JP7440858B2 - スキル向上支援方法 - Google Patents
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Description
ところで、一般に介護サービスは、介護知識をもとに状況を判断して介護を行うものであると考えられている。
しかし、介護を受ける利用者の状態や感じ方はそれぞれ異なる。
介護者は、日々、利用者の状態を把握した上で、状況を判断して介護を行っており、利用者の状態把握、すなわち「気づき」が介護における重要な役割を果たしている。
この「気づき」のスキルが向上すれば、利用者の状態に応じたサービスを提供でき、利用者の生活をより良くすることができる。
「気づき」には、利用者の行動や様子を観察することで得られるパッシブ気づきと、介護者が利用者に対して働きかけを行うことで得られるアクティブ気づきがある。
介護の熟練度とパッシブ気づきとは明らかな相関関係があり、熟練者ほどパッシブ気づきが多い。
また、パッシブ気づきが増加することでアクティブ気づきも増加し、結果として利用者の状態に応じたサービスを提供できる。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記段階別評価数集計ステップ2で集計した前記段階別評価数を基に、段階別評価シェアを算出する段階別評価シェア算出ステップ8と、前記段階別評価シェア算出ステップ8で算出した前記段階別評価シェアを出力する段階別評価シェア出力ステップ9とを有し、前記段階別評価シェア算出ステップ8では、前記第1所定期間における前記段階別評価シェアを第1所定期間段階別評価シェアとして算出し、前記第2所定期間における前記段階別評価シェアを第2所定期間段階別評価シェアとして算出し、前記段階別評価シェア出力ステップ9では、前記段階別評価シェア算出ステップ8で算出した前記第1所定期間段階別評価シェア及び前記第2所定期間段階別評価シェアを出力することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3で集計した前記サービス提供者別段階別評価数を基に、サービス提供者別段階別評価シェアを算出するサービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10と、前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10で算出した前記サービス提供者別段階別評価シェアを出力するサービス提供者別段階別評価シェア出力ステップ11とを有し、前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10では、前記第1所定期間における前記サービス提供者別段階別評価シェアを第1所定期間サービス提供者別段階別評価シェアとして算出し、前記第2所定期間における前記サービス提供者別段階別評価シェアを第2所定期間サービス提供者別段階別評価シェアとして算出し、前記サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップ11では、前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10で算出した前記第1所定期間サービス提供者別段階別評価シェア及び前記第2所定期間サービス提供者別段階別評価シェアを出力することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者別段階別評価数集計ステップ4で集計した前記利用者別段階別評価数を基に、利用者別段階別評価シェアを算出する利用者別段階別評価シェア算出ステップ12と、前記利用者別段階別評価シェア算出ステップ12で算出した前記利用者別段階別評価シェアを出力する利用者別段階別評価シェア出力ステップ13とを有し、前記利用者別段階別評価シェア算出ステップ12では、前記第1所定期間における前記利用者別段階別評価シェアを第1所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、前記第2所定期間における前記利用者別段階別評価シェアを第2所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、前記利用者別段階別評価シェア出力ステップ13では、前記利用者別段階別評価シェア算出ステップ12で算出した前記第1所定期間利用者別段階別評価シェア及び前記第2所定期間利用者別段階別評価シェアを出力することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記診断データ抽出ステップ1で抽出した前記診断データの中から良評価データと悪評価データを抽出する良悪データ抽出ステップ14と、前記良評価データと前記悪評価データとを、少なくとも24時間よりも短い単位時間に区分して良悪評価数を集計する良悪評価数集計ステップ15と、前記良悪評価数集計ステップ15で集計した前記良悪評価数を前記単位時間に区分して出力する良悪評価数出力ステップ16とを有することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載のスキル向上支援方法において、前記良悪評価数集計ステップ15では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記良悪評価数を集計し、前記良悪評価数出力ステップ16では、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記良悪評価数を出力することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項3に記載のスキル向上支援方法において、前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価数を集計し、前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10では、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価シェアを算出し、前記サービス提供者別段階別評価数出力ステップ6では、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価数を出力し、前記サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップ11では、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価シェアを出力することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記診断項目が、前記気づきに関する複数の気づき項目と、前記働きかけに関する複数の働きかけ項目とを少なくとも含む、複数の項目に分類され