JP2015172701A - カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケ利用者に歌唱による健康維持などを支援するカラオケシステムに関し、利用者に対して歌唱による実効的なストレス解消を支援して利用者の満足度の向上を図る。【解決手段】遠隔入出力装置17のストレス値検出手段17Bに設けられた電極で利用者のログイン操作時に第1ストレス値を検出させ、ログアウト操作時に第2ストレス値を検出させて利用者ストレス情報として記憶し、ストレス解消度演算手段30において当該第1ストレス値及び第2ストレス値に基づいてストレス解消値を演算し、報知手段31において演算された当該ストレス解消値を当該利用者がログアウトする時に報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、カラオケ利用者に歌唱による健康維持などを支援するカラオケシステムに関する。
近年、カラオケ装置は高機能化により利用者に対して歌唱による健康維持や介護などの種々の支援を行うものも出現している。また、カラオケ歌唱によってストレス解消に役立つということが広く一般に知られており、新たに利用者に対して効率的なストレス解消を支援することが望まれる。
従来、カラオケ歌唱による健康維持や介護などの種々の支援を行うものとして、例えば特許文献1では、歌唱によるカロリー消費量を算出し、利用者にカロリー消化効果として報知することにより、利用者のカロリー管理やダイエットなど健康維持努力を支援する技術が開示されている。
一方で、ストレスに関して、例えば特許文献2に開示されているような腕時計型の外観を有し、心拍変動を高速フーリエ変換によりスペクトル分析してリラックス状態の程度を判定する装置が知られている。スマートホンのアプリケーションソフトでストレスを数値化するものもある。
また、特許文献3に開示されているようなゲーム機のコントローラに遊戯者の心拍に関する生体情報を検出する測定部を備え、遊戯者のテクノストレスを測定し、ストレス値が所定値を超えた場合には遊戯者をテクノストレスから保護するために強制的にゲームを終了したり、ゲーム・キャラクターの戦闘能力を低下させて興趣性を向上させたりする技術も知られている。
特開2000−029479号公報 特開平10−076012号公報 特開2008−104596号公報 特開2007−225993号公報
上記のような歌唱によるカロリー消費以外にも、カラオケ利用者のフィジカル・ケアに着目した技術は多数知られているが、その一方で利用者のメンタル・ケアに関わるものは少なく、カラオケルーム利用者のストレスを数値化し、歌唱によるストレス解消を支援するようなものは存在していない。また、特許文献4には歌唱者の緊張度をマイクに伝わる手の震えから検出して報知したり、歌唱評価に利用したりする技術が開示されているが、歌唱者のストレス解消を積極的に支援するものではなく、手の震えという信頼度の低い情報に依存していることから、ストレス解消を支援するとまでには至ることができない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、利用者に対して歌唱による実効的なストレス解消を支援して利用者の満足度の向上を図るカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、カラオケ装置とサーバとが通信自在なカラオケシステムであって、前記カラオケ装置は、利用者の心拍に関する生体情報を検知する電極を備え、当該電極より検知した生体情報を分析して当該利用者のストレス値を検出するストレス値検出手段と、前記利用者のログイン操作時及びログアウト操作時にそれぞれ前記ストレス値検出手段でストレス値を検出させるログイン・ログアウト処理手段と、ログイン操作時に検出させた第1ストレス値を取得すると共に、ログアウト操作時に検出させた第2ストレス値を取得するストレス情報取得手段と、前記ストレス情報取得手段より前記利用者のログイン操作時及びログアウト操作時に取得した前記第1ストレス値及び第2ストレス値に基づいてストレス解消値を演算するストレス解消度演算手段と、前記ストレス解消度演算手段で算出されたストレス解消値を当該利用者がログアウトする時に報知する報知手段と、を有する構成とする。
