JP2015163831A - 受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器 - Google Patents

受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015163831A
JP2015163831A JP2014188965A JP2014188965A JP2015163831A JP 2015163831 A JP2015163831 A JP 2015163831A JP 2014188965 A JP2014188965 A JP 2014188965A JP 2014188965 A JP2014188965 A JP 2014188965A JP 2015163831 A JP2015163831 A JP 2015163831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
heat
refrigerant outlet
horizontal direction
heat receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014188965A
Other languages
English (en)
Inventor
彩加 鈴木
Ayaka Suzuki
彩加 鈴木
郁 佐藤
Iku Sato
郁 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014188965A priority Critical patent/JP2015163831A/ja
Publication of JP2015163831A publication Critical patent/JP2015163831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器に関するもので、冷却効率を高めることすることを目的とする。
【解決手段】そして、この目的を達成するために、上面板22によって形成する突出部23は、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24と冷媒出口25間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有し、この中部から前記冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成としたので、液状冷媒は逆止弁16を介して冷媒入口24側から、受熱板21の気化部20へとスムーズに供給され、またこの気化部20で気化した気体状冷媒は気化部20から冷媒出口25へとスムーズに流出することになり、その結果として、気化部20を流れる冷媒のスピードが速くなり、冷却効率を高めることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、サーバなどの電子機器を冷却するための冷却装置と、この冷却装置を構成する受熱器に関するものである。
例えば、サーバは、その処理能力の向上(高速処理化)につれて、極めて大きな発熱を伴うようになっており、その半導体素子を冷却するために冷却装置を用いている。
この冷却装置は、半導体素子に、受熱器を当接させ、この受熱器にはポンプにより水を供給し、その後、高温化した水を放熱器で放熱させ、続いてこの放熱器で冷却された水を、前記受熱器に循環させる構成となっていた。
しかしながら、前記サーバでは、極めて沢山の半導体素子を用いているので、各半導体素子を冷却するためには、多くのポンプが必要となり、その電力消費が問題となっている。
そこで考えられたのが、ポンプを用いずに水などの冷媒を循環させる冷却装置である。
具体的には、受熱器における気化部の冷媒出口に、第1の管路を介して放熱器を接続し、この放熱器に第2の管路を介して逆止弁を接続し、この逆止弁に前記受熱器における気化部の冷媒入口を順に接続して循環経路を構成するとともに、この循環経路内に冷媒を封入したものである(これに類似するものとしては、例えば下記特許文献1が存在する)。
特開2003−336949号公報
上記従来例によれば、逆止弁を介して液状の冷媒が受熱器における気化部に供給されれば、この冷媒は受熱器の気化部で気化熱を奪って気化し、その後、第1の管路を介して放熱器に供給され、ここで冷却されて再び液化し、次に第2の管路を介して逆止弁の上流側へと供給されることになる。
つまり、受熱器の気化部で気化熱を奪うことで、半導体素子の冷却を行うことが出来るのである。
また、冷媒が受熱器の気化部で気化熱を奪って気化すると、極めて大きな体積膨張を起こすが、この時には逆止弁が閉じるので、冷媒は第1の管路を介して放熱器側へと流れることになる。
つまり、冷媒を放熱器に流すためのポンプが不要となり、大幅な省電力化が図れることになる。
しかしながら、現在提案されている受熱器は、例えば図10に示すように、受熱器1の冷媒入口2側、および冷媒出口3側において、冷媒の流れに対する抵抗が大きく、それによって冷却効率が低下する状況が発生している。