、前記サーバーが、前記診断データ抽出ステップ1で抽出した前記診断データの中から、前記気づき項目と前記働きかけ項目とを抽出し、前記気づき項目についての気づきデータ数と、前記働きかけ項目についての働きかけデータ数とを集計する分類別評価数集計ステップ17と、前記分類別評価数集計ステップ17で集計した前記気づきデータ数と前記働きかけデータ数を基に、分類別評価シェアを算出する分類別評価シェア算出ステップ18と、前記分類別評価数集計ステップ17で集計した前記気づきデータ数と前記働きかけデータ数を出力する分類別評価数出力ステップ19と、前記分類別評価シェア算出ステップ18で算出した前記分類別評価シェアを出力する分類別評価シェア出力ステップ20とを有し、前記分類別評価数集計ステップ17では、前記第1所定期間における分類別評価数を第1所定期間分類別評価数として集計し、前記第2所定期間における分類別評価数を第2所定期間分類別評価数として集計し、前記分類別評価シェア算出ステップ18では、前記第1所定期間における前記分類別評価シェアを、第1所定期間分類別評価シェアとして算出し、前記第2所定期間における前記分類別評価シェアを、第2所定期間分類別評価シェアとして算出し、前記分類別評価数出力ステップ19では、前記分類別評価数集計ステップ17で集計した前記第1所定期間分類別評価数及び前記第2所定期間分類別評価数を出力し、前記分類別評価シェア出力ステップ20では、前記分類別評価シェア算出ステップ18で算出した前記第1所定期間分類別評価シェア及び前記第2所定期間分類別評価シェアを出力することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項2に記載のスキル向上支援方法において、前記診断項目が、前記気づきに関する複数の気づき項目と、前記働きかけに関する複数の働きかけ項目とを少なくとも含む、複数の項目に分類され、前記段階別評価数集計ステップ2では、前記気づき項目についての前記診断データについて、前記評価データの段階別に気づき項目段階別評価数を集計し、前記働きかけ項目についての前記診断データについて、前記評価データの段階別に働きかけ項目段階別評価数を集計し、前記段階別評価シェア算出ステップ8では、前記段階別評価数集計ステップ2で集計した前記気づき項目段階別評価数を基に、気づき項目段階別評価シェアを算出し、前記段階別評価数集計ステップ2で集計した前記働きかけ項目段階別評価数を基に、働きかけ項目段階別評価シェアを算出し、前記段階別評価シェア出力ステップ9では、前記段階別評価シェア算出ステップ8で算出した前記気づき項目段階別評価シェアと前記働きかけ項目段階別評価シェアとを出力することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第1判定ステップ21を有し、前記段階別評価数集計ステップ2では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数を集計し、前記第1判定ステップ21では、全ての前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULについての前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数とから導かれる全体評価値推移傾向と、個別の前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULについての前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値推移傾向とを比較し、前記全体評価値推移傾向と異なる前記個別評価値推移傾向を示す前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第2判定ステップ22を有し、前記段階別評価数集計ステップ2では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数を集計し、前記第2判定ステップ22では、個別の前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULについての前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値変化量を算出し、前記個別評価値変化量が大きい前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項2に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第3判定ステップ23を有し、前記段階別評価数集計ステップ2では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記段階別評価数を集計し、前記段階別評価シェア算出ステップ8では、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記段階別評価シェアを算出し、前記第3判定ステップ23では、個別の前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULについての前記第1所定期間段階別評価シェアと前記第2所定期間段階別評価シェアとから導かれる個別評価シェア変化量を算出し、前記個別評価シェア変化量が大きい前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第4判定ステップ24を有し、前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価数を集計し、前記第4判定ステップ24では、個別の前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULについての前記サービス提供者別段階別評価数を、前記サービス提供者SA、SB、SC、SD、SE、SF別に比較し、前記サービス提供者別段階別評価数の差異が大きい前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項3に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第5判定ステップ25を有し、前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価数を集計し、前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10では、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に前記サービス提供者別段階別評価シェアを算出し、前記第5判定ステップ25では、個別の前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULについての前記サービス提供者別段階別評価シェアを、前記サービス提供者SA、SB、SC、SD、SE、SF別に比較し、前記サービス提供者別段階別評価シェアの差異が大きい前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
