JP2015172523A - 電子時計及び日時データの修正方法 - Google Patents
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Description
日時を計数する計時手段と、
測位衛星からの電波信号を受信する衛星電波受信手段と、
前記衛星電波受信手段による受信期間を制御する受信期間制御手段と、
前記衛星電波受信手段により受信された電波信号に基づいて日時情報を取得する衛星日時取得手段と、
取得された日時情報を用いて前記計時手段が計数する日時を修正する修正手段と、
を備え、
前記衛星日時取得手段は、前記修正手段により前回修正が行われてからの経過時間が前記日時情報の取得方法に応じて定められた第1基準時間以下の場合には、前記経過時間及び前記取得方法に応じた読取期間を定めて、前記衛星電波受信手段による受信内容に基づいて当該読取期間内の日時を取得し、
前記受信期間制御手段は、前記測位衛星から送信される一連のデータのうち、前記衛星日時取得手段が現在の日時を同定することが可能な一部のデータを取得する間を前記受信期間として前記衛星電波受信手段を動作させる
ことを特徴とする電子時計である。
先ず、第1実施形態の電子時計1について説明する。
図1は、第1実施形態の電子時計1の内部構成を示すブロック図である。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供し、作業データや各種設定データを記憶する。RAM43には、修正履歴記憶部43a(読取期間設定記憶手段)が含まれ、直近の日時修正履歴に係る情報を記憶する。本実施形態の修正履歴記憶部43aには、直近の日時修正状況を示すステータスbが記憶される。
分周回路45は、発振回路44から入力された所定の周波数信号をCPU41や計時回路46が利用する各周波数の信号に分周して各々出力する。
この計時回路46により計数される日時は、発振回路44の水晶発振器が生成する周波数信号の周波数誤差に応じた計時誤差(歩度)が含まれる。通常の電子時計1で用いられる発振回路44の水晶発振器の計時誤差としては、例えば、月当たり約15秒であり、予め測定、取得してROM42などに設定しておくことが出来る。前回日時修正が行われてからの経過時間にこの計時誤差を乗ずることで、計時回路46の計数する日時が正確な日時に対してずれる時間差を見積もることが出来る。
これらの表示部48及び表示ドライバ49により報知手段が構成される。
このとき、GPS受信処理部50は、1フレーム分のデータ(一連のデータ)を全て受信しないことで、完全な日時データが受信電波から取得されなくても、予め設定入力された現在の日時データに対して定められた範囲(読取期間)内の日時であると見做して日時データを出力することが出来る。また、この設定入力が無い場合にWNデータが取得されなかった場合には、日付が空白のまま時刻データのみを出力することが可能となっている。
これらのGPS受信処理部50及びアンテナ51により衛星電波受信手段が構成される。
これらの長波受信部52及びアンテナ53により外部通信手段が構成される。
これらのGPS受信処理部50及び長波受信部52は、他の制御部とはそれぞれ個別に電力供給のオンオフに係るスイッチ制御を行うことが出来る。
図2は、GPS衛星からの送信電波のフォーマットを説明する図である。
サブフレーム1におけるWORD3の先頭では、1980年1月6日を基準とする週番号WNが10ビット(10進数で最大1023)で送信される。また、各ワードの末尾には、6ビットのパリティ情報が含まれ、当該パリティ情報によりワードの復調が正確に行われたか否かの判定を行うことが出来る。
本実施形態の電子時計1では、修正履歴記憶部43aに4つのフラグb[0]〜b[3]による4ビットのステータスbを記憶させることで、直近の日時修正のタイミング(前回修正が行われてからの経過時間)と種別(日時情報の取得方法)を容易に取得することが出来る。
なお、フラグb[0]〜b[2]における修正の有効期限である1ヵ月は、修正方法ごとに適宜変更可能である。例えば、手動入力操作による日時修正のみ7日以内というように異なる設定であっても良い。また、計時回路46の誤差(歩度)が小さい電子時計1の場合には、有効期限をより長く設定しても問題を生じない。
