JP2015166788A - 投影装置及び投影方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリーンに対して投影光が正確に投影されるように形成された投影装置を提供する。【解決手段】投影装置10は、スクリーン200と、検出光を検出する光検出部としてのミラー110及び照度センサ120と、画像データを投影する投影部(画像形成投影部310)と、この投影部を制御する制御部(制御装置350)が設けられている。画像データは、スクリーン200に投影される第一画像410と、光検出部に投影される第二画像420により形成される。光検出部は、第二画像420の画像光を検出光として検出する。第二画像420の画像光を光検出部が検出できなかった場合には、投影の停止や、エラー通知を行う。【選択図】 図3
Description
本発明は、画像をスクリーンに投影する投影装置及び投影装置における画像等の投影方法に関する。
今日、パーソナルコンピューターの画面やビデオ画像、さらにメモリーカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーン等に投影する投影装置としてのプロジェクタが多用されている。このような投影装置であるプロジェクタについては、最近デジタルサイネージ用の装置として利用されている。デジタルサイネージの用途においては、広告の効果を発揮するために、スクリーンに対して正確に投影されることが求められている。
特許文献1には、スクリーン上の座標系と、投影する画像の座標系とを対応させる投影表示装置が開示されている。この投影表示装置の表示スクリーンには、第一の光検出手段及び第二の光検出手段が設けられ、検出信号を出力する。また、投影表示装置には、投影装置からの画像位置信号を検出信号が入力された時に記憶する。そして、第一及び第二の光検出手段の表示スクリーン上の位置と記憶された画像上の位置により、スクリーン座標系と画像座標系との対応関係を算出する。この算出された対応関係に基づいて、位置指示器でスクリーン上の位置を指示したときの画像上の位置を算出する。
特許文献1に開示される投影装置では、スクリーンに光センサが設けられ、スクリーン上の所定の位置を、画像上の所定の位置へと変換することができる。しかし、スクリーンに画像が正確に投影されているか否かまでをも検出できるものではない。よって、投影装置とスクリーンを設置したときから位置関係にずれが生じている場合には、スクリーンに対して画像がずれた位置に投影されてしまう。特に、デジタルサイネージの用途においては、投影光がスクリーンに正常に投影されていない場合、広告の効果が低下する。
本発明は、スクリーンに対して投影光が正確に投影されるように形成された投影装置を提供することを目的とする。
本発明の投影装置は、スクリーンと、検出光を検出する光検出部と、前記スクリーンに投影される第一画像と、前記光検出部に投影される第二画像と、を含む画像データを投影する投影部と、前記投影部を制御する制御部と、を有し、前記光検出部は、前記第二画像を検出光として検出することを特徴とする。
本発明の投影方法は、画像が投影可能に形成される投影部により、透過型のスクリーンに向けて第一画像及び第二画像を含む投影画像を投影し、前記第二画像の画像光を検出光として光検出部により検出し、前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部の投影を継続又は停止することを特徴とする。
本発明によれば、スクリーンと投影部の位置関係のずれを検出できるので、正確な投影を行うことができる。
本発明の第一の実施形態について、図1〜図6に基づいて説明する。図1は投影装置10の右前上方から見た外観斜視図である。なお、以下の説明においては、投影装置10のスクリーン200が設けられる方向を前、その反対方向を後とする。また、投影装置10を前方から見て右側を右、左側を左とする。
投影装置10は、透過型のスクリーン200の後面に画像が投影され、スクリーン200の前方から投影された画像を視認できるように構成されている。投影装置10の筐体である本体部20は、前面に傾斜部12が形成された略箱型形状とされている。本体部20は、上下に分割することが可能である。よって、メンテナンス等の際には上側の筐体を取り外して修繕等の作業をすることができる。本体部20の前面の傾斜部12には、投影装置10の操作説明の表示や各種設定を行うことができるタッチパネル13が設けられている。
投影装置10の本体部20の前端部下方右側には凹部14が形成され、人感センサが設けられている。この人感センサにより、投影装置10の前方に人が存在することを検出した場合に投影を開始する等の投影方法を行うことができる。
傾斜部12の基端部分である本体部20の上面前方には、操作ボタン部15が設けられている。操作ボタン部15により、電源スイッチボタンや各種設定した投影方法の実行ボタン等のボタン操作を行うことができる。