請求項15記載の本発明は、請求項1に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第6判定ステップ26を有し、前記第6判定ステップ26では、前記利用者別段階別評価数を、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に比較し、前記利用者別段階別評価数が少ない前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
請求項16記載の本発明は、請求項4に記載のスキル向上支援方法において、前記サーバーが、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、ULに対するサービス判定を行う第7判定ステップ27を有し、前記第7判定ステップ27では、前記利用者別段階別評価シェアを、前記利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL別に比較し、前記利用者別段階別評価シェアの悪評価比率が大きい前記利用者識別データを抽出することを特徴とする。
本実施の形態によれば、段階別評価数、サービス提供者別段階別評価数、及び利用者別段階別評価数について、第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、気づきや働きかけに関する評価データを可視化でき、全評価データについての変化と傾向を把握した上で、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
本実施の形態によれば、サービス提供者別段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、サービス提供者別段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、サービス提供者別段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
サーバーが、利用者別段階別評価数集計ステップで集計した利用者別段階別評価数を基に、利用者別段階別評価シェアを算出する利用者別段階別評価シェア算出ステップと、利用者別段階別評価シェア算出ステップで算出した利用者別段階別評価シェアを出力する利用者別段階別評価シェア出力ステップとを有し、利用者別段階別評価シェア算出ステップでは、第1所定期間における利用者別段階別評価シェアを第1所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、第2所定期間における利用者別段階別評価シェアを第2所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、利用者別段階別評価シェア出力ステップでは、利用者別段階別評価シェア算出ステップで算出した第1所定期間利用者別段階別評価シェア及び第2所定期間利用者別段階別評価シェアを出力するものである。
本実施の形態によれば、利用者別段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、利用者別段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、利用者別段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
本実施の形態によれば、1日の中での時間帯による良評価数と悪評価数を出力することで、1日の中での時間帯による評価データの違いや傾向を把握でき、1日における利用者の状態や感じ方を再認識することができる。
本実施の形態によれば、1日の中での時間帯による良評価数と悪評価数を利用者別に出力することで、1日の中での時間帯による評価データの違いや傾向を利用者別に把握でき、1日における利用者の全体傾向との比較で個別の利用者について、状態や感じ方を再認識することができる。
本実施の形態によれば、サービス提供者別段階別評価数及びサービス提供者別段階別評価シェアを、利用者別に比較できるため、同一利用者に対する、サービス提供者による気づき方の違いや働きかけの仕方の違いを再認識できる。
本実施の形態によれば、気づき項目及び働きかけ項目について、分類別評価数及び分類別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、分類別評価数及び分類別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、分類別評価数及び分類別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
本実施の形態によれば、気づき項目段階別評価シェア及び働きかけ項目段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、気づき項目段階別評価シェア及び働きかけ項目段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、気づき項目段階別評価シェア及び働きかけ項目段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
本実施の形態によれば、全体評価値推移傾向と異なる個別評価値推移傾向を示す利用者を抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、個別評価値変化量が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、個別評価シェア変化量が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、サービス提供者別段階別評価数の差異が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、サービス提供者別段階別評価シェアの差異が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、利用者別段階別評価数が少ない利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
本実施の形態によれば、利用者別段階別評価シェアの悪評価比率が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
図1は本実施例によるスキル向上支援方法の処理流れを示す概念図である。
