JP2019067151A - ストレス軽減プラン提案システム、ストレス軽減プラン提案方法、およびプログラム - Google Patents

ストレス軽減プラン提案システム、ストレス軽減プラン提案方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】参加予定者に対してストレス軽減のための活動プランを提案するシステム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】プラン提案装置は、アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合を記憶するデータベースと、前記軽減度合とともにアクティビティを含むプランを提示するべく出力する出力部と、を具備する。前記データベースは複数のアクティビティについて、該当するアクティビティの軽減度合を記憶し、前記データベースを参照して、プランへの参加予定者のストレスを軽減させるように、プランに含めるアクティビティの組合せを選定する評価部をさらに備える。【選択図】図4

Description

本発明は、ストレス軽減プラン提案システム、ストレス軽減プラン提案方法、およびプログラムに関する。
ストレスの度合いは計測可能とされており、種々の手法でストレス評価が行われている。例えば特許文献1には、心拍の変動指標を用いてストレスを評価することが開示されている。
特開2012−249884号公報
しかし、特許文献1のようにストレスの評価手法を提案するだけでは、ストレスの軽減のための活動プランを立てることはできず、結局、ストレスの解消のための具体的な対策は個々人に委ねられているにすぎない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、参加予定者に対してストレス軽減のための活動プランを提案することのできる、ストレス軽減活動の提案システム、ストレス軽減活動の提案方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合を記憶するデータベースと、前記軽減度合とともに前記アクティビティを含むプランを提示するべく出力する出力部と、を具備することとする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、参加予定者に対してストレス軽減のための活動プランを提案することができる。
本実施形態に係るストレス軽減プラン提案システム1の全体構成例を示す図である。 測定装置30の構成例を示す図である。 ユーザ端末10およびプラン提案装置20として用いられるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 プラン提案装置20のソフトウェア構成例を示す図である。 出力装置206に表示された画面情報の構成例を示す図である。 ユーザDB221の構成例を示す図である。 測定結果DB222の構成例を示す図である。 軽減効果DB223の構成例を示す図である。 測定結果からストレス軽減度合を算出する処理の流れを示す図である。 ストレス軽減のための活動プランを選定する処理の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るストレス軽減プラン提案システムについて説明する。本実施形態に係るストレス軽減プラン提案システムは、参加予定者に対してストレス軽減プランの提案を行う。
本実施形態では、ストレス軽減のための活動(アクティビティ)として、特に参加予定者の日常的な活動範囲から離れた場所における活動(非日常的な活動)を想定する。例えば、都市居住者に対しては、村落での農業体験、観光、郷土料理、温泉などの活動を想定する。ただし、例えば映画鑑賞、音楽鑑賞、調香、観劇のように、参加予定者のストレスの軽減に役立ち得る活動は、アクティビティに含めてもよい。つまり、アクティビティは、ストレス軽減のための3R(休憩、癒し、娯楽)全般を指す語として用いられる。
また、本実施形態のストレス軽減プラン提案システムでは、アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合を記憶するデータベースが用意されている。上記のストレスの軽減度合は、追って詳しく述べるように、事前のアクティビティ毎の測定結果に基づいて算出されている。そして、この軽減度合とともに、その軽減が期待されるアクティビティを含むプラン(以下、活動プランという。)を提示するものである。活動プランにはストレス軽減を目的としない活動が含まれていてもよいが、本実施形態では、活動プランには少なくとも1つのストレス軽減のためのアクティビティが含まれるものとする。また、本実施形態のストレス軽減プラン提案システムではさらに、複数のアクティビティを軽減度合と対応付けてデータベースに登録しておき、参加予定者のストレスの軽減が期待されるようにアクティビティの組合せを選定し、選定されたアクティビティを含めた活動プランを提示することもできる。
