JP2015159899A - 発熱具及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この点に関し、部材構成を見直し、発熱具全体としてさらに高い柔軟性が得られれば、製品として肌への確かな密着で良好な使用感が得られ好ましい。
図1及び2が示すように、本実施形態の発熱具10は矩形状を有し、酸化反応によって発熱する発熱層1、肌への貼付機能を有する粘着層2、前記酸化反応に必要な空気を取り入れる通気性シート3を有する。通気性シート3と粘着層2とは、発熱層1を間に挟み、発熱層1が配置されない周辺部で互いに接合されている。すなわち、粘着層2は、一面上に配設された発熱層1の全周にわたって該発熱層1から延出した延出部を有し、該延出部が通気性シート3と接合されている。これにより、発熱層1が通気性シート3と粘着層2とからなる袋体5に内包され封止されている。なお、図1及び2では、1つの発熱具10に発熱層1が1つ配設されているが、本発明においてはこれに限らず、1つの発熱具に2以上の複数の発熱層が配設されていてもよい。
このように粘着層2と、該粘着層2の一面上に直接配設された発熱層1との組み合わせで、発熱具10全体が柔軟で変形し易くなっている。この発熱具10を肌に貼付すると身体の屈曲部などにも追従し沿い易い。また、部材構成としても、従来の発熱層1を構成していたシート部材を省略できるので、発熱具10全体として従来のものよりも厚みが薄く肌への追従性が高い。この点において製造コストの低減もできる。
本発明においては、この三点曲げ荷重の値が、発熱開始前のものとして、0〜1.0N/65mmであることが好ましく、0〜0.5N/65mmであることが更に好ましい。
(粘着層)
粘着層2は、肌への貼着手段として肌の起伏に追従して密着できるよう、柔軟性及び弾力性があり、肌への粘着性を有する。また、使用前、使用時、使用後において層形状を保持する固形性と強度を有し、流動性が抑えられている。例えば、ホットメルト材料からなる層や、ゲル組成物からなるゲル層などが挙げられる。
このような粘着層2を形成する素材としては、この種の物品に用いられるものを特に制限なく用いることができる。特に、使用時の発熱層1の発熱温度にも耐え、保管時の気温状態にも耐え得る強度を有する素材であることが好ましい。すなわち、素材の軟化点が発熱層1の発熱温度以上であることが好ましい。具体的には、素材の軟化点が80℃以上であることがより好ましく、90℃以上であることがより好ましく、100℃以上であることがさらに好ましい。一方、後述する製造方法において、120℃程度の加熱で溶融し塗布できる流動性を有することが好ましい。
具体的には、例えば、ホットメルト材料について言えば、アクリル系、ウレタン系、ゴム系、シリコン系、ポリイソブチレン系、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIS)系、スチレン−イソブチレン系、ポリアクリル酸系の水溶性高分子等が挙げられる。特にその中でも、上記の層としての固形性及び強度の観点、製造時の流動性、並びに発熱層1との密着一体化の観点から、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIS)系、スチレン−イソブチレン系などが好ましい。
粘着層2がホットメルト材料からなる場合、ホットメルトの接着性により、前述の発熱組成物の部分的な沈み込みと相俟って、粘着層2と発熱層1の一体化がより強固なものとなる。また、使用時の発熱層1の発熱により粘着層のホットメルト材料自体の柔軟性が高まる。そのとき、ホットメルト材料は融点が発熱温度よりも高く、粘着層2の層構造が維持される。これにより、発熱具10は、前述の柔軟性と相俟って、使用中における肌への追従性及び密着性が高まり、最後まで肌に沿って温熱作用を肌に付与する。
また、粘着層2は、発熱層1中の粒状物漏れ抑制の観点から、非開孔であり、全面にわたってその厚みがほぼ均一であることが好ましい。
具体的には、破壊強度Tと剥離強度G1との差(T−G1)は、上記の観点から、0.02N/mm以上が好ましく、0.04N/mm以上がより好ましく、0.06N/mm以上が更に好ましい。また、破壊強度Tと剥離強度G2との差(T−G2)は、上記の観点から、0.02N/mm以上が好ましく、0.04N/mm以上がより好ましく、0.06N/mm以上が更に好ましい。
さらに、粘着層2の破壊強度Tは、0.02N/mm以上が好ましく、0.04N/mm以上がより好ましく、0.06N/mm以上が更に好ましい。
破壊強度Tについては、粘着層2の端部一辺を固定し、それに対向する端部一辺をプッシュ・プルゲージを用いて、引っ張り試験の要領で材破させる。これを3回行い、得た数値の平均を破壊強度Tとする。
