JP2015170193A - 電子機器管理システム、電子機器管理サーバ及び電子機器管理方法 - Google Patents

電子機器管理システム、電子機器管理サーバ及び電子機器管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末において、当該通信端末の処理対象である電子機器に関するサービスの提供を受けられるようにする。【解決手段】電子機器10から発信される無線信号を受信した通信端末20と通信可能なサーバ40において、通信端末20が送信した無線信号に含まれる電子機器10の状態を示す状態情報および第1の識別情報と、通信端末20が保持する第2の識別情報とを受信する。サーバ40は、受信した第1の識別情報と第2の識別情報とに基づいて、第1の識別情報が通信端末20の処理対象であるか否かを判定し、判定結果に応じて通信端末20に当該通信端末20の処理に必要な情報を提供する。また、サーバ40は、通信端末20から受信した状態情報を管理する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器と、ビーコン信号を受信可能な通信端末と、該通信端末と通信可能なサーバとを含む電子機器管理システム、電子機器管理サーバ及び電子機器管理方法に関する。
通信端末の普及に伴い、通信端末と電子機器とを接続して、電子機器からの情報を通信端末において受信して、その情報を利用するシステムが利用されるようになっている。例えば、通信端末が電子機器から取得した情報をクラウドコンピュータに送信することによりサービスの提供を受けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開2013−182279号公報 特開2013−191917号公報 特開2013−191918号公報
上述の従来技術では、電子機器に通信システムLSI(Large Scale Integration)を内蔵することによって無線通信により通信端末に接続させて、サービスの提供を受けることを可能にしている。また、電子機器に内蔵した通信システムLSIが、情報処理装置から受信したコマンドに基づいて、ユーザの操作を模する電気信号または電子機器の状態を変える電気信号を生成して、電子機器の制御部へ出力し、電子機器を操作することを可能にしている。
しかしながら、従来技術では、通信端末が処理対象とする電子機器以外からの情報を利用したり、処理対象とする電子機器以外の電子機器を操作したりすることが可能であるが、処理対象とする電子機器以外の電子機器に関するサービスの提供は必要とされていない。
上記の状況から、通信端末において、当該通信端末の処理対象である電子機器のみに関するサービスの提供を受けられる手法が求められていた。
本発明の一態様は、無線通信機能を有する電子機器と、電子機器と無線通信可能な通信端末と、この通信端末と通信可能なサーバとを含む電子機器管理システム、電子機器管理サーバ及び電子機器管理方法である。
電子機器から発信される無線信号を受信した通信端末と通信可能なサーバにおいて、通信端末が送信した無線信号に含まれる電子機器の状態を示す状態情報および第1の識別情報と、通信端末が保持する第2の識別情報とを受信する。サーバは、受信した第1の識別情報と第2の識別情報とに基づいて、第1の識別情報が通信端末の処理対象であるか否かを判定し、判定結果に応じて通信端末に当該通信端末の処理に必要な情報を提供する。また、サーバは、通信端末20から受信した状態情報を管理する。
本発明によれば、通信端末は、当該通信端末の処理対象である電子機器のみに関するサービスの提供を受けることができる。さらに、サーバは、通信端末が処理対象とする電子機器の状態を示す状態情報に加え、その処理対象とする電子機器以外の状態情報も管理することができる。
本発明の実施の形態に係る電子機器管理システムの全体構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る電子機器管理システム(電子機器と制御対象機器が一致)の各装置の構成例を示す図である。 図2の電子機器から出力される無線信号のデータ構造例を示す図である。 図2のサーバに格納される電子機器IDデータベースの一例を示す図である。 図2のサーバに格納される状態情報データベースの一例を示す図である。 図2の電子機器管理システムによる通信端末への情報提供の処理手順を示したシーケンス図である。 図2の電子機器管理システム(電子機器と制御対象機器が不一致)の各装置の構成例を示す図である。 図7のサーバに格納される電子機器IDデータベースの一例を示す図である。 図7のサーバに格納される状態情報データベースの一例を示す図である。 ビーコンIDと電子機器IDが対応づけられた電子機器IDデータベースの一例を示す図である。 操作用アプリケーションのIDと、当該操作用アプリケーションを用いて制御できる電子機器IDが対応づけられた電子機器IDデータベースの一例を示す図である。 操作用アプリケーションのIDと、当該操作用アプリケーションを用いて制御できる複数の製品カテゴリーの電子機器IDが対応づけられた電子機器IDデータベースの一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<1.一実施の形態>
[電子機器管理システムの概要]
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子機器管理システムの全体構成例を示す図である。