請求項2の発明では、前記サーバは、前記カラオケ装置より前記利用者を特定する利用者IDに関連付けられた少なくとも前記算出されたストレス解消値及び当該利用者が歌唱した曲数を取得する利用者情報取得手段と、前記取得したストレス解消値及び曲数に基づいて、前記利用者の歌唱1曲あたりのストレス解消値である単位ストレス解消値を算出し、当該利用者のそれまでに算出された総ての単位ストレス解消値の平均値である平均ストレス解消値を算出するストレス情報統計手段と、前記算出された単位ストレス解消値及び当該単位ストレス解消値の総てから算出された前記平均ストレス解消値を前記利用者IDに関連付けて記憶する記憶手段と、を有し、前記カラオケ装置は、前記ストレス情報取得手段が、前記利用者のログイン操作時に前記ストレス値検出手段より検出した第1ストレス値を取得すると共に、前記利用者IDに基づいて前記サーバより前記平均ストレス解消値を取得し、前記ストレス解消度演算手段が、前記取得した第1ストレス値が予め設定した設定基準値を上回っている場合に、当該第1ストレス値及び平均ストレス解消値に基づいて、ログアウト操作時に検出される第2ストレス値が当該設定基準値を下回る結果となる曲数を算出し、前記報知手段が、前記算出された曲数を推奨歌唱曲数としてログイン操作時に報知する、構成とする。
請求項1の発明によれば、利用者のログイン操作時及びログアウト操作時にそれぞれストレス値検出手段でストレス値を検出させ、ログイン操作時に検出させた第1ストレス値及びログアウト操作時に検出させた第2ストレス値に基づいてストレス解消値を演算して当該ストレス解消値を当該利用者がログアウトする時に報知する構成とすることにより、利用者のストレスを数値化して歌唱後のストレス解消の程度を提示することでストレス解消のための利用者の歌唱意欲を向上させることができ、歌唱による実効的なストレス解消を支援することとなって利用者の満足度の向上を図ることができるものである。
請求項2の発明によれば、サーバにおいてカラオケ装置で算出されたストレス解消値及び曲数に基づいて、利用者の歌唱1曲あたりのストレス解消値である単位ストレス解消値を算出すると共に、当該利用者のそれまでに算出された総ての単位ストレス解消値の平均値である平均ストレス解消値を算出して記憶し、カラオケ装置においてサーバより平均ストレス解消値を取得し、利用者のログイン操作時に検出した第1ストレス値が予め設定した設定基準値を上回っている場合に、当該第1ストレス値及び平均ストレス解消値に基づき、ログアウト操作時に検出される第2ストレス値が当該設定基準値を下回る結果となる曲数を算出してログイン操作時に推奨歌唱曲数として報知する構成とすることにより、利用者のストレスを数値化し、利用者の状況に応じた歌唱曲数を算出することから、カラオケ歌唱でストレス解消しようとする利用者にとって的確なアドバイスを提供でき、利用者の歌唱による実効的なストレス解消を支援することができるものであり、特にストレス解消値が利用者個人の性格や歌唱態様に依存している場合に効果がある。
本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図である。 本発明に係るサーバの説明図である。 図1の遠隔入出力装置における最初のログイン時のフローチャート及び報知表示の説明図である。 図1のカラオケ装置におけるストレス解消値演算処理のフローチャート及び報知表示の説明図である。 図2のサーバにおける平均ストレス値演算処理のフローチャートである。 図1のカラオケ装置におけるストレス解消報知処理のフローチャートである。 図1の遠隔入出力装置における報知表示の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係るカラオケ装置のブロック構成図を示す。本発明は、カラオケ装置とサーバとによりカラオケシステムが構成される。図1において、カラオケ装置11は、主要装置としてのカラオケ本体12に、有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部13、ミキシングアンプ14、マイク15、スピーカ16、遠隔入出力端末17が接続される。
上記表示部13は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の背景映像等を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ14は、カラオケ本体12より送られてくる音楽演奏信号に、マイク15からの音声信号をミキシングし、増幅してスピーカ16より出力する。
