JP2015166909A - 画像形成システム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Shigeo Araki
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Abstract

【課題】訪問者が訪問先において所定の印刷物を簡便に取得できるようにする。
【解決手段】画像形成システム1は、印刷データを識別するための識別データを生成する生成部11と、識別データを外部の端末に送信する送信部12と、端末2が受信した識別データを取得する識別データ取得部13と、識別データ取得部13が取得した識別データに対応する印刷データを取得する印刷データ取得部14と、印刷データ取得部14が取得した印刷データを印刷する印刷部15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を形成するためのシステム、方法、及びプログラムに関する。
訪問者が訪問先(例えば他社、イベント会場等)に行く際に、資料が事前に訪問先からメール、インターネットのホームページ等により配布される場合がある。当該資料とは、例えばプレゼン資料、教材、イベントのプログラム等の訪問先で使用される印刷物である。このような場合、訪問者は、自身が所有するプリンタ等の印刷環境を用いてそれらの資料を事前に印刷し、訪問先へ持参することが多い。
特許文献1には、旅行者が観光地等で撮影された写真を簡単に印刷できるようにすることを目的として、利用者が予め取得したQR(Quick Response)コード(登録商標)と旅行者が写っている写真とを紐付けてファイルサーバに登録しておき、利用者がコンビニエンスストア等で共有されているMFP(Multifunction Peripheral)にQRコードをスキャンさせることで、紐付けられている写真を印刷できるようにする方法が開示されている。
上記のように、訪問者が事前に資料を印刷して持参する際には、資料の量が多い場合等に訪問者に多大な負担がかかるという問題がある。また、訪問先の面会者が資料をインターネット上に公開したり、訪問者が印刷された資料を持参して移動したりする行為は、セキュリティ上問題が生じる場合がある。また、面会者が事前に資料を印刷しておくということも考えられるが、訪問者の人数、参加の有無等が不確定な場合には、資源が無駄になったり、面会者に多大な負担がかかったりすることとなる。
上記特許文献1に開示される方法によれば、MFPにQRコードをスキャンさせることによって当該QRコードに対応する所望の写真を印刷することが可能となる。しかし、当該方法においては、利用者は外部のサーバに予めユーザ登録をしておく必要がある等の不便さがある。また、当該方法は画像データのみを対象としており、一般的な文書等のドキュメントは対象としていない。そのため、当該方法を用いても上記のような訪問時に訪問者が印刷物を持参するという問題を解決することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、訪問者が訪問先において印刷物を簡便に取得することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷データを識別するための識別データを生成する生成手段と、前記識別データを外部の端末に送信する送信手段と、前記端末が受信した前記識別データを取得する識別データ取得手段と、前記識別データ取得手段が取得した前記識別データに対応する前記印刷データを取得する印刷データ取得手段と、前記印刷データ取得手段が取得した前記印刷データを印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、訪問者が訪問先において印刷物を簡便に取得することが可能となる。
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 図2は、画像形成システムの具体的な構成例を示す図である。 図3は、受付プリンタの機能的構成を示すブロック図である。 図4は、面会者PCの機能的構成を示すブロック図である。 図5は、メールサーバの機能的構成を示すブロック図である。 図6は、QRコードに含まれる情報を例示する図である。 図7は、QRコードの形態を例示する図である。 図8は、ドキュメント一覧を例示する図である。 図9は、面会者PCが訪問者端末にQRコードが添付された電子メールを送信する際の処理を示すフローチャートである。 図10は、面会者PCによりQRコードを生成する際に使用される操作画面を例示する図である。 図11は、受付プリンタのドキュメント管理アプリケーションによるドキュメント登録時の処理を示すフローチャートである。 図12は、受付プリンタによる印刷時の処理を示すフローチャートである。 