電子機器管理システム1は、図1に示すように、電子機器(例えば、空気調節装置10、冷蔵庫50、自動車60等)と、通信端末20と、サーバ40を備える。通信端末20と各電子機器との間は、無線通信により接続され、データが直接送受信される。また、通信端末20とサーバ40との間の経路は、無線通信路および有線通信路を含み得る。
各電子機器は、通信端末20による処理対象(以下「制御対象」と表記することもある)となる機器である。図1では、空気調節装置10、冷蔵庫50、自動車60が例示されている。電子機器は、後述するように通信部を備え、通信端末20との間で無線通信を行う。
通信端末20は、ユーザ2とのやりとりを行うユーザインターフェースを備えて、操作入力を受け付け、または、表示などの出力を行う端末である。通信端末20としては、例えば、スマートフォンなどの携帯端末が想定される。
サーバ40は、電子機器の状態情報を管理するサーバ(電子機器管理サーバの一例)である。サーバ40は、ネットワークに接続されたコンピュータであり、例えばクラウドコンピュータが適用される。
電子機器管理システム1において、空気調節装置10、冷蔵庫50及び自動車60のそれぞれに組み込まれた通信機能を有する集積回路11が、識別情報(第1の識別情報)を含む無線信号を間欠的に発信する。これらの電子機器に組み込まれた集積回路11が発信する無線信号の到達距離の範囲内に存在する通信端末20は、この無線信号を受信する。そして、通信端末20は、受信した無線信号に含まれる第1の識別情報と、通信端末20自身が保持している識別情報(第2の識別情報)をサーバ40へ送信する。サーバ40は、通信端末20から受信した第1の識別情報と第2の識別情報とに基づいて、第1の識別情報が通信端末20の処理対象であるか否かを判定し、判定結果に応じて通信端末20の処理に必要な情報を当該通信端末20に提供する。
以下、一実施の形態に係る電子機器管理システム1として、通信端末20の処理対象が空気調節装置10である場合を例に説明する。
[ビーコン信号を出力する電子機器IDと制御対象の電子機器IDが一致する場合]
図2は、電子機器管理システム1の各装置の構成例を示す図である。
電子機器管理システム1を構成する空気調節装置10(電子機器の一例)、通信端末20及びサーバ40では、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する機能ブロックの連携によって通信端末への情報提供の処理手順が行われる。
電子機器管理システム1は、空気調節装置10、通信端末20、及びサーバ40を備える。通信端末20とサーバ40は、インターネット等のネットワーク30を介して通信を行う。図2は、空気調節装置10の電子機器ID(Identifier)と制御対象(空気調節装置10)の電子機器ID(制御対象機器ID)が一致する場合の例である。電子機器IDは、電子機器ごとに固有の識別子(第1の識別情報)である。
(空気調節装置の構成例)
空気調節装置10は、制御部12、記憶部13、暗号化部14、通信部15、フィルタ交換検出部16、水漏れ検出部17、及びモータ異常検出部18を備える。制御部12、記憶部13、暗号化部14及び通信部15は、集積回路11に実装されている。
制御部12は、空気調節装置10内の各部の動作を制御する。この制御部12は、例えば、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成される。制御部12は、空気調節装置10の状態を示す状態情報ibとして、フィルタ交換検出部16、水漏れ検出部17、及びモータ異常検出部18が検出した結果を受け取る。制御部12は、記憶部13に記憶された電子機器IDiaと空気調節装置10の状態を示す状態情報ibを暗号化部14に送る。
記憶部13(第1の記憶部の一例)は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体によって構成されている。この記憶部13には、制御部12が実行するプログラム、パラメータ、電子機器ID等の様々なデータが永久記憶又は一時記憶されている。記憶部13には、当該記憶部13を有する電子機器(図2では空気調節装置10)の電子機器IDiaが記憶されている。
暗号化部14は、制御部12の制御の下、制御部12から供給される情報(データ)に暗号鍵を適用して暗号化し、暗号化した情報を通信部15へ送る。ここでは、電子機器IDiaと状態情報ibをそれぞれ暗号化して、通信部15へ送る。もしくは、電子機器IDiaと状態情報ibを含む無線信号全体を暗号化してもよい。
通信部15(送信部の一例)は、制御部12の制御の下、通信端末20との間で無線通信により送信及び受信を行う。通信部15は、暗号化部14で暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibを含む無線信号を通信端末20に送信し、また通信端末20からユーザの操作指示(コマンド)を含む無線信号を受信する。通信部15は、送信の際には、ビーコン信号(無線信号)を生成して、ブロードキャスト方式で間欠的に送信する。
通信部15は、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy規格(以下、「BLE規格」と略記する。)によって規定されるアドバタイズ信号をビーコン信号として生成し、BLE規格に則った手順で無線信号を不図示のアンテナに送る。そして、アンテナから空気調節装置10の周囲に無線信号が送信される。なお、空気調節装置10(電子機器)と通信端末20との間の通信方式としては、BLE規格に限らず、例えば、Wi−Fi(登録商標)などの短距離無線通信を利用してビーコン信号を生成してもよい。