図1は、本実施形態に係るストレス軽減プラン提案システム1の全体構成例を示す図である。本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1は、プラン提案装置20を含んで構成される。プラン提案装置20は、ネットワーク40を介して、ユーザ端末10および測定装置30のそれぞれと互いに通信可能に接続されている。
プラン提案装置20とユーザ端末10および測定装置30のそれぞれとの間の接続方式は、有線でも無線でもよい。また、プラン提案装置20は、有線または無線回線を介して、気象データベース21にアクセス可能に構成されていてもよい。気象データベース21は、アクティビティの実施場所またはその近傍における気象の実測値および気象予報値を記録している、例えば気象庁や気象情報提供会社のデータベースである。
図2は、測定装置30の構成例を示す図である。測定装置30は、被験者の生体データを計測し、プラン提案装置20に送信する。測定装置30は、本実施形態では、生体データとしての心拍を計測する心拍計(脈拍計)を想定する。ただし、測定装置30は、例えば体表温、血圧、発汗、呼吸などの他の生体データを測定するものでもよい。また、測定装置30は、例えば加速度センサを備えるようにして測定装置30の動きを検知し、当該動きから被験者の体動を推定するようにしてもよい。
測定装置30は、アクティビティの開始前から終了後にわたって継続的に被験者に装着されることが想定されている。そのため、測定装置30は、例えば被験者の耳たぶ、胸部、手首、腹部などに貼り付けられたり、巻き付けられたりすることができるようなウェアラブルデバイスであることが好ましい。ただし、測定装置30は、例えばスマートフォンのように被験者とともに持ち運ばれる機器とし、心拍計(脈拍計)などの生体センサからの情報を受信するように構成してもよい。
ここで被験者は、アクティビティへの参加者とは別の概念であり、本実施形態に係るストレス軽減プランの提案の前提として、サンプルデータの収集のためにストレス測定の対象となる者を言うものとする。本実施形態では、アクティビティ毎に、複数の被験者の活動前および活動後のサンプルデータが得られればよい。なお、被験者がアクティビティの参加者となってもよい。
ただし、各アクティビティへの参加者についても参加前、活動中、および活動後にストレス測定を行ってもよい。そして、参加者の測定結果をもプラン提案装置20の測定結果データベース222に組み入れることにより、ストレス軽減効果の信頼性、ひいては提案内容の信頼性の向上が期待される。
測定装置30は、計測部301、計時部302、および送信部303を含む、例えばウェアラブルデバイスである。計測部301は、例えば心拍のような生体データを計測し、計時部302は、計測された生体データに測定時刻を付加する。そして、このような測定データが送信部303から出力される。測定装置30からの測定データは、プラン提案装置20に受信され、測定結果データベース222に測定結果として記憶される(図7参照)。
測定装置30は、例えば全地球測位システム(GPS)のような測位手段を備えていてもよい。その場合、測定装置30は、測定データに、測定場所の情報(例えば経度および緯度、住所、施設名など)を更に付加することができる。
また、測定装置30は、例えば天候・気温・気圧・湿度などのような気象データを取得ないし計測する手段を有していてもよい。その場合、測定装置30は、測定データに、測定場所における気象情報を付加することができる。ただし、気象情報は、プラン提案装置20の側で気象データベース21を参照することで、測定結果データベース222中の測定結果に追加されてもよい。
更に、測定装置30は、例えば表示画面やスピーカなどの出力機能を備えていてもよい。例えば測定結果が正常範囲を大きく超えるなどの異常が生じた場合に、警告音を発したり画面にポップアップを出現させたりすることで、被験者(参加者)に異常を報知することができる。なお、測定装置30が、携帯端末であるユーザ端末10に接続された状態で使用される場合には、ユーザ端末10が異常を報知することとしてもよい。
ユーザ端末10はユーザが使用するコンピュータであり、複数のユーザ端末を含んでいてもよい。ここで、ユーザは、各種アクティビティに参加する予定を有する者(参加予定者)のほか、例えば、旅行会社の担当者、当該参加予定者の所属する会社の福利厚生係などを含むものとする。また、ユーザ端末10は、例えばスマートフォン、タブレットコンピュータ、携帯電話端末、可搬型(ノート型)パーソナルコンピュータ、設置型(デスクトップ型)パーソナルコンピュータなどである。
本実施形態では、ユーザがユーザ端末10を介してプラン提案装置20に提案要求を行い、プラン提案装置20が所定の処理を実行して処理結果(活動プランの提案)を返信することを想定している。ただし、本発明はこのような処理方式に限られるものではなく、例えば、ユーザ端末10側で必要な処理を実行してもよい。
プラン提案装置20は、ユーザ端末10から提案要求を受信すると、所定の処理を実行して処理結果をユーザ端末10に送信するコンピュータである。プラン提案装置20は、例えば1台または複数台のパーソナルコンピュータやワークステーションなどにより実現されてもよい。
