JP2015163209A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】球送手段に特徴を持った遊技台を提供する。【解決手段】遊技台は、球送部488と、通路と、壁492を設けた球送手段を備える。また、球送部488が第一の状態から第二の状態へ変化することで、通路の遊技球を移動させるように構成され、第一の状態において、球送部488の一部と壁492の一部によって、球送部488における保持領域にある遊技球を保持可能である。【選択図】図19

Description

本発明は、回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技球(パチンコ機)などに代表される遊技台に関する。
従来、発射装置へ遊技球を供給する球送装置が搭載された遊技台が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−61048号公報
しかしながら、従来の遊技台は、球送手段に改良の余地がある。
本発明の目的は、球送手段に特徴を持った遊技台を提供することにある。
本発明は、球送手段を備えた遊技台であって、前記球送手段は、球送部が設けられた手段であり、前記球送手段は、通路が設けられた手段であり、前記球送手段は、壁が設けられた手段であり、前記球送部が第一の状態から第二の状態へ変化することで、前記通路の遊技球を移動させ、前記第一の状態において、前記球送部の一部(以下、「第一の保持手段」という。)と前記壁の一部(以下、「第二の保持手段」という。)によって、該球送部における保持領域にある遊技球を保持可能である、ことを特徴とする遊技台である。
本発明によれば、球送手段に特徴を持った遊技台を提供できる。
パチンコ機を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 パチンコ機を背面側から見た外観図である。 遊技盤を正面から見た略示正面図である。 パチンコ機100の前面枠扉106を開放してパチンコ機100の内部構造を示した外観斜視図である。 図4において符号Aで示した、扉側球通路ユニット350近傍の部分拡大図である。 前面枠扉106の一部を透過させて上皿126、扉側球通路ユニット350などの部材を示すとともに、本体104から発射装置450のみを抜き出して示した斜視図である。 (a)扉側球通路ユニット350のストッパ354を正面側から見た外観斜視図である。(b)扉側球通路ユニット350のストッパ354を背面側から見た外観斜視図である。 (a)前面枠扉106が本体104に対して第一の量だけ開放されているときの扉側球通路ユニット350と発射装置450の位置関係を示した図である。(b)前面枠扉106が本体104に対して(a)に示す第一の量よりも小さい第二の量だけ開放されているときの扉側球通路ユニット350と発射装置450の位置関係を示した図である。(c)前面枠扉106が本体104に対して閉鎖されているときの扉側球通路ユニット350と発射装置450の位置関係を示した図である。 図8(a)〜(c)に示す各々の状態を上方から見た図である。 パチンコ機100から上皿126近傍の部材のみを抜き出した側面図である。 図10においてA−A線で示す側断面図である。 (a)実施形態2に係る扉側球通路ユニット370においてシャッタ370bを閉じた状態を示した外観斜視図である。(b)同扉側球通路ユニット370においてシャッタ370bを開いた状態を示した外観斜視図である。 (a)実施形態3に係る扉側球通路ユニット380においてシャッタ380bを閉じた状態を示した外観斜視図である。(b)同扉側球通路ユニット380においてシャッタ380bを開いた状態を示した外観斜視図である。 図13(a)、(b)の各々を背面から見た外観斜視図である。 図13(a)、(b)の各々の主要部のみを上方から見た部分拡大図である。 発射装置450の外観斜視図である。 発射装置450の一部を透過して示す外観斜視図である。 発射装置450の分解斜視図である。 (a)カバー部474を取り除いた状態の発射装置450において、発射槌484が初期位置にあるときの平面図である。(b)カバー部474を取り除いた状態の発射装置450において、発射槌484が作動位置にあるときの平面図である。 (a)図19(a)から球送りレバー488や球送り部ベース492などの部材を取り除いた平面図である。(b)図19(b)から球送りレバー488や球送り部ベース492などの部材を取り除いた平面図である。 パチンコ機1100の前面枠扉1106を開放してパチンコ機1100の内部構造を示した外観斜視図である。 (a)図21において符号Bで示した球送り装置1500近傍の部分拡大図である。(b)図21において符号Cで示した発射装置1450近傍の部分拡大図である。 扉側球通路ユニット350と球送り装置1500の側断面図である。 本発明に係る球送装置の側断面の一例を示した図である。 他の例に係る球送装置T2の一部を透過して示す外観斜視図である。 図25におけるA−A線に沿った側断面の一部を示す側断面図である。 阻止部材S3を球送装置T2の壁部T2aに設けた例を示した側断面図である。 阻止部材S5、S6の上部に傾斜面を形成した例を示した側面図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で、且つ発射装置450(詳細は後述。例えば、図6参照)へと遊技球を案内する扉側球通路ユニット350(詳細は後述。例えば、図6参照)が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。なお、扉側球通路ユニット350と発射装置450の詳細な構造については、後述の<扉側球通路ユニットと発射装置の構造>において説明する。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、排出口152aを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<扉側球通路ユニットと発射装置の構造>
次に、扉側球通路ユニット350と発射装置450の構造について詳細に説明する。図4は、パチンコ機100の前面枠扉106を開放してパチンコ機100の内部構造を示した外観斜視図であり、図5は、図4において符号Aで示した、扉側球通路ユニット350近傍の部分拡大図である。
上述のとおり、パチンコ機100の前面扉106の下方には、上皿126が備える扉側球通路ユニット350が配置され、本体104には、扉側球通路ユニット350に対向する位置に、発射装置450が配置されている。パチンコ機100では、前面扉106が閉鎖されている場合に、該前面扉106に設けられた扉側球通路ユニット350の遊技球が発射装置450に供給されるように構成されている。
<扉側球通路ユニットの構造>
図6は、前面枠扉106の一部を透過させて上皿126、扉側球通路ユニット350などの部材を示すとともに、本体104から発射装置450のみを抜き出して示した斜視図である。また、図7(a)は、扉側球通路ユニット350のストッパ354を正面側から見た外観斜視図であり、同図(b)は、扉側球通路ユニット350のストッパ354を背面側から見た外観斜視図である。
扉側球通路ユニット350は、上皿126に貯留された遊技球を発射装置450に案内するための筒状の球通路352と、この球通路352の排出口近傍に配置されて当該排出口から遊技球が排出されるのを許可または禁止することが可能なストッパ354と、を有して構成されている。ストッパ354は、図7に拡大して示すように、中央に矩形状の開口部を有するベース354aと、このベース354aの長手方向にスライド可能な板状のシャッタ354bと、ベース354aとシャッタ354bとの間に縮設されたバネ354cと、シャッタ354bの一端側に固定されるとともにベース354aの開口部から突出された平面視が直角三角形形状の操作部354dと、を有して構成されている。