剥離強度G1については、発熱具10の粘着層2を人体の肌に貼付し、プッシュ・プルゲージ((株)今田製作所社製)を用いて、180度剥離の試験で肌から発熱具10を剥がす。これを3回行い、得た数値の平均を剥離強度G1とする。
剥離強度G2については、発熱具10の粘着層2に剥離シート4が配された状態から、上記のプッシュ・プルゲージを用いて、180度剥離の試験で剥離シート4を粘着層2剥がす。これを3回行い、得た数値の平均を剥離強度G2とする。
発熱層1は、空気中の酸素との酸化反応で発熱する被酸化性金属の粒子、電解質及び水を含む発熱組成物の層からなる。また、必要により反応促進剤等の他の成分を更に含有していてもよい。
電解質としては、被酸化性金属の粒子の表面に形成された酸化物の溶解が可能なものが用いられる。その例としてはアルカリ金属、アルカリ土類金属又は遷移金属の硫酸塩、炭酸塩、塩化物又は水酸化物等が挙げられる。これらの中でも、導電性、化学的安定性、生産コストに優れる点からアルカリ金属、アルカリ土類金属又は遷移金属の塩化物が好ましく用いられ、特に塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化第一鉄、塩化第二鉄が好ましく用いられる。
反応促進剤としては、水分保持剤として作用するほかに、被酸化性金属への酸素保持/供給剤としての機能も有しているものを用いることが好ましい。反応促進剤としては例えば活性炭(椰子殻炭、木炭粉、暦青炭、泥炭、亜炭)、カーボンブラック、アセチレンブラック、黒鉛、ゼオライト、パーライト、バーミキュライト、シリカ等が挙げられる。
発熱具10は、上記の柔軟性等が阻害されない限り、他の部材と組み合わせられていてもよい。たとえば、発熱層1の水分の調整剤となる吸水性ポリマーを含む吸水層(図示せず)などが発熱具10中に含まれていてもよい。
また、発熱具10は、使用前の製品形態として、剥離シート4が配された状態で外側を気密性外包材(図示せず)で包装され、発熱具の包装体となっていることが好ましい。これにより、酸化反応が防止され、使用時まで発熱具10の発熱特性が保持される。
第2実施形態の発熱具20A及び第3実施形態の発熱具30Aは、いずれも第1実施形態の発熱具10Aの層構造を有するが、発熱具20、30又は剥離シート4の形状が異なる(ここで、剥離シート4を有さない状態の発熱具をそれぞれ発熱具20及び発熱具30といい、剥離シート4を有する状態のものをそれぞれ発熱具20A及び発熱具30Aという。)。ここでの剥離シート4は粘着層2よりも面積が大きい。すなわち、平面視すると、剥離シート4が少なくとも一部において粘着層2の領域を越え延出した形状とされている。この延出部分が引き剥がし耳部となる。これは、剥離シート4の剥がし易さの向上を考慮した構成である。第1実施形態で示した発熱層1と粘着層2との一体化により、発熱具20及び30全体の柔軟性等が従来になく高められたことによる剥離シート4の引き剥がし性の低下を補う構成である。これにより、剥離シート4の引き剥がし時に、発熱具の発熱層1、粘着層2及び通気性シート3の層構造に余分な荷重がかかわらず、発熱具10の強度が保持できるので好ましい。この観点から、引き剥がし耳部は、これを指でつまむことができるに足る面積を有することが好ましい。
また、第3実施形態の発熱具30は、図6に示すように、4辺の1辺において、剥離シート4の1辺42が粘着層2及び通気性シート3の1辺の端部を越えて延出し、引き剥がし耳部42をなしている。この部分において剥離シート4は粘着層2よりも面積が大きい。これにより発熱具30Aでは、発熱具20Aと同様に、剥離シート4の引き剥がし耳部42を摘まんで容易に引き剥がすことができ、発熱層1、粘着層2及び通気性シート3の層構造に余分な荷重がかからず好ましい。
また、後述する第3実施態様の製造方法で製造される発熱具のように、通気性シート3と剥離シート4は同じ面積を有し、粘着層2が剥離シート4よりも小さい面積を有することで、引き剥がし耳部を形成することもできる。
なお、塗料としては、上記の成分構成から電解質を除き、該電解質を別に供給してもよい。供給時の状態としては、固体状態でもよく、水溶液の状態でもよい。供給のタイミングとしては、電解質を除く前記被酸化性金属等の塗料を塗工した後、又は塗工前であってもよい。上記の各成分の濃度や塗料の粘度等は、発熱特性や発熱具の用途、工程上の塗工条件等によって適宜決定することができる。
さらに、通気性シート300は、剥離シート400の幅H3よりも狭く、粘着層前駆体200の形成幅H1と同じとされて、発熱層1上に積層する。このように積層し、通気性シート300と粘着層前駆体200との周辺部で接合される((3)通気性シート300の積層及び貼り合わせ工程)。