図13は、図12のステップS35において印刷の実行の確認を行う際の操作画面を例示する図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成システムの第1の実施の形態を詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態に係る画像形成システム1の機能的構成を示すブロック図である。画像形成システム1は、端末2の使用者が訪問先において所定の画像を印刷できるようにするものである。画像形成システム1は、例えば、訪問先で実施される会議等で使用される資料(文書、図面等)を当該訪問先の施設内に設置されるプリンタ、複合機等の印刷機能を有する装置を用いて印刷できるようにする。端末2とは、インターネット等の通信ネットワークを介してデータの送受信が可能な情報処理装置であり、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC等が挙げられる。
画像形成システム1は、生成部11、送信部12、識別データ取得部13、印刷データ取得部14、及び印刷部15を有する。画像形成システム1は、複数又は単数の汎用PC、通信・撮像・印刷等の特定の用途に用いられる特殊デバイス、これらのPCやデバイスを制御するプログラム、各種論理回路等の組み合わせにより構築されるものである。また、これら各部11−15の一部又は全部がソフトウェア(プログラム)でもあってもよい。
生成部11は、上記訪問先で印刷される画像(例えば、会議で用いられる資料等)の印刷データを識別するための識別データを生成する。識別データは、当該印刷される画像の印刷データを特定可能にするデータであり、例えばQRコード(二次元コード)等が好適である。生成部11は、例えば訪問先の施設内に設置されるコンピュータシステムが有するデータベース、データ紐付機能、暗号化機能等を利用して実現し得るものであるが、これに限られるものではなく、例えば外部のコンピュータシステムのデータベースを利用する等、使用状況、事業形態等に応じて適宜設計可能なものである。また、印刷データは、通常当該訪問先のコンピュータシステムの記憶装置(データベース)に格納されるものであるが、これに限られるものではなく、その格納場所等は使用状況等に応じて適宜選択可能なものである。
送信部12は、生成部11が生成した識別データを外部の端末2に送信する。即ち、訪問先で印刷される画像の印刷データに対応する識別データは、予め通信ネットワークを介して訪問者が使用する端末2に伝達される。送信部12は、例えば訪問先のコンピュータシステムのメール送信機能等を利用して実現し得るものであるが、これに限られるものではなく、メール以外のファイル転送が可能な各種コミュニケーションソフトを利用する等、使用状況等に応じて適宜設計可能なものである。
識別データ取得部13は、端末2が受信した識別データを取得する。例えば、携帯型の端末2のディスプレイ等に表示されたQRコード、訪問者がPC等の端末2により事前に印刷したQRコード等を読み取る処理が行われる。識別データ取得部13は、例えば当該訪問先のプリンタ、複合機、コンピュータシステム等が有するスキャナ機能、撮影機能、画像解析機能等を利用して実現し得るものであるが、これらに限られるものではなく、使用状況等に応じて適宜設計可能なものである。
印刷データ取得部14は、識別データ取得部13が取得した識別データに対応する印刷データを取得する。例えば、読み取ったQRコード等に対応する(紐付けられた)印刷データが所定のデータベースから抽出される。印刷データ取得部14は、例えば訪問先のコンピュータシステムのデータ抽出機能、復号化機能等を利用して実現し得るものであるが、これに限られるものではなく、例えば当該データベース、データ抽出機能、復号化機能等を直接プリンタ、複合機等に保有させる等、使用状況等に応じて適宜設計可能なものである。
印刷部15は、印刷データ取得部14が取得した印刷データを印刷する。例えば、読み取られたQRコード等に対応する画像が訪問先の施設内のプリンタ、複合機等によって印刷される。印刷部15は、通常のプリンタ、複合機等が有する画像形成機能を利用して実現することができる。
上記画像形成システム1において使用されるプログラムは、通常当該システム1を構成するハードウェアのROM(Read Only Memory)等に予め組み込まれて提供される。また、当該プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供され得る。また、当該プログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供することも可能である。また、当該プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布することも可能である。
図2は、第1の実施の形態に係る画像形成システム1の具体的な構成例を示す図である。当該構成例においては、外部ネットワーク21 、訪問者端末22(外部の端末)、受付プリンタ25(識別データ取得手段、印刷データ取得手段、印刷手段)、面会者PC26(生成手段、送信手段)、及びメールサーバ27(送信手段)が存する。