本体部20の前方には、透過型のスクリーン200が立設する。スクリーン200は、やや横長の矩形形状として形成されている。スクリーン200は、スクリーン支持部220により下方が固定されている。スクリーン支持部220は、略板状に形成され、左右の長さをスクリーン200に合わせて形成されている。スクリーン200の後方の本体部20の上面には、略台形形状に形成され、上底側を後方に向けたガラス板23が嵌め込まれている。投影光は、このガラス板23を透過して本体部20の内部から出射され、スクリーン200の後面に投影される。スクリーン200は透過型のスクリーンである。よって、投影画像は、スクリーン200の前方から視認される。
次に、図2に投影装置10の右後上方から見た外観斜視図を示す。スクリーン支持部220の下方の本体部20の内部には、板状に形成されるブラケット部材25が設けられている。ブラケット部材25は、本体部20の内部を左右に渡って横架して固定されている。そして、スクリーン支持部220とブラケット部材25は、ヒンジ27により接続されている。ヒンジ27は、スクリーン支持部220の後面左右二箇所に設けられ、スクリーン支持部220を後方に折り曲げ可能に取り付けられている。よって、スクリーン200は、後方に倒して収納することができる。
スクリーン支持部220の中央部には、光検出部を構成するミラー110が設けられている。ミラー110は、反射面105を下方に向けて傾斜して設けられている。よって、反射面105により反射された光は、ガラス板23を介して本体部20の内部に入射される。
また、本体部20の左右の側面には、本体部20の内部機器により発生した熱を逃がすための吸排気孔18が設けられている。本体部20の後面には、吸排気孔18の他、本体部20の内部機器に画像データ等を入力できるように、入出力インターフェース等の接続コネクタが設けられている。
次に、図3に投影装置10の縦断面図を示す。本体部20の内部には、画像形成投影部310が設けられている。そして、画像形成投影部310の前方側には、制御装置350が備えられる。制御装置350と画像形成投影部310は電気的に接続されている。そして、画像形成投影部310は、制御装置350により制御されている。
具体的には、画像形成投影部310は、光源と、光源光が照射されることにより投影画像を形成するDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等の表示素子と、表示素子により生成された投影画像を出射する投影光学系と、が備えられる投影部である。そして、制御装置350は、制御装置350に入力された画像データに基づいて、表示素子に画像形成を行わせ、投影画像の出射等の制御を行う。なお、制御装置350は、中央演算処理装置(CPU)やRAM/ROM等の電子機器にて形成される制御部が設けられている。
画像形成投影部310の後方のやや上方には、凹面鏡として形成されている投影反射ミラー311が設けられている。投影光380が出射される画像形成投影部310の投射口は、投影反射ミラー311に向けて設置されている。投影反射ミラー311が反射する投影光の光路上であって、画像形成投影部310や制御装置350が収められるケース313の下面には、平面鏡として形成される投影ミラー312が設けられている。
画像形成投影部310から出射された投影光380は、投影反射ミラー311により投影ミラー312に向けて反射される。そして、投影光380は、投影ミラー312によりスクリーン200の後面に向けて反射される。スクリーン200は透過型のスクリーンとして形成されているので、スクリーン200の後面に投影された投影光380の画像は、スクリーン200の前方からスクリーン200を透過させるようにして視認することができる。
また、ケース313の上面には、光検出部を構成する照度センサ120が設けられている。照度センサ120は、ミラー110の反射面105からの反射光である画像光390を検出光として受光するように設置されている。なお、照度センサ120は、室内等の明るさを検出して、投影光の輝度調整等を行うためのセンサとしても利用される。
その他、ケース313内には、電源装置や内部の電子機器を冷却するヒートシンクや冷却ファン等の機器を備えている。
次に、図4(a)及び(b)に基づいて、制御装置350に入力される画像データの画像と、この画像データの画像が投影画像としてスクリーン200に投影される様子について説明する。なお、本図では、スクリーン200の上下と投影画像の上下を一致して説明しているが、画像形成投影部310の表示素子により生成される投影画像は、上下左右が反転した画像として形成されるものである。
制御装置350で形成する画像データの画像400を図4(a)に示す。画像400は、人物画像として形成される第一画像410と、白色画像として形成される第二画像420と、により形成される。すなわち、画像400は、第一画像410と第二画像420と、を有する一つの画像として形成されている。第一画像410と第二画像420以外の領域は、オフ光として黒色で表示される。ここで、第一画像410の画像は、デジタルサイネージにおける広告等に利用され、スクリーン200を介して視認される画像である。第二画像420は、第二画像420の画像光が光検出部により検出光として検出されるものである。なお、図4(a)においては、説明のため第二画像420を矩形で表しているが、実際には数個の画素で構成しておけばよい。