上記遠隔入出力端末17は、図示しない端末送受信部により、カラオケ本体12に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、少なくともログイン・ログアウト処理手段17A、ストレス値検出手段17B、選曲楽曲登録手段17C及び端末表示手段17Dを適宜備える。
上記ログイン・ログアウト処理手段17Aは、利用者によるログイン操作に応じて当該利用者より利用者IDを取得してログインを許可し、当該利用者IDを後述のカラオケ本体12のRAM23の記憶領域に形成された利用者情報42に記憶し、当該利用者IDを後述の平均ストレス解消値を要求するコマンドと共にサーバ62に送出する処理を行うと共に、ログアウト操作に応じて利用終了の処理を行うと共に、後述のRAM23の利用者情報42として記憶されているストレス解消値及び歌唱曲数を利用者IDに関連付けてサーバ62に送出する処理を行い、また、ログイン操作時及びログアウト操作時に当該利用者に後述のストレス値を検出させるための指示(電極を把持させる指示)を端末表示手段17Dで表示させるプログラムである。
上記ストレス値検出手段17Bは、当該遠隔入出力端末17の筐体の一部を構成する2つの把持部(図3参照の18A,18B)に電極(図3参照の19A,19B)が設けられたもので、利用者が電極を両手で把持することで検知した心拍に関する生体情報を分析して当該利用者のストレス値を検出するプログラムであり、前述の特許文献2で知られているプログラムが適用可能である。また、電極(19A,19B)についても前述の特許文献3で知られている測定部が適用可能である。
選曲楽曲登録手段17Cは楽曲を検索させ、選曲させるテーブルを備えるプログラムであり、選曲された楽曲は、後述のカラオケ本体12における予約待ち行列(41)に登録される。上記端末表示部17Dは、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層して入出力用とし、表示されるアイコン等に対応して当該タッチセンサにより楽曲の選択などのデータを入力することができるGUIのユーザインタフェース機能を有するものである。
上記カラオケ本体12は、バス20、中央制御部21、ROM22、RAM23、映像表示制御手段24、音楽演奏制御部25、音源(シンセサイザ)26、送受信部27A,27B、記憶部28、ストレス情報取得手段29、ストレス解消度演算手段30及び報知手段31を備える。上記RAM23には予約待ち行列41及び利用者情報42の記憶領域が形成され、記憶部28には楽曲DB51及び映像DB52が記憶される。なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケシステムにおいても大部分が適用可能であることを示すために、構成要素の全体を説明する。
上記中央制御部21は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM22に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM23は、予約待ち行列41及び利用者情報42の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
ここで、RAM23に形成される利用者情報42の記憶領域には、上記ログイン・ログアウト処理手段17Aで取得した利用者IDに関連付けてログイン日時、利用時間及びログアウトまでに歌唱した曲数の情報などが記憶されると共に、上記ストレス値検出手段17Bで利用者のログイン操作時に検出された第1ストレス値、ログアウト操作時に検出された第2ストレス値、後述のストレス解消度演算手段30で演算されたストレス解消値、並びに、後述するサーバより取得した平均ストレス解消値の情報などが記憶される。
上記映像表示制御手段24は、演奏時に、映像DB52より抽出された背景映像及び楽曲DB51より抽出された楽曲の歌詞データを表示部13に出力するプログラム乃至電子回路である。上記音楽演奏制御部25は、例えばシーケンスプログラムを備え、楽曲IDで楽曲DB51より抽出された音符データに従って音源(シンセサイザ)26を駆動するもので、当該音源26の出力は演奏信号としてミキシングアンプ14に出力される。