その後、通気性シート200、発熱層1、粘着層前駆体200及び剥離シート400の積層体が前記接合された周辺部でカットされると((4)所定大きさにカットする工程)、剥離シート4が粘着層2の幅H1よりも幅H2だけはみ出した形状の発熱具が得られる。この部分が剥離シート4の引き剥がし耳部となり、上述した剥離シートの引き剥がし易さを有する発熱具となる。
次いで、積層される通気性シート300は幅H3を有し、各粘着層前駆体201及び202の幅H4よりも幅広とされている。すなわち、離間幅H5の分だけ、粘着層前駆体201及び202の領域からはみ出して積層されている。一方、通気性シート300の幅方向の端部301は、剥離シート400の端部401にある。このように積層した状態で、粘着層前駆体201及び202それぞれと通気性シート300とが重なる周辺部で接合する((3)通気性シート300の積層及び貼り合わせ工程)。
その後、通気性シート200、発熱層1、粘着層前駆体200及び剥離シート400の積層体が前記接合された周辺部でカットされて剥離シートを備えた発熱具を得る((4)所定大きさにカットする工程)。得られた発熱具は、剥離シートが粘着層2の幅H4よりも幅H5の約半分だけはみ出している。この部分が剥離シート4の引き剥がし耳部となり、上述した剥離シートの引き剥がし易さを有する発熱具となる。また、通気性シート3も粘着層の幅H4よりも幅H5の約半分だけはみ出した形状とされている。これにより、粘着層に全く触れずに剥離シートを剥がすことが可能になり、貼付性が向上して好ましい。
<4>前記ホットメルト材料として、軟化点が80℃以上のものを前記粘着層に含む前記<3>に記載の発熱具。
<5>前記ホットメルト材料が、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIS)系、スチレン−イソブチレン系から選ばれる少なくとも1種からなる前記<3>又は<4>に記載の発熱具。
<7>前記発熱層と前記粘着層とは一体化しており、前記発熱層は前記発熱組成物同士の不連続部分を有する前記<1>〜<6>のいずれか1に記載の発熱具。
<8>前記粘着層は、前記発熱層の全周にわたって該発熱層から延出した延出部を有し、該延出部と前記通気性シートとが接合され、前記発熱層が前記通気性シートと前記粘着層とからなる袋体に内包され封止されている前記<1>〜<7>のいずれか1に記載の発熱具。
<9>前記粘着層は非開孔である前記<1>〜<8>のいずれか1に記載の発熱具。
<10>前記粘着層よりも面積が大きい剥離シートが、前記粘着層の、前記発熱層が配設された面と反対側の面に配されている前記<1>〜<9>のいずれか1に発熱具。
<11>前記発熱組成物は酸化反応により発熱するものであり、被酸化性金属、反応促進剤、電解質及び水を含む前記<1>〜<10>のいずれか1に記載の発熱具。
<13>前記粘着層に含まれる素材の軟化点が80℃以上であることがより好ましく、90℃以上であることがより好ましく、100℃以上であることがさらに好ましい、前記<1>〜<12>のいずれか1に記載の発熱具。
<14>前記粘着層の厚みは、2mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましく、0.5mm以下がさらに好ましい。0.05mm以上が好ましく、0.1mm以上がより好ましく、0.15mm以上がさらに好ましい、前記<1>〜<13>のいずれか1に記載の発熱具。
<15>前記粘着層自体の破壊強度と肌との剥離強度との差は、0.02N/mm以上が好ましく、0.04N/mm以上がより好ましく、0.06N/mm以上が更に好ましい、<1>〜<14>のいずれか1に記載の発熱具。
<16>前記粘着層自体の破壊強度と剥離シートとの剥離強度との差(T−G2)は、0.02N/mm以上が好ましく、0.04N/mm以上がより好ましく、0.06N/mm以上が更に好ましい、<1>〜<15>のいずれか1に記載の発熱具。
<17>前記粘着層の破壊強度は、0.02N/mm以上が好ましく、0.04N/mm以上がより好ましく、0.06N/mm以上が更に好ましい、<1>〜<16>のいずれか1に記載の発熱具。
<18>前記粘着層の肌当接面側に剥離シートが配されており、前記粘着層及び通気性シートの四つ角の一角を切り取られた形状で、該切り取られた部分で前記剥離シートの一端部が粘着層よりも大きく、引き剥がし耳部41をなしている前記<1>〜<17>のいずれか1に記載の発熱具。
<19>前記粘着層の肌当接面側に剥離シートが配されており、前記発熱具の4辺の1辺において、前記剥離シートの1辺が粘着層及び通気性シートの1辺の端部を越えて延出し、引き剥がし耳部をなしている前記<1>〜<17>のいずれか1に記載の発熱具。