つまり、受熱器1の冷媒入口2側では、急激に面積が広がっているので、冷媒の流れの外周部分に渦4が発生し、これが受熱器1内への冷媒流入スピードを遅くしてしまう。
また、受熱器1の冷媒出口3側では、急激に面積が狭くなっているので、冷媒の流出スピードを遅くしてしまう。
そして、これらの結果により、受熱器1内における冷媒の流れるスピードが遅くなり、この結果として、冷却効率が低下してしまうのである。
そこで、本発明は、冷却効率を高めることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明の受熱器は、下面側に受熱部、上面側で、前記受熱部に対応する部分に、気化部を有する受熱板と、この受熱板の上面側に配置された上面板とを備え、前記上面板は、前記気化部に対応する部分に、前記受熱板の上方に突出する突出部を有し、この突出部には、前記上面板を、受熱板の上方に突出させて形成した冷媒入口と冷媒出口を設け、前記冷媒入口には、逆止弁を介して液状冷媒が供給され、前記突出部の冷媒出口からは気体状冷媒が流出する構成にするとともに、前記突出部は、その冷媒入口側から、この冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有する、および/またはこの中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成とし、前記突出部、冷媒入口、冷媒出口の外周において受熱板と、上面板を溶着し、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明の受熱器は、下面側に受熱部、上面側で、前記受熱部に対応する部分に、気化部を有する受熱板と、この受熱板の上面側に配置された上面板とを備え、前記上面板は、前記気化部に対応する部分に、前記受熱板の上方に突出する突出部を有し、この突出部には、前記上面板を、受熱板の上方に突出させて形成した冷媒入口と冷媒出口を設け、前記冷媒入口には、逆止弁を介して液状冷媒が供給され、前記突出部の冷媒出口からは気体状冷媒が流出する構成にするとともに、前記突出部は、その冷媒入口側から、この冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有する、および/またはこの中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成とし、前記突出部、冷媒入口、冷媒出口の外周において受熱板と、上面板を溶着したので、冷却効率を高めることができる。
すなわち、本発明においては、前記上面板によって形成する突出部は、その冷媒入口側から、この冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有し、この中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成としたので、液状冷媒は逆止弁を介して冷媒入口側から、受熱板の気化部へとスムーズに供給され、またこの気化部で気化した気体状冷媒は気化部から冷媒出口へとスムーズに流出することになり、その結果として、気化部を流れる冷媒のスピードが速くなり、冷却効率を高めることができるのである。
本発明の実施の形態1の電子機器の斜視図 (a)は同電子機器の冷却部分を示す正面図(b)は同電子機器の冷却部分を示す側面図 (a)は同電子機器の冷却部分を示す平面図(b)は同電子機器の冷却部分を示す側面図 (a)は同電子機器の受熱器部分を示す平面図(b)は同受熱器部分を示すB‐B断面図 (a)は同電子機器の他の受熱器部分を示す平面図(b)は同他の受熱器部分を示すB‐B断面図 (a)は本発明の実施の形態2の電子機器の冷却部分を示す平面図(b)は同冷却部分を示すA‐A断面図 (a)は本発明の実施の形態3の電子機器の受熱器部分を示す平面図(b)は同受熱器部分を示すB‐B断面図 (a)は本発明の実施の形態3の電子機器の他の受熱器部分を示す平面図(b)は同他の受熱器部分を示すA‐A断面図 (a)は本発明の実施の形態4の電子機器の冷却部分を示す平面図(b)は同冷却部分を示すA‐A断面図 従来例の平面断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1において、5は、電子機器の一例として用いたサーバで、このサーバ5は、図2に示すようにラック6に、複数のボード7が所定間隔で、上下方向に配置された状態となっている。
そして、各ボード7上には、それぞれ、図3に示す冷却装置8が配置されている。
つまり、各ボード7には、図3に示すごとく、複数の半導体素子9(発熱体の一例)が実装されており、これを冷却装置8で冷却する構成となっているのである。
具体的には、各冷却装置8は図3に示すごとく、各半導体素子9上に当接させた受熱器10、11、12と、受熱器12に、管路13を介して接続した放熱器14と、この放熱器14に管路15を介して接続した逆止弁16とを備えている。
そして、逆止弁16を受熱器10に接続することで、受熱器10、11、12、管路13、放熱器14、管路15、逆止弁16、受熱器10となる循環経路を形成し、この循環経路内を減圧状態とし、冷媒の一例として水を封入した構成となっている。
