JP2015153246A - 看護管理分析装置及びプログラム - Google Patents

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哲也 谷岡
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由子 阪間
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操 宮川
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大和 飯藤
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Abstract

【課題】看護管理に必要な情報を看護管理者個々のニーズに応じて、データベースに保存されているデータを自由に解析し、必要な情報として表示することができる看護管理分析装置を提供する。
【解決手段】看護管理に関する情報を管理するデータベースにアクセスし、看護管理に必要な情報の分類・抽出を行う装置である。看護管理分析装置は、ユーザにより指定された第1の条件と第2の条件とを取得する(S12、S13)取得手段と、第1の条件と第2の条件とに基づきデータベースに登録された情報を分析する分析手段と、を備える。分析手段は、第1の条件と第2の条件に基づいて、データベースに登録された情報の分類またはデータベースからの情報の抽出を行う(S15、S16)。第1の条件または第2の条件は、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力の中から選択される。
【選択図】図9

Description

本発明は、看護管理に必要な情報を分析する装置に関する。
看護管理に必要な情報が多岐にわたり膨大となっており、看護管理のための情報の整理や分析は看護管理者の努力だけでは限界がある。このため、本願発明者らは看護管理者が行うアウトカム分析を支援することを目的に、看護管理分析システムとしてPSYCHOMS(Psychiatric Outcome Management System、登録商標)を開発した(非特許文献1)。また、看護情報管理または看護行為を支援する装置に関して、従来より種々の研究開発がなされている(特許文献1、2等参照)。
看護管理者は病院の健全運営や診療及び看護サービスの質を担保する役割がある。例えば、精神科においては、入院期間の長さと診療報酬が関連していること、また限られた人員配置のなかで、どのように効果的かつ効率よく質の高い看護や総合的なリハビリテーションを提供するかということが重要である。したがって、精神科病院における現状を分析し戦略を立て、実際の業務に生かしていくことは医療の質の維持と向上の鍵となる。
特開2006−293813号公報 特開2007−286766号公報
「PSYCHOMS−精神科電子アウトカム管理システムの開発−」、谷岡哲也等著、2012年10月1日、ふくろう出版
近年、看護管理の範囲は拡大し、看護管理に必要な情報は多岐にわたり膨大な量となっている。情報の種類は数量的データだけでなく、質的データが多数存在する。
コンピュータで基本統計、多変量解析などの分析を行うことができる統計処理ソフトが販売されているがそれを利用して解析し、解析結果を解釈するためには統計的専門知識が欠かせない。
コンピュータの分野において、大量のデータに隠されている知識を自動的に発見するデータマイニングなどの技術がある。また、臨床では患者データ管理や看護アウトカムの包括的評価システムモデルなども報告されている。これらは、手計算だと時間を要する難しい数式を短時間で解くことができる。しかし、看護管理に必要なデータ解析、特に、質的データと量的データを組み合わせて一つのシステムで数種類の解析を行うことは難しい。
看護管理のための情報の整理や分析は看護管理者の努力だけでは限界があり、看護管理者が行うアウトカム分析を支援するが重要である。病棟機能や患者特性に応じて異なるデータ解析を看護管理者のニーズに合わせて、看護管理者が求めるアウトカム(outcome)を簡便に抽出できるシステムがあれば、看護管理の質と効率性を向上させ、精神科看護サービスの質の向上に貢献することができる。
以上の事情を鑑み、本発明は、看護管理に必要な情報を看護管理者個々のニーズに応じて、データベースに保存されているデータを自由に解析し、必要な情報として表示することができる看護管理分析装置を提供することを目的とする。
