JP2015161709A - 再生装置、再生システム、アプリケーションプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の端末に記録されたコンテンツを再生装置で再生する場合に、ユーザの操作を軽減する。
【解決手段】通信部を通じて接続された各端末が記録するコンテンツのリストと、端末ごとのコンテンツの再生回数とを含むコンテンツ情報を取得し、取得した前記端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出し、算出された前記優先度に応じて、前記各コンテンツの再生順序を決定する。そして、各端末に前記再生順序に対応したコンテンツを前記通信部を通じて要求し、要求に応じて取得されたコンテンツを前記再生部に再生させる。
【選択図】図3
【解決手段】通信部を通じて接続された各端末が記録するコンテンツのリストと、端末ごとのコンテンツの再生回数とを含むコンテンツ情報を取得し、取得した前記端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出し、算出された前記優先度に応じて、前記各コンテンツの再生順序を決定する。そして、各端末に前記再生順序に対応したコンテンツを前記通信部を通じて要求し、要求に応じて取得されたコンテンツを前記再生部に再生させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、端末と通信を行いつつ、この端末に記録されたコンテンツの再生を行う再生装置に関する。
2つの端末の間に通信を確立させておき、ある端末が記録するコンテンツを、他の端 末にストリーミングして、再生させる発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような、コンテンツのストリーミングを受ける端末(再生装置)は、コンテンツを記録することなく他の端末が記録するコンテンツを再生することができる。
2つ以上の端末に記録されたコンテンツを、ストリーミングして再生装置に再生させる場合、ソース側の端末は何ら連携していないため、ユーザが手動で端末の切り替えを行ったり、コンテンツの選曲を行う必要がある。たとえば、Bluetoothなどの近距離無線の規格を用いて端末同士を接続する場合、端末との間で1対1でのペアリング作業が必要となる。そのため、ユーザに煩雑な操作を求める結果となる。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、複数の端末に記録されたコンテンツを再生装置にストリーミングして再生する場合に、ユーザの操作を軽減することを目的とする。
・適用例1
上記課題を解決するために、本発明の一態様では、通信部と、再生部と、前記通信部を通じて接続された各端末が記録するコンテンツのリストと、端末ごとのコンテンツの再生回数とを含むコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、取得した前記端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出する優先度算出部と、算出された前記優先度に応じて、前記各コンテンツの再生順序を決定する再生順序決定部と、各端末に前記再生順序に対応したコンテンツを前記通信部を通じて要求するコンテンツ要求部と、前記要求に応じて取得されたコンテンツを前記再生部に再生させる再生制御部と、を有する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様では、通信部と、再生部と、前記通信部を通じて接続された各端末が記録するコンテンツのリストと、端末ごとのコンテンツの再生回数とを含むコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、取得した前記端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出する優先度算出部と、算出された前記優先度に応じて、前記各コンテンツの再生順序を決定する再生順序決定部と、各端末に前記再生順序に対応したコンテンツを前記通信部を通じて要求するコンテンツ要求部と、前記要求に応じて取得されたコンテンツを前記再生部に再生させる再生制御部と、を有する。
上記のように構成された発明では、まず、端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出する。次に、算出した優先度に応じて、各コンテンツの再生順序を決定する。このように決定された再生順序に応じて、各端末に再生順序に対応したコンテンツを通信部を通じて要求する。
そのため、各端末が記録するコンテンツ再生順序を各ユーザの嗜好に合わせて決定し、決定された再生順序に応じて端末にコンテンツファイルをストリーミングすることができる。すなわち、ユーザが端末から再生装置にコンテンツをストリーミングして再生する場合に端末に対して煩雑な操作を行う必要がなくなる。
そのため、各端末が記録するコンテンツ再生順序を各ユーザの嗜好に合わせて決定し、決定された再生順序に応じて端末にコンテンツファイルをストリーミングすることができる。すなわち、ユーザが端末から再生装置にコンテンツをストリーミングして再生する場合に端末に対して煩雑な操作を行う必要がなくなる。
・適用例2
本発明の一態様では、前記コンテンツ情報には、各コンテンツの属性情報が前記リストに対応づけて記録されており、前記優先度算出部は、前記属性情報ごとの前記再生回数を集計して、前記コンテンツの優先度を算出する。
上記のように構成された発明では、ある属性情報に注目してコンテンツの再生順序を決定することができ、ユーザの嗜好を再生順序により効果的に反映させることができる。
本発明の一態様では、前記コンテンツ情報には、各コンテンツの属性情報が前記リストに対応づけて記録されており、前記優先度算出部は、前記属性情報ごとの前記再生回数を集計して、前記コンテンツの優先度を算出する。
上記のように構成された発明では、ある属性情報に注目してコンテンツの再生順序を決定することができ、ユーザの嗜好を再生順序により効果的に反映させることができる。
・適用例3
本発明の一態様では、前記属性情報は、第1の属性情報と、第2の属性情報と、を含み、前記優先度算出部は、前記第1の属性情報における優先度と、前記第2の属性情報における優先度と、の積にもとづいて前記コンテンツの優先度を算出する。
