JP2015167811A - 便座、便座の製造方法 - Google Patents

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【課題】作業効率を向上させることができる、便座及び便座の製造方法を提供する。【解決手段】便座1は、内部空間を有する便座本体2と、便座本体2に設けられ便座本体2にかかる荷重により着座を検知する着座検知部5と、便座本体2の内部に配置され着座検知部5と制御部とを電気的に接続するリード線6と、を備える。便座本体2の下壁部には、便座本体2の内部空間と外部空間を連通し、着座検知部5と接続される側のリード線6の先端が挿通可能となる第一挿通孔41が形成される。便座本体2の下壁部には、便座本体2の内部空間と外部空間を連通し、便座本体2の内部に配置されるリード線6を引張ることが可能となる第二挿通孔43が形成されることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、一般に便座及び便座の製造方法であり、より詳細には便座本体の内部にリード線が配置された便座及び便座の製造方法に関する。
従来、内部空間を有する便座本体と、便座本体に設けられる着座検知部と、着座検知部と制御部を電気的に接続するリード線と、を備えた便座が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−149866号公報
ところで、特許文献1に記載されている発明では、便座本体の下壁部の先端部に、着座検知部が取付けられた第一脚部が取付けられる第一挿通孔が一ヵ所形成される。そして、便座本体の下壁部には、第一挿通孔以外の場所に、第一脚部と同じ高さを有する緩衝体が三個取付けられる。
第一脚部の第一挿通孔への取付けは、以下に示すように行われる。まず、一方のリード線の先端が制御部に接続され、他方のリード線の先端が第一挿通孔から引き出され、着座検知部に接続される。そして、リード線が便座本体の内部空間に押し込まれ、第一脚部が第一挿通孔に取付けられていた。
ここで、便座本体の内部空間にリード線が押し込まれる際、押し込まれるリード線は複雑に折畳まれ絡み合うので、リード線が第一挿通孔の開口付近に集まり、第一挿通孔から便座本体外にはみ出てしまっていた。そのため、作業者はリード線を第一挿通孔から便座本体の内部空間に押し込み直さなければならず、作業効率が低下してしまっていた。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、作業効率を向上させることができる、便座及び便座の製造方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
内部空間を有する便座本体と、前記便座本体に設けられ前記便座本体にかかる荷重により着座を検知する着座検知部と、前記便座本体の内部に配置され前記着座検知部と制御部とを電気的に接続するリード線と、を備え、前記便座本体の下壁部には、前記便座本体の内部空間と外部空間を連通し、前記着座検知部と接続される側の前記リード線の先端が挿通可能となる第一挿通孔が形成される便座であって、前記便座本体の下壁部には、前記便座本体の内部空間と外部空間を連通し、前記便座本体の前記内部に配置される前記リード線を引張ることが可能となる第二挿通孔が形成されることを特徴とする。
また、前記第一挿通孔には、前記第一挿通孔を塞ぎ前記便座本体にかかる荷重を支持し且つ前記着座検知部に伝える第一脚部が取付けられ、前記第二挿通孔には、前記第二挿通孔を塞ぎ前記便座本体にかかる荷重を支持する第二脚部が取付けられることが好ましい。
上記した構成を有する便座の製造方法であって、前記第一挿通孔から前記リード線の先端が引出され、前記着座検知部と前記第一挿通孔から引出された前記リード線の先端が接続され、前記着座検知部と接続された前記リード線が弛まないように、前記第二挿通孔を介して前記リード線が引出されながら、前記着座検知部が前記便座本体に取付けられ、前記着座検知部が前記便座本体に取付けられた後、前記第二挿通孔から前記便座本体外に出た前記リード線が前記第二挿通孔に挿入され、前記第一挿通孔には、前記便座本体にかかる荷重を前記着座検知部に伝える第一脚部が取付けられ、前記第二挿通孔には、第二脚部が取付けられることを特徴とする。