図3は、空気調節装置10から出力される無線信号のデータ構造を示す。
例えば、無線信号を構成するパケットのペイロード(データ本体部分)に、空気調節装置10を識別する電子機器IDiaと、空気調節装置10の状態を示す状態情報ibが格納されている。
フィルタ交換検出部16は、空気調節装置10の内部に設けられたフィルタの交換の要否を検出し、検出結果を制御部12に送る。フィルタ交換検出部16は、例えばフィルタの汚れ具合や目詰まり具合から交換の要否を判断する。
水漏れ検出部17は、空気調節装置10の内部における水漏れの有無を検出し、検出結果を制御部12に送る。
モータ異常検出部18は、空気調節装置10の内部に設けられたモータの異常を検出し、検出結果を制御部12に送る。モータ異常検出部18は、例えばモータの音や振動、熱などから異常の有無を判断する。
フィルタ交換検出部16、水漏れ検出部17、及びモータ異常検出部18は、それぞれ状態情報取得部の一例である。各検出部は、空気調節装置10(のフィルタ交換、水漏れ、モータ異常の各項目)が所定の状態になったことを検知し、所定の状態であることを示す状態情報を出力する。各検出部は、不図示の主回路基板に実装される。主回路基板は、空気調節装置10としての本来の機能を有するメイン回路が実装されている。空気調節装置10は、主回路基板において生成されたデータ(検出結果)を、集積回路11を介して通信端末20に送信し、また、通信端末20からデータ(操作信号)を受け取ることができるように構成されている。なお、集積回路11が不図示の主回路基板に実装された構成としてもよい。
制御部12は、各検出部の検出結果を受信し、空気調節装置10(のフィルタ交換、水漏れ、モータ異常の各項目)が所定の状態であることを示す状態情報を得る。そして、制御部12は、この状態情報を暗号化部14へ送る。
一方で、空気調節装置10の状態が所定の状態にない場合には、空気調節装置10から通信端末20へ状態情報を送信せず、電子機器IDのみを送信するようにしてもよい。なお、不図示の電源部(例えば、ボタン電池)が取り替えられるなどして空気調節装置10が初期化したときにも、通信端末20へ状態情報を送信するようにしてもよい。
(通信端末の構成例)
通信端末20は、処理部21、記憶部22、通信部23、サーバ通信部24、操作部25、及び表示部26を備える。
処理部21は、記憶部22から読み出したプログラム、パラメータ等に基づいて、通信端末20内の各部を制御する。処理部21は、例えば、中央演算処理装置(CPU)によって構成される。処理部21は、空気調節装置10から受信した暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibが含まれた無線信号を受信する。処理部21は、暗号鍵に対応する復号鍵を有していないので、受信した無線信号に含まれるこれらの情報を認識しない。そして、処理部21は、その無線信号に含まれた電子機器IDia及び状態情報ibを、ネットワーク30を介してサーバ40に送信する。このようにした場合、通信端末20では暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibが復号されないことから、通信端末20を使用するユーザがこれらの情報を見ることがなく、ユーザに負担がかからない。また、悪意を持つ者が電子機器IDia及び状態情報ibを解析することができない。
通信端末20には、予め電子機器を操作するための操作用アプリケーションがインストトールされている。図2の例では、空気調節装置10を操作するための空調アプリケーション21aが通信端末20にインストールされている。ユーザは、空調アプリケーション21aが起動している状態において、操作部25を操作して空調アプリケーション21aを利用し、空気調節装置10に対して設定温度変更などの指示を行う。すると、処理部21は、ユーザから空気調節装置10に対する操作指示がなされたことを検知し、記憶部22に記憶されている空調アプリケーション21aが制御対象とする電子機器のID(制御対象機器ID、第2の識別情報)を、サーバ40に送信する。あるいは、空調アプリケーション21aの機能として、当該空調アプリケーション21aの制御対象機器IDの送信をユーザが直接指示できる操作メニューを用意しておいてもよい。本実施の形態では、記憶部22に記憶されている制御対象機器IDは、空気調節装置10の電子機器IDである。
また、処理部21は、サーバ40から受信する、通信端末20の処理に必要な情報を処理する機能を有する。処理部21は、操作部25から入力された操作信号やサーバ通信部24が不図示のアンテナを介して受信した各種の情報に基づいて、表示部26にテキスト、画像等を表示するための各種制御を行う。
なお、仮に空気調節装置10から電子機器IDia及び状態情報ibが平文データで送られてきたとしても、空気調節装置10はこの平文データの電子機器IDia及び状態情報ibを解釈する機能(アプリケーション)を有していない。したがって、空気調節装置10から送られてくる電子機器IDia及び状態情報ibが暗号化データ又は平文データのいずれであっても、通信端末20ではこれらの情報を認識しない。
記憶部22(第2の記憶部の一例)は、例えば、ROM、RAM等の記憶媒体によって構成されている。この記憶部22には、通信端末20内の各部を制御するためのプログラム、パラメータ、サーバ40から受信した情報等の様々なデータが永久記憶又は一時記憶されている。この記憶部22には、通信端末20で起動している操作用アプリケーションに対応する制御対象機器IDicが記憶されている。
