JP2015169146A - 作業機械の後処理装置支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車体振動によって生じる後処理装置の振動を抑え、さらに振動により後処理装置支持脚に生じる負荷に対する強度が確保された、作業機械の後処理装置支持構造の提供。
【解決手段】本発明は、エンジン9と、エンジン9からの出力により駆動する油圧ポンプ10と、エンジン9から排出される排ガスを浄化する後処理装置11と、後処理装置11を設置する支持部材12と、支持部材12を設置するフレーム5とを備えた作業機械の後処理装置支持構造において、支持部材12は、後処理装置11を設置する支持台12aと、支持台12aに固定された複数の支持脚12b〜eとを有し、その内少なくとも2本以上は、フレーム5に設置された側における各支持脚12b〜eでなす最も近い部位間の距離と比較し、支持台12aに固定された側における各支持脚12b〜eでなす最も近い部位間の距離が短くなることを特徴とする作業機械の後処理装置支持構造。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、エンジン9と、エンジン9からの出力により駆動する油圧ポンプ10と、エンジン9から排出される排ガスを浄化する後処理装置11と、後処理装置11を設置する支持部材12と、支持部材12を設置するフレーム5とを備えた作業機械の後処理装置支持構造において、支持部材12は、後処理装置11を設置する支持台12aと、支持台12aに固定された複数の支持脚12b〜eとを有し、その内少なくとも2本以上は、フレーム5に設置された側における各支持脚12b〜eでなす最も近い部位間の距離と比較し、支持台12aに固定された側における各支持脚12b〜eでなす最も近い部位間の距離が短くなることを特徴とする作業機械の後処理装置支持構造。
【選択図】図3
Description
本発明は、油圧ショベル等の作業機械の後処理装置支持構造に関する。
近年、油圧ショベル、ホイールローダなどの建設機械において、排気ガスに含まれるPMやNOxの環境への悪影響を懸念し、排ガス規制が年々厳しくなっている。そのため従来機と比較し、例えばNOx低減の為尿素水を利用したNOx還元装置を追加搭載する等といった措置をとる必要がでてきてしまい、部品増加に伴い後処理装置自身の拡大化が進んでいる。
そのため従来機ではエンジン上に置かれていた後処理装置が、近年では、後処理装置の拡大化に伴い、車体自体の拡大化や、後処理装置の質量増加によるエンジン支持部の負荷の増大等を低減すべく、エンジンとは別置きに配置されている。
後処理装置がエンジンとは別置きに配置される従来技術として特許文献1に示される技術がある。この特許文献1では後処理装置を支持する部材を設け、その部材をフレームに固定することでエンジンとの別置きを図っている。
別置きされた後処理装置と支持部材は、この支持脚の脚元を中心としてエンジン側へ回動自在な構造となっている。このためエンジンと後処理装置間の組付け誤差を吸収することが出来る。
従来のように、後処理装置がエンジンと一体となる場合はエンジンマウントに取り付けられた防振ゴムの効果が影響し、後処理装置の振動を抑えることが出来るが、後処理装置をエンジンと別置きをし、支持部材によって後処理装置を支持した場合、エンジン一体型の配置とは異なり、車体走行時などで生じる後処理装置の振動が直接支持部材に影響してしまう。その際特許文献1に示される技術では支持脚の足元がフレームに対し垂直方向に支持されていることから、支持脚の足元に曲げの負荷が集中し、破損につながる可能性がある。
また車体振動によって、後処理装置が振動するため、エンジンと後処理装置間に前後左右上下の変位が生じる。これにより後処理装置自体、及び後処理装置につながる配管等に負荷が集中し、損傷にいたる可能性がある。
そこで、本発明は上記の問題を考慮したものであり、その目的は、車体振動によって生じる後処理装置の振動を抑え、さらに前記振動により後処理装置支持脚に生じる負荷に対する強度が確保された、作業機械の後処理装置支持構造を提供することにある。
この目的を達成するための本発明は、エンジンと、前記エンジンからの出力により駆動する油圧ポンプと、前記エンジンから排出される排ガスを浄化する後処理装置と、前記後処理装置を設置する支持部材と、前記支持部材を設置するフレームとを備えた作業機械の後処理装置支持構造において、前記支持部材は、前記後処理装置を設置する支持台と、前記支持台に固定された複数の支持脚とを有し、前記支持脚の内、少なくとも2本以上は、前記フレームに設置された側における各支持脚でなす最も近い部位間の距離と比較し、前記支持台に固定された側における各支持脚でなす最も近い部位間の距離が短くなることを特徴としている。