本発明に係る看護管理分析装置は、看護管理に関する情報を管理するデータベースにアクセスし、看護管理に必要な情報の分類・抽出を行う装置である。看護管理分析装置は、ユーザにより指定された第1の条件と第2の条件とを取得する取得手段と、第1の条件と第2の条件とに基づきデータベースに登録された情報を分析する分析手段と、を備える。分析手段は、第1の条件と第2の条件に基づいて、データベースに登録された情報の分類またはデータベースからの情報の抽出を行う。第1の条件または第2の条件は、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力の中から選択される。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、看護管理に関する情報を管理するデータベースにアクセスし、看護管理に必要な情報の分類・抽出を実行させるプログラムである。そのプログラムは、コンピュータに、ユーザにより指定された第1の条件と第2の条件とを取得する取得ステップと、第1の条件と第2の条件とに基づきデータベースに登録された情報を分析する分析ステップと、を実行させる。分析ステップは、第1の条件と第2の条件に基づいて、データベースに登録された情報の分類またはデータベースからの情報の抽出を行う。第1の条件または第2の条件は、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力の中から選択される。
本発明によれば、分類と抽出の2種類の方法を混合して量的・質的データをアウトプットとして表示することができる。このため、看護管理者個々のニーズに応じて看護管理に必要な情報を出力でき、看護管理者が直感的に必要と考えたことに対する分析結果を簡便に得ることができる。
本発明に係る看護管理分析装置を含む看護管理システムの構成を示す図 看護管理システムを構成するクライアント端末(看護管理分析装置)の構成を示す図 看護管理システムを構成するデータベースサーバの構成を示す図 看護管理分析に用いるカテゴリとデータベースの関係を説明した図 看護管理分析に用いるカテゴリを説明した図 看護管理分析装置における分析処理の概念を説明するための図 看護管理分析装置における分析処理の概念を説明するための図 看護管理分析装置における分析処理の概念を説明するための図 看護管理分析装置の分析処理を示すフローチャート 看護管理分析装置により表示される初期メニュー画面を示す図 看護管理分析装置により表示される看護管理分析画面を示す図 看護管理分析装置により表示される分析項目選択画面を示す図 分析項目選択画面上で項目が選択されている様子を示す図 第1項目(カテゴリ)の設定終了後の看護管理分析画面を示す図 第1項目(カテゴリ)および第2項目(条件)の設定終了後の看護管理分析画面を示す図 分析結果の表示例を示す図 グラフ化された分析結果を示す図 2回目の分析において新たな条件を設定するための分析項目選択画面を示す図 2回目の分析において新たな条件を設定するための分析項目選択画面を示す図 2回目の分析において新たな条件を設定するための看護管理分析画面を示す図 分析結果の表示例を示す図 条件を満たした情報がなかったときの分析結果の表示例を示す図 抽出された職員の詳細な情報の表示例を示す図 分析結果の表示例を示す図 分析結果の表示例を示す図
以下、添付の図面を参照して本発明に係る看護管理分析装置の実施の形態を説明する。
1.システム構成
図1は、本発明に係る看護管理分析装置を含む看護管理システムの構成例を示した図である。看護管理システムは、患者の看護に関する種々の情報を管理するためのシステムである。看護管理システムは、例えば、電子カルテ、看護日誌、看護計画、職員情報管理、勤務表管理、クリニカルパスシステムに関する情報をデータベースとして管理している。
看護管理システムは、電子カルテ等の情報を含む各種のデータベース(DB)57(詳細は後述)を保持するデータベースサーバ50と、データベースサーバ50の各種データベース57にアクセスする複数のクライアント端末であるクライアント端末10とで構成される。データベースサーバ50と各クライアント端末10とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)100を介して接続されており、互いにデータ交換が可能である。さらに、ローカルエリアネットワーク100には、プリンタ40が接続されており、帳票の印刷も可能となっている。
クライアント端末10は、データベースサーバ50に格納された各種データベース57にアクセスして、データベース57のデータを更新したり、閲覧したり、または帳票を作成したりすることができる。特に、本実施形態では、クライアント端末10はデータベースサーバ50の各種データベース57に含まれる情報を所定の条件に基づき分類したり、各種データベース57に含まれる情報から所定の条件に該当する情報を抽出したりする看護管理分析装置として動作する。
1.1 クライアント端末(看護管理分析装置)の構成
図2に、看護管理システムを構成するクライアント端末10の構成を示す。クライアント端末10は例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置で構成される。クライアント端末10は、その全体動作を制御するコントローラ11と、画面表示を行う表示部13と、ユーザが操作を行う操作部15と、データやプログラムを記憶するデータ格納部17とを備える。表示部13は例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成される。操作部15は、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成される、ユーザ(医師、看護師等)が指示を行うための装置である。
