JP2015170003A - プリントサーバ、印刷システム及び印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定された印刷条件に従って、印刷ジョブを指定した印刷装置に直接転送し、速やかに印刷することが可能なプリントサーバ、印刷システム及び印刷方法を実現できること。
【解決手段】受信した印刷ジョブに含まれているユーザを識別する情報に基づいて、ユーザ毎に直接印刷をするか否かの条件を含む、印刷条件が記憶されている記憶手段から前記印刷ジョブに係る印刷条件を取得する印刷条件取得手段と、前記ユーザに対応する印刷条件が、直接印刷を行うと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを前記印刷条件で設定されている印刷装置に直接転送し、印刷条件が直接印刷を行わないと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを蓄積する印刷ジョブ制御手段とを有するプリントサーバ。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリントサーバ、印刷システム、及び印刷方法に関する。
ユーザが印刷を行う際、ネットワークに接続されたプリントサーバを経由して所定のプリンタで印刷する技術が既に知られている。また、ユーザの印刷データが印刷ジョブとしてプリントサーバに蓄積し、ユーザが印刷を実行するプリンタ又は複合機等で認証を行った後、プリントサーバに蓄積したユーザの印刷ジョブを取得して、印刷を実行するというプルプリントの技術が既に知られている。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、これまでのプルプリントでは、ユーザがプリントサーバに蓄積されている印刷ジョブを実行するには、ユーザが印刷装置の場所に出向き、その印刷装置でユーザの認証を行ってから、印刷ジョブを実行する必要があった。ところで、印刷しようとして印刷装置のところにいったところ、別の人が印刷装置を使用している場合がある。この場合、印刷装置のところで別の人の処理を終えるのを待つか、一度席に戻って、別の人の処理が終了するのを待つ必要があり、これまでのプルプリントでは、ユーザは、印刷するための時間が長くなるという問題があった。
本発明の一実施形態は、プリントサーバ経由で印刷を行う印刷を行う場合、プリントサーバ経由でない印刷と同様に、速やかに印刷することを目的とする。
一実施形態によれば、受信した印刷ジョブに含まれているユーザを識別する情報に基づいて、ユーザ毎に直接印刷をするか否かの条件を含む、印刷条件が記憶されている記憶手段から前記印刷ジョブに係る印刷条件を取得する印刷条件取得手段と、
前記ユーザに対応する印刷条件が、直接印刷を行うと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを前記印刷条件で設定されている印刷装置に直接転送し、印刷条件が直接印刷を行わないと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを蓄積する印刷ジョブ制御手段と、
を有することを特徴とするプリントサーバが提供される。
本発明の一実施形態によれば、プリントサーバ経由で印刷を行う印刷を行う場合、プリントサーバ経由でない印刷と同様に、速やかに印刷することができる。
本発明の第一の実施形態における印刷システムの一構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態における印刷実行フェーズを説明するための図である。 本発明の第一の実施形態におけるプリントサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態における印刷条件登録フェーズを説明するための図である。 本発明の第一の実施形態における印刷システムの機能ブロックの構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態における印刷処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態における印刷条件(直接印刷)の登録処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態における印刷条件の設定画面の一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態における認証サーバに保存される印刷条件の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における印刷実行フェーズを説明するための図である。 本発明の第二の実施形態における印刷システムの機能ブロックの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における印刷処理のフローチャートの一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の変形例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の変形例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における認証サーバに保存される印刷条件の変形例を示す図である。
以下、本発明の第一の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
<印刷システム>
図1は、本発明の第一の実施形態における印刷システムの一構成例を示す図である。印刷システム1000は、ユーザの認証を管理する認証サーバ200と、印刷ジョブを管理するプリントサーバ300と、印刷の指示を行うユーザPC400と、印刷を行う印刷装置500と、これらの装置を接続するネットワーク10とを有している。
なお、認証サーバ200は、後述するように、直接印刷を行うか否かの情報を含む印刷条件のデータを有している。
また、図1の印刷システム1000には、ネットワーク10に、認証サーバ200と、プリントサーバ300と、ユーザPC400と、印刷装置500とが1台ずつしか接続されていないが、複数台、接続されていても良い。
この印刷システムで、ユーザが、ユーザPC400で作成した文書ファイル、画像ファイル等を印刷する態様として二つの態様がある。
一つは、通常の印刷であり、プリントサーバ300でユーザPC400で作成したプリントジョブを一度蓄積した後、印刷装置で印刷する態様であり、ここでは、「蓄積印刷」と言う。
もう一つは、ユーザPC400で作成したプリントジョブをプリントサーバ300で度蓄することなく印刷装置に転送し、直接、印刷装置で、プリントジョブを印刷する態様であり、ここでは、「直接印刷」と言う。
つまり、蓄積印刷とは、プリントサーバ300が受信した印刷ジョブをプリントサーバ300に一度蓄積し、ユーザが印刷する際に印刷装置500から印刷システム1000にログインし、自分の印刷ジョブをダウンロードして印刷する印刷方法である。
また、直接印刷とは、プリントサーバ300が受信した印刷ジョブをプリントサーバ300に蓄積せず、印刷ジョブのユーザが印刷条件に指定した指定プリンタ(印刷装置500)に、印刷ジョブを直接転送して印刷装置500で印刷する印刷方法である。
なお、直接印刷は、誰でもできるものではなく、直接印刷を行えるか否かは、認証サーバ200で認証される。
本印刷システム1000では、認証サーバ200は、直接印刷を行えるか否かを含む印刷条件をユーザ毎に有している。
また、ユーザは、直接印刷を行うか否かの印刷条件を設定することができる。
従って、認証サーバ200が有する印刷条件は、ユーザ自身が設定することができる。
なお、認証サーバ200と、プリントサーバ300とを別々の装置として説明しているが、1台のサーバに統合させてたものであっても良い。また、サーバ機能を持つ印刷装置500に、認証サーバ200とプリントサーバ300の機能を含め、1台のサーバ機能付きの印刷装置500で構成するようにしても良い。
また、本明細書の実施形態では、印刷する装置として、「印刷装置」であるとして説明している。しかしながら、本明細書に記載された発明は、印刷する装置として、「印刷装置」に限定する必要はなく、印刷機能を有する複合機であってもよい。従って、本明細書及び特許請求の範囲に記載された「印刷装置」は、印刷機能を有する複合機を含む。
<印刷システムの動作概要>
ユーザは、ユーザPC400に予め格納されている印刷システム1000用のプリンタドライバ(印刷装置500に対応したプリンタドライバ)を用いて、ユーザPC400から印刷の指示を行う。ユーザから印刷指示を受けたユーザPC400は、印刷を指示された文書等に関して、ユーザの認証情報(ユーザ名又はパスワード等のユーザ情報を含む)を含む印刷ジョブを作成する。作成された印刷ジョブは、ユーザPC400からプリントサーバ300へネットワーク10を介して送信される。
ユーザPC400から送信された印刷ジョブは、プリントサーバ300により受信される。プリントサーバ300は、印刷ジョブに含まれるユーザの認証情報に基づいて、認証サーバ200からユーザの印刷条件を取得する。プリントサーバ300は、認証サーバより取得したユーザの印刷条件に応じて、蓄積印刷又は直接印刷を実行する。
直接印刷が可能か否かは、ユーザが認証サーバ200に設定した印刷条件に基づいて処理される。従って、印刷したい文書が大量にある場合、印刷システム1000を利用するユーザは、印刷装置500より直接印刷できるように印刷条件を認証サーバ200に設定する。プリントサーバ300は、受信した印刷ジョブが直接印刷を設定したユーザの印刷ジョブの場合、印刷ジョブをプリントサーバ300に蓄積せずに、印刷装置500へ直接転送する。ユーザは、大量の文書を印刷装置500で直接印刷をすることができ、速やかに印刷することが可能となる。
また、ユーザは、印刷ジョブをプリントサーバ300からダウンロードして印刷する必要がなくなり、印刷装置500の前で、次の印刷ジョブを実行するために待つ必要はなくなり、大変便利になる。
印刷システム1000は、印刷を実行するフェーズ(印刷実行フェーズ)と印刷条件を登録するフェーズ(印刷条件登録フェーズ)がある。それぞれの実施形態について、以下に図面を参照しながら説明する。
<印刷実行フェーズ>
最初に、図2を用いて、ユーザがユーザPC400から印刷装置500に印刷を実行させる印刷実行フェーズについて説明する。
図2により、本発明の第一の実施形態における印刷実行時の認証サーバ200と、プリントサーバ300と、ユーザPC400と、印刷装置500の関係が示されている。認証サーバ200は、ユーザ管理データベース(記憶手段)220と接続されている。ユーザ管理データベースには、ユーザの認証情報、ユーザ毎の印刷条件等が格納されている。
ユーザは、ユーザPC400からファイル(文書ファイル、画像ファイル等)を印刷装置500で印刷するため、ユーザPC400のプリンタドライバに印刷の実行を指示する。プリンタドライバは、ユーザから印刷をするように指示された文書等にユーザを識別する情報を含めた印刷ジョブを作成する。
ユーザPC400で作成された印刷ジョブは、ユーザPC400からネットワーク10を介してプリントサーバ300に送信される(S1)。
プリントサーバ300は、ユーザPC400から印刷ジョブを受信する。プリントサーバ300は、印刷ジョブを受信すると、受信した印刷ジョブから印刷ジョブに付加されたユーザの認証情報を取得する。
取得した認証情報に基づいて、プリントサーバ300は、印刷ジョブを送付したユーザの印刷条件に関する問い合わせを認証サーバ200に行う(S2)。
認証サーバ200は、プリントサーバ300からの印刷条件の問い合わせを受信する。
認証サーバ200は、ユーザ管理データベース(記憶手段)220に印刷ジョブを送付したユーザの印刷条件の設定について問い合わせする(S3)。
