JP2015168881A - 熱間プレス用鋼板 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の向上を目的とする搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、液体金属脆性割れを生じない、耐液体金属脆性に優れた熱間プレス用鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼板表面に、1〜20質量%のPを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が5〜50g/mの第一めっき層と、前記第一めっき層の上層に、9〜25質量%のNiを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が10〜90g/mの第二めっき層とを有する熱間プレス用鋼板。
【選択図】なし

Description

本発明は、自動車の足廻り部材や車体構造部材などを熱間プレスで製造するのに適した熱間プレス用鋼板に関する。
従来から、自動車の足廻り部材や車体構造部材などの多くは、所定の強度を有する鋼板をプレス加工して製造されている。近年、地球環境の保全という観点から、自動車車体の軽量化が熱望され、使用する鋼板を高強度化して、その板厚を低減する努力が続けられている。しかし、鋼板の高強度化に伴ってそのプレス加工性が低下するため、鋼板を所望の部材形状に加工することが困難になる場合が多くなっている。
特許文献1には、ダイとパンチからなる金型を用いて加熱された鋼板を加工すると同時に急冷することにより加工の容易化と高強度化の両立を可能にした熱間プレスと呼ばれる加工技術が提案されている。しかし、この熱間プレスでは、熱間プレス前に鋼板を950℃前後の高い温度に加熱するため、鋼板表面にはスケール(鉄酸化物)が生成し、そのスケールが熱間プレス時に剥離して、金型を損傷させる、または熱間プレス後の部材表面を損傷させるという問題がある。
また、部材表面に残ったスケールは、外観不良や塗装密着性の低下の原因にもなる。このため、通常は酸洗やショットブラストなどの処理を行って部材表面のスケールは除去される。しかし、これは製造工程を複雑にし、生産性の低下を招く。
さらに、自動車の足廻り部材や車体構造部材などには優れた耐食性も必要とされる。しかし、上述のような工程により製造された熱間プレス部材ではめっき層などの防錆皮膜が設けられていないため、耐食性が甚だ不十分である。
このようなことから、熱間プレス前の加熱時にスケールの生成を抑制するとともに、熱間プレス後の部材の耐食性を向上させることが可能な熱間プレス技術が要望されており、表面にめっき層などの皮膜を設けた鋼板やそれを用いた熱間プレス方法が提案されている。例えば、特許文献2には、ZnまたはZnベース合金で被覆された鋼板を熱間プレスし、Zn−Feベース化合物またはZn−Fe−Alベース化合物を表面に設けた耐食性に優れる熱間プレス部材の製造方法が開示されている。
また、特許文献3には、Niを主体とする付着量が0.01〜5g/mの下層めっき層の上層に、付着量が10〜90g/mのZn−Niめっき層を施した熱間プレス用鋼板が開示されている。
英国特許第1490535号公報 特許第3663145号公報 特許第4883240号公報
しかしながら、特許文献2に記載の方法で製造された熱間プレス部材では、融点の低い亜鉛めっき鋼板や亜鉛アルミニウムめっき鋼板を用いるため、熱間プレス成形時にめっき層中の亜鉛が鋼板に侵入して割れを引き起こす、いわゆる液体金属脆性割れが生じる場合がある。
また、近年では、熱間プレスのタクトタイムを短縮することによる生産性の向上が強く求められている。このため、熱間プレスの種々の工程の中で、加熱した鋼板をプレス機まですばやく搬送して、すみやかに熱間プレスを行うこと、すなわち搬送時間の短縮が検討されている。しかしながら、特許文献3に記載の熱間プレス用鋼板を使用する場合、短い搬送時間で熱間プレスを行うと液体金属脆性割れが生じる場合があり、これを回避するためにプレス開始を意図的に遅らせるなど、生産性の制約が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、生産性の向上を目的とする搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、液体金属脆性割れを生じない、耐液体金属脆性に優れた熱間プレス用鋼板を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するための熱間プレス用鋼板について鋭意検討を行った。その結果、めっき層としては、1〜20質量%のPを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、付着量が5〜50g/mのNi−Pめっき層と、さらにその上層に、9〜25質量%のNiを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、付着量が10〜90g/mとする高融点のZn−Niめっき層とを有することにより、生産性の向上を目的とする搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、液体金属脆性割れを生じない、耐液体金属脆性に優れた熱間プレス用鋼板の提供が可能であることを見出し、本発明に至った。