クライアント端末10はさらに、プリンタ等の外部機器に接続するための機器インターフェース18、及び、ネットワークに接続するためのネットワークインタフェース19を含む。機器インターフェース18は、USB、HDMI、IEEE1394等に準拠してデータ等の通信を行うインターフェース回路である。また、ネットワークインタフェース19は、IEEE802.11、WiFi等の規格に準拠してデータ通信を行うインターフェース回路である。
コントローラ11は、データベースサーバ50のデータベース57にアクセスし、データの更新や表示を行う機能、または帳票を作成する機能を実現する。コントローラ11はCPUやMPUで構成され、データ格納部17に格納された所定の制御プログラム(看護管理分析プログラム)17aを実行することで種々の機能を実現する。コントローラ11で実行される制御プログラム(看護管理分析プログラム)は、データベースサーバ50からネットワーク100を介して提供される。なお、制御プログラムはCD−ROM等の記録媒体によって提供されてもよい。コントローラ11の機能はハードウェアとソフトウェアの協働により実現してもよいし、ハードウェア回路のみで実現してもよい。
データ格納部17は、クライアント端末10の機能を実現するために必要なパラメータ、データ及びプログラムを記憶する記録媒体であり、コントローラ11で実行される制御プログラムや各種のデータを格納している。データ格納部17は例えばハードディスク(HDD)や半導体記憶装置(SSD)で構成される。
1.2 データベースサーバの構成
図3に、看護管理システムを構成するデータベースサーバ50の構成を示す。データベースサーバ50もクライアント端末10と同様の構成を有し、例えば、情報処理装置で構成される。すなわち、データベースサーバ50は、その全体動作を制御するコントローラ51と、画面表示を行う表示部53と、ユーザが操作を行う操作部55と、データやプログラム(看護管理分析プログラム)を記憶するデータ格納部56とを備える。データベースサーバ50はさらに、プリンタ等の外部機器に接続するための機器インターフェース58及びネットワークに接続するためのネットワークインタフェース59を含む。
データベースサーバ50のデータ格納部56は各種データベース57を保持している。以下、各種データベース57について説明する。
1.2.1 各種データベース
図4に、データベースサーバ50のデータ格納部56に保持される、各種データベース57を示す。各種データベース57には、勤務計画システムデータベース57aと、職員情報管理データベース57bと、看護計画システムデータベース57cと、病棟日誌システムデータベース57dと、電子カルテデータベース57eとが含まれる。
勤務計画システムデータベース57aは、職員の勤務状況等を管理するデータベースである。職員情報管理データベース57bは職員の情報を管理するデータベースであって、例えば、職員の氏名、性別、能力等を管理する。看護計画システムデータベース57cは、看護計画に関する情報を管理するデータベースである。病棟日誌システムデータベース57dは、病棟毎の患者や職員に関する情報を管理するデータベースである。電子カルテデータベース57eは患者の電子カルテを管理する。これらのデータベースは検索キーによる情報の検索、抽出が可能となっている。
看護管理分析装置としてのクライアント端末10は、1)職員情報分析、2)病棟特性分析、3)患者状態・動態分析の3種類の分析(分類、抽出)が可能となっている。職員情報分析では、職員の特徴等、職員に関する種々の分析を行う。病棟特性分析では、病棟の特徴等、病棟に関する種々の分析を行う。患者状態・動態分析では、患者のクリニカルパスのバリアンス等、患者の現状や動態に関する種々の分析を行う。これらの分析は、看護要員の労務管理や人員配置、看護サービスの質の継続的な管理のために有用である。例えば、これらの分析結果に基づいて、診療報酬上の施設基準を満たしているか照合したり、労働状況から労働基準法に準拠しているかを確認したりすることができる。また、看護ケアの実施状況や患者情報から病棟特性を判断し、職員(看護要員)の病棟適正を考慮して人員配置を適正に配置することができる。これらの分析に必要なデータとして、「病床稼働率」、「在院日数」、「患者の重症度」、「患者アウトカム」、「病棟の多忙度」、「職員(看護要員)の就労条件」、「職員(看護要員)の勤務状況」、「職員(看護要員)の能力」などの情報がある。これらの項目は、文献や発明者らが行った全国調査をもとに決定した。クライアント端末10(看護管理分析装置)が参照するデータベース57a〜57eはこれらの情報を管理している。