本実施例によるスキル向上支援方法は、サービスを受ける利用者に対し、サービス提供者が、利用者の行動や様子に対する気付き、及び利用者に対するサービス提供者の働きかけに関する複数の診断項目について、少なくとも3段階の評価データを入力し、複数の診断項目に対する評価データが、時刻データ、入力したサービス提供者のサービス提供者識別データ、及び対象となった利用者の利用者識別データとともに、診断データとして記憶され、記憶された診断データを用いてサービス提供者の利用者に対するサービススキルの向上を支援するものである。
診断データ抽出ステップ1では、所定期間に記憶された診断データを抽出する。
段階別評価数集計ステップ2では、診断データ抽出ステップ1で抽出した診断データについて、評価データの段階別に段階別評価数を集計する。
更に、段階別評価数集計ステップ2では、所定期間を少なくとも第1所定期間と第2所定期間とに区分し、第1所定期間における段階別評価数を第1所定期間段階別評価数として集計し、第2所定期間における段階別評価数を第2所定期間段階別評価数として集計する。
サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、診断データ抽出ステップ1で抽出した診断データについて、サービス提供者識別データを用いて、サービス提供者別又は複数のサービス提供者からなるサービスグループ別に、サービス提供者別段階別評価数を集計する。
更に、サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、第1所定期間におけるサービス提供者別段階別評価数を第1所定期間サービス提供者別段階別評価数として集計し、第2所定期間におけるサービス提供者別段階別評価数を第2所定期間サービス提供者別段階別評価数として集計する。
更に、利用者別段階別評価数集計ステップ4では、第1所定期間における利用者別段階別評価数を第1所定期間利用者別段階別評価数として集計し、第2所定期間における利用者別段階別評価数を第2所定期間利用者別段階別評価数として集計する。
段階別評価数出力ステップ5では、段階別評価数集計ステップ2で集計した段階別評価数を出力する。
更に、段階別評価数出力ステップ5では、段階別評価数集計ステップ2で集計した第1所定期間段階別評価数及び第2所定期間段階別評価数を出力する。
更に、サービス提供者別段階別評価数出力ステップ6では、サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3で集計した第1所定期間サービス提供者別段階別評価数及び第2所定期間サービス提供者別段階別評価数を出力する。
利用者別段階別評価数出力ステップ7では、利用者別段階別評価数集計ステップ4で集計した利用者別段階別評価数を出力する。
更に、利用者別段階別評価数出力ステップ7では、利用者別段階別評価数集計ステップ4で集計した第1所定期間利用者別段階別評価数及び第2所定期間利用者別段階別評価数を出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、段階別評価数、サービス提供者別段階別評価数、及び利用者別段階別評価数について、第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、気づきや働きかけに関する評価データを可視化でき、全評価データについての変化と傾向を把握した上で、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
段階別評価シェア算出ステップ8では、段階別評価数集計ステップ2で集計した段階別評価数を基に、段階別評価シェアを算出する。
更に、段階別評価シェア算出ステップ8では、第1所定期間における段階別評価シェアを第1所定期間段階別評価シェアとして算出し、第2所定期間における段階別評価シェアを第2所定期間段階別評価シェアとして算出する。
段階別評価シェア出力ステップ9では、段階別評価シェア算出ステップ8で算出した段階別評価シェアを出力する。
更に、段階別評価シェア出力ステップ9では、段階別評価シェア算出ステップ8で算出した第1所定期間段階別評価シェア及び第2所定期間段階別評価シェアを出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10では、サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3で集計したサービス提供者別段階別評価数を基に、サービス提供者別段階別評価シェアを算出する。
更に、サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10では、第1所定期間におけるサービス提供者別段階別評価シェアを第1所定期間サービス提供者別段階別評価シェアとして算出し、第2所定期間におけるサービス提供者別段階別評価シェアを第2所定期間サービス提供者別段階別評価シェアとして算出する。
サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップ11では、サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10で算出したサービス提供者別段階別評価シェアを出力する。
更に、サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップ11では、サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10で算出した第1所定期間サービス提供者別段階別評価シェア及び第2所定期間サービス提供者別段階別評価シェアを出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、サービス提供者別段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、サービス提供者別段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、サービス提供者別段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
利用者別段階別評価シェア算出ステップ12では、利用者別段階別評価数集計ステップ4で集計した利用者別段階別評価数を基に、利用者別段階別評価シェアを算出する。
更に、利用者別段階別評価シェア算出ステップ12では、第1所定期間における利用者別段階別評価シェアを第1所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、第2所定期間における利用者別段階別評価シェアを第2所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出する。
利用者別段階別評価シェア出力ステップ13では、利用者別段階別評価シェア算出ステップ12で算出した利用者別段階別評価シェアを出力する。
