第2被係合部の一例)が形成されている。尚、これら第1および第2溝27,28は、第1および第2中間フランジ部19,22の全周にわたって形成されているのではなく、ボス部24の形成箇所に対応する両中間フランジ部19,22の一つの張出部25(図3の(A)参照)の外周のみに形成されている。
図5,図6に示すように、補助接合装置14は、第1および第2中間フランジ部19,22が離間するのを阻止する装置であって、両中間フランジ部19,22の外周縁を取り囲むように設けられた環状の保持輪体29と、両中間フランジ部19,22の外周縁に押し付けられて両中間フランジ部19,22が離間するのを阻止する第1および第2離間阻止部材31,32と、第1および第2離間阻止部材31,32を両中間フランジ部19,22の外周縁に押圧する複数の押圧ボルト34(押圧部材の一例)とを有している。
図3に示すように、保持輪体29は一方および他方の分割輪体37,38に二分割されており、これら両分割輪体37,38は、ボルト,ナットからなる連結具39によって連結されている。また、図4〜図6に示すように、保持輪体29には、内周側に開放された保持凹部40が形成されている。
図3に示すように、第1および第2離間阻止部材31,32は、弁箱11の軸心方向から見て円弧状に形成されており、両中間フランジ部19,22の張出部25の外周と保持輪体29の内周との間に保持されている。また、押圧ボルト34は、保持輪体29に螺合して保持され、保持輪体29を径方向において貫通している。
図3に示すように、第1および第2離間阻止部材31,32のうち、第1離間阻止部材31は、1個設けられており、ボス部24の形成箇所に対応する張出部25(図3の(A)参照)の位置に保持されている。また、残りは第2離間阻止部材32であり、これら第2離間阻止部材32は、ボス部24の形成箇所に対応する張出部25以外の張出部25の位置にそれぞれ保持されている。
図4,図5に示すように、第1離間阻止部材31は、内周側に、中間フランジ部19,22の厚さ方向Tにおいて対向する一対の第1および第2突部41,42(第1および第2係合部の一例)を有し、外周部に、保持輪体29の保持凹部40に嵌め込まれる嵌込部43を有している。第1突部41が第1溝27に係合し、第2突部42が第2溝28に係合する。
図6に示すように、第2離間阻止部材32は、内周側に開放された凹部45を有するとともに、外周部に、保持輪体29の保持凹部40に嵌め込まれる嵌込部46を有している。凹部45は中間フランジ部19,22の厚さ方向Tにおいて対向する一対の対向面47を有している。両対向面47は、奥部(径方向外側)に向かって間隔が縮小するように傾斜したテーパー状の楔構造を有している。両中間フランジ部19,22の外周縁が凹部45に嵌め込まれ、対向面47は中間フランジ部19,22の外周縁の角部19a,22aに当接する。
また、地上から補修弁3の操作レバー13を操作すべく空気弁2の上方に空間を形成するために、弁筐(図示省略)が空気弁2の設置箇所に埋設されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
図5,図6に示すように、第1および第2離間阻止部材31,32がそれぞれ各押圧ボルト34によって両中間フランジ部19,22の外周縁に押し付けられ、図5に示すように、第1離間阻止部材31の第1突部41が第1中間フランジ部19の第1溝27に係合し、第2突部42が第2中間フランジ部22の第2溝28に係合し、図6に示すように、両中間フランジ部19,22の外周縁が第2離間阻止部材32の凹部45に嵌め込まれることにより、両中間フランジ部19,22が離間するのを阻止することができる。
これにより、地震等の発生時、空気弁2の頭部が弁筐に衝突して補修弁3に外力が作用し、例えば補修弁3の弁箱11のボルト26が伸びたり弛んだりしても、補修弁3の弁箱11の両中間フランジ部19,22間に隙間が生じるのを防止することができ、水漏れを防止できる。
また、図6に示すように、両中間フランジ部19,22の外周縁は第2離間阻止部材32の凹部45の両対向面47間に挟まれ、両中間フランジ部19,22は楔作用によって互いに接近する方向へ押圧されるため、両中間フランジ部19,22が離間するのをより確実に阻止することができる。
また、保持輪体29は両中間フランジ部19,22の外周縁を取り囲むように設けられ、押圧ボルト34は保持輪体29に保持され、第1および第2離間阻止部材31,32は両中間フランジ部19,22の外周と保持輪体29の内周との間に保持されているため、補助接合装置14を設けるために、従来のような弁の周囲を覆う大型のケーシングは不要になる。従って、狭いスペース内でも、補助接合装置14を有する補修弁3を設置することができる。