上記送受信部27Aは、遠隔入出力端末17との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。上記送受信部27Bは、インターネットなどの通信ネットワーク61を介してカラオケ装置11とサーバ62とがデータ授受を行うための物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。なお、サーバ62については図2で説明する。
上記記憶部28に記憶されている楽曲DB51は、楽曲毎に、音符データ、歌詞データ、歌唱採点のためのリファレンスデータなどを格納する。演奏に関して、具体的には、楽曲ID、曲名及びアーチストID(アーチスト名)が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲毎に、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の音符データ(例えば、MIDI(登録商標)形式の音符データ)等で構成される楽曲データ(ファイル)について楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。上記記憶部28に記憶されている映像DB52は、楽曲毎に応じた背景映像データについて楽曲IDをファイル名として所定数格納したデータベースである。
上記ストレス情報取得手段29は、上記遠隔入出力装置17のストレス値検出手段17Bで検出された第1ストレス値及び第2ストレス値を取得して利用者IDに関連付けて上記RAM23に利用者情報42として記憶する共に、後述するサーバ62より平均ストレス解消値を取得して当該利用者IDに関連付けて当該RAM23の利用者情報42に記憶するプログラムである。
上記ストレス解消度演算手段30は、ストレス情報取得手段29が取得してRAM23の利用者情報42として記憶した第1ストレス値及び第2ストレス値に基づいてストレス解消値を演算すると共に、第1ストレス値が予め設定した設定基準値を上回っている場合に、当該第1ストレス値及び利用者情報42として記憶されている平均ストレス解消値に基づいて、ログアウト操作時に検出される第2ストレス値が当該設定基準値を下回る結果となる曲数を算出するプログラムであり、処理タイミングや処理内容の詳細は図4及び図6で説明する。
上記報知手段31は、後述の図3、図4及び図7で説明するが、ストレス解消度演算手段30で算出されたストレス解消値を当該利用者がログアウトする時に報知すると共に、平均ストレス解消値に基づいてストレス解消度演算手段30が算出した曲数を推奨歌唱曲数としてログイン操作時に報知するプログラムである。
続いて、図2に、本発明に係るサーバの説明図を示す。まず、図2(A)において、サーバ62は、インターネットなどの通信ネットワーク61を介して所定数のカラオケ端末であるカラオケ装置11(11A〜11N)を管理し、当該各カラオケ装置11に対する楽曲データの配信や各種データを送受する装置である。
サーバ62は、図2(B)に示すように、少なくとも制御部71、送受信部72、利用者情報取得手段73、ストレス情報統計手段74、利用者情報更新手段75及び記憶手段である利用者DB76を備える。上記制御部71は、当該サーバ62を統括的に制御する物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムを実行処理して統括的な処理を行う。
上記送受信部72は、各カラオケ装置11(11A〜11N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク61の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。上記利用者情報取得手段73は、カラオケ装置11より利用者を特定する利用者IDに関連付けられた少なくとも当該カラオケ装置11で算出されたストレス解消値及び当該利用者が歌唱した曲数を取得するプログラムである。
上記ストレス情報統計手段74は、カラオケ装置11より取得したストレス解消値及び曲数に基づいて、当該利用者の歌唱1曲あたりのストレス解消値である単位ストレス解消値を算出し、当該利用者のそれまでに算出された総ての単位ストレス解消値の平均値である平均ストレス解消値を算出するプログラムであり、処理内容の詳細は図5で説明する。