なお、ステップS402で“NO”に分岐した場合、即座にステップS403の処理に移行せず、予め設定されたGPS受信処理の起動条件、例えば、電子時計1が屋外や窓際などにあることを判別するために光センサにより所定の光量が検出されるといった条件が満たされるまで待機しても良い。また、CPU41は、ステップS403の起動処理において実行される受信周波数及びC/Aコードを探索して何れかのGPS衛星の送信電波に同調するといった処理に並行して、ステップS405、S406の処理を行うことが可能である。
そして、CPU41は、計時回路46が計数する日時の修正が前回行われてから今回日時情報が取得されるまでの経過時間が日時情報の取得方法に応じてそれぞれ定められた第1基準時間、例えば、1ヵ月以下の場合には、この経過時間及び日時の取得方法に応じた読取期間、例えば、日付を定めて、GPS受信処理部50による受信内容に基づいて読取期間内の日時を取得する。このとき、CPU41は、GPS衛星から送信される航法メッセージデータ全体のうち、GPS受信処理部50が現在の日時を同定することが可能な一部のデータを取得する間を受信期間としてGPS受信処理部50を動作させる。
従って、現在計時回路46が計数している日時の正確さに応じて、正確な日時情報を取得するために必要とされる長さだけのデータをGPS衛星から受信することで、電力消費の増大を抑えながら、正確な日時をより確実に取得して計時を行うことが出来る。
従って、GPS衛星からの電波受信に限らず、他の方法でも自動的に外部から日時情報を取得することが出来るので、このようにして取得された日時に基づいてGPS衛星からの電波受信の期間を適切に短縮しながら正確な日時情報を取得することが出来る。従って、電力消費量を有効に低減することが出来る。
次に、第2実施形態の電子時計1について説明する。
第2実施形態の電子時計1の内部構成は、第1実施形態の電子時計1と同一であり、同一の符号を用いて説明することとする。
この実施形態の日時修正動作では、ステータスbに関し、カウンタを動作させてリアルタイムで更新するのではなく、必要な場合にのみステータス設定処理を実行してステータスbを更新する。このために、修正履歴記憶部43aには、ステータスbに加えて直近の修正タイミング及び修正方法に係る修正履歴情報が記憶される。
このステータス設定処理は、必要に応じて、例えば、標準電波日時修正処理やGPS日時修正処理が実行される前に、先に呼び出されて実行される。
即ち、これらの標準電波日時修正処理及びGPS日時修正処理では、日時の修正がなされた際にステータスbの書き換え及びカウンタの動作をリアルタイムで行わない。
次に、第3実施形態の電子時計1について説明する。
第3実施形態の電子時計1は、第1実施形態及び第2実施形態の電子時計1の内部構成と同一の構成を有し、同一の符号を用いることとして説明を省略する。
図10は、第3実施形態の電子時計1において実行されるステータス設定処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
それから、CPU41は、予め設定された最大時間以内で日時修正動作、即ち、日時データの手動入力操作や標準電波の受信に係る命令の入力を待ち受けて、当該時刻修正動作の命令入力があったか否かを判別する(ステップS304)。
なお、CPU41は、通常、日時修正処理やこれに伴うステータス設定処理が深夜など、ユーザが電子時計1を使用しないような時刻に行われる場合、ステップS303、S304に係る報知動作及び入力の待ち受け動作をこれらとは異なる時間帯、例えば、日中や夕方などに行わせても良い。
このGPS時刻修正処理は、ステップS420及びステップS421の処理が追加された点を除いて第2実施形態のGPS時刻修正処理と同一であり、同一の処理については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
従って、長期間に亘りGPS衛星や標準電波などにより日時情報が自動取得出来ない状況が続いている場合には、積極的に概算日時を手動で、例えば、分単位で入力させたり、ユーザの動作命令によりユーザが受信条件のいい場所に移動した状態でGPS衛星からの電波受信や標準電波の受信を行わせたりすることで、日時情報の精度を向上させることが出来る。また、このような処理、特にユーザの操作部47からの入力操作により、GPS衛星から電波を受信する際の読取期間設定に係る日時情報を取得し、このような場合でも効率的にGPS衛星からの電波受信時間を短縮して消費電力の増大を抑えることが出来る。