シャッタ354bは、操作部354dをベース354aの開口部に沿ってスライドさせることによって、球通路352の排出口から遊技球が排出されるのを許可する球通過許可位置(例えば、図9(c)に示す位置)と、球通路352の排出口から遊技球が排出されるのを禁止する球通過禁止位置(例えば、図9(a)に示す位置)との間をスライド可能に構成されている。なお、球通過許可位置は、少なくとも1個の遊技球を球通路352の排出口から排出することができる位置であればよく、シャッタ354bが完全に開いた状態でなくてもよい。また、球通過禁止位置は、遊技球を球通路352の排出口から排出することができない位置であればよく、シャッタ354bが完全に閉まった状態でなくてもよい。
<扉側球通路ユニットの動作>
図8(a)は、前面枠扉106が本体104に対して第一の量だけ開放されているときの扉側球通路ユニット350と発射装置450の位置関係を示した図であり、同図(b)は、前面枠扉106が本体104に対して同図(a)に示す第一の量よりも小さい第二の量だけ開放されているときの扉側球通路ユニット350と発射装置450の位置関係を示した図であり、同図(c)は、前面枠扉106が本体104に対して閉鎖されているときの扉側球通路ユニット350と発射装置450の位置関係を示した図である。また、図9(a)〜(c)は、図8(a)〜(c)に示す各々の状態を上方から見た図である。
本体104に対して開放されている前面枠扉106が閉鎖方向に移動されると、前面枠扉106側の扉側球通路ユニット350が、本体104側の発射装置450に徐々に近づき、図8(a)、図9(a)に示すように、前面枠扉106が本体104に対して第一の量だけ開放された状態となる。このとき、扉側球通路ユニット350のストッパ354の操作部354dは、発射装置450から扉側球通路ユニット350側に突出形成された突出部450aに接触するが、シャッタ354dを球通過禁止位置から球通過許可位置までスライドさせることはない。このため、この状態では、扉側球通路ユニット350の球通路352に残存している遊技球は、球通過禁止位置にあるシャッタ354dによって移動が規制され、球通路352の排出口から排出されることはない。
続いて、前面枠扉106がさらに閉鎖方向に移動されると、扉側球通路ユニット350が発射装置450にさらに近づき、図8(b)、図9(b)に示すように、前面枠扉106が、本体104に対して図8(a)、図9(a)に示す第一の量よりも小さい第二の量だけ開放された状態となる。このとき、ストッパ354の操作部354dは、突出部450aからの反力を受けて突出部450aの傾斜面に沿って移動する。このため、シャッタ354bがバネ354cの付勢力に逆らって、球通過禁止位置から球通過許可位置に向かってスライドされるとともに、扉側球通路ユニット350の球通路352と、発射装置450の球通路450bが連通状態(扉側球通路ユニット350の球通路352から発射装置450の球通路450bに遊技球が移動可能な状態)となる。これにより、扉側球通路ユニット350の球通路352に残存している遊技球は、前面枠扉106が開放状態から閉鎖状態に移動する際に、球通路352の排出口から排出不可能な状態から、球通路352の排出口から排出されて発射装置450の球通路450bに移動可能な状態に移行する。
続いて、前面枠扉106がさらに閉められると、扉側球通路ユニット350が発射装置450にさらに近づき、図8(c)、図9(c)に示すように、前面枠扉106が本体104に対して閉鎖された状態となる。このとき、シャッタ354bは球通路許可位置に移動するため、球通路352の排出口から排出された遊技球は、発射装置450の球通路450bに移動可能な状態となる。
<球排出装置>
次に、上皿126に貯留された球を排出するための球排出装置500について説明する。図10は、パチンコ機100から上皿126近傍の部材のみを抜き出した側面図であり、図11(a)、(b)は、図10においてA−A線で示す側断面図である。
球排出装置500は、上皿126に貯留された球技球を、扉側球通路ユニット350に排出させるための装置であり、上述の球排出レバー132と、この球排出レバー132に駆動されて回動可能な棒状の第1レバー502と、この第1レバー502と扉側球通路ユニット350との間に縮設されたバネ504と、第1レバー502の回動に伴って揺動可能な棒状の第2レバー506と、この第2レバー506の揺動に伴ってスライド可能な板状のシャッタ508と、を有して構成されている。
第1レバー502は、支点502aを回動中心として回動可能に構成されるとともに、下端部にギア502bが形成されている。また、一端が扉側球通路ユニット350に固定されたバネ504の他端が固定されており、バネ504の付勢力によって上方に付勢されて球排出レバー132を上方に押し上げるように構成されている。また、第2レバー506は、支点506aを回動中心として揺動可能に構成されるとともに、上端部に、第1レバー502の第1ギア502bと噛合可能な第2ギア506bが形成されている。
シャッタ508は、第2レバー506の下端部に配設され、球通路352内から退出することによって遊技球が球通路352を通過することを許可する球通過許可位置(図11(a)に示す位置)と、球通路352に形成された開口部352aから球通路352内に突出することによって遊技球が球通路352を通過することを禁止する球通過禁止位置(図11(b)に示す位置)との間をスライド可能に構成されている。
図11(a)に示すように、球排出レバー132が押下操作により下方に押し下げられると、球排出レバー132に当接する第1レバー502がバネ504の付勢力に逆らって下方に回動され、この第1レバー502の駆動力が第1ギア502b、第2ギア506bを介して第2レバー506に伝達され、第2レバー506が、シャッタ508を球通路352から退出させる方向に回動され、球通過許可位置に移動する。これにより、上皿126から球通路352に流入した遊技球は、球通路352を真っ直ぐ通過して下皿128(図1参照)に排出される。
一方、図11(b)に示すように、球排出レバー132の押下操作が解除されると、第1レバー502がバネ504の付勢力によって上方に回動され、この第1レバー502の駆動力が第1ギア502b、第2ギア506bを介して第2レバー506に伝達され、第2レバー506が、シャッタ508を球通路352に突出させる方向に回動され、球通過禁止位置に移動する。これにより、上皿126から球通路352に流入した遊技球は、シャッタ508によって方向が変えられ、球通路352の排出口から、発射装置450に向けて排出される。
<扉側球通路ユニットの他の実施形態>
次に、上述の扉側球通路ユニット350の他の実施形態について説明する。図12(a)は、実施形態2に係る扉側球通路ユニット370においてシャッタ370bを閉じた状態を示した外観斜視図であり、同図(b)は同扉側球通路ユニット370においてシャッタ370bを開いた状態を示した外観斜視図である。
本実施形態2に係る扉側球通路ユニット370は、ベース部370aに対して垂直方向に回動可能に支持された板状のシャッタ370bと、ベース部370aとシャッタ370bとの間に配置されてシャッタ370bを所定の方向(この例では、反時計回り)に付勢する、ねじりバネ370cと、第一の部材(例えば、上皿126)から第二の部材(例えば、発射装置450)に遊技球を案内するための球通路370dと、を有して構成されている。また、シャッタ370bの一端部には、短手方向一方に突出された板状の操作部370eが一体成形されている。