通信部23(受信部の一例)は、処理部21の制御の下、上述したBLE規格又はWi−Fi規格等に則って通信制御を行う。通信部23は、不図示のアンテナを介して空気調節装置10から受信した無線信号を復調して処理部21に送る。また、通信部23は、ユーザの操作指示(コマンド)を含む無線信号を空気調節装置10へ送信する。
サーバ通信部24は、処理部21の制御の下、不図示の基地局アンテナとの間で行われる基地局通信を行うための制御を行う。また、サーバ通信部24は、例えば、Wi−Fi(登録商標)用の不図示のアクセスポイントやルータと相互にデータ通信を行うためのパケット通信等を制御する。また、サーバ通信部24は、変調したデータを不図示のアンテナから無線送信したり、そのアンテナから無線受信したデータを復調して処理部21に渡したりする処理を行う。なお、通信端末20とサーバ40との間の通信は、SSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)プロトコル等を用いて通信を行うことにより、セキュアな接続を保証している。
操作部25は、通信端末20に配された不図示のボタン、スイッチの他に、画面タッチ等によって行われた操作入力に従って、操作信号を処理部21に出力する。
表示部26は、処理部21の制御の下、サーバ40から受信した情報を表示する。表示部26は、例えば液晶表示パネルにより構成される。なお、通信端末20では、操作部25と表示部26は、操作面と表示面とを重ねた一つのタッチパネルディスプレイとして形成されている。
(サーバの構成例)
サーバ40は、通信部41、記憶部42、復号部45、判定部46、処理部47及び状態管理部48を備える。
通信部41(端末通信部の一例)は、不図示の基地局との間で行われる基地局通信を行うための制御を行う。また、通信部41は、例えば、Wi−Fi(登録商標)用の不図示のアクセスポイントやルータと相互にデータ通信を行うためのパケット通信等を制御する。また、通信部41は、指示されたデータを変調して不図示のアンテナから無線通信により送信したり、そのアンテナから無線通信により受信したデータを復調して記憶部42に渡したりする処理を行う。
記憶部42は、例えば、ROM、RAM等の記憶媒体によって構成されている。この記憶部42には、サーバ40内の各部を制御するためのプログラム、パラメータ、通信端末20から受信した電子機器IDia及び状態情報ib、制御対象機器IDic等の様々なデータが永久記憶又は一時記憶されている。ここでは、記憶部42に、電子機器IDデータベース(図2では「機器IDDB」と記載)43と、状態情報データベース(図2では「状態情報DB」と記載)44が格納されている。記憶部42は、通信部41が通信端末20から電子機器IDia及び状態情報ibを受信する都度、すなわち空気調節装置10が通信端末20に状態情報ibを含んだ無線信号を送信する都度、状態情報データベース44を更新する。
図4は、電子機器IDデータベース43の一例を示す。
電子機器IDデータベース43は、通信端末20から受信した電子機器IDiaと、該電子機器IDiaに対応する電子機器の情報が格納される。図4の例では、電子機器IDデータベース43に、電子機器IDia“100”と、“空気調節装置10”が対応づけられて格納されている。
図5は、状態情報データベース44の一例を示す。
状態情報データベース44には、通信端末20から受信した電子機器IDiaと、該電子機器IDiaに対応する空気調節装置10の状態情報ibが格納される。この例では、電子機器IDiaが“100”である空気調節装置10に関して、状態情報ibとして、“フィルタ交換必要”、“水漏れなし”、“モータ異常なし”が格納されている。例えば、所定の状態になった項目がある場合には、該当する項目(この例ではフィルタ交換)のフラグをオンし、該当しない項目(水漏れ、モータ異常)のフラグをオフしておく。
なお、状態情報データベース44において、所定の状態になったことを示す情報に代えて、現時点での各項目の状態を記録するようにしてもよい。例えば、フィルタ交換の時期が近づいてきたこと(交換までの日数等)を示す情報を記録するようにしてもよい。このような情報を状態情報データベース44に記録し、通信端末20に送信するようにした場合には、サーバ40の監視員又は通信端末20のユーザが、現時点での空気調節装置10の各項目の状態を正確に把握することができる。
復号部45は、通信部41が受信した無線信号に含まれる、暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibのデータをそれぞれ復号し、判定部46に送る。また、受信した制御対象機器IDicのデータはそのまま判定部46に送る。なお、空気調節装置10から発信された無線信号全体が暗号化されている場合は、復号部45は、通信部41が受信した電子機器IDia及び状態情報ibが含まれたデータ全体を復号する。なお、復号部45は、通信部41の後段、例えば通信部41と記憶部42の間に配置されていてもよい。
判定部46は、通信部41が受信した電子機器IDiaと制御対象機器IDicとに基づいて、電子機器IDiaが通信端末20の処理対象であるか否かを判定し、判定結果を処理部47に送る。する。例えば、判定部46は、制御対象機器IDicを電子機器IDデータベース43の電子機器IDと照合し、両者が一致した場合には、電子機器IDiaが通信端末20の処理対象であると判定する。