次に、第4実施形態の電子時計1について説明する。
この第4実施形態の電子時計1は、第1実施形態〜第3実施形態の電子時計1と同一の内部構成であり、同一の構成については同一の符号を用いることとして説明を省略する。
このGPS日時修正処理は、ステップS405の判別処理に続いてステップS405bの判別処理が実行され、また、ステップS405、S405bの判別処理の結果に応じてステップS407a、S407bの何れかの処理が実行される点を除き、第2実施形態の電子時計1で実行されるGPS日時修正処理と同一であり、同一の処理については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
次に、第5実施形態の電子時計1について説明する。
この第5実施形態の電子時計1は、第1実施形態〜第4実施形態の電子時計1と同一の内部構成であり、同一の構成については同一の符号を用いることとして説明を省略する。
このGPS日時修正処理は、ステップS407の代わりにステップS407aの処理が実行され、また、ステップS407bの処理が追加された点を除き、第3実施形態の電子時計1で実行されるGPS日時修正処理と同一であり、また、ステップS407a、S407bの処理は、第4実施形態のGPS日時修正処理の説明で示したものと同一である。従って、同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
従って、時間差が小さく、Preambleの誤同定といった要因による日時の取得失敗の可能性が低い場合には、積極的に消費電力の低減を図る一方で、時間差が大きい場合には、連続する2つのサブフレームの先頭におけるPreambleを同定することでこのPreambleの誤同定の可能性を減らし、信頼性の低下を防いでいる。従って、消費電力の低減と信頼性の維持とをバランス良く保ちながら、全体として確実に正確な日時を取得することが可能となっている。
例えば、上記実施の形態では、水晶発振器を有する発振回路44により計時回路46が月当たり15秒程度の計時誤差を有する場合について説明したが、これに限られない。そしてこれよりも計時誤差が小さい場合には、より長い期間に亘って計時回路46の時刻に基づいて狭い読取期間を設定可能であり、反対に、計時誤差が大きい場合には、より短い期間でのみ、狭い読取期間の設定が可能となる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
日時を計数する計時手段と、
測位衛星からの電波信号を受信する衛星電波受信手段と、
前記衛星電波受信手段による受信期間を制御する受信期間制御手段と、
前記衛星電波受信手段により受信された電波信号に基づいて日時情報を取得する衛星日時取得手段と、
取得された日時情報を用いて前記計時手段が計数する日時を修正する修正手段と、
を備え、
前記衛星日時取得手段は、前記修正手段により前回修正が行われてからの経過時間が前記日時情報の取得方法に応じて定められた第1基準時間以下の場合には、前記経過時間及び前記取得方法に応じた読取期間を定めて、前記衛星電波受信手段による受信内容に基づいて当該読取期間内の日時を取得し、
前記受信期間制御手段は、前記測位衛星から送信される一連のデータのうち、前記衛星日時取得手段が現在の日時を同定することが可能な一部のデータを取得する間を前記受信期間として前記衛星電波受信手段を動作させる
ことを特徴とする電子時計。
<請求項2>
前記経過時間が前記第1基準時間以上の第2基準時間を超えた場合に、ユーザに対して日時の修正要求を伝えるための所定の動作を行う報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電子時計。
<請求項3>
前記経過時間が前記第1基準時間以下の第3基準時間を超えていない場合に、前記取得された日時が前記読取期間より狭い整合確認期間内にあるか否かを判別する整合判別手段を備え、
前記修正手段は、前記取得された日時が前記整合確認期間内にないと判別された場合には、前記計時手段の計数する日時を前記取得された日時を用いて修正しない
ことを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項4>
ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段により入力された日時情報を取得する手動日時取得手段と、
を備え、
前記修正手段は、
前記手動日時取得手段により取得された日時に対する前記整合確認期間を、前記衛星日時取得手段により取得された日時に対する前記整合確認期間よりも広く設定する
ことを特徴とする請求項3記載の電子時計。
<請求項5>
外部との通信を行う外部通信手段と、
当該外部通信手段により外部から日時情報を取得する外部日時取得手段と、
前記外部日時取得手段により取得される日時情報に対して前記外部の日時情報出力先ごとに予め定められる前記読取期間に係る前記経過時間及び前記取得方法を記憶する読取期間設定記憶手段と、
を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項6>
前記測位衛星がGPS衛星の場合に、前記受信期間制御手段は、前記受信期間としてサブフレームの先頭から2ワード又は3ワードが受信される期間を設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項7>
前記計時手段の計数する日時が正確な日時に対してずれる時間差を、予め取得された前記計時手段の計時誤差と前記経過時間とに基づいて算出するずれ算出手段を備え、
前記受信期間制御手段は、前記時間差が所定のずれ量以下である場合には、前記2ワード又は3ワードが受信される間を前記受信期間とし、前記時間差が前記ずれ量より大きい場合には、サブフレーム1つ分以上の時間を前記受信期間とする
ことを特徴とする請求項6記載の電子時計。
<請求項8>
GPS衛星からの信号において各サブフレームデータの先頭位置を規定する先頭符号列と同一の符号列が日時情報に係る符号列部分に出現する重複期間を記憶する重複期間記憶手段を備え、
前記受信期間制御手段は、前記重複期間内には、前記先頭符号列と同一の符号配列を複数回検出し、当該複数回の検出位置の位置関係に基づいてサブフレームの先頭位置を同定し、時刻情報を取得する
ことを特徴とする請求項6又は7記載の電子時計。
<請求項9>
日時を計数する計時手段と、測位衛星からの電波を受信する衛星電波受信手段とを備えた電子時計の日時データの修正方法であって、
前記衛星電波受信手段による受信期間を制御する受信期間制御ステップ、
前記衛星電波受信手段により受信された電波信号に基づいて日時情報を取得する衛星日時取得ステップ、
取得された日時情報を用いて前記計時手段が計数する日時を修正する修正ステップ、
を含み、
前記衛星日時取得ステップは、前記修正ステップでの前回の修正が行われてからの経過時間が前記日時情報の取得方法に応じて定められた第1基準時間以下の場合には、前記経過時間及び前記取得方法に応じた読取期間を定めて、前記衛星電波受信手段による受信内容に基づいて当該読取期間内の日時を取得し、
前記受信期間制御ステップは、前記測位衛星から送信される一連のデータのうち、前記衛星日時取得ステップで現在の日時を同定することが可能な一部のデータを取得する間を前記受信期間として前記衛星電波受信手段を動作させる
ことを特徴とする日時データの修正方法。
41 CPU
42 ROM
42a プログラム
43 RAM
43a 修正履歴記憶部
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
47 操作部
48 表示部
49 表示ドライバ
50 GPS受信処理部
51 アンテナ
52 長波受信部
53 アンテナ
54 電源部
b ステータス
Claims (9)
- 日時を計数する計時手段と、
測位衛星からの電波信号を受信する衛星電波受信手段と、
前記衛星電波受信手段による受信期間を制御する受信期間制御手段と、
前記衛星電波受信手段により受信された電波信号に基づいて日時情報を取得する衛星日時取得手段と、
取得された日時情報を用いて前記計時手段が計数する日時を修正する修正手段と、
を備え、
前記衛星日時取得手段は、前記修正手段により前回修正が行われてからの経過時間が前記日時情報の取得方法に応じて定められた第1基準時間以下の場合には、前記経過時間及び前記取得方法に応じた読取期間を定めて、前記衛星電波受信手段による受信内容に基づいて当該読取期間内の日時を取得し、