図4に示すように、各分析に対して、その分析に必要なデータベース群が関連づけられている。また、看護管理分析装置は、ユーザが任意に指定するカテゴリ(第1の条件)と条件(第2の条件)に基づきデータベースの情報を分析(分類、抽出)する。すなわち、カテゴリ及び条件はそれぞれ検索キーとして機能し、看護管理分析装置(クライアント端末10)は、ユーザにより指定されたカテゴリに関連づけられたデータを各データベース57a〜57eから検索することができる。同様に、看護管理分析装置は、ユーザにより指定された条件に関連づけられたデータを各データベース57a〜57eから検索することもできる。
図5は、看護管理分析に用いるカテゴリの例を示した図である。図5に示すように各カテゴリは階層的に設定されている。カテゴリは大きく、職員情報、病棟特性情報、患者状態・動態情報の3つに分類され、それぞれがさらに階層的に分類される。例えば、職員情報はさらに基本情報、勤務状況、職員情報に分類される。職員情報の基本情報は、スタッフコード、氏名、病棟、勤務開始日、退職部を含み、勤務状況は、労働時間、超過勤務時間、夜勤時間/回数、休暇取得情報を含む。なお、「条件」についても図5に示すような構成に設定してもよい。また、カテゴリや条件として選択される項目には、「病床稼働率」、「在院日数」、「患者の重症度」、「患者アウトカム」、「病棟の多忙度」、「職員(看護要員)の就労条件」、「職員(看護要員)の勤務状況」および「職員(看護要員)の能力」が含まれる。
2.動作
図1に示す各クライアント端末10はデータベースサーバ50と連携して看護管理分析装置として動作する。以下では、クライアント端末10を看護管理分析装置と称してその動作説明を行う。看護管理分析装置10は、ネットワーク100を介してデータベースサーバ50にアクセスし、各種データベース57a〜57eに登録された情報の分類や情報の抽出を行うことができる。
2−1.情報の分析(分類/抽出)
図6〜図8を用いて、看護管理分析装置10における情報の分類及び情報の抽出について説明する。看護管理分析装置10は、ユーザにより設定されたカテゴリ(S_category)と条件(S_condition)とに基づきデータベース57a〜57dに登録された情報を分類したり、条件に合致した情報を抽出したりすることができる。
最初に、情報の分類処理について説明する。下記式(1)は、本実施形態の分類処理の概念を示した式である。
ここで、inf()=分析(分類/抽出)情報、x=選択された条件、i=条件を満たした要素、j=条件xを満たした要素、m=全体のデータ数、S_category=選択されたカテゴリ、 S_condition=選択された条件である。
式(1)において、左辺inf(x)は、ユーザが知りたい情報を表し、右辺第1項(ΣS_category)及び第2項(ΣS_condition)はそれぞれ、選択されたカテゴリ(ΣS_category)および条件を表す。右辺第1項(ΣS_category)は、あるレコードiが選択されたカテゴリS_categoryを満たす場合にのみ抽出されることを示す。右辺第2項(ΣS_condition)も同様に、あるレコードjが選択された条件S_ conditionを満たす場合のみ抽出されることを示す。mは、データ全体の数(レコード数)を示す。演算子「*」は、右辺第1項と右辺第2項でそれぞれ抽出されたレコードの、重複部分のみ抽出することを意味する。
例えば、カテゴリ(S_category)として職員情報の「性格」が選択され、条件(S_condition)として職員情報の「病棟」が選択された場合、職員情報管理データベース57bが参照され、病棟毎に、職員について性格(穏やか、喧嘩っ早い、優しい、きつい)に基づき分類がなされ、図6に示すような結果が得られる。
このような分類は例えば下記のSQL検索式を用いて実現できる。
SELECT 病棟, 性格, COUNT(*)
FROM 職員情報管理データベース
GROUP BY 病棟, 性格
上記の検索式では、SELECTの後にカテゴリと条件を指定し、分類する条件をGROUP BYの後に指定している。COUNT()はカテゴリと条件に合致したデータ数をカウントする関数である。
また、本実施形態の看護管理分析装置は前回の分析結果を記憶しておき、前回の分析結果をベースとして、さらに新たな条件に基づき分析をすることができるようになっている。すなわち、下記式(2)に示すように、第1回目の分析結果をEF(1)とした場合、前回の分析結果EF(1)に対して新たな条件(S_condition)を付加して分析することができる。
ここで、EF(1)=第1回目の分析結果、x=選択された条件、i=条件を満たした要素、j=条件xを満たした要素、m=全体の数、S_condition=選択された条件である。
例えば、1回目の分析結果(EF(1))に、新たな条件「性別」を付加することで、図7に示すように、さらに「性別」により分類された分析結果を表示させることができる。この場合のSQL検索式は下記のようになる。
SELECT 病棟, 性格, 性別, COUNT(*)
FROM table_1
GROUP BY 病棟, 性格, 性別
ここで、table_1は前回の分析結果(EF(1))を記憶したテーブルである。
以後同様にして、前回の分析結果(EF(n-1))に対して新たに条件(S_condition)を付加して新たな分析を行うことができる。