処理部47は、記憶部42から読み出したプログラム、パラメータ等に基づいて、サーバ40内の各部を制御する。処理部47は、例えば、中央演算処理装置(CPU)によって構成される。処理部47は、判定部46の判定結果に応じて、通信部41を介して通信端末20に当該通信端末20の処理に必要な情報idを提供するよう処理を行う。提供する情報idは、例えば電子機器IDiaが通信端末20の処理対象であるか否かの判定結果や、電子機器IDiaに対応する情報である。電子機器IDiaに対応する情報としては、例えば電子機器IDiaによって特定される情報(例えば商品情報)がある。この場合、サーバ40の記憶部42には、不図示の商品情報データベースが格納される。
商品情報データベースには、通信端末20から受信した空気調節装置10の電子機器IDiaと、該電子機器IDiaに対応する商品情報が蓄積されている。商品情報は、例えば電子機器IDiaによって特定される商品サイトのURL(Uniform Resource Locator)である。処理部47により、電子機器IDiaに対応する情報として商品サイトのURLが商品情報データベースから読み出され、通信端末20へ送信される。なお、商品サイトに掲載される情報の一例としては、商品の商品情報(商品名、説明、画像、価格等)、商品を販売する店舗の情報などがある。以下、商品の商品情報と商品のその他の情報を総称する場合には、商品の商品情報等と記す。商品の名称や説明、価格等は狭義の商品情報であるが、商品サイトにアクセスするためのURLは広義の商品情報である。
サーバ40から通信端末20に送信されたURLが表示部26に表示されると、通信端末20を保持するユーザは、このURLをクリックする動作を行う。このクリックの動作が行われると、通信端末20は、ネットワーク30を経由してアクセスしたWebサーバに構築された、当該URLにより特定される商品サイトよりダウンロードを開始する。そして、ダウンロードした商品の商品情報等を表示部26に表示する。この商品サイトには、ユーザが興味を持った商品の商品情報の他にも多数の商品情報が含まれているため、ユーザに購買意欲を引き起こさせることができる。なお、商品サイトがネットワーク30に接続された任意のWebサーバに構築された例を説明したが、商品サイトをサーバ40に構築してもよいことは勿論である。
状態管理部48は、通信端末20から受信した空気調節装置10の状態情報ibを管理する。すなわち、状態管理部48は、状態情報データベース44を確認して空気調節装置10の状態情報を管理する。例えば状態管理部48は、状態情報データベース44が更新される度に、状態情報データベース44の状態情報を確認し、空気調節装置10の各項目が所定の状態となった場合に報知するなどの必要な処理を行う。
表示装置49は、不図示のインターフェースを介して、サーバ40の状態管理部48と接続されている。表示装置49は、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
[通信端末への情報提供の処理手順]
次に、電子機器管理システム1による通信端末20への情報提供の手順について説明する。
図6は、電子機器管理システム1による通信端末20への情報提供の手順を示したシーケンス図である。
始めに、空気調節装置10において、制御部12が記憶部13から電子機器IDを読み出すとともに、フィルタ交換検出部16、水漏れ検出部17、及びモータ異常検出部18から各々の検出結果(状態情報)を取得し、暗号化部14へ送る。次に、暗号化部14が、電子機器ID及び状態情報のデータを暗号化して、通信部15に送る(ステップS1)。
次に、通信部15が制御部12の制御の下、暗号化された空気調節装置10の電子機器IDia及び状態情報ibを含む無線信号を、通信端末20に送信する(ステップS2)。
次に、通信端末20では、通信部23が処理部21の制御の下、空気調節装置10から無線信号を受信する。そして、処理部21は、受信した無線信号から暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibのデータを抽出し、暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibを、サーバ通信部24によりネットワーク30を介してサーバ40へ送信する(ステップS3)。このとき通信端末20では、無線信号の内容(データの内容)は認識していない。また、処理部21は、記憶部22に記憶された空調アプリケーション21aに対応する制御対象IDicを、サーバ通信部24によりサーバ40へ送信する(ステップS3)。
次に、サーバ40は、通信部41により通信端末20から暗号化された電子機器IDia及び状態情報ibを含むデータを受信する。また、サーバ40は、通信部41により空調アプリケーション21aに対応する制御対象機器IDicを受信する。そして、復号部45は、通信部41により受信した各データを復号し、判定部46に送る(ステップS4)。
次に、判定部46は、通信部41が受信した電子機器IDiaと制御対象機器IDicを照合し、電子機器IDiaが通信端末20の空調アプリケーション21aの処理対象であるか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、電子機器IDiaと制御対象機器IDicが一致した場合、判定部46は、その判定結果を処理部47に通知し(ステップS6のYES)、一致しなかった場合には、一連の処理を終了する(ステップS6のNO)。