図3は、ユーザ端末10およびプラン提案装置20として用いられるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。ユーザ端末10およびプラン提案装置20は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。
記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク40に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。
図4は、プラン提案装置20のソフトウェア構成例を示す図である。プラン提案装置20は、受信部211、ストレス指標算出部212、変動算出部213、評価部214、送信部215、ユーザデータベース221、測定結果データベース222、および軽減効果データベース223を備える。
受信部211、ストレス指標算出部212、変動算出部213、評価部214、および送信部215は、プラン提案装置20が備えるCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現される。
また、ユーザデータベース221、測定結果データベース222、および軽減効果データベース223は、メモリ202および記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
受信部211は、ユーザ端末10からの提案要求を受け付け、測定装置30から測定結果を受け付ける。ここで、提案要求は、プラン提案装置20に対して活動プランの提案を要求する指示であり、例えば参加予定者、日程(例えば旅程の初日及び最終日)に関する情報を含む。また、測定結果としては、ここでは心拍データを想定するが、これ以外の生体データが使用されてもよい。測定結果の詳細は測定結果データベース222との関係で説明する。
ストレス指標算出部212は、測定結果に基づいてストレス指標を算出する。ストレス指標としては、本実施形態では、LF/HF値を想定するが、例えばR−R間隔変動係数(CVRR)のような他の指標が用いられてもよい。ここで、LF/HF値は、心拍データのスペクトル解析によって得られる、交感神経の活動度合を示す指標であり、詳細は追って説明する。
変動算出部213は、上記のストレス指標を用いてその変動度合を算出する。具体的には、変動算出部213は、アクティビティ毎に、複数の被験者のそれぞれについて体験前及び体験後のストレス指標の変動度合を算出し、この変動度合を集計して軽減効果データベース223に記録する。本実施形態では、ストレス指標の変動度合は、アクティビティの体験前及び体験後におけるストレス指標の相対的な変動割合として与えられるものとする(図8参照)。
評価部214は、軽減効果データベース223に登録された複数のアクティビティの中から、参加予定者のストレスの軽減が期待されるアクティビティの組合せを活動プラン(単に「プラン」と言うこともある。)として選定する。換言すれば、評価部214は、複数のアクティビティを、参加予定者に対するストレス軽減効果を主たる基準として評価していると言える。また、評価部214は、例えばストレス軽減度合の高い順にアクティビティを所定数選定することができる。さらに、評価部214は、参加予定者が複数である場合には、例えば参加予定者一人当たりに換算した平均のストレス軽減効果を主たる基準として、複数のアクティビティを評価してもよい。かかる評価の際、評価部214は、追って述べるように、例えば気象、季節、参加予定者の属性などの追加的な指標に基づいてストレス軽減効果を補正し、この補正されたストレス軽減効果に基づいて活動プランを策定することもできる。
本実施形態では、活動プランは、少なくとも2つのアクティビティが含まれるものとするが、1つのアクティビティのみが含まれるものであってもよい。また、選定される活動プランは、1組でもよいし、複数組でもよい。
評価部214は、参加予定者のアクティビティへの参加日程において予想される気象条件に応じてアクティビティの組合せを選定してもよい。ここに気象条件とは、例えば、該当するアクティビティが行われる場所における、晴・曇・雨などの天気に限らず、気温、気圧、風速、湿度、降水量、日射量、日照時間、降雪量、積雪量などの任意の気象要素であってよい。
例えば、雨の日、寒い日、風の強い日、暑くて湿度の高い日における屋外作業は快適とは言えない。このような天候・気象が予想される日程では、屋外作業はアクティビティとして適切とは言えない。
また、気圧の変動が大きいと、頭痛を発症したり、体調不良を訴えたりする人が増える傾向にあることが知られている。このような気象が予想される日程では、例えば温泉、食事、鑑賞のように屋内で静かにしている方が好まれるかもしれない。
そこで、本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1では、実際に測定したストレスの軽減度合を気象条件ごとに集計し、気象条件に応じたストレスの軽減度合を客観的に評価している。