また、複数の冷却装置8の放熱器14は、図2に示すように熱交換器28に対して、熱交換可能な状態で設置され、この熱交換器28にポンプ17を介して冷却水を循環させることで、各放熱器14を冷却している。
つまり、従来では、複数の冷却装置8それぞれにポンプ17が必要であったが、本実施形態では、複数の冷却装置8であっても、ポンプ17はわずかに一つ必要なだけとなり、しかも、図2から理解されるように、このポンプ17による冷却水の循環管路18は、大径となるので、抵抗が小さく、ポンプ17自体の電力消費も抑制できる。つまり、循環管路18は、複数のラック6が所定間隔で配置されたボード7外に設けられるので、冷却水の通路抵抗を小さくすべく、大径とすることができるのである。
さて、本実施形態で使用する受熱器10、11、12は、図4に示すように、下面側に半導体素子9上に当接する受熱部19、上面側で、受熱部19に対応する部分に、気化部20を有する受熱板21と、この受熱板21の上面側に配置された上面板22とを備えている。
また、上面板22は、気化部20に対応する部分に、受熱板21の上方に突出する突出部23を有し、この突出部23には、上面板22を、受熱板21の上方に突出させて形成した冷媒入口24と冷媒出口25を設けている。
このため、受熱器10の冷媒入口24には、逆止弁16を介して液状冷媒が供給され、突出部23の冷媒出口25からは液状冷媒と気体状冷媒が流出する構成になっている。
また、受熱器11の冷媒入口24には、受熱器10の冷媒出口25からは液状冷媒と気体状冷媒が供給され、さらに受熱器12の冷媒入口24には、受熱器11の冷媒出口25からは液状冷媒と気体状冷媒が供給され、受熱器12冷媒出口25から管路13へは気体状冷媒が供給されるようになっている。
また、各受熱器10、11、12の上面板22は、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24と冷媒出口25間の中部までの間は、図4(a)から理解されるように、水平方向に徐々に広がる空間を有し、この中部から冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成となっている。
また、そのような構成とするために、受熱板21は、冷媒入口24と冷媒出口25間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり、この中部から冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状としている。
そして、このような構成で、受熱板21と上面板22はともに、金属、例えば銅板によって形成されているので、これら受熱板21と上面板22は、突出部23、冷媒入口24、冷媒出口25の外周において、例えば溶接で溶着している。
なお、各受熱器10、11、12を構成する受熱板21の上面における気化部20には、冷媒を水平方向に広げる溝26を設けている。
以上の構成において、逆止弁16を介して液状冷媒が受熱器10の冷媒入口24から供給されると、半導体素子9からの熱を受けて直ちに気化が始まる。
この時、受熱器10の上面板22で冷媒入口24側には下方に押し下げた隙間形成部27が設けられているので、この隙間形成部27よりも冷媒入口24側で発生した膨張圧力で、液状冷媒と気体状冷媒が勢いよく気化部20側(図4の左側)へと流れ込み、ここで、液状冷媒の気化がすすみ、次に、受熱器11の冷媒入口24へと流れ込み、ここでも同様に、隙間形成部27よりも冷媒入口24側で発生した膨張圧力で、液状冷媒と気体状冷媒が勢いよく気化部20へと流れ込み、ここで、液状冷媒の気化が更にすすむ。そして更に、次の受熱器12の冷媒入口24へ残留液状冷媒が流れ込み、この受熱器12の気化部20で、大部分の冷媒は気化し、管路13を介して放熱器14で、冷却されて液化し、管路15を介して逆止弁16の上流側へと戻る。
また、図5では、隙間形成部27は、気化部20に設けた溝26内まで突出させ、気化部20の十分な気化面積を確保しつつ液状冷媒の通路が例えば約1ミリメートルの間隔に構成されている。この構成は、前記図4の構成よりも更に高い冷却性能を必要とする場合の例である。この場合、図5の冷媒入口24側で発生した膨張圧力で、狭くした隙間形成部27を抜けた液状冷媒と気体状冷媒の速度が図4の場合よりも更に高くなり気化部20側(図5の左側)へと高速で流れ込み、液状冷媒の気化が促進され易くなる。そのため、結果として、受熱器単体の冷却性能を高めることが可能となる。
以上の状況において、本実施形態では、各受熱器10、11、12の上面板22(およびこの上面板22の突出部23で形成される空間)は、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24と前記冷媒出口25間の中部までの間は、図4(a)から理解されるように、水平方向に徐々に広がり(突出部23で形成される空間も水平方向に広がる)、この中部から前記冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる(突出部23で形成される空間も水平方向に徐々に狭まる)構成となっている。
