JP2015168256A - 昇降式掲示装置 - Google Patents
昇降式掲示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015168256A JP2015168256A JP2014047358A JP2014047358A JP2015168256A JP 2015168256 A JP2015168256 A JP 2015168256A JP 2014047358 A JP2014047358 A JP 2014047358A JP 2014047358 A JP2014047358 A JP 2014047358A JP 2015168256 A JP2015168256 A JP 2015168256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- supports
- elevating
- posting
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
【課題】表示板の高さを迅速かつ安全に調整することができる昇降式掲示装置を提供する。
【解決手段】地中又は構造物より固定された一対の支持体2と、該支持体の上部を連結する略水平の繋ぎ材3と、ウィンチ5からなる昇降手段によって該繋ぎ材の上部に固定された滑車6を介してワイヤ7を巻き上げ又は巻き下げることで前記支持体に対して昇降自在に設けられた掲示部と、から成ることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】地中又は構造物より固定された一対の支持体2と、該支持体の上部を連結する略水平の繋ぎ材3と、ウィンチ5からなる昇降手段によって該繋ぎ材の上部に固定された滑車6を介してワイヤ7を巻き上げ又は巻き下げることで前記支持体に対して昇降自在に設けられた掲示部と、から成ることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、上下にスライドする昇降式掲示装置、より詳細には、風雨にさらされることの多い屋外に常設するホワイトボードや掲示板のような、比較的重量があり、安定性が求められる掲示装置を後方からでも確認できるように、任意の高さに昇降させ、その位置に保持させることが可能な昇降式掲示装置に関するものである。
従来、建設現場においては、当日の作業内容を作業関係者に周知するために、主にホワイトボード等の表示部を屋外に常設して使用している。当該建設現場の作業内容が複雑かつ多岐にわたる場合、作業項目や作業内容、作業概要図等の多くの情報の一覧性が求められるため、大型の表示部を使用することが多い。また、多くの関係者に対して、一度に作業内容を周知しなければならないため、後方からも確認しやすくするために、表示部は比較的高い位置に配設されている。大型の表示部を屋外の高所に配設するため、風雨の影響を受けやすく、安全上・効率上の観点から、かかる掲示装置は、建物や地中に固定されている。
上述したように従来の固定式の掲示装置では、表示部が高所に配設され、該表示部の高さが一定で調整することができないため、表示内容の掲載又は更新をする場合は、その都度作業台を使用しなければならい等の問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために、地中又は構造物より固定された一対の支持体と、該支持体の上部を連結する略水平の繫ぎ材と、ウィンチからなる昇降手段によって該繋ぎ材の上部に固定された滑車を介してワイヤを巻き上げ又は巻き下げることで前記支持体に対して昇降自在に設けられた掲示部と、から成ることを特徴とする昇降式掲示装置である。
本発明は、上述したとおり構成されているので、手巻きウィンチの採用により掲示部の高さを迅速かつ安全に調整できるので後方からの視認性が向上する。
本発明の実施形態に係る昇降式掲示装置1は、図1又は図2に示すように、地中又は近接構造物より固定された一対の支持体2と、該支持体2の上部を連結する繫ぎ材3と、該支持体2,2に対して手巻きウィンチ5からなる昇降手段によって該繋ぎ材3の上部に固定された滑車6を介してワイヤ7を巻き上げ又は巻き下げることで昇降自在に設けられた掲示部4とから成る。
支持体2,2は、地中に埋設した杭(不図示)や、近接構造物(不図示)に固定され、略鉛直に立設される。該固定方法は、単管用クランプや、ボルト接合、溶接接合等様々な方法が考えられるが、前記杭や前記近接構造物の状況に応じて使い分ければ良い。支持体2は、後述する掲示部4の左右の縦材9,9に固定されたホイール12を収納し、該掲示部4を上下に昇降可能にするためのレールの役割を担うため、内側に開口を有する断面視コの字形状のC形鋼材を使用する。一対の支持体2,2の上部は略水平の繫ぎ材3で連結する。繫ぎ材3は、支持体2との接合断面が一致するように、支持体2と同様の部材を使用する。支持体2と繫ぎ材3との隅角部には、支持体2と繫ぎ材3の背面側から、斜材8を固定する。さらに、必要に応じて支持体2,2間を略水平の補強材13で連結する。補強材3も、斜材8と同様に、掲示部4の昇降に緩衝しないように、支持体2,2の背面側から固定する。斜材8は、支持体2と繫ぎ材3の背面に面で接するようにするために、L形鋼材を使用する。上記各種部材間の固定方法は、ボルト接合、溶接等がある。屋外に常設するため、各種部材やボルトといった鋼製の部材には、錆止め塗装を施す。