ユーザ管理データベース220は、ユーザ情報に基づいて、印刷条件を検索し、検索結果を認証サーバ200に送付する。
認証サーバ200は、ユーザ管理データベース220より取得した印刷条件をプリントサーバ300に送信する(S5)。
プリントサーバ300は、認証サーバ200から受信した印刷条件取得し、印刷ジョブを送信してきたユーザが、直接印刷を設定しているかどうかを確認する。
直接印刷が設定されていない場合、印刷ジョブはプリントサーバ300に蓄積され、蓄積印刷が実行される。
また、直接印刷が設定されている場合、プリントサーバ300は、印刷条件で指定されている印刷装置500を転送先に指定する。そして、プリントサーバ300は、ユーザPC400から受信した印刷ジョブを、印刷条件で指定されている印刷装置500にネットワーク10を介して直接転送する(S6)。印刷装置500は、プリントサーバ300から直接転送された、印刷ジョブを受信して、印刷を実行する。
なお、図2では、ユーザ管理データベース220は、認証サーバ200の外部装置として表示されているが、認証サーバ200の内部メモリに持つようにしても良い。
また、印刷を実行する印刷装置500の指定は、予め、印刷条件の中でで指定されていても良いが、プリントジョブの作成時に指定してもよい。
<ハードウェア構成例>
図3は、本発明の第一の実施形態におけるプリントサーバのハードウェア構成例を示す図である。
プリントサーバ300は、一般的な情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係るプリントサーバ300は、CPU1、RAM2、ROM3、HDD4及びI/F(Inter Face)5及びネットワークI/F8がバス9を介して接続されている。また、I/F5にはLCD6及び操作部7が接続されている。
CPU(Central Processing Unit)1は、演算手段であり、プリントサーバ装置全体の動作を制御する。
RAM(Random Access Memory)2は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU1が情報を処理する際の作業領域として用いられる。
ROM(Read Only Memory)3は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD4(Hard Disk Drive)は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。また、HDD4は、蓄積印刷を行うための印刷ジョブを格納するための記憶装置として使用しても良い。
I/F5は、バス9と各種のハードウェアを接続し制御する。
LCD(Liquid Crystal Display)6は、プリントサーバの状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。
操作部7は、キーボードやマウス等、ユーザが各装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
ネットワークI/F8は、バス9とネットワークを接続されている。CPU1の制御の下で、ネットワークI/F8を介してネットワーク10に接続して、後述する入退館管理サーバ100、認証サーバ200、ユーザPC400、印刷装置500等の各装置間の通信を行う。
図2に基づいてプリントサーバのハードウェア構成例を説明した。ところで、認証サーバ200と、ユーザPC400と、印刷装置500と、後述する入退館管理サーバ100は、各々、プリントサーバ300と同様の構成を有するので、その説明は省略する。
次に、ユーザが印刷装置500から認証サーバ200に印刷条件を登録させるフェーズについて説明する。
<印刷条件登録フェーズ>
図4は、本発明の第一の実施形態における印刷条件を登録するための印刷条件登フェーズを説明するための図である。
ユーザは、印刷装置500から本印刷システムにログインし、認証サーバ200から認証を受ける。認証後、ユーザは、印刷装置500のLCD(表示部)6に表示される印刷条件の後述する設定画面より、直接印刷を行うための印刷条件の設定を行う。
ユーザは、印刷装置500に表示された印刷条件の設定画面から印刷条件を選択し、設定する。ユーザが直接印刷を行うように印刷条件を設定すると、印刷装置500では、ユーザ情報、印刷ジョブを実行する印刷装置のIPアドレス、直接印刷を行うかどうかを設定する直接印刷フラグ、及び印刷装置の設置場所の情報を含む印刷条件が準備される。
印刷装置500は、認証サーバ200に対して直接印刷を行うための印刷条件を送付する(S11)。
認証サーバ200は、印刷装置500から受信した印刷条件をユーザ管理データベース220に送付する(S12)。
ユーザ管理データベース220では、認証サーバ200から受信した印刷条件をユーザ毎に登録して管理する。
詳細は、後述するが、図8に印刷条件の設定画面を示す。また、同じく、詳細は、後述するが、図9に印刷条件の例を示す。
<機能ブロック図>
図5は、本発明の第一の実施形態における印刷システムの機能ブロックの構成例を示す図である。
認証サーバ200、プリントサーバ300、ユーザPC400及び印刷装置500について、順次説明する。
なお、印刷条件の登録は、ユーザPC400で行うようにしても良い。
<認証サーバ>
認証サーバ200は、制御部201と、通信手段202と、ユーザ管理システム210と、ユーザ管理データベース220と、を含んでいる。ユーザ管理システム210は、ユーザ認証手段211と、ユーザ情報取得通知手段212と、ユーザ管理手段213と、を含んでいる。認証サーバ200は、ユーザの認証情報及びユーザの印刷条件等を管理する情報処理装置である。
制御部201は、認証サーバ200の全体の動作を制御する。
通信手段202は、制御部201の制御の下で、印刷装置500と接続し、印刷装置500からの認証要求信号を受信し、印刷装置500へ認証応答信号を送信する。また、通信手段202は、制御部201の制御の下で、プリントサーバ300と接続し、プリントサーバ300からのユーザ情報要求信号を受信し、プリントサーバ300へユーザ情報応答信号を送信する。更に、通信手段202は、制御部201の制御の下で、印刷装置500と接続し、印刷装置500からの印刷条件設定要求信号を受信し、印刷装置500へ印刷条件設定応答信号を送信する。
ユーザ管理システム210は、印刷システム1000を利用するユーザのユーザ情報とユーザ毎の印刷条件を管理している。
ユーザ認証手段211は、通信手段202を介して印刷装置500又はプリントサーバ300から認証要求信号を受信すると、ユーザ管理データベースからユーザ認証情報を取得する。ユーザ認証手段211は、取得したユーザ認証情報を用いて、ユーザ認証を行った結果を認証応答信号として、印刷装置500又はプリントサーバ300へ通信手段202を介して送信する。
ユーザ情報取得通知手段212は、プリントサーバ300からのユーザ情報要求信号を受信すると、ユーザの印刷条件の設定情報をユーザ管理データベース220から取得する。ユーザ情報取得通知手段212は、取得したユーザの印刷条件の設定情報をユーザ情報応答信号として、プリントサーバ300へ通信手段202を介して送信する。
ユーザ管理手段213は、印刷装置500から送信された印刷条件設定要求信号からユーザ情報と、印刷条件の設定情報を含む管理情報を取り出して、ユーザ管理データベース220にユーザ情報に関連付けて印刷条件の設定情報を登録する。登録後、ユーザ管理手段213は、印刷条件の設定情報を登録したことを通知する印刷条件設定応答信号として、印刷装置500へ通信手段202を介して送信する。
ユーザ管理データベース220には、ユーザ認証を行うための認証情報と、ユーザ情報に関連付けて印刷条件の設定情報を含む管理情報が格納されている。
<プリントサーバ>
プリントサーバ300は、制御部301と、通信手段302と、印刷ジョブ管理システム310と、印刷ジョブデータベース320と、を含み、通常のプリントサーバのように、印刷ジョブを蓄積した上で印刷する他に、ユーザの設定に基づいて、直接印刷にも対応した装置である。また、印刷ジョブ管理システム310は、ユーザ認証手段311と、ユーザ情報取得手段312と、蓄積印刷・直接印刷判定手段313と、印刷ジョブ制御手段314と、を含んでいる。プリントサーバ300は、印刷ジョブの印刷方法を制御する印刷ジョブ管理システム310の機能を有する情報処理装置である。
制御部301は、プリントサーバ300の全体の動作を制御する。
通信手段302は、制御部301の制御の下で、認証サーバ200と接続し、印刷ジョブ管理システム310からの認証要求信号を送信し、認証サーバ200からの認証応答信号を受信する。また、通信手段302は、制御部301の制御の下で、認証サーバ200と接続し、印刷ジョブ管理システム310からのユーザ情報要求信号を送信し、認証サーバ200からのユーザ情報応答信号を受信する。また、通信手段302は、制御部301の制御の下で、ユーザPC400と接続し、ユーザの認証情報と印刷ジョブを含む印刷要求信号を受信し、印刷ジョブ管理システムからの印刷応答信号を送信する。また、通信手段302は、制御部301の制御の下で、印刷装置500と接続し、印刷装置500からの印刷リスト送信要求信号を受信し、印刷装置500へ印刷リスト応答信号を送信する。印刷リスト送信応答信号には、印刷リストを要求したユーザの印刷ジョブデータベース320に格納されている印刷ジョブのリストを含んでいる。更に、通信手段302は、制御部301の制御の下で、印刷装置500と接続し、印刷装置500からの印刷ジョブ送信要求信号を受信し、印刷装置500へ印刷ジョブ送信応答信号を送信する。印刷ジョブ送信応答信号には、印刷ジョブ送信要求信号で指定されたユーザの印刷ジョブを含んでいる。
印刷ジョブ管理システム310は、印刷システム1000を利用するユーザの印刷ジョブを、認証サーバ200にユーザに関連付けて登録されている印刷条件に応じて管理する。設定されている印刷条件が蓄積印刷の場合、印刷ジョブ管理システム310は、印刷ジョブを印刷ジョブデータベース320に蓄積する。また、印刷条件が直接印刷の場合、印刷ジョブ管理システム310は、印刷条件に設定されている印刷装置に、直接印刷を設定したユーザの印刷ジョブを転送する。
ユーザ認証手段311は、通信手段302を介して認証サーバ200へ認証要求信号を送信し、認証サーバ200からの認証応答信号を受信し、ユーザの認証を行う。ユーザの認証は、プリントサーバ300に、ユーザから印刷の要求があった場合である。例えば、ユーザからの印刷の指示があり、ユーザの認証情報が付加された印刷ジョブを含む印刷要求信号を受信した場合である。または、プリントサーバ300に蓄積されているユーザの印刷ジョブのリストの送信要求をする印刷リスト送信要求信号を受信した場合である。または、プリントサーバ300に蓄積されている印刷ジョブの送信要求をする印刷ジョブ送信要求信号を受信した場合である。
ユーザ情報取得手段312は、印刷ジョブ制御手段314の指示により、受信した印刷要求信号のユーザの印刷条件を認証サーバより取得する。ユーザ情報取得手段312は、受信した印刷要求信号から、ユーザを識別するための認証情報を取得する。印刷要求信号より取得したユーザの認証情報に基づいて、ユーザ情報取得手段312は、認証サーバ200に対して、ユーザの印刷条件をユーザ管理データベース220より取得するためのユーザ情報要求信号を送信する。ユーザ情報取得手段312は、認証サーバ200から送信されるユーザ情報応答信号より、ユーザの印刷条件を取得することができる。
蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、ユーザ情報取得手段312により取得した印刷条件より、蓄積印刷を行うのか、それとも直接印刷を行うのかを判定する。