このように構成された本発明は、後処理装置の支持部材が斜めに取り付くことによって、後処理装置の振動によって生じる負荷を、支持脚の曲げ方向だけでなく、支持脚の軸方向に受けることが出来る。
本発明は前記発明において、前記支持部材の支持台は、上面部、下面部、および側面部を有し、前記フレームに設置された側における各前記支持脚でなす最も近い部位間の距離の中心と前記支持台の前記エンジンに近い側面部との距離が、前記フレームに設置された側における各前記支持脚でなす最も近い部位間の距離の中心と前記支持台の前記エンジンに近い側面部と対向する側面部との距離よりも長いことを特徴としている。
このように構成された本発明は、後処理装置を極力エンジン側に近づけることが出来、かつエンジンに近い側面部に対向する側面部周辺のスペースを広く取ることが出来る。
本発明は前記発明において、前記後処理装置と第1後処理装置と第2後処理装置からなり、前記第1後処理装置は、前記支持台の上面部に取り付けられ、前記第2後処理装置の下部が、前記油圧ポンプの上部より高い位置にあることを特徴としている。
このように構成された本発明は、前記後処理装置が前記油圧ポンプより高い位置に配置されることで、前記油圧ポンプを側面部から見た際、前記後処理装置と前記油圧ポンプの干渉をなくすことが出来る。
本発明は前記発明において、前記作業機械は、前記エンジン上部を覆う第1カバーと前記後処理装置を覆う第2カバーとを備え、前記第2カバーは、第1後処理装置の内、前記第1カバーより高く位置する部位のみを覆う第1カバー部位と、第1カバー部位より下部にある第2カバー部位とを含むことを特徴としている。
このように構成された本発明は、前記第1カバーより上方へ張り出す部分を最小限に抑えることが出来る。
本発明は、従来困難であった、車体振動によって生じる後処理装置の振動を抑え、さらに前記振動により後処理装置支持脚に生じる負荷に対する強度を確保することができる。その結果、従来に比べ後処理装置支持脚、後処理装置、及び後処理装置につながる配管等の損傷を防ぐことができる。
以下、本発明に係る作業機械の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る作業機械の後処理装置支持構造の第1実施形態を含む油圧ショベルを示す側面図である。
図1に示すように、作業機械の第1実施形態を構成する油圧ショベルは、走行体1を備え、走行体1の上には旋回体2を設けてある。旋回体2は図示していないが走行体1との間に介在するベアリング機構により走行体1に対し旋回可能となっている。また旋回体2はフレーム5に、前部に作業装置3、後部にカウンタウェイト8、左前部に運転室4を搭載し、さらにカウンタウェイト8の前にエンジンルーム6が位置し、油圧ショベルの駆動源であるエンジンユニット7を備えている。
図2は、図1に示す油圧ショベルに備えられるエンジンと、油圧ポンプ、後処理装置を備えた作業機械の後処理装置支持構造の第1実施形態の要部を示す油圧ショベル上面図である。
図2に示すように、作業機械の第1実施形態を構成する油圧ショベルは、カウンタウェイト8の前にエンジンルーム6が位置し、油圧ショベルの駆動源であるエンジンユニット7を備えている。エンジンユニット7ではエンジン9がフレーム5上に配置され、エンジン9の左部には油圧ポンプが搭載される。エンジン9の図示しない駆動軸は、油圧ポンプ10の図示しない駆動軸と、図示しないカップリング等で結合し、駆動力を伝える。油圧ポンプ10は伝えられた駆動力により、油圧を発生させる。また、エンジン9が駆動することで発生する排気ガスは、後述する第1配管16aを通り後処理装置11へ送られる。
油圧ポンプ12で発生した油圧は、オペレータが運転室4に設置された図示しない操作装置を操作することにより発生した操作信号に応じて、図示しない油圧制御弁が制御され、走行体1、旋回体2、作業装置3に対し分配され、各々を駆動する。
図3は、図1に示す油圧ショベルに備えられるエンジンと、油圧ポンプ、後処理装置を備えた作業機械の後処理装置支持構造の第1実施形態の要部を示す油圧ショベル背面図である。
後処理装置11は第1後処理装置11aと第2後処理装置11bに分けられ、両者はフレーム5に設置された支持部材12中の支持台12aによって支持されている。また支持台12aは、フレーム5に設置された複数の支持脚12b〜12eによって支持される。第1後処理装置11aは、支持台12aの上面部に取り付けられ、第2後処理装置11bは支持台12aの側面部に取り付けられ、第2後処理装置11bの下部が、油圧ポンプ10の上部より高い位置に配置される。
