JP2015158987A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015158987A
JP2015158987A JP2014032124A JP2014032124A JP2015158987A JP 2015158987 A JP2015158987 A JP 2015158987A JP 2014032124 A JP2014032124 A JP 2014032124A JP 2014032124 A JP2014032124 A JP 2014032124A JP 2015158987 A JP2015158987 A JP 2015158987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
upper housing
bottom plate
light source
cover member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014032124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6287319B2 (ja
Inventor
正司 中山
Masashi Nakayama
正司 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2014032124A priority Critical patent/JP6287319B2/ja
Priority to CN201420539449.0U priority patent/CN204062756U/zh
Publication of JP2015158987A publication Critical patent/JP2015158987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6287319B2 publication Critical patent/JP6287319B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】上部筐体の放熱性を高める。【解決手段】実施形態の照明装置は、上部筐体と、下部筐体とを具備する。上部筐体は、天井と接続する天板と、底板部を含むカバー部材とを有し、天板とカバー部材とで覆われた内部に電源部を収納する。下部筐体は、上部筐体の底板部に取り付けられ、内部に光源部を収納するとともに、光源部外周に向かって放射状に設けられた複数の放熱フィンを有する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、店舗などの天井に設置される照明装置がある。かかる照明装置は、例えば、天井より吊り下げられる、又は天井に直付けされ、内部に電源部などを収納する上部筐体と、この上部筐体の下に取り付けられ、光源部などを収納する下部筐体とを具備し、光源部内の光源モジュールより直下に光を投光する。しかし、このような照明装置では、上部筐体の内部において熱がこもりやすく、放熱性が悪かった。
特開2011−222433号公報
本発明が解決しようとする課題は、上部筐体の放熱性を高めることができる照明装置を提供することである。
実施形態の照明装置は、上部筐体と、下部筐体とを具備する。上部筐体は、天井と接続する天板と、底板部を含むカバー部材とを有し、天板とカバー部材とで覆われた内部に電源部を収納する。下部筐体は、上部筐体の底板部に取り付けられ、内部に光源部を収納するとともに、光源部外周に向かって放射状に設けられた複数の放熱フィンを有する。
図1は、第1の実施形態に係る照明装置を示す正面図である。 図2は、第1の実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、上部筐体、下部筐体の組付けを例示する分解斜視図である。 図5は、図4の下部筐体を下方から見た底面図である。 図6は、上部筐体の内部を例示する斜視図である。 図7は、第2の実施形態に係る照明装置を示す正面図である。 図8は、第2の実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。 図9は、図8のB−B断面図である。 図10は、天板、上部筐体、下部筐体の組付けを例示する分解斜視図である。 図11は、図10の下部筐体を下方から見た底面図である。 図12は、上部筐体の内部を例示する斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる照明装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下で説明する実施形態にかかる照明装置1において、上部筐体30は、天井2と接続する天板302と、底板部305を含むカバー部材301とを有する。上部筐体30は、天板302とカバー部材301とで覆われた内部に電源部307を収納する。下部筐体20は、上部筐体30の底板部305に取り付けられ、内部に光源部202を有するとともに、光源部202外周に向かって放射状に設けられた複数の放熱フィン205を有する。