また、そのような構成とするために、受熱板21は、冷媒入口24と前記冷媒出口25間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり、この中部から前記冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状としている。
このため、液状冷媒は逆止弁16を介して冷媒入口24側から、受熱板21の気化部20へとスムーズに供給され、またこの気化部20で気化した気体状冷媒と液状冷媒は気化部20から冷媒出口25へとスムーズに流出し、同様に、受熱器11、12と進むことになり、その結果として、気化部20を流れる冷媒のスピードが速くなり、冷却効率を高めることができるのである。
(実施の形態2)
以上の実施形態では、受熱器10、11、12を個別に分離した構成としたが、図6に示すものでは、受熱器10、11、12等を一体化した。
つまり、下面側に、所定間隔をおいて、第1、第2の受熱部として複数の受熱部19、上面側で、複数の受熱部19に対応する部分に、それぞれ第1、第2の気化部として気化部20を有する受熱板21と、この受熱板21の上面側に配置された一枚の上面板22とを備えた構成としたものである。
上面板22は、各気化部20に対応する部分に、それぞれ受熱板21の上方に突出する突出部23を有している。
また、各受熱器10、11、12部分に対応する上面板22(およびこの上面板22の突出部23で形成される空間)は、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24と冷媒出口25間の中部までの間において、図6(a)から理解されるように、水平方向に徐々に広がり(突出部23で形成される空間も徐々に水平方向に広がる)、この中部から冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる(突出部23で形成される空間も水平方向に徐々に狭まる)構成となっている。
また、そのような構成とするために、受熱板21は、冷媒入口24と冷媒出口25間の中部までの間において、水平方向に徐々に広がる形状となり、この中部から冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状としている。 さらに、各突出部23には、それぞれ上面板22を、受熱板21の上方に突出させて形成した冷媒入口24と冷媒出口25を設け、最上流側の突出部23の冷媒入口24には、逆止弁16を介して液状冷媒が供給されるようにしている。
そして、以上の構成において、各受熱器10、11、12部分に対応する受熱板21と上面板22の外周部分を溶接により一体化させ、各受熱器10、11、12ごとに気化部20を形成する。
つまり、一番目(最上流)の突出部23の冷媒出口25と次の突出部23の冷媒入口24は略同じ高さで連通され、同様に、二番目の突出部23の冷媒出口25と三番目の突出部23の冷媒入口24は略同じ高さで連通され、同様に、三番目の突出部23の冷媒出口25と四番目の突出部23の冷媒入口24は略同じ高さで連通され、四番目の突出部23の冷媒出口25は管路13に連結されている。
このように、複数の受熱器10、11、12等を一体化すると、受熱板21と上面板22がそれぞれ一枚で良くなるので、生産性が高まる。
また、図6からも理解されるように、受熱板21と上面板22はそれぞれ、径の大きな部分と小さな部分が交互に存在するので、それぞれを形成するに際しては、打ち抜きにより、隣のエリアに次の物が存在する状態となり、生産性の高いものとなる。
なお、この図6においても、冷媒の流れる状態は実施の形態1と同じようになり、半導体素子9の冷却効果の極めて高いものとすることが出来る。
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3を示し、この実施の形態では、実施の形態1において、最終段の受熱器12を変更したものである。
つまり、この受熱器12は、図7に示すように、下面側に半導体素子9上に当接する受熱部19、上面側で、受熱部19に対応する部分に、気化部20を有する受熱板21と、この受熱板21の上面側に配置された上面板22とを備えている。
また、上面板22は、気化部20に対応する部分に、受熱板21の上方に突出する突出部23を有し、この突出部23には、上面板22を、受熱板21の上方に突出させて形成した冷媒入口24を設けている。
ただし、実施の形態1で設けられていた冷媒出口25は蓋29で覆い、その近傍の上面板22部分に、貫通孔30を設け、ここに管路13を直接溶接した状態としている。また、貫通孔30を設けるためには、上面板22の貫通孔30部分は平面状態としている。
つまり、図3のごとく、放熱器14への冷媒帰還部分は、受熱器12よりも上方に配置されるので、最終段の受熱器12は上面板22部分に貫通孔30を設け、ここに、上方に立ち上がる管路13を直接溶接する構成とすると、生産性が高まり、また、小型化にも繋がる。
すなわち、実施の形態1では、最終段の受熱器12の冷媒出口25に接続した管路13は、緩やかなカーブを描きながら上方へと曲げなくてはならず、このようにすると、管路13が長くなり、形状として大きくなるが、この実施の形態3のように最終段の受熱器12は、その上面板22部分に貫通孔30を設け、ここに、上方に立ち上がる管路13を直接溶接する構成とすると、管路13は、緩やかなカーブを描きながら上方へと曲げなくてもよいので、結果として管路13が短くなり、小型化に繋がるのである。