外部ネットワーク21は、インターネット、公衆通信網等を含むネットワークである。訪問者端末22は、訪問者が使用する端末であり、外部ネットワーク21に接続可能なものである。訪問者端末22としては、メールクライアントを備えた携帯電話、スマートフォン、タブレット、PC等が好適である。受付プリンタ25は、訪問者端末22を使用する訪問者が訪問先において所定の画像(会議の資料等)を印刷するためのプリンタ、複合機等である。面会者PC26は、訪問先の人物(面会者)が使用するコンピュータである。メールサーバ27は、面会者PC26による電子メールの送受信を可能にするサーバコンピュータである。受付プリンタ25、面会者PC26、及びメールサーバ27は、それぞれ社内LAN等の内部ネットワークに接続している。
図3は、受付プリンタ25の機能的構成を示すブロック図である。受付プリンタ25は、通信部31、操作部32、及び印刷部33を有する。
通信部31は、内部ネットワークと接続するポート、バッファ等からなるI/Oインターフェースである。通信部31は、後述する操作部32のドキュメント管理アプリケーション45で処理される情報を伝達する。
操作部32は、カメラ装置41(識別データ取得手段)、タッチパネル装置42、OS(Operating System)43、記憶領域44、ドキュメント管理アプリケーション45(識別データ取得手段、印刷データ取得手段、印刷手段)、及び接続IF(Interface)49を有する。
カメラ装置41は、訪問者端末22に提示された(例えば、ディスプレイに表示された)QRコード等の識別データを撮影するための装置である。タッチパネル装置42は、訪問者に識別コードの提示を誘導する画面、印刷可能な画像を一覧表示する画面等を表示し、各画面において訪問者の操作を受け付けるための装置である。OS43は、操作部32全体の動作、処理等を管理、制御等するソフトウェアであり、本実施の形態においては、後述するドキュメント管理アプリケーション45の機能を実現する。記憶領域44は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリ等を用いて実現される。記憶領域44は、ドキュメント管理アプリケーション45で処理される情報を保存する領域であり、後述するドキュメント一覧76、ドキュメント自体等が保存される。
ドキュメント管理アプリケーション45は、通信部31を介して面会者PC26からドキュメント及びドキュメント識別子を受信する。ドキュメントとは、例えば面会者により選択された文書、図面等のデータであり、本実施の形態においては暗号化されたデータである。ドキュメント識別子とは、当該ドキュメントを識別するための識別子であり、識別データに組み込まれている情報の一つである(図6に当該ドキュメント識別子が例示されている)。ドキュメント管理アプリケーション45は、受信したドキュメントを記憶領域44に保存する。また、ドキュメント管理アプリケーション45は、ドキュメント識別子とドキュメントの保存場所を示す保存パスとの対応を示すドキュメント一覧76を作成して記憶領域44に保存する。図8は、当該ドキュメント一覧76を例示する図である。
ドキュメント管理アプリケーション45は、ドキュメント登録部46、印刷データ取得部47、及びドキュメント印刷部48を有する。
ドキュメント登録部46は、通信部31を介して受信するデータに基づいて記憶領域44に保存されているドキュメント一覧76を更新する。印刷データ取得部47は、訪問者が提示した識別コードから当該訪問者に対応するドキュメントを判別し、当該ドキュメントを印刷するための印刷データを取得する。本実施の形態においては、印刷データ取得部47は、カメラ装置41により撮影されたQRコードからドキュメント識別子及び復号キーを取得し、取得されたドキュメント識別子に基づいて、ドキュメント識別子と印刷データの保存場所を示す情報とが対応付けられたテーブルを参照して訪問者に対応するドキュメントを判別し、取得した復号キーを用いて判別されたドキュメントを復号して印刷データを取得する。ドキュメント印刷部48は、印刷データ取得部47により取得された印刷データに基づいて印刷部33に印刷処理を実行させる。
接続IF49は、印刷部33の接続IF55と接続している。ドキュメント印刷部48からの印刷指令は、これらの接続IF49,55を介して印刷部33に伝達される。
印刷部33は、OS51、記憶領域52、コントローラ53、エンジン部54、及び接続IF55を有する。
OS51は、印刷部33による印刷処理を含む全体の動作、処理等を管理、制御等するソフトウェアである。コントローラ53は、OS51からの指示に基づいてエンジン部54を駆動させ、エンジン部54からフィードバック信号をOS51に出力する。エンジン部54は、用紙の搬送装置、インクの射出装置等からなり、コントローラ53からの出力信号に基づいて印刷処理等を実行する。
また、画像形成システム1は、印刷データ取得部47が取得した印刷データを所定の端末のディスプレイ等に表示させる構成を有することが好ましい。