エンジン9の上部には第1カバー13を備え、後処理装置11の上部には第2カバー14を備えており、第2カバー14は、第1後処理装置11aの内、第1カバー13より高く位置する部位のみを覆う第1カバー部位14aと、第1カバー部位14aより下部にある第2カバー部位14bとを含み、第2カバー14はフレーム5に設置されたサポート15によって支持される。
後処理装置11のうち、第1後処理装置11aは、エンジン9から排出され第1配管16aを通過してくる排ガス中のPM(粒子状物質)を除去する。また第2後処理装置11bは第1後処理装置11a及び第2配管16bを通過してくる排ガスに尿所触媒を付加し、排ガス中に含まれるNOx(窒素化合物)を低減させる。第2後処理装置11bを通過した排ガスはマフラー17を通じて外気中へ放出される。
図4は、図3に示す作業機械の後処理装置支持構造の第1実施形態の後処理装置支持部材を示す立体図である。また図5は、図4に示す支持部材のA矢視図であり、図6は、図4に示す支持部材のB矢視図である。
図4に示すように、作業機械の後処理装置支持構造の第1実施形態の支持部材12は後処理装置11を設置する支持台12aと、支持台12aに固定された複数の支持脚12b〜eとを有し、支持脚12b〜eは、フレーム5を構成している第1フレーム5a及び第2フレーム5bへ、例えばボルトなどを用いて設置される。
ここで支持脚12e及び支持脚12cは、図5に示すように、互いの距離が上部と下部で異なるように配置されており、楕円12gに示す、支持台12a側の支持脚12e及び支持脚12c間の距離に比べ、楕円12fに示す、フレーム5側の支持脚12e及び支持脚12c間の距離は広くなるよう設置されている。すなわち、支持脚12b〜eは車体垂直方向に対し、斜めに設置されている。またこれは、支持脚12b及び支持脚12dとにおいても同様のことがいえる。
楕円12gに示すように、支持脚12e(12d)と支持脚12c(12b)との上部の距離が短くなる構造をとることで、支持台12aを小さくすることができ、支持台12aの質量を最小限に抑えることが出来る。
また支持脚12b及び支持脚12cは、図6に示すように、互いの距離が上部と下部で異なるように配置されており、楕円12iに示す、支持台12a側の支持脚12b及び支持脚12c間の距離に比べ、楕円12hに示す、フレーム5側の支持脚12b及び支持脚12c間の距離は広くなるよう設置されている。すなわち、斜めに設置されている。またこれは、支持脚12d及び支持脚12eとにおいても同様のことがいえる。
楕円12gに示すように、支持脚12e(12d)と支持脚12c(12b)との上部の距離が短くなる構造をとることで、支持台12aを小さくすることができ、支持台12aの質量を最小限に抑えることが出来る。
図5に示されるように、支持台12aは、上面部、下面部、および側面部を有し、フレーム5に設置された側における支持脚12e及び支持脚12c間の距離の中心である支持脚中心18と、支持台12aの前記エンジン9に近い側面部との距離である第1寸法19aが、支持脚中心18と、支持台12aの前記エンジン9に近い側面部と対抗する側面部との距離である第2寸法19bよりも大きくなるように配置されている。
次に第1実施形態の作用について説明する。
図4に示す各支持脚12b〜eは前述の通り、それぞれの上部の距離よりも下部の距離が大きくなるように配置されており、各支持脚12b〜eは車体垂直方向に対して斜めに設置される。
こうすることによって、各支持脚12b〜eは車体走行時等に発生する振動を、曲げ方向だけでなく、軸方向でも受けることが出来る。
図7は、本発明に係る作業機械後処理装置支持構造の第1実施形態に対する、振動による力の作用を示す概念図、図8は、従来技術に対する振動による力の作用を示す概念図である。
図7には第1実施形態の支持部材12における力の作用を示し、図8では、従来技術における支持部材22の構造を簡易的に示し、その支持部材22における力の作用を示している。なお図8に示す従来技術は、前記支持部材22は支持台22aと支持脚22b〜eからなり、支持台22aに対し、それを支持する支持脚22b〜eが垂直に伸びる。また、変形形状23は支持部材22に対し、車体前方方向荷重21aが働いた際の、支持部材22の変形形状を示す。
図8に示すとおり、従来機を模擬した支持部材22は、車体振動によって生じた車体前方方向荷重21aにより、変形形状23の様に変形する。その結果支持脚22b〜eの脚元には、曲げモーメント21d、eが働くため、支持脚22b〜eの脚元が損傷する恐れがある。