このように形成する画像400の第一画像410の画像データが制御装置350に入力されると、制御装置350の制御部355で第二画像420の画像を加えた画像400のデータを形成し、画像形成投影部310により投影画像光が形成され、図4(b)に示すようにスクリーン200の後面に投影される。画像400のうち、第一画像410の人物画像は、スクリーン200の範囲内に投影される。一方、第二画像420の白色画像は、スクリーン支持部220に設けられたミラー110の反射面105に投影される。前述の通り、ミラー110の反射面105に投影された投影光は、投影装置10の本体部20の内部に設けられた照度センサ120に向けた画像光390(図3参照)として反射される。
次に、図5及び図6により、投影装置10の投影時の動作について説明する。図5は投影装置10の機能ブロック図である。図5に示すように、投影装置10は、画像データである画像400のうち第一画像410がPC(パードナルコンピュータ)250により入力される制御部355と、入力された画像データである第一画像410に対して第二画像420を加えた画像400に基づいて、投影画像を形成して投影する画像形成投影部310と、投影画像が投影されるスクリーン200及びミラー110と、照度センサ120と、により形成される。なお、制御部355は、図3における制御装置350の内部に設けられ、画像形成投影部310を制御する。また、ミラー110と照度センサ120とにより、光検出部が形成されている。
図5において、PC250等により画像データである第一画像410が作成され、制御部355に入力される。制御部355は、第一画像410に第二画像420を加えて形成した画像400の画像データに基づいて画像形成投影部310の表示素子等を制御して、投影画像を形成させる。画像形成投影部310は、形成された投影画像を投影光学系等を介して投影する。投影画像のうち、第一画像410はスクリーン200に投影される。第二画像420はミラー110に投影される。ミラー110から反射された第二画像420の画像光は、照度センサ120に照射される。
照度センサ120は、検出光としての第二画像420の画像光の検出結果を制御部355に送信する。そして、制御部355では、照度センサ120から送信された第二画像420の画像光の検出結果に基づいて、画像形成投影部310を制御する。具体的には、照度センサ120が第二画像420の画像光を検出した場合には、画像形成投影部310からの投影を継続し、スクリーン200に第一画像410を投影し続ける。照度センサ120が第二画像420の画像光を検出しない場合には、画像形成投影部310からの投影画像の投影を停止させる。
このように、制御部355は、照度センサ120とミラー110とで構成される光検出部により、検出光として第二画像420の画像光を検出し、この画像光の検出結果に基づいて、画像形成投影部310を制御する。例えば、スクリーン200が後方に倒れた状態である等により、正常に投影装置10が設置されていない場合には、照度センサ120による第二画像420の画像光の検出がされないこととなる。
以上の投影装置10の動作を、図6のフローチャートにより説明する。投影装置10を起動させると、投影画像投影工程とされるステップS100において、画像形成投影部310から、投影画像のうち第一画像410の画像がスクリーン200に投影され、第二画像420の画像がスクリーン支持部220に設けられたミラー110に投影される。次に、画像光検出工程とされるステップS200において、照度センサ120により、検出光であるミラー110から反射された第二画像420の画像光が検出された場合には、スクリーン200と画像形成投影部310との位置関係が正常であると判断し、ステップS100に戻り、画像形成投影部310からの投影が継続される。
照度センサ120により第二画像420の画像光が検出されなかった場合には、投影OFF工程とされるステップS300として、スクリーン200と画像形成投影部310との位置関係が異常であると判断し、画像形成投影部310の投影が停止される。
次に、図7及び図8(a)及び(b)に基づいて、本発明の第二の実施形態を説明する。なお、第一の実施形態と同じ個所、部材については同じ符号を付して、その説明は省略する。図7は、本実施形態における投影装置50を右後上方から見た外観斜視図である。
本実施形態における投影装置50は、前述の第一の実施形態における光検出部を構成するミラー110及び照度センサ120に換えて、光センサ510により光検出部を構成したものである。光センサ510は、図7に示す通り、スクリーン支持部220の略中央位置に設けられている。そして、図8(a)に示すように、制御装置350で形成する画像データである画像400は、第一の実施形態と同様に、人物画像とされる第一画像410と、白色画像である第二画像420と、により形成されている。なお、図8(a)においては、説明のため第二画像420を矩形で表しているが、実際には数個の画素で構成しておけばよい。