図4は、面会者PC26の機能的構成を示すブロック図である。面会者PC26は、OS61、記憶領域62、メールクライアント63(送信手段)、QRコード生成アプリケーション64(生成手段)、及び通信部65(送信手段)を有する。
OS61は、面会者PC26全体の動作、処理等を管理、制御等するソフトウェアである。メールクライアント63及びQRコード生成アプリケーション64は、OS61が提供する機能により実現される。記憶領域62は、HDD、半導体メモリ等を用いて実現され、訪問者との会議等で用いられる文書、図面等のドキュメントを保存している。メールクライアント63は、ファイルの添付が可能な電子メールを、メールサーバ27を介して送受信できるようにするソフトウェアである。通信部65は、内部ネットワークと接続するポート、バッファ等からなるI/Oインターフェースであり、内部ネットワークには、受付プリンタ25、メールサーバ27、及び外部ネットワーク21が接続されている。
QRコード生成アプリケーション64は、QRコード生成部66、ドキュメント暗号化部67、及びドキュメント送信部68を有する。
QRコード生成部66は、面会者PC26の使用者がキーボード、マウス、タッチパネル等の入力デバイスを操作して所望のドキュメントを選択すると、訪問者端末22に送信する電子メールに添付するQRコードを生成する。ドキュメント暗号化部67は、選択されたドキュメントの暗号化を行う。当該暗号化の手法として、例えば鍵付きZip方式等を挙げることができるが、復号可能な様々な手法を用いることができることは言うまでもなく、復号化の手法は、使用状況、要求されるセキュリティレベル等に応じて適宜選択されるべきものである。ドキュメント送信部68は、暗号化されたドキュメントと当該ドキュメントを識別するドキュメント識別子とを上記受付プリンタ25のドキュメント管理アプリケーション45に送信する。
図5は、メールサーバ27(送信手段)の機能的構成を示すブロック図である。メールサーバ27は、通信部71及びメール送受信部72を有する。
通信部71は、ポート、バッファ等からなるI/Oインターフェースであり、内部ネットワークを介して面会者PC26と接続し、外部ネットワーク21を介して訪問者端末22と接続する。メール送受信部72は、所定の通信プロトコルを用いて電子メールの送受信を可能にするソフトウェアである。
図6は、面会者PC26のQRコード生成部66によって生成されるQRコードに含まれる情報を例示する図である。図7は、QRコード75の形態を例示する図である。本実施の形態に係るQRコード75には、図6に示すように、ドキュメント識別子及びドキュメント復号キーが含まれている。ドキュメント識別子には、例えば訪問者と面会者との会議が実施される日付、訪問者の指名等の情報が含まれている。ドキュメント復号キーは、ドキュメント暗号化部67により暗号化されたドキュメントを復号する際に使用される記号列等である。図6に示す情報を含む図7に示すようなQRコード75は、面会者PC26からの電子メールに添付されて訪問者端末22に受信される。訪問者端末22は、受信したQRコード75をディスプレイに表示したり、印刷したりすることが可能となる。
図8は、受付プリンタ25のドキュメント管理アプリケーション45(ドキュメント登録部46)により管理されるドキュメント一覧76を例示する図である。本例に係るドキュメント一覧76は、ドキュメント識別子と保存パスとが対応付けられてなるテーブル形式のデータである。保存パスは、ドキュメント識別子に対応するドキュメントの(受付プリンタ25の記憶領域44内における)保存場所を示している。ドキュメント管理アプリケーション45の印刷データ取得部47は、訪問者端末22からQRコード75に関する情報を取得すると、当該ドキュメント一覧76を参照して当該QRコード75に対応するドキュメントを抽出し、復号化を行って印刷データに変換する。
図9は、面会者PC26が訪問者端末22にQRコードが添付された電子メールを送信する際の処理を示すフローチャートである。図10は、面会者PC26によりQRコード75を生成する際に使用される操作画面77を例示する図である。
面会者PC26においてQRコードを生成するためのアプリケーションを起動させると、図10に示す操作画面77がディスプレイに表示される。本例に係る操作画面77には、面会者が訪問者に印刷させたいドキュメントのパスを入力する欄と、生成されたQRコード75の出力フォルダのパスを入力する欄とが設けられている。面会者は、面会者PC26を操作して訪問者に印刷させたいドキュメント、訪問者端末22に送信する電子メールに添付するQRコード75の出力フォルダ等を操作画面77に入力する(S11)。当該入力操作が完了すると、QRコード生成部66(図4参照)は、面会者により入力されたドキュメントに対応するドキュメント識別子(図6参照)を生成する(S12)。