また、以下で説明する実施形態にかかる照明装置1において、取付部材352は、天板302と、カバー部材301との間に間隙を設けて天板302を底板部305に取り付ける。
また、以下で説明する実施形態にかかる照明装置1において、底板部305は、取付部材352を取り付けるための取付穴314、315を有している。
また、以下で説明する実施形態にかかる照明装置1において、下部筐体20は、光源部202を冷却するための放熱フィン205が並べられた放熱ユニット201であり、取付部材352を取り付けるための穴は、放熱フィン205の間、又は放熱フィン205により一部が隠される位置に設けられる。
また、以下で説明する実施形態にかかる照明装置1において、取付部材352は、電源部307と、その電源部307に取り付けられた部材(固定部材306、放熱板310)を含む。
また、以下で説明する実施形態にかかる照明装置1において、電源部307は、天板302、底板部305とは、電源部307に取り付けられた部材(固定部材306、放熱板310)を介して接続する。
(第1の実施形態)
[照明装置の外観例]
図1は、第1の実施形態に係る照明装置1を示す正面図である。図2は、第1の実施形態に係る照明装置1を示す斜視図である。図1に示すように、照明装置1は、天井2より吊り下げる、吊り下げ型であり、反射傘10、下部筐体20、上部筐体30及び吊り下げ部40を有する。
吊り下げ部40は、天井2より上部筐体30を吊り下げる部材であり、天井取付器具41、鎖42及び天板取付器具43を有する。天井取付器具41は、天井2に直付けする、例えばおわん型の部材であり、下部において鎖42の一端を接続する。鎖42は、天井2より吊り下げる分の長さを有し、天井取付器具41より吊り下げられた先端側には天板取付器具43が接続される。図2に示すように、天板取付器具43は、アイボルトなどであり、上部筐体30の上部にある天板302の中央部分に取り付けられる。
反射傘10は、例えば亜鉛めっき鋼板などの板金により、開いた傘型に形成されている。反射傘10は、下部筐体20の下部に取り付けられ、下部筐体20より発光される光を内壁面で反射して投光方向を調整し、下方(Y軸方向)への投光を行う。
下部筐体20は、上部筐体30の下部に取り付けられ、放熱ユニット201で覆われた内部に収納された光源モジュール207(図3参照)より光を投光する。放熱ユニット201は、熱伝導性の高い亜鉛、アルミニウム、マグネシウムなどの合金によるダイキャスト製であり、下部筐体20の外側を覆うカバー材を兼ねている。
上部筐体30は、例えば亜鉛めっき鋼板などの板金より形成されたカバー部材301と、天板302とを有し、カバー部材301及び天板302で覆われた内部には光源モジュール207へ電力を供給するための電源部307(図3参照)が収納される。カバー部材301は、底部及び側面外周を覆う円筒形状の部材である。天板302は、カバー部材301の上部における開口部分を覆う円形部材である。天板302には、中央部分において天板取付器具43が装着され、電源・信号ケーブル(図示しない)を通すブッシュ303と、ネジ(図示しない)を通すネジ穴304とが設けられている。
天板302の径は、カバー部材301の上部における開口部分の径よりも小さい。よって、カバー部材301の上部における開口部分を天板302で覆った構成において、カバー部材301の上部の縁と天板302の外周の縁との間には間隙S1が形成される。具体的には、天板302の外周の縁から等間隔な間隙S1が形成されている。この間隙S1により、上部筐体30の内部と外部との間では、空気の出入りが可能となっている。なお、間隙S1は、上部筐体30内部への埃の侵入を極力少なくすることから、あまり大きなものではなく、上部筐体30の内部で暖められた空気が外部へ逃げることができる程度の大きさで形成されることが好ましい。
[照明装置の内部構成例]
図3は、図2のA−A断面図である。図3に示すように、反射傘10は、反射傘固定部材101を介して下部筐体20の下部に取り付けられる。反射傘固定部材101は、例えば亜鉛めっき鋼板などの板金より形成され、投光のための光を通す開口を設けたリング状の部材である。反射傘固定部材101は、リングの縁において外向き突出されたフランジ部分で反射傘10を支持し、リングの開口部分を光源部202の位置に合わせた状態でネジ102により下部筐体20に取り付けられる。