印刷ジョブ制御手段314は、ユーザPC400から印刷要求信号を受信すると、印刷ジョブを正常に受信したことを通知する印刷応答信号を作成し、ユーザPC400へ通信手段302を介して送信する。印刷ジョブ制御手段314は、印刷応答信号送信後、直ちに、ユーザ情報取得手段312に対して、ユーザの印刷条件の設定情報を取得するように依頼する。
また、印刷ジョブ制御手段314は、ユーザ情報取得手段312により取得されたユーザの印刷条件が、直接印刷を行うと設定されている場合、受信した印刷ジョブを印刷条件で設定されている印刷装置500に印刷ジョブを直接転送する。また、印刷ジョブ制御手段314は、印刷条件が直接印刷を行わないと設定されている場合、受信した印刷ジョブを印刷ジョブデータベース320にユーザ情報と、ユーザ情報に関連付けた印刷ジョブを含む管理情報とを蓄積する。
また、印刷ジョブ制御手段314は、印刷装置500から印刷リスト送信要求信号を受信すると、印刷ジョブデータベース320に格納されているユーザの印刷ジョブを検索し、印刷ジョブのリストを作成する。印刷ジョブ制御手段314は、作成したユーザの印刷ジョブのリストを含む印刷リスト送信応答信号を作成し、印刷装置500へ通信手段302を介して送信する。また、印刷ジョブ制御手段314は、印刷装置500から印刷ジョブ送信要求信号を受信すると、ユーザが指定する印刷ジョブを印刷ジョブデータベース320から取得する。印刷ジョブ制御手段314は、取得したユーザが指定する印刷ジョブを含む印刷ジョブ送信応答信号を作成し、印刷装置500へ通信手段302を介して送信する。
<ユーザPC>
ユーザPC400は、ユーザPC400の制御部401と、通信手段402と、プリンタドライバ410と、を含んでいる。また、プリンタドライバ410は、認証情報設定手段411と、印刷情報作成手段412と、を含んでいる。
制御部401は、ユーザPC400の全体の動作を制御する。
通信手段402は、制御部401の制御の下で、ネットワーク10を介してプリントサーバ300と接続し、ユーザの認証情報が付加された印刷ジョブを含む印刷要求信号を送信する。また、通信手段402は、プリントサーバ300から送信されてくる、印刷ジョブを受信したことを確認するための印刷応答信号を受信する。
プリンタドライバ410は、印刷システム1000に対応するユーザの認証情報を含む印刷ジョブを作成するプリンタドライバである。印刷装置500を用いて印刷する場合、ユーザは印刷装置500プリンタドライバを用いて、所定の印刷を指示する。
認証情報設定手段411は、印刷情報作成手段412で作成された印刷ジョブにユーザの認証情報を付加し、ユーザの認証情報が付加された印刷ジョブを含む印刷要求信号を作成する。
印刷情報作成手段412は、ユーザが印刷したい文書ファイル又は画像ファイルを用いて、印刷ジョブを作成する。
<印刷装置>
印刷装置500は、印刷装置500の制御部501と、通信手段502と、ユーザ認証手段511と、印刷条件設定手段512と、を含んでいる。
制御部501は、印刷装置500の全体の動作を制御する。
通信手段502は、制御部501の制御の下で、ネットワーク10を介して認証サーバ200と接続し、ユーザIDとパスワードを含む認証要求信号を送信し、認証サーバ200からの認証結果を含む認証応答信号を受信する。また、通信手段502は、認証サーバ200と接続し、ユーザ情報及びユーザによって設定された印刷条件の設定情報を含む印刷条件設定要求信号を送信する。更に、通信手段502は、認証サーバ200からの印刷条件の登録を通知する印刷条件設定応答信号を受信する。
また、通信手段502は、プリントサーバ300と接続し、蓄積印刷を行っているユーザのユーザ情報を含む印刷リスト送信要求信号を送信する。更に、通信手段502は、プリントサーバ300からの印刷ジョブデータベース320に格納されているユーザの印刷ジョブのリストを含む印刷リスト応答信号を受信する。また、通信手段502は、プリントサーバ300と接続し、ユーザが印刷リストより選択した印刷ジョブの情報を含む印刷ジョブ送信要求信号を送信する。更に、通信手段502は、プリントサーバ300からのユーザが指定した印刷ジョブを含む印刷ジョブ送信応答信号を受信する。
ユーザ認証手段511は、ユーザが印刷システム1000を使用する場合、ユーザが印刷システム1000を使用可能か否かの認証の手続きを行う。印刷システム1000を使用する場合、ユーザ認証手段511は、ログイン用の画面を印刷装置500のLCD(表示部)6に表示し、ユーザIDとパスワードの入力を待つ。ユーザの入力完了後、ユーザ認証手段511は、ユーザIDとパスワードを含む認証要求信号を作成し、通信手段502より、認証サーバ200に認証要求信号を送信する。認証サーバ200から認証結果を含む認証応答信号を受信し、認証の結果、印刷システム1000を使用可能なユーザであると認証された場合、ユーザ認証手段511は、印刷条件設定手段512にユーザが印刷システム1000にログインしたことを通知する。
認証の結果、印刷システム1000を使用可能なユーザでないと認証された場合、ユーザ認証手段511は、ユーザに認証結果を印刷装置500のLCD(表示部)6に表示し、ユーザに通知する。ユーザ認証手段511は、所定の時間経過後、再度ログイン用の画面を表示し、ユーザからの入力を待つ。
印刷条件設定手段512は、ユーザが印刷システム1000にログインしたことをユーザ認証手段511から通知されると、印刷条件設定画面を印刷装置500のLCD(表示部)6に表示し、ユーザから印刷条件の入力を待つ。ユーザが印刷条件の入力が完了し、印刷条件設定画面に表示されている登録ボタンが選択されると、印刷条件設定手段512は、ユーザ情報及びユーザによって設定された印刷条件の設定情報を含む印刷条件設定要求信号を作成する。印刷条件設定手段512は、通信手段502より、認証サーバ200に印刷条件設定要求信号を送信する。
<印刷処理>
次に、ユーザが本発明の第一の実施形態である印刷システム1000を利用して印刷を行う場合の、印刷処理の手順と、印刷条件の登録処理の手順について、各フローチャートを参照しながら説明する。
まず、印刷処理の手順について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第一の実施形態における印刷処理のフローチャートの一例を示す図である。
ユーザPC400からファイルを印刷する際に、ユーザが、印刷システム1000を用いて印刷装置500で直接印刷を行う場合の手順について、図6のフローチャートに従って説明する。なお、ユーザは、予め印刷装置500から認証サーバにログインして、システムからの認証を受けた後、印刷装置500へ直接印刷を行うように印刷条件を登録している。
ステップS401では、ユーザは、ユーザPC400からファイルを印刷装置500での印刷するため、ユーザPC400のプリンタドライバ410に印刷の実行を指示する。印刷の実行が指示されると、プリンタドライバ410の印刷情報作成手段412は、印刷対象のファイルから、印刷装置500で印刷するための印刷ジョブを作成する。プリンタドライバ410の認証情報設定手段411は、印刷情報作成手段412により作成された印刷ジョブに、ユーザ名又はパスワード等のユーザ情報を認証情報として付加する。
ステップS402では、ユーザの認証情報が付加された印刷ジョブは、印刷要求信号として、ユーザPC400の通信手段402より、制御部401の制御の下で、ネットワーク10を介して、プリントサーバ300に送信される。
ステップS403では、プリントサーバ300は、通信手段302より、ユーザPC400からのユーザの認証情報が付加された印刷ジョブを含む印刷要求信号を受信する。プリントサーバ300の印刷ジョブ管理システム310は、印刷ジョブを受信すると、ユーザ情報取得手段312を用いて、受信した印刷ジョブから印刷ジョブに付加されたユーザの認証情報を取得する。
ステップS404では、取得したユーザの認証情報に基づいて、印刷ジョブ管理システム310のユーザ情報取得手段312は、通信手段302より、ユーザ情報要求信号を認証サーバ200に送信する。
ユーザ情報要求信号は、ユーザと関連付けられた印刷条件の設定情報を、プリントサーバ300が取得するために認証サーバ200へ送信している。
印刷条件の設定情報には、ユーザが直接印刷するのか否かを示す直接印刷フラグと指定プリンタのIPアドレスや場所情報が格納されている。直接印刷を行う場合、印刷条件の設定情報には、直接印刷フラグが「1」に設定されると共に、直接印刷を実行する指定プリンタの設定情報(IPアドレスや場所等)が設定される。ユーザの印刷条件が直接印刷をするように設定されているかどうかを確認するには、直接印刷フラグが「1」に設定されているか否かを確認するか、又は直接印刷を実行する指定プリンタの設定があるか否かを確認すれば良い。ステップS404では、指定プリンタの設定があるか否かを確認するために印刷条件の設定情報を認証サーバ200に問い合わせている。印刷条件の設定情報に関しては、図9の説明で後述する。
続いて、ユーザ情報取得手段312は、通信手段302より、認証サーバ200から送信されるユーザ情報応答信号を受信する。
ステップS405では、蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、受信したユーザ情報応答信号に含まれる印刷条件の設定情報より、ユーザに関連付けられた指定プリンタの設定があるか否かを確認する。ユーザは、既に、直接印刷を印刷装置500で行うように設定しているため、受信した印刷条件の設定情報には、印刷装置500のIPアドレスと設置場所の情報が格納されている。蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、受信した印刷条件の設定情報より、印刷装置500への直接印刷であると判定し、印刷ジョブ制御手段314に通知する。
ステップS408では、印刷ジョブ制御手段314は、通信手段302より、印刷条件の設定情報に設定されている印刷装置500のIPアドレスに受信した印刷ジョブを直接転送する。また、印刷ジョブ制御手段314は、通信手段302より、受信した印刷ジョブが直接印刷で処理された情報を含む印刷応答信号をユーザPC400に送信する。
印刷装置500の制御部501は、プリントサーバ300から直接転送されてきた印刷ジョブを受信する。ユーザがユーザPC400から印刷要求したファイルの印刷ジョブは、予め、印刷条件で設定した印刷装置500に転送され、直接印刷が実行される。
続いて、ユーザが印刷条件に蓄積印刷を設定していた場合の処理について説明する。
ステップS401〜404までの処理は、直接印刷を設定している場合と同じである。印刷条件の設定情報は、ユーザが蓄積印刷する場合、直接印刷フラグが「0」に設定されると共に、直接印刷を実行する指定プリンタの設定情報(IPアドレスや場所等)がクリアされ空欄となる。ユーザの印刷条件が蓄積印刷をするように設定されているかを確認するには、直接印刷フラグが「0」に設定されているか否かを確認するか、又は直接印刷を実行する指定プリンタの設定がないこと確認すれば良い。
ステップS405では、蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、受信したユーザ情報応答信号に含まれる印刷条件の設定情報より、ユーザに関連付けられた指定プリンタの設定があるかどうかを確認する。ユーザは、既に、蓄積印刷を行うように設定しているため、受信した印刷条件の設定情報の印刷装置のIPアドレスと設置場所の情報は空欄になっている。蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、受信した印刷条件の設定情報より、印刷装置500への蓄積印刷であると判定し、印刷ジョブ制御手段314に通知する。