次に、さらに条件を絞り込んでデータを抽出する方法について説明する。この場合も、前回の分析結果(EF(n-1))に対して新たに条件(S_condition)を付加することでさらなる絞り込みを行うことができる。例えば、SQL検索式において、SELECTの後に表示したい項目名を指定し、かつ、WHEREでスタッフ情報を取得する条件を指定する。複数条件がある場合はANDでつないでいく。下記式(3)は、前回の分析結果EF(2)に対して新たな条件(S_condition)を付加した絞り込みを示した式である。
ここで、EF(2)=第2回目の分析結果。
例えば、前回の分析結果EF(2)に対して性別「女性」で絞り込みを行った場合、図8に示すようにその結果が表示される。この場合のSQL検索式は下記のようになる。
SELECT 病棟, 性格, 性別, COUNT(*)
FROM table_2
WHERE 性別=女性
ここで、table_2は前回の分析結果(EF(2))を記憶したテーブルである。
以上のようにして、前回の分析結果(EF(n-1))に対して新たに条件(S_condition)を付加していくことで絞り込みを行うことができる。
ここで、EF(n-1)=第n-1回目の分析結果
2−2.看護管理分析装置による情報の分析動作
以下、図9のフローチャートに沿って、本実施形態の看護管理分析装置10における情報分析処理を説明する。看護管理分析装置10は、看護管理者が求める条件に応じて、データを分類して表示する機能と、必要なデータを抽出して表示する機能とを有する。以下の機能は、看護管理分析装置10のコントローラ11が看護管理分析プログラムを実行することで実現できる。
看護管理分析装置10において看護管理分析プログラムが実行されると、看護管理分析装置10のコントローラ11は、ユーザが分析のための条件等を設定するための条件設定画面を表示する(S11)。
この条件設定画面は、ユーザが分析のための条件等を指定する画面であり、1つの画面で構成してもよいし、後述するように複数の画面(例えば、図10〜図15に示す画面)で構成してもよい。ユーザは条件設定画面上でカテゴリ、条件、分類/抽出の区別の選択や指定を行う。コントローラ11は、条件設定画面上で設定または指定されたカテゴリ、条件、分類/抽出の区別に関する情報を取得(入力)する(S12、S13)。
分類/抽出の区別として、ユーザにより「分類」が指定された場合(S14)、コントローラ11は、データベース57a〜57eにアクセスし、ユーザにより指定されたカテゴリ及び条件に基づき、データベース57a〜57eに登録された情報を分類する(S15)。一方、ユーザにより「抽出」が指定された場合(S14)、コントローラ11は、データベース57a〜57eにアクセスし、ユーザにより指定されたカテゴリ及び条件に該当する情報を抽出する(S16)。
そして、コントローラ11は分析結果(分類または抽出した結果)を表示部13に表示する(S17)。さらに、その分析結果をテーブルとしてデータ格納部17に記憶する(S18)。記憶されたテーブルはその後の分析において利用することができる。なお、分析結果は、帳票(CSV,エクセル形式、PDF形式等)として印刷されてもよいし、データとして外部機器に出力されてもよい。
その後、コントローラ11は、ユーザから、直前に実施した分析結果をベースとした更なる分析の指示があるか否かを判断する(S19)。ユーザから更なる分析の指示があった場合、コントローラ11は、ステップS11に戻る。ここで、連続して分析をおこなう場合は、式(1)〜(4)を用いて説明したように、2回目以降の分析においては、前回の分析結果(EF(n-1))を利用して新たな条件を付加して行われる。すなわち、一連の分析における2回目以降の分析においては、ステップS15、S16における分類や抽出は、前回の分析結果で得られ、テーブルとして記憶された結果(EF(n-1))を用いて、新たに指定された条件を考慮して行われる。
このように本実施形態の看護管理分析装置10は、前回の分析結果を利用して、新たな条件に基づいた新たな分類、抽出を行うことができることから、ユーザは分析結果を参照しながら新たな条件を設定できるため、ユーザにとってより望ましい情報を得ることが可能になる。
看護管理分析装置10の表示部13に表示される画面の例を参照しながら、看護管理分析装置10の動作を具体的に説明する。
看護管理分析装置10において看護管理分析プログラムが実行されると、最初、図10に示すような看護管理分析メニュー画面が表示される(S11)。この看護管理分析メニュー画面上で、ユーザは、「病棟特性分析」、「患者状態・動態分析」および「職員情報分析」の中から分析したい項目を選択する。項目が選択されると、選択された項目に関連して、図11に示すような設定画面(以下「看護管理分析画面」という)が表示される(S11)。