また、図4,図6に示すように、中間フランジ部19,22の厚さ方向Tにおける第1および第2離間阻止部材31,32の高さH1,H2(大きさ)を比べると、第1離間阻止部材31の高さH1を第2離間阻止部材32の高さH2よりも小さくすることができる。従って、ボス部24の形成箇所においては、中間フランジ部19,22の厚さ方向Tにおいて制限された狭いスペースしか確保できないため、この箇所に第2離間阻止部材32を保持することは困難であるが、上記のように第1離間阻止部材31の高さH1が第2離間阻止部材32の高さH2よりも小さいため、ボス部24の形成箇所において狭いスペースしか確保できなくても、第1離間阻止部材31を保持することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、図7に示すように、ねじ部材は複数のボルト26とナット61とからなる。両中間フランジ部19,22には、ボルト26が挿入される複数の貫通孔62(図8参照)が形成されている。
両中間フランジ部19,22の各貫通孔62にはそれぞれ、両中間フランジ部19,22が離間するのを阻止する補助離間阻止具65が設けられている。図7〜図10に示すように、補助離間阻止具65は、貫通孔62に挿入される円筒状の筒部66と、筒部66の上端部(一端部)に形成された鍔部67(第1離間阻止体の一例)と、筒部66の下端部(他端部)に形成された複数の折曲片68(第2離間阻止体の一例)とを有している。
ボルト26は筒部66に挿通されている。また、鍔部67は筒部66の上端部から径方向外側へ張り出している。図8に示すように、筒部66の下端部には、複数のスリット70(切れ込み)を有するスリット形成部71が形成されている。図8の仮想線で示すようにスリット形成部71のスリット70を径方向外側へ折り曲げることによって、図10に示すように複数の折曲片68が形成される。
以下、上記構成における作用を説明する。
図7に示すように、両中間フランジ部19,22が各補助離間阻止具65の鍔部67と折曲片68との間に挟まれ、第1中間フランジ部19は第2中間フランジ部22から離間する方向(厚さ方向T)において鍔部67に係合するとともに、第2中間フランジ部22は第1中間フランジ部19から離間する方向(厚さ方向T)において折曲片68に係合する。これにより、両中間フランジ部19,22が厚さ方向Tに離間するのを阻止することができ、地震等の発生時、空気弁2の頭部が弁筐に衝突して補修弁3に外力が作用し、例えば、補修弁3の弁箱11のボルト26が伸びたり弛んだりしても、両中間フランジ部19,22間に隙間が生じるのを防止することができ、水漏れを防止できる。
また、補助離間阻止具65は両中間フランジ部19,22の貫通孔62に設けられているので、補助離間阻止具65を設けるために、従来のような弁の周囲を覆う大型のケーシングは不要になる。従って、狭いスペース内でも、補助離間阻止具65を有する補修弁3を設置することができる。
さらに、補助離間阻止具65を補修弁3に取付ける場合、図8の実線で示すように、スリット形成部71を折り曲げていない状態で、筒部66を両中間フランジ部19,22の貫通孔62に挿入し、次に、図8の仮想線で示すように、スリット形成部71を径方向外側へ折り曲げて、複数の折曲片68を形成する。これにより、図7に示すように、補助離間阻止具65を両中間フランジ部19,22の貫通孔62に容易に設けることができる。その後、補助離間阻止具65の筒部66にボルト26を挿通し、ナット61をボルト26に螺合して締め込む。
上記第2の実施の形態では、図7に示すように、第1離間阻止体の一例として鍔部67を設け、第2離間阻止体の一例として折曲片68を設け、筒部66の下端部(他端部)を折り曲げることによって、第2離間阻止体すなわち折曲片68を形成しているが、第1離間阻止体の別の例として折曲片68を設け、第2離間阻止体の別の例として鍔部67を設け、筒部66の上端部(一端部)を折り曲げることによって、第1離間阻止体すなわち折曲片68を形成してもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、図11に示すように、いずれかの折曲片68をさらに屈曲してナット61の側面に当接させ、別の折曲片68をさらに屈曲して第2中間フランジ部22の外周面に当接させている。これにより、ナット61の回り止めが行え、ナット61の弛みを防止できる。