そして、処理部47は、通信端末20に当該通信端末20の処理に必要な情報idを送信するよう制御する(ステップS7)。例えば、通信端末20の処理に必要な情報idとして、通信端末20による空気調節装置10の操作を許可する通知を送信する(図2)。通信端末20の処理部21は、空気調節装置10の操作の許可通知を受信すると、例えば、サーバ40から送信された許可通知を表示部26に表示する処理を行う(ステップS8)。許可通知を受けることにより、処理部21は、空調アプリケーション21aを用いて、ユーザの操作指示(コマンド)を含む無線信号を空気調節装置10へ送ることが可能になる。空気調節装置10の制御部12は、通信端末20から送信された操作指示を含む無線信号を受信すると、操作指示を含むデータを不図示の主回路基板に送り、操作指示に応じて空気調節装置10を動作させる。
また、例えば、通信端末20の処理に必要な情報idとして、電子機器IDiaに対応した情報(商品情報等)を、通信端末20を送信してもよい。受信した電子機器IDiaに対応する情報は、例えば商品情報を掲載する商品サイトにアクセスするためのURLである。通信端末20では、処理部21が、サーバ40から送信されたURLを表示部26に表示する処理を行う(ステップS8)。通信端末20を保持するユーザが、操作部25を操作してこのURLをクリックすることにより、通信端末20は、ネットワークを介してこのURLにより特定される商品サイトにアクセスする。そして、通信端末20は、アクセスした商品サイトよりダウンロードを開始する。そして、ダウンロードした商品の商品情報を、表示部26に表示する。
一方、サーバ40において、状態管理部48は、通信端末20から受信した空気調節装置10の状態情報ibを電子機器IDiaとともに、状態情報データベース44に格納する処理を行う。そして、状態管理部48が、状態情報データベース44の内容に基づいて空気調節装置10の状態情報を管理する(ステップS9)。例えば、状態管理部48は、状態情報データベース44にフィルタ交換が必要である(図5参照)等の通知すべき情報が存在する場合に、その情報を通信端末20に通知する。
[ビーコン信号を出力する電子機器IDと制御対象の電子機器IDが一致しない場合]
図7は、冷蔵庫50の電子機器IDと制御対象(空気調節装置10)の電子機器ID(制御対象機器ID)が一致しない場合の例である。以下、図7に示す電子機器管理システム1について、図2の電子機器管理システム1との相違点を中心に説明する。
図7において、通信端末20が受信する無線信号(ビーコン信号)の発信元は、冷蔵庫50であり、通信端末20の制御対象機器は空気調節装置10(図2参照)である。図7の例では、通信端末20の近くに冷蔵庫50があるが、通信端末20には空気調節装置10を操作するための空調アプリケーション21aがインストールされ、かつ起動している。
この場合、図8に示すように、電子機器IDデータベース43では、電子機器IDia“200”と“冷蔵庫50”が対応づけられて格納されている。
また、図9に示すように、状態情報データベース44には、電子機器IDiaが“200”である冷蔵庫50の状態情報が格納される。そして、冷蔵庫50に関する状態情報ibとして、“水漏れあり”、“配管詰まりなし”、“モータ異常なし”が格納されている。
図7に示す電子機器管理システム1に、通信端末20への情報提供の手順(図6参照)を適用すると、ステップS6において電子機器IDia(冷蔵庫50のID:200)と制御対象機器IDic(空気調節装置10のID:100)が一致しないと判定される。図6の説明では、電子機器IDiaと制御対象機器IDicが一致しない場合、一連の処理を終了したが、情報として判定結果、すなわち通信端末20による冷蔵庫50の操作を許可しない通知を送信するようにしてもよい。通信端末20の処理部21は、冷蔵庫50の操作の不許可通知を受信し、サーバ40から送信された不許可通知を表示部26に表示する処理を行う。このようにした場合、ユーザは電子機器IDiaと制御対象機器IDicが一致しないことから、誤った制御対象機器IDを指定したことを理解できる。なお、冷蔵庫50の状態情報ibは、サーバ40の状態情報データベース44に蓄積される。
上述した一実施の形態では、電子機器が通信端末20へ送信した無線信号に含まれる電子機器IDia及び状態情報ibを、通信端末20を介在させてそのままサーバ40へ送信する。また通信端末20は、制御対象機器IDicをサーバ40へ送信する。サーバ40は、受信した電子機器の状態情報ibを蓄積する。また、サーバ40は、通信端末20から受信した電子機器IDiaと制御対象機器IDicに基づいて、電子機器IDiaが通信端末20の処理対象であるか否かを判定する。そして、サーバ40は、判定結果に応じて通信端末20に当該通信端末20の処理に必要な情報idを提供する。
このように電子機器の状態情報ibを、通信端末20を介在させるだけで外部のサーバ40で保持することで、通信端末20に従来のような追加の部品や処理を必要としない。それゆえ、通信端末20や該通信端末20を使用するユーザに負荷をかけることなく、電子機器の状態情報ibを容易に管理することができる。ここで、電子機器IDiaが通信端末20の処理対象である場合に、サーバ40から通信端末20に当該通信端末20の処理に必要な情報id(例えば、電子機器の操作許可や商品情報、状態情報等)を送信することで、通信端末20は、当該通信端末20が処理対象とする電子機器に関するサービスを受けられる。