ステップS409では、印刷ジョブ制御手段314は、受信した印刷ジョブのユーザは蓄積印刷を設定しているので、印刷ジョブデータベース320に受信した印刷ジョブを蓄積する。また、印刷ジョブ制御手段314は、通信手段302より、受信した印刷ジョブが蓄積印刷で処理された情報を含む印刷応答信号をユーザPC400に送信する。
ユーザは、印刷装置500よりプリントサーバ300へ印刷リスト送信要求信号を送信し、ユーザが印刷を指示した印刷ジョブのリストを送付してくれるようにプリントサーバ300へ依頼する。
プリントサーバ300は、印刷ジョブデータベース320から印刷リスト送信要求信号を送信したユーザの印刷ジョブを抽出し、まだ印刷が実行されていない印刷ジョブのリストを作成する。まだ印刷が実行されていない印刷ジョブのリストを含む印刷リスト送信応答信号は、印刷装置500に送信される。
ユーザは、印刷したいものを印刷ジョブのリストから選択し、選択した印刷ジョブの情報を含む印刷ジョブ送信要求信号を作成する。印刷装置の通信手段502は、プリントサーバ300と接続し、ユーザが印刷リストより選択した印刷ジョブの情報を含む印刷ジョブ送信要求信号を送信する。
更に、通信手段502は、プリントサーバ300からのユーザが指定した印刷ジョブを含む印刷ジョブ送信応答信号を受信する。印刷装置500の制御部501は、印刷ジョブ送信応答信号より印刷ジョブを取り出して、ユーザがユーザPC400から印刷要求したファイルの印刷ジョブを、蓄積印刷により実行する。
本発明の第一の実施形態では、直接印刷か蓄積印刷かの判定を、直接印刷を実行する指定プリンタの設定があるか否かの判定により説明したが、直接印刷フラグにより、直接印刷か蓄積印刷かの判定を行うようにしても良い。なお、直接印刷フラグに関しては、図9で後述する。
<印刷条件の登録処理>
次に、印刷条件の登録処理の手順について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
図7は、本発明の第一の実施形態における印刷条件(直接印刷)の登録処理のフローチャートの一例を示す図である。
ユーザは、印刷装置500のLCD(表示部)6に表示されているログイン画面に従い、自分のユーザIDとパスワードを印刷装置500の操作部7を用いて入力し、ログインする。印刷装置500の制御部501は、通信手段502により、ネットワーク10を介して認証サーバ200に、ユーザIDとパスワードを含む認証要求信号を送信する。認証サーバ200の制御部201は、通信手段202により、印刷装置500から送信された認証要求信号を受信する。制御部201は、受信した認証要求信号に応じて、ユーザ認証手段211により、ユーザ管理データベース220に格納されている認証情報と照合して、印刷システム1000を使用可能なユーザであるかどうかを確認する。制御部201は、通信手段202より、ネットワーク10を介して印刷装置500に、認証結果を含む認証応答信号を返信する。印刷装置500の制御部501は、通信手段502により、認証サーバ200から送信された認証応答信号を受信する。制御部501は、認証結果を確認し、ログインされたユーザ情報が印刷システム1000を使用可能なユーザであると認証した場合、印刷条件設定手段512に対して、図8に示す印刷条件の設定画面を表示するように指示する。
ユーザは、印刷装置500より印刷システム1000へのログインが成功すると、印刷条件の設定画面より、印刷条件の設定の変更が可能となる。
印刷条件設定手段512は、制御部501の制御の下で、印刷条件の設定画面を表示し、印刷条件の各設定項目に対して、ユーザからの入力を待つ。
ステップS701では、印刷装置500のLCD(表示部)6に表示された図8の印刷条件の設定画面より、ユーザは各設定項目を印刷装置500の操作部7を用いて入力し、設定項目を変更する。印刷条件の各設定項目の入力終了後、ユーザは、図示していない登録ボタンを押す。印刷条件設定手段512は、登録ボタンが押下されたことを検知すると、印刷条件の各設定項目の変更が完了したと判断し、変更項目の登録の手続きに入る。
ステップS702では、ユーザが選択した印刷方法は、直接印刷を行うか否かが判定される。直接印刷を行う場合とは、ユーザが印刷方法の設定項目に「このプリンタから出力」を選択した場合である。直接印刷を行わない場合とは、ユーザが印刷方法の設定項目に「サーバに蓄積、このプリンタから出力」を選択した場合である。直接印刷を選択した場合、直接印刷フラグは「1」に設定される。また、蓄積印刷を選択した場合、直接印刷フラグは「0」に設定される。
ここで印刷条件設定画面での印刷方法の設定をユーザが直接印刷を行うことを選択した場合について説明する。
ステップS703では、印刷装置500の印刷条件設定手段512は、制御部501の制御の下で、通信手段502より印刷装置500のIPアドレスを取得する。また、印刷条件設定手段512は、印刷装置が設置されている場所情報についても取得する。また、直接印刷フラグは、「1」に設定する。印刷条件設定手段512は、ユーザ情報とこれらの印刷条件の設定情報を含めた印刷条件設定要求信号を作成する。
なお、場所情報については、ユーザが場所リストから選択して入力するようにしても良い。又は、印刷装置500のメモリに設定されているようにしても良い。又は、サーバ上で、IPアドレスに関連付けて場所情報を管理しても良い。
ステップS704では、印刷装置500の印刷条件設定手段512は、制御部501の制御の下で、ユーザ情報と印刷条件の設定情報とを含む印刷条件設定要求信号を認証サーバ200に送信する。
ステップS705では、ユーザ管理手段213は、印刷装置500から送信された印刷条件設定要求信号からユーザ情報と印刷条件の設定情報を含む管理情報を取り出し、ユーザ管理データベース220にユーザ情報に関連付けて印刷条件の設定情報を登録する。印刷条件の設定情報を登録後、ユーザ管理手段213は、通信手段202より、制御部201の制御の下で、印刷条件の設定情報を登録したことを通知する印刷条件設定応答信号を印刷装置500に送信する。ユーザ管理データベース220には、ユーザ認証を行うための認証情報と、ユーザ情報に関連付けて印刷条件の設定情報を含む管理情報が格納されている。
次に印刷条件設定画面での印刷方法の設定をユーザが蓄積印刷を行うことを選択した場合について説明する。ユーザが直接印刷を行わないことを選択した場合について説明する。
ステップS702でNoの場合、ログインしたユーザが直接印刷を行わないため、認証サーバの制御部201は、ユーザの印刷条件を直接印刷しないように変更する。なお、図には記載していないが、ユーザの印刷条件を直接印刷しないように変更するための詳細手順を以下に説明する。
印刷装置500の制御部501は、通信手段502により、ネットワーク10を介して認証サーバ200に対して直接印刷が設定されている場合には直接印刷を解除するための直接印刷解除要求信号を送信する。認証サーバ200の制御部201は、通信手段202により、ネットワーク10を介して印刷装置500からの直接印刷解除要求信号を受信する。認証サーバ200の制御部201は、直接印刷解除要求信号に含まれるユーザ情報に基づいて、ユーザ管理データベース220に登録されているユーザの印刷条件を、ユーザ管理手段213に対して蓄積印刷するように指示する。ユーザ管理手段213は、直接印刷フラグを「0」に設定し、印刷方法を蓄積印刷にする。同時に、ユーザ管理手段213は、印刷装置のIPアドレス及び印刷装置の設置されている場所情報をクリアして空欄にする。なお、直接印刷解除要求信号は、印刷方法を直接印刷から蓄積印刷に変更する信号なので、印刷条件設定要求信号を用いて、蓄積印刷の登録を行っても良い。
ユーザ管理データベース220変更後、認証サーバ200の制御部201は、通信手段202により、ネットワーク10を介して印刷装置500に対して直接印刷解除応答信号を送信し、直接印刷が解除されたことを通知する。
<印刷条件の設定画面>
図8は、本発明の第一の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の一例を示す図である。
ユーザは、印刷システム1000を利用して、直接印刷を行う場合には、印刷を実行する印刷装置500より、印刷システム1000にログインし、印刷条件を設定する必要がある。ユーザが、印刷装置500から印刷システム1000にログインすると、ユーザ認証手段511から印刷条件設定手段512にユーザが印刷システム1000より認証され、ログインしたことが通知される。印刷条件設定手段512は、ユーザのログインを確認後、図8に示す印刷条件設定の画面をLCD(表示部)6に表示する。ユーザは、印刷条件設定画面より、操作部7を用いて、印刷方法を設定することができる。
ユーザが、印刷装置500により直接印刷を行いたい場合、ユーザは印刷方法の設定項目より、操作部7を用いて、「このプリンタから出力」を選択する。同様に、プリントサーバ300に印刷ジョブを蓄積しておく蓄積印刷を選択したい場合は、「サーバに蓄積、このプリンタから出力」を選択すれば良い。
直接印刷に必要となる印刷装置500の情報は、印刷条件設定手段512により、印刷条件設定画面からのユーザの選択内容に応じて自動的に設定されるため、ユーザは印刷条件設定画面の各項目を選択するだけで良い。例えば、ユーザは印刷装置500のIPアドレス等の情報を知らなくても、印刷装置500からログインして、印刷設定画面より直接印刷の設定を行うことができるので大変便利である。
ユーザは、印刷条件を選択終了後、印刷設定画面の右下にある登録ボタンを、操作部7を用いて選択する。ユーザが選択した印刷条件の設定情報は、印刷装置500の通信手段502より、認証サーバ200に送信され登録される。なお、図8の印刷設定画面は、画面上の登録ボタンが選択されると印刷条件が設定されるようしたが、登録ボタンを印刷設定画面上に設けず、操作部7のキーボードやマウスの操作により、印刷条件が設定されるようにしても良い。
<印刷条件>
図9は、本発明の第一の実施形態における認証サーバに保存される印刷条件の一例を示す図である。
認証サーバ200に保存されるデータは、ユーザIDを含むユーザ情報と、ユーザが直接印刷を実行する指定プリンタのIPアドレスと、直接印刷を行うかどうかを判断するための直接印刷フラグと、指定プリンタの設置場所の情報である。直接印刷フラグが「1」のときは、直接印刷を行う設定がされている。直接印刷フラグが「0」のときは、蓄積印刷を行う設定がされている。また、直接印刷が設定されている場合は、直接印刷の出力をする指定プリンタの設定情報(IPアドレスと場所情報等)は設定されている。また、蓄積印刷の場合は、指定プリンタの設定情報は不要となるため、空欄にする。なお、認証サーバ200の印刷条件は、ユーザ毎に管理されている。本実施形態では、認証サーバに保存される印刷条件として直接印刷フラグを設けているが、直接印刷を指定する指定プリンタのIPアドレスがあるか否かで、直接印刷又は蓄積印刷を判定して、直接印刷フラグを認証サーバに200に保存しなくても良い。この場合、プリントサーバの蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、指定プリンタのIPアドレスが設定されている場合が直接印刷であり、IPアドレスが設定されていない場合は蓄積印刷と判断する。
図9の「User1」は、直接印刷を設定したユーザである。直接印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「1」になっている。直接印刷を実行する指定プリンタは、「事業所A」にあるIPアドレスが(aa.bb.cc.dd)の指定プリンタである。
また、「User2」も、直接印刷を設定したユーザである。直接印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「1」になっている。直接印刷を実行する指定プリンタは、「事業所B」にあるIPアドレスが(aa.bb.cc.ee)の指定プリンタである。