また、評価部214は、参加予定者のアクティビティへの参加日程が属する季節に応じてアクティビティの組合せを選定するとよい。例えば、冬の水仕事はストレスを上げる可能性があるが、夏の水仕事はむしろ涼しくて嬉しいこともある。したがって、冬に日程が組まれる場合には、水仕事を含むようなアクティビティは適切とは言えない。このように季節に応じて適切・不適切の評価が変わりうるため、本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1では、実際に測定したストレス軽減度合を季節毎に集計し、季節に応じたストレスの軽減度合を客観的に評価している。
あるいは、評価部214は、参加予定者の属性に応じてアクティビティの組合せを選定してもよい。ここに、参加予定者の属性とは、参加予定者のジオグラフィック、デモグラフィック、またはサイコグラフィックな特性であり、例えば性別、年齢層、趣味、苦手な物事などである。例えば、虫が苦手な参加予定者に対して農作業を提案することは適当ではない。その一方で、虫がいる不快感以上に、農作業体験によるストレス軽減効果が高く、全体としてはストレス軽減効果があることもありうる。そこで、本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1では、後述するように、実際に測定したストレス軽減度合を被験者の属性毎に集計し、季節に応じたストレスの軽減度合を客観的に評価している。なお、評価部214がこのような属性を用いる前提として、当該属性のストレス軽減効果が軽減効果データベース223に記録されている必要がある。
また、評価部214は、参加予定者のアクティビティへの参加日数に応じてアクティビティの組合せを選定してもよい。例えば、参加日数が短い場合には、比較的近い(移動時間をさほど要しない)場所で行われるアクティビティの組合せが適切である。ただし、アクティビティの数を増やし過ぎると、逆に参加者は疲れ、ストレス軽減が期待できないであろう。したがって、1日に参加し得るアクティビティの数に上限を設けてもよい。
上述した評価部214による処理の詳細は後述する。
送信部215(本発明の「出力部」に該当する。)は、アクティビティの軽減度合とともに当該アクティビティを含むプランを提示するための情報(以下、提示情報という。)を出力する。本実施形態では、提示情報は、HTML(HyperText Markup Language)で記述された画面情報であることを想定する。また、本実施形態では、送信部215は、画面情報をユーザ端末10に送信する。なお、提示情報はHTML形式の画面情報に限られず、また、出力先は、プリンタ、ディスプレイ等の出力装置206でもよい。
図5は、出力装置206に表示された画面情報の構成例を示す図である。図示したように、画面情報が出力装置206(ディスプレイ)の画面207に表示されている。本実施形態では、画面207上に、旅程、行先、および、プランが表示されている。上述したように、プランはアクティビティを含み、アクティビティは、ストレス軽減度合と対応づけて表示されている。また、提示情報が出力装置20としてのプリンタに送信された場合にも、図5の画面情報と同様の情報が印刷されることとなる。このような提示情報により、ユーザは、アクティビティを含むプランと、対応するストレス軽減度合とを容易に把握することができるようになる。
図6は、ユーザデータベース221の構成例を示す図である。ユーザデータベース221は、ユーザに関する情報を含むデータベースである。本実施形態では、ユーザデータベース221は、ユーザ毎に、例えばID、名前、性別、年齢層、趣味などを含んでいる。その他、ユーザデータベース221は、苦手な物事(例えば、昆虫類、嫌いな食べ物など)に関する情報を含んでいてもよい。このようなユーザの情報は、アクティビティの評価のために利用可能である。
図7は、測定結果データベース222の構成例を示す図である。測定結果データベース222は、プラン提案装置20が受信した測定装置30の測定結果を記憶している。本実施形態では、例えば、被験者(参加者)のID、測定時刻、測定場所、アクティビティの内容、測定場所の気象条件、測定値である。図では、測定値はグラフで表示されているが、このような表示形式でなくてもよい。なお、上述したように、測定は少なくとも作業前および作業後に行われる。
測定結果データベース222は、上記の被験者についての測定結果を記憶していれば足りる。ただし、測定結果データベース222は、その後のアクティビティに参加した参加者の測定結果を追加的に記憶していってもよい。この場合、参加者の測定結果が得られると、測定結果データベース222に記録されるサンプルデータが増加することになり、データの信頼性が向上し、ひいては提案内容への信頼性が高まる。
図8は、軽減効果データベース223の構成例を示す図である。軽減効果データベース223は、複数のアクティビティと、該当するアクティビティへの参加者のストレスの軽減度合(変動算出部213の算出結果)と、が関連付けられたデータベースの一例である。本実施形態では、軽減効果データベース223には、アクティビティごとに、季節および気象条件に対応付けて、当該アクティビティにより期待されるストレスの軽減度合が関連付けられて記憶されている。
