JP2015173443A - 受信機 - Google Patents

受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015173443A
JP2015173443A JP2015031545A JP2015031545A JP2015173443A JP 2015173443 A JP2015173443 A JP 2015173443A JP 2015031545 A JP2015031545 A JP 2015031545A JP 2015031545 A JP2015031545 A JP 2015031545A JP 2015173443 A JP2015173443 A JP 2015173443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subtitle
information
caption
unit
decoding unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015031545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6461638B2 (ja
Inventor
馬場 秋継
Akitsugu Baba
秋継 馬場
俊二 砂崎
Shunji Sunazaki
俊二 砂崎
洋一 所
Yoichi Tokoro
洋一 所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP2015031545A priority Critical patent/JP6461638B2/ja
Publication of JP2015173443A publication Critical patent/JP2015173443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6461638B2 publication Critical patent/JP6461638B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】即時性を要する情報を迅速に通知できるようにしつつ、放送波の帯域を節約する。
【解決手段】受信機300は、映像ストリームを多重した放送波を受信する放送受信部と、受信した映像ストリームから、映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列を含む字幕情報を復号する字幕復号部304と、受信した映像ストリームから、字幕情報が圧縮されているか否かを示す圧縮情報を含む字幕情報テーブルを復号するテーブル復号部305と、字幕復号部304が復号した字幕情報のうち、字幕情報テーブルによって圧縮されていることが示されているものを、伸長する字幕伸長部306とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列を扱う受信機に関する。
近年、デジタルテレビ放送において字幕サービス(クローズドキャプション)が提供されており、従来の映像コンテンツに文字列を重畳することで、聴覚障碍者もテレビ放送を楽しむことができる。非特許文献1には、字幕情報をPES(Packetized Elementary Stream)に収容して伝送する技術が開示されている。また、字幕情報をMMT(MPEG Media Transport)のMFU(Media
Fragment Unit)やMPU(Media Processing Unit)に収容して伝送する方式が検討されている。字幕情報に含まれる字幕文字列は、字幕情報で定義される時刻制御モードに応じて、番組または時刻に同期して表示されたり、同期せずに受信後に即時表示されたりする。非特許文献1に記載の字幕情報には、映像コンテンツのうち当該字幕情報と同時に伝送される部分が表示されるタイミングで、当該部分に重畳して表示される字幕文字列が格納される。そのため、受信機は、受信した字幕情報を順次表示させることで、映像コンテンツに対応する字幕文字列を表示させることができる。
「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式 標準規格」、ARIB STD−B24、5.4版、社団法人電波産業会、平成21年12月16日
近年、Hybridcast(登録商標)など、HTML5に準拠して記述されたアプリケーションを実行する受信機が提案されている。このような受信機が実行するアプリケーションに、字幕情報を利用させることが求められている。HTML5に準拠して記述されたアプリケーションを用いて字幕文字列を表示させるにあたり、字幕情報としてXML(Extensible Markup Language)をベースにした情報を用いることが検討されている。しかしながら、XMLをベースにした情報は、テキストファイルであるためにデータ量が多く、放送波の帯域を圧迫することが懸念される。他方、データ量を減らすためにテキストファイルを圧縮したバイナリファイルを用いた場合、ファイルの伸長に時間を要するため、即時性を要する情報の通知が遅れることが懸念される。