また、「User3」は、蓄積印刷を設定したユーザである。蓄積印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「0」になっている。また、指定プリンタの項目と指定プリンタの設置場所の情報の項目は空欄になっている。
なお、印刷システム1000では、何処のプリンタが直接印刷を実行する指定プリンタとして印刷条件に設定されたかを、ユーザが確認できるようにするため、印刷条件に指定プリンタのIPアドレスと共に指定プリンタの設置場所の情報が格納されている。指定プリンタのIPアドレスの情報だけでは、ユーザは、直接印刷を実行する指定プリンタとして設定したプリンタがどのプリンタなのかを特定することができない。このため、印刷システム1000では、指定プリンタの設置場所の情報を一緒に管理することで、ユーザが自分で設定したプリンタを確認することができるようにしている。なお、同一場所に複数のプリンタが設置されている場合、ユーザが直接印刷に指定したプリンタを明確に判定できるように、場所情報の他に、プリンタの名称、プリンタの機種、シリアル番号等のプリンタの設定情報を一緒に格納するようにしても良い。
本発明の一実施形態によれば、印刷ジョブを管理するプリントサーバ300を経由して印刷する環境でも、予め認証サーバへ印刷条件を設定することで、ユーザは指定した印刷装置に直接印刷をさせることができる。ユーザは、印刷装置にログインし、認証サーバで認証を受け、ログインした印刷装置から自分の印刷ジョブを印刷する際の印刷条件(直接印刷を行うか否かを含む)を認証サーバに登録することができる。
例えば、印刷条件の設定では、ユーザは、指定した時間帯や指定した日の一日中、指定した印刷装置から直接印刷できるように設定することができる。また、印刷条件に直接印刷を設定した場合、ユーザは、プリントサーバに蓄積されている印刷ジョブを印刷装置から選択して印刷を行うという処理をしなくても良く、大量に印刷を行う場合であっても、印刷装置の前で待たずに大量の印刷を実行することができる。
また、本発明では、印刷装置500でログインし、印刷条件を設定する画面より設定項目を選択するだけで、直接印刷をするかどうかを設定することができるため、ユーザが印刷装置のIPアドレスを知らなくても、直接印刷を行うことが可能となった。
<第二の実施形態>
本発明の第二の実施形態としては、ユーザの位置情報に応じて、直接印刷を行うか否かを制御する印刷システム1000について説明する。
最近の会社や公共施設では、ユーザが建物内などに入館又は退館する際にIDカードをカードリーダーに読み取らせて、どのユーザがどの場所にいるのかを把握し、ユーザの位置情報を管理する入退館管理システム110がある。本発明の第二の実施形態では、この入退館管理システム110を管理する入退館管理サーバ100からユーザの位置情報を取得し、直接印刷を行うか否かを制御する条件として使用する場合について説明する。なお、入退館管理サーバ100は、建物に入館しているユーザの最新の位置情報を管理し、認証サーバ200から要求に応じて、ユーザの最新の位置情報を提供することが可能とする。
本発明の第二の実施形態の印刷システム1000では、ユーザの位置情報と、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報とから、ユーザが指定プリンタの設置場所にいると判定された場合、プリントサーバ300は、直接印刷を実行する。なお、印刷システム1000では、指定プリンタの設置場所の情報と異なる場所にユーザがいると判定された場合、プリントサーバ300は、指定されたプリンタへの直接印刷を禁止し、セキュリティの高い印刷を提供する。
以下、本発明の第二の実施形態についても、添付の図面を参照しながら説明する。
図10は、本発明の第二の実施形態における印刷実行フェーズを説明するための図である。
図10には、図2で説明した本発明の第一の実施形態に、新たに入退館管理サーバ100が追加記載されている。図10のS1、S2、S3及びS6については、図2で説明した内容と同じであるため、説明を省略する。なお、ユーザの印刷条件は、ユーザ管理データベース220に登録されている。ユーザは印刷装置500より印刷条件を設定し、印刷方法には直接印刷を設定(直接印刷フラグ=「1」)しているとする。また、後述する図16に示す印刷条件のように、ユーザの位置情報と直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報に基づいて、直接印刷を行うか否かを判断するための位置情報フラグを「1」にセットしているとする。従って、設定された印刷条件より、プリントサーバ300は、ユーザの位置情報を確認して、直接印刷を行うか否かを判断することとする。
本発明の第二の実施形態では、入退館管理サーバ100が追加されたことにより、新たに付加された認証サーバ200の処理、S4及びS5に関する内容、及びプリントサーバ300の処理について、以下に説明する。
ユーザPC400で作成されたユーザ情報を含む印刷ジョブは、ユーザPC400よりプリントサーバ300に転送される(S1)。プリントサーバ300は、転送されたユーザ情報を含む印刷ジョブからユーザの認証情報を取得する。取得したユーザの認証情報に基づいて、ユーザの印刷条件について認証サーバ200に対して問い合わせを行う(S2)。認証サーバ200では、プリントサーバ300からの問い合わせを受け、ユーザ管理データベース220より、ユーザの印刷条件を取得する(S3)。
認証サーバ200は、ユーザ管理データベース220より取得した印刷条件により、ユーザPC400のユーザが、直接印刷を設定しているかどうかを確認する。直接印刷を設定しているかどうかを確認した結果、直接印刷を実行する指定プリンタの設定情報(IPアドレス及び場所情報等)が格納されており、かつ、直接印刷を設定するフラグが「1」となっている。また、ユーザの位置情報を確認する位置情報フラグが「1」となっている。以上より、ユーザにより設定された印刷条件は、「ユーザの位置情報を確認して、直接印刷を行う」設定になっている。
従って、認証サーバ200の制御部201は、入退館管理サーバ100に対して、ユーザの位置情報に関して問い合わせを行う(S4)。
なお、印刷条件が蓄積印刷の場合(直接印刷フラグ=「0」)又はユーザの位置情報を確認しない場合(位置情報フラグ=「0」)は、ユーザの位置情報は不要となるため、入退館管理サーバ100に対する問い合わせは行わない。
入退館管理サーバ100は、認証サーバ200からのユーザの位置情報の問い合わせを受信すると、図11の説明で後述する入退館管理データベース120から、ユーザが現在何処にいるのかを示すユーザの位置情報を取得し、認証サーバ200に通知する。
認証サーバ200は、入退館管理サーバ100から取得したユーザの位置情報と、ユーザ管理データベース220より取得した印刷条件とをプリントサーバ300に送信する(S5)。
なお、入退館管理サーバ100から取得したユーザの位置情報が付加されるのは、ユーザの印刷条件が、直接印刷の場合である。ユーザの印刷条件が蓄積印刷の場合、又はユーザの位置情報を確認しない場合は、図2の第一の実施形態と同じく、ユーザの印刷条件のみが、認証サーバ200からプリントサーバ300に送信される。
プリントサーバ300は、認証サーバ200から受信したユーザの印刷条件から指定プリンタの場所情報を取得し、ユーザの位置情報が指定プリンタの設置場所の情報と一致しているかどうかを判定する。すなわち、プリントサーバ300は、ユーザが直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所にいるかどうかを確認する。その結果、ユーザが直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所にいる場合は、直接印刷を許可し、受信した印刷ジョブを、印刷条件で指定した印刷装置500に印刷ジョブを直接転送する。
また、ユーザが直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所と異なる場所にいる場合は、印刷条件で直接印刷を行うように設定されている場合であっても、直接印刷を実行することを禁止し、直接印刷を解除し、蓄積印刷に変更する。
なお、印刷条件に直接印刷が設定されていない場合は、印刷ジョブはプリントサーバ300に蓄積され、蓄積印刷が実行される。
印刷条件に直接印刷が設定されている場合は、プリントサーバ300は、印刷条件に指定されている印刷装置500を転送先に指定する。
プリントサーバ300は、ユーザが直接印刷を設定した印刷装置500の設置場所にいる場合、ユーザPC400から受信した印刷ジョブを、印刷条件で指定されている印刷装置500にネットワーク10を介して直接転送する(S6)。
印刷装置500は、プリントサーバ300から直接転送された、印刷ジョブを受信して、印刷を実行する。
<印刷システムの機能ブロック>
図11は、本発明の第二の実施形態における印刷システムの機能ブロックの構成例を示す図である。
図11には、入退館管理サーバ100と、認証サーバ200と、プリントサーバ300と、ユーザPC400及び印刷装置500とが記載されている。
認証サーバ200と、プリントサーバ300と、ユーザPC400及び印刷装置500については、図5の説明と実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、重複した説明は省く。なお、ユーザは、直接印刷を実行する印刷装置500より、印刷条件を設定済みとする。ユーザは、印刷条件を、直接印刷を行い(直接印刷フラグ=「1」)、かつ位置情報を確認する(位置情報フラグ=「1」)に設定したとする。
入退館管理サーバ100は、入退館管理サーバ100の制御部101と、通信手段102と、入退館管理システム110と、ユーザ情報取得通知手段111と、入退館管理手段112と、入退館管理データベース(記憶手段)120と、を含んでいる。
入退館管理サーバの制御部101は、入退館管理サーバ100の全体の動作を制御する。
通信手段102は、制御部101の制御の下で、ネットワーク10を介して認証サーバ200と接続し、認証サーバ200からの位置情報要求信号を受信し、認証サーバ200へ位置情報応答信号を送信する。入退館管理サーバの通信手段102は、図示していないカードリーダーと接続し、ユーザの入退館の情報を取得し、入退館管理手段112へ転送する。
入退館管理システム110は、以下図示していないIDカードと、カードリーダーと、社内ゲートと、ネットワークと、を更に含んでいる。入退館管理システム110は、入館者にIDカード持たせ、入館者が社内に敷設した社内ゲートを通過する毎にIDカードをカードリーダーに読み取らせることにより、入館者の位置を特定し、管理するシステムである。なお、カードリーダーの情報は、ネットワーク経由で、入退館管理サーバ100に集められる。入退館管理サーバ100の制御部101は、受信したカードリーダーの情報より、入館者が今社内のどこの位置にいるか判定し、入退館管理データベース120に登録されている入館者の位置情報を更新する。なお、位置情報の取得は、これに限らず実施できる。
入退館管理サーバのユーザ情報取得通知手段111は、制御部101の制御の下で、認証サーバ200からの位置情報要求信号のユーザ情報に基づいて、ユーザの位置情報を入退館管理データベース120から取得する。ユーザ情報取得通知手段111は、取得したユーザの位置情報を位置情報応答信号に含め、通信手段102より、認証サーバ200へ返信する。
入退館管理手段112は、ユーザの位置情報を入退館管理データベース120にユーザ情報に関連付けて格納し、管理している。入退館管理手段112は、通信手段102により受信された、カードリーダーの最新のユーザの入退館の情報を整理し、入退館管理データベース120に管理されているユーザの位置情報を最新の情報に更新する。
入退館管理データベース120は、入館者の位置情報を格納するデータベースであり、入館者が移動する毎に、入館者の位置情報は入退館管理サーバ100の制御部101の制御の下で入退館管理手段112により更新される。