本発明の便座は、便座本体の内部に配置されたリード線を引張ることができる第二挿通孔が形成されているので、作業者は第二挿通孔を介してリード線を引きながら着座検知部を便座本体に取付けることができる。これにより、リード線を第一挿通孔に押し込みながら着座検知部を便座本体に取付けるよりも、便座本体に着座検知部を取付け易くなり、作業者の作業効率を向上させることができる。
本発明の便座の製造方法は、着座検知部を便座本体に取付ける際、作業者は第二挿通孔を介してリード線を引きながら着座検知部を便座本体に取付ける。作業者はリード線を第一挿通孔に押し込む必要がないので、リード線が複雑に折畳まれ絡み合わなくなり、第一挿通孔の開口付近にリード線が集まり、第一挿通孔から便座本体外にリード線がはみ出ることが無くなる。従って、リード線を第一挿通孔に押し込みながら着座検知部を便座本体に取付けるよりも、便座本体に着座検知部を取付け易くなり、作業者の作業効率を向上させることができる。
便座本体を上側便座部材と下側便座部材とに分けた分解斜視図である。 第一挿通孔と第二挿通孔の位置を示した上側便座部材の底面図である。 下側便座部材の先端部を拡大した部分拡大図である。 第一挿通孔に取付けられる第一脚部の分解斜視図である。 第二挿通孔に取付けられる第二脚部の分解斜視図である。 (a)は第一挿通孔からリード線を引出した部分拡大図であり、(b)は第二挿通孔からリード線を取出した便座の斜視図であり、(c)は第一挿通孔に第一脚部を取付けた部分拡大斜視図であり、(d)は第二挿通孔に第二脚部を取付けた部分拡大斜視図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
便座1は、その後端部が便器(図示せず)の後端部に回動自在に取付けられる。便座1は、便器のリムに対して略垂直となる起立姿勢と、リムに当接し略水平となる伏臥姿勢と、に姿勢を変えることができる。また、便器の後端部には、便座1を覆う便蓋が回動自在に取付けられる。便蓋は、便座1と同様に、便器のリムに対して略垂直となる起立姿勢と、リムに対して略水平となる伏臥姿勢と、に姿勢を変えることができる。
便器は、例えばボウル、リム、スカート、支持フレーム、支持フレームを覆うカバー、等を備える。便器には、ボウルに洗浄水を吐出する吐出ノズル、便座1を温める暖房装置、局部洗浄用の温水洗浄装置、乾燥装置、脱臭装置、等と電気的に接続され、各装置の制御を行う制御部(図示せず)が設置される。
便座1は、図1に示すように、内部空間を有する便座本体2を備える。便座本体2は、上壁部を形成する上側便座部材3と、下壁部を形成する下側便座部材4と、を有する。
便座1は、便座本体2に取付けられ便座本体2にかかる荷重により着座を検知する着座検知部5を備える。着座検知部5と制御部は、便座本体2の内部に配置されるリード線6により電気的に接続される。
着座検知部5は、本実施形態では、下側便座部材4に取付けられる。着座検知部5は、便座1が伏臥姿勢のとき、使用者が便座1に着座し、便座本体2に所定以上の荷重がかかった際に作動する。着座検知部5は、例えば使用者が便座1に着座した際に荷重がかかり、後述する第一脚部7の緩衝体72が圧縮されることによりスイッチが押される構成が考えられる。また、着座検知部5は、例えば使用者が便座1に着座した際にかかる圧力を測定するといった構成が考えられる。ここで、使用者の便座1への着座を検知する方法は限定されない。なお、着座検知部5が取付けられる場所は下側便座部材4に限定されず、例えば第一脚部7に取付けられてもよく、便座1で最適な場所に着座検知部5が取付けられる。
着座検知部5には、先端にコネクタ52を有する導線51が取付けられることが好ましい。
リード線6は、本実施形態では、図2に示すように、上側便座部材3の内面に固定される。リード線6は、上側便座部材3の内面に配設される複数の固定部材32により固定される。固定部材32は、上側便座部材3と一体に形成されることが好ましいが、別体で設けられ接着剤等で接合してもよい。固定部材32は、例えばフックが考えられるが、特に限定されない。リード線6は、固定部材32により上側便座部材3の内面に、所定経路を通るように固定されることが好ましい。なお、リード線6は下側便座部材4の内面に固定されてもよく、リード線6が固定される場所は限定されない。
リード線6は、市場に一般に流通しているリード線6が用いられる。リード線6の先端には、着座検知部5のコネクタ52と連結するコネクタ61が取付けられていることが好ましい。