図11に示す看護管理分析画面は、分析に用いるカテゴリと条件を設定する画面である。看護管理分析画面は第1項目ボタン181と第2項目ボタン183を含む。第1項目ボタン181が選択された場合、カテゴリ(S_category)の設定処理に進み、第2項目ボタン183が選択された場合、条件(S_condition)の設定処理に進む。本例では、最初にカテゴリが指定されるようになっている。看護管理分析画面上で第1項目ボタン181が選択されると、コントローラ11は図12に示す分析項目選択画面を表示する。この分析項目選択画面上でユーザによりカテゴリが選択される。ユーザにより分析項目選択画面上で1つの項目が選択されると、図13に示すように、カテゴリの選択肢群をリスト表示したウインドウが表示される。このウインドウにおいて、チェックボックス185をチェックすることで少なくとも1つの選択肢が選択される。また、カテゴリの具体的な値はリストボックス187において指定できるようになっている。ユーザにより選択肢が選択され、決定ボタン189が押下されることによりカテゴリの選択が終了する。なお、カテゴリの選択が終了すると、図14に示すように、看護管理分析画面に戻る。なお、図11〜図13の例では、カテゴリとして職員の「ラダー」が選択されている。
次に、看護管理分析画面上で、ユーザにより第2項目ボタンが選択され、第2項目(条件)の設定(選択)が行われる。第2項目(条件)の設定も、図11〜図13を用いて説明した第1項目(カテゴリ)の設定手順と同じ手順で行われる。すなわち、条件についても、カテゴリの選択に用いた分析項目選択画面上で選択される。
第1項目及び第2項目の設定(選択)が終了すると、コントローラ11は、図15に示すように看護管理分析画面を表示する(S11)。この状態では、ユーザにより分析したいカテゴリと条件が設定されている。さらに、看護管理分析画面は、選択したカテゴリと条件に基づき、情報の「分類」を行うか「抽出」を行うかの区別をユーザが指定するためのチェックボックス201を含んでいる。ユーザは、看護管理分析画面上で、カテゴリ及び条件を設定し、さらに、分類/抽出の区別を指定する。ユーザにより、カテゴリ及び条件の設定、分類/抽出の区別の指定がなされ、分析を開始するための指示(「はい」ボタンの押下)がなされると、コントローラ11は、ユーザにより設定されたカテゴリ、条件、分類/抽出の指定に関する情報を取得する(S12、S13)。
コントローラ11は、取得したカテゴリ、条件、分類/抽出の指定に基づき情報の分類、抽出を行い(S15、S16)、その結果を表示部13に表示させる(S17)。
図16に、分析結果の表示例を示す。図16は、第1項目(カテゴリ)として「ラダー」、第2項目(条件)として「性別」が選択された場合の分類結果を示している。職員データについてラダー毎に性別別に分類され、分類結果が表示されている。看護管理分析装置10は、この分類結果をグラフ化して表示する機能を有している。例えば、ユーザによりグラフ化ボタン211が押下されると、コントローラ11は、図17に示すように、分析結果をグラフ化したものを表示する。
前述のように看護管理分析装置10は、前回の分析結果(EF(n-1))を利用して、その分析結果に対して新たに条件を設定して次の分析(infn(x))を行うことが可能である。例えば、図16、図17の画面において分析ボタン213が押下された場合、前回の分析結果に対して新たに条件を設定した次の分析が行われる。このため、分析ボタン213が押下されると、すなわち、ユーザからさらなる分析の指示を受けると(S19でYES)、ユーザに新たな条件を設定させるために、コントローラ11は、図18に示すように分析項目選択画面を表示する(S11に戻る)。この画面上で新たな条件の設定が可能になる。本例では、図19に示すように、第1回目の分析結果に対する新たな条件として「子育て」が設定される。
分析項目選択画面上で条件が設定(選択)されると、図20に示すような分析項目画面が表示され、この画面上で分類/抽出の区分が指定される。
図20の画面では「抽出」が指定されているため、コントローラ11は、前回の分析結果の中から「子育て」の条件に該当する情報を抽出し、その結果を表示する。図21にその結果の表示例を示す。図21では、「子育て」を行っている職員が抽出されて、「ラダー」及び「性別」に関して分類されて表示されている。なお、分析した結果、条件に該当する情報がなかった場合は、図22に示すような画面が表示される。
さらに、抽出された職員(例えば、Aさん)の氏名部分がユーザによりマウス等により指示(クリック)されると、コントローラ11は、図23に示すように、その指示した職員(Aさん)の詳細な情報を表示させる。
図24、図25に分析結果の他の表示例を示す。図24は、「病床稼働率、全病棟」を条件として設定した場合の結果であり、病棟毎の病床稼働率が一欄表及びグラフで表示されている。また、「全病棟,看護度別直接ケア数」を条件に設定すると、図25に示すような結果が表示される。ここで、看護度別直接ケア数とは、職員(看護要員)が担当する患者の看護程度別の人数である。
図24、図25において、データを分類して得られる情報の例として、病棟ごとの稼働率や看護直接ケア数を示したが、これらの情報は病棟の看護職員の人員配置決定や病院の収益を左右する大事な数値であり、看護管理を行うに当たり、重要なものとなる。