上記のように構成された発明では、複数の属性情報を組み合わせることができるため、ユーザの嗜好を再生順序により効果的に反映させることができる。
本発明の一態様では、前記属性情報は、第1の属性情報と、第2の属性情報と、を含み、前記優先度算出部は、前記第1の属性情報における優先度と、前記第2の属性情報における優先度と、の積にもとづいて前記コンテンツの優先度を算出する。
上記のように構成された発明では、複数の属性情報を組み合わせることができるため、ユーザの嗜好を再生順序により効果的に反映させることができる。
・適用例4
本発明の一態様では、前記優先度算出部は、各端末における再生回数の割合が高いコンテンツの優先度を高くする。
上記のように構成された発明では、端末間の平均では、再生回数が低くとも、特定の端末において再生回数が高いコンテンツの優先度を高くすることができ、再生順序の決定をより柔軟に行うことが可能となる。
本発明の一態様では、前記優先度算出部は、各端末における再生回数の割合が高いコンテンツの優先度を高くする。
上記のように構成された発明では、端末間の平均では、再生回数が低くとも、特定の端末において再生回数が高いコンテンツの優先度を高くすることができ、再生順序の決定をより柔軟に行うことが可能となる。
・適用例5
本発明の一態様では、前記再生順序決定部は、重複するコンテンツが存在する場合に、いずれかのコンテンツのみを再生順序に加える。
上記のように構成された発明では、重複するコンテンツの再生を抑制することができる。
本発明の一態様では、前記再生順序決定部は、重複するコンテンツが存在する場合に、いずれかのコンテンツのみを再生順序に加える。
上記のように構成された発明では、重複するコンテンツの再生を抑制することができる。
・適用例6
本発明の一態様では、前記通信部は、LANで前記端末と接続している。
上記のように構成された発明では、複数の端末と一度に接続を行うことができるため、再生装置と端末との間の接続に要する処理を簡単にすることができる。
本発明の一態様では、前記通信部は、LANで前記端末と接続している。
上記のように構成された発明では、複数の端末と一度に接続を行うことができるため、再生装置と端末との間の接続に要する処理を簡単にすることができる。
また、本発明は再生装置として捉えるのみならず、再生装置を一部に含む再生システムや、本発明の特徴を備える、再生方法としても捉えることができる。
また、本発明の再生装置とともに使用される端末に、所定の処理を実行させるためのアプリケーションプログラムとしても適用することができる。
また、本発明の再生装置とともに使用される端末に、所定の処理を実行させるためのアプリケーションプログラムとしても適用することができる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
(1)再生システムの構成
(2)コンテンツ情報の記録方法
(3)コンテンツ再生方法
(4)優先度の算出方法
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
(1)再生システムの構成
(2)コンテンツ情報の記録方法
(3)コンテンツ再生方法
(4)優先度の算出方法
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
(1)再生システムの構成
図1は、一例としての再生システムを示す外観図である。
この第1の実施形態では、再生システム100の一部を構成する再生装置として、車載型の表示装置10を例に説明を行う。表示装置10は、図示ない車両の内部に搭載されており、車両に乗車したユーザにカーナビゲーションや、コンテンツの再生等のサービスを提供することができる。また、表示装置10は、端末30、40、50との間で通信を確立し、端末30−50からコンテンツのストリーミング(提供)を受けることができる。すなわち、この実施形態では、端末30−50は、コンテンツをストリーミングするソース機器として機能する。
(1)再生システムの構成
図1は、一例としての再生システムを示す外観図である。
この第1の実施形態では、再生システム100の一部を構成する再生装置として、車載型の表示装置10を例に説明を行う。表示装置10は、図示ない車両の内部に搭載されており、車両に乗車したユーザにカーナビゲーションや、コンテンツの再生等のサービスを提供することができる。また、表示装置10は、端末30、40、50との間で通信を確立し、端末30−50からコンテンツのストリーミング(提供)を受けることができる。すなわち、この実施形態では、端末30−50は、コンテンツをストリーミングするソース機器として機能する。
図2は、再生装置のハードウェア構成を示すブロック構成図である。
表示装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、通信IF15、タッチパネルモジュール16、音声出力部17、バス18を備える。表示装置10の各部は、バス18を通じて互いに接続されている。
表示装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、通信IF15、タッチパネルモジュール16、音声出力部17、バス18を備える。表示装置10の各部は、バス18を通じて互いに接続されている。
通信IF15は、表示装置10を端末30−50と接続させる。通信IF15は、例えば、Wi−Fiに対応するプロトコルにより、表示装置10と端末30−50とを接続する。そのため、確立された通信網を介して、端末30−50から表示装置10にコンテンツや、コンテンツの情報(コンテンツ情報)が送信される。
また、通信IF15がWi−FiなどのLANを用いて端末30−50と接続することで、1つの通信網により複数の端末と接続することができる。
また、通信IF15がWi−FiなどのLANを用いて端末30−50と接続することで、1つの通信網により複数の端末と接続することができる。
タッチパネルモジュール16は、ユーザの操作入力を受付ける。受付けた操作はバス18を通じてCPU11に入力される。無論、表示装置10がタッチパネルモジュール16を備えることが一例に過ぎず、ユーザからの操作を受付けるものであればどのようなものであってもよい。
CPU11は、通信IF15を通じて入力したコンテンツや、コンテンツ情報、タッチパネルモジュール16を通じて入力した操作入力をもとに、表示装置10の駆動を統合的に制御する。