本発明の目的は、上述した課題を解決する受信機を提供することにある。
第1の態様は、動画ストリームを受信するストリーム受信部と、前記受信した動画ストリームから、映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列を含む字幕情報を復号する字幕復号部と、前記受信した動画ストリームから、前記字幕情報が圧縮されているか否かを示す圧縮情報を含む字幕情報テーブルを復号するテーブル復号部と、前記字幕復号部が復号した字幕情報のうち、前記字幕情報テーブルによって圧縮されていることが示されているものを、伸長する字幕伸長部とを備える受信機である。
また、第2の態様は、第1の態様において、前記ストリーム受信部は、放送波に多重される前記動画ストリームを受信する受信機である。
また、第3の態様は、第1または第2の態様において、前記字幕情報は、TTMLで記述されたものであり、圧縮された前記字幕情報は、EXIにより圧縮されたものである受信機である。
また、第4の態様は、第1から第3の何れかの態様において、前記字幕情報テーブルには、前記字幕情報のスキーマを示す情報が含まれ、前記字幕伸長部は、前記テーブル復号部が復号した字幕情報テーブルに基づいて前記スキーマを取得し、当該スキーマに基づいて、前記字幕情報を伸長する受信機である。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、受信機は、字幕情報テーブルに基づいて字幕情報の圧縮の有無を判断し、字幕情報の伸長を行うか否かを決定する。これにより、放送事業者は、即時性を要しない情報については字幕情報を圧縮して伝送し、即時性を要する情報については字幕情報を圧縮せずに伝送することで、即時性を要する情報を迅速に通知できるようにしつつ、放送波の帯域を節約することができる。
第1の実施形態による放送システム1の構成を示す概略ブロック図である。 字幕情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る字幕文字列の表示方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態による放送システム1の構成を示す概略ブロック図である。 併合字幕情報の例を示す図である。 映像コンテンツ及び字幕情報を取得するHTML5アプリケーションの例を示す図である。 併合字幕情報の生成方法を示す図である。
《第1の実施形態》
以下、図面を参照しながら第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態による放送システム1の構成を示す概略ブロック図である。
放送システム1は、放送送出装置100と受信機300を備えるシステムである。なお、放送送出装置100は放送事業者が所有するものであり、受信機300は利用者が所有するものである。
放送送出装置100は、映像パケット生成部101と字幕パケット生成部102と放送部103とを備える。
映像パケット生成部101は、映像コンテンツをMPU(Media Processing Unit)データに格納する。
字幕パケット生成部102は、字幕情報をMPUデータに格納する。字幕情報は、TTML(Timed Text Markup Language)の形式で記述された情報または、TTMLをEXIで圧縮したデータである。また、字幕情報には、一の時刻に画面に表示される字幕文字列が含まれる。つまり、字幕情報は、経時的に変化する映像コンテンツの内容に合わせて逐次変化する。
図2は、字幕情報の一例を示す図である。
字幕情報は、図2に示すように、一の時刻に画面に表示される字幕文字列を格納するTTML形式のデータである。図2に示す例では、00:00:11:06から00:00:12:14までの時刻に表示される字幕文字列が字幕情報に格納されている。このように、字幕情報に一の時刻に画面に表示される字幕文字列を格納することで、字幕情報のデータサイズが小さくなり、放送送出装置100は、字幕情報を短時間で確実に送出することができる。また、字幕情報には、字幕文字列ごとに異なるIDが割り振られる。
また、字幕パケット生成部102は、字幕情報に関するメタデータを格納する字幕情報テーブルをMPUデータに格納する。字幕情報テーブルは、当該アセットで伝送中の全ての字幕情報ついての字幕モード及びスキーマURLと、伝送中の複数言語の字幕それぞれについての字幕ID、言語コード、表示モード、及び圧縮モードとを格納するテーブルである。字幕モードとは、当該字幕情報が、表示すべき字幕文字列を都度フラグメントで伝送する基本字幕情報であるか、番組において表示すべき字幕文字列を一括で伝送する字幕情報や、字幕文字列に加えて当該字幕文字列の装飾方法などを含む字幕情報などの拡張字幕情報であるかを示す情報である。スキーマURLは、XMLにより記述された字幕が圧縮されている場合に、当該字幕情報の伸長に利用する字幕のXMLスキーマを取得するためのURLを示す情報である。字幕IDとは、当該アセットで伝送する複数言語の字幕情報の、それぞれの言語の字幕情報を指し示すためのIDである。例えば、ある字幕IDを指定することで、受信機300が日本語の字幕を表示できるようにするものである。表示モードとは、受信機300における字幕文字列の表示を自動表示にするか、自動非表示にするか、選択表示にするか、特定条件で表示・非表示を切り替えるかを示す情報である。