本実施形態では、図8に示すように、軽減効果データベース223において、各アクティビティ(活動)、季節、天候、およびストレス軽減度合が関連付けられている。ただし、本発明はこれに限られず、例えば、気温・気圧・湿度のような他の気象情報や、性別、趣味、苦手な物事のようなジオグラフィック・デモグラフィック・サイコグラフィックな属性の任意の組合せとストレス軽減度合との関連性が示されていてもよい。軽減効果データベース223がこのような情報を含むことで、アクティビティ当日の天気予報や参加予定者の属性に応じたきめ細かい活動プランの提案が可能となり、ユーザの満足度の向上が期待できる。
なお、図8では、特定の季節及び気象の下での各アクティビティのストレス軽減効果が相対的な軽減割合の代表値として表示されている。例えば、春の晴の日における農作業に対する複数の測定結果に基づくストレス軽減割合の代表値が6%であることを示している。ここで代表値とは、複数のストレス軽減割合の平均値、中央値、最頻値などである。最も高い信頼性が期待できる代表値を適宜採択すればよい。
以下、本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1における主な処理について説明する。これらの処理は、ユーザ端末10からの提案要求に応じて適切なアクティビティの組合せを提案するための処理(S21〜S23;図10参照)と、かかる提案の前提としてアクティビティ毎にストレス軽減効果を測定するための処理(S11〜S17;図9参照)と、に大別されるので、これら処理を時系列に即して述べる。なお、これらの処理は、主としてプラン提案装置20において行われることを想定しているが、例えばユーザ端末10で行われてもかまわない。
図9は、測定結果からストレス軽減度合を測定する処理の流れを示す図である。本実施形態では、測定に係る生体データとして心拍を採用しているので、心拍データからストレス軽減度合を算出する手順を説明する。
プラン提案装置20は、測定装置30から、測定データ(心拍データ)を受信すると(S11)、ストレス指標算出部212において心拍変動データを算出する(S12)。心拍変動データは、例えば、該当する心拍波形のR波のピークとその次の心拍波形のR波のピークとの間隔(R−R Interval;RRI)の時系列データを取ることで得られる。なお、心拍変動データの取得に関しては周知の手法を用いることができ、ここでは詳細の説明を省略する。
次いで、ストレス指標算出部212は、心拍変動データを周波数領域に変換し(S13)、変換された心拍変動データ(強度)を所定の周波数帯域にわたって積算(積分)することで低周波数(LF)値および高周波数(HF)値を算出する(S14)。例えば、LF値を得るための積分範囲は0.05〜0.20Hzであり、HF値を得るための積分範囲は0.20〜0.35Hzである。なお、この積分範囲は設定により変更することも可能である。
そして、ストレス指標算出部212は、LF値およびHF値を用いて、これらの比であるLF/HF値を算出する(S15)。LF/HF値は、アクティビティの体験前および体験後のそれぞれについて算出される。上述したように、LF/HF値は、交感神経の活動度合を示す指標の1つであり、例えば、LF/HF値が5.0以上であると、非常に強いストレスを受けている状態と評価し得る。したがって、本実施形態では、LF/HF値=5.0を基準値とすることとする。
更に、変動算出部213は、アクティビティの体験前および体験後におけるLF/HF値を用いて、LF/HF値の変動度合を算出する(S16)。ここで、LF/HF値の変動度合は、アクティビティ前後におけるLF/HF値の差分を上記の基準値で除することで得られる相対的な変動割合(%)であるものとする。
そして、変動算出部213は、LF/HF値の変動度合を測定結果データベース222に保存する。ここで変動算出部213は、当該アクティビティの名称(測定結果データベース222の「活動」の内容)の入力を受け付け、当該アクティビティが行われた場所の入力を受け付け、もしくは、GPS等の位置情報(緯度・経度など)に基づいて場所を特定し、気象データベース21から当該場所に対応する気象情報を取得し、現在時刻(測定時刻)と、上記場所、上記名称、上記気象情報、およびLF/HF値の変動度合(測定値)を対応付けて測定結果データベース222に登録することができる。
次に、変動算出部213は、測定結果データベース222に登録されている上記名称に対応する測定値の代表値を算出する。ここで変動算出部213は、現時点(測定時)の季節および上記気象情報に含まれる気象要素ごとに代表値を計算する。変動算出部213は、算出した代表値を軽減度合として、名称、季節、気象情報に対応付けて軽減効果データベース223に保存する(S17)。
このようにして、プラン提案装置20は、各アクティビティについて、一連のストレス軽減効果の算出処理を実行する。そして、プラン提案装置20は、新たな測定データを受信すると、S11〜S17の処理を繰り返す。
次いで、プランの提案処理を説明する。この処理は主として評価部214および送信部215において行われる。
図10は、参加予定者のストレス軽減のために適切と考えられるアクティビティの組合せを選定する処理の流れを示す図である。