ROM12には、CPU11がバス18に接続された各ハードウェアを制御するためのOS(Operating System)121や、CPU11が端末30−50から取得したコンテンツやコンテンツ情報をもとに、コンテンツの再生を制御するためのプログラムモジュール122が、記録されている。そのため、CPU11がOS121や、プログラムモジュール122をRAM13に展開して実行し、各ハードウェアを制御することができる。
なお、CPU11がOS121を用いてハードウェア等を制御することは一例に過ぎず、CPU11がOS121以外のプログラムによりハードウェア等を制御するものであってもよい。
なお、CPU11がOS121を用いてハードウェア等を制御することは一例に過ぎず、CPU11がOS121以外のプログラムによりハードウェア等を制御するものであってもよい。
図3は、再生装置の機能を説明する機能ブロック図である。図3では、CPU11がROM12に記録されたOS121やプログラムモジュール122を実行することで実現される機能と、ハードウェアとの関係を示している。
コンテンツ情報取得部111は、通信IF15を通じて接続された端末30−50が記録するコンテンツのコンテンツ情報Cd(リスト、各コンテンツの再生回数)を取得する。コンテンツ情報Cdは、端末30−50がコンテンツを再生するごとに値を記録したものである。
図4は、一例としての、端末から表示装置10へ送信されるコンテンツ情報を示す図である。図4(a)は、端末30から表示装置10に送信されるコンテンツ情報を示す。また、図4(b)は、端末40から表示装置10に送信されるコンテンツ情報を示す。そして、図4(c)は、端末50から表示装置10に送信されるコンテンツ情報を示す。
図4(a)−(c)に示すコンテンツ情報Cdでは、送信元の端末を識別する情報である端末ID、コンテンツを識別する情報であるコンテンツID、コンテンツの属性を示す情報である属性情報、各コンテンツの再生回数が対応づけて記録されている。ここで、端末ID(A〜C)は、コンテンツ情報Cdを作成した端末30−50を識別する情報である。また、コンテンツID(Tr_A1〜A5、Tr_B1〜B5、Tr_C1〜C5)は、コンテンツを固有に識別する情報である。そして、属性情報は、コンテンツの特徴をクラス分けするための情報であり、『コンテンツ名称』、『アーティスト』、『ジャンル』、『ビットレート』等、コンテンツをクラス分けできるものであればどのようなものであってもよい。図4に示すコンテンツ情報Cdでは、属性情報としてアーティストID(Ar)と、ジャンルID(Ge)とが記録されている。アーティストIDは、コンテンツの作曲者や演奏者等を示す情報であり、同じアーティストであれば同一のアーティストIDが付与される。また、ジャンルIDは、コンテンツのジャンル(ポップ、ロック、クラッシック、等)を示す情報であり、同じジャンルであれば同一のジャンルIDが付与される。以下では、同一の属性情報に属するものをオブジェクトとも記載する。そして、再生回数は、端末30−50があるコンテンツを再生するごとに、カウントした値である。
優先度算出部112は、コンテンツ情報取得部111により取得されたコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出する。優先度は、表示装置10が、コンテンツを再生する順序を決定するために用いる値である。すなわち、優先度が高いコンテンツの再生順序は早くなる。また、この第1の実施形態では、優先度算出部112は、コンテンツに関連づけられた属性情報に注目し、この属性情報ごとに再生回数Nを集計し、優先度を決定する。そのため、ある属性情報に注目した場合に、再生回数Nが多いオブジェクトを備えるコンテンツは優先度は高くなり、再生回数Nが少ないオブジェクトを備えるコンテンツは優先度が低くなる。
図5は、コンテンツの再生回数と、優先度との関係を説明する図である。図5(a)では、属性情報として『アーティスト』に注目した場合に、『アーティスト』に含まれる各オブジェクトの数を横軸に示し、再生回数Nを縦軸に示している。なお、図5に示す、再生回数Nは、端末30−50における全ての再生回数を母集合としたものである。図5(a)に示すように、コンテンツにおける属性情報『アーティスト』に注目した再生回数Nの集計は、『Ar1』、『Ar4』、『Ar2』、『Ar3』の順で低くなっている。そのため、優先度算出部112は、『Ar1』に関連づけられたコンテンツの優先度を最も高くする。また、『Ar4』、『Ar2』、『Ar3』の順序で、優先度を低くする。
無論、優先度を算出するために注目する属性情報は1つに限られず、複数の属性をもとに、優先度を算出するものであってもよい。
無論、優先度を算出するために注目する属性情報は1つに限られず、複数の属性をもとに、優先度を算出するものであってもよい。
再生順序決定部113は、優先度算出部112によって算出された優先度に応じて、各コンテンツの再生順序を決定する。図5(b)は、優先度と、再生順序との関係を示す図である。図5(b)では、図5(a)で示した優先度に応じて決定された各コンテンツの再生順序(1〜4)を示している。図5(b)の例では、オブジェクト『Ar1』を含むコンテンツの再生順序が他のオブジェクト(Ar2、Ar3、Ar4)を含むコンテンツと比べて最も早くなる。また、オブジェクト『Ar3』を含むコンテンツの再生順序が他のオブジェクト(Ar1、Ar2、Ar4)を含むコンテンツと比べて最も遅くなる。この第1の実施形態では、再生順序決定部113は、再生順序を決定したプレイリストPlを作成し、フラッシュメモリ14に記録する。すなわち、優先度が高いコンテンツの再生順序を先にし、優先度が低いコンテンツの再生順序を後にする。
コンテンツ要求部114は、再生順序決定部113により決定された再生順序(プレイリストPl)に従って、各コンテンツを通信IF15を通じて要求する。
そして、再生制御部115は、コンテンツ要求部114による要求に応じてストリーミングされたコンテンツを音声出力部(再生部)17に再生させる。
そして、再生制御部115は、コンテンツ要求部114による要求に応じてストリーミングされたコンテンツを音声出力部(再生部)17に再生させる。
次に、端末30−50の構成について説明する。
図6は、端末30の構成を示すブロック構成図である。なお、端末40、50の構成は、端末30と同様であるため、その説明は省略する。