そして、この受熱器12を最終段に用いたものでも、先ずは、受熱器10の冷媒入口24に、逆止弁16を介して液状冷媒が供給され、突出部23の冷媒出口25からは液状冷媒と気体状冷媒が、次の受熱器11の冷媒入口24へと流出する構成になっている。
この、受熱器11の冷媒入口24に、受熱器10の冷媒出口25からは液状冷媒と気体状冷媒が供給されると、その気化部20で、冷媒は気化し、受熱器12の冷媒入口24に、受熱器11の冷媒出口25から液状冷媒と気体状冷媒が供給される。
すると、受熱器12の気化部20で、大部分の冷媒が気化し、貫通孔30、管路13を介して放熱器14で、冷却されて液化し、管路15を介して逆止弁16の上流側へと戻る。
なお、受熱器12の受熱板21は、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24と貫通孔30間の中部までの間は、図7(a)から理解されるように、水平方向に徐々に広がり(突出部23で形成される空間も徐々に水平方向に広がる)、この中部から冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まり(突出部23で形成される空間も水平方向に徐々に狭まる)構成となっている。
また、上面板22は、冷媒入口24と貫通孔30間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり(突出部23で形成される空間も徐々に水平方向に広がる)、この中部から貫通孔30までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状(突出部23で形成される空間も水平方向に徐々に狭まる形状)としている。
そして、このような構成で、受熱板21と上面板22はともに、金属、例えば銅板によって形成されているので、これら受熱板21と上面板22は、突出部23、冷媒入口24、冷媒出口25の外周において、例えば溶接で溶着している。
なお、受熱器12の受熱板21は、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24と貫通孔30間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がり(突出部23で形成される空間も水平方向に広がる)、この中部から冷媒出口25までの間は、水平方向に徐々に狭まり(突出部23で形成される空間も水平方向に徐々に狭まる)構成としたが、これのみでなく、図8(a)に示したように、冷媒入口24と貫通孔30間の中部から、冷媒出口25までの間は、狭まらない構成でもよい。
また、上面板22は、冷媒入口24と貫通孔30間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり(突出部23で形成される空間も水平方向に広がる)、この中部から貫通孔30までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状(突出部23で形成される空間も水平方向に徐々に狭まる形状)としたが、これのみでなく、図8(a)のに示したように、冷媒入口24と貫通孔30間の中部から、貫通孔30までの間は、狭まらない構成でもよい。
ただ、この場合には図8(b)に示すように、上面板22の貫通孔30の周囲部分は平面状態ではなく、垂直方向で貫通孔30部分に向けて徐々に狭まる構成が好ましい。
また、上記では、上方に立ち上がる管路13を冷媒出口25側に設けたため、冷媒入口24と貫通孔30間の中部から、冷媒出口25までの間は、狭まらない構成でもよいとしたが、冷媒入口24側で管路15を上方に立ち上げた場合には、冷媒入口24と冷媒出口25間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状としなくてもよく、垂直方向で管路15部分に向けて徐々に狭まる構成が好ましい。
また、この図7に示した受熱器12だけで図3に示した冷却装置8を構成しても良い。
つまり、受熱器12の冷媒入口24に、管路15、逆止弁16を接続し、また、この受熱器12の貫通孔30に管路13を介して放熱器14を接続した構成とするのである。
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4を示し、この実施の形態では、実施の形態2において、最終段の気化部20部分を変更したものである。
つまり、最終段の気化部20部分に貫通孔30を設け、ここに管路13を直接溶接した状態としている。また、貫通孔30を設けるためには、上面板22の貫通孔30部分は平面状態としている。
つまり、図3のごとく、放熱器14への冷媒帰還部分は、受熱器12よりも上方に配置されるので、最終段の気化部20部分には貫通孔30を設け、ここに、上方に立ち上がる管路13を直接溶接する構成とすると、生産性高まり、また、小型化にも繋がる。