特に病棟の看護職員の多忙度は看護管理者が重要視している情報であり、多忙度を分析して把握することは、医療事故の防止につながる。看護不足による慢性疲労による看護サービスの低下や看護師の離職防止に有用である。
看護師が行うケアは、例えば清拭の場合、その内容や必要とする技術、所要時間は患者の看護度により異なるため、看護度別直接ケア数は看護管理者の頭の中ではケア数(ケアに要する人数や時間)に置き換えて考えることが可能である。そこで、看護度別直接ケア数をグラフ(図25)に表すことは病棟のケア量が推測でき、多忙度を把握するために有用な情報となりうる。
病棟毎あるいは病院全体の病床稼働率や病棟の多忙度を視覚化することは、当該病棟あるいは病院全体の収益の予測だけでなく、収益を得るための看護職員の必要人員数や人員配置病棟を意思決定するために看護管理者を助ける。本システムではグラフに表示する項目を看護管理者が自由に設定することができる。すなわち、看護管理者が考える多忙度を、簡単に可視化することができる。
一方、データを抽出する方法として、条件を指定して該当する職員をピックアップしたり、バリアンス分析を例として示したりした。例えば、A病棟への配属条件を「ラダーIVのレベルの,性格の優しい,男性職員」とした場合、それら全ての条件を設定することで、それらの条件を満たす職員を容易に抽出し表示することができる。設定条件を適宜変更することにより、様々な病棟に適する職員が抽出され、表示される。
現状の病院看護管理においては、人海戦術でノートに記録したものから判断したり、看護部長が看護師長から情報収集をしたりしている。情報処理能力の高い看護管理者であれば、エクセルなどのソフトウェアを使用して、時間をかけて情報の整理を行っている。看護管理者の頭の中で考える抽出条件を本システムで選択することで、多数の情報の中から看護管理者が求める情報だけを短時間で表示することができ、様々なシミュレーションが簡便にできるようになる。
看護要員の超過勤務時間数毎の経験年数とスタッフ名を表示してもよく。これにより、超過勤務が多い看護要員の傾向を分析することに役立つ。更に、配属した職員を能力別に分類し、超過勤務時間の結果と合わせて病棟毎に比較すれば、配属した看護要員の組み合わせが適切かどうかの評価も可能になる。
さらに精神科における医療サービスのアウトカムを改善するためには、クリニカルパスが重要であるが、そのクリニカルパスを継続的に改善するためには、バリアンスの分析が欠かせない。しかし、十分行われていないのが現状である。その理由の一つにバリアンスの集積と要因分析に手間がかかることがあげられる。本システムでは、既存のデータベース(例えばPSYCHOMS(登録商標))に登録されたバリアンス情報から、管理者が分析したいパスの種類、期間、パスの項目、発生要因などを自由に条件に選択することで、分析結果を得ることができる。
3.その他の例
上記の実施形態では、図15に示したチェックボックス201を用いてユーザが指定した分類/抽出の区別に基づき分類/抽出を切り替えた。しかし、分類/抽出の切替えはこれに限定されない。分類/抽出を、第1項目及び/または第2項目において選択される項目(カテゴリ、条件)の種類に基づき切り替えてもよい。
上記の実施形態では、クライアント端末10内のコントローラ11において看護管理分析の処理を実行したが、データベースサーバ50側で当該処理を実行してもよい。その際、クライアント端末10は、ユーザにより指定されたカテゴリ、条件、分類/抽出の区分に関する情報をネットワーク100を介してデータベースサーバ50へ送信し、データベースサーバ50が内部で看護管理分析を実行し、その結果をクライアント端末10へ送信すればよい。
上記の実施形態では、クライアント端末10とデータベースサーバ50はLAN(ローカルエリアネットワーク)100を介して接続されたが、インターネット等の他の種類のネットワークを介して接続されてもよい。
上記の実施の形態では、各種データベース57a〜57eをクライアント端末10の外部に設け、ネットワーク100を介してクライアント端末10からアクセスする例を説明した。しかし、各種データベース57a〜57eをクライアント端末10の内部に備えても良いし、または、ネットワーク100を介さずに、クライアント端末10に各種データベース57a〜57eを格納した記録媒体(ハードディスク装置(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等)を直接接続してもよい。
4.まとめ
以上説明した看護管理分析装置10は、看護管理に関する情報を管理するデータベース57a〜57eにアクセスし、看護管理に必要な情報の分類・抽出を行う装置である。看護管理分析装置10は、ユーザにより指定されたカテゴリ(第1の条件の一例)と条件(第2の条件の一例)とを取得する操作部15(取得手段の一例)と、第1の条件と第2の条件とに基づきデータベースに登録された情報を分析するコントローラ11(分析手段の一例)と、を備える。コントローラ11は、カテゴリと条件に基づいて、データベース57a〜57eに登録された情報の分類またはデータベース57a〜57eの情報の抽出を行う。カテゴリと条件は、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力の中から選択される。