下部筐体20は、放熱ユニット201の内部において、光源部202を具備する。光源部202は、下向きに開口が設けられた例えば円筒形状の光源収納部203を有する。光源部202は、放熱ユニット201の略中央に設けられた軸204上に設けられ、軸204を中心に放熱ユニット201の外周に向かって放射状に複数設けられた放熱フィン205により支持されている。この放射状に複数設けられた放熱フィン205の間は、上下方向に貫通する通気孔205a(図4、図5参照)を有している。具体的には、一つの通気孔205aは、放射状に複数設けられた放熱フィン205の間と、光源部202と、放熱ユニット201の外周の内壁面とによって挟まれて形成されており、放射状に複数設けられた放熱フィン205の間ごとに通気孔205aが形成されている。
光源収納部203の上部には、光源モジュール取付部206が設けられており、光源モジュール207を下向きに取り付ける。光源モジュール取付部206は、例えば熱伝導性の高い金属製であり、光源モジュール207より発生した熱を放熱フィン205へと逃がす役割も果たしている。光源モジュール207は、基板の所定面にLED(Light Emitting Diode)等の発光素子が実装され、かつ、発光素子が実装された面とは反対の面が光源モジュール取付部206に取り付けられている。
光源モジュール207の下側には、反射板208が設けられている。反射板208は、例えば、ABS樹脂等の合成樹脂製、又は、アルミダイカストなどの金属製であり、上下両端がそれぞれ略円形に開口されたお椀を伏せた形状に形成される。反射板208は、光源モジュール207から発光される光を反射する。反射板208の下側開口部分には、板ガラス209がネジ210により取り付けられている。この板ガラス209は、光源モジュール207からの光の拡散や、光源モジュール207への埃の侵入防止などの役割を果たす。
下部筐体20の上部には、上部筐体30の底板部305に通すブッシュ213と、底板部305にネジ止めするためのネジ穴214とが設けられている。ブッシュ213は、光源収納部203まで挿通されており、上部筐体30からのケーブル(電源線、信号線など)を光源モジュール207へ通す。
上部筐体30は、カバー部材301の内部において、固定部材306、電源部307及び放熱板310を具備する。固定部材306は、例えば両サイドより起立して中央部分に平面が形成されたアーチ形状の板金であり、カバー部材301の底板部305の内側上面に取り付けられる。固定部材306の中央部分(アーチ形状の頂上部分)の上面には、電源部307がネジなどで取り付けられる。
このように、電源部307を底板部305に直付することなく、固定部材306を介して取り付けることで、光源部202からの熱影響を受けることなく、電源部307が発生する熱を固定部材306を介して逃がすことができ、電源部307の放熱性を高めることができる。また、固定部材306のアーチ形状の頂上部分において電源部307が取り付けられ、電源部307は、底板部305より浮いた形となっている。したがって、電源部307の周囲においては風の通りがよくなることから、より放熱性が高いものとなっている。
電源部307は、基板308、309を具備する。基板308、309は、ブッシュ303からの電源・信号ケーブルと接続し、光源モジュール207で点灯/消灯/調光などを行うための駆動電力を生成して光源モジュール207へ出力する。電源部307の上面には放熱板310がネジなどで取り付けられる。放熱板310は、例えば熱伝導性の高い金属製の板金である。放熱板310は、中央部分で起立した形状であり、起立した部分を境にして一端側の平面で電源部307と接合し、他端側の平面で天板302と接合する。放熱板310は、例えば溶接などにより天板302に取り付けられる。
このように、電源部307を天板302に直付することなく、放熱板310を介して取り付けることで、電源部307が発生する熱を放熱板310を介して逃がすことができ、電源部307の放熱性を高めることができる。また、放熱板310の起立した部分により、電源部307は、天板302より離れた形となっている。したがって、電源部307の周囲においては風の通りがよくなることから、より放熱性が高いものとなっている。
また、固定部材306、電源部307及び放熱板310は、カバー部材301の底板部305より上方に向かって、固定部材306、電源部307、放熱板310の順に取り付けられている。そして、放熱板310の上部には天板302が取り付けられる。このため、照明装置1は、天井2から吊り下げた場合に、カバー部材301の外周の壁面を介して支持されるのではなく、底板部305より天板302までの間に順に取り付けられた固定部材306、電源部307、放熱板310により支持される。すなわち、底板部305より天板302までの間に順に取り付けられた固定部材306、電源部307、放熱板310は、天井2からの取付部材としての役割も果たしている。このように、天井2からの取付部材がカバー部材301の底板部305に取り付けられることから、カバー部材301の上部の縁と天板302の外周の縁との間において、間隙S1を形成することが可能となっている。
[上部筐体、下部筐体の組付け例]