そして、図8(b)に示すように、第一画像410の画像はスクリーン200の後面に投影される。第二画像420の画像は、スクリーン支持部220に設けられた光センサ510に投影される。光センサ510では、検出光として第二画像420の画像光が検出される。よって、第一の実施形態と同様に、制御部355は、第二画像420の画像光が検出された場合には、投影を継続するよう画像形成投影部310を制御し、第二画像420の画像光が検出されない場合には、投影を停止するよう制御する。これにより、スクリーン200と画像形成投影部310の位置関係のずれが検出されることとなる。
次に、図9により、本発明の第三の実施形態を説明する。本実施形態における投影装置60は、二点鎖線で示す箱形状に形成される筐体290の前方にスクリーン280が立設している。筐体290の前方には、筐体290の左右に長手方向を向けてスクリーン支持部282が固定されている。そして、スクリーン280は、下端部をこのスクリーン支持部282に固定されている。また、スクリーン支持部282の略中央部には、光検出部としての光センサ520が設けられている。本実施形態におけるスクリーン280も、透過型のスクリーンとして形成されている。よって、投影画像は、スクリーン280の後面に投影され、前方から視認される。なお、投影光は、筐体290の上面に形成された開口部291から出射される。
また、筐体290の内部には、画像投影装置600が設置される。画像投影装置600は、筐体290には固定せず、筐体290の内部に収めておけばよい。画像投影装置600は、前述の実施形態における画像形成投影部310と、制御装置350が備えられている。そして、画像投影装置600の画像形成投影部からの投影光は、画像投影装置600の上面に設けられた投射口620から出射される。そして、投射口620から出射された投影光は、開口部291を介して外部に出射される。また、スクリーン支持部282に設けられた光センサ520と画像投影装置600の制御装置とは、有線又は無線接続される。よって、光センサ520の検出信号は、画像投影装置600の制御装置における制御部に送信される。
本実施形態においても、画像データとして、図4(a)と同様の画像400が画像投影装置600の制御装置に入力される。そして、画像投影装置600の画像形成投影部により、投影画像が形成され、投射口620から開口部291を介して画像400についての投影光が出射される。ここで、画像400のうち、図9に示すように、第一画像410の画像はスクリーン280の後面に投影される。そして、第二画像420の画像は、スクリーン支持部282に設けられた光センサ520に投影される。
画像投影装置600により画像400についての投影画像を投影し、第二画像420の画像光を検出光として光センサ520が検出した場合には、画像形成投影部を含む画像投影装置600とスクリーン280との位置関係が正常であるとして、投影が継続される。第二画像420の画像光を検出光として光センサ520が検出しない場合には、画像投影装置600とスクリーン280との位置関係が異常であるとして、投影が停止される。このように、画像投影装置600をスクリーン280を有する筐体内に置くだけの簡便な構成により形成される投影装置60においても、スクリーン280と画像形成投影部を含む画像投影装置600との位置関係の異常を検出することができる。
なお、本実施形態においても、光検出部の構成を、スクリーン支持部282に設けた光センサ520に換えて、第一の実施形態と同様に、スクリーン支持部282にミラーを設け、画像投影装置600に設けられている照度センサを利用して構成することもできる。この場合においても、第二画像420の画像光がミラーの反射面に反射されて、照度センサにより検出光として画像光が検出される。また、第二画像420が投影される光検出部のミラーや光センサの取り付け位置は、スクリーン支持部282に限られず、筐体290の一部に取り付けてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、適宜変更を加えて本発明を実施することができる。例えば、第一の実施形態においては、光検出部をミラー110と照度センサ120と、により構成したが、照度センサ120に換えて、照度センサ以外の光センサとミラー110との組み合わせで光検出部を構成することもできる。
また、本発明の実施形態においては、スクリーンと画像形成投影部との位置ずれを検出した場合には、画像形成投影部の投影を停止するように構成したが、タッチパネル13等の表示によりエラー通知を行うように構成しても良い。また、本実施形態においては、スクリーン200を透過型のスクリーン200として説明したが、透過型ではないスクリーンを用いた構成とすることもできる。