上記各実施の形態では、図3に示すように、第1および第2離間阻止部材31,32を四箇所設けているが、四箇所以外の複数箇所設けてもよい。尚、狭いスペースしか確保できないボス部24の形成箇所のみに第1離間阻止部材31を設けているが、ボス部24の形成箇所以外の箇所に設けてもよい。
上記各実施の形態では、図3に示すように、保持輪体29を二分割しているが、二分割以外の複数分割したものでもよい。
上記各実施の形態では、図4に示すように、第1および第2係合部の一例として、第1および第2突部41,42を第1離間阻止部材31に設け、第1被係合部の一例として、第1溝27を第1中間フランジ部19に設け、第2被係合部の一例として、第2溝28を第2中間フランジ部22に設けているが、第1および第2係合部の別の例として、第1および第2溝27,28を第1離間阻止部材31に設け、第1被係合部の別の例として、第1突部41を第1中間フランジ部19に設け、第2被係合部の別の例として、第2突部42を第2中間フランジ部22に設けてもよい。
上記各実施の形態では、図に示すように、第1および第2中間フランジ部19,22はそれぞれ、複数の張出部25を有しているが、張出部25が形成されていない円形のフランジ部であってもよい。また、張出部25を各中間フランジ部19,22の四箇所にそれぞれ形成しているが、四箇所以外の複数箇所又は単数箇所に形成してもよい。
上記各実施の形態では、弁の一例として補修弁3を挙げたが、補修弁3以外の弁であってもよい。
3 補修弁(弁)
14 補助接合装置
19 第1中間フランジ部(一方のフランジ部)
22 第2中間フランジ部(他方のフランジ部)
26 ボルト(ねじ部材)
27 第1溝(第1被係合部)
28 第2溝(第2被係合部)
29 保持輪体
31 第1離間阻止部材
32 第2離間阻止部材
34 押圧ボルト(押圧部材)
41 第1突部(第1係合部)
42 第2突部(第2係合部)
45 凹部
47 対向面
61 ナット(ねじ部材)
62 貫通孔
65 補助離間阻止具
66 筒部
67 鍔部(第1離間阻止体)
68 折曲片(第2離間阻止体)
70 スリット

Claims (5)

  1. ねじ部材で締結された一対のフランジ部と、これら両フランジ部が離間するのを阻止する補助接合装置とを有する弁であって、
    補助接合装置は、両フランジ部の外周縁を取り囲むように設けられた環状の保持輪体と、両フランジ部の外周縁に押し付けられて両フランジ部が離間するのを阻止する離間阻止部材と、離間阻止部材を両フランジ部の外周縁に押圧する押圧部材とを有し、
    離間阻止部材は両フランジ部の外周と保持輪体の内周との間に保持され、
    押圧部材は保持輪体に保持されていることを特徴とする弁。
  2. 離間阻止部材は第1および第2係合部を有し、
    一方のフランジ部の外周面に第1被係合部が設けられ、
    他方のフランジ部の外周面に第2被係合部が設けられ、
    第1係合部が第1被係合部に係合し、
    第2係合部が第2被係合部に係合することを特徴とする請求項1記載の弁。
  3. 離間阻止部材は凹部を有し、
    両フランジ部の外周縁が凹部に嵌め込まれることを特徴とする請求項1記載の弁。
  4. 凹部はフランジ部の厚さ方向において対向する一対の対向面を有し、
    両対向面は奥部に向かって間隔が縮小する楔構造を有していることを特徴とする請求項3記載の弁。
  5. 両フランジ部はそれぞれねじ部材が挿入される貫通孔を有し、
    両フランジ部の貫通孔に、両フランジ部が離間するのを阻止する補助離間阻止具が設けられ、
    補助離間阻止具は、両フランジ部の貫通孔に挿入される筒部と、筒部の一端部に形成された第1離間阻止体と、筒部の他端部に形成された第2離間阻止体とを有し、
    一方のフランジ部は他方のフランジ部から離間する方向において第1離間阻止体に係合し、
    他方のフランジ部は一方のフランジ部から離間する方向において第2離間阻止体に係合し、
    ねじ部材は筒部に挿入され、
    第1離間阻止体と第2離間阻止体とのいずれかは、複数のスリットが形成された筒部の端部を径方向外側へ折り曲げることによって形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の弁。
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