図4は、上部筐体30、下部筐体20の組付けを例示する分解斜視図である。図5は、図4の下部筐体20を下方から見た底面図である。なお、図4においては、上部筐体30、下部筐体20を組み付ける様子を見やすくするため、カバー部材301を二点鎖線で描き、半透視状態としている。
図4に示すように、底板部305には、ネジ穴311、挿入穴312、313、取付穴314、315が設けられている。ネジ穴311は、カバー部材301の底板部305を固定部材306に取り付ける際にネジを通す穴である。挿入穴312は、軸204を通す穴であり、挿入穴313はブッシュ213を通す穴である。取付穴314、315は、取付部材352(図10参照)を取り付けるためのダルマ穴である。本実施形態では、取付部材352を用いることがないことから、取付穴314、315は常に空いた状態として使用される。
固定部材306には、ネジ穴316、挿入穴317、318が設けられている。ネジ穴316は、ネジ穴311を通したネジを受ける穴である。挿入穴317は、軸204を通す穴であり、挿入穴318はブッシュ213を通す穴である。図5に示すように、下部筐体20の底面側には、固定部材306のネジ穴316及び底板部305のネジ穴311と対応する位置にネジ穴214が設けられている。
上部筐体30と下部筐体20との組付けでは、図4中の一点鎖線で示したように、天板302に放熱板310、電源部307、固定部材306まで組み付けた状態で、固定部材306のネジ穴316と、底板部305のネジ穴311との位置を合わせて下部筐体20を組み付ける。次いで、下部筐体20のネジ穴214よりネジを通してネジ止めする。これにより、下部筐体20は、上部筐体30の底板部305に取り付けられることとなる。
この上部筐体30の底板部305に下部筐体20を取り付けた時に、底板部305に設けられた取付穴314、315の位置は、放熱フィン205の直上とならないことが好ましい。具体的には、取付穴314のように、放熱フィン205の間から見えるようにすることで、取付穴314における作業性や、取付穴314からの空気の取り入れを容易とすることができる。また、取付穴315のように、一部が放熱フィン205の直上となる場合は、ネジ止めなどを行う小径の穴、及びネジの挿入などを行う大径の穴が、放熱フィン205の直上とならなければよい。より具体的には、大径の穴から小径の穴へのスライド部分で放熱フィン205と被る形であればよい。
[下部筐体20(放熱ユニット201)内の空気の流れ]
図3に示すように、通気孔205aを下側から上側に抜ける風Wa、Wbが流れることで、光源部202より発生した熱が放熱フィン205から放熱される。これにより、光源部202の温度が下げられる。
ここで、風Waは、通気孔205aを下側から侵入した外気の一部の流れを示し、通気孔205aの上側に抜けた後にカバー部材301の外側へ通過する空気の流れである。また、風Wbは、通気孔205aを下側から侵入した外気の一部の流れを示し、通気孔205aの上側に抜けた後に取付穴314、315を通ってカバー部材301の内側を流れて間隙S1より抜ける空気の流れである。この風Wbは、カバー部材301の内側を通過することから、電源部307の温度の低下を助長する。
[上部筐体内の空気の流れ]
図6は、上部筐体30の内部を例示する斜視図である。図6に示すように、上部筐体30の内部においては、底板部305に設けられた取付穴315、314などにより、底板部305を抜けて上に流れる風W1が生じる。そして、カバー部材301の上部の縁と天板302の外周の縁との間に形成された間隙S1により、上部筐体30の内部の空気が外へ流れる風W2が生じる。この風W1、W2によって、上部筐体30は、内部から外部に熱が逃げやすくなり、放熱性が高くなる。
(第2の実施形態)
[照明装置の外観例]
図7は、第2の実施形態に係る照明装置1aを示す正面図である。図8は、第2の実施形態に係る照明装置1aを示す斜視図である。図7に示すように、照明装置1aは、天井2に上部筐体30aの天板350を直付けする、直付け型である。
図8に示すように、天板350は、例えば亜鉛めっき鋼板などの板金より形成された円形部材である。天板350には、ネジ穴304の他、天井2と接触する凸形状の接触部351と、取付部材352の端部を通す挿通穴353とが設けられている。取付部材352は、天板350を上部筐体30aの底板部305に取り付けるための、例えば亜鉛めっき鋼板などの板金より形成された板状部材である。
[照明装置の内部構成例]
図9は、図8のB−B断面図である。図9に示すように、取付部材352は、板状部材が延在するアーム部360と、アーム部360の両端部分において、取付部361、362とを具備する。取付部361は、アーム部360の一端側(取り付け時下側)においてL字状に折れ曲がったところであり、折れ曲がった面が底板部305と接触した際にアーム部360を起立した状態で支持する。取付部361において、底板部305と接触する面には、底板部305にネジ止めするためのネジ穴363(図10参照)が設けられている。