また、光検出部の検出光となる画像光である第二画像420の投影は、本発明の実施形態においては、連続的に継続して投影されるように構成したが、一定周期で点滅するように投影させても良い。この場合、光検出部は、第二画像420の点滅に同期して、検出光として第二画像420の画像光を検出するように構成することができる。また、第二画像420は、本発明の実施形態においては白色画像としたが、白色に限られず、他の色の投影画像とすることができる。
また、本発明の実施形態においては、PC250で第一画像410を作成して制御装置350に入力し、制御装置350で第二画像420を加えて画像400を形成したが、これに限られず、当初からPC250で画像400作成してもよい。また、別のパーソナルコンピューター等で画像400又は第一画像410を形成して、メモリーカード等により制御装置350に画像データを入力するようにしてもよい。
以上の本発明の実施形態に係る投影装置10,50,60は、透過型のスクリーン200,280に投影画像を投影する画像形成投影部310及びこれを含む画像投影装置600を形成した。そして、投影される画像は、スクリーン200に投影される第一画像410と、検出光を検出する光検出部に投影される第二画像420と、により形成した。
これにより、スクリーン200と画像形成投影部310及びこれを含む画像投影装置600との位置関係のずれを検出できるようになるので、投影画像が正確にスクリーンに投影されるように、投影装置の設置を正しく行うことができる。特に、デジタルサイネージの用途においては、正確に広告等の画像を投影できるので、広告等の効果を十分に発揮することができる。
また、投影装置10,50,60は、光検出部の検出結果により、スクリーン200,280と画像形成投影部310及びこれを含む画像投影装置600の位置関係のずれを判断し、正常であれば投影を継続し、異常があれば投影を停止するよう構成した。これにより、投影装置をスクリーンに対して正しく設置することができ、正確な投影をすることができる。
また、投影装置10,50,60は、光検出部の検出結果により、スクリーン200,280と画像形成投影部310の位置関係のずれを判断し、異常があると判断した場合にはエラー通知を表示させるよう構成した。これにより、操作者はスクリーンを視認して正常な投影がされているか否かを判断することに加えて、表示パネル等の表示でも異常を確認することができる。
また、第二画像420は、一定周期で点滅して投影され、この点滅と同期して、光検出部は検出光として第二画像420の画像光を検出するよう構成した。これにより、光検出部は常時検出光の検出を行う必要がなくなるので、制御装置に掛かる負担が軽減され、投影装置の動作速度を向上させることができる。
また、光検出部は、第二画像420が投影されるミラー110と、ミラー110の反射光を検出する照度センサ120と、により構成した。これにより、投影装置10が設置された周囲の状況に応じて投影方法が種々選択することができるように照度センサが設けられている場合に、この照度センサと光検出部のセンサとを共用することができる。
また、光検出部は、第二画像420が投影される光センサ510,520で構成することができる。これにより、第二画像420の画像に合わせて、照度センサや他の可視光センサを選択することができる。
また、第二画像420は、スクリーン200を支持するスクリーン支持部220に設けられた光検出部に投影するよう構成される。これにより、ミラー110や光センサ510等の第二画像420が投影される対象を、スクリーン支持部220に設けることができる。この場合、スクリーン200にミラーやセンサ等が写りこむことが無く、視認される第一画像410の投影に邪魔になることがない。
また、スクリーン280と、画像形成投影部310と、制御装置350(制御部355)と、光検出部と、を一体として筐体290に収めるよう構成した。これにより、スクリーン200や画像形成投影部310を個別に設置する場合に比べて、設置の手間が掛からず、容易に投影装置10を利用することができる。
また、第二画像420は、筐体290に設けられた光検出部に投影されるよう構成される。これにより、筐体の一部、例えば筐体290の上面にミラー110や光センサ510を設けることができるので、スクリーンの形状によりスクリーン支持部への光検出部の取り付けに制限がある場合でも、取り付け位置の選択肢を増やすことができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]スクリーンと、検出光を検出する光検出部と、前記スクリーンに投影される第一画像と、前記光検出部に投影される第二画像と、を含む画像データを投影する投影部と、前記投影部を制御する制御部と、を有し、前記光検出部は、前記第二画像を検出光として検出することを特徴とする投影装置。
[2]前記スクリーンは、画像を透過により視認させる透過型スクリーンであり、前記制御部は、前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部における投影の継続又は停止を制御することを特徴とする前記[1]に記載の投影装置。