認証サーバ200については、図5の説明で記載していない、入退館管理サーバ100との間の通信に関してのみ追加で説明する。
認証サーバ200の制御部201は、ユーザ情報取得通知手段212によりユーザ管理データベース220から取得されたユーザの印刷条件の印刷方法を確認する。まず、制御部201は、ユーザが直接印刷を行うか否かを決める直接印刷フラグを確認する。次に、制御部201は、ユーザの位置情報を確認するか否かを決める位置情報フラグを確認する。制御部201は、ユーザの印刷条件が、「直接印刷を行い(直接印刷フラグ=「1」)、かつ位置情報を確認する(位置情報フラグ=「1」)」であることを確認する。制御部201は、入退館管理サーバ100に対して、ユーザの位置情報を要求する位置情報要求信号の作成をユーザ情報取得通知手段212へ指示する。なお、蓄積印刷(直接印刷フラグ=「0」)又は位置情報を確認しない(位置情報フラグ=「0」)」の場合、制御部201は、ユーザの位置情報が不要のため、ユーザ情報取得通知手段212へ位置情報要求信号の作成の指示はしない。
通信手段202は、入退館管理サーバ100と接続し、入退館管理サーバ100へユーザの位置情報を要求する位置情報要求信号を送信する。また、認証サーバ200の通信手段202は、入退館管理サーバ100からユーザの位置情報を含む位置情報応答信号を受信する。
ユーザ情報取得通知手段212は、ユーザ管理データベース220からユーザ毎に登録されている印刷条件の設定情報を含む管理情報を取得する。ユーザ情報取得通知手段212は、取得した印刷条件の印刷方法について、ユーザが直接印刷を設定していた場合、ユーザ情報取得通知手段212は、制御部201からの指示により、ユーザの位置情報を要求するための位置情報要求信号を作成する。作成された位置情報要求信号は、通信手段202より、入退館管理サーバ100へ送信される。また、入退館管理サーバ100からは、ユーザの位置情報を含む位置情報応答信号が送信される。ユーザ情報取得通知手段212は、通信手段202により受信した位置情報応答信号より、ユーザの位置情報を取得する。ユーザ情報取得通知手段212は、入退館管理サーバ100より取得したユーザの位置情報と、印刷条件の設定情報とを含むユーザ情報応答信号を通信手段202より、プリントサーバ300に向けて送信する。
認証サーバ200の他の機能ブロックに関しては図5と同じであるので以下省略する。
プリントサーバ300については、図5の説明で記載していない、ユーザ情報取得手段312が、ユーザの位置情報と、印刷条件の設定情報とを含むユーザ情報応答信号を受信してから直接印刷を行うか否かの処理に関してのみ追加で説明する。
ユーザ情報取得手段312は、認証サーバ200から送信されるユーザ情報応答信号より、ユーザの位置情報と、ユーザの印刷条件とを取得する。
蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、ユーザ情報取得手段312により取得したユーザの位置情報と、ユーザの印刷条件より、蓄積印刷を行うのか、それとも直接印刷を行うのかを判定する。蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、ユーザの印刷条件から直接印刷実行する指定プリンタの設置場所の情報と直接印刷フラグと位置情報フラグを取得する。蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、直接印刷フラグ=「1」、位置情報フラグ=「1」であり、「位置情報を確認して、直接印刷を実行する」設定であることを確認する。続いて、取得した場所情報と、ユーザの位置情報が一致しているかどうかを確認する。取得した場所情報と、ユーザの位置情報が一致している場合は、直接印刷を行うと判定する。また、取得した場所情報と、ユーザの位置情報が一致していない場合は、蓄積印刷を行うと判定する。判定結果は、印刷ジョブ制御手段314に通知される。
プリントサーバ300の他の機能ブロックに関しては図5と同じであるので以下省略する。
本発明の第二の実施形態における印刷システム1000では、直接印刷を行う際に、入退館管理サーバ100で管理するユーザの位置情報を利用することにより、セキュリティの効果をあげることが可能である。印刷装置500の近くにユーザがいない状態で直接印刷が実行された場合、ユーザは、印刷装置500によって印刷された印刷物をすぐに取りに行くことはできない。このため、ユーザにとっては、印刷装置500によって印刷された印刷物を長時間放置したままにして置くと、印刷物が紛失する可能性もあり、セキュリティ上、大変好ましくない。このため、ユーザは、印刷条件を設定する際に、印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合であっても、ユーザの位置情報が所定の場所の場合、直接印刷をすることを禁止するようにすることができる。例えば、位置情報を確認する印刷条件を設定した場合、ユーザの位置情報が印刷を実行する印刷装置の場所と異なる場所の場合は、直接印刷を禁止する。尚、ここではユーザの位置情報が所定の場所の場合に、直接印刷を禁止するように説明したが、直接印刷を許可する場所を設定するようにしても良い。
<第二の実施形態における印刷処理のフローチャート>
図12は、本発明の第二の実施形態における印刷処理のフローチャートの一例を示す図である。
図12は、本発明の第一の実施形態の図6のステップS405とステップS408間に、以下のステップS406とステップS407のフローが組み込まれた図である。ステップS406とステップS407では、入退館管理システム110を含む入退館管理サーバ100からユーザの位置情報を取得し、直接印刷を行うか否かを判定するステップが記載されている。
なお、ステップS401〜S403及びS408〜S409は、図6にて既に説明しているので省略する。なお、ユーザは、直接印刷を実行する印刷装置500より、印刷条件を設定済みとする。ユーザは、印刷条件を、直接印刷を行い(直接印刷フラグ=「1」)、かつ位置情報を確認する(位置情報フラグ=「1」)に設定した。
ステップS404では、取得したユーザの認証情報に基づいて、印刷ジョブ管理システム310のユーザ情報取得手段312は、通信手段302より、制御部301の制御の下で、ネットワーク10を介して、ユーザ情報要求信号を認証サーバ200に送信する。ユーザ情報要求信号は、ユーザと関連付けられた印刷条件の設定情報を取得するために、プリントサーバ300が認証サーバ200へ送信している信号である。
印刷条件の設定情報には、ユーザが直接印刷するのか否かを示す直接印刷フラグとプリンタのIPアドレスや場所情報や位置情報フラグ等が格納されている。直接印刷を行う場合、印刷条件の設定情報には、直接印刷フラグが「1」に設定されると共に、直接印刷を実行する指定プリンタの設定情報(IPアドレスや場所等)が設定される。また、ユーザがいる場所を確認してから直接印刷を行うための位置情報フラグは「1」に設定されている。
ユーザの印刷条件が直接印刷をするように設定されているかどうかを確認するには、直接印刷フラグが「1」に設定されているか否かを確認するか、又は直接印刷を行うためのプリンタの設定があるか否かを確認すれば良い。ステップS404では、プリンタの設定があるか否かを確認するために印刷条件の設定情報を認証サーバ200に問い合わせるユーザ情報要求信号を送信している。
認証サーバ200の制御部201は、プリントサーバ300からのユーザ情報要求信号を受信すると、ユーザ管理データベース220より、ユーザ情報要求信号に含まれるユーザの印刷条件の設定情報を取得する。
ステップS405では、蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、受信したユーザ情報応答信号に含まれる印刷条件の設定情報より、ユーザに関連付けられたプリンタの設定があるか否かを確認する。ユーザは、既に、直接印刷を印刷装置500で行うように設定しているため、受信した印刷条件の設定情報には、印刷装置500のIPアドレスと設置場所の情報が格納されている。蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、受信した印刷条件の設定情報より、印刷装置500への直接印刷であると判定する(Yesと判定する)。
ステップ406では、認証サーバ200の制御部201は、ユーザの印刷条件が、「直接印刷を行い(直接印刷フラグ=「1」)、かつ位置情報を確認する(位置情報フラグ=「1」)」に設定されていることを確認する。制御部201は、入退館管理サーバ100に対して、ユーザの位置情報を要求する位置情報要求信号を送信するようにユーザ情報取得通知手段212へ指示する。なお、蓄積印刷(直接印刷フラグ=「0」)又は位置情報を確認しない(位置情報フラグ=「0」)」に設定されている場合、制御部201は、ユーザの位置情報が不要のため、ユーザ情報取得通知手段212へ位置情報要求信号の作成の指示はしない。
制御部201から指示をされたユーザ情報取得通知手段212は、ユーザ情報を含む位置情報要求信号を作成し、通信手段202より、入退館管理サーバ100に対して位置情報要求信号を送信する。
入退館管理サーバ100の制御部101は、通信手段102より、認証サーバ200からの位置情報要求信号を受信する。制御部101は、入退館管理システム110のユーザ情報取得通知手段111に対して、認証サーバ200から受信した位置情報要求信号に含まれるユーザ情報の位置情報を取得するように指示する。ユーザ情報取得通知手段111は、制御部101の制御の下で、位置情報要求信号に含まれるユーザ情報に基づいて、ユーザの位置情報を入退館管理データベース120から取得する。ユーザ情報取得通知手段111は、入退館管理データベース120から取得したユーザの位置情報を含む位置情報応答信号を作成し、通信手段102より、認証サーバ200へ返信する。
認証サーバ200のユーザ情報取得通知手段212は、通信手段202より、入退館管理サーバ100からの位置情報応答信号を受信する。ユーザ情報取得通知手段212は、受信した位置情報応答信号からユーザの位置情報を取得する。ユーザ情報取得通知手段212は、ユーザ管理データベース220から取得したユーザの印刷条件と、入退館管理サーバから取得したユーザの位置情報とを含むユーザ情報応答信号を作成する。ユーザ情報取得通知手段212は、通信手段202より、プリントサーバ300にユーザ情報応答信号を送信する。
ステップS407では、プリントサーバ300の制御部301は、通信手段302より送信されてくるユーザ情報応答信号を受信する。
プリントサーバ300の蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、認証サーバ200から受信したユーザ情報応答信号より印刷条件の設定情報とユーザの位置情報より、蓄積印刷を行うのか、直接印刷を行うのか、を判定する。
ここでは、印刷方法とユーザの場所情報との関係より、蓄積印刷を行うか、直接印刷を行うのかを判定する。ユーザの印刷条件は、直接印刷フラグ=「1」、かつ位置情報フラグ=「1」となっているので、続いて指定プリンタの設置場所の情報と、ユーザの位置情報を比較する。
蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、ユーザの位置情報より、ユーザが指定プリンタの設置場所又は周辺にいる場合、或いは、直接印刷を実行する指定プリンタにログインしている場合は、直接印刷を行うと判定する(Yes)。
このあと、ステップS408では、印刷ジョブが印刷条件で指定された印刷装置500に直接転送され、直接印刷が実行される。
また、蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、ユーザの位置情報より、ユーザが指定プリンタの設置場所と異なる場所にいる場合、或いは、直接印刷を実行する指定プリンタと異なるプリンタにログインしている場合は、直接印刷を行わないと判定する(No)。