一方、図7に示すとおり、第1実施形態の支持部材22では、車体振動によって生じた車体前方方向荷重21aが、支持脚12c(12b)の軸方向成分荷重21bと支持脚12e(12b)の軸方向荷重成分21cに分割される。これにより強度の低い曲げ方向への荷重の負担がなくなるため、従来技術よりも脚部の損傷を低減させることが出来る。
また、各支持脚12b〜e同士の距離が、支持台12a側に向かうにつれ小さくなるように配置されることで、支持台12aを最小限のサイズに抑え、支持台12a周辺の作業スペースを広く取ることが出来る。
さらに、支持台12aが小さくなることで、支持台12aの質量を最小限に抑えられる。これにより、支持部材12及び後処理装置11一体の持つ固有振動数が上がり、車体振動が含む、低周波振動との共振を避けることが出来る。その結果、支持部材12及び後処理装置11の振幅が小さくなるため、後処理装置11に接続される第1配管16aや第2配管16b等の損傷を抑えることが出来る。
図5では、前述の通り第1寸法19a>第2寸法19bとなっており、支持台12aはエンジンよりに配置されている。これにより、エンジン9と後処理装置11とを含む空間がコンパクトになり、それらをつなぐ第1配管16aを最小限の長さに抑えられ、従来よりも製造コストを低く抑えることが出来る。
図3では、前述の通り、第1後処理装置11aは、支持台12aの上面部に取り付けられ、第2後処理装置11bは支持台12aの側面部に取り付けられ、第2後処理装置11bの下部が、油圧ポンプ10の上部より高い位置に配置されているため、油圧ポンプ10のメンテナンスの為の作業空間を十分に確保することが出来る。
また、第1後処理装置11aと第2後処理装置11bの双方を支持台12aの上に載せる場合と異なり、一方が支持台12aの側面部に取り付くことで、極力エンジン9の上面より上部に突き出る領域を少なくしている。それに伴い、後処理装置11上部を覆う第2カバー14に関しても、第1カバー部位14aのみエンジン9上部を覆う第1カバー13よりも上方へ突き出し、第2カバー部位14bは第1カバー部位14aより低く位置する。これによりエンジンルーム6の上部への拡大化を最小限に抑えることで、例えば運転室4からの後方の視野を確保することが出来る。
図8は、本発明に係る作業機械の後処理装置支持構造の第2実施形態を示す支持部材の要部を示す立体図である。
第1実施形態と同じ符号の要素については説明を省略する。
支持脚12b及び支持脚12cは、互いの距離が上部と下部で等しくなるよう配置されており、支持台12a側の支持脚12b及び支持脚12c間の距離と、フレーム5側の支持脚12b及び支持脚12c間の距離は等しくなる。またこれは、支持脚12b及び支持脚12dとの関係性においても同様のことがいえる。
図8に示すように、フレーム5を構成する第1フレーム5aと第2フレーム5bに対し垂直に橋渡すように第3フレーム5cが取り付く。さらに支持脚12bから第3フレーム5cへ向かいリブ18aが設置される。同様に支持脚12cからも第3フレーム5cへ向かいリブ18bが設置される。
次に第2実施形態の作用について説明する。
図9に示す、支持脚12b〜eの形態は、油圧ポンプ10等との干渉などにより、第1実施形態のように支持脚12c(12e)及び支持脚12b(12d)との距離を支持台12a側とフレーム5側とで異なる幅にすることが出来ない場合を想定したものである。
支持台12a側の支持脚12b(12d)及び支持脚12c(12e)間の距離と、フレーム5側の支持脚12b(12d)及び支持脚12c(12e)間の距離は等しくなることで、支持脚12b〜eは車体前後方向の振動による負荷を支持脚12b〜eの軸方向に逃がすことが出来なくなり、強度の低い曲げ方向への荷重の負担が大きくなり、脚部を損傷させてしまう可能性がある。
そこで、図9に示すように、リブ18a及びリブ18bを支持脚12b及び支持脚12cに取り付けることで、車体前後方向の荷重を、リブ18a及びリブ18bが軸方向で受け止めるように働く為、支持脚12b〜eの曲げ方向への荷重の負担を軽くすることが出来、脚部の損傷を低減させることが出来る。
1 走行体
2 旋回体
3 作業装置
4 運転室
5 フレーム
5a 第1フレーム
5b 第2フレーム
5c 第3フレーム
6 エンジンルーム
7 エンジンユニット
8 カウンタウェイト
9 エンジン
10 油圧ポンプ
11 後処理装置
11a 後処理装置1
11b 後処理装置2
12 支持部材
12a 支持台
12b 支持脚
12c 支持脚
12d 支持脚
12e 支持脚
12f 楕円
12g 楕円