[3]前記制御部は、前記光検出部の検出結果に基づいて、エラー通知を表示させることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の投影装置。
[4]前記第二画像は、一定周期で点滅する画像光が投影され、前記光検出部は、前記第二画像の画像光の点滅に同期して前記第二画像の画像光を検出することを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の投影装置。
[5]前記光検出部は、前記第二画像の画像光が投影されるミラーと、該ミラーの反射光を検出する照度センサと、により形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の投影装置。
[6]前記光検出部は、前記第二画像の画像光が投影される光センサにより形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の投影装置。
[7]前記第二画像の画像光は、スクリーン支持部に設けられた前記光検出部に投影されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の投影装置。
[8]前記スクリーンと、前記投影部と、前記制御部と、前記光検出部と、が一体として筐体に設けられていることを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の投影装置。
[9]前記第二画像の画像光は、前記筐体に設けられた前記光検出部に投影されることを特徴とする前記[8]に記載の投影装置。
[10]画像が投影可能に形成される投影部により、透過型のスクリーンに向けて第一画像及び第二画像を含む投影画像を投影し、前記第二画像の画像光を検出光として光検出部により検出し、前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部の投影を継続又は停止することを特徴とする投影方法。
[1]スクリーンと、検出光を検出する光検出部と、前記スクリーンに投影される第一画像と、前記光検出部に投影される第二画像と、を含む画像データを投影する投影部と、前記投影部を制御する制御部と、を有し、前記光検出部は、前記第二画像を検出光として検出することを特徴とする投影装置。
[2]前記スクリーンは、画像を透過により視認させる透過型スクリーンであり、前記制御部は、前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部における投影の継続又は停止を制御することを特徴とする前記[1]に記載の投影装置。
[3]前記制御部は、前記光検出部の検出結果に基づいて、エラー通知を表示させることを特徴とする前記[1]又は前記[2]に記載の投影装置。
[4]前記第二画像は、一定周期で点滅する画像光が投影され、前記光検出部は、前記第二画像の画像光の点滅に同期して前記第二画像の画像光を検出することを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れか記載の投影装置。
[5]前記光検出部は、前記第二画像の画像光が投影されるミラーと、該ミラーの反射光を検出する照度センサと、により形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の投影装置。
[6]前記光検出部は、前記第二画像の画像光が投影される光センサにより形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れか記載の投影装置。
[7]前記第二画像の画像光は、スクリーン支持部に設けられた前記光検出部に投影されることを特徴とする前記[1]乃至前記[6]の何れか記載の投影装置。
[8]前記スクリーンと、前記投影部と、前記制御部と、前記光検出部と、が一体として筐体に設けられていることを特徴とする前記[1]乃至前記[7]の何れか記載の投影装置。
[9]前記第二画像の画像光は、前記筐体に設けられた前記光検出部に投影されることを特徴とする前記[8]に記載の投影装置。
[10]画像が投影可能に形成される投影部により、透過型のスクリーンに向けて第一画像及び第二画像を含む投影画像を投影し、前記第二画像の画像光を検出光として光検出部により検出し、前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部の投影を継続又は停止することを特徴とする投影方法。
10 投影装置
12 傾斜部 13 タッチパネル
14 凹部 15 操作ボタン部
18 吸排気孔 20 本体部
23 ガラス板 25 ブラケット部材
27 ヒンジ
50 投影装置
105 反射面 110 ミラー
120 照度センサ
200 スクリーン
220 スクリーン支持部 280 スクリーン
282 スクリーン支持部 290 筐体
310 画像形成投影部(投影部)
311 投影反射ミラー 312 投影ミラー
313 ケース 350 制御装置
355 制御部 380 投影光
390 画像光
400 投影画像
410 第一画像 420 第二画像
510 光センサ 520 光センサ