圧縮モードとは、当該字幕情報が圧縮されているか否かを示す情報である。具体的には、字幕情報が圧縮されている場合に圧縮モードの値は「1」を示し、字幕情報が圧縮されていない場合に圧縮モードの値は「0」を示す。本実施形態において圧縮モードは圧縮情報の一例である。
放送部103は、映像コンテンツを格納したMPU、字幕情報を格納したMPU、及び字幕情報テーブルを格納したMPUを、放送波に多重して逐次送出する。具体的には、映像コンテンツを格納したMPUデータを含むアセットと、字幕情報を格納したMPUデータ及び字幕情報テーブルを格納したMPUデータを含むアセットとが、放送波に多重され、遂次送出される。つまり、放送波には、映像ストリームが多重される。なお、字幕情報を含むアセットにおいては、どのタイミングで放送を受信しても字幕情報を適切に取得できるように、一定の頻度で当該字幕情報のメタデータを格納する字幕情報テーブルが伝送される。
受信機300は、放送受信部301、トランスポート復号部302、映像・音声復号部303、字幕復号部304、テーブル復号部305、字幕伸長部306、字幕処理部307、表示制御部308を備える。
放送受信部301は、放送送出装置100から送出された放送波を受信する。これにより、放送受信部301は、映像ストリームを受信する。本実施形態において放送受信部301は、ストリーム受信部の一例である。
トランスポート復号部302は、放送波に多重されたMMTPパケットをMPUデータとセクションデータとに分離し、MPUデータを映像・音声復号部303、字幕復号部304、テーブル復号部305へ出力する。
映像・音声復号部303は、トランスポート復号部302から受け付けたMPUデータを映像コンテンツに復号することで、映像コンテンツを取得する。
字幕復号部304は、トランスポート復号部302から受け付けたMPUデータを字幕情報に復号することで、字幕情報を取得する。
テーブル復号部305は、トランスポート復号部302から受け付けたMPUデータを字幕情報テーブルに復号することで、字幕情報テーブルを取得する。
字幕伸長部306は、テーブル復号部305が復号した字幕情報テーブルの圧縮モードが「1」である場合に、字幕復号部304が復号した字幕情報を伸長する。字幕伸長部306は、スキーマ記憶部309が記憶するXMLスキーマに基づいて字幕情報の伸長を行う。なお、字幕伸長部306は、字幕情報テーブルにスキーマURLが記述されている場合、当該スキーマURLにアクセスして得られるXMLスキーマの内容をスキーマ記憶部309に書きこんだ上で、更新されたXMLスキーマに基づいて字幕情報の伸長を行う。
字幕処理部307は、字幕復号部304が復号した字幕情報に基づいて、字幕文字列の文字色、配置及び表示・非表示のタイミングを制御する。字幕処理部307は、受信機300の組み込みソフトウェア(レジデントアプリ)である。
表示制御部308は、映像・音声復号部303が復号した映像コンテンツを表示させる表示信号を表示装置(図示せず)に出力する。また、利用者の操作によって字幕の表示の指示があった場合、字幕処理部307が処理した字幕情報を映像コンテンツに重畳して表示させる表示信号を表示装置に出力する。
スキーマ記憶部309は、字幕情報のデータ構造を定義したXMLスキーマを記憶する。なお、スキーマ記憶部309は、字幕情報の定義の変化に合わせてXMLスキーマを書き換え可能に記憶する。
ここで、受信機300による字幕文字列の表示方法について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る字幕文字列の表示方法を示すフローチャートである。
放送受信部301が放送波を受信すると、トランスポート復号部302は、放送波からMPUデータを取得する。放送波が伝送するアセットにおいて、字幕情報の前に当該字幕情報のメタデータを格納する字幕情報テーブルが伝送されるため、まずテーブル復号部305が、MPUデータを字幕情報テーブルに復号する(ステップS1)。次に、字幕復号部304は、MPUデータを字幕情報に復号する(ステップS2)。
次に、字幕伸長部306は、テーブル復号部305が復号した字幕情報テーブルの圧縮モードを読み出す(ステップS3)。次に、字幕伸長部306は、字幕情報テーブルにおいて、ステップS2で復号した字幕情報に関連付けられた圧縮モードが「1」を示すか否か判定する(ステップS4)。字幕伸長部306は、字幕情報テーブルの圧縮モードが「1」を示す場合(ステップS4:YES)、字幕情報テーブルにスキーマURLが含まれるか否かを判定する(ステップS5)。字幕伸長部306は、字幕情報テーブルにスキーマURLが含まれていると判定した場合(ステップS5:YES)、当該スキーマURLにアクセスして新たなXMLスキーマを取得し、当該XMLスキーマによりスキーマ記憶部309が記憶するXMLスキーマを更新する(ステップS6)。