逆に、電子機器IDiaが通信端末20の処理対象でない場合には、サーバ40から通信端末20に対し当該通信端末20に関係のない情報idを送らないため、通信端末20が処理対象でない電子機器を操作したり、関係のない情報を閲覧したりできない。したがって、電子機器のセキュリティが保たれる。
さらに、サーバ40は、通信端末20が処理対象とする電子機器の状態を示す状態情報ibに加え、その処理対象とする電子機器以外の状態情報ibも管理することができる。また、電子機器の業者等は、サーバ40の情報にアクセスするのみで、ユーザからの連絡がなくてもメンテナンス情報やユーザの電子機器の使用状況等を知ることができる。
<2.変形例>
上述した一実施の形態では、第1の識別情報として空気調節装置10又は冷蔵庫50の電子機器IDを例示し、第2の識別情報として通信端末20が処理対象(制御対象)とする電子機器の電子機器ID(制御対象機器ID)を例示した。しかし、第1の識別情報は、通信端末20と通信している電子機器を特定できる情報であればよく、また第2の識別情報は、通信端末20の処理対象の電子機器を特定できる情報であればよい。すなわち、図4に示した電子機器IDデータベース43の他にも、以下のようなものが考えられる。
図10は、電子機器IDデータベースの一例を示す。
例えば、第1の識別情報は、電子機器IDに代えて、無線信号(ビーコン信号)を出力する集積回路(ビーコン装置)を識別するためのビーコンIDでもよい。サーバ40の記憶部42に、図10に示すようなビーコンIDと電子機器IDを対応づけた電子機器IDデータベースを記憶しておく。これにより、サーバ40の判定部46は、通信端末20から送信されるビーコンIDから電子機器IDを特定し、第2の識別情報と照合することができる。図10の例では、ビーコンID“AAA”と空気調節装置10の電子機器ID“100”が対応づけられている。
また、第2の識別情報に、操作用アプリケーションのID(以下「アプリケーションID」と表記する)を用いてもよい。この場合、通信端末20の記憶部22には、アプリケーションIDが記憶される。ここで、一つの操作用アプリケーションが、同じ製品カテゴリーの複数の電子機器に対応する場合を考える。図11に、操作用アプリケーションのIDと、当該操作用アプリケーションを用いて制御できる電子機器IDが対応づけられた電子機器IDデータベースの一例を示す。このようなデータベースを参照することで、電子機器から送られる電子機器IDと、通信端末20で起動している操作用アプリケーション(アプリケーションID)の組み合わせの正否を確認することができる。図11の例では、アプリケーションID“BBB”と、メーカー“××社”、空気調節装置の製品型番“COMDIA”、“CONDIB”、空気調節装置の電子機器ID“100”〜“199”が対応づけられている。
また、一つの操作用アプリケーションが、複数の製品カテゴリーの複数の電子機器に対応してもよい。図12に、操作用アプリケーションのIDと、当該操作用アプリケーションを用いて制御できる複数の製品カテゴリーの電子機器IDが対応づけられた電子機器IDデータベースの一例を示す。このようなデータベースを参照することで、図11と同様に、電子機器から送られる電子機器IDと、通信端末20で起動している複数の製品カテゴリーに対応可能な操作用アプリケーション(アプリケーションID)の組み合わせの正否を確認することができる。図12の例では、アプリケーションID“CCC”と、メーカー“□□社”、製品カテゴリー“空気調節装置”、“冷蔵庫”、“洗濯機”、電子機器ID“100”、“200”、“300”が対応づけられている。
さらに、第2の識別情報として、例えばユーザが制御対象とするメーカー、製品カテゴリー、製品型番等を指定することで、操作用アプリケーションを絞り込んでもよい。例えば、図12のデータベースを用いた場合、メーカーと製品カテゴリーを指定すると、対応するアプリケーションID及び制御可能な電子機器IDが特定される。このように、第1及び第2の識別情報については種々の形態を採り得るとともに、電子機器IDと制御対象機器ID(アプリケーションID)の対応付けは、種々のデータベースを用いて実現することができる。
なお、上述した実施の形態では、空気調節装置10や冷蔵庫50等の電気製品、自動車60に集積回路11を組み込んだ構成を例示したが、集積回路が組み込まれる電子機器としては、これらの電気製品、自動車には限られない。電子機器としては、例えば、体重計や体組織計などの健康機器、照明装置などの住宅設備、ヘッドホンなどの周辺機器などの種々の電子機器が想定される。また、電子機器には、例えば扉の開閉の検出結果(状態情報)を出力する扉開閉センサ等、任意の対象物の状態を検出するセンサ、あるいはセンサから検知出力が供給された回数を数えカウント値を対象物の状態を示す情報として出力するカウンタも含まれる。さらに、電子機器には、電気製品等の状態を示す状態情報を記憶するメモリも含まれる。
また、上述した実施の形態では、通信端末の一例として携帯可能な通信端末20を用いた例を示したが、通信端末としては、フィーチャーフォン、ページャー、携帯音楽プレイヤー、腕時計等の様々なモバイル端末を想定しうる。また、携帯可能な通信端末ではなく、電子機器との無線通信が可能な据え置き型の通信端末であってもよい。
さらに、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