その後、ドキュメント暗号化部67(図4参照)は、所定の暗号化手法に基づいてドキュメント暗号キー及び復号キー(図6参照)を生成する(S13)。尚、暗号化手法によっては暗号キーと復号キーとが同一になる場合がある。その後、ドキュメント暗号化部67は、ドキュメント暗号化キーを用いてステップS11で入力されたドキュメントを暗号化する(S14)。
その後、QRコード生成部66は、ステップS12で生成されたドキュメント識別子とステップS13で生成された復号キーとに基づいてQRコード75を生成し、当該QRコード75を所定のフォルダに出力する(S15)。その後、ドキュメント送信部68(図4参照)は、ステップS12で生成されたドキュメント識別子とステップS14で暗号化されたドキュメントのデータとを受付プリンタ25のドキュメント管理アプリケーション45に送信する(S16)。その後、面会者は面会者PC26のメールクライアント63を操作してQRコード75が添付された電子メールを訪問者端末22に送信する(S17)。
図11は、受付プリンタ25のドキュメント管理アプリケーション45によるドキュメント登録時の処理を示すフローチャートである。ドキュメント登録部46(図3参照)は、面会者PC26から送信された暗号化されたドキュメントとドキュメント識別子とを受信すると(S21)、当該暗号化されたドキュメントを記憶領域44に保存する(S22)。その後、ドキュメント登録部46は、ステップS21で受信したドキュメント識別子とステップS22で保存したドキュメントの保存場所を示すパスとをドキュメント一覧76(図8参照)に追加する(S23)。
図12は、受付プリンタ25による印刷時の処理を示すフローチャートである。まず、訪問者は面会者PC26から訪問者端末22に送信されたQRコード75を受付プリンタ25に設けられたカメラ装置41に提示する(S31)。このとき、QRコード75は、訪問者端末22のディスプレイに表示された状態であってもよいし、用紙に印刷された状態等であってもよい。カメラ装置41は、提示されたQRコード75を撮影する(S32)。
その後、印刷データ取得部47(図3参照)は、QRコード75を復号し、ドキュメント識別子とドキュメント復号キーと(図6参照)を取得する(S33)。その後、印刷データ取得部47は、ドキュメント一覧76(図8参照)を参照し、取得したドキュメント識別子に対応するドキュメントが存在するか否かを判定する(S34)。
ステップS34において、対応するドキュメントが存在すると判定された場合(YES)には、訪問者に印刷の実行の確認を行わせる(S35)。ステップS34において、対応するドキュメントが存在しないと判定された場合(NO)には、図12に示す処理は終了する。図13は、ステップS35において印刷の実行の確認を行う際の操作画面78を例示する図である。当該操作画面78には、印刷可能なドキュメントの一覧を示す「資料一覧」、訪問者が印刷するドキュメントを選択するチェックボックス、印刷の実行を指示する印刷実行ボタン、及び印刷の中止を指示するキャンセルボタンが設けられている。本実施の形態においては、当該操作画面78は、受付プリンタ25の設けられたタッチパネル装置42の表示部に表示される。尚、このような確認作業を行うための形態は、上記に限られるものではなく、様々な形態を適用し得るものであることは無論である。
その後、ステップS35において印刷の実行が選択されたか否かが判定される(S36)。ステップS36において、印刷の実行が選択されなかった場合(NO:操作画面78のキャンセルボタンがタッチされた場合)には、図12に示す処理は終了する。ステップS36において、印刷の実行が選択された場合(YES:操作画面78の印刷実行ボタンがタッチされた場合)には、印刷データ取得部47は、ステップS35において選択されたドキュメント(xxxx年xx月xx日Aさん向け資料)を復号し(S37)、印刷データを取得する。即ち、ステップS35において選択されたドキュメントを記憶領域44から暗号化されたドキュメントとして抽出し、当該抽出されたドキュメントをステップS33で取得した復号キーを用いて復号する。ドキュメント印刷部48は、ステップS37において取得された印刷データを印刷するように印刷部33に指示する(S38)。また、ステップS37において取得された印刷データを訪問者が視認可能なディスプレイを備える表示装置(表示手段)に表示させるようにしてもよい。表示装置としては、例えば訪問者が操作可能なスマートフォン、タブレット、ノート型PC等を利用することができる。印刷データの表示装置への送信等には、例えばBluetooth(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)等の周知のデータ通信技術を適宜利用することができる。これにより、訪問者は資料を用紙に印刷することなく視認することが可能となる。