更に、利用者別段階別評価シェア出力ステップ13では、利用者別段階別評価シェア算出ステップ12で算出した第1所定期間利用者別段階別評価シェア及び第2所定期間利用者別段階別評価シェアを出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、利用者別段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、利用者別段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、利用者別段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
良悪データ抽出ステップ14では、診断データ抽出ステップ1で抽出した診断データの中から良評価データと悪評価データを抽出する。
良悪評価数集計ステップ15では、良評価データと悪評価データとを、少なくとも24時間よりも短い単位時間に区分して良悪評価数を集計する。
更に、良悪評価数集計ステップ15では、利用者識別データを用いて、利用者別に良悪評価数を集計する。
良悪評価数出力ステップ16では、良悪評価数集計ステップ15で集計した良悪評価数を単位時間に区分して出力する。
更に、良悪評価数出力ステップ16では、利用者別に良悪評価数を出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、1日の中での時間帯による良評価数と悪評価数を出力することで、1日の中での時間帯による評価データの違いや傾向を把握でき、1日における利用者の状態や感じ方を再認識することができる。また、利用者別に出力することで、1日の中での時間帯による評価データの違いや傾向を利用者別に把握でき、1日における利用者の全体傾向との比較で個別の利用者について、状態や感じ方を再認識することができる。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、サービス提供者別段階別評価数及びサービス提供者別段階別評価シェアを、利用者別に比較できるため、同一利用者に対する、サービス提供者による気づき方の違いや働きかけの仕方の違いを再認識できる。
分類別評価数集計ステップ17では、診断データ抽出ステップ1で抽出した診断データの中から、気づき項目と働きかけ項目とを抽出し、気づき項目についての気づきデータ数と、働きかけ項目についての働きかけデータ数とを集計する。
更に、分類別評価数集計ステップ17では、第1所定期間における分類別評価数を第1所定期間分類別評価数として集計し、第2所定期間における分類別評価数を第2所定期間分類別評価数として集計する。
更に、分類別評価シェア算出ステップ18では、第1所定期間における分類別評価シェアを、第1所定期間分類別評価シェアとして算出し、第2所定期間における分類別評価シェアを、第2所定期間分類別評価シェアとして算出する。
分類別評価数出力ステップ19では、分類別評価数集計ステップ17で集計した気づきデータ数と働きかけデータ数を出力する。
更に、分類別評価数出力ステップ19では、分類別評価数集計ステップ17で集計した第1所定期間分類別評価数及び第2所定期間分類別評価数を出力する。
分類別評価シェア出力ステップ20では、分類別評価シェア算出ステップ18で算出した分類別評価シェアを出力する。
更に、分類別評価シェア出力ステップ20では、分類別評価シェア算出ステップ18で算出した第1所定期間分類別評価シェア及び第2所定期間分類別評価シェアを出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、気づき項目及び働きかけ項目について、分類別評価数及び分類別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、分類別評価数及び分類別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、分類別評価数及び分類別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
そして、段階別評価シェア出力ステップ9では、段階別評価シェア算出ステップ8で算出した気づき項目段階別評価シェアと働きかけ項目段階別評価シェアとを出力する。
このように、本実施例によるスキル向上支援方法によれば、気づき項目段階別評価シェア及び働きかけ項目段階別評価シェアを第1所定期間と第2所定期間とに区分して出力することで、気づき項目段階別評価シェア及び働きかけ項目段階別評価シェアの変化を第1所定期間と第2所定期間とで比較でき、気づき項目段階別評価シェア及び働きかけ項目段階別評価シェアの期間による変化が生じた場合には、その原因についてサービス提供者同士で議論することができ、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができる。
本実施例によるスキル向上支援方法は、サーバーが、利用者に対するサービス判定を行う第1判定ステップ21と第2判定ステップ22とを有している。
第1判定ステップ21及び第2判定ステップ22の処理を行う前に、段階別評価数集計ステップ2では、利用者識別データを用いて、利用者別に第1所定期間段階別評価数と第2所定期間段階別評価数を集計する。
第1判定ステップ21では、全ての利用者についての第1所定期間段階別評価数と第2所定期間段階別評価数とから導かれる全体評価値推移傾向と、個別の利用者についての第1所定期間段階別評価数と第2所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値推移傾向とを比較し、全体評価値推移傾向と異なる個別評価値推移傾向を示す利用者識別データを抽出する。
このように、第1判定ステップ21で、全体評価値推移傾向と異なる個別評価値推移傾向を示す利用者を抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
第2判定ステップ22では、個別の利用者についての第1所定期間段階別評価数と第2所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値変化量を算出し、個別評価値変化量が大きい利用者識別データを抽出する。
このように、第2判定ステップ22で、個別評価値変化量が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
第3判定ステップ23の処理を行う前に、段階別評価数集計ステップ2では、利用者識別データを用いて、利用者別に段階別評価数を集計し、段階別評価シェア算出ステップ8では、利用者別に段階別評価シェアを算出する。
第3判定ステップ23では、個別の利用者についての第1所定期間段階別評価シェアと第2所定期間段階別評価シェアとから導かれる個別評価シェア変化量を算出し、個別評価シェア変化量が大きい利用者識別データを抽出する。
このように、第3判定ステップ23で、個別評価シェア変化量が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
