JP2015158008A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 耐食性陽極酸化金属表面を調製するための方法であって、
   アニリンモノマーを含む溶液で金属表面を陽極酸化するステップ、および
   前記耐食性陽極酸化金属表面を形成するためにチオールインヒビターを含む封孔溶液で前記金属表面を封孔処理するステップ、
   を含み、
   前記金属表面がチタンまたはチタンアロイを含む、方法。
2. 前記アニリンモノマーがアニリンである、請求項１に記載の方法。
3. 前記チオールインヒビターが２，５−メルカプト−１，３，４−チアジアゾール（ＤＭｃＴ）である、請求項１または２に記載の方法。
4. 前記チオールインヒビターが、０．０１Ｍ〜０．１Ｍの濃度の前記封孔溶液中のＤＭｃＴである、請求項３に記載の方法。
5. 前記封孔溶液が前記封孔処理するステップでは２０℃〜１００℃の温度を有する、請求項１から４の何れか一項に記載の方法。
6. 前記耐食性陽極酸化金属表面を検証するために試験するステップをさらに含む、請求項１から５の何れか一項に記載の方法。
7. 陽極酸化の間金属表面上にアニリンモノマーを電気化学的に堆積させて塩基性ポリアニリンを形成し、前記金属表面上にドープポリアニリンを形成するために前記金属表面上の前記塩基性ポリアニリンをチオールインヒビターに暴露するステップによって調製される少なくとも１つの陽極酸化金属表面を含み、前記金属表面がチタンまたはチタンアロイを含む、陽極酸化金属構成要素。
8. 前記アニリンモノマーがアニリンである、請求項７に記載の陽極酸化金属構成要素。
9. 前記チオールインヒビターがＤＭｃＴである、請求項７または８に記載の陽極酸化金属構成要素。