このあと、ステップS409を実行し、印刷ジョブ制御手段314は、印刷ジョブをプリントサーバ300の印刷ジョブデータベース320に蓄積する。
<印刷条件の設定画面>
図13は、本発明の第二の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の一例を示す図である。
ユーザは、印刷装置500から、印刷システム1000にログインすると、印刷条件の設定画面として印刷装置500のLCD(表示部)6には、図13の印刷設定画面が表示される。
印刷条件の設定項目は、印刷方法の設定と位置情報の確認の2つの項目である。
印刷方法の設定は、直接印刷を行うか否かを設定する。ユーザが「このプリンタから出力」を選択した場合、直接印刷フラグは「1」にセットされ、ユーザは、現在ログインしているプリンタで直接印刷を行う。ユーザが「サーバに蓄積、このプリンタから出力」を選択した場合、直接印刷フラグが「0」にクリアされ、ユーザは、印刷ジョブをプリントサーバ300に蓄積する蓄積印刷を行う。
位置情報の確認の項目は、入退館管理サーバ100より取得した最新のユーザの位置情報と、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報とを比較して、直接印刷をするか否かを設定する項目である。「位置情報を確認する」が選択された場合、位置確認フラグは、「1」にセットされる。印刷システム1000では、入退館管理サーバ100からユーザの位置情報が取得される。印刷システム1000では、ユーザの位置情報と、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報とが比較され、直接印刷を行うか否かが判定される。「位置情報を確認しない」の場合、位置確認フラグが「0」にクリアされ、印刷システム1000では、ユーザの位置情報の確認が行われず、直接印刷を行うか否かのみが判定される。
「位置情報を確認する」の場合、直接印刷を実行する指定プリンタに、ユーザがログインしている場合、印刷ジョブ制御手段314は、直接印刷を実行する。また、「位置情報を確認する」の場合、ユーザがログインしているプリンタが直接印刷を実行する指定プリンタでない場合、直接印刷が禁止され、印刷システム1000では、印刷ジョブを印刷ジョブデータベース320に蓄積し、蓄積印刷を実行する。これにより、ユーザは、自分がログインしているプリンタと別の場所のプリンタを、直接印刷を実行する指定プリンタとして設定していた場合、間違って直接印刷することをなくすことが可能となる。
<設定画面の変形例>
図14は、本発明の第二の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の変形例を示す図である。
図13では、印刷条件の設定として、印刷方法の設定と位置情報の確認の2つの項目を選択できるように印刷条件設定画面が構成されている。位置情報の確認は、直接印刷を行うことを選択した場合、ユーザの位置情報と直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報とが一致するかどうかを確認し、直接印刷を行うか否かを判定する。
図14では、直接印刷を行うことを選択した場合、印刷条件として、(a)出力する期間、(b)印刷ページ数、(c)機密文書等について、直接印刷を行うか否かを判定する変形例を示す。
図14の(a)では、印刷条件設定画面は、印刷方法の設定(直接印刷を行うか否か)と、出力する期間(直接印刷が可能な期間)の2つの印刷条件の項目を、ユーザが選択できるように構成されている。期間の選択方法としては、一日を選択する選択するか、時間指定をするのか2通りの選択方法がある。なお、印刷方法は、直接印刷を選択した場合とする。
一日を選択した場合、印刷条件を登録した日の一日間、印刷システム1000は、ユーザの印刷ジョブを直接印刷で処理する。
時間指定を選択した場合、ユーザは、開始時刻と終了時刻を画面のプルダウンメニューより選択し、開始時刻と終了時刻をそれぞれ入力する。
ユーザは、印刷方法と出力する期間を選択後、登録ボタンを選択し、印刷条件を認証サーバに登録する。
出力する期間の印刷条件が登録されると、印刷システム1000では、印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合でも、プリントサーバ300が印刷ジョブを受信した時間帯に応じて直接印刷を行うか否かを判定する。なお、プリントサーバ300が印刷ジョブを受信した時間帯には、印刷ジョブを受信後処理に要した時間を含む。図14の(a)では、ユーザは、印刷装置500から印刷条件を設定する際、直接印刷を許可する時間帯を入力するように構成しているが、直接印刷を禁止する時間帯を入力し、認証サーバ200に登録するようにしても良い。
図12のフローチャートには、ステップ406及びステップ407にユーザの位置情報と指定プリンタの設置場所の情報とを取得するステップと、比較検討をするステップが記載されている。この部分を変更すれば、(a)〜(c)の変形例についてもこのフローチャートが利用可能である。
(a)では、図12のフローチャートのステップ406には、直接印刷を許可する期間(又は禁止する期間)の設定情報を取得するステップを組み込み、及びステップ407には、判定するステップを組み込むことで対応が可能となる。
例えば、ステップ406は、「ユーザの印刷条件から直接印刷を許可する期間の設定情報を取得する」に変更すれば良い。
また、ステップ407は、「印刷ジョブを受信した時刻が直接印刷を許可する時間帯か?」に変更すれば良い。
図14の(b)では、印刷条件設定画面は、印刷方法の設定(直接印刷を行うか否か)と、印刷ページ数(設定ページ数以下は直接印刷が禁止)の2つの印刷条件の項目を、ユーザが選択できるように構成されている。印刷ページ数は、プルダウンメニューより選択することが可能である。なお、印刷方法は、直接印刷を選択した場合とする。
ユーザは、印刷方法と印刷ページ数を選択後、登録ボタンを選択し、印刷条件を認証サーバに登録する。
印刷ページ数の印刷条件が登録されると、印刷システム1000では、印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合でも、プリントサーバ300が受信した印刷ジョブの印刷するページ数が所定のページ数以下の場合には直接印刷を禁止することができる。印刷システム1000のプリントサーバ300は、大量印刷の印刷ジョブのみ直接印刷を行い、少量印刷の印刷ジョブは蓄積印刷を行うように制御する。ユーザは、印刷装置500から印刷条件を設定する際に、直接印刷を禁止するページ数を設定し、認証サーバ200に格納する。なお、ここでは、ユーザが直接印刷を禁止するページ数を設定するように説明したが、ユーザが直接印刷を許可するページ数を設定するようにしても良い。例えば、設定されたページ数以上のときは、直接印刷ができるようにする。
(b)では、図12のフローチャートのステップ406には、直接印刷を許可するページ数(又は禁止するページ数)の設定情報を取得するステップを組み込み、及びステップ407には、判定するステップを組み込むことで対応が可能となる。
例えば、ステップ406は「ユーザの印刷条件から直接印刷を許可するページ数の設定情報を取得する」に変更すれば良い。
また、ステップ407を「受信した印刷ジョブのページ数が直接印刷を許可するページ数以上か?」に変更すれば良い。
図14の(c)は、印刷条件設定画面は、印刷方法の設定(直接印刷を行うか否か)と、秘密文書(蓄積印刷を行うか否か)の2つの印刷条件の項目を、ユーザが選択できるように構成されている。なお、印刷方法は、直接印刷を選択した場合とする。
秘密文書の設定は、蓄積印刷を行うか否かを設定する。「サーバに蓄積する」が選択された場合、機密文書フラグが「1」にセットされ、「サーバに蓄積しない」が選択された場合、機密文書フラグが「0」にクリアされる。
ユーザは、印刷方法と機密文書を選択後、登録ボタンを選択し、印刷条件を認証サーバに登録する。
機密文書の印刷条件が登録されると、機密文書フラグが「1」の場合、印刷システム1000は、受信した印刷ジョブが機密文書の場合、セキュリティを考慮し、印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合でも蓄積印刷する。なお、機密文書フラグが「0」の場合、印刷システム1000は、機密文書かどうかを確認せずに直接印刷を行う。
(c)では、図12のフローチャートのステップ406には、機密文書の取り扱いに関する設定情報を取得するステップを組み込み、及びステップ407には、判定するステップを組み込むことで対応が可能となる。
例えば、ステップ406は「ユーザの印刷条件から機密文書の取り扱いに関する設定情報を取得する」に変更すれば良い。
または、ステップ407は「受信した印刷ジョブが機密文書を含むか?」に変更すれば良い。
図15は、本発明の第二の実施形態における印刷装置にログインした際の印刷条件の設定画面の変形例を示す図である。
図15では、印刷方法の設定(直接印刷と蓄積印刷の選択)、出力する期間、印刷ページ数、位置情報、機密文書等を全て含む場合の印刷条件設定画面である。
ユーザは、各項目を自由に選択することができる。ただし、印刷方法の設定が蓄積印刷を選択している場合、印刷システム1000では、他の項目が設定されたとしても、蓄積印刷として処理されるため、ユーザは、印刷条件を選択する際に注意が必要である。
<印刷条件の変形例>
図16は、本発明の第二の実施形態における認証サーバに保存される印刷条件の変形例を示す図である。
図16は、図15の複数の印刷条件を一つの印刷条件設定画面で入力した際の、認証サーバ200に保存される印刷条件の変形例を示したものである。
認証サーバ200に保存される項目は、7つの項目である。指定プリンタのIPアドレス、直接印刷フラグ、印刷可能時間、ページ数、場所、位置情報フラグ、機密文書フラグ等である。これらの項目は、認証サーバ200のユーザ管理手段213によって管理され、ユーザ毎の印刷条件としてユーザ管理データベース220に保存される。
指定プリンタのIPアドレスは、直接印刷を実行する指定プリンタを特定する。
直接印刷フラグは、直接印刷をするか否かを決めるフラグである。直接印刷フラグ=「1」のとき、印刷システム1000は、直接印刷を行う設定である。直接印刷フラグ=「0」のとき、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う設定である。
印刷可能時間は、直接印刷を行うことが許可する時間帯である。なお、本実施形態では印刷可能時間を設定する説明したが、印刷可能時間を印刷禁止時間として、直接印刷を禁止する時間帯を設定するようにしても良い。
なお、印刷可能時間の設定は、直接印刷フラグ=「1」のときに有効となる。
ページ数は、指定されたページ数以下の場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。指定されたページ数を超える場合、印刷システム1000は、直接印刷を許可する。
なお、ページ数の設定は、直接印刷フラグ=「1」のときに有効となる。
場所は、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報である。
位置情報フラグは、ユーザの位置情報を確認するか否かを決めるフラグである。位置情報フラグ=「1」のとき、印刷システム1000は、ユーザの位置情報を確認する。この場合、ユーザの位置情報が、指定プリンタの設置場所の情報と異なる場合は、直接印刷が禁止される。印刷システム1000は、ユーザの位置情報と、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報を比較して直接印刷を行うか否かを決定する。位置情報フラグ=「0」のときは、ユーザの位置情報を確認しない設定である。