取付部362は、アーム部360の一端側(取り付け時上側)においてL字状に折れ曲がったところであり、折れ曲がった面が挿通穴353を通って天板350に取り付けられ、アーム部360を起立した状態で支持する。取付部362において、天板350に取り付けられる面には、天板350のネジ穴304にネジ止めするためのネジ穴が設けられている。
このように、照明装置1aは、天井2に直付した場合に、カバー部材301の外周の壁面を介して支持されるのではなく、取付部材352により支持される。このように、天井2からの天板350を介した取付部材352がカバー部材301の底板部305に取り付けられることから、カバー部材301の上部の縁と天板350の外周の縁との間において、間隙S2を形成することが可能となっている。
この間隙S2により、上部筐体30aの内部と外部との間では、空気の出入りが可能となっている。この間隙S2の上下方向の幅は、取付部材352のアーム部360の長さにより調整可能であり、上部筐体30a内部への埃の侵入を極力少なくすることから、あまり大きなものではなく、上部筐体30aの内部で暖められた空気が外部へ逃げることができる程度の大きさで形成されることが好ましい。
また、取付部材352によって、天板350と放熱板310とを接触させることなく取り付け可能であることから、放熱板310の周囲においては風の通りがよくなり、より放熱性が高いものとすることができる。
[天板、上部筐体、下部筐体の組付け例]
図10は、天板350、上部筐体30a、下部筐体20の組付けを例示する分解斜視図である。図11は、図10の下部筐体20を下方から見た底面図である。なお、図10においては、上部筐体30aに下部筐体20を組み付ける様子を見やすくするため、カバー部材301を二点鎖線で描き、半透視状態としている。
図10に示すように、天板350は、取付部材352を取り付けた状態であり、天井2に直付されているものとする。ここで、図10中の一点鎖線で示したように、放熱板310、電源部307、固定部材306まで組み付けた状態で、固定部材306のネジ穴316と、底板部305のネジ穴311との位置を合わせて下部筐体20を組み付ける。次いで、下部筐体20のネジ穴214よりネジを通して下部筐体20を上部筐体30aの底板部305にネジ止めする。次いで、下部筐体20を上部筐体30aの底板部305に取り付けた状態で、カバー部材301を持ち上げて、取付部材352の取付部361に設けられたネジ穴363を、取付穴314、315に合わせてネジ止めする。
具体的には、図11に示すように、取付部材352のネジ穴363にネジ(図示しない)を通した状態で、そのネジを取付穴314、315の大径部370に通す。そして、カバー部材301を時計回りに回転させて、ネジが取付穴314、315の小径部371までスライドしたところで、ネジ締めを行う。なお、大径部370と小径部371とを接続する部分(ネジがスライドする部分)は、ネジ締めを行ったところで取付部材352により大径部370が隠されない程度の長さを有するものとする。これにより、取付部材352を取り付けた状態であっても、大径部370を介して空気の出入りが可能となる。
[下部筐体20(放熱ユニット201)内の空気の流れ]
図9に示すように、通気孔205aを下側から上側に抜ける風Wa、Wbが流れることで、光源部202より発生した熱が放熱フィン205から放熱される。これにより、光源部202の温度が下げられる。
ここで、風Waは、通気孔205aを下側から侵入した外気の一部の流れを示し、通気孔205aの上側に抜けた後にカバー部材301の外側へ通過する空気の流れである。また、風Wbは、通気孔205aを下側から侵入した外気の一部の流れを示し、通気孔205aの上側に抜けた後に取付穴314、315を通ってカバー部材301の内側を流れて間隙S2より抜ける空気の流れである。この風Wbは、カバー部材301の内側を通過することから、電源部307の温度の低下を助長する。
[上部筐体内の空気の流れ]
図12は、上部筐体30aの内部を例示する斜視図である。図12に示すように、上部筐体30aの内部においては、取付部材352を取付穴315、314に取り付けた状態で、大径部370より、底板部305を抜けて上に流れる風W1が生じる。そして、カバー部材301の上部の縁と天板350の外周の縁との間に形成された間隙S2により、上部筐体30aの内部の空気が外へ流れる風W2が生じる。この風W1、W2によって、上部筐体30aは、内部から外部に熱が逃げやすくなり、放熱性が高くなる。
(実施形態の効果)
上述してきたように、実施形態に係る照明装置1では、下部筐体20は、光源部202及び軸204の外周に向かい放射状に複数の放熱フィン205が形成されている。この複数の放熱フィン205により形成された通気孔205aの下側から上側に向けて空気の流れができ、この空気の流れは、放熱フィン205管を通過して上部筐体30の底板部305及びカバー部材301の外壁を介して主に通過する。また、一部の空気の流れは、取付穴314、315を通過して上部筐体30内を通過することから、電源部307の温度低減も助長することができる。また、複数の放熱フィン205により形成された通気孔205aから、取付穴314、315における作業性や、取付穴314、315からの空気の取り入れを容易とすることができる。