この扉側球通路ユニット370は、操作部370eが操作されていない状態(本体104側に配設された本体側部材370fによって押圧されていない状態)では、ねじりバネ352cの付勢力によってシャッタ370bが球通路370dの排出口の少なくとも一部を塞ぐことによって、球通路370dから球技球が外部に流出しないように構成されている。一方、操作部370eが操作されている状態(本体側部材370fによって押圧されている状態)では、ねじりバネ370cの付勢力に逆らってシャッタ370bが反時計回りに回動され、シャッタ370bが球通路370dの排出口の前面から退出することによって、遊技球を球通路370dを通じて第一の部材から第二の部材に案内可能に構成されている。
また、図13(a)は、実施形態3に係る扉側球通路ユニット380においてシャッタ380bを閉じた状態を示した外観斜視図であり、同図(b)は同扉側球通路ユニット380においてシャッタ380bを開いた状態を示した外観斜視図である。また、図14(a)、(b)は、図13(a)、(b)の各々を背面から見た外観斜視図であり、図15(a)、(b)は、図13(a)、(b)の各々の主要部のみを上方から見た部分拡大図である。
本実施形態3に係る扉側球通路ユニット380は、ベース部380aに対して水平方向に回動可能に支持された平面視が(平仮名の)くの字形状のレバー380bと、このレバー380bに駆動されて水平方向にスライド可能なシャッタ380cと、第一の部材(例えば、上皿126)から第二の部材(例えば、発射装置450)に遊技球を案内するための球通路380d(図15参照)と、を有して構成されている。また、シャッタ380bの一端部には、長手方向一方に突出された板状の操作部380eが一体成形されている。
この扉側球通路ユニット380は、操作部380eが操作されていない状態(本体104側に配設された本体側部材380fによって押圧されていない状態)では、不図示のねじりバネの付勢力によってレバー380bが所定の方向(この例では、図の手前側)に回動され、レバー380bの他端に係止されたシャッタ380cが球通路380dの排出口の少なくとも一部を塞ぐことによって、球通路380dから球技球が外部に流出しないように構成されている。一方、操作部380eが操作されている状態(本体側部材380fによって押圧されている状態)では、不図示のねじりバネの付勢力に逆らってレバー380bが奥側に回動され、レバー380bの他端に係止されたシャッタ380cが球通路380dの排出口の前面から退出することによって、遊技球を球通路380dを通じて第一の部材から第二の部材に案内可能に構成されている。
<発射装置>
次に、上述の発射装置450について説明する。図16は、発射装置450の外観斜視図であり、図17は、発射装置450の一部を透過して示す外観斜視図である。また、図18は、発射装置450の分解斜視図である。
<発射装置の構造>
発射装置450は、板状のベース部472と、このベース部472に対向配置される箱状のカバー部474によって構成されるケース470(472、444)を備え、このケース470の内部空間に各種部品が収容される構造となっている。ベース部472とカバー部474との係合、あるいはその係合の解除は、長手方向にスライド可能な第1操作部476と回動可能な第2操作部478によって操作される。これらの第1操作部476および第2操作部478を操作して係合が解除されると、ベース部472とカバー部474とが開放可能となる。
図16や図17に示されるように、カバー部474には、上述の扉側球通路ユニット350から排出される遊技球をカバー部474の内部に案内するための球通路474aが形成されている。この球通路474aに案内された遊技球は、後述する球送りレバー488によって所定の位置まで送り出された後、後述する発射槌484によって発射装置400内に形成された球レール474bに沿って遊技盤200の遊技領域124に向けて打ち出される。
図18に示すように、ケース470(472、444)の内部空間には、第1操作部476を係合方向へと付勢する弾性部材480と、第2操作部478を係合方向へと付勢する弾性部材482と、遊技球を打ち出す発射槌484と、発射槌484をベース部472に回動可能に固定する固定部材486と、遊技球を発射槌484が打ち出し可能な位置まで送り出す球送りレバー488と、球送りレバー488が遊技球を送り出した後に所定位置まで戻すよう付勢する弾性部材490と、球送りレバー488を回動可能に支持する棒状の回転軸489と、球送りレバー488が収容される球送り部ベース492と、発射槌484の動作時に球送りレバー488を動かすとともに球送りレバー488を所定位置に停止させる伝達部材494と、を有して構成されている。また、ベース部472の外側には、発射槌484を駆動する駆動手段496(例えば、ソレノイドやモータなど)を取り付けている。
<発射装置の動作>
図19(a)は、カバー部474を取り除いた状態の発射装置450において、発射槌484が初期位置にあるときの平面図であり、同図(b)は、カバー部474を取り除いた状態の発射装置450において、発射槌484が作動位置にあるときの平面図である。また、図20(a)は、図19(a)から球送りレバー488や球送り部ベース492などの部材を取り除いた平面図であり、図20(b)は、図19(b)から球送りレバー488や球送り部ベース492などの部材を取り除いた平面図である。
球送りレバー488は、弾性部材490によって回転軸489を中心として平面視で反時計回りに回動するように付勢されているが、図19(a)や図20(a)に示すように、発射槌484が初期位置に移動している場合、発射槌484の中央に配設された伝達部材494が、球送りレバー488に当接して球送りレバー488を押圧するように構成されており、球送りレバー488は、弾性部材490の付勢力に逆らって回転軸489を中心として平面視で所定の方向(この例では、時計回り)に回動されている状態となる。
また、球送りレバー488には、遊技球を一時的に貯留可能な御椀状の第1凹部488aと第2凹部488bが隣接して形成されている。発射槌484が初期位置に移動している場合、球送りレバー488の第1凹部488aと第2凹部488bには、それぞれ最大で1個の遊技球が貯留可能であることに加えて、第1凹部488aに隣接する球送り部ベース492の突出部492aにも最大で1個の遊技球が貯留可能であり、球送りレバー488と球送り部ベース492で囲まれた空間内には、最大で3個の遊技球が貯留可能である。
一方、図19(b)や図20(b)に示すように、モータ496によって回転駆動された発射槌484が初期位置から作動位置に移動した場合、球送りレバー488を時計回りに回動させていた伝達部材494が、発射槌484の回動に伴って球送りレバー488から離反する方向に移動するため、球送りレバー488は、弾性部材490の付勢力によって回転軸489を中心として反時計回りに回動された状態となる。
このように、球送りレバー488は、発射槌484が、図19(a)や図20(a)に示す初期位置から、図19(b)や図20(b)に示す作動位置に移動すると、回転軸489を中心として反時計周りに回動するように構成されている。この球送りレバー488の反時計周りの回動により、球送りレバー488の第2凹部488bに貯留された遊技球は、球送りレバー488の奥側に形成された球通路を通って、図19(b)に示すように、手前側の球送りレバー488から、奥側の球レール474bへと排出される。