第4判定ステップ24の処理を行う前に、サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、利用者識別データを用いて、利用者別にサービス提供者別段階別評価数を集計する。
第4判定ステップ24では、個別の利用者についてのサービス提供者別段階別評価数を、サービス提供者別に比較し、サービス提供者別段階別評価数の差異が大きい利用者識別データを抽出する。
このように、第4判定ステップ24で、サービス提供者別段階別評価数の差異が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
第5判定ステップ25の処理を行う前に、サービス提供者別段階別評価数集計ステップ3では、利用者識別データを用いて、利用者別にサービス提供者別段階別評価数を集計し、サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ10では、利用者別にサービス提供者別段階別評価シェアを算出する。
第5判定ステップ25では、個別の利用者についてのサービス提供者別段階別評価シェアを、サービス提供者別に比較し、サービス提供者別段階別評価シェアの差異が大きい利用者識別データを抽出する。
このように、第5判定ステップ25で、サービス提供者別段階別評価シェアの差異が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
第6判定ステップ26では、利用者別段階別評価数を、利用者別に比較し、利用者別段階別評価数が少ない利用者識別データを抽出する。
このように、第6判定ステップ26で、利用者別段階別評価数が少ない利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
第7判定ステップ27では、利用者別段階別評価シェアを、利用者別に比較し、利用者別段階別評価シェアの悪評価比率が大きい利用者識別データを抽出する。
このように、第7判定ステップ27で、利用者別段階別評価シェアの悪評価比率が大きい利用者識別データを抽出することで、サービスを更に向上する必要のある利用者に対してサービス向上を図れるとともに、それぞれのサービス提供者による気づき方の違いやそれぞれの利用者に対する働きかけの仕方を再認識することができ、サービス提供者のスキルを向上させることができる。
図3(a)では、所定期間を第1所定期間から第4所定期間までの4つの期間に区分し、第1所定期間段階別評価数(5週)から第4所定期間段階別評価数(8週)を示している。
評価データは、「とても良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、及び「とても悪い」の5段階としている。
図3(a)に示すように、段階別評価数は、第1所定期間段階別評価数(5週)よりも第2所定期間段階別評価数(6週)が増えており、第2所定期間段階別評価数(6週)よりも第3所定期間段階別評価数(7週)が増えており、第3所定期間段階別評価数(7週)よりも第4所定期間段階別評価数(8週)が増えている。
従って、利用者の行動や様子を観察し、利用者に対して働きかけを行うことが増えてきており、介護などのサービスにおける重要な役割を果たす「気づき」が増え、サービス提供者のスキルが向上していることが推測される。
図3(b)では、6名のサービス提供者SA、SB、SC、SD、SE、SFについて、第3所定期間段階別評価数(7週)及び第4所定期間段階別評価数(8週)のサービス提供者別段階別評価数を示している。
図3(b)に示すように、特にサービス提供者SA、SB、SEは、第3所定期間段階別評価数(7週)に対して第4所定期間段階別評価数(8週)が増加しており、スキルが向上していることが推測される。
図3(c)では、7名の利用者UA、UB、UC、UD、UE、UF、UGについて、第3所定期間段階別評価数(7週)及び第4所定期間段階別評価数(8週)の利用者別段階別評価数を示している。
図3(c)に示すように、特に利用者UC、UD、UE、UF、UGは、第3所定期間段階別評価数(7週)に対して第4所定期間段階別評価数(8週)が増加している。
図4(a)は、図3(a)に示す段階別評価数を基に算出した段階別評価シェアであり、図4(b)は、図3(b)に示すサービス提供者別段階別評価数を基に算出したサービス提供者別段階別評価シェアであり、図4(c)は、図3(c)に示す利用者別段階別評価数を基に算出した利用者別段階別評価シェアである。
図5では、9月9日からの1週間、利用者UA、UBについて、1日を4区分に分け、「とても良い」と「良い」とを「良評価データ」とし、「悪い」と「とても悪い」とを「悪評価データ」とし、「良評価データ」を基準線より上方に赤色系棒グラフとし、「悪評価データ」を基準線より下方に青色系棒グラフとして良悪評価数を表している。
図6(a)は利用者UAに対するサービス提供者SAのサービス提供者別段階別評価数、図6(b)は利用者UAに対するサービス提供者SBのサービス提供者別段階別評価数であり、所定期間を第1所定期間から第4所定期間までの4つの期間に区分し、第1所定期間段階別評価数(5週)から第4所定期間段階別評価数(8週)を示している。
図6(c)は、図6(a)に示すサービス提供者別段階別評価数を基に算出した利用者UAに対するサービス提供者SAのサービス提供者別段階別評価シェア、図6(d)は、図6(b)に示すサービス提供者別段階別評価数を基に算出した利用者UAに対するサービス提供者SBのサービス提供者別段階別評価シェアである。
図7(a)は、気づきデータ数、働きかけデータ数、ケア行動データ数、社会性行動データ数、及び洞察データ数であり、所定期間を第1所定期間から第4所定期間までの4つの期間に区分し、第1所定期間段階別評価数(5週)から第4所定期間段階別評価数(8週)を示している。
気づきデータ数は気づきに関する複数の気づき項目について集計され、働きかけデータ数は働きかけに関する複数の働きかけ項目について集計され、ケア行動データ数はケア行動に関する複数のケア行動項目について集計され、社会性行動データ数は社会性行動に関する複数の社会性行動項目について集計され、洞察データ数は洞察に関する洞察項目について集計されている。
気づき項目は、例えば、表情、仕草、声、及び意欲に関する項目であり、利用者の様子が気なった時に記録する。
働きかけ項目は、例えば、声かけ、触れる、及び思い出に関する項目であり、利用者の状態を把握するため、介護スタッフが能動的な働きかけをした時に記録する。
ケア行動項目は、例えば、介助、食事、入浴、排泄、睡眠、歩行、車椅子、及び身支度に関する項目であり、利用者のしている行動(介護スタッフの介助による行動を含む)に対して記録する。
社会性行動項目は、例えば、交流、仕事、楽しみ、独り言、及び情報に関する項目であり、利用者のしている行動(介護スタッフの介助による行動を含む)に対して記録する。