字幕伸長部306は、新たなXMLスキーマをスキーマ記憶部309に記録した場合、または字幕情報テーブルにスキーマURLが含まれていない場合(ステップS5:NO)、スキーマ記憶部309からXMLスキーマを読み出す(ステップS7)。そして、字幕伸長部306は、読み出したXMLスキーマに基づいて字幕情報を伸長し(ステップS8)、伸長した字幕情報を字幕処理部307へ出力する。
他方、字幕伸長部306が読み出した字幕情報テーブルにおいて、ステップS2で復号した字幕情報に関連付けられた圧縮モードが「0」を示す場合(ステップS4:NO)、字幕情報は字幕伸長部306にて伸長されず、字幕復号部304から字幕処理部307へ出力される。字幕処理部307は、字幕復号部304または字幕伸長部306から入力された字幕情報に基づいて、字幕文字列の文字色、配置及び表示・非表示のタイミングを制御する(ステップS9)。
このように、本実施形態によれば、受信機300は、放送波に多重される字幕情報に、圧縮されたものと圧縮されていないものが混在する場合に、字幕情報テーブルの情報に基づいて伸長の可否を決定する。これにより、放送事業者は、即時性を要しない情報については字幕情報を圧縮して伝送し、即時性を要する情報については字幕情報を圧縮せずに伝送することで、即時性を要する情報を迅速に通知できるようにしつつ、放送波の帯域を節約することができる。また、字幕情報のXMLスキーマ仕様が変更された場合にも、受信機300は、字幕情報テーブルによりそのスキーマURLにアクセスして最新のXMLスキーマを取得し、更新したうえで字幕情報を伸長することができる。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態について説明する。
図4は、第2の実施形態による放送システム1の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態に係る放送システム1は、第1の実施形態と受信機300の構成が異なる。第2の実施形態では、受信機300が実行するHTML5に準拠して記述されたアプリケーションにおいて、字幕情報に含まれる字幕文字列を提示する例について説明する。
受信機300は、第1の実施形態の構成に加えて、さらに字幕併合部310とアプリケーション実行部311を備える。
字幕併合部310は、字幕復号部304が復号した字幕情報及び字幕伸長部306が伸長した字幕情報のうち、字幕文字列の提示が終了していない字幕情報を併合した併合字幕情報を生成する。ここで、字幕文字列の提示が終了していない字幕情報とは、アプリケーション実行部311によって現在提示されている字幕文字列を含む字幕情報と、現在時刻以降に表示すべき字幕文字列を含む字幕情報のことである。
図5は、併合字幕情報の例を示す図である。
図5に示すように、併合字幕情報は、複数の字幕文字列を格納するTTML形式のデータとなる。図5に示す併合字幕情報は、複数の字幕情報に含まれる字幕文字列を示すpタグを併合したdiv要素を有する。
アプリケーション実行部311は、HTML5に準拠して記述されたアプリケーションを実行する。アプリケーション制御部が実行する当該アプリケーションには、字幕情報を処理するアプリケーションが含まれる。
ここで、アプリケーション実行部311が映像コンテンツ及び字幕情報を取得する方法について説明する。
図6は、映像コンテンツ及び字幕情報を取得するHTML5アプリケーションの例を示す図である。
アプリケーション実行部311が実行するアプリケーションは、HTML5に準拠して記述されている。当該アプリケーションにおいて、映像コンテンツは、図6(A)に示すvideo要素、または図6(B)に示すobject要素において参照される。そして、図6(A)、(B)に示すように、映像コンテンツを参照する要素に内包されるtrack要素において、併合字幕情報が参照される。track要素は、メディア要素する外部の同期テキストトラックを明示的に指定する要素として、HTML5において定義された要素である。なお、複数の言語の字幕情報が存在する場合、図6(A)、(B)に示すように複数のtrack要素を用いてそれぞれの言語の併合字幕情報を参照する。なお、多言語の字幕文字列の参照方法は、これに限られず、例えば、1つの併合字幕情報の中に複数の言語の字幕文字列を格納しても良い。この場合、字幕文字列は、div要素によって言語ごとに分割される。
このように、本実施形態では、アプリケーション実行部311は、通常ネットワークを介して取得する情報を参照するtrack要素を用いて、放送波に多重された字幕情報を併合した併合字幕情報を取得する。
そして、図6(C)に示すように、アプリケーションにJavaScript(登録商標)によりtrack要素によって参照される字幕情報のキュー(字幕文字列)を取得する命令を記載されていることで、アプリケーション実行部311は、併合字幕情報を処理することができる。