また、このとき、球送りレバー488の第1凹部488aに貯留された遊技球は、球送りレバー488の傾きが増大することにより、隣接する第2凹部488bの方向にわずかに送られるが(自重によって移動するが)、球送り部ベース492の内壁に形成された第1凸部492bと、球送りレバー488の第1凹部488bおよび第2凹部488bを仕切る第1凸部488cと、に挟まれて移動が規制される。また、球送り部ベース492の突出部492aに貯留された遊技球は、第1凹部488aに貯留された遊技球が第2凹部488bの方向に送られて空間ができることにより、隣接する第1凹部488aの方向に送られるが(自重によって移動するが)、球送り部ベース492の内壁に形成された第2凸部492cと、球送り部ベース492の第1凹部488bの隣に形成された第2凸部488dと、に挟まれて移動が規制される。
一方、発射槌484が、図19(b)や図20(b)に示す作動位置から、図19(a)や図20(a)に示す初期位置に移動すると、上述のとおり、伝達部材494に押圧された球送りレバー488は、回転軸489を中心として時計周りに回動するように構成されている。この球送りレバー488の時計周りの回動により、球送り部ベース492の第1凸部492bと球送りレバー488の第1凸部488cに挟まれて移動が規制されていた遊技球は、球送りレバー488の第2凹部488bに送られて貯留され、球送り部ベース492の第2凸部492cと、球送りレバー488の第2凸部488dと、に挟まれて移動が規制されていた遊技球は、球送りレバー488の第1凹部488aに送られて貯留される。
このように、発射槌484の初期位置と作動位置の一方から他方への移動に伴って、移動球送りレバー488が反時計周りの回動と時計周りの回動を繰り返すことにより、球送りレバー488の第2凹部488bに貯留されていた遊技球が、球レール474bに排出され、球送りレバー488の第1凹部488aに貯留されていた遊技球が、隣接する第2凹部488bに移動し、球送り部ベース492の突出部492aに貯留された遊技球が、隣接する第1凹部488aに移動することにより、球送り部ベース492の突出部492aに新たな遊技球が貯留可能な状態となる。
以上説明したように、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、球送手段(例えば、図19(a)、(b)に示す発射装置450)を備えた遊技台であって、前記球送手段は、球送部(例えば、図19(a)、(b)に示す球送りレバー488)が設けられた手段であり、前記球送手段は、通路(例えば、図19(a)、(b)に示す球送りレバー488と球送り部ベース492に囲まれた通路)が設けられた手段であり、前記球送手段は、壁(例えば、図19(a)、(b)に示す球送り部ベース492)が設けられた手段であり、前記球送部が第一の状態(例えば、図19(a)に示す状態)から第二の状態(例えば、図19(b)に示す状態)へ変化することで、前記通路の遊技球を移動させ、前記第一の状態において、前記球送部の一部(以下、「第一の保持手段」という。例えば、図19(a)に示す球送りレバー488の下流側の凸部)と前記壁の一部(以下、「第二の保持手段」という。例えば、図19(b)に示す第1凸部492b)によって、該球送部における保持領域にある遊技球を保持可能である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、保持領域で遊技球を保持することで、送り出しが必要な遊技球だけを順番に送り出すことができ、遊技球を発射装置等に円滑かつ確実に供給できる場合がある。
また、前記保持領域は、前記第一の保持手段と、前記球送部の別の一部(以下、「第三の保持手段」という。例えば、図19(b)に示す第1凸部488c)と、の間にある領域であり、前記第一の保持手段は、前記第三の保持手段よりも下流にある手段であり、前記第二の状態において、前記第三の保持手段と前記第二の保持手段によって、前記通路の遊技球を保持可能であってもよい。また、前記第二の保持手段は、前記通路へ突出する凸部(例えば、図19(b)に示す第1凸部492b)によって構成された手段であってもよい。また、発射手段(例えば、図19(a)、(b)に示す発射槌484)を備え、前記発射手段は、発射位置にある遊技球を遊技領域に向けて発射可能な手段であり、前記球送部が前記第一の状態から前記第二の状態へ変化することで、前記保持領域にある遊技球が前記発射位置へ移動可能であってもよい。
また、本体(例えば、図21に示す本体104)と、扉(例えば、図21に示す前面扉1106)と、を備え、前記球送手段は、前記扉に設けられた手段であり、前記発射手段は、前記本体に設けられた手段であってもよい。また、本体(例えば、図4に示す本体104)と、扉(例えば、図4に示す前面扉106)と、を備え、前記球送手段は、前記本体に設けられた手段であり、前記発射手段は、前記本体に設けられた手段であり、前記発射手段と前記球送手段は、同一のユニットで構成されていてもよい。また、操作手段(例えば、図11に示す第1レバー502)と、上皿(例えば、図10に示す上皿126)と、を備え、前記操作手段は、前記上皿の遊技球を排出口に向けて排出可能な手段であり、前記球送手段は、前記操作手段が操作された場合であっても、遊技球を保持可能であってもよい。また、前記壁は、前記第二の保持手段とは別の保持手段(以下、「第四の保持手段」という。例えば、図19(b)に示す第2凸部492c)を備え、前記第四の保持手段は、前記第二の保持手段の上流にある手段であってもよい。また、前記第三の保持手段から前記第一の保持手段に亘って形成された凹部の曲率半径は、遊技球の曲率半径よりも小さくてもよい。
<他の実施形態>
次に、他の実施形態に係るパチンコ機1100について説明する。図21は、パチンコ機1100の前面枠扉1106を開放してパチンコ機1100の内部構造を示した外観斜視図である。また、図22(a)は、図21において符号Bで示した球送り装置1500近傍の部分拡大図であり、図22(b)は、図21において符号Cで示した発射装置1450近傍の部分拡大図である。
パチンコ機1100の前面扉1106の下方には、上述の扉側球通路ユニット350の排出口から排出される遊技球を、本体1104側に対向して配置された発射装置1450に送るための球送り装置1500が配設されている。この球送り装置1500によって送り出される遊技球は、図22(b)に示す発射装置1450の球通路1452を通って発射装置1450の内部に進入し、所定の発射位置まで案内される。
図23(a)、(b)は、扉側球通路ユニット350と球送り装置1500の側断面図である。球送り装置1500は、遊技球を扉側球通路ユニット350から発射装置1450に送り出すための球送りレバー1502と、球送りレバー1502が遊技球を送り出した後に所定位置まで戻すよう付勢する弾性部材1504と、球送りレバー1502を回転可能に支持する棒状の回転軸1506と、を有して構成され、扉側球通路ユニット350の球通路350aを基端として水平方向に延びる球通路350bの下方に配置されている。なお、球通路350bの延出方向は特に限定されず、例えば、斜め方向に延びる球通路であってもよい。
球送りレバー1502が駆動装置(図示省略)に駆動されて、図23において時計周りに回転すると、(扉側球通路ユニット350から遠い側の)御椀状の第2凹部1502bに貯留された遊技球は、発射装置1450の方向(図23の右方向)に送り出される。一方、(扉側球通路ユニット350に近い側の)御椀状の第1凹部1502aに貯留された遊技球は、隣接する第2凹部1502bの方向(図23の右方向)に送り出されるが、球通路350bの内壁と、第1凹部1502aおよび第2凹部1502bを仕切る第1凸部1502cと、に挟まれて発射装置1450側への移動が阻止される。また、扉側球通路ユニット350から球通路350bに流入し、第1凹部1502aの手前まで到達した遊技球は、扉側球通路ユニット350から発射装置1450に向かって下降するように傾斜された球通路350bに沿って、自重により第1凹部1502aの方向(図23の右方向)に転動するが、球通路350bの内壁に突出形成された突出部350cと、第1凹部1502aに隣接する第2凸部1502dと、に挟まれて移動が阻止される。