1…電子機器管理システム、 10…空気調節装置、 11…集積回路、 12…制御部、 13…記憶部、 15…通信部、 16…フィルタ交換検出部、 17…水漏れ検出部、 18…モータ異常検出部、 20…通信端末、 21…処理部、 21a…空調アプリケーション、 22…記憶部、 23…通信部、 24…サーバ通信部、 40…サーバ、 41…通信部、 42…記憶部、 43…電子機器ID情報データベース、 44…状態情報データベース、 46…判定部、 47…処理部、 48…状態管理部、 50…冷蔵庫、 ia…電子機器ID、 ib…状態情報、 ic…制御対象機器ID

Claims (9)

  1. 無線通信機能を有する電子機器と、前記電子機器と無線通信可能な通信端末と、前記通信端末と通信可能なサーバとを含む電子機器管理システムであって、
    前記電子機器は、
    第1の識別情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記電子機器の状態を示す状態情報を取得する状態情報取得部と、
    前記状態情報および前記第1の識別情報を無線信号として送信する送信部と
    を備え、
    前記通信端末は、
    第2の識別情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記無線信号を受信する受信部と、
    前記通信端末が受信した前記無線信号に含まれる前記状態情報および前記第1の識別情報と前記第2の識別情報を前記サーバに送信するサーバ通信部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記通信端末が送信した前記状態情報および前記第1の識別情報と前記第2の識別情報を受信する端末通信部と、
    前記端末通信部が受信した前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに基づいて、前記第1の識別情報が前記通信端末の処理対象であるか否かを判定する判定部と、
    受信した前記状態情報を管理する状態管理部と、
    前記判定部の判定結果に応じて前記端末通信部を介して前記通信端末に当該通信端末の処理に必要な情報を提供する処理部と、
    を有する電子機器管理システム。
  2. 前記状態情報取得部は、前記電子機器の状態が所定の状態となったことを検知し、当該所定の状態であることを示す状態情報を取得する
    請求項1に記載の電子機器管理システム。
  3. 前記電子機器の送信部は、前記状態情報および前記第1の識別情報を暗号化して送信し、
    前記サーバは、暗号化された前記状態情報および前記第1の識別情報を復号化する復号部を更に備える
    請求項1または2に記載の電子機器管理システム。
  4. 前記無線信号は、Bluetooth(登録商標)規格によって規定されるアドバタイズ信号である
    請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器管理システム。
  5. 前記サーバの処理部は、前記第1の識別情報が前記通信端末の処理対象である場合に、前記通信端末の処理に必要な情報を提供する
    請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器管理システム。
  6. 前記サーバの処理部は、前記通信端末の処理に必要な情報として、前記第1の識別情報が前記通信端末の処理対象であるという判定結果を提供する
    請求項5のいずれかに記載の電子機器管理システム。
  7. 前記サーバの処理部は、前記通信端末の処理に必要な情報として、前記第1の識別情報に対応する情報を提供する
    請求項1に記載の電子機器管理システム。
  8. 電子機器から発信される無線信号を受信した通信端末と通信可能な電子機器管理サーバであって、
    前記通信端末が送信した前記無線信号に含まれる前記電子機器の状態を示す状態情報および第1の識別情報と、前記通信端末が保持する第2の識別情報とを受信する端末通信部と、
    前記端末通信部が受信した前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに基づいて、前記第1の識別情報が前記通信端末の処理対象であるか否かを判定する判定部と、
    受信した前記状態情報を管理する状態管理部と、
    前記判定部の判定結果に応じて前記端末通信部を介して前記通信端末に当該通信端末の処理に必要な情報を提供する処理部と、
    を有する電子機器管理サーバ。
  9. 無線通信機能を有する電子機器と、前記電子機器と無線通信可能な通信端末と、前記通信端末と通信可能なサーバとを含む電子機器管理システムにおける電子機器管理方法であって、
    前記電子機器が、前記電子機器の状態を示す状態情報および第1の識別情報を無線信号として送信する処理と、
    前記無線信号を受信した通信端末が、前記無線信号に含まれる前記状態情報および前記第1の識別情報と第2の識別情報を前記サーバに送信する処理と、
    前記サーバが、前記通信端末から受信した前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに基づいて、前記第1の識別情報が前記通信端末の処理対象であるか否かを判定する処理と、
    前記サーバが、判定結果に応じて前記通信端末に当該通信端末の処理に必要な情報を提供する処理と、
    前記サーバが、前記通信端末から受信した前記状態情報を管理する処理と、
    を備える電子機器管理方法。
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