この第1の実施形態では、端末30は、スマートフォンや、小型PCにより実現される。無論、端末30−50は、コンテンツをストリーミングできる装置であればどの様な装置であってもよい。
図6は、端末30の構成を示すブロック構成図である。なお、端末40、50の構成は、端末30と同様であるため、その説明は省略する。
この第1の実施形態では、端末30は、スマートフォンや、小型PCにより実現される。無論、端末30−50は、コンテンツをストリーミングできる装置であればどの様な装置であってもよい。
端末30は、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュメモリ34、通信IF35、タッチパネルモジュール36、音声再生部37、バス38を備える。端末30の各部は、バス38を通じて互いに接続されている。
CPU31は、ROM32に記録されたプログラムに従って、各ハードウェアの駆動を統合的に制御する。
ROM32には、CPU31が、ハードウェアの駆動を制御するためのOS321や、音声再生部37のコンテンツの再生に合わせて、図4に示したコンテンツ情報Cdを記録するためのアプリケーションプログラム322が記録されている。CPU31は、OS321や、アプリケーションプログラム322をRAM33に展開して実行することで、コンテンツ情報Cdの記録や、表示装置10からの要求に従った動作を行うことができる。
フラッシュメモリ34には、コンテンツファイル(コンテンツ)が記録されている。また、フラッシュメモリには、CPU31が作成したコンテンツ情報Cd(図4)が記録されている。なお、この第1の実施形態では、音楽コンテンツを例に説明を行う。無論、本発明は、音楽コンテンツ以外にも適用できる。
(2)コンテンツ情報Cdの記録方法
次に、端末30−50により行われるコンテンツ情報Cdの記録方法について説明する。図7は、端末30がコンテンツ情報Cdを記録す方法を説明するフローチャートである。図7に示すフローチャートは、ユーザが端末30を操作して、あるコンテンツを再生した場合に実行され、図4に示すコンテンツ情報Cdが記録される。なお、端末40、50においても、図7に示す同様の手法によりコンテンツ情報Cdが記録されるため、説明は省略する。
次に、端末30−50により行われるコンテンツ情報Cdの記録方法について説明する。図7は、端末30がコンテンツ情報Cdを記録す方法を説明するフローチャートである。図7に示すフローチャートは、ユーザが端末30を操作して、あるコンテンツを再生した場合に実行され、図4に示すコンテンツ情報Cdが記録される。なお、端末40、50においても、図7に示す同様の手法によりコンテンツ情報Cdが記録されるため、説明は省略する。
ステップSB1では、CPU31は、コンテンツ情報Cdを参照し、今から再生するコンテンツがコンテンツ情報Cdに記録されているか否かを判断する。例えば、CPU31は、コンテンツファイルのヘッダに付与されているコンテンツIDや、属性情報(アーティストID、ジャンルID)から、コンテンツの種別を判断する。
今から再生するコンテンツがコンテンツ情報Cdに記録されていなければ(ステップSB2:YES)、ステップSB3において、CPU31は、コンテンツファイルに含まれる情報(属性情報等)を取得する。この第1の実施形態では、属性情報は、『アーティスト』、『ジャンル』であるため、CPU31は、コンテンツファイルから『アーティスト』、『ジャンル』のそれぞれの属性情報を取得する。そして、ステップSB4では、CPU31は、コンテンツ情報Cdにコンテンツの各情報(コンテンツID、属性情報等)を記録する。
ステップSB5では、CPU31は、コンテンツ情報Cdの該当コンテンツの再生回数に1をプラスする。なお、再生回数に1をプラスするタイミングは、コンテンツの再生が終了したタイミングでもよい。
一方、今から再生するコンテンツがコンテンツ情報Cdに記録されていれば(ステップSB2:NO)、CPU11は、ステップSB5に進む。すなわち、再生するコンテンツの情報は、コンテンツ情報Cdに記録されているため、CPU31は、属性情報等の記録は行わず、コンテンツ情報Cdの該当コンテンツの再生回数に1をプラスする。
以上、端末30により実行されるコンテンツ情報Cdの記録を説明した。
(3)コンテンツ再生方法
次に、再生システム100におけるコンテンツの再生方法を説明する。図8は、コンテンツの再生方法を示すフローチャートである。例えば、図8に示すフローチャートは、ユーザが端末30−50を操作して、表示装置10にコンテンツの再生を実行させる場合に行われる。
次に、再生システム100におけるコンテンツの再生方法を説明する。図8は、コンテンツの再生方法を示すフローチャートである。例えば、図8に示すフローチャートは、ユーザが端末30−50を操作して、表示装置10にコンテンツの再生を実行させる場合に行われる。
ステップSA1では、CPU11は、接続対象となる端末との間で無線LANを設定するためのペアリングを行う。なわち、このステップSA1では、CPU11は、無線LANを通じて端末30−50との間で行なわれる通信時のSSIDの設定や、セキュリティーの設定等が行われる。すなわち、本発明では、表示装置10が端末30−50に対する親機として機能する。
ステップSA2では、CPU11(コンテンツ情報取得部111)は、通信IF15を通じて、各端末30−50からコンテンツ情報Cdの送信を要求する。端末30−50では、コンテンツ情報Cdの送信要求を受けると、ステップSB11において、CPU31は、フラッシュメモリ34に記録されたコンテンツ情報Cdを送信する。
ステップSA3では、CPU11は、端末30−50から送信されたコンテンツ情報Cd(図4)を受信する。そのため、CPU11は、端末30−50ごとのコンテンツ情報Cd(図4)をフラッシュメモリ14に記録する。
ステップSA4では、CPU11(優先度算出部112)は、取得したコンテンツ情報Cdに含まれる再生回数Nをもとにコンテンツごとの優先度を算出するための優先度算出処理を行なう。すなわち、CPU11は、ステップSA3で取得したコンテンツ情報Cdから、所定の属性情報に注目して再生回数Nを集計し、表示装置10で再生させる個々のコンテンツの優先度を算出する。優先度の詳細な算出方法については、(4)優先度算出方法で説明する。