そして、アプリケーションに、併合字幕情報の更新(例えば、oncuechangeイベント)をイベントとして起動するイベントハンドラが記述されることで、アプリケーション実行部311は、併合字幕情報が更新されたときに、当該併合字幕情報を再取得する処理を実行することができる。これにより、アプリケーション実行部311は、順次送出される字幕情報に含まれる各字幕文字列を、もれなく提示することができる。
ここで、字幕併合部310による併合字幕情報の生成方法について説明する。
図7は、併合字幕情報の生成方法を示す図である。
図7に示す例では、受信機300において字幕情報がA、B、C、D、Eの順に受信・復号される。ここで、字幕情報B及び字幕情報Dは圧縮されているものとする。
図7に示す例において、字幕情報Bが字幕復号部304によって復号され、さらに字幕伸長部306によって伸長されたとき、アプリケーション実行部311は、字幕情報Aに含まれる字幕文字列を表示している。なお、現在どの字幕文字列を表示しているかは、字幕情報及び併合字幕情報に含まれる字幕文字列に関連付けられた表示時刻を参照することで分かる。このとき、字幕併合部310は、現在表示している字幕文字列を含む字幕情報である字幕情報Aと、字幕情報Aが含む字幕文字列以降に表示される字幕文字列を含む字幕文字列である字幕情報Bとを併合して、併合字幕情報を生成する。なお、併合される字幕情報Bは、字幕伸長部306によって伸長されたものである。
字幕併合部310は、併合の対象となる字幕情報のヘッダにstyle要素及びregion要素が複数含まれる場合や当該要素がそれぞれ異なるIDを有する場合、IDが重複する要素を除去した上で各要素をヘッダ内に併合し、それぞれをIDの昇順にソートする。また、字幕併合部310は、併合の対象となる字幕情報のdiv要素に複数のp要素が含まれる場合やそれぞれ異なるIDを有する場合、各p要素を1つのdiv要素内に併合し、各p要素をIDの昇順にソートする。また、字幕併合部310は、併合の対象となる字幕情報が複数のdiv要素を含む場合やそれぞれ異なるIDを有する場合、各div要素をbody要素内に併合し、各div要素をIDの昇順にソートする。これにより、字幕併合部は、併合字幕情報を生成する。
そして、字幕併合部310は、過去に生成した併合字幕情報に当該併合字幕情報を上書きすることで、併合字幕情報を更新する。字幕併合部310は、併合字幕情報の更新の通知をアプリケーション実行部311に通知する。
アプリケーション実行部311は、実行中のアプリケーションに更新の通知を受けると、併合字幕情報の更新をイベントとして起動するイベントハンドラが記述されている場合、当該イベントハンドラを実行し、併合字幕情報を再取得する。このときアプリケーション実行部は、更新前の併合字幕情報に含まれる字幕文字列(字幕情報Aに含まれる字幕文字列)が表示されているが、併合字幕情報の再取得によって表示中の字幕文字列が表示できなくなるといった問題は生じない。これは、字幕情報Aに含まれる字幕文字列が、更新後の併合字幕情報にも含まれるためである。
同様に、字幕情報Cを復号したときに表示されている字幕文字列が字幕情報Bに含まれるものである場合、字幕情報Bと字幕情報Cとを併合する。また、字幕情報Dを復号し、さらに伸長したときに表示されている字幕文字列が字幕情報Cに含まれるものである場合、字幕情報Cと字幕情報Dとを併合する。また、字幕情報Eを復号したときに表示されている字幕文字列が字幕情報Cに含まれるものである場合、字幕情報Cと字幕情報Dと字幕情報Eとを併合する。
このように、第2の実施形態に係る放送システム1は、字幕文字列の提示が終了していない字幕情報を併合して併合字幕情報を生成し、当該併合字幕情報をHTML5のtrack要素に参照させる。これにより、第2の実施形態に係る放送システム1は、HTML5に準拠して記述されたアプリケーションにおいて、字幕情報に含まれる字幕文字列を提示することができる。このとき、併合字幕情報は、受信時に圧縮されていない字幕情報については、字幕復号部304が復号した字幕情報を併合し、受信時に圧縮されている字幕情報については、字幕伸長部306が伸長した字幕情報を併合する。これにより、字幕情報の圧縮の有無に関わらず、アプリケーション実行部311において併合字幕情報を処理することができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、字幕情報テーブルと字幕情報とを含む映像ストリームが放送波に多重され、放送受信部301が当該放送波を受信する場合について説明したが、これに限らない。例えば、受信機300は、インターネットなどのネットワークを介して、字幕情報テーブルと字幕情報とを含む映像ストリームを受信しても良い。つまり、字幕情報及び字幕情報テーブルは、インターネットを介して配信されるものであっても良い。
また、第2の実施形態では、字幕併合部310が、複数の字幕情報を併合することで併合字幕情報を生成する場合について説明したが、これに限られない。例えば、字幕併合部310は、前回生成した併合字幕情報に、字幕復号部304が新たに復号した字幕情報を併合することで、併合字幕情報を生成しても良い。この場合、生成される併合字幕情報には、既にすべての字幕文字列の提示が終了した字幕情報も含まれることとなる。この場合、併合字幕情報のデータ量は大きくなるが、当該併合字幕情報を用いて番組の検索を行うなど、メタデータとしての利用価値が高くなる。