下側便座部材4は、上方に開口した断面視略U字状の帯体が平面視略楕円形又は略U字状に連続して形成される。下側便座部材4は、例えば射出成形法や真空成形法によって形成されるが、製造方法は限定されない。下側便座部材4は、例えば合成樹脂材によって形成されるが、材質は限定されない。
下側便座部材4には、便座本体2の内部空間と外部空間とを連通し、着座検知部5と接続される側のリード線6が挿通可能となる第一挿通孔41が形成される。本実施形態では、第一挿通孔41から着座検知部5が便座本体2の内部空間に挿入される。
第一挿通孔41は、本実施形態では、図2に示すように、下側便座部材4の先端側に、上側便座部材3の内面に固定されているリード線6の経路に臨んで形成される。第一挿通孔41は、下側便座部材4の厚み方向に貫通して形成される。第一挿通孔41は、便座1の左右方向の幅の中心線に対して線対称に配置される。第一挿通孔41は、二ヵ所形成されているが、その数は限定されない。第一挿通孔41は、便座本体2の周方向に長い、略楕円形状となっているが、その形状は限定されない。
下側便座部材4には、図3に示すように、着座検知部5が収納されるための収納部42が設けられることが好ましい。収納部42は、下側便座部材4から上方に向かって凸に形成される。収納部42の下方の開口は第一挿通孔41と繋がる。収納部42の上端部には、上側便座部材3の内面に固定されているリード線6を、治具により便座本体2外に引出すための引出し孔42aが形成される。収納部42には第一挿通孔41を通過した着座検知部5が挿入され、そして収納部42内に着座検知部5が固定される。収納部42に着座検知部5が固定されるために、例えば着座検知部5に爪が設けられ、その爪が差込まれる孔が収納部42の側端部に設けられることが考えられるが、着座検知部5が収納部42に固定される方法は限定されない。なお、収納部42は設けられなくともよく、任意の構成である。
第一挿通孔41には、図4に示すように、第一挿通孔41を塞ぎ便座本体2にかかる荷重を支持し且つ着座検知部5に伝える第一脚部7が取付けられる。第一脚部7は、便座本体2を支持することができると共に、第一挿通孔41を塞ぐので便座本体2の外観を良くすることができる。また第一脚部7により、便座本体2内部に水等が浸入し難くなり、便座本体2の水密性が向上する。第一脚部7は、下側便座部材4の下面と略面一に設けられる基部71と、基部71の中央に設けられる緩衝体72と、下側便座部材4に引掛けられる引掛け部73と、を有する。
緩衝体72は、基部71の中央から下方に突出している。緩衝体72は、ゴム等の弾性を有する材質で形成されることが好ましい。これにより、緩衝体72は、便座1が起立姿勢から伏臥姿勢になるとき、下側便座部材4が便器のリムと当接する衝撃を抑制することができる。
緩衝体72は下方に突出しているので、便座1が伏臥姿勢のとき、便座1に使用者が着座し所定以上の荷重がかかると、便座1と便器に挟まれ圧縮される。緩衝体72が圧縮されることを利用して、上述したように便座本体2に荷重を伝えることができる。
下側便座部材4には、便座本体2の内部空間と外部空間を連通し、便座本体2の内部に配置されるリード線6を引張ることが可能となる第二挿通孔43が形成される。
第二挿通孔43は、本実施形態では、図2に示すように、下側便座部材4の基端側に、上側便座部材3の内面に固定されているリード線6の経路に臨んで形成される。第二挿通孔43は、下側便座部材4の厚み方向に貫通して形成される。第二挿通孔43は、便座1の左右方向の幅の中心線に対して線対称に配置される。第二挿通孔43は、二ヵ所形成されているが、その数は限定されない。第二挿通孔43は、便座本体2の周方向に長い、略楕円形状となっているが、その形状は限定されない。
第二挿通孔43には、図5に示すように、第二挿通孔43を塞ぎ便座本体2にかかる荷重を支持する第二脚部8が取付けられる。第二脚部8は、便座本体2を支持することができると共に、第二挿通孔43を塞ぐので便座本体2の外観を良くすることができる。また第二脚部8により、便座本体2内部に水等が浸入し難くなり、便座本体2の水密性が保たれる。第二脚部8は、下側便座部材4の下面と略面一に設けられる基部81と、基部81の中央に設けられる緩衝体82と、下側便座部材4に引掛けられる引掛け部83と、を有する。