ユーザによるユーザ端末10の操作に伴い、プラン提案装置20は、受信部201において、ユーザ端末10からの提案要求を受け付ける(S21)。この提案要求には、参加予定者の数、旅程の初日と最終日、参加予定者の属性などを含んでもよい。
評価部214は、軽減効果データベース223に登録された複数のアクティビティの中から、参加予定者のストレスの軽減のために適切と考えられるアクティビティの組合せを選定する(S22)。アクティビティの選定手法については、例えば、評価部214は、軽減度合の高い順に所定数を選定するようにしてもよいし、回帰分析、人工知能(AI)、機械学習など、種々の最適化手法を利用してもよい。また、プランに対応付けて当該プランに含まれる1つ以上のアクティビティを記録しておき、評価部214は、プランごとに、当該プランに含まれるアクティビティに対応する軽減効果の合計を算出し、軽減効果の合計に応じて、プランを選定するようにしてもよい。
本実施形態では、評価部214は、提案要求に含まれる情報に基づいて、時期的・気象的に適したアクティビティや参加予定者の属性に適うアクティビティの組合せを選定するものとする。ここでいう評価の1つの基準は、相対的に大きなストレス軽減効果を有するアクティビティが優先的に選定されるというものである。
例えば、提案要求に含まれる旅程に基づいて、評価部214は、当該旅行が実施される季節にふさわしいアクティビティを相対的に大きく(あるいは、当該季節に不適なアクティビティを相対的に小さく)評価することが可能できる。また、評価部214は、旅程中の天気予報を気象データベース21から参照して、予想される天候に適したアクティビティを相対的に大きく評価することが可能できる。また、例えば社員旅行や研修旅行のように比較的大規模な旅行の場合には、評価部214は、受け入れ可能な施設を踏まえ、例えばその施設からの距離が許容範囲となるような場所におけるアクティビティを優先的に選択することが可能できる。更に、提案要求に参加予定者の属性が含まれる場合には、評価部214が、これら属性に対応するアクティビティを相対的に大きく評価することで、参加予定者の好みに応じてきめ細やかなアクティビティの選択が可能となる。このような適切なアクティビティの選択は、参加者のストレス軽減効果を増大させるとともに、参加者の満足度を向上させるものである。
なお、ユーザへの提案は、一組の活動プランでもよいし、複数組の活動プランでもよい。複数組の活動プランを提案する場合、ユーザは、複数のプランのうちから、より好ましいプランを選ぶことができるから、ユーザの満足度の向上が期待できる。
そして、プラン提案装置20は、送信部215を介して、選定されたアクティビティの組合せをユーザ端末10に送信する(S23)。これにより一連の活動プランの提案処理が終了する。
活動プランの提案処理は、プラン提案装置20がユーザ端末10から提案要求を受信する度に繰り返される。
以上説明したように、本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1(プラン提案装置20)によれば、アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合と、が関連付けられた軽減効果データベース223を参照して、参加予定者のストレスを軽減させるようにアクティビティの組合せを選定することとしている。したがって、参加予定者に対してストレス軽減のための具体的な活動プラン(解決手段)を提案することができる。
また、参加者のストレス軽減度合が軽減効果データベース223に反映される場合には、より多くのサンプルデータが得られるため、ストレス軽減効果をより客観的に把握することができる。
そして、活動プランの実施により参加者のストレスが軽減されれば、参加者の精神状況が改善され、仕事にも私生活にも良い影響があると考えられる。また、参加者が提案に係るアクティビティを気に入り、当該アクティビティのリピーターとなると、参加者は趣味(仕事以外の楽しみ)を増やしたことになり、生活の充実につながる。
更には、参加者が旅行先を気に入ってその場所に移住することになれば、例えばテレワークのような働き方の改善やセカンドライフの提案につながると考えられる。
また、活動プランが村落でのアクティビティの実施を含む場合や、移住が行われた場合には、当該場所の経済を活性化させるとともに当該場所における人の交流を活発化させることにもつながる。
また、軽減効果データベース223に、複数のアクティビティと、所定の気象条件下における該当するアクティビティの体験によるストレスの軽減度合と、が関連付けられている場合には、参加予定者のアクティビティへの参加日程において予想される気象条件に応じてアクティビティの組合せを選定することができる。あるいは、軽減効果データベース223に、複数のアクティビティと、所定の季節における該当するアクティビティの体験によるストレスの軽減度合と、が関連付けられている場合には、参加予定者のアクティビティへの参加日程が属する季節に応じてアクティビティの組合せを選定することができる。
気象や季節による環境要因の解析をも考慮することで、参加者が旅先で不快な思いをすることを回避し、アクティビティの実施による参加者のストレス軽減効果を高めることが期待される。