600 画像投影装置
12 傾斜部 13 タッチパネル
14 凹部 15 操作ボタン部
18 吸排気孔 20 本体部
23 ガラス板 25 ブラケット部材
27 ヒンジ
50 投影装置
105 反射面 110 ミラー
120 照度センサ
200 スクリーン
220 スクリーン支持部 280 スクリーン
282 スクリーン支持部 290 筐体
310 画像形成投影部(投影部)
311 投影反射ミラー 312 投影ミラー
313 ケース 350 制御装置
355 制御部 380 投影光
390 画像光
400 投影画像
410 第一画像 420 第二画像
510 光センサ 520 光センサ
600 画像投影装置
Claims (10)
- スクリーンと、
検出光を検出する光検出部と、
前記スクリーンに投影される第一画像と、前記光検出部に投影される第二画像と、を含む画像データを投影する投影部と、
前記投影部を制御する制御部と、
を有し、
前記光検出部は、前記第二画像を検出光として検出することを特徴とする投影装置。 - 前記スクリーンは、画像を透過により視認させる透過型スクリーンであり、
前記制御部は、前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部における投影の継続又は停止を制御することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。 - 前記制御部は、前記光検出部の検出結果に基づいて、エラー通知を表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影装置。
- 前記第二画像は、一定周期で点滅する画像光が投影され、前記光検出部は、前記第二画像の画像光の点滅に同期して前記第二画像の画像光を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の投影装置。
- 前記光検出部は、前記第二画像の画像光が投影されるミラーと、該ミラーの反射光を検出する照度センサと、により形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載の投影装置。
- 前記光検出部は、前記第二画像の画像光が投影される光センサにより形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載の投影装置。
- 前記第二画像の画像光は、スクリーン支持部に設けられた前記光検出部に投影されることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載の投影装置。
- 前記スクリーンと、前記投影部と、前記制御部と、前記光検出部と、が一体として筐体に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか記載の投影装置。
- 前記第二画像の画像光は、前記筐体に設けられた前記光検出部に投影されることを特徴とする請求項8に記載の投影装置。
- 画像が投影可能に形成される投影部により、透過型のスクリーンに向けて第一画像及び第二画像を含む投影画像を投影し、
前記第二画像の画像光を検出光として光検出部により検出し、
前記光検出部の検出結果に基づいて、前記投影部の投影を継続又は停止することを特徴とする投影方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014041116A JP2015166788A (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 投影装置及び投影方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014041116A JP2015166788A (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 投影装置及び投影方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015166788A true JP2015166788A (ja) | 2015-09-24 |
Family
ID=54257691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014041116A Pending JP2015166788A (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 投影装置及び投影方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015166788A (ja) |
-
2014
- 2014-03-04 JP JP2014041116A patent/JP2015166788A/ja active Pending
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