上記利用者情報更新手段75は、カラオケ装置11より送られてくる利用者IDに関連付けられた少なくともログイン日時、利用時間、ストレス解消値(D)、歌唱曲数(N)を更新すると共に、上記ストレス情報統計手段74で演算した単位ストレス解消値(Du)及び平均ストレス解消値(Dav)を更新するプログラムである。
上記利用者DB76は、図2(C)に示すように、利用者の利用者IDと関連付けられて、少なくともログイン日時、利用時間、ストレス解消値(D)、歌唱曲数(N)、単位ストレス解消値(Du)及び平均ストレス解消値(Dav)を記憶するデータベースである。
そこで、図3に、図1の遠隔入出力装置における最初のログイン時のフローチャート及び報知表示の説明図を示す。図3での最初のログインとは便宜上のもので、上記サーバ62の利用者DB76に単位ストレス解消値や平均ストレス解消値が存在していない状態をいう。
図3(A)において、利用者による遠隔入出力装置17を用いたログイン要求に応じてログイン・ログアウト処理手段17Aのログイン処理が開始され、利用者IDの要求に対して当該利用者より利用者IDを取得する(ステップ1(S1))。利用者IDを取得すると、利用者に対して、図3(B)に示すように、遠隔入出力装置17の筐体両側部の把持部18A、18Bに設けられた電極19A,19Bを把持するように指示する表示をする(S2)。
電極19A,19Bより検知された心拍に関する生体情報に基づいて、ストレス値検出手段17Bが当該生体情報を分析して当該利用者のストレス値を検出し(S3)、ストレス情報取得手段29がログイン操作時の当該ストレス値を第1ストレス値St1として利用者IDに関連付けてRAM23の利用者情報42の記憶領域に記憶する(S4)。ログインした利用者は、遠隔入出力装置17の選曲楽曲登録手段17Cより楽曲を選曲して予約待ち行列41に登録して歌唱するもので、歌唱した曲数は利用者IDに関連付けてRAM23の利用者情報42の記憶領域に記憶されていく。
続いて、図4に、図1のカラオケ装置におけるストレス解消値演算処理のフローチャート及び報知表示の説明図を示す。図4(A)において、利用者がカラオケルームで楽曲を所定数歌唱した後に、遠隔入出力装置17を用いてログアウト操作をすると(S11)、ログアウト画面でログアウトする利用者を指定することにより利用者IDが決定されて利用者IDが取得されることとなる(S12)。利用者IDを取得すると、ログイン時と同様に電極19A,19Bを把持するように指示する表示をする(S13)。
電極19A,19Bより検出された心拍に関する生体情報に基づいて、ストレス値検出手段17Bが当該生体情報を分析して当該利用者のストレス値を検出し(S14)、ストレス情報取得手段29がログアウト操作時の当該ストレス値を第2ストレス値St2として利用者IDに関連付けてRAM23の利用者情報42の記憶領域に一旦記憶する。
そこで、ストレス解消度演算手段30において、RAM23の利用者情報42に記憶されている第1ストレス値St1及び第2ストレス値St2に基づいてストレス解消値Dを演算する(S15)。具体的には、第1ストレス値St1と第2ストレス値St2との差分又は比率で演算するもので、ここでは差分(上記利用者DB76も同様である)とし、
ストレス解消値D=St1−St2
の演算処理でストレス解消値Dを算出する。
そして、報知手段31が、算出されたストレス解消値Dを、遠隔入出力装置17の端末表示手段17Dに表示させ、ログイン・ログアウト処理手段17Aが、送受信部27B、通信ネットワーク61を介してサーバ62に対し、利用者IDに関連付けてログイン日時と共に、ストレス解消値D及びRAM23の利用者情報42に記憶されている利用者が歌唱した曲数Nを送出してログアウト処理を終了する(S16)。例えば、図4(B)に示すように、利用者のログイン操作時の第1ストレス値St1が「252」であり、ログアウト操作時の第2ストレス値St2が「90」であったときに、「あなたのストレス解消値 162」と表示する。
次に、図5に、図2のサーバにおける平均ストレス値演算処理のフローチャートである。図5において、サーバ62では、カラオケ装置11より送出された利用者情報(利用者ID、ログイン日時、ストレス解消値D、曲数N)を通信ネットワーク61、送受信部72を介して利用者情報取得手段73が取得し、図示しない記憶部に一旦記憶する(S21)。
そこで、ストレス情報統計手段74において、ストレス解消値D及び曲数Nより一曲当たりの単位ストレス解消値Du(Du=D/N)を演算して算出する(S22)。また、利用者DB76より当該利用者IDに関連付けられている過去に算出した総ての単位ストレス解消値Duを平均化した平均ストレス解消値Dav
Dav=average(Du1,Du2,Du3,・・・)
を演算する(S23)。
そして、利用者情報更新手段75が、新たな単位ストレス解消値Du及び算出した平均ストレス解消値Davを利用者DB76に対して更新する(S24)ものである。
続いて、図6に図1のカラオケ装置におけるストレス解消報知処理のフローチャートを示すと共に、図7に図1の遠隔入出力装置における報知表示の説明図を示す。図6において、以前にストレス解消対象の歌唱を行い、ストレス解消値Dが利用者DB76に記憶されている利用者により遠隔入出力装置17を用いてログイン要求があると、ログイン・ログアウト処理手段17Aのログイン処理が開始され、利用者IDの要求に対して当該利用者より利用者IDを取得する(S31)。
利用者IDを取得すると、利用者に対して、図3(B)に示すような遠隔入出力装置17の筐体両側部の把持部18A、18Bに設けられた電極19A,19Bを把持するように指示する表示をする(S32)。当該利用者の電極19A,19Bより検知された心拍に関する生体情報に基づいて、ストレス値検出手段17Bが当該生体情報を分析して当該利用者のストレス値を検出し、ストレス情報取得手段29がログイン操作時の当該ストレス値を第1ストレス値St1として利用者IDに関連付けてRAM23の利用者情報42の記憶領域に記憶すると共に、サーバ62に対して当該利用者IDを平均ストレス解消値Davを要求するコマンド共に送出する(S33)。
サーバ62は当該カラオケ装置11の要求に対して利用者DB76より当該利用者IDに関連付けられている平均ストレス解消値Davを当該カラオケ装置11に送出することでカラオケ装置11におけるストレス情報取得手段29が取得してRAM23の利用者情報42として記憶する(S34)。
そこで、ストレス解消度演算手段30ではストレス値に関して予め設定基準値Ssを設定しておき、ログイン操作時に計測した第1ストレス値St1及び取得した平均ストレス解消値Davに基づいて、後のログアウト時における第2ストレス値St2が設定基準値Ssより下回させるべく曲数を演算する(S35)。
例えば、設定基準値Ssを「150」と設定しておき、また、サーバ62から取得した平均ストレス解消値Davが「18.8」であり、検出された第1ストレス値St1が「300」である場合に、第1ストレス値St1は設定基準値Ssより上回っており、後のログアウト時における第2ストレス値St2が設定基準値Ssより下回させるべく曲数(推奨歌唱曲数)Nxを、
設定基準値Ss>第1ストレス値St1−平均ストレス解消値Dav×Nx
の演算式より演算して算出する。ここでは、Nxが「7.98」となり、推奨歌唱曲数を「8」として推奨する。
そして、上記推奨歌唱曲数Nxを報知手段31が遠隔入出力装置17の端末表示手段17Dに表示して報知する(S36)。例えば、図7(A)に示すように、ログイン操作時に、「ストレス解消のための歌唱曲数 8曲」と表示する。
なお、利用者のログアウト操作時に検出された第2ストレス値St2が第1ストレス値St1を上回りストレス解消値Dがマイナスになった場合やストレス解消値Dが小さい場合には、報知手段31が、図7(B)に示すように、例えば「もっとリラックスして歌いましょう」などを表示させることとしてもよい。
このように、利用者のストレスを数値化して歌唱後のストレス解消の程度を提示することでストレス解消のための利用者の歌唱意欲を向上させることができ、歌唱による実効的なストレス解消を支援することとなって利用者の満足度の向上を図ることができるものである。また、利用者の状況に応じた推奨歌唱曲数を算出することで、カラオケ歌唱でストレス解消しようとする利用者にとって的確なアドバイスを提供でき、利用者の歌唱による実効的なストレス解消を支援することができるものであり、特にストレス解消値が利用者個人の性格や歌唱態様に依存している場合に効果があるものである。
なお、利用者情報取得手段73が第1ストレス値を取得し、ストレス情報統計手段74が利用者毎に第1ストレス値の平均値St1avを算出し、ストレス情報取得手段29が第1ストレス値の平均値St1avを取得し、ストレス解消度演算手段30が設定基準値Stsとして第1ストレス値の平均値St1avを用いてもよい。このような構成にすることにより、利用者の平均的な歌唱前のストレス値を基準としてログイン時に推奨歌唱曲数を報知するので、より利用者個人に合ったストレス解消を支援することができる。
また、ログイン時あるいはログアウト時以外でも、ストレス値検出手段17Bによりストレス値Stnを検出してもよい。例えば、歌唱の合間に利用者が遠隔入出力装置17を用いて新たに楽曲を選曲、予約する際に、S2やS13と同様にして利用者に指示を出し、検出されたストレス値Stnをストレス情報取得手段29により取得し、ストレス解消度演算手段30がその時点での残りの推奨歌唱曲数を算出して報知手段31により利用者に報知してもよい。このような構成にすることにより、利用者のストレス解消をよりきめ細やかに支援することができる。
本発明のカラオケシステムは、カラオケの基本的機能を備えるカラオケ装置の産業分野に利用可能である。
11 カラオケ装置
12 カラオケ本体
17 遠隔入出力装置
17A ログイン・ログアウト処理手段
17B ストレス値検出手段
29 ストレス情報取得手段
30 ストレス解消度演算手段
31 報知手段
42 利用者情報
62 サーバ
73 利用者情報取得手段
74 ストレス情報統計手段

Claims (2)

  1. カラオケ装置とサーバとが通信自在なカラオケシステムであって、
    前記カラオケ装置は、
    利用者の心拍に関する生体情報を検知する電極を備え、当該電極より検知した生体情報を分析して当該利用者のストレス値を検出するストレス値検出手段と、
    前記利用者のログイン操作時及びログアウト操作時にそれぞれ前記ストレス値検出手段でストレス値を検出させるログイン・ログアウト処理手段と、
    ログイン操作時に検出させた第1ストレス値を取得すると共に、ログアウト操作時に検出させた第2ストレス値を取得するストレス情報取得手段と、
    前記ストレス情報取得手段より前記利用者のログイン操作時及びログアウト操作時に取得した前記第1ストレス値及び第2ストレス値に基づいてストレス解消値を演算するストレス解消度演算手段と、
    前記ストレス解消度演算手段で算出されたストレス解消値を当該利用者がログアウトする時に報知する報知手段と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1記載のカラオケシステムであって、
    前記サーバは、
    前記カラオケ装置より前記利用者を特定する利用者IDに関連付けられた少なくとも前記算出されたストレス解消値及び当該利用者が歌唱した曲数を取得する利用者情報取得手段と、
    前記取得したストレス解消値及び曲数に基づいて、前記利用者の歌唱1曲あたりのストレス解消値である単位ストレス解消値を算出し、当該利用者のそれまでに算出された総ての単位ストレス解消値の平均値である平均ストレス解消値を算出するストレス情報統計手段と、
    前記算出された単位ストレス解消値及び当該単位ストレス解消値の総てから算出された前記平均ストレス解消値を前記利用者IDに関連付けて記憶する記憶手段と、
    を有し、
    前記カラオケ装置は、
    前記ストレス情報取得手段が、前記利用者のログイン操作時に前記ストレス値検出手段より検出した第1ストレス値を取得すると共に、前記利用者IDに基づいて前記サーバより前記平均ストレス解消値を取得し、
    前記ストレス解消度演算手段が、前記取得した第1ストレス値が予め設定した設定基準値を上回っている場合に、当該第1ストレス値及び平均ストレス解消値に基づいて、ログアウト操作時に検出される第2ストレス値が当該設定基準値を下回る結果となる曲数を算出し、
    前記報知手段が、前記算出された曲数を推奨歌唱曲数としてログイン操作時に報知する、
    ことを特徴とするカラオケシステム。
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