本発明の要旨は以下の通りである。
[1]鋼板表面に、1〜20質量%のPを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が5〜50g/mの第一めっき層と、前記第一めっき層の上層に、9〜25質量%のNiを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が10〜90g/mの第二めっき層とを有することを特徴とする熱間プレス用鋼板。
本発明の熱間プレス用鋼板を用いることにより、生産性の向上を目的とする搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、液体金属脆性割れが生じることのない、耐液体金属脆性に優れた熱間プレス部材を製造することが可能である。本発明の熱間プレス用鋼板を用いて製造された熱間プレス部材は、耐液体金属脆性に優れており、自動車の足廻り部材や車体構造部材に好適である。
実施例1のハット型成形後の鋼板を示す図である。
1)めっき層
本発明では、生産性の向上を目的とする搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、優れた耐液体金属脆性を確保するために、鋼板表面に、1〜20質量%のPを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が5〜50g/mの第一めっき層と、第一めっき層の上層に、9〜25質量%のNiを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が10〜90g/mの第二めっき層とを有することを、特徴とする。
搬送時間が短い場合、熱間プレス成形の開始温度が高温となるため、めっき層の凝固が完了していない状態でプレス成形が開始される場合がある。その結果、液体金属脆性割れを生じる場合がある。本発明では、鋼板表面に、1〜20質量%のPを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が5〜50g/mの第一めっき層を設けることにより、後述する第二めっき層に含有される亜鉛の鋼板への侵入を完全に遮断することができる。したがって、搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、耐液体金属脆性を確実に確保することが可能となる。さらに、第一めっき層は加熱によりめっき層が硬化するため、加工時、第二めっき層からのクラック伝播を抑制することが可能となる。
第一めっき層のP含有率を1質量%以上とする理由は、加熱により第一めっき層が硬化するため、加工時に第二めっき層からのクラック伝播を抑制するためである。一方、Pの含有量が多くなると、コストが上がるため、P含有率は20質量%以下とする。また、第一めっき層の融点を、熱間プレス前の加熱においても溶融することのないようにするため、第一めっき層の融点を1000℃以上の極めて高温とするためには、P含有率を1〜9質量%、または、15〜20質量%とすることがより好ましい。第一めっき層の片面あたりの付着量は5〜50g/mとする。付着量が5g/m未満では、第一めっき層による亜鉛の鋼板への侵入を遮断する効果が認められない。また、付着量が50g/mを超えると効果が飽和するだけでなく、コストが上がる。このため、第一めっき層の片面あたりの付着量は5〜50g/mの範囲とする。第一めっき層による亜鉛の鋼板への侵入を遮断する効果を確実にするためには、付着量を10g/m以上とすることがより好ましい。
本発明では、第一めっき層の上層に、9〜25質量%のNiを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が10〜90g/mの第二めっき層を有する。
第二めっき層のNi含有率を9〜25質量%とする理由は、第二めっき層の相構造を、耐食性に優れ、融点が881℃であるγ相とするためである。めっき層のNi含有率を9〜25質量%とすることによりNiZn11、NiZn、NiZn21のいずれかの結晶構造を有する融点が881℃と高いγ相が形成されるので、加熱時におけるZnOの生成反応を最小限に抑制することができる。また、熱間プレス完了後にも、めっき層はγ相として残存するため、Znの犠牲防食効果により優れた耐食性を発揮する。なお、Ni含有率が9〜25質量%におけるγ相の形成は、Ni−Zn合金の平衡状態図とは必ずしも一致しないが、これは電気めっき法などで行われるめっき層の形成反応が非平衡で進行するためと考えられる。γ相は、NiZn11、NiZn、NiZn21のいずれかの結晶構造を有し、X線回折法やTEM(Transmission Electron Microscopy)を用いた電子線回折法により確認することが可能である。