また、軽減効果データベース223に、複数のアクティビティと、該当するアクティビティの体験者の属性に応じたストレスの軽減度合と、が関連付けられている場合には、参加予定者の属性に応じてアクティビティの組合せを選定することができる。参加予定者の属性をも考慮することで、参加者の好みに沿ったアクティビティの選定が可能となり、参加者のストレス軽減効果を高めることが期待される。
また、本実施形態のストレス軽減プラン提案システム1(プラン提案装置20)では、参加予定者のアクティビティへの参加日数に応じてアクティビティの組合せを選定することができる。旅行日数に応じて適度な数のアクティビティを提案することで、参加者のストレス軽減効果を高めることが期待される。例えば、活動プランが過密であると、参加者は却って疲労する可能性がある。
上述した実施形態の変形例として、上記のストレス軽減プラン提案システムを日常生活に適用する場合を挙げられる。つまり、上記の実施形態では、測定装置は、事前にアクティビティによるストレス軽減の効果を測定するようにしたが、それに加えて、日常生活におけるストレス度合(例えば職場での執務中のストレス度合)を測定するようにしてもよい。
例えば、ユーザ端末は、例えばスマートフォンやウェアラブルデバイスであり、心拍計や脈拍計(測定装置)と有線または無線で通信可能に接続されているものとする。ユーザ端末は、測定装置から、日常生活時における心拍変動を連続的に受信し、受信したデータからストレス度合(例えばLF/HF値や、後述するΔLF/HF)を算出する。この場合、ストレス度合の一例としてのLF/HF値の算出は、上記の実施形態において図8(S11〜S15)に関連して述べた手順に準じて行われる。なお、ストレス度合の算出は、プラン提案装置で実行され、その結果がユーザ端末に送信されてもよい。
このストレス度合が所定の閾値(LF/HF値では例えば5.0)を超えると、ユーザ端末は、ストレス軽減の為の行動を促すアラートを報知する。報知の手法は、例えば、スピーカを介した音の発声でもよいし、ユーザ端末の画面へのポップアップ表示でもよい。併せて、ユーザ端末は、提案要求をプラン提案装置に送信する。この場合の提案要求は、ストレスの深刻度合に応じて暫定的な旅程を指定してもよい(例えば、ストレスの深刻度合が大きいほど、測定日から近い日を設定する)し、旅程を指定していなくてもよい。また、提案要求は、被験者の属性を含んでもよい。
提案要求を受信したプラン提案装置20は、上記の実施形態におけるプラン作成手順(図9)に準じてプランを作成し、ユーザ端末に返信する。ユーザ端末は、受信したプランを画面に表示して、被験者に対して当該プランへの参加を提案する。
これにより、職場などの日常生活における被験者の精神状態をリアルタイムで把握できる。したがって、被験者もその雇用者も、精神的な負荷が大きい業務・作業を客観的に割り出すことができるから、職場環境の把握、改善に役立てることができる。また、被験者は、ストレスが高まった場面でその軽減プランを受け取ることができるから、タイムリーにストレス軽減プランを提案することができる。
なお、上述した変形例のバリエーションとして、同種の複数の職場(例えば保育所、老人ホームのような福祉施設や、幼稚園のような教育施設、工場など)においてストレス度合を測定し、測定結果を比較してもよい。これにより、同業他社との相対的な職場環境の優劣を把握することができるとともに、改善に役立てることができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態ではプラン提案装置20は、気象データベース21に接続されているものとしたが、これに限らず、リクエストに応じてアクティビティの実施場所またはその近傍における気象の観測値もしくは解析値または予測値を計算するコンピュータに接続される形態としてもよい。
また、本実施形態では、プラン提案装置20は、ユーザ端末10からのリクエストに応じて活動プランに含めるアクティビティを選定するものとしたが、予め複数のプランについて、プランごとに当該プランに含まれるアクティビティを記憶しておき、各プランに含まれるアクティビティに対応する軽減度合に応じてプランを選定するようにしてもよい。
また、プラン提案装置20は、軽減度合を評価しなくてもよい。すなわち、プラン提案装置20は、軽減度合に対応付けてアクティビティを提示するようにし、ユーザにアクティビティを選択させるようにしてもよい。この場合、ユーザは自身がアクティビティを好きな度合と、アクティビティを体験することにより期待されるストレスの軽減効果の度合との比較しながら、自身の好みにプランを設定することが可能となる。
また、本実施形態では、アクティビティに参加可能な人数を考慮していないが、アクティビティに参加人数の上限が設定されている場合には、プラン提案装置20は、参加人数を制約条件として、ストレス軽減度合の合計が最も低くなるようなアクティビティの組み合わせを選択するようにしてもよい。
また、本実施形態では、プラン提案装置20は、季節および気象に応じてストレス軽減度合の集計(代表値の算出)を行うものとしたが、重回帰分析などの統計手法により、季節や気象条件、属性等を説明変数とし、ストレス軽減度合を目的変数として近似モデルを作成し、当該近似モデルを用いてアクティビティのストレス軽減度合を評価するようにしてもよい。