このような構成により、発射装置1450に送り出す前に球通路350bに溜まっている遊技球の移動を、第1凸部1502c、球通路350bの内壁、第2凸部1502d、突出部350cによって阻止することができるため、送り出しが必要な遊技球だけを一定間隔で発射装置1450に順番に送り出すことができ、従来よりも、遊技球を発射装置1450にスムーズに供給できる。
<本発明の基本思想>
次に、図24〜図28を用いて、本発明の基本思想について説明する。図24は、本発明に係る球送装置の側断面の一例を示した図である。本発明に係る球送装置T1は、球送通路Pの第一の位置および球送通路Pの第二の位置のうちの一方から他方を通過した遊技球Bを発射装置側に移動させる装置であり、例えば、上述の球送りレバー488および球送り部ベース492や、球送り装置1500が該当する。
また、球送装置T1は、他の部材(球送装置T1の壁部T1a)とともに遊技球Bを挟むことによって該遊技球Bの発射装置側への移動を阻止することが可能、または、球送通路P内で突出することによって遊技球Bの発射装置側への移動を阻止することが可能な第一、第二阻止部材S1、S2を備える。第一の阻止部材S1は、第一の位置にある遊技球B1の移動を阻止することが可能な部材であり、例えば、球送りレバー488の第1凸部488cや、球送りレバー1502の第2凸部1502dが該当する。また、第二の阻止部材S2は、第二の位置にある遊技球B2の移動を阻止することが可能な部材であり、例えば、球送りレバー488の第2凸部488dや、球送りレバー1502の第1凸部1502cが該当する。
例えば、第一の阻止部材S1を上方向に移動し、該第一の阻止部材S1と壁部T1aとの間で、第一の位置にある遊技球B1を挟んで保持することによって該遊技球B1の移動を阻止するとともに、第二の阻止部材S2を上方向に移動し、第二の位置にある遊技球B2の下流方向への移動を阻止するパターン、第一の阻止部材S1を上方向に移動し、第一の位置にある遊技球B1の下流方向への移動を阻止し、第二の阻止部材S2を上方向に移動し、該第二の阻止部材S2と壁部T1aとの間で、第二の位置にある遊技球B2を挟んで保持することによって該遊技球B2の移動を阻止するパターン、第一の阻止部材S1を上方向に移動し、第一の位置にある遊技球B1の下流方向への移動を阻止するとともに、第二の阻止部材S2を上方向に移動し、第二の位置にある遊技球B2の下流方向への移動を阻止するパターン、第一の阻止部材S1を上方向に移動し、該第一の阻止部材S1と壁部T1aとの間で、第一の位置にある遊技球B1を挟んで保持することによって該遊技球B1の移動を阻止するとともに、第二の阻止部材S2を上方向に移動し、該第二の阻止部材S2と壁部T1aとの間で、第二の位置にある遊技球B2を挟んで保持することによって該遊技球B2の移動を阻止するパターン、などが挙げられる。
また、図25は、他の例に係る球送装置T2の一部を透過して示す外観斜視図であり、図26は、図25におけるA−A線に沿った側断面の一部を示す側断面図である。
この例に係る球送装置T2は、第一の阻止部材S3と第二の阻止部材S4を備えた球送部材Sを備える。この球送部材Sは、駆動モータMのモータ軸によって回動可能に支持されており、駆動モータMの動力によって、図26(a)、(b)に示すように、発射装置に連通する遊技通路R側に所定角度だけ傾斜可能に構成されている。また、球送部材Sの第一の阻止部材S3は、他の部材(球送装置T2の壁部T2a)とともに遊技球を挟むことによって、第一の位置にある遊技球B1の発射装置側(図25に示す符号Xの方向)への移動を阻止することが可能、または、球送通路P内で突出することによって、第一の位置にある遊技球B1の発射装置側Xへの移動を阻止することが可能な部材である。また、第二の阻止部材S4は、他の部材(球送装置T2の壁部T2a)とともに遊技球を挟むことによって、第二の位置にある遊技球B2の発射装置側Xへの移動を阻止することが可能、または、球送通路P内で突出することによって、第二の位置にある遊技球B2の発射装置側Xへの移動を阻止することが可能な部材である。
また、図27は、阻止部材S3を球送装置T2の壁部T2aに設けた例を示した側断面図である。この例では、阻止部材S3を球送装置T2の壁部T2aに設けることによって、阻止部材S3は、他の部材(この例では、球送通路Pを構成する下壁の上面P1)とともに遊技球B1を挟むことによって該遊技球B1の発射装置側Xへの移動を阻止している。
また、図28は、阻止部材S5、S6の上部に傾斜面を形成した例を示した側面図である。この例では、阻止部材S5、S6の上部に、遊技通路R側に向かって下降する傾斜面を形成することによって、遊技球が発射装置とは反対の方向に逆流しないように、また、遊技球がスムーズに遊技通路R側に送り出されるように構成している。また、阻止部材S5、S6の間を御椀状に形成することによって、送り出し途中の遊技球を確実に保持できるように構成している。
以上説明したように、上記実施形態に係るパチンコ機100は、発射位置にある遊技球を、遊技領域(例えば、遊技領域124)に向けて発射可能な発射装置(例えば、発射装置450)と、遊技球を前記発射位置側に移動させる球送装置(例えば、球送りレバー488と球送り部ベース492)と、前記球送装置内に設けられた球送通路と(例えば、球送りレバー488と球送り部ベース492によって構成される球通路)、を備えた遊技台であって、前記球送装置は、前記球送通路の第一の位置および前記球送通路の第二の位置のうちの一方から他方を通過した遊技球を前記発射装置側に移動させるものであり、前記球送通路内への突出量を増加させることによって遊技球の前記発射装置側への移動を阻止することが可能な阻止部材を備え、前記阻止部材は、前記第一の位置にある遊技球の移動を阻止することが可能な第一の阻止部材(例えば、球送りレバー488の第1凸部488c)と、前記第二の位置にある遊技球の移動を阻止することが可能な第二の阻止部材(例えば、球送りレバー488の第2凸部488d)と、を少なくとも有する、ことを特徴とする遊技台である。
ここで、本発明に係る「発射位置」は、遊技領域の外側であり、発射槌が駆動した場合に遊技球と接触可能である位置であってもよく、球送装置から送られた遊技球が待機する位置を示してもよい。また、本発明に係る「発射位置」は、球送装置の開口部(出口)に近接して設けられていてもよい。
また、本発明に係る「阻止部材」は、球送通路内で突出量を増加させることで、他の部材とともに遊技球を挟むことにしてもよい。また、本発明に係る「阻止部材」は、球送通路内で突出すること、および、他の部材とともに遊技球を挟むことのうち少なくともいずれか一方または全部を行えてもよい。
また、本発明に係る「阻止部材」は、他の部材とともに遊技球を挟むことのみ行えてもよいし、球送通路内で突出することのみ行えてもよい。
また、本発明に係る「阻止部材」は、最小の突出量である第一の量から、最大の突出量である第二の量の間で当該突出量を変化させることが可能であってもよい。ここで、「最小の突出量」はプラスの量(球送通路内面に向かう所定の量)、ゼロ、マイナスの量(球送通路内面から外側に向かう所定の量)などのいずれであってもよい。また「最大の突出量」は、第一の量より大きければよく、例えば第一の量A、第二の量A、第一の量B、第二の量B、・・・と変化する際に、第二の量Aと第二の量Bが異なる量であってもよい。また、第一の量Aと第一の量Bが異なる量であってもよい。また、第二の量Aと第二の量Bが同じ量であってもよい。また、第一の量Aと第一の量Bが同じ量であってもよい。
上記実施形態に係るパチンコ機100によれば、発射装置に送り出す前に球送通路に溜まっている遊技球の移動を、第一、第二の阻止部材によって阻止することができるため、送り出しが必要な遊技球だけを一定間隔で発射装置に順番に送り出すことができ、従来よりも、遊技球を発射装置にスムーズに供給できる場合がある。