本発明において、第二めっき層の片面あたりの付着量は10〜90g/mとする。付着量が10g/m未満では熱間プレス部材の耐食性が不十分である。付着量が90g/mを超えるとコストアップを招く。このため、第二めっき層の付着量は10〜90g/mの範囲とする。
ここで、上記のめっき層の付着量は、湿式分析法により求めることができる。具体的には、例えば、6質量%塩酸水溶液にインヒビターとしてヘキサメチレンテトラミンを1g/l添加した水溶液に付着面積既知のめっき層全体を溶解し、このときの重量減少量からめっき層の付着量を求めればよい。
また、こうしためっき層の形成方法は特に限定されるものではなく、公知の電気めっき法が好適である。また、めっき層の付着量は、通常行われているように、通電時間を調整することにより制御することができる。
2)下地鋼板
980MPa以上の強度を有する熱間プレス部材を得るには、めっき層の下地鋼板として、例えば、質量%で、C:0.15〜0.50%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.10%以下、S:0.05%以下、Al:0.10%以下、N:0.010%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板や冷延鋼板を用いることができる。各成分元素の限定理由を、以下に説明する。ここで、成分の含有量を表す「%」は、特に断らない限り「質量%」を意味する。
C:0.15〜0.50%
Cは、鋼の強度を向上させる元素であり、熱間プレス部材のTSを980MPa以上にするには、その量を0.15%以上とする必要がある。一方、C量が0.50%を超えると、素材の鋼板のブランキング加工性が著しく低下する。したがって、C量は0.15〜0.50%とする。
Si:0.05〜2.00%
Siは、Cと同様に、鋼の強度を向上させる元素であり、熱間プレス部材のTSを980MPa以上にするには、その量を0.05%以上とする必要がある。一方、Si量が2.00%を超えると、熱間圧延時に赤スケールと呼ばれる表面欠陥の発生が著しく増大するとともに、圧延荷重が増大したり、熱延鋼板の延性の劣化を招く。さらに、Si量が2.00%を超えると、ZnやAlを主体としためっき皮膜を鋼板表面に形成するめっき処理を施す際に、めっき処理性に悪影響を及ぼす場合がある。したがって、Si量は0.05〜2.00%とする。
Mn:0.5〜3.0%
Mnは、フェライト変態を抑制して焼入れ性を向上させるのに効果的な元素であり、また、Ac変態点を低下させるので、熱間プレス前の加熱温度を低下するにも有効な元素である。このような効果の発現のためには、その量を0.5%以上とする必要がある。一方、Mn量が3.0%を超えると、偏析して素材の鋼板および熱間プレス部材の特性の均一性が低下する。したがって、Mn量は0.5〜3.0%とする。
P:0.10%以下
P量が0.10%を超えると、偏析して素材の鋼板および熱間プレス部材の特性の均一性が低下するとともに、靭性も著しく低下する。したがって、P量は0.10%以下とする。
S:0.05%以下
S量が0.05%を超えると、熱間プレス部材の靭性が低下する。したがって、S量は0.05%以下とする。
Al:0.10%以下
Al量が0.10%を超えると、素材の鋼板のブランキング加工性や焼入れ性を低下させる。したがって、Al量は0.10%以下とする。
N:0.010%以下
N量が0.010%を超えると、熱間圧延時や熱間プレス前の加熱時にAlNの窒化物が形成され、素材の鋼板のブランキング加工性や焼入れ性が低下する。したがって、N量は0.010%以下とする。
残部はFeおよび不可避的不純物である。なお、以下の理由により、Cr:0.01〜1.0%、Ti:0.20%以下、B:0.0005〜0.0800%のうちから選ばれた少なくとも一種や、Sb:0.003〜0.030%が、個別にあるいは同時に含有されることが好ましい。
Cr:0.01〜1.0%
Crは、鋼を強化するとともに、焼入れ性を向上させるのに有効な元素である。こうした効果の発現のためには、Cr量を0.01%以上とすることが好ましい。一方、Cr量が1.0%を超えると、著しいコスト高を招くため、その上限は1.0%とすることが好ましい。
Ti:0.20%以下
Tiは、鋼を強化するとともに、細粒化により靭性を向上させるのに有効な元素である。また、次に述べるBよりも優先して窒化物を形成して、固溶Bによる焼入れ性の向上効果を発揮させるのに有効な元素でもある。しかし、Ti量が0.20%を超えると、熱間圧延時の圧延荷重が極端に増大し、また、熱間プレス部材の靭性が低下するので、その上限は0.20%とすることが好ましい。
B:0.0005〜0.0800%
Bは、熱間プレス時の焼入れ性や熱間プレス後の靭性向上に有効な元素である。こうした効果の発現のためには、B量を0.0005%以上とすることが好ましい。一方、B量が0.0800%を超えると、熱間圧延時の圧延荷重が極端に増大し、また、熱間圧延後にマルテンサイト相やベイナイト相が生じて鋼板の割れなどが生じるので、その上限は0.0800%とすることが好ましい。