1…放送システム 100…放送送出装置 101…映像パケット生成部 102…字
幕パケット生成部 103…放送部 200…サーバ装置 201…拡張字幕送信部 3
00…受信機 301…放送受信部(ストリーム受信部) 302…トランスポート復号
部 303…映像・音声復号部 304…字幕復号部 305…テーブル受信部 306
…字幕伸長部 307…字幕処理部 308…表示制御部 309…スキーマ記憶部 3
10…字幕併合部 311…アプリケーション実行部

Claims (4)

  1. 映像ストリームを受信するストリーム受信部と、
    前記受信した映像ストリームから、映像コンテンツに重畳して表示させる字幕文字列を含む字幕情報を復号する字幕復号部と、
    前記受信した映像ストリームから、前記字幕情報が圧縮されているか否かを示す圧縮情報を含む字幕情報テーブルを復号するテーブル復号部と、
    前記字幕復号部が復号した字幕情報のうち、前記字幕情報テーブルによって圧縮されていることが示されているものを、伸長する字幕伸長部と
    を備える受信機。
  2. 前記ストリーム受信部は、放送波に多重される前記映像ストリームを受信する
    請求項1に記載の受信機。
  3. 前記字幕情報は、TTMLで記述されたものであり、
    圧縮された前記字幕情報は、EXIにより圧縮されたものである
    請求項1または請求項2に記載の受信機。
  4. 前記字幕情報テーブルには、前記字幕情報のスキーマを示す情報が含まれ、
    前記字幕伸長部は、前記テーブル復号部が復号した字幕情報テーブルに基づいて前記スキーマを取得し、当該スキーマに基づいて、前記字幕情報を伸長する
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の受信機。
JP2015031545A 2014-02-21 2015-02-20 受信機 Active JP6461638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015031545A JP6461638B2 (ja) 2014-02-21 2015-02-20 受信機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014032053 2014-02-21
JP2014032053 2014-02-21
JP2015031545A JP6461638B2 (ja) 2014-02-21 2015-02-20 受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015173443A true JP2015173443A (ja) 2015-10-01
JP6461638B2 JP6461638B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=54260492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015031545A Active JP6461638B2 (ja) 2014-02-21 2015-02-20 受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6461638B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7328039B2 (ja) 2019-07-11 2023-08-16 日本放送協会 送信装置及び受信装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509420A (ja) * 2002-12-03 2006-03-16 韓國電子通信研究院 映像コンテンツの適応変換装置及びその方法
JP2007166498A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Toshiba Corp 情報処理装置および再生方法
JP2009152807A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sharp Corp デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法、信号処理プログラム、およびプログラム記録媒体
JP2011050082A (ja) * 2000-04-21 2011-03-10 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2012142919A (ja) * 2010-12-17 2012-07-26 Canon Inc 送信装置、送信方法