ステップSA5では、CPU11(再生順序決定部113)は、ステップSA4で算出されたコンテンツごとの優先度に応じてコンテンツの再生順序を示すプレイリストPlを作成する。図9は、一例としてのプレイリストPlを示す図である。プレイリストPlには、表示装置10が端末30−50からストリーミングされるコンテンツの再生順序(1〜15)が記録されている。また、プレイリストPlには、コンテンツID、端末ID、関連情報が関連づけて記録されている。
ステップSA6では、CPU11(コンテンツ要求部114)は、ステップSA5で作成したプレイリストPlに従って、コンテンツファイルのストリーミングを各端末30−50に要求する。一例として、CPU11は、通信IF15を通じて、プレイリストPlの再生順序POdの先頭から順に、コンテンツのストリーミング要求をブロードキャストする。このストリーミング要求では、プレイリストPlの該当再生順序POdに対応づけられた端末IDを送り先とし、該当再生順序POdに対応づけられたコンテンツIDを対象とする。そのため、ステップSB12において、ストリーミング要求を受信した端末30−50の内、端末IDに該当する端末は、コンテンツIDに対応するコンテンツファイルを表示装置10に対してストリーミングする。
ステップSA7では、CPU11(再生制御部115)は、ステップSA6の要求により端末からストリーミングされたコンテンツファイルを再生する。ここで、コンテンツファイルの解凍等は端末30−50により事前に行われており、表示装置10は、ストリーミングされたコンテンツファイルを再生するだけでよい。なお、表示装置10と端末30−50との間で、コンテンツの暗号化が取り決められている場合は、コンテンツを復号する必要がある。
再生順序がプレイリストPlの終端まで達していなければ(ステップSA8:NO)、CPU11は、ステップSA6に戻り、ステップSA6、SA7の処理を繰返す。
再生順序がプレイリストPlの終端まで達していれば(ステップSA8:YES)、CPU11は、端末30−50に対してコンテンツの要求を終了する。
再生順序がプレイリストPlの終端まで達していれば(ステップSA8:YES)、CPU11は、端末30−50に対してコンテンツの要求を終了する。
(4)優先度算出方法
次に、図8のステップSA4で示した優先度算出処理について説明する。
図10は、ステップSA4において実行される優先度の算出方法を説明するフローチャートである。図10に示す優先度算出方法は、『アーティスト』、『ジャンル』の2つの属性情報(第1の属性情報、第2の属性情報)に注目して優先度を算出している。また、図11、図12は、コンテンツ情報Cdからコンテンツごとの優先度βが算出される手法を説明する図である。
次に、図8のステップSA4で示した優先度算出処理について説明する。
図10は、ステップSA4において実行される優先度の算出方法を説明するフローチャートである。図10に示す優先度算出方法は、『アーティスト』、『ジャンル』の2つの属性情報(第1の属性情報、第2の属性情報)に注目して優先度を算出している。また、図11、図12は、コンテンツ情報Cdからコンテンツごとの優先度βが算出される手法を説明する図である。
以下では、注目する変数に応じて集計された値に添え字『i』『j』『k』『l』を付して説明を行う。すなわち、コンテンツ情報Cdに記録される再生回数Nは、端末ID、コンテンツID、属性情報のそれぞれが関連づけられており、各情報に注目して、集計を行うことができる。そのため、ある値を端末ID(変数)に注目して集計した場合、この値に添え字『i』を付して示す。また、ある値を、コンテンツID(変数)に注目して集計した場合、この値に添え字『j』を付して示す。そして、ある値を属性情報(変数)に注目して集計した場合、添え字『k』または『l』を付して示す。また、注目する変数は、2つ以上を組み合わせて用いる場合もあり、この場合、値には2つ以上の添え字を付して示される。
ステップSA41では、CPU11は、端末30−50の内のいずれかを示す端末IDに属するコンテンツ情報CdからアーティストIDが共通の再生回数(個別アーティスト再生回数IArN(i、k))を集計する。
図11(a)は、ステップSA41において集計される個別アーティスト再生回数IArN(i、k)を示す図である。図11(a)では、縦方向に並ぶアーティストID(Ar1〜Ar4)と、横方向に並ぶ端末ID(A〜C)と、を変数とし、各配列要素をアーティスト再生回数ArNとして示している。図11(a)では、端末ID(i=A〜C)のそれぞれのコンテンツ情報Cdから、アーティストIDの各オブジェクト『Ar1』、『Ar2』、『Ar3』、『Ar4』の個別アーティスト再生回数IArN(i、k)が集計されている。
図11(a)は、ステップSA41において集計される個別アーティスト再生回数IArN(i、k)を示す図である。図11(a)では、縦方向に並ぶアーティストID(Ar1〜Ar4)と、横方向に並ぶ端末ID(A〜C)と、を変数とし、各配列要素をアーティスト再生回数ArNとして示している。図11(a)では、端末ID(i=A〜C)のそれぞれのコンテンツ情報Cdから、アーティストIDの各オブジェクト『Ar1』、『Ar2』、『Ar3』、『Ar4』の個別アーティスト再生回数IArN(i、k)が集計されている。
ステップSA42では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報CdからジャンルIDが共通の再生回数(個別ジャンル再生回数IGeN(i、l))を集計する。
図11(b)は、ステップSA42において集計される個別ジャンル再生回数GeN(i、l)を示す図である。図11(b)では、縦方向に並ぶジャンルID(Ge1〜Ge3)と、横方向に並ぶ端末ID(A〜C)と、を変数とし、各配列要素を個別ジャンル再生回数IGeN(i、l)として示している。図11(b)では、端末ID(i=A〜C)のそれぞれのコンテンツ情報Cdから、ジャンルIDの各オブジェクト『Ge1』、『Ge2』、『Ge3』の個別ジャンル再生回数IGeN(i、l)が集計されている。
図11(b)は、ステップSA42において集計される個別ジャンル再生回数GeN(i、l)を示す図である。図11(b)では、縦方向に並ぶジャンルID(Ge1〜Ge3)と、横方向に並ぶ端末ID(A〜C)と、を変数とし、各配列要素を個別ジャンル再生回数IGeN(i、l)として示している。図11(b)では、端末ID(i=A〜C)のそれぞれのコンテンツ情報Cdから、ジャンルIDの各オブジェクト『Ge1』、『Ge2』、『Ge3』の個別ジャンル再生回数IGeN(i、l)が集計されている。