Sb:0.003〜0.030%
Sbは、熱間プレス前に鋼板を加熱してから熱間プレスの一連の処理によって鋼板を冷却するまでの間に鋼板表層部に生じる脱炭層を抑制する効果を有する。このような効果の発現のためにはその量を0.003%以上とする必要がある。一方、Sb量が0.030%を超えると、圧延荷重の増大を招き、生産性を低下させる。したがって、Sb量は0.003〜0.030%とすることが好ましい。
3)熱間プレス部材の製造方法
上記した本発明の熱間プレス用鋼板を、常法による熱間プレスを施して熱間プレス部材を製造することができる。例えば、熱間プレス用鋼板の板温が850〜950℃の範囲となるように加熱した後、熱間プレスを行えばよい。熱間プレス前の加熱方法としては、電気炉やガス炉などによる加熱、火炎加熱、通電加熱、高周波加熱、誘導加熱、遠赤外線加熱などを例示できる。
上記のとおり加熱された熱間プレス用鋼板を、ダイとパンチを有する金型にセットし、プレス成形を行い、所望の冷却条件で冷却することにより、熱間プレス部材が製造される。
下地鋼板として、質量%で、C:0.23%、Si:0.25%、Mn:1.2%、P:0.01%、S:0.01%、Al:0.03%、N:0.005%、Cr:0.2%、Ti:0.02%、B:0.0022%、Sb:0.008%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、Ac変態点が820℃で、板厚1.6mmの冷延鋼板を用いた。この冷延鋼板の表面に、電気めっき法により、第一めっき層および第二めっき層を施して、鋼板No.1〜19を作製した。
第一めっき層は、10〜100g/LのNaHPO・HO、240g/LのNiSO・6HO、30g/Lのホウ酸、を含有するpH2.2、浴温50℃のめっき浴中で、電流密度を1〜30A/dmとしてめっきを行った。NaHPO・HOの添加量と電流密度を変化させることにより、P含有率を調整し、通電時間を変化させることによりめっき付着量を調整した。第二めっき層は、150〜500g/LのNiSO・6HO、150〜400g/LのZnSO・7HOを含有するpH1.5、浴温50℃のめっき浴中で、電流密度を5〜100A/dmとしてめっきを行った。NiSO・6HOとZnSO・7HOの添加量と電流密度を変化させることにより、Ni含有率を調整し、通電時間を変化させることによりめっき付着量を調整した。
このようにして作製した鋼板No.1〜19から100mm×200mmの試験片を採取し、電気炉により表1に示す加熱温度まで鋼板を加熱した。次いで、表1に示す成形開始温度で熱間プレス成形を行った。熱間プレス成形は、半径6mmの肩R部を有するポンチおよび半径6mmの肩R部を有するダイからなるハット型金型を用いた。しわ押さえ力を20tfとし、200mm/secの速度で、ハット型成形を行い、図1に示す成形高さ40mmのハット型部品を作製した。
なお、通常の熱間プレスでは、加熱後の搬送工程における鋼板の冷却速度は概ね20℃/秒程度であるため、例えば900℃に加熱した鋼板を10秒程度の搬送時間でプレス機に搬送した場合、成形開始温度は700℃程度となる。本実施例では、搬送時間を通常より速い4〜6秒としたため、成形開始温度はいずれも820℃以上の高温であった。
作製したハット型部品について、以下の方法により耐液体金属脆性の評価を行った。
耐液体金属脆性:ハット型部品の肩R部(外面側)より断面観察用のサンプルを採取し、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて400倍の二次電子像を3視野観察し、母材に侵入しているクラックの最大深さを評価した。
◎:最大クラック深さ=0mm(発生なし)
○:0mm<最大クラック深さ<0.01mm(僅かに発生あり)
×:最大クラック深さ≧0.01mm(発生あり)
鋼板No.1〜19のめっき層の詳細、熱間プレス条件および耐液体金属脆性の評価結果を表1に示す。
Figure 2015168881
本発明の熱間プレス用鋼板No.1〜14は、成形開始温度が高い熱間プレス条件下、すなわち搬送時間の短い熱間プレス条件下においても、耐液体金属脆性に優れていることがわかる。

Claims (1)

  1. 鋼板表面に、1〜20質量%のPを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が5〜50g/mの第一めっき層と、
    前記第一めっき層の上層に、9〜25質量%のNiを含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなり、片面あたりの付着量が10〜90g/mの第二めっき層と
    を有することを特徴とする熱間プレス用鋼板。
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