また、前記第二の位置は、前記第一の阻止部材による遊技球の移動の阻止が解除された場合に、前記第一の位置にある該遊技球が進入可能な位置であり、前記第一の位置にある遊技球が前記第二の位置へ進入した場合に、前記第二の阻止部材によって該第二の位置へ進入した遊技球の移動が阻止され、前記第一の阻止部材と前記第二の阻止部材は所定の距離を開けて配置されており、前記所定の距離は、前記第二の阻止部材により前記第二の位置にある遊技球の移動が阻止されている場合に、前記第一の位置にある遊技球と前記第二の位置にある遊技球が接触可能な距離であってもよい。
このような構成とすれば、遊技球を第一、第二の阻止部材によって順番に阻止することができるため、送り出しが必要な遊技球だけを一定間隔で発射装置に順番に送り出すことができ、従来よりも、遊技球をスムーズに送り出すことができる場合がある。
また、前記球送通路のうち遊技球が移動可能な面(例えば、球送りレバー488の上面)は、前記第一の位置から前記第二の位置にかけて傾斜する傾斜面であってもよい。
このような構成とすれば、遊技球の自重によって遊技球を第一の位置から第二の位置に送り出すことができ、送り出しの待機状態にある遊技球を第一、第二の阻止部材によって阻止しつつ、送り出しが必要な遊技球だけをスムーズに送り出すことができる場合がある。また、遊技球を第一の位置から第二の位置に送り出したい場合に、遊技球が第二の位置から第一の位置に逆流することを防止できる場合がある。
また、前記第二の阻止部材は、前記第一の阻止部材と前記球送通路の壁部によって前記第一の位置にある遊技球が狭持されている場合に、該第二の阻止部材と該球送装置の壁部によって前記第二の位置にある遊技球を狭持可能であってもよい。
このような構成とすれば、発射装置に送り出す前に球送通路に溜まっている遊技球の移動を、第一、第二の阻止部材によって狭持することができるため、送り出しが必要な遊技球だけを一定間隔で発射装置に順番に送り出すことができ、従来よりも、遊技球を発射装置にスムーズに供給できる場合がある。
また、前記球送装置は、球送部材(例えば、球送りレバー488)を備え、前記球送部材は、前記第一の阻止部材と前記第二の阻止部材を備えてもよい。
このような構成とすれば、2つの第一、第二の阻止部材の動きを容易に連動させることができ、第一、第二の阻止部材による遊技球の移動の阻止を一定の間隔で制御負担なく行うことができる場合がある。
また、前記第一の阻止部材は、前記球送通路の壁部とは別の部材とともに、前記第一の位置にある遊技球を狭持可能に構成してもよく、また、前記第二の阻止部材は、前記球送通路の壁部とは別の部材とともに、前記第二の位置にある遊技球を狭持可能に構成すれば、遊技球を一定間隔で送り出し、遊技球をスムーズに供給することができる場合がある。
また、前記第一の阻止部材または/および前記第二の阻止部材を、前記遊技球の移動を阻止する位置と阻止しない位置との間で移動させる駆動部を備えれば、遊技球を一定間隔で送り出し、遊技球をスムーズに供給することができる場合がある。
また、前記第一の阻止部材が、他の部材とともに遊技球を挟むことによって該遊技球の前記発射装置側への移動を阻止する機能だけを有するように構成すれば、第一の阻止部材によって遊技球の移動を阻止する回数を減らし、遊技球をスムーズに送り出すことができる場合がある。
また、前記球送装置を前記本体側に備えれば、遊技者による球送装置への外力を防ぎ、遊技球をよりスムーズに供給させることができる場合がある。
また、前記球送装置を前記扉体側に備え、前記扉体は扉側通路(例えば、上皿から球送装置の入り口へ繋がる通路)を備え、前記球送装置の通路は前記扉側通路の一部であるか、または、前記扉側通路と前記球送装置が連通可能に配置されていれば、遊技球を扉側通路で保持することができ、扉解放時に遊技球が通路外へ流れるのを防止できる場合がある。
また、前記発射装置に前記球送装置が収容されていれば、発射装置や球送装置のメンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、発射手段(例えば、図20に示す発射槌484)と、球送手段(例えば、図19に示す球送りレバー488)と、遊技球が通過可能な球送通路(例えば、図19に示す球送り部ベース492を含んで構成される球通路)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射位置にある遊技球を遊技領域に向けて発射可能な手段であり、前記球送手段は、前記球送通路を通過した遊技球を前記発射手段へ移動させる手段であり、前記球送通路の内部への突出量を増加させることによって遊技球の前記発射手段への移動を阻止することが可能な阻止手段(例えば、球送りレバー488の第1凸部488c,第2凸部488d)を備え、前記阻止手段は、前記球送通路の第一の位置において遊技球の移動を少なくとも阻止することが可能な手段であり、前記阻止手段は、前記球送通路の第二の位置において遊技球の移動を少なくとも阻止することが可能な手段であり、前記第二の位置は、前記第一の位置とは異なる位置であり、前記阻止手段は、前記第一の位置において前記球送通路との間で遊技球を狭持している場合に、前記第二の位置において前記球送通路との間で遊技球を狭持可能な手段である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、発射装置に送り出す前に球送通路に溜まっている遊技球の移動を、阻止部材によって阻止することができるため、送り出しが必要な遊技球だけを一定間隔で発射装置に順番に送り出すことができ、従来よりも、遊技球を発射装置にスムーズに供給できる場合がある。
また、前記阻止手段は、第一の状態と第二の状態の一方から他方に少なくとも変化可能な手段であり、前記第一の状態とは、遊技球の移動を阻止する状態であり、前記第二の状態とは、前記第一の状態を解除した状態のことであり、前記阻止手段は、前記第一の状態から前記第二の状態に変化した場合に、前記第一の位置において狭持している遊技球を前記第二の位置へ進入させることが可能な手段であり、前記阻止手段は、前記第二の状態から前記第一の状態に変化した場合に、前記第一の位置から前記第二の位置へ進入した遊技球を該第二の位置において狭持可能な手段であってもよい。また、前記球送通路は、遊技球が移動可能な面(例えば、球送りレバー488の上面)を少なくとも備え、前記面は、前記第一の位置から前記第二の位置にかけて傾斜する傾斜面であってもよい。また、前記球送手段は、球送部材(例えば、球送りレバー488)を少なくとも備え、前記球送部材は、前記阻止手段の一部を構成する部材であってもよい。
また、遊技球を遊技領域へ発射する発射槌(例えば、発射槌484)と、発射槌を動かす駆動手段(例えば、モータ496)を備えた発射装置(例えば、発射装置450)を備え、前記発射槌に前記球送部材と当接する部材(例えば、伝達部材494)が設けられており、前記駆動手段により前記発射槌が動かされると連動して前記球送装置が作動するように構成すれば、発射槌と球送装置の駆動源を1つにすることで消費電力を削減し、省スペース化を図ることができる場合がある。
また、前記球送装置の通路が遊技者に対して平行に設けられていれば、省スペース化を図ることができる場合がある。
また、前記扉体は、第一の通路と、第二の通路と、前記第一の通路から前記第二の通路に遊技球を排出させる排出操作部と、前記排出操作部が操作された場合に、第一の通路と第二の通路を連通状態にさせる所定の部材と、を備え、前記球送装置は、前記所定の部材よりも下流に設けられており、前記排出操作部により前記第一の通路の遊技球が前記第二の通路へ排出された場合、前記球送装置の内部に遊技球が保持可能に構成されていれば、遊技球を一定間隔で送り出すので、遊技球をスムーズに発射位置に供給することができる場合がある。また、球送装置内に遊技球を保持可能なので、ハンドルを握ってから遊技球が遊技領域へ出てくるまでの時間を短縮できる場合がある。