なお、位置情報フラグの設定は、直接印刷フラグ=「1」のときに有効となる。
機密文書フラグは、印刷ジョブに機密文書がある場合の印刷の処理を決めるフラグである。機密文書フラグ=「1」のとき、印刷ジョブに機密文書がある場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。機密文書フラグ=「0」のとき、印刷システム1000は、印刷ジョブに機密文書があるかどうかを確認しない。
なお、機密文書フラグの設定は、直接印刷フラグ=「1」のときに有効となる。
図16の「User1」は、直接印刷を設定したユーザである。直接印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「1」になっている。直接印刷を実行する指定プリンタは、「事業所A」にあるIPアドレスが(aa.bb.cc.dd)の指定プリンタである。直接印刷が可能な時間は、「8:30〜17:30」である。User1の印刷ジョブのページ数が30ページ以下の場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。また、位置情報フラグが「1」であるため、印刷システム1000は、入退館管理サーバ100よりユーザの位置情報を取得し、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報と同じかどうかを判断し、直接印刷を行うか否かを選択する。また、機密文書フラグが「1」であるため、印刷ジョブが機密文書を含む場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。
また、「User2」も、直接印刷を設定したユーザである。直接印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「1」になっている。直接印刷を実行する指定プリンタは、「事業所B」にあるIPアドレスが(aa.bb.cc.ee)の指定プリンタである。直接印刷が可能な時間は、「8:30〜12:00」である。User2の印刷ジョブのページ数が35ページ以下の場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。また、位置情報フラグが「0」であるため、印刷システム1000は、ユーザの位置情報を確認しない。また、機密文書フラグが「1」であるため、印刷ジョブが機密文書を含む場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。
また、「User3」は、蓄積印刷を設定したユーザである。蓄積印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「0」になっている。また、指定プリンタ、印刷可能時間、ページ数、場所等の項目は空欄になっている。さらに、位置情報フラグと機密文書フラグはどちらも「0」に設定されている。
また、「User4」も、直接印刷を設定したユーザである。直接印刷を選択しているため、直接印刷フラグは「1」になっている。直接印刷を実行する指定プリンタは、「事業所C」にあるIPアドレスが(aa.bb.cc.ff)の指定プリンタである。直接印刷が可能な時間は、「14:00〜17:30」である。印刷ジョブのページ数が40ページ以下の場合、印刷システム1000は、蓄積印刷を行う。また、位置情報フラグが「1」であるため、印刷システム1000は、入退館管理サーバ100よりユーザの位置情報を取得し、直接印刷を実行する指定プリンタの設置場所の情報と同じかどうかを判断し、直接印刷を行うか否かを選択する。また、機密文書フラグが「0」であるため、印刷システム1000は、印刷ジョブが機密文書を含むか否かは判断しない。
また、本発明の第二の実施形態では、ユーザの位置情報を確認するかどうかを判定するための位置情報フラグを設け、ユーザが印刷条件として設定できるようにしているが、位置情報フラグを設けない構成としても良い。位置情報フラグを設けない印刷システム1000では、印刷条件で直接印刷が設定されている場合、認証サーバ200は、必ず入退館管理サーバ100からユーザの位置情報を取得して、印刷条件とユーザの位置情報をプリントサーバ300に送付することになる。
また、図16の印刷条件では、ユーザの位置情報と一致するかどうかを判定する指定プリンタの設置場所の情報は、「事業所A」と事業所単位で記載されているが、指定プリンタの設置場所の情報は、部屋単位、フロアー単位、ブロック単位としても良い。例えば、部屋単位の判定では、直接印刷を実行する指定プリンタが設置されている部屋にユーザがいれば、印刷システム1000のプリントサーバ300は、直接印刷を行うようにしても良い。また、フロアー単位の判定では、直接印刷を実行する指定プリンタが設置されているフロアーと同じフロアーにユーザがいれば、印刷システム1000のプリントサーバ300は、直接印刷を行うようにしても良い。また、ブロック単位の判定では、直接印刷を実行する指定プリンタが設置されているブロックと同じブロックにユーザがいれば、印刷システム1000のプリントサーバ300は、直接印刷を行うようにしても良い。
また、前述した第一又は第二の実施形態で説明した制御処理を実現するためのプログラムを記録媒体に記録することで、各実施形態での処理をコンピュータに実施させることができる。
また、このプログラムを記録媒体に記録し、このプログラムが記録された記憶媒体をコンピュータや携帯端末装置に読み取らせて、前述した制御処理を実現させることも可能である。なお、記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
なお、ユーザ情報取得手段312は、本願発明の印刷条件取得手段に対応し、蓄積印刷・直接印刷判定手段313は、本願発明の印刷ジョブ制御手段に対応し、印刷ジョブ制御手段314は、本願発明の印刷ジョブ制御手段に対応する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 入退館管理サーバ
101 制御部
102 通信手段
110 入退館管理システム
111 ユーザ情報取得通知手段
112 入退館管理手段
120 入退館管理データベース
200 認証サーバ
201 制御部
202 通信手段
210 ユーザ管理システム
211 ユーザ認証手段
212 ユーザ情報取得通知手段
213 ユーザ管理手段
220 ユーザ管理データベース
300 プリントサーバ
301 制御部
302 通信手段
310 印刷ジョブ管理システム
311 ユーザ認証手段
312 ユーザ情報取得手段
313 蓄積印刷・直接印刷判定手段
314 印刷ジョブ制御手段
320 印刷ジョブデータベース
400 ユーザPC
401 制御部
402 通信手段
410 プリンタドライバ
411 認証情報設定手段
412 印刷情報作成手段
500 印刷装置
501 制御部
502 通信手段
511 ユーザ認証手段
512 印刷条件設定手段
特開2005−100342号公報

Claims (7)

  1. 受信した印刷ジョブに含まれているユーザを識別する情報に基づいて、ユーザ毎に直接印刷をするか否かの条件を含む、印刷条件が記憶されている記憶手段から前記印刷ジョブに係る印刷条件を取得する印刷条件取得手段と、
    前記ユーザに対応する印刷条件が、直接印刷を行うと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを前記印刷条件で設定されている印刷装置に直接転送し、印刷条件が直接印刷を行わないと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを蓄積する印刷ジョブ制御手段と、
    を有することを特徴とするプリントサーバ。
  2. 前記記憶手段には、直接印刷を行わない時間帯を含む印刷条件が記憶されており、
    前記印刷ジョブ制御手段は、さらに、前記印刷ジョブを受信した時間が、直接印刷を行わない時間帯の場合、前記受信した印刷ジョブの前記印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合であっても、前記受信した印刷ジョブを蓄積することを特徴とする請求項1記載のプリントサーバ。
  3. 前記記憶手段には、印刷するページ数が所定のページ数以下の場合には直接印刷を行わない所定のページ数を含む印刷条件が記憶されており、
    前記印刷ジョブ制御手段は、さらに、前記受信した印刷ジョブのページ数が、直接印刷を行わない前記所定のページ数以下の場合、前記受信した印刷ジョブの前記印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合であっても、前記受信した印刷ジョブを蓄積することを特徴とする請求項1又は2記載のプリントサーバ。
  4. 前記記憶手段には、機密文書を直接印刷しない条件を含む印刷条件が記憶されており、
    前記印刷ジョブ制御手段は、さらに、前記受信した印刷ジョブが機密文書の場合、前記受信した印刷ジョブの前記印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合であっても、前記印刷ジョブを蓄積することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリントサーバ。
  5. 前記記憶手段には、ユーザの位置情報が所定の場所の場合には直接印刷を行わない所定の場所を含む印刷条件が記憶されており、
    前記印刷ジョブ制御手段は、さらに、前記ユーザの位置情報が直接印刷を行わない所定の場所の場合、前記受信した印刷ジョブの前記印刷条件が直接印刷を行うと設定されている場合であっても、前記印刷ジョブを蓄積することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリントサーバ。
  6. 印刷ジョブを管理するプリントサーバと、ユーザの認証を管理する認証サーバと、がネットワークで接続された印刷システムであって、
    ユーザ毎に直接印刷をするか否かの条件を含む、印刷条件が記憶されている記憶手段と、
    受信した印刷ジョブに含まれているユーザを識別する情報に基づいて、前記記憶手段から前記印刷ジョブに係る印刷条件を取得する印刷条件取得手段と
    前記ユーザに対応する印刷条件が、直接印刷を行うと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを前記印刷条件で設定されている印刷装置に直接転送し、取得された印刷条件が、直接印刷を行わないと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを蓄積する印刷ジョブ制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  7. 印刷ジョブを管理するプリントサーバと、ユーザの認証を管理する認証サーバと、がネットワークで接続された印刷システムにおける印刷方法であって、
    ユーザ毎に直接印刷をするか否かの条件を含む、印刷条件を記憶手段に記憶するステップと、
    受信した印刷ジョブに含まれているユーザを識別する情報に基づいて、前記記憶手段から前記印刷ジョブに係る印刷条件を取得するステップと、
    前記ユーザに対応する印刷条件が、直接印刷を行うと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを前記印刷条件で設定されている印刷装置に直接転送し、取得された印刷条件が、直接印刷を行わないと設定されている場合は、前記受信した印刷ジョブを蓄積するステップと、
    を有する印刷方法。
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