また、実施形態にかかる照明装置1では、取付部材としての固定部材306、電源部307及び放熱板310は、天板302と、カバー部材301との間に間隙S1を設けて天板302を底板部305に取り付ける。このため、実施形態にかかる照明装置1によれば、間隙S1より上部筐体30内の空気を外部に逃すことができ、上部筐体30の放熱性を高めることができる。
また、実施形態にかかる照明装置1では、底板部305は、取付部材352を取り付けるための取付穴314、315を有している。したがって、照明装置1によれば、取付部材352を底板部305に取り付けることができる。また、照明装置1は、取付部材としての固定部材306、電源部307及び放熱板310により天板302を底板部305に取り付けることから、取付穴314、315より内部に空気を取り入れることができ、放熱性を高めることができる。
また、実施形態にかかる照明装置1では、下部筐体20は、光源部202を冷却するための放熱フィン205が並べられた放熱ユニット201であり、取付部材352を取り付けるための取付穴314、315は、放熱フィン205の間、又は放熱フィン205により一部が隠される位置に設けられる。したがって、取付穴314、315における作業性や、取付穴314、315からの空気の取り入れを容易とすることができる。
また、実施形態にかかる照明装置1において、取付部材は、電源部307と、その電源部307に取り付けられた部材(固定部材306、放熱板310)を含む。したがって、照明装置1は、取付部材としての固定部材306、電源部307及び放熱板310により、天板302を底板部305に取り付けることができる。
また、実施形態にかかる照明装置1において、電源部307は、天板302、底板部305とは、電源部307に取り付けられた部材(固定部材306、放熱板310)を介して接続する。これにより、照明装置1は、電源部307の放熱性を高めることができる。
また、上記実施形態に係る各部材の形状、原料及び材質は、実施形態や各図に表記した例に限られない。例えば、下部筐体20、上部筐体30などは、円柱状の形状を例示したが、角柱状の形状であってもよい。
以上説明したとおり、上記実施形態によれば、上部筐体の放熱性を高めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1a…照明装置、2…天井、10…反射傘、20…下部筐体、30、30a…上部筐体、40…吊り下げ部、201…放熱ユニット、202…光源部、205…放熱フィン、205a…通気孔、207…光源モジュール、301…カバー部材、302、350…天板、304…ネジ穴、305…底板部、306…固定部材、307…電源部、310…放熱板、314、315…取付穴、317、318…挿入穴、352…取付部材、353…挿通穴、370…大径部、371…小径部、S1、S2…間隙、Wa、Wb、W1、W2…風

Claims (3)

  1. 天井と接続する天板と、底板部を含むカバー部材とを有し、前記天板と前記カバー部材とで覆われた内部に電源部を収納する上部筐体と;
    前記上部筐体の底板部に取り付けられ、内部に光源部を収納するとともに、前記光源部外周に向かって放射状に設けられた複数の放熱フィンを有する下部筐体と;
    を具備する照明装置。
  2. 前記天板と、前記カバー部材との間に間隙を設けて前記天板を前記底版部に取り付ける取付部材と;
    を具備する請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記底板部は、前記取付部材を取り付けるための穴を有する、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
JP2014032124A 2014-02-21 2014-02-21 照明装置 Expired - Fee Related JP6287319B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014032124A JP6287319B2 (ja) 2014-02-21 2014-02-21 照明装置
CN201420539449.0U CN204062756U (zh) 2014-02-21 2014-09-18 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014032124A JP6287319B2 (ja) 2014-02-21 2014-02-21 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015158987A true JP2015158987A (ja) 2015-09-03