洞察項目は、洞察に関する項目であり、利用者の状態をより深く考察し、何らかの判断に至った時に記録する。
なお、気づき項目、社会性行動項目、及び洞察項目は、利用者を観察することで得られるパッシブ気づき項目である。
また、働きかけ項目及びケア行動項目は、利用者に直接介入、介助することによって得られるアクティブ気づき項目である。
図7(b)は、図7(a)に示す分類別評価数を基に算出した分類別評価シェアである。
図8(a)は気づき項目段階別評価シェア、図8(b)は働きかけ項目段階別評価シェアであり、所定期間を第1所定期間から第4所定期間までの4つの期間に区分し、第1所定期間段階別評価数(5週)から第4所定期間段階別評価数(8週)を示している。
図9(a)は利用者UCに対する段階別評価数、図9(b)は利用者UDに対する段階別評価数であり、所定期間を第1所定期間から第4所定期間までの4つの期間に区分し、第1所定期間段階別評価数(5週)から第4所定期間段階別評価数(8週)を示している。
図9(c)は、図9(a)に示す段階別評価数を基に算出した利用者UCに対する段階別評価シェア、図9(d)は、図9(b)に示す段階別評価数を基に算出した利用者UDに対する段階別評価シェアである。
図3(a)に示す第3所定期間段階別評価数(7週)と第4所定期間段階別評価数(8週)とから導かれる全体評価値推移傾向は、増加傾向にある。
一方、図9(a)に示す第3所定期間段階別評価数(7週)と第4所定期間段階別評価数(8週)とから導かれる個別の利用者UCについての個別評価値推移傾向は、増加傾向にある。
また、図9(b)に示す第3所定期間段階別評価数(7週)と第4所定期間段階別評価数(8週)とから導かれる個別の利用者UDについての個別評価値推移傾向は、減少傾向にある。
第1判定ステップ21では、全体評価値推移傾向と、利用者UC、UDについての個別評価値推移傾向とを比較し、全体評価値推移傾向と異なる個別評価値推移傾向を示す利用者UDについて利用者識別データを抽出する。
図3(a)に示す第3所定期間段階別評価数(7週)と第4所定期間段階別評価数(8週)とから導かれる全体評価値変化量はプラス12%程度に対して、図9(a)に示す第3所定期間段階別評価数(7週)と第4所定期間段階別評価数(8週)とから導かれる個別の利用者UCについての個別評価値変化量はプラス6%、図9(b)に示す第3所定期間段階別評価数(7週)と第4所定期間段階別評価数(8週)とから導かれる個別の利用者UDについての個別評価値変化量はマイナス21%程度である。従って、全体評価値変化量を基準とすると、利用者UCについての個別評価値変化量は6%程度、利用者UDについての個別評価値変化量は33%となる。
第2判定ステップ22では、個別の利用者UC、UDについての第3所定期間段階別評価数と第4所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値変化量を算出し、個別評価値変化量が大きい利用者UDについて利用者識別データを抽出する。
なお、個別評価値変化量の判定は、全体評価値変化量を考慮せずに判定してもよく、またあらかじめ設定した閾値で判定してもよい。また、本実施例では、個別評価値変化量が大きい利用者UDについて利用者識別データを抽出しているが、個別評価値が減少している利用者識別データを抽出し、又は、逆に個別評価値変化量が小さい利用者識別データを抽出してもよい。
図4(a)に示す、第3所定期間段階別評価シェア(7週)における「とても良い」及び「良い」の合計評価シェア58%、及び第4所定期間段階別評価シェア(8週)における「とても良い」及び「良い」の合計評価シェア60%とから導かれる評価シェア変化量はプラス2%程度である。これに対して、図9(c)に示す、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェア54%、及び第4所定期間段階別評価シェア(8週)における「とても良い」及び「良い」の合計評価シェア25%とから導かれる評価シェア変化量はマイナス29%、図9(d)に示す、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェア49%、及び第4所定期間段階別評価シェア(8週)における「とても良い」及び「良い」の合計評価シェア81%とから導かれる評価シェア変化量はプラス32%程度である。従って、全体評価値変化量を基準とすると、利用者UCについての個別評価値変化量は31%程度、利用者UDについての個別評価値変化量は29%となる。
第3判定ステップ23では、個別の利用者UC、UDについての第1所定期間段階別評価シェアと第2所定期間段階別評価シェアとから導かれる個別評価シェア変化量を算出し、個別評価シェア変化量が大きい利用者UCについて利用者識別データを抽出する。
なお、個別評価シェア変化量の判定は、全体の評価シェア変化量を考慮せずに判定してもよく、またあらかじめ設定した閾値で判定してもよい。また、本実施例では、個別評価シェア変化量が大きい利用者UCについて利用者識別データを抽出しているが、個別評価シェアが減少している利用者識別データを抽出し、又は、逆に個別評価シェア変化量が小さい利用者識別データを抽出してもよい。また、本実施例では、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェアを用いて説明したが、例えば特定の評価である「とても良い」評価データだけを用い、又は複数の評価データを用いて判定してもよい。
図10(a)は利用者UEに対するサービス提供者別段階別評価数、図10(b)は利用者UFに対するサービス提供者別段階別評価数であり、図10(c)は、図10(a)に示すサービス提供者別段階別評価数を基に算出した利用者UEに対するサービス提供者別段階別評価シェア、図10(d)は、図10(b)に示すサービス提供者別段階別評価数を基に算出した利用者UFに対するサービス提供者別段階別評価シェアである。
図10(a)では、サービス提供者SCはサービス提供者SDの7.5倍程度、サービス提供者SAはサービス提供者SDの7倍程度、サービス提供者SCはサービス提供者SEの3倍程度、サービス提供者SAはサービス提供者SEの2.8倍程度の差異がある。
一方、図10(b)では、サービス提供者SDはサービス提供者SBの1.6倍程度、サービス提供者SAはサービス提供者SBの1.4倍程度の差異であり、サービス提供者SB、SC、SE間では、10%以内の差異でしかない。
第4判定ステップ24では、個別の利用者UE、UFについてのサービス提供者別段階別評価数を、サービス提供者SA、SB、SC、SD、SE別に比較し、サービス提供者別段階別評価数の差異が大きい利用者UEについて利用者識別データを抽出する。
図10(c)に示す、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェアは、サービス提供者SAでは91%、サービス提供者SBでは92%、サービス提供者SCでは45%、サービス提供者SDでは17%、サービス提供者SEでは100%である。