上記本実施の形態によれば、訪問者は、面会者PC26から送信されたQRコードを事前に訪問者端末22で受信し、訪問先に設置された受付プリンタ25に当該QRコードを提示することにより、訪問先において資料の印刷物を取得することが可能となる。即ち、訪問者は、必ずしも訪問先で使用する資料等を予め印刷して持参しなくてもよくなる。これにより、訪問者の負担を軽減することができると共に、資料の紛失等が生ずる可能性を低減することができる。また、本実施の形態のように暗号化の手法を取り入れることにより、秘密文書等を扱う際の安全性を更に向上させることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、使用状況、環境等に応じて汎用PC、特殊デバイス、各種プログラム、各種論理回路等の組み合わせを適宜変更することにより、様々な形態で実現することが可能なものである。例えば、上記実施の形態においては、受付プリンタ25、面会者PC26、メールサーバ27等が連携することによって1つのシステムを構築しているが、本発明はこのような複数のハードウェアの連携を必須の要件とするものではなく、例えばこれらのハードウェアが担うそれぞれの機能を有する一つの装置等であっても本発明の範疇に含まれると解すべきである。
1 画像形成システム
11 生成部
12 送信部
13 識別データ取得部
14,47 印刷データ取得部
15 印刷部
16 端末
21 外部ネットワーク
22 訪問者端末
25 受付プリンタ
26 面会者PC
27 メールサーバ
31,65,71 通信部
32 操作部
33 印刷部
41 カメラ装置
42 タッチパネル装置
43,51,61 OS
44,52,62 記憶領域
45 ドキュメント管理アプリケーション
46 ドキュメント登録部
48 ドキュメント印刷部
49,55 接続IF
63 メールクライアント
64 QRコード生成アプリケーション
66 QRコード生成部
67 ドキュメント暗号化部
68 ドキュメント送信部
72 メール送受信部
75 QRコード
76 ドキュメント一覧
77,78 操作画面
特開2009−181171号公報

Claims (7)

  1. 印刷データを識別するための識別データを生成する生成手段と、
    前記識別データを外部の端末に送信する送信手段と、
    前記端末が受信した前記識別データを取得する識別データ取得手段と、
    前記識別データ取得手段が取得した前記識別データに対応する前記印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
    前記印刷データ取得手段が取得した前記印刷データを印刷する印刷手段と
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記印刷データ取得手段が取得した前記印刷データを表示装置 に表示させる表示手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記識別データは、暗号化された前記印刷データを復号するための復号キーを含み、
    前記印刷データ取得手段は、前記復号キーを用いて前記識別データに対応する暗号化された前記印刷データを復号する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記識別データは、前記印刷データに対応付けられた識別子を含み、
    前記印刷データ取得手段は、前記識別子と前記印刷データの保存場所を示す情報とが対応付けられたテーブルを参照して前記印刷データを取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記識別データは、二次元コードである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 印刷データを識別するための識別データを生成する生成ステップと、
    前記識別データを外部の端末に送信する送信ステップと、
    前記端末が受信した前記識別データを取得する識別データ取得ステップと、
    前記識別データ取得ステップにより取得された前記識別データに対応する前記印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、
    前記印刷データ取得ステップにより取得された前記印刷データを印刷する印刷ステップと
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
  7. コンピュータに、
    印刷データを識別するための識別データを生成する生成処理と、
    前記識別データを外部の端末に送信する送信処理と、
    前記端末が受信した前記識別データを取得する識別データ取得処理と、
    前記識別データ取得処理により取得された前記識別データに対応する前記印刷データを取得する印刷データ取得処理と、
    前記印刷データ取得処理により取得された前記印刷データを印刷する印刷処理と
    を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
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