また、本実施形態では、RRIのデータをそのまま利用してLF/HF値を求めるものとしたが、LF/HF値を計算する前に、RRIにノイズ除去のためのフィルタ処理を行うことが好適である。
また、本実施形態では、LF/HF値の基準値を固定値(5.0)と設定したが、被験者ごとに変えても良い。例えば、被験者が座位安静にして所定時間(例えば5分、10分など任意の時間でよい。)心拍測定し、その時間でのLF/HF値を算出し、これを1として、アクティビティの体験前および体験後に測定したLF/HF値との比(ΔLF/HF)を評価値として用いてもよい。この場合、個人差を吸収した標準化を行うことができる。
また、アクティビティへの参加者のストレスチェックが行われ、測定データがストレス軽減プラン提案システム(プラン提案装置)に送信される場合には、ストレス軽減プラン提案システムは、ストレスが上昇トレンドで、かつ、所定の閾値を超えると、その参加者に対応する測定装置にアラートを発してもよい。これにより、参加者の精神状態をリアルタイムで把握することができるとともに、ストレス状況を参加者に直ちに知らせることができる。
併せて、アクティビティへの参加者に、体験の前後にアンケートを行うことで、主観的なストレス状況をも把握することができるようになる。
1 ストレス軽減プラン提案システム
10 ユーザ端末
20 プラン提案装置
21 気象DB
30 測定装置
212 ストレス指標算出部
213 変動算出部
214 評価部
221 ユーザDB
222 測定結果DB
223 軽減効果DB

Claims (9)

  1. アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合を記憶するデータベースと、
    前記軽減度合とともに前記アクティビティを含むプランを提示するべく出力する出力部と、
    を具備するストレス軽減プラン提案システム。
  2. 前記データベースは複数のアクティビティについて、該当する前記アクティビティの前記軽減度合を記憶し、
    前記データベースを参照して、前記プランへの参加予定者のストレスを軽減させるように、前記プランに含める前記アクティビティの組合せを選定する評価部をさらに備える、
    請求項1に記載のストレス軽減プラン提案システム。
  3. 前記データベースには、前記複数のアクティビティと、所定の気象条件下における該当するアクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合と、が関連付けられ、
    前記評価部は、前記データベースを参照して、前記参加予定者のアクティビティへの参加日程において予想される気象条件に対応する前記軽減度合に応じて前記アクティビティの組合せを選定する、
    請求項2に記載のストレス軽減プラン提案システム。
  4. 前記データベースには、前記アクティビティと、所定の季節における当該アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合と、が関連付けられ、
    前記評価部は、前記データベースを参照して、前記参加予定者のアクティビティへの参加日程が属する季節に対応する前記軽減度合に応じて前記アクティビティの組合せを選定する、
    請求項2または3のいずれかに記載のストレス軽減プラン提案システム。
  5. 前記データベースには、前記アクティビティと、当該アクティビティの体験者の属性に応じたストレスの軽減度合と、が関連付けられ、
    前記評価部は、前記データベースを参照して、前記参加予定者の属性に対応する前記軽減度合に応じて前記アクティビティの組合せを選定する、
    請求項2〜4のいずれかに記載のストレス軽減プラン提案システム。
  6. 前記評価部は、前記データベースを参照して、前記参加予定者の前記プランへの参加日数に応じて前記アクティビティの組合せを選定する、
    請求項2〜5のいずれかに記載のストレス軽減プラン提案システム。
  7. 被験者のストレス状態を測定する測定装置をさらに備え、
    前記出力部は、前記測定装置の測定結果が所定の閾値を超えると、前記プランを出力する、
    請求項1〜6のいずれかに記載のストレス軽減プラン提案システム。
  8. アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合を記憶するデータベースと、
    前記軽減度合とともに前記アクティビティを含むプランを提示するべく出力する、
    ことを含むストレス軽減プラン提案方法。
  9. 参加予定者に対してストレス軽減プランの提案を行うためのプログラムであって、
    コンピュータに対して、
    アクティビティの体験により期待されるストレスの軽減度合を記憶するステップと、
    前記軽減度合とともに前記アクティビティを含むプランを提示するべく出力するステップと、
    を実行させるためのプログラム。

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