すなわち、実施の形態2では、最終段の気化部20部分の冷媒出口25に接続した管路13は、緩やかなカーブを描きながら上方へと曲げなくてはならず、このようにすると、管路13が長くなり、形状として大きくなるが、この実施の形態4のように最終段の気化部20部分には貫通孔30を設け、ここに、上方に立ち上がる管路13を直接溶接する構成とすると、管路13は、緩やかなカーブを描きながら上方へと曲げなくてもよいので、結果として管路13が短くなり、小型化に繋がるのである。
そして、この実施の形態4でも、先ずは、初段の気化部20部分の設けた冷媒入口24に、逆止弁16を介して液状冷媒が供給され、前記突出部23の冷媒出口25からは液状冷媒と気体状冷媒が、次段の気化部20部分の冷媒入口24へと流出する構成になっている。
その後、最終段の気化部20部分で大部分の冷媒が気化し、貫通孔30、管路13を介して放熱器14で、冷却されて液化し、管路15を介して逆止弁16の上流側へと戻る。
なお、受熱器12の受熱板21は、各段の気化部20とも、その冷媒入口24側から、この冷媒入口24側(最終段は前記貫通孔30側)までの間は、図9(a)から理解されるように、水平方向に徐々に広がり(突出部23で形成される空間も水平方向に広がり)、この中部から冷媒出口25側(最終段は前記貫通孔30側)までは、徐々に狭まる(突出部23で形成される空間も水平方向に狭まる)構成となっている。
また、上面板22も、各段の気化部20とも、冷媒入口24と冷媒出口25側(最終段は前記貫通孔30側)までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり、この中部から前記冷媒入口24側(最終段は前記貫通孔30側)までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状としている。
そして、このような構成で、受熱板21と上面板22はともに、金属、例えば銅板によって形成されているので、これら受熱板21と上面板22は、前記突出部23、冷媒入口24、冷媒出口25の外周において、例えば溶接で溶着している。
なお、最終段の気化部20だけは、冷媒入口24と冷媒出口25側(最終段は前記貫通孔30側)の中間から冷媒出口25側は貫通孔30を設けるために平面状としている。
また、最終段の受熱器12において、受熱板21と上面板22は、図8(a)の点線で示したように、前記冷媒入口24と前記貫通孔30間の中部から、前記貫通孔30までの間は、狭まらない構成でもよい。
ただし、実施の形態3と同様に、上面板22の貫通孔30部分は平面状態ではなく、垂直方向で貫通孔30部分に向けて徐々に狭まる構成が好ましい。
以上のように本発明の受熱器は、下面側に受熱部、上面側で、前記受熱部に対応する部分に、気化部を有する受熱板と、この受熱板の上面側に配置された上面板とを備え、前記上面板は、前記気化部に対応する部分に、前記受熱板の上方に突出する突出部を有し、この突出部には、前記上面板を、受熱板の上方に突出させて形成した冷媒入口と冷媒出口を設け、前記冷媒入口には、逆止弁を介して液状冷媒が供給され、前記突出部の冷媒出口からは気体状冷媒が流出する構成にするとともに、前記突出部は、その冷媒入口側から、この冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有し、この中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成とし、前記突出部、冷媒入口、冷媒出口の外周において受熱板と、上面板を溶着したので、冷却効率を高めることができる。
すなわち、本発明においては、前記上面板によって形成する突出部は、その冷媒入口側から、この冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有し、この中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成としたので、液状冷媒は逆止弁を介して冷媒入口側から、受熱板の気化部へとスムーズに供給され、またこの気化部で気化した気体状冷媒は気化部から冷媒出口へとスムーズに流出することになり、その結果として、気化部を流れる冷媒のスピードが速くなり、冷却効率を高めることができるのである。
したがって、各種電子機器の冷却に活用することができる。
1 受熱器
2 冷媒入口
3 冷媒出口
4 渦
5 サーバ
6 ラック
7 ボード
8 冷却装置
9 半導体素子
10 受熱器
11 受熱器
12 受熱器
13 管路
14 放熱器
15 管路
16 逆止弁
17 ポンプ
18 循環管路
19 受熱部
20 気化部
21 受熱板
22 上面板
23 突出部
24 冷媒入口
25 冷媒出口
26 溝
27 隙間形成部
28 熱交換器
29 蓋
30 貫通孔

Claims (17)