また、上記実施形態に係るパチンコ機100は、本体(例えば、本体104)と、前記本体に取付可能な扉体(例えば、前面枠扉106)と、を備えた遊技台であって、前記本体は、遊技球を発射位置側へ移動させる球送装置(例えば、発射装置450)を備え、前記扉体が少なくとも閉鎖されている場合に、該扉体に設けられた扉側通路(例えば、扉側球通路ユニット350)の遊技球が前記球送装置側に供給されるように構成され、前記扉体が開放されている場合に、所定の部材(例えば、シャッタ354b、370b、380c)によって、前記扉側通路の遊技球を前記球送装置側に供給されることが防止されている(前記扉側通路の遊技球の前記球送装置側への供給が阻止されている)、ことを特徴とする遊技台である。
ここで、本発明に係る「扉体」は、扉側通路が設けられていればよく、例えば、透明板(例えば、無色透明のガラス板や無色透明のプラスチック板など)を少なくとも支持するガラス枠であってもよいし、遊技球を貯留可能な貯留皿(例えば、上皿)が設けられていてもよいし、遊技球を貯留可能な皿体から溢れた球を貯留可能な余剰球貯留皿(例えば、下皿)が設けられていてもよい。
また、本発明に係る「扉体」は、扉側通路が設けられていればよく、例えば、貯留皿が設けられていなくてもよいし、余剰球貯留皿が設けられていなくてもよいし、貯留皿および余剰球貯留皿のうちの少なくとも一方が設けられていてもよいし、貯留皿および余剰球貯留皿のうちの貯留皿のみ設けられていてもよい。また、例えば、遊技球発射用の操作手段(例えば、球発射ハンドル)が設けられていてもよいし、スピーカが設けられていてもよいし、装飾用部材が設けられていてもよいし、所定の報知(例えば、扉開放の報知や払出の報知、電波や磁石などを使用したゴトが検知された場合の報知など)を行う報知手段(例えば、枠ランプ)が設けられていてもよい。
また、本発明に係る「扉側通路」は、貯留皿および余剰球貯留皿のうちの少なくとも一方に貯留されている球を発射装置側や球送装置側に供給可能なものであってもよい。
また、本発明に係る「球送装置」は、扉体に設けられていてもよく、その場合、扉側通路は、球送装置により送り出された遊技球を本体に設けられた発射装置側に案内するものとしてもよい。
また、本発明においては、本体に本体側通路を設け、該本体側通路は、扉側通路により案内された遊技球を発射装置および球送装置のうち少なくとも一方に送り出すものでもよい。
上記実施形態に係るパチンコ機100によれば、扉を開放した場合でも本体側に遊技球を保持することが可能なので、メンテナンス後に遊技球をスムーズに発射位置側へ移動させ、遊技への復帰をスムーズに行うことができる場合がある。
また、前記扉体は、前記所定の部材を備え、前記所定の部材は、該所定の部材を開閉可能な操作部(例えば、操作部354d、370e、380e)を備え、前記球送装置は、前記扉体側に突出し、該球送装置に固定された係合部(例えば、突出部450a、本体側部材370f、本体側部材380f)があり、前記扉体が閉鎖された場合に、前記操作部と前記係合部が当接し、前記所定の部材が所定の位置まで移動することにより、前記扉側通路の遊技球を前記球送装置側に供給可能であってもよい。
このような構成とすれば、扉の開放と閉鎖によって、扉側通路の遊技球を球送装置側に供給することが不可能な供給不能状態と、供給することが可能な供給可能状態を容易に切り替えることができ、利便性を高めることができる上に、扉の開放時に遊技球を通路の外へ流出させるのを防ぐことができる場合がある。
また、前記係合部は、前記操作部が有する傾斜面と相補的形状である傾斜面を有してもよい。
このような構成とすれば、扉の開放と閉鎖に伴って、係合部により操作部をスムーズに操作することができ、扉側通路の遊技球を球送装置側に供給することが不可能な供給不能状態と、供給することが可能な供給可能状態を確実に切り替えることができる場合がある。
また、前記本体は、遊技球を遊技領域へ発射する発射槌(例えば、発射槌484)と、前記球送装置(例えば、球送りレバー488)と、を含む発射装置(例えば、発射装置450)を備え、前記発射装置は、前記本体から取り外し可能であってもよい。
このような構成とすれば、メンテナンス後に遊技球をスムーズに発射位置側へ移動させ、遊技への復帰をスムーズに行うことができる場合がある。
また、本発明に係る「係合部」は、上記実施形態で例示した係合部に限定されず、例えば、発射装置における所定の面に設けられ、所定の位置に固定されていてもよいし、発射装置における所定の面に設けられ、球送装置(例えば、図17に示す球送りレバー488)の近傍に配置されていてもよい。また、発射装置における球送装置の突出量は、係合部の突出量と同じでもよいし、長くてもよい。
また、前記扉体は、第一の通路と、第二の通路と、前記第一の通路から前記第二の通路に遊技球を排出させる排出操作部(例えば、球排出レバー132)と、第一の部材と、前記排出操作部が操作された場合に前記第一の通路と前記第二の通路を連通状態にさせる第二の部材(例えば、シャッタ508)と、を備え、前記第一の部材は、前記所定の部材であり、前記第一の通路は、前記扉側通路であり、前記所定の部材によって、前記扉側通路の遊技球を前記球送装置側に供給されることが防止されている場合、前記排出操作部により前記扉側通路と前記第二の通路を連通可能であってもよい。
このような構成とすれば、扉側通路に残った遊技球を通路外に流出させることなく、確実に第二の通路へ排出させることができる場合がある。
また、前記所定の部材を備えることなく、前記扉体が開放されている場合に、前記扉側通路の遊技球を前記球送装置側に供給されることが防止されていれば、部品点数を減らすことができる上に、本体側に遊技球を保持することが可能なので、メンテナンス後に遊技球をスムーズに発射位置へ移動させ、遊技への復帰をスムーズに行うことができる場合がある。
また、前記扉を開放する場合に、上述の払出通路ユニット300と排出口ユニット400との連通状態が解除されるよりも前に、前記扉側通路と前記球送装置との連通状態が解除されるように構成すれば、扉を開放した場合に、球送装置へ送られる遊技球を先に遮断することができるため、不正行為を防止できる場合がある。また、払い出し通路が連通している間は、扉が開放していても払い出しだけは行われるので、遊技者の不安を解消できる場合がある。
また、前記排出操作部と前記第二の部材が前記扉側に設けられ、前記第二の部材によって前記第二の通路への遊技球の供給が不可能な状態を解除する第三の部材が前記本体側に設けられていれば、店員の目の届きにくい扉が開放されている間は、ドル箱に遊技球を入れにくくなるので、不正に払い出された遊技球を入れるなどの不正行為を防ぐことができる場合がある。
なお、前記扉が閉鎖されている場合に、前記排出操作部に設けられた係合部と前記第三の部材の係合部が係合状態となり、前記排出操作部を操作すると、該排出操作部に設けられた係合部と連動して前記第三の部材が動き、前記扉側通路と前記第二の通路が連通状態となる一方で、前記扉が開放されている場合に、前記排出操作部に設けられた係合部と前記第三の部材の係合部の係合状態が解除されたときに前記排出操作部を操作すると、該排出操作部は動作するが、前記第三の部材は連動せずに前記第二の部材による通路の遮断が解除されないように構成してもよい。
また、前記本体は、遊技球を下皿へ移動させる球送装置を備え、前記扉体が閉鎖されている場合に、該扉体に設けられた扉側通路の遊技球が前記球送装置側に供給されるように構成され、前記扉体が開放されている場合に、所定の部材によって、前記扉側通路の遊技球を前記球送装置側に供給されることが防止されるように構成してもよい。