第二脚部8の緩衝体82は、基部81の中央に基部81と面一に設けられる。緩衝体82は、ゴム等の弾性を有する材質で形成されることが好ましい。これにより、緩衝体82は、便座1が起立姿勢から伏臥姿勢になるとき、下側便座部材4が便器のリムと当接する衝撃を抑制することができる。
上側便座部材3は、図1に示すように、下方に開口した断面視略U字状の帯体が平面視略楕円形又は略U字状に連続して形成される。上側便座部材3の上面は、上側便座部材3の外周端から上側便座部材3の内周端に行く程下方に位置するように傾斜するのが好ましい。これにより、上側便座部材3の上面が、使用者の臀部に沿うように形成されるので、便座1の座り心地が良くなる。上側便座部材3は、例えば射出成形法や真空成形法によって形成されるが、製造方法は限定されない。上側便座部材3は、例えば合成樹脂材によって形成されるが、材質は限定されない。
上側便座部材3の後端部には、便器の後端部に回動自在に取付けられる一対の枢支部31が設けられる。
上側便座部材3の内面には、図2に示すように、収納部42の上端面と上側便座部材3の裏面との間にリード線6が移動しないようにする規制リブ33が設けられることが好ましい。規制リブ33が設けられることにより、使用者が着座した際、収納部42と上側便座部材3とでリード線6を挟みこむことによる断線を防ぐことができる。なお、規制リブ33は設けられなくともよく、任意の構成である。
上記した構成の便座1の製造方法について以下に示す。
作業者は、上側便座部材3の裏面に配設されている複数の固定部材32にリード線6を固定し、リード線6が所定経路を通るようにする。作業者は、上側便座部材3と下側便座部材4とを重ね合わせ、振動溶着により接合する。作業者は、図6(a)に示すように、収納部42の引出し孔42aからリード線6の先端部を便座本体2の外へ引出す。作業者は、リード線6の先端のコネクタ61と着座検知部5の導線51の先端のコネクタ52とを連結する。作業者は、図6(b)に示すように、第二挿通孔43からリード線6の中途部を便座本体2の外へ取出す。作業者は、着座検知部5と接続したリード線6が弛まないように、第二挿通孔43から取出したリード線6を引きながら、着座検知部5を収納部42に収納する。作業者は、第二挿通孔43から取出したリード線6を束ねて第二挿通孔43に挿入し、便座本体2の内部空間にリード線6を収める。そして、作業者は、図6(c)に示すように、第一挿通孔41に第一脚部7を嵌め込み、図6(d)に示すように、第二挿通孔43に第二脚部8を嵌め込む。
以上のような構成の便座1では、便座本体2に固定されたリード線6を引張ることが可能となる第二挿通孔43が形成されているので、第二挿通孔43から取出したリード線6を引きながら着座検知部5を収納部42に収納することができる。これにより、リード線6を第一挿通孔41に押し込みながら着座検知部5を収納部42に収納するよりも、便座本体2に着座検知部5を収納し易くなり、作業者の作業効率を向上させることができる。
また、以上のような構成をした便座1の製造方法では、着座検知部5を収納部42に収納する際、作業者は第二挿通孔43から取出したリード線6を引きながら着座検知部5を収納部42に収納する。リード線6は第一挿通孔41に押し込む必要がないので、リード線6が複雑に折畳まれ絡み合わなくなり、第一挿通孔41の開口付近に集まり、第一挿通孔41から便座本体2外にリード線6がはみ出ることが無くなる。従って、リード線6を第一挿通孔41に押し込みながら着座検知部5を収納部42に収納するよりも、便座本体2に着座検知部5を収納し易くなり、作業者の作業効率を向上させることができる。
本実施形態の便座1は、以下のような構成となる。
便座1は、内部空間を有する便座本体2と、便座本体2に設けられ便座本体2にかかる荷重により着座を検知する着座検知部5と、便座本体2の内部に配置され着座検知部5と制御部とを電気的に接続するリード線6と、を備える。便座本体2の下壁部には、便座本体2の内部空間と外部空間を連通し、着座検知部5と接続される側のリード線6の先端が挿通可能となる第一挿通孔41が形成される。便座本体2の下壁部には、便座本体2の内部空間と外部空間を連通し、便座本体2の内部に配置されるリード線6を引張ることが可能となる第二挿通孔43が形成されることを特徴とする。