  1. 下面側に受熱部、上面側で、前記受熱部に対応する部分に、気化部を有する受熱板と、この受熱板の上面側に配置された上面板とを備え、前記上面板は、前記気化部に対応する部分に、前記受熱板の上方に突出する突出部を有し、この突出部には、前記上面板を、受熱板の上方に突出させて形成した冷媒入口と冷媒出口を設け、前記冷媒入口には、逆止弁を介して液状冷媒が供給され、前記突出部の冷媒出口からは気体状冷媒が流出する構成にするとともに、前記突出部は、その冷媒入口側から、この冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有する、および/またはこの中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成とし、前記突出部、冷媒入口、冷媒出口の外周において受熱板と、上面板を溶着した受熱器。
  2. 受熱板の上面における気化部には、冷媒を水平方向に広げる溝を設けた請求項1に記載の受熱器。
  3. 受熱板は、冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり、この中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状となった請求項1または2に記載の受熱器。
  4. 上面板の突出部において、冷媒入口側には、突出部を下方に押し下げた隙間形成部を設けた請求項1から3いずれか一つに記載の受熱器。
  5. 隙間形成部の下端は、気化部の溝内に突出した請求項4記載の受熱器。
  6. 冷媒出口は、突出部の上面に設けた貫通孔によって形成した請求項1から5いずれか一つに記載の受熱器。
  7. 下面側に、所定間隔をおいて、第1、第2の受熱部、上面側で、前記第1、第2の受熱部に対応する部分に、第1、第2の気化部を有する受熱板と、この受熱板の上面側に配置された上面板とを備え、前記上面板は、前記第1、第2の気化部に対応する部分に、それぞれ前記受熱板の上方に突出する第1、第2の突出部を有し、これら第1 第2の突出部には、それぞれ前記上面板を、受熱板の上方に突出させて形成した冷媒入口と冷媒出口を設け、第1の突出部の冷媒入口には、逆止弁を介して液状冷媒が供給され、この第1の突出部の冷媒出口と第2の突出部の冷媒入口は連通され、この第2の突出部の冷媒出口は気体状冷媒が流出する構成にするとともに、前記第1、第2の突出部は、それぞれ、その冷媒入口側から、この冷媒入口と冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる空間を有し、この中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる空間を有する構成とし、前記第1、第2の突出部、および各冷媒入口、冷媒出口の外周において受熱板と、上面板を溶着した受熱器。
  8. 受熱板の上面における第1、第2の気化部には、冷媒を水平方向に広げる溝を設けた請求項7に記載の受熱器。
  9. 受熱板の上面における第1、第2の気化部は、それぞれ、冷媒入口と前記冷媒出口間の中部までの間は、水平方向に徐々に広がる形状となり、この中部から前記冷媒出口までの間は、水平方向に徐々に狭まる形状となった請求項7または8に記載の受熱器。
  10. 上面板の突出部において、冷媒入口側には、突出部を下方に押し下げた隙間形成部を設けた請求項7から9いずれか一つに記載の受熱器。
  11. 第2の受熱器における冷媒出口は、第2の突出部の上面に設けた貫通孔によって形成した請求項7から10いずれか一つに記載の受熱器。
  12. 請求項1から6いずれか一つに記載の受熱器における気化部の冷媒出口に、第1の管路を介して放熱器を接続し、この放熱器に第2の管路を介して逆止弁を接続し、この逆止弁に前記受熱器における気化部の冷媒入口を順に接続して循環経路を構成するとともに、この循環経路内を減圧状態として冷媒を封入した冷却装置。
  13. 請求項12に記載の受熱器を構成する受熱板の受熱部に、発熱体を当接させた電子機器。
  14. 発熱体は、半導体素子とした請求項13に記載の電子機器。
  15. 請求項7から11いずれか一つに記載の受熱器における第2の気化部の冷媒出口に、第1の管路を介して放熱器を接続し、この放熱器に第2の管路を介して逆止弁を接続し、この逆止弁に、前記受熱器における第1の気化部の冷媒入口を順に接続して循環経路を構成するとともに、この循環経路内を減圧状態として冷媒を封入した冷却装置。
  16. 請求項15に記載の受熱器を構成する第1、第2の受熱板の受熱部に、それぞれ発熱体を当接させた電子機器。
  17. 発熱体は、半導体素子とした請求項16に記載の電子機器。
JP2014188965A 2013-09-17 2014-09-17 受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器 Pending JP2015163831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188965A JP2015163831A (ja) 2013-09-17 2014-09-17 受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191423 2013-09-17
JP2013191423 2013-09-17
JP2014012968 2014-01-28
JP2014012968 2014-01-28
JP2014188965A JP2015163831A (ja) 2013-09-17 2014-09-17 受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015163831A true JP2015163831A (ja) 2015-09-10

Family

ID=54186823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014188965A Pending JP2015163831A (ja) 2013-09-17 2014-09-17 受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015163831A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2570842B (en) * 2016-10-31 2020-04-01 Ibm Cold plate
JP2020154360A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 日本電気株式会社 サーバ冷却装置、サーバシステム及びサーバの冷却方法
US11262136B2 (en) 2016-03-31 2022-03-01 Nec Corporation Phase change cooling system and electronic device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11262136B2 (en) 2016-03-31 2022-03-01 Nec Corporation Phase change cooling system and electronic device
GB2570842B (en) * 2016-10-31 2020-04-01 Ibm Cold plate
JP2020154360A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 日本電気株式会社 サーバ冷却装置、サーバシステム及びサーバの冷却方法
JP7298216B2 (ja) 2019-03-18 2023-06-27 日本電気株式会社 サーバ冷却装置、サーバシステム及びサーバの冷却方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013102973A1 (ja) 冷却装置及びそれを用いた電子機器
US10264706B2 (en) Phase change evaporator with heat-dissipating fins and phase change cooling device using the same
US20190078846A1 (en) Parallel-connected condenser and cooling device using the same
CN105637632B (zh) 冷却器及使用该冷却器的半导体模块
TW201910702A (zh) 相變化蒸發器及相變化散熱裝置
JP2016050682A (ja) シート型ヒートパイプ
WO2015146110A1 (ja) 相変化冷却器および相変化冷却方法
EP3663690B1 (en) Heat dissipation module
JP2015163831A (ja) 受熱器と、それを用いた冷却装置と、それを用いた電子機器
JP5287922B2 (ja) 冷却装置
WO2016117342A1 (ja) 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
US20180209745A1 (en) Loop heat pipe structure
JP3213430U (ja) グラフィックカードの放熱装置
JP2017083050A (ja) 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
US10729040B2 (en) Cooler, power conversion apparatus, and cooling system
JP2010080455A (ja) 電子機器の冷却装置及び冷却方法
JP2014154683A (ja) 冷却装置
WO2010104080A1 (ja) 沸騰冷却装置
WO2016031227A1 (ja) 受熱器、それを用いた冷却装置、およびそれを用いた電子機器
JP5869646B1 (ja) 冷媒供給装置および冷却装置および冷却システム
JP3209501U (ja) 放熱ユニット
JP5860728B2 (ja) 電子機器の冷却システム
JP2016138740A (ja) 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
WO2017046986A1 (ja) 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
JP5252059B2 (ja) 冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160520