ステップSA43では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報Cdの再生回数Nの総数(個別再生総数ITN(i))を集計する。
ステップSA44では、CPU11は、下記(式1)をもとに、ステップSA41で集計した個別アーティスト再生回数IArN(i、k)をステップSA43で取得した個別再生総数ITN(i)で割った、ある端末IDにおける個別アーティスト優先度IArP(i、k)を算出する。
図11(c)では、縦方向に並ぶアーティストID(Ar1〜Ar4)と、横方向に並ぶコンテンツID(A〜C)と、を変数とし、各配列要素を個別アーティスト優先度ArPとして示している。すなわち、アーティストIDの各オブジェクト『Ar1』、『Ar2』、『Ar3』、『Ar4』の個別アーティスト優先度ArPが算出されている。
ステップSA45では、CPU11は、下記(式2)をもとに、ステップSA42で集計した個別ジャンル再生回数IGeN(i、l)をステップSA43で取得した個別再生総数ITN(i)で割って、ある端末IDにおける個別ジャンル優先度IGeP(i、l)を算出する。
図11(d)は、ステップSA45において集計される個別ジャンル優先GeP(i、l)を示す図である。図11(d)では、縦方向に並ぶジャンルID(l=Ge1〜Ge3)と、横方向に並ぶ端末ID(i=A〜C)と、を変数とし、各配列要素を個別ジャンル優先度GePとして示している。すなわち、ジャンルIDの各オブジェクト『Ge1』、『Ge2』、『Ge3』のジャンル優先度GePが算出されている。
全ての端末IDで個別アーティスト優先度IArP、個別ジャンル優先度IArpを算出していなければ(ステップSA46:NO)、ステップSA47では、CPU11は、対象とする端末IDを変化させる。そして、CPU11は、ステップSA41〜SA45の処理を繰返す。
一方、全ての端末IDで個別アーティスト優先度IArP、個別ジャンル優先度IGePを算出していれば(ステップSA46:YES)、CPU11は、ステップSA48に進む。
一方、全ての端末IDで個別アーティスト優先度IArP、個別ジャンル優先度IGePを算出していれば(ステップSA46:YES)、CPU11は、ステップSA48に進む。
図12(a)は、ステップSA48において算出されるアーティスト優先度ArP(k)を示すグラフである。図12(a)では、縦方向に並ぶアーティストIDごとのアーティスト優先度ArP(k)が算出されている。
図12(b)は、ステップSA49において算出されるジャンル優先度GeP(l)を示すグラフである。図12(b)では、縦方向に並ぶジャンルIDごとのジャンル優先度GePが算出されている。
図12(c)は、端末ごとのコンテンツ情報Cdに付与された優先度βを示す図である。図12(c)では、図中、点線で囲む優先度βが高い値となっている。そのため、図8のステップSA5において、CPU11は、優先度βの高いコンテンツの再生順序を早くする。
以上説明したように、この第1の実施形態に示す再生装置では、以下の効果を奏する。 端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出し、この優先度に応じて各コンテンツの再生順序を決定する。このように決定された再生順序に応じて、各端末に再生順序に対応したコンテンツを通信部を通じて要求する。そのため、再生装置が複数の端末からコンテンツのストリーミングを受ける場合に、コンテンツ再生順序を各ユーザの嗜好に合わせて決定し、決定された再生順序に応じて各端末にコンテンツファイルを送信させることができる。すなわち、ユーザは、端末に対して煩雑な操作を行う必要がなくなる。
また、ある属性情報に注目してコンテンツの再生順序を決定することができ、ユーザの嗜好を再生順序に、効果的に反映させることができる。
さらに、複数の属性情報を組み合わせることで、ユーザの嗜好を再生順序により効果的に反映させることができる。
さらに、複数の属性情報を組み合わせることで、ユーザの嗜好を再生順序により効果的に反映させることができる。
2.第2の実施形態:
再生順序を決定するための優先度の算出方法として、特定の端末において、再生回数が高いコンテンツの優先度を高くするものであってもよい。
再生順序を決定するための優先度の算出方法として、特定の端末において、再生回数が高いコンテンツの優先度を高くするものであってもよい。
図13は、第2の実施形態において、ステップSA4において実行される優先度の算出方法を説明するフローチャートである。この第2の実施形態においても、図13に示す優先度算出方法は、『アーティスト』『ジャンル』の2つの属性情報に注目して優先度を算出している。
なお、同一の名称、符号を付したものは、第1の実施形態と同じものを示し、その説明は繰返さない。
なお、同一の名称、符号を付したものは、第1の実施形態と同じものを示し、その説明は繰返さない。
図13のステップSA141では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報CdからアーティストIDが共通の再生回数(個別アーティスト再生回数IArN(i、k))を集計する。
次に、ステップSA142では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報CdからジャンルIDが共通の再生回数(個別ジャンル再生回数IGeN(i、l))を集計する。
次に、ステップSA143では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報Cdの再生回数Nの総数(個別再生総数ITN(i))を集計する。
次に、ステップSA142では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報CdからジャンルIDが共通の再生回数(個別ジャンル再生回数IGeN(i、l))を集計する。
次に、ステップSA143では、CPU11は、ある端末IDに属するコンテンツ情報Cdの再生回数Nの総数(個別再生総数ITN(i))を集計する。
ステップSA144では、CPU11は、上記(式1)をもとに、ステップSA141で集計した個別アーティスト再生回数IArNをステップSA143で取得した個別再生総数ITNで割った値である個別アーティスト優先度IArP(i、k)を算出する。
ステップSA145では、CPU11は、上記(式2)をもとに、ステップSA142で集計した個別ジャンル再生回数IGeNをステップSA143で取得した個別再生総数ITNで割った値である個別ジャンル優先度IGeP(i、l)を算出する。
全ての端末IDで個別アーティスト優先度ArP、個別ジャンル優先度Arp、再生比率γを算出していなければ(ステップSA147:NO)、ステップSA148では、CPU11は、対象とする端末IDを変化させる。そして、CPU11は、ステップSA141〜SA46の処理を繰返す。
一方、全ての端末IDで個別アーティスト優先度ArP、個別ジャンル優先度GeP、再生比率γを算出していれば(ステップSA147:YES)、CPU11は、ステップSA149に進む。
一方、全ての端末IDで個別アーティスト優先度ArP、個別ジャンル優先度GeP、再生比率γを算出していれば(ステップSA147:YES)、CPU11は、ステップSA149に進む。
ステップSA149では、CPU11は、上記(式3)をもとに、アーティストIDが共通する個別アーティスト優先度IArPの平均値(アーティスト優先度ArP(k))を算出する。
次に、ステップSA150では、CPU11は、上記(式4)をもとに、ジャンルIDが共通する個別ジャンル優先度IGePの平均値(ジャンル優先度GeP(l))を算出する。
次に、ステップSA150では、CPU11は、上記(式4)をもとに、ジャンルIDが共通する個別ジャンル優先度IGePの平均値(ジャンル優先度GeP(l))を算出する。
図14は、第2の実施形態での優先度δを説明する図である。図14(a)は、端末30(端末ID=A)において、ある属性情報に注目した場合の再生回数Nの集計を示す。また、図14は、端末40(端末ID=B)において、ある属性情報に注目した場合の再生回数Nの集計を示す。そして、図14(c)は、端末50(端末ID=C)において、ある属性情報に注目した場合の再生回数Nの集計を示す。
この第2の実施形態では、コンテンツ毎の再生比率γに、アーティスト優先度ArP、ジャンル優先度GePの逆数をかけたものを優先度δとしている。これを図14を用いて説明する。
図14(a)に示すように、端末30では、アーティストID(Ar1)の再生回数Nの集計が他のアーティストID(Ar2〜Ar4)と比べて多く、再生比率γが高くなっている。しかし、端末30−50において、再生回数Nの集計で比較すると、端末30のアーティストID(Ar1)の集計数は高くない。
そこで、アーティスト優先度ArPおよびジャンル優先度GePの逆数を加えることで、図14(a)に示したように、集計数が低く優先度(アーティスト優先度ArP、ジャンル優先度GeP)が低くなるが、再生比率γが高い属性情報を備えるコンテンツの優先度δを高くすることができる。すなわち、平均的には各端末で再生される割合が低いアーティストやジャンルであるが、特定の端末においては再生される割合が高いコンテンツの優先度を高くすることが可能となる。無論、これに限定されず、再生比率γをそのまま優先度δとして用いるものであってもよい。
図14(a)に示すように、端末30では、アーティストID(Ar1)の再生回数Nの集計が他のアーティストID(Ar2〜Ar4)と比べて多く、再生比率γが高くなっている。しかし、端末30−50において、再生回数Nの集計で比較すると、端末30のアーティストID(Ar1)の集計数は高くない。
そこで、アーティスト優先度ArPおよびジャンル優先度GePの逆数を加えることで、図14(a)に示したように、集計数が低く優先度(アーティスト優先度ArP、ジャンル優先度GeP)が低くなるが、再生比率γが高い属性情報を備えるコンテンツの優先度δを高くすることができる。すなわち、平均的には各端末で再生される割合が低いアーティストやジャンルであるが、特定の端末においては再生される割合が高いコンテンツの優先度を高くすることが可能となる。無論、これに限定されず、再生比率γをそのまま優先度δとして用いるものであってもよい。
以下、図8のステップSA5において、CPU11は、算出された優先度δに応じて、コンテンツの再生順序を設定したプレイリストPlを作成する。
以上説明したように、この第2の実施形態に示す再生装置では、第1の実施形態が示す効果に加えて以下の効果を奏する。
ある端末において再生回数が高いコンテンツの優先度を高くすることができるため、端末間の平均では再生回数が高くないコンテンツであっても、優先度を高くすることができ、再生順序の決定をより柔軟に行うことが可能となる。
ある端末において再生回数が高いコンテンツの優先度を高くすることができるため、端末間の平均では再生回数が高くないコンテンツであっても、優先度を高くすることができ、再生順序の決定をより柔軟に行うことが可能となる。
3.第3の実施形態:
プレイリストPlに同じコンテンツが存在する場合に、いずれかのコンテンツのみを再生するものであってもよい。
プレイリストPlに同じコンテンツが存在する場合に、いずれかのコンテンツのみを再生するものであってもよい。
図15は、第3の実施形態において、図8のステップS5において実行される処理を示すフローチャートである。図15に示すフローチャートでは、重複するコンテンツが存在する場合に、ビットレートが高いものを再生順序に加える。ビットレートが高いものは、再生品質が高くなるため、より品質が高いコンテンツを再生対象に選択することができる。無論、コンテンツを選別する条件は、ビットレートに限定されない。
ステップSA51では、CPU11は、優先度に応じてプレイリストPlの元となる結合されたコンテンツ情報のコンテンツIDを並び替える。
重複するコンテンツが存在する場合(ステップSA52:YES)、CPU11は、ステップSA53に進む。ここで、コンテンツの重複を判断する方法としては、例えば、コンテンツの属性情報である、『曲名』および『アーティスト』が一致する場合である。
ステップS53では、CPU11は、重複するコンテンツにおけるビットレートを比較する。例えば、ビットレートは、コンテンツ情報の属性情報として記録されている。
ステップS54では、CPU11は、重複するコンテンツの内、ビットレートが低いコンテンツに係る情報(コンテンツID、属性情報)を結合したコンテンツ情報から削除する。