ここで、球タンク150から排出された遊技球が上皿126(または下皿128)に到達するまでのルートについて上記図4を用いて説明する。球タンク150から排出された遊技球は、タンクレール154を通過して払出装置152に導かれる。また、払出装置152の排出口152aから排出された遊技球は、払出通路ユニット300を通過して排出口ユニット400に移動する。
この際、上皿126に遊技球が貯留可能な場合には、遊技球は払出通路ユニット300の第1の遊技通路301aを通過して排出口ユニット400の第1の遊技通路401aに移動して上皿126の方向に導かれるが、上皿126に遊技球が貯留不可能な場合(上皿126が満タンの場合)には、遊技球は払出通路ユニット300の第2の遊技通路301bを通過して排出口ユニット400の第2の遊技通路402aに移動した後に、下皿用通路401aを通過して下皿128の方向に導かれるように構成されている。
また、発射装置によって打ち出された遊技球のうち、遊技盤まで到達しなかったり、発射槌で打ち損じた遊技球は、遊技盤の裏側に配置された遊技盤側通路401bを通過して本体106側に移動し、該本体106側に設けられた凹形状の本体側通路401cに当たって遊技盤側に移動し、該遊技盤の裏側に配置された下皿開口部401dを通過して下皿128に導かれるように構成されている。
下皿の容量を超えて遊技球が入っているときに扉を開けた場合、遊技球が逆流し、通路外に流出してしまう可能性があるが、本発明に係る所定の部材を、上述の遊技盤側通路401b、本体側通路401c、下皿開口部401などに設け、当該所定の部材によって、遊技球の供給(移動)を防止するように構成すれば、扉の開放時に扉側または本体側に遊技球を保持させることができ、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、本発明に係る遊技台は、パチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、遊技球(例えば、パチンコ玉)を遊技媒体としたスロットマシン(いわゆるパチロット)や等にも適用可能であり、また、封入式遊技機にも適用可能である。
ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものであり、当該封入式遊技機において、遊技盤から回収された遊技球を球送装置に案内する扉側通路が扉体に設けられていてもよい。
また、封入式遊技機において、遊技盤から回収された遊技球を循環させる遊技球循環経路を通過した遊技球が球送装置に送られるようにしてもよい。また、封入式遊技機において、遊技盤から回収された遊技球の研磨を行う玉磨き装置を通過した遊技球が球送装置に送られるようにしてもよい。
また、封入式遊技機において、発射杆の発射強度が不足した場合に遊技球が誘導されるファール球通路が球送り装置の近傍に設けられていてもよい。また、封入式遊技機において、球送装置から送られた遊技球が発射位置に送られたことを検知する発射検知手段を発射位置の直前に設けてもよい。また、発射検知手段は、球送装置の排出口と連通する通路に設けられていてもよい。
なお、本発明の実施例に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。また、本発明は、異なる実施例に記載された構成を組み合わせることによっても実現可能である。
本発明に係る遊技台は、回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技球(ぱちんこ機)などに代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
104 本体
106 前面枠扉
126 上皿
152 払出装置
154 タンクレール
300 払出通路ユニット
400 排出口ユニット
350 扉側球通路ユニット
354 ストッパ
354a シャッタ
354d 操作部
450 発射装置
450a 突出部
484 発射槌
488 球送りレバー
492 球送り部ベース
500 球排出装置
508 シャッタ

Claims (9)

  1. 球送手段を備えた遊技台であって、
    前記球送手段は、球送部が設けられた手段であり、
    前記球送手段は、通路が設けられた手段であり、
    前記球送手段は、壁が設けられた手段であり、
    前記球送部が第一の状態から第二の状態へ変化することで、前記通路の遊技球を移動させ、
    前記第一の状態において、前記球送部の一部(以下、「第一の保持手段」という。)と前記壁の一部(以下、「第二の保持手段」という。)によって、該球送部における保持領域にある遊技球を保持可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記保持領域は、前記第一の保持手段と、前記球送部の別の一部(以下、「第三の保持手段」という。)と、の間にある領域であり、
    前記第一の保持手段は、前記第三の保持手段よりも下流にある手段であり、
    前記第二の状態において、前記第三の保持手段と前記第二の保持手段によって、前記通路の遊技球を保持可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技台であって、
    前記第二の保持手段は、前記通路へ突出する凸部によって構成された手段である。
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    発射手段を備え、
    前記発射手段は、発射位置にある遊技球を遊技領域に向けて発射可能な手段であり、
    前記球送部が前記第一の状態から前記第二の状態へ変化することで、前記保持領域にある遊技球が前記発射位置へ移動可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項4に記載の遊技台であって、
    本体と、
    扉と、
    を備え、
    前記球送手段は、前記扉に設けられた手段であり、
    前記発射手段は、前記本体に設けられた手段である、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項4に記載の遊技台であって、
    本体と、
    扉と、
    を備え、
    前記球送手段は、前記本体に設けられた手段であり、
    前記発射手段は、前記本体に設けられた手段であり、
    前記発射手段と前記球送手段は、同一のユニットで構成されている、
    ことを特徴とする遊技台。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    操作手段と、
    上皿と、
    を備え、
    前記操作手段は、前記上皿の遊技球を排出口に向けて排出可能な手段であり、
    前記球送手段は、前記操作手段が操作された場合であっても、遊技球を保持可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記壁は、前記第二の保持手段とは別の保持手段(以下、「第四の保持手段」という。)を備え、
    前記第四の保持手段は、前記第二の保持手段の上流にある手段である、
    ことを特徴とする遊技台。
  9. 請求項2乃至請求項8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第三の保持手段から前記第一の保持手段に亘って形成された凹部の曲率半径は、遊技球の曲率半径よりも小さい、
    ことを特徴とする遊技台。
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