前記受信期間制御手段は、前記測位衛星から送信される一連のデータのうち、前記衛星日時取得手段が現在の日時を同定することが可能な一部のデータを取得する間を前記受信期間として前記衛星電波受信手段を動作させる
ことを特徴とする電子時計。 - 前記経過時間が前記第1基準時間以上の第2基準時間を超えた場合に、ユーザに対して日時の修正要求を伝えるための所定の動作を行う報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電子時計。
- 前記経過時間が前記第1基準時間以下の第3基準時間を超えていない場合に、前記取得された日時が前記読取期間より狭い整合確認期間内にあるか否かを判別する整合判別手段を備え、
前記修正手段は、前記取得された日時が前記整合確認期間内にないと判別された場合には、前記計時手段の計数する日時を前記取得された日時を用いて修正しない
ことを特徴とする請求項1又は2の何れか一項に記載の電子時計。 - ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段により入力された日時情報を取得する手動日時取得手段と、
を備え、
前記修正手段は、
前記手動日時取得手段により取得された日時に対する前記整合確認期間を、前記衛星日時取得手段により取得された日時に対する前記整合確認期間よりも広く設定する
ことを特徴とする請求項3記載の電子時計。 - 外部との通信を行う外部通信手段と、
当該外部通信手段により外部から日時情報を取得する外部日時取得手段と、
前記外部日時取得手段により取得される日時情報に対して前記外部の日時情報出力先ごとに予め定められる前記読取期間に係る前記経過時間及び前記取得方法を記憶する読取期間設定記憶手段と、
を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子時計。 - 前記測位衛星がGPS衛星の場合に、前記受信期間制御手段は、前記受信期間としてサブフレームの先頭から2ワード又は3ワードが受信される期間を設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子時計。
- 前記計時手段の計数する日時が正確な日時に対してずれる時間差を、予め取得された前記計時手段の計時誤差と前記経過時間とに基づいて算出するずれ算出手段を備え、
前記受信期間制御手段は、前記時間差が所定のずれ量以下である場合には、前記2ワード又は3ワードが受信される間を前記受信期間とし、前記時間差が前記ずれ量より大きい場合には、サブフレーム1つ分以上の時間を前記受信期間とする
ことを特徴とする請求項6記載の電子時計。 - GPS衛星からの信号において各サブフレームデータの先頭位置を規定する先頭符号列と同一の符号列が日時情報に係る符号列部分に出現する重複期間を記憶する重複期間記憶手段を備え、
前記受信期間制御手段は、前記重複期間内には、前記先頭符号列と同一の符号配列を複数回検出し、当該複数回の検出位置の位置関係に基づいてサブフレームの先頭位置を同定し、時刻情報を取得する
ことを特徴とする請求項6又は7記載の電子時計。 - 日時を計数する計時手段と、測位衛星からの電波を受信する衛星電波受信手段とを備えた電子時計の日時データの修正方法であって、
前記衛星電波受信手段による受信期間を制御する受信期間制御ステップ、
前記衛星電波受信手段により受信された電波信号に基づいて日時情報を取得する衛星日時取得ステップ、
取得された日時情報を用いて前記計時手段が計数する日時を修正する修正ステップ、
を含み、
前記衛星日時取得ステップは、前記修正ステップでの前回の修正が行われてからの経過時間が前記日時情報の取得方法に応じて定められた第1基準時間以下の場合には、前記経過時間及び前記取得方法に応じた読取期間を定めて、前記衛星電波受信手段による受信内容に基づいて当該読取期間内の日時を取得し、
前記受信期間制御ステップは、前記測位衛星から送信される一連のデータのうち、前記衛星日時取得ステップで現在の日時を同定することが可能な一部のデータを取得する間を前記受信期間として前記衛星電波受信手段を動作させる
ことを特徴とする日時データの修正方法。
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JP6394008B2 (ja) | 2018-09-26 |
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