JP6287319B2 JP6287319B2 (ja) 2018-03-07

Family

ID=52204263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014032124A Expired - Fee Related JP6287319B2 (ja) 2014-02-21 2014-02-21 照明装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6287319B2 (ja)
CN (1) CN204062756U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020077597A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211702A (ja) * 1984-04-03 1985-10-24 松下電器産業株式会社 放電灯器具
JP2002304904A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Matsushita Electric Works Ltd Led照明装置
JP2008159341A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd Led照明装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211702A (ja) * 1984-04-03 1985-10-24 松下電器産業株式会社 放電灯器具
JP2002304904A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Matsushita Electric Works Ltd Led照明装置
JP2008159341A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd Led照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020077597A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP7228803B2 (ja) 2018-11-09 2023-02-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6287319B2 (ja) 2018-03-07
CN204062756U (zh) 2014-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8021027B2 (en) LED based acorn style luminaire
JP6382589B2 (ja) 照明器具
JP5789164B2 (ja) 照明装置
JP2014086159A (ja) 照明器具
JP5821016B2 (ja) 照明器具
JP6179760B2 (ja) 照明器具
JP5305445B2 (ja) 照明装置
JP5868897B2 (ja) 照明器具
JP6287319B2 (ja) 照明装置
JP2015026479A (ja) 防爆形照明器具
JP5955047B2 (ja) 照明器具
JP6603878B2 (ja) 照明器具
JP6187764B2 (ja) 照明装置
KR20190054595A (ko) 다운 라이트형 led 조명등
JP6252233B2 (ja) 照明装置
JP2014170672A (ja) 照明装置
US20170321875A1 (en) Led lighting fixture and heat sink therefor
JP2016004602A (ja) 照明装置
JP2015212997A (ja) 照明装置
JP5933329B2 (ja) Led照明器具
JP2019192438A (ja) 照明器具
JP6432804B2 (ja) 照明装置
JP6832893B2 (ja) 照明器具
JP2017174674A (ja) 照明器具
JP2015170442A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160301

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160302

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6287319

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees