JP2015158195A - 副室式エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】1系統の燃料供給系により、主燃焼室及び副室へ燃料を供給するとともに、主燃焼室及び副室での当量比を適切な値に設定可能な副室式エンジンを提供する。
【解決手段】主燃焼室13と副室22とを備える副室式エンジンであって、燃料供給装置30からの燃料が供給される燃料供給室21と、燃料供給室21から主燃焼室13へと連通する第1燃料通路23と、燃料供給室21から副室22へと連通する第2燃料通路24とを備え、第1燃料通路23の流路面積及び第2燃料通路22の流路面積は、主燃焼室13へと供給される燃料の量と副室22へと供給される燃料の量の比に基づいて決定されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主燃焼室と副室とを備え、副室の燃料に着火して発生した火炎により、主燃焼室の燃料を燃焼させる副室式エンジンに関する。
従来、主燃焼室と副室とを備え、主燃焼室には燃料と外気を混合した希薄混合気を供給し、副室には燃料を供給して濃厚混合気とし、副室の濃厚混合気に着火して発生した火炎により、主燃焼室の希薄混合気を燃焼させるものとして特許文献1記載のエンジンがある。特許文献1記載のエンジンでは、ガス供給管から供給される燃料がガスミキサーにより外気と混合されて希薄混合気となり、吸気ポートを経て主燃焼室へ供給される。一方、副室へは、ガス供給管から分岐したガスパイプを経ることにより燃料が供給される。
特開平6−10672号公報
特許文献1記載の副室式エンジンでは、燃料供給系が2系統となっており、構造が複雑である。さらに、主燃焼室へは混合気を供給するため、混合気を生成するための機構が必要となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、1系統の燃料供給系により、主燃焼室及び副室へ燃料を供給するとともに、主燃焼室及び副室での当量比を適切な値に設定可能な副室式エンジンを提供することにある。
本発明は、主燃焼室と副室とを備える副室式エンジンであって、燃料供給装置からの燃料が供給される燃料供給室と、燃料供給室から主燃焼室へと連通する第1燃料通路と、燃料供給室から副室へと連通する第2燃料通路とを備え、第1燃料通路の流路面積及び第2燃料通路の流路面積は、主燃焼室へと供給される燃料の量と副室へと供給される燃料の量の比に基づいて決定されていることを特徴とする。
上記構成により、1系統の燃料供給装置から供給される燃料を、主燃焼室と副室とに分配することができる。さらに、第1燃料通路及び第2燃料通路の通路面積を、主燃焼室へと供給される燃料の量と副室へと供給される燃料の量の比に基づいて決定しているため、1系統の燃料供給系により、主燃焼室及び副燃焼室の当量比を適切な値とすることができる。
第1実施形態に係る内燃機関の模式的な断面図である。 第1実施形態に係る燃料供給ブロックの拡大図である。 第1実施形態に係る内燃機関の動作行程を示す模式図である。 第2実施形態に係る燃料供給ブロックの拡大図である。 第3実施形態に係る燃料供給ブロックの拡大図である。 (a)が第1消炎部の上面図及び縦断面図であり、(b)が第2消炎部の上面図及び縦断面図である。 メタンの消炎距離を示す図である。 (a)が変形例における第1消炎部の上面図及び縦断面図であり、(b)が変形例における第2消炎部の上面図及び縦断面図である。
以下、各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る副室式エンジンの模式的な断面図である。副室式エンジンは、メタンを燃料とする4サイクルエンジンである。副室式エンジンは、シリンダヘッド10、シリンダ11、ピストン12を備えており、シリンダヘッド10、シリンダ11、ピストン12により主燃焼室13が形成されている。シリンダヘッド10には、主燃焼室13へ空気を導入する吸気ポート14と、主燃焼室13から排気ガスを放出する排気ポート15と、燃料供給ブロック20が形成されている。吸気ポート14には、吸気ポート14を開閉する吸気弁16が設けられ、排気ポート15には、排気ポート15を開閉する排気弁17が設けられている。ピストン12は、クランク18を介してクランク軸19に接続されている。
燃料ボンベ33は、レギュレータ31及びボンベ圧力センサ32を介して、燃料供給装置30に接続されている。燃料ボンベ33には、圧縮されたメタンが燃料として充填されている。燃料ボンベ33から燃料供給装置30へ燃料を送出する際には、ボンベ圧力センサ32により計測された圧力を用いて演算がなされ、レギュレータ31へ制御信号が送信される。レギュレータ31は、受信した制御信号に基づいて内蔵する弁の制御を行い、燃料供給装置30へと送出する燃料の圧力を調節する。燃料供給装置30の先端には複数の孔が形成されており、燃料ボンベ33から送出された燃料が、複数の孔から噴射される。燃料供給装置30は、燃料供給ブロック20に取り付けられている。
図2は、本実施形態に係る副室式エンジンの燃料供給ブロック20の拡大図である。燃料供給ブロック20には、燃料供給室21と、副室22と、燃料供給室21から主燃焼室13へと連通する円筒形の第1燃料通路23と、燃料供給室21から副室22へと連通する円筒形の第2燃料通路24が形成されている。燃料供給ブロック20において、燃料供給室21に臨むように燃料供給装置30が取り付けられ、副室22に臨むようにスパークプラグ25が取り付けられている。燃料供給装置30は、燃料供給室21において第1燃料通路23と第2燃料通路24との間に燃料を噴射する。
第1燃料通路23の流路面積と、第2燃料通路24の流路面積は、燃料供給装置30から燃料が供給され、点火時期となった際に、副室22の当量比がストイキ若しくはリッチとなり、主燃焼室13の当量比がリーンとなるように設定されている。流量係数をα、流路面積をA、比熱比をκ、燃料通路の前後の差圧をΔP、密度をρとすると、燃料通路を通過する燃料の流量Qは数式1により表される。
Figure 2015158195
ここで、比熱比κ、差圧ΔP、密度ρは、第1燃料通路23及び第2燃料通路24において共通する値である。したがって、燃料供給室21から第1燃料通路23を介して主燃焼室13へ流入する燃料の流量と、燃料供給室21から第2燃料通路24を介して副室22へと流入する燃料の流量との比は、第1燃料通路23の流量係数と流路面積の積と、第2燃料通路24の流量係数と流路面積の積との比と等しくなる。したがって、まず、主燃焼室13の体積及び当量比と、副室22の体積及び当量比とにより、燃料供給室21から第1燃料通路23を介して主燃焼室13へ流入する燃料の流量と、燃料供給室21から第2燃料通路24を介して副室22へと流入する燃料の流量との比を逆算する。そして、その逆算の結果である第1燃料通路23と第2燃料通路24の流量の比を用いて、第1燃料通路23の流量係数と流路面積、及び、第2燃料通路24の流量係数と流路面積を決定すればよい。
図3は、本実施形態における副室式エンジンの動作行程を示す模式図である。副室式エンジンは、吸気行程、圧縮行程、点火行程、膨張行程、排気行程を順に繰り返す。
まず、吸気行程において、吸気弁16を開放することにより、ピストン12の下降に伴って、吸気ポート14から主燃焼室13へ空気が流入する。その後、吸気弁16を閉塞し、ピストン12が上昇することにより、主燃焼室13及び副室22の圧力が上昇する圧縮行程へと移行する。その際、主燃焼室13から副室22へ空気が流入する。
圧縮行程では、クランク軸19の回転角が上死点の30〜50°前のときに、燃料供給装置30から燃料供給室21へ燃料が供給される。ここで、燃料供給装置30から燃料供給室21へ供給される燃料の噴射圧力は、ピストン12が上死点に到達した際の燃料供給室内の最高圧力よりも高く設定されている。燃料供給室21に供給された燃料は、第1燃料通路23を経て主燃焼室13へ流入し、第2燃料通路24を経て副室22へ流入する。そして、主燃焼室13及び副室22のそれぞれにおいて空気と混ざり合い、混合気となる。
ピストン12が上死点近傍まで上昇すれば、点火行程へと移行する。点火行程では、クランク軸19の回転角が上死点の10〜20°前のときにスパークプラグ25に給電して副室22内の混合気に点火し、副室22内に火炎を発生させる。
そして、副室22内で発生した火炎と副室22内の未燃焼リッチガスが主燃焼室13へ流入し、主燃焼室13内の混合気が燃焼する。これにより、主燃焼室13内の圧力が上昇し、ピストン12が下降する膨張行程へ移行する。
膨張行程の後の排気行程では、排気弁17を開放することにより、ピストン12の上昇に伴って、排気ポート15から排気ガスを放出させる。そして、再び吸気行程へと移行する。
本実施形態は、上記構成により、以下の効果を奏する。
・1つの燃料供給装置30から供給される燃料を、主燃焼室13と副室22とに分配することができる。さらに、第1燃料通路23及び第2燃料通路24の通路面積を、主燃焼室13へと供給される燃料の量と副室22へと供給される燃料の量の比に基づいて決定しているため、1系統の燃料供給系により、主燃焼室13及び副室22の当量比を適切な値とすることができる。
・燃料供給装置30は、燃料供給室21において第1燃料通路23と第2燃料通路24との間に燃料を噴射するため、主燃焼室13と副室22とに燃料を分配し易くなる。
・混合気ではなくガスを噴射するため、燃料ボンベ33及び燃料通路を小さくできる。
・燃料供給装置30から燃料供給室21へ供給する燃料の噴射圧力を、燃料供給室21の最高圧力より高く設定しているため、エンジンの圧縮行程において、主燃焼室13内の気体が燃料供給室21へ流入し燃料供給室21内の圧力が上昇したとしても、燃料供給室21内へ燃料を供給することができる。ひいては、エンジンの圧縮行程において、燃料供給室21から主燃焼室13及び副室22へ、燃料を供給することができる。
・副室22で発生した火炎及び未燃焼リッチガスが主燃焼室13へ流入することにより、体積点火が可能となる。これにより、主燃焼室13の当量比がリーンであっても、主燃焼室13内の燃料を燃焼させることができるため、熱効率を向上させることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態において、主燃焼室13で発生した火炎は、第1燃料通路23を逆流して燃料供給室21へ流入するおそれがある。また、主燃焼室13で発生した火炎は、副室22を介して第2燃料通路24を逆流して燃料供給室21へ流入するおそれがある。一方、副室22で発生した火炎は、第2燃料通路24を逆流して燃料供給室21へ流入するおそれがある。このため、燃料供給装置30は、燃料供給室21へ流入した火炎に曝露され、その結果として、燃料供給装置30の耐久性が低下するおそれがある。
図4は、本実施形態に係る副室式エンジンの、燃料供給ブロック20の模式的な断面図である。本実施形態では、第1実施形態とは燃料供給ブロック20の構造が異なっており、第1燃料通路23に第1逆止弁26が設けられ、第2燃料通路24に第2逆止弁27が設けられている。第1逆止弁26は、燃料供給室21から主燃焼室13の方向への燃料の供給のみを許容し、第2逆止弁27は、燃料供給室21から副室22の方向への燃料の供給のみを許容する。
本実施形態では第1逆止弁26により主燃焼室13から燃料供給室21への火炎の流入を防ぐことができ、第2逆止弁27により副室22から燃料供給室21への火炎の流入を防ぐことができる。その結果として燃料供給装置30が火炎に曝露されることを防ぐことができる。
<第3実施形態>
図5は、本実施形態に係る副室式エンジンの、燃料供給ブロック20の模式的な断面図である。本実施形態では、第1実施形態とは燃料供給ブロック20の構成が異なっており、第1燃料通路23に第1消炎部28が設けられ、第2燃料通路24に第2消炎部29が設けられている。
図6は、第1消炎部28及び第2消炎部29の上面図及び縦断面図を示す図である。(a)が第1消炎部28を示しており、(b)が第2消炎部29を示している。第1消炎部28には複数のスリット孔28aが形成され、第2消炎部29には複数のスリット孔29aが形成されている。なお、図6ではスリット孔28a,29aの幅を誇張して広く示している。
図7は、1気圧(0.101MPa)における、メタンの当量比と消炎距離との関係を示す図である。図7を参照すると、1気圧におけるメタンの消炎距離は2mmより大きいことがわかる。すなわち、1気圧では、メタンの燃焼により発生する火炎は、幅が2mm以下であるスリット孔を通過することができず消炎する。
ここで、消炎距離dは数式2に示すように、圧力Pのn/2乗に反比例することが知られている。
Figure 2015158195
ピストン12の上死点近傍における主燃焼室13の圧力及び副室22の圧力、すなわち、最高圧力は、1〜2MPa程度である。一方、メタンの燃焼における反応は、化学式1で示されるとおりである。
Figure 2015158195
よって、反応次数nは3である。主燃焼室13及び副室22の最高圧力をPmax(MPa)として数式2に代入すると、以下の数式3により、本実施形態に係る副室式エンジンの最高圧力における消炎距離d(mm)が求まる。
Figure 2015158195
したがって、主燃焼室13及び副室22の最高圧力Pmax(Mpa)における消炎距離はdmax(mm)であるから、スリット孔28a,29aの幅d(mm)はdmax(mm)以下となっていればよい。なお、スリット孔28a,29aの流路長さは、消炎距離に対して十分長く設定されている。
本実施形態では、第1燃料通路23に、燃料の消炎距離以下の幅のスリット孔28aが形成された第1消炎部28を設け、第2燃料通路24に、燃料の消炎距離以下の幅のスリット孔29aが形成された第2消炎部29を設けているため、主燃焼室13及び副室22で発生した火炎は第1消炎部28及び第2消炎部29で消炎する。したがって、火炎は第1燃料通路23及び第2燃料通路24を通過して燃料供給室21に到達することはない。その結果として燃料供給装置30が火炎に曝露されることを防ぐことができる。
<変形例>
・上記各実施形態において、燃料としてメタンを使用するものとしたが、メタン以外の可燃性ガス、例えば、エタンやプロパン等を用いることもできる。また、ガソリン等の混合気でもよい。また、これらを第3実施形態に適用した場合、スリット孔28a,29aの幅を使用する燃料の消炎距離以下となるようにすればよい。
・上記第3実施形態において、スリット孔28aを第1消炎部28に設け、スリット孔29aを第2消炎部29に設けるものとしたが、図8に示すように、直径が消炎距離以下である円形の孔28bを第1消炎部28に設け、直径が消炎距離以下である円形の孔29bを第2消炎部29に設けるものとしてもよい。なお、図8では孔28b,29bの径を誇張して大きく示している。また、円形以外の形状の孔を設けるものとしてもよい。
・第1実施形態において、流量係数α及び流路面積Aに基づいて第1燃料通路23と第2燃料通路24との流量比を決定するものとした。しかしながら、流量係数αは、温度と圧力の関数であり、第1燃料通路23と第2燃料通路24との間で大きく値が変わるものではない。したがって、流路面積Aのみに基づいて第1燃料通路23と第2燃料通路24との流量比を決定してもよい。
・第2実施形態において、第1逆止弁26及び第2逆止弁27が燃料の流量に影響を与える可能性があるため、第1燃料通路23を通過する燃料の流量及び第2燃料通路24を通過する燃料の流量を、それぞれ、第1逆止弁26及び第2逆止弁27が与える影響を考慮した値としてもよい。
・第3実施形態において、第1消炎部28及び第2消炎部29が燃料の流量に影響を与える可能性があるため、第1燃料通路23を通過する燃料の流量及び第2燃料通路24を通過する燃料の流量を、それぞれ、第1消炎部28及び第2消炎部29が与える影響を考慮した値としてもよい。
・第1燃料通路23及び第2燃料通路24の形状は、円筒形が望ましいが、様々な形状が採用可能である。
・上記各実施形態は、4サイクルエンジン以外の様々な副室式エンジンで実施することが可能である。
13…主燃焼室、21…燃料供給室、22…副室、23…第1燃料通路、24…第2燃料通路、30…燃料供給装置。

Claims (5)

  1. 主燃焼室(13)と副室(22)とを備える副室式エンジンであって、
    燃料供給装置(30)からの燃料が供給される燃料供給室(21)と、
    前記燃料供給室から前記主燃焼室へと連通する第1燃料通路(23)と、
    前記燃料供給室から前記副室へと連通する第2燃料通路(24)とを備え、
    前記第1燃料通路の流路面積及び前記第2燃料通路の流路面積は、前記主燃焼室へと供給される燃料の量と前記副室へと供給される燃料の量の比に基づいて決定されていることを特徴とする副室式エンジン。
  2. 前記第1燃料通路には、前記燃料供給室から前記主燃焼室の方向への燃料の供給のみを許容する第1逆止弁(26)が設けられ、
    前記第2燃料通路には、前記燃料供給室から前記副室の方向への燃料の供給のみを許容する第2逆止弁(27)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の副室式エンジン。
  3. 前記第1燃料通路及び前記第2燃料通路には、孔(28a,28b,29a,29b)が形成された消炎部(28,29)が設けられ、
    前記孔の幅又は径は、前記燃料の消炎距離以下であることを特徴とする請求項1に記載の副室式エンジン。
  4. 前記燃料供給装置は、前記エンジンの圧縮行程における前記燃料供給室内の最高圧力よりも高い圧力で前記燃料を噴射することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の副室式エンジン。
  5. 前記燃料はガスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の副室式エンジン。
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