<22>前記剥離シートの幅方向の端部よりも内側に前記粘着組成物を連続塗工して前記粘着層前駆体を形成し、前記発熱層上に前記粘着層前駆体の幅と同じ幅を有する前記通気性シートを貼り合せる前記<21>に記載の発熱具の製造方法。
<23>前記剥離シート上に粘着組成物を長手方向に連続塗工して複条数の前記粘着層前駆体を形成し、前記発熱層上に前記粘着層前駆体の幅よりも大きい幅を有する前記通気性シートを貼り合せる前記<21>に記載の発熱具の製造方法。
図1に示す構造の発熱具10を製造し、実施例の発熱具の試料S1を得た。試料S1において、発熱層1は50mm×50mmの正方形であり、粘着層2、通気性シート3及び剥離シート4は65mm×65mmの正方形であった。
発熱層1としては、上述の被酸化性金属の粒子、反応促進剤、電解質及び水を含む発熱組成物を塗布して吸水層を積層させてなるのであった。
粘着層2としては、スチレン−イソブチレン系のホットメルト材料を用いて形成したもので、厚みは250μmであった。また粘着層2は、非通気性で、粘度4000mPa・s(160℃)、軟化点100℃であった。
通気性シート3としては、ポリエチレン(PE)からなる多孔フィルムを用いて形成されており、通気度が2500s/100ccであった。剥離シート4はポリエチレンテレフタレート(PET)からなるフィルム材を用いて形成されていた。
比較例の発熱具の試料C1では、ポリエチレン(PE)と紙とを積層した非通気性の基材シート上に発熱組成物を塗布して発熱層とした以外は、実施例の試料S1と同様にして得た。すなわち、比較例1は従来型の発熱具の試料であった。
2 粘着層
3 通気性シート
4 剥離シート
5 袋体
10 発熱具
200 粘着層前駆体
300 通気性シート(通気性原シート)
400 剥離シート(剥離原シート)
Claims (13)
- 肌へ貼付するための粘着層と、発熱組成物からなる発熱層と、通気性シートとを有し、前記発熱層が前記粘着層の一面上に直接配設され、前記通気性シートが前記発熱層を覆い周辺部で前記粘着層と接合されている発熱具。
- 前記粘着層は両面に接着性を有し単層で構成されている請求項1に記載の発熱具。
- 前記粘着層がホットメルト材料からなる請求項1又は2に記載の発熱具。
- 前記ホットメルト材料として、軟化点が80℃以上のものを前記粘着層に含む請求項3に記載の発熱具。
- 前記粘着層は、肌との剥離強度よりも該粘着層自体の破壊強度が高い請求項1〜4のいずれか1項に記載の発熱具。
- 前記発熱層と前記粘着層とは一体化しており、前記発熱層は前記発熱組成物同士の不連続部分を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の発熱具。
- 前記粘着層は、前記発熱層の全周にわたって該発熱層から延出した延出部を有し、該延出部と前記通気性シートとが接合され、前記発熱層が前記通気性シートと前記粘着層とからなる袋体に内包され封止されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の発熱具。
- 前記粘着層よりも面積が大きい剥離シートが、前記粘着層の、前記発熱層が配設された面と反対側の面に配されている請求項1〜7のいずれか1項に発熱具。
- 前記発熱組成物は酸化反応により発熱するものであり、被酸化性金属、反応促進剤、電解質及び水を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の発熱具。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の発熱具が気密性外包材で包装されてなる、発熱具の包装体。
- 長尺帯状の剥離シート上に粘着組成物を長手方向に連続塗工して粘着層前駆体を形成する工程と、該粘着層前駆体上に発熱組成物を塗工して発熱層を複数、互いに間隔をあけて形成する工程と、該発熱層上に長尺帯状の通気性シートを積層して該粘着層前駆体と該通気シートとを貼り合せる工程と、前記通気性シートを貼り合せた後に所望の大きさにカットする工程とを有する発熱具の製造方法。
- 前記剥離シートの幅方向の端部よりも内側に前記粘着組成物を連続塗工して前記粘着層前駆体を形成し、前記発熱層上に前記粘着層前駆体の幅と同じ幅を有する前記通気性シートを貼り合せる請求項11記載の発熱具の製造方法。
- 前記剥離シート上に粘着組成物を長手方向に連続塗工して複条数の前記粘着層前駆体を形成し、前記発熱層上に前記粘着層前駆体の幅よりも大きい幅を有する前記通気性シートを貼り合せる請求項11記載の発熱具の製造方法。
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