このように、便座本体2に固定されたリード線6を引張ることが可能となる第二挿通孔43が形成されているので、第二挿通孔43から取出したリード線6を引きながら着座検知部5を収納部42に収納することができる。これにより、リード線6を第一挿通孔41に押し込みながら着座検知部5を収納部42に収納するよりも、便座本体2に着座検知部5を収納し易くなり、作業者の作業効率を向上させることができる。
また、第一挿通孔41には、第一挿通孔41を塞ぎ便座本体2にかかる荷重を支持し且つ着座検知部5に伝える第一脚部7が取付けられる。第二挿通孔43には、第二挿通孔43を塞ぎ便座本体2にかかる荷重を支持する第二脚部8が取付けられることが好ましい。
このように、第一脚部7と第二脚部8は、便座本体2を支持することができると共に、第一挿通孔41と第二挿通孔43を塞ぐので便座本体2の外観を良くすることができる。また、第一脚部7と第二脚部8は便座本体2の水密性を向上させることができる。
本実施形態の便座1の製造方法は、以下のようになる。
上記した構成を有する便座1の製造方法であって、作業者は、第一挿通孔41からリード線6の先端を引出し、着座検知部5と第一挿通孔41から引出したリード線6の先端を接続する。作業者は、着座検知部5と接続したリード線6が弛まないように、第二挿通孔43を介してリード線6を引出しながら、着座検知部5を便座本体に取付ける。作業者は、着座検知部5を便座本体に取付けると、第二挿通孔43から便座本体2外に出たリード線6を第二挿通孔43に挿入する。作業者は、第一挿通孔41に、便座本体2にかかる荷重を着座検知部5に伝える第一脚部7を取付ける。作業者は、第二挿通孔43に、第二脚部8を取付けることを特徴とする。
このように、着座検知部5を収納部42に収納する際、作業者は第二挿通孔43から取出したリード線6を引きながら着座検知部5を収納部42に収納する。リード線6は第一挿通孔41に押し込む必要がないので、リード線6が複雑に折畳まれ絡み合わなくなり、第一挿通孔41の開口付近に集まり、第一挿通孔41から便座本体2外にリード線6がはみ出ることが無くなる。従って、リード線6を第一挿通孔41に押し込みながら着座検知部5を収納部42に収納するよりも、便座本体2に着座検知部5を収納し易くなり、作業者の作業効率を向上させることができる。
1 便座
2 便座本体
3 上側便座部材
4 下側便座部材
41 第一挿通孔
43 第二挿通孔
5 着座検知部
6 リード線
7 第一脚部
72 緩衝体
8 第二脚部
82 緩衝体

Claims (3)

  1. 内部空間を有する便座本体と、
    前記便座本体に設けられ前記便座本体にかかる荷重により着座を検知する着座検知部と、
    前記便座本体の内部に配置され前記着座検知部と制御部とを電気的に接続するリード線と、を備え、
    前記便座本体の下壁部には、前記便座本体の内部空間と外部空間を連通し、前記着座検知部と接続される側の前記リード線の先端が挿通可能となる第一挿通孔が形成される便座であって、
    前記便座本体の下壁部には、前記便座本体の内部空間と外部空間を連通し、前記便座本体の前記内部に配置される前記リード線を引張ることが可能となる第二挿通孔が形成されることを特徴とする便座。
  2. 前記第一挿通孔には、前記第一挿通孔を塞ぎ前記便座本体にかかる荷重を支持し且つ前記着座検知部に伝える第一脚部が取付けられ、
    前記第二挿通孔には、前記第二挿通孔を塞ぎ前記便座本体にかかる荷重を支持する第二脚部が取付けられることを特徴とする請求項1に記載の便座。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された便座の製造方法であって、
    前記第一挿通孔から前記リード線の先端が引出され、
    前記着座検知部と前記第一挿通孔から引出された前記リード線の先端が接続され、
    前記着座検知部と接続された前記リード線が弛まないように、前記第二挿通孔を介して前記リード線が引出されながら、前記着座検知部が前記便座本体に取付けられ、
    前記着座検知部が前記便座本体に取付けられた後、前記第二挿通孔から前記便座本体外に出た前記リード線が前記第二挿通孔に挿入され、
    前記第一挿通孔には第一脚部が取付けられ、前記第二挿通孔には第二脚部が取付けられることを特徴とする便座の製造方法。
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