掲示部4は、略鉛直の縦材9,9の上下部を略水平の横材10,10で連結した額縁形状の枠体である。縦材9,9の上下2か所には、掲示部4を支持体2に対して上下に昇降可能にするためのホイール12が固定される。縦材9および横材10は、接合断面が一致するように、同じL形鋼材を使用する。ホイール12には、ステンレス製の戸車を使用する。上記各種部材間の固定方法は、ボルト接合、溶接等がある。屋外に常設するため、各種部材やボルトといった鋼製の部材には、錆止め塗装を施す。
掲示部4には、ホワイトボード(不図示)を貼り付けるための表示部14を固定する。表示部14の表面は図3に示すように、4枚のトタン材15,15,15,15から構成される。トタン材15は、表面が白色のカラートタンを用いる。表示部14の裏面は、トタン材15を補強するため、略鉛直の表示板縦材16,16の上下部を略水平の表示板横材17,17で連結した額縁形状とする。前記表示板縦材16,16のほぼ中間位置に、表示板横材17を略水平に連結し、表示部を鉛直に略4等分割するように、表示板16,16,16を表示板横材17,17,17に略鉛直に連結する。さらに、各表示板横材17の略中間の位置に略水平に表示板補強材18,18を固定する。表示板補強材18には、平形鋼を使用する。上記各種部材間の固定方法は、ボルト接合、溶接等がある。屋外に常設するため、各種部材やボルトといった鋼製の部材には、錆止め塗装を施す。
図1、図2に示すように、手巻きウィンチ5は、支持体2の側面に固定する。手巻きウィンチ5は、作業台等を使用しなくても迅速に巻き上げ又は巻き下げできる高さに固定される。滑車6,6は、繫ぎ材3の上面の左右に固定され、掲示部4の上部横材10の左右の上面に固定したワイヤクリップ11が固定される。滑車6は、ステンレスボックス滑車を使用し、ワイヤクリップ11は、ステンレス製のUボルトを使用している。滑車6,6を介して、掲示部4のワイヤクリップ11に取付けたワイヤ7を手巻きウィンチ5を巻き上げ又は巻き下げすることにより、掲示部4が任意な高さに昇降可能となる。掲示部4を所定の高さに調整後、安全ロックピン(不図示)により掲示部4の高さを保持する。上記各種部材間の固定方法は、ボルト接合、溶接等がある。屋外に常設するため、各種部材やボルトといった鋼製の部材には、錆止め塗装を施す
本実施形態に係る昇降式掲示装置によれば、作業台等を使用せずに、手巻き式ウィンチ5を巻き上げ又は巻き下げすることにより、掲示部4を迅速かつ安全に任意の高さまで調整できるので後方からの視認性が向上する。
1 昇降式掲示装置
2 支持体
3 繫ぎ材
4 掲示部
5 手巻きウインチ
6 滑車
7 ワイヤ
8 斜材
9 縦材
10 横材
11 ワイヤクリップ
12 ホイール
13 補強材
14 表示板
15 トタン材
16 表示板縦材
17 表示板横材
18 表示板補強材
2 支持体
3 繫ぎ材
4 掲示部
5 手巻きウインチ
6 滑車
7 ワイヤ
8 斜材
9 縦材
10 横材
11 ワイヤクリップ
12 ホイール
13 補強材
14 表示板
15 トタン材
16 表示板縦材
17 表示板横材
18 表示板補強材
Claims (1)
- 地中又は構造物より固定された一対の支持体と、該支持体の上部を連結する略水平の繫ぎ材と、ウィンチからなる昇降手段によって該繋ぎ材の上部に固定された滑車を介してワイヤを巻き上げ又は巻き下げることで前記支持体に対して昇降自在に設けられた掲示部と、から成ることを特徴とする昇降式掲示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014047358A JP2015168256A (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | 昇降式掲示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014047358A JP2015168256A (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | 昇降式掲示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015168256A true JP2015168256A (ja) | 2015-09-28 |
Family
ID=54201410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014047358A Pending JP2015168256A (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | 昇降式掲示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015168256A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106971676A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-07-21 | 刘同海 | 一种消防知识宣传用宣传栏 |
CN110239266A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-17 | 邢台职业技术学院 | 一种多功能经济管理用专业教学使用展示设备 |
CN113035094A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-25 | 王明容 | 一种用于法律咨询服务的展示装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56119848U (ja) * | 1980-02-14 | 1981-09-12 | ||
JP2006065229A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kyoei Insatsu Kk | 上下動式看板 |
-
2014
- 2014-03-11 JP JP2014047358A patent/JP2015168256A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56119848U (ja) * | 1980-02-14 | 1981-09-12 | ||
JP2006065229A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kyoei Insatsu Kk | 上下動式看板 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106971676A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-07-21 | 刘同海 | 一种消防知识宣传用宣传栏 |
CN110239266A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-17 | 邢台职业技术学院 | 一种多功能经济管理用专业教学使用展示设备 |
CN113035094A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-25 | 王明容 | 一种用于法律咨询服务的展示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015168256A (ja) | 昇降式掲示装置 | |
JP6655840B2 (ja) | 鉄筋コンクリート建物の施工現場で使用するクレーン装置 | |
KR100943286B1 (ko) | 공동구 시공용 슬라이딩 거푸집 | |
WO2017020541A1 (zh) | 固定在建筑物上的导轨机构 | |
CN105019664A (zh) | 箱房式电气室的高空滑移安装法 | |
CN105735471A (zh) | 一种钢结构箱型柱连接结构 | |
KR20090003482U (ko) | 배관 고정용 지그 | |
JP4869253B2 (ja) | エレベータの重量物仮置装置および重量物の据付方法 | |
CN205348414U (zh) | 一种钢结构连接件 | |
JP5773469B1 (ja) | 吊足場 | |
CN108439172A (zh) | 白车身升降装置 | |
JP2013002143A (ja) | 据付装置及び据付方法 | |
CN205875168U (zh) | 一种用于基坑钢支撑的防坠落结构 | |
CN205382559U (zh) | 钢结构箱型柱连接结构 | |
CN108862028A (zh) | 一种受限空间移动式吊装门架 | |
CN204962186U (zh) | Led显示屏落地支架安装底座 | |
CN205025070U (zh) | 一种可移动式混凝土浇筑施工作业平台 | |
US9884577B2 (en) | Vehicle crane | |
CN207774666U (zh) | 一种行车轨道梁吊装装置 | |
CN206970160U (zh) | 管道提升装置 | |
CN207919591U (zh) | 用于登机桥后立柱的可调式导管基础 | |
AU2008207461A1 (en) | Bolt Up Panel Bracket | |
CN209396810U (zh) | 一种钢结构吊装装置 | |
CN204185121U (zh) | 一种可拼装移动搬运设备 | |
CN204740835U (zh) | 一种单杆广告牌 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180821 |