US20130076981A1 (en) * 2011-09-27 2013-03-28 Cisco Technology, Inc. Optimizing timed text generation for live closed captions and subtitles
WO2013088986A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 ソニー株式会社 受信装置及びその制御方法、配信装置及び配信方法、プログラム、並びに配信システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011050082A (ja) * 2000-04-21 2011-03-10 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006509420A (ja) * 2002-12-03 2006-03-16 韓國電子通信研究院 映像コンテンツの適応変換装置及びその方法
JP2007166498A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Toshiba Corp 情報処理装置および再生方法
JP2009152807A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sharp Corp デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法、信号処理プログラム、およびプログラム記録媒体
JP2012142919A (ja) * 2010-12-17 2012-07-26 Canon Inc 送信装置、送信方法
US20130076981A1 (en) * 2011-09-27 2013-03-28 Cisco Technology, Inc. Optimizing timed text generation for live closed captions and subtitles
WO2013088986A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 ソニー株式会社 受信装置及びその制御方法、配信装置及び配信方法、プログラム、並びに配信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7328039B2 (ja) 2019-07-11 2023-08-16 日本放送協会 送信装置及び受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6461638B2 (ja) 2019-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6081984B2 (ja) 受信装置、放送通信連携システムおよび放送通信連携方法
US20190281136A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP7062117B2 (ja) 受信装置およびプログラム
JP6444016B1 (ja) 送信装置および受信装置、ならびにプログラム
CA2953751C (en) Method and apparatus for transmission and reception of media data
JP6461638B2 (ja) 受信機
JP6455974B2 (ja) 受信機
JP6399686B2 (ja) 受信機
JP2015037264A (ja) 受信装置、送出装置、及びプログラム
JP2015173442A (ja) 受信機
JP2006211120A (ja) 文字情報表示機能を備えた映像表示システム
JP2015159366A (ja) 受信機
JP4755717B2 (ja) 放送受信端末装置
JP2015159365A (ja) 受信機及びプログラム
JP2015159364A (ja) 受信機及び放送システム
JP2013176105A (ja) 表示装置、受信装置、表示方法、テレビジョン受像機、表示システム、プログラムおよび記録媒体
JP7328039B2 (ja) 送信装置及び受信装置
JP2016001918A (ja) 表示装置、受信装置、表示方法、テレビジョン受像機、表示システム、プログラムおよび記録媒体
WO2017038332A1 (ja) 放送受信機及び字幕提示方法
JP2006197353A (ja) 放送受信端末装置
JP2016028471A (ja) 受信装置
JP2016184826A (ja) 受信装置、受信方法及びプログラム
JP2006197354A (ja) 放送受信方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181015

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6461638

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250