12h 楕円
12i 楕円
13 第1カバー
14 第2カバー
14a 第1カバー部位
14b 第2カバー部位
15 サポート
16a 第1配管
16b 第2配管
17 マフラー
18 支持脚中心
19a 第1寸法
19b 第2寸法
20a リブ
20b リブ
21a 車体前方方向荷重
21b 軸方向成分荷重
21c 軸方向成分荷重
21d 曲げモーメント
21e 曲げモーメント
22 支持部材
22a 支持台
22b 支持脚
22c 支持脚
22d 支持脚
22e 支持脚
23 変形形状
2 旋回体
3 作業装置
4 運転室
5 フレーム
5a 第1フレーム
5b 第2フレーム
5c 第3フレーム
6 エンジンルーム
7 エンジンユニット
8 カウンタウェイト
9 エンジン
10 油圧ポンプ
11 後処理装置
11a 後処理装置1
11b 後処理装置2
12 支持部材
12a 支持台
12b 支持脚
12c 支持脚
12d 支持脚
12e 支持脚
12f 楕円
12g 楕円
12h 楕円
12i 楕円
13 第1カバー
14 第2カバー
14a 第1カバー部位
14b 第2カバー部位
15 サポート
16a 第1配管
16b 第2配管
17 マフラー
18 支持脚中心
19a 第1寸法
19b 第2寸法
20a リブ
20b リブ
21a 車体前方方向荷重
21b 軸方向成分荷重
21c 軸方向成分荷重
21d 曲げモーメント
21e 曲げモーメント
22 支持部材
22a 支持台
22b 支持脚
22c 支持脚
22d 支持脚
22e 支持脚
23 変形形状
Claims (4)
- エンジンと、
前記エンジンからの出力により駆動する油圧ポンプと、
前記エンジンから排出される排ガスを浄化する後処理装置と、
前記後処理装置を設置する支持部材と、前記支持部材を設置するフレームとを備えた作業機械の後処理装置支持構造において、
前記支持部材は、前記後処理装置を設置する支持台と、前記支持台に固定された複数の支持脚とを有し、
前記支持脚の内、少なくとも2本以上は、前記フレームに設置された側における各支持脚でなす最も近い部位間の距離と比較し、前記支持台に固定された側における各支持脚でなす最も近い部位間の距離が短くなることを特徴とする作業機械の後処理装置支持構造。 - 請求項1記載の作業機械の後処理装置支持構造において、
前記支持部材の支持台は、上面部、下面部、および側面部を有し、
前記フレームに設置された側における各前記支持脚でなす最も近い部位間の距離の中心と前記支持台の前記エンジンに近い側面部との距離が、前記フレームに設置された側における各前記支持脚でなす最も近い部位間の距離の中心と前記支持台の前記エンジンに近い側面部と対向する側面部との距離よりも長いことを特徴とする作業機械の後処理装置支持構造。 - 請求項1記載の作業機械の後処理装置支持構造において、
前記後処理装置と第1後処理装置と第2後処理装置からなり、
前記第1後処理装置は、前記支持台の上面部に取り付けられ、
前記第2後処理装置の下部が、前記油圧ポンプの上部より高い位置にあることを特徴とする作業機械の後処理装置支持構造。 - 請求項1記載の作業機械の後処理装置支持構造において、
前記作業機械は、前記エンジン上部を覆う第1カバーと前記後処理装置を覆う第2カバーとを備え、
前記第2カバーは、第1後処理装置の内、前記第1カバーより高く位置する部位のみを覆う第1カバー部位と、第1カバー部位より下部にある第2カバー部位とを含むことを特徴とする作業機械の後処理装置支持構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2014045360A JP2015169146A (ja) | 2014-03-07 | 2014-03-07 | 作業機械の後処理装置支持構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012097413A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械 |
JP2012184602A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業機械 |
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- 2014-03-07 JP JP2014045360A patent/JP2015169146A/ja active Pending
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