看護管理分析装置10によれば、分類と抽出の2種類の方法を混合して量的・質的データをアウトプットとして表示することができる。このため、看護管理に必要な情報を出力でき、看護管理者が直感的に必要と考えたことに対する分析結果を簡便に得ることができる。本発明のシステムを活用することで、看護管理者が情報の収集と整理に要していた時間を、看護サービスの質を改善するための方略を考えるための思考の時間に変換することができるため、看護管理の質と効率性を高めることができる。その結果、精神科看護サービスの質向上につなげることが可能となる。本発明は看護だけにとどまらず、精神科病院全体の情報管理にも応用可能であり、汎用性がある。
操作部15は、さらに分類/抽出の区別を示す指定(区別情報)を取得してもよい。コントローラ11は、区別の指定が分類を示す場合、カテゴリと条件に基づきデータベースに登録された情報を分類し、区別の指定が抽出を示す場合、データベースからカテゴリと条件を満たす情報を抽出してもよい。
また、看護管理分析装置10は、分析の結果を記憶するデータ格納部56(記憶手段の一例)をさらに備えてもよい。看護管理分析装置10は、一の分析に続けて新たに分析を行う際に、操作部15は新たに指定された条件(第2の条件)を取得してもよい。コントローラ11は、新たに指定された条件とデータ格納部56に記憶された前回の分析結果とに基づき新たな分析を行ってもよい。この構成により、前回得られた分析結果をベースとして、さらに新たな条件を付加し新たな分析が可能となる。
10 クライアント端末(看護管理分析装置)
11、51 コントローラ
15、55 操作部
17、56 データ記憶部
17a、56a 制御プログラム
18、58 機器インターフェース
19、59 ネットワークインタフェース
40 プリンタ
50 データベースサーバ
57、57a〜57e データベース(DB)
100 ネットワーク(LAN)

Claims (5)

  1. 看護管理に関する情報を管理するデータベースにアクセスし、看護管理に必要な情報の分類・抽出を行う看護管理分析装置であって、
    ユーザにより指定された第1の条件と第2の条件とを取得する取得手段と、
    前記第1の条件と前記第2の条件とに基づき前記データベースに登録された情報を分析する分析手段と、を備え、
    前記分析手段は、前記第1の条件と前記第2の条件に基づいて、前記データベースに登録された情報の分類、または、前記データベースからの情報の抽出を行い、
    前記第1の条件または前記第2の条件は、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力の中から選択される、
    看護管理分析装置。
  2. 前記取得手段は、分類/抽出の区別を示す区別情報をさらに取得し、
    前記分析手段は、前記区別情報が分類を示す場合、前記第1の条件と前記第2の条件に基づき前記データベースに登録された情報を分類し、前記区別情報が抽出を示す場合、前記データベースから前記第1の条件と前記第2の条件を満たす情報を抽出する、
    請求項1記載の看護管理分析装置。
  3. 前記分析の結果を記憶する記憶手段をさらに備え、
    一の分析に続けて新たに分析を行う際に、
    前記取得手段は新たに指定された第2の条件を取得し、
    前記分析手段は、前記新たに指定された第2の条件と前記記憶手段に記憶された前回の分析結果とに基づき新たな分析を行う、
    請求項1または2記載の看護管理分析装置。
  4. 前記データベースは、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力に関する情報を管理する、請求項1ないし3のいずれかに記載の看護管理分析装置。
  5. コンピュータに、看護管理に関する情報を管理するデータベースにアクセスし、看護管理に必要な情報の分類・抽出を実行させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    ユーザにより指定された第1の条件と第2の条件とを取得する取得ステップと、
    前記第1の条件と前記第2の条件とに基づき前記データベースに登録された情報を分析する分析ステップと、を実行させ、
    前記分析ステップは、前記第1の条件と前記第2の条件に基づいて、前記データベースに登録された情報の分類または前記データベースからの情報の抽出を行い、
    前記第1の条件または前記第2の条件は、病床稼働率、在院日数、患者の重症度、患者アウトカム、病棟の多忙度、職員の就労条件、職員の勤務状況、および看護要員の能力の中から選択される、
    プログラム。
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