ステップS55では、CPU11は、更新後のリストをプレイリストPlとしてフラッシュメモリ14に記録する。
一方、重複するコンテンツが存在しない場合(ステップS52:NO)、CPU11は、ステップSA55に進み、更新後のリストをプレイリストPlとしてフラッシュメモリ14に記録する。以下、ステップSA55において記録されたプレイリストPlをもとに、CPU11は、端末30−50に対してコンテンツを要求する。
以上説明したように、この第3の実施形態では、第1の実施形態の効果に加えて、以下の効果を奏する。
重複するコンテンツの再生を抑制することができる。
重複するコンテンツの再生を抑制することができる。
4.その他の実施形態:
再生装置が再生情報を決定するコンテンツに、自機が記録するコンテンツを加えるものであってもよい。即ち、再生装置も端末30−50と同様、図7に示すフローチャートに従って、自機が記録するコンテンツのコンテンツ情報Cdを記録する。そして、再生装置が図8のフローチャートに従って、端末30−50からコンテンツ情報Cdを取得する場合に、自機が記録するコンテンツを含めて、再生順序を決定するものであってもよい。
再生装置が再生情報を決定するコンテンツに、自機が記録するコンテンツを加えるものであってもよい。即ち、再生装置も端末30−50と同様、図7に示すフローチャートに従って、自機が記録するコンテンツのコンテンツ情報Cdを記録する。そして、再生装置が図8のフローチャートに従って、端末30−50からコンテンツ情報Cdを取得する場合に、自機が記録するコンテンツを含めて、再生順序を決定するものであってもよい。
再生装置として車載型の表示装置を例に説明を行ったのは一例に過ぎない。例えば、再生装置は、据え置き型のプレイヤーや、端末であってもよい。
コンテンツとして、音楽コンテンツを用いて説明を行ったことは一例に過ぎない。例えば、動画コンテンツであってもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…表示装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…フラッシュメモリ、16…タッチパネルモジュール、17…音声出力部、18…バス、30…端末、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…フラッシュメモリ、35…通信IF、36…タッチパネルモジュール、37…音声再生部、38…バス、40…端末、50…端末、100…再生システム、111…コンテンツ情報取得部、112…優先度算出部、113…再生順序決定部、114…コンテンツ要求部、115…再生制御部、121…OS、122…プログラムモジュール、321…OS、322…アプリケーションプログラム
Claims (8)
- 通信部と、
再生部と、
前記通信部を通じて接続された各端末が記録するコンテンツのリストと、端末ごとのコンテンツの再生回数とを含むコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
取得した前記端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出する優先度算出部と、
算出された前記優先度に応じて、前記各コンテンツの再生順序を決定する再生順序決定部と、
各端末に前記再生順序に対応したコンテンツを前記通信部を通じて要求するコンテンツ要求部と、
前記要求に応じて取得されたコンテンツを前記再生部に再生させる再生制御部と、を有することを特徴とする再生装置。 - 前記コンテンツ情報には、各コンテンツの属性情報が前記コンテンツのリストに対応づけて記録されており、
前記優先度算出部は、前記属性情報ごとに前記再生回数を集計して、前記コンテンツの優先度を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。 - 前記属性情報は、第1の属性情報と、第2の属性情報と、を含み、
前記優先度算出部は、前記第1の属性情報における優先度と、前記第2の属性情報における優先度と、の積にもとづいて前記コンテンツの優先度を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載の再生装置。 - 前記優先度算出部は、各端末における再生回数の割合が高いコンテンツの優先度を高くする、ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 前記再生順序決定部は、重複するコンテンツが存在する場合に、いずれかのコンテンツのみを再生順序に加える、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の再生装置。
- 前記通信部は、LANで前記端末と接続している、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の再生装置。
- コンテンツを記録する端末と、前記端末と通信部を通して通信する再生装置と、を備える再生システムであって、
前記再生装置は、
再生部と、
前記通信部を通じて接続された各端末が記録するコンテンツのリストと、端末ごとのコンテンツの再生回数を含むコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
取得した前記端末ごとのコンテンツの再生回数をもとに、各コンテンツの優先度を算出する優先度算出部と、
算出された前記優先度に応じて、前記各コンテンツの再生順序を決定する再生順序決定部と、
各端末に前記再生順序に対応したコンテンツを前記通信部を通じて要求するコンテンツ要求部と、
前記要求に応じて取得されたコンテンツを前記再生部に再生させる再生制御部と、を有することを特徴とする再生システム。 - 端末に対して、再生装置にコンテンツをストリーミングさせるアプリケーションプログラムであって、
前記端末に、
記録する前記コンテンツ毎に再生回数を記録する機能と、
記録する前記コンテンツのリストと、前記コンテンツ毎の再生回数と、含むコンテンツ情報を前記再生装置に送信する機能と、
前記再生装置から前記再生回数に応じて設定されたコンテンツの再生順序に応じたコンテンツの要求を受信した場合に、前記要求されたコンテンツを送信する機能と、を実現させるアプリケーションプログラム。
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