一方、図10(d)に示す、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェアは、サービス提供者SAでは67%、サービス提供者SBでは86%、サービス提供者SCでは87%、サービス提供者SDでは91%、サービス提供者SEでは92%である。
すなわち、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェアは、利用者UEに対しては17%から100%までの差異があり、利用者UFに対しては67%から92%までの差異がある。
第5判定ステップ25では、個別の利用者UE、UFについてのサービス提供者別段階別評価シェアを、サービス提供者SA、SB、SC、SD、SE別に比較し、サービス提供者別段階別評価シェアの差異が大きい利用者UEについて利用者識別データを抽出する。
なお、サービス提供者別段階別評価シェアの差異の判定は、サービス提供者全体の段階別評価シェアを考慮して判定してもよく、またあらかじめ設定した閾値で判定してもよい。また、本実施例では、「とても良い」及び「良い」の合計評価シェアを用いて説明したが、例えば特定の評価である「とても良い」評価データだけを用い、又は複数の評価データを用いて判定してもよい。
まず、図11(a)を用いて第6判定ステップについて説明する。
図11(a)では、利用者ULは利用者別段階別評価数が最も少なく、ついで利用者UH、UKが少ない。
第6判定ステップ26では、利用者別段階別評価数を、利用者別に比較し、利用者別段階別評価数が少ない、例えば利用者UL、又は例えば利用者UH、UK、ULについて利用者識別データを抽出する。
図11(b)に示す、「とても悪い」及び「悪い」の悪評価シェアは、利用者UAでは10%、利用者UBでは17%、利用者UCでは29%、利用者UDでは2%、利用者UEでは13%、利用者UFでは32%、利用者UGでは3%、利用者UHでは24%、利用者UIでは26%、利用者UJでは21%、利用者UKでは6%、利用者ULでは14%である。
すなわち、「とても悪い」及び「悪い」の悪評価シェアは、利用者UFが32%で最も大きく、ついで利用者UCが29%、利用者UIが26%となっている。
第7判定ステップ27では、利用者別段階別評価シェアを、利用者別に比較し、利用者別段階別評価シェアの悪評価比率が大きい、例えば利用者UF、又は例えば利用者UC、UF、UIについて利用者識別データを抽出する。
なお、利用者別段階別評価シェアの判定は、利用者全体の段階別評価シェアを考慮して判定してもよく、またあらかじめ設定した閾値で判定してもよい。また、本実施例では、「とても悪い」及び「悪い」の悪評価シェアを用いて説明したが、例えば特定の評価である「とても悪い」評価データだけを用い、又は複数の評価データを用いて判定してもよい。
2 段階別評価数集計ステップ
3 サービス提供者別段階別評価数集計ステップ
4 利用者別段階別評価数集計ステップ
5 段階別評価数出力ステップ
6 サービス提供者別段階別評価数出力ステップ
7 利用者別段階別評価数出力ステップ
8 段階別評価シェア算出ステップ
9 段階別評価シェア出力ステップ
10 サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップ
11 サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップ
12 利用者別段階別評価シェア算出ステップ
13 利用者別段階別評価シェア出力ステップ
14 良悪データ抽出ステップ
15 良悪評価数集計ステップ
16 良悪評価数出力ステップ
17 分類別評価数集計ステップ
18 分類別評価シェア算出ステップ
19 分類別評価数出力ステップ
20 分類別評価シェア出力ステップ
21 第1判定ステップ
22 第2判定ステップ
23 第3判定ステップ
24 第4判定ステップ
25 第5判定ステップ
26 第6判定ステップ
27 第7判定ステップ
SA、SB、SC、SD、SE、SF サービス提供者
UA、UB、UC、UD、UE、UF、UG、UH、UK、UL 利用者
Claims (16)
- サービスを受ける利用者に対し、サービス提供者が、前記利用者の行動や様子に対する気付き、及び前記利用者に対する前記サービス提供者の働きかけに関する複数の診断項目について、少なくとも3段階の評価データを入力し、
複数の前記診断項目に対する前記評価データが、時刻データ、入力した前記サービス提供者のサービス提供者識別データ、及び対象となった前記利用者の利用者識別データとともに、診断データとして記憶され、
記憶された前記診断データを用いて前記サービス提供者の前記利用者に対するサービススキルの向上を支援するスキル向上支援方法であって、
サーバーが、
所定期間に記憶された前記診断データを抽出する診断データ抽出ステップと、
前記診断データ抽出ステップで抽出した前記診断データについて、前記評価データの段階別に段階別評価数を集計する段階別評価数集計ステップと、
前記診断データ抽出ステップで抽出した前記診断データについて、前記サービス提供者識別データを用いて、前記サービス提供者別又は複数の前記サービス提供者からなるサービスグループ別に、サービス提供者別段階別評価数を集計するサービス提供者別段階別評価数集計ステップと、
前記診断データ抽出ステップで抽出した前記診断データについて、前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に、利用者別段階別評価数を集計する利用者別段階別評価数集計ステップと、
前記段階別評価数集計ステップで集計した前記段階別評価数を出力する段階別評価数出力ステップと、
前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップで集計した前記サービス提供者別段階別評価数を出力するサービス提供者別段階別評価数出力ステップと、
前記利用者別段階別評価数集計ステップで集計した前記利用者別段階別評価数を出力する利用者別段階別評価数出力ステップと
を有し、
前記段階別評価数集計ステップでは、
前記所定期間を少なくとも第1所定期間と第2所定期間とに区分し、
前記第1所定期間における前記段階別評価数を第1所定期間段階別評価数として集計し、
前記第2所定期間における前記段階別評価数を第2所定期間段階別評価数として集計し、
前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップでは、
前記第1所定期間における前記サービス提供者別段階別評価数を第1所定期間サービス提供者別段階別評価数として集計し、
前記第2所定期間における前記サービス提供者別段階別評価数を第2所定期間サービス提供者別段階別評価数として集計し、
前記利用者別段階別評価数集計ステップでは、
前記第1所定期間における前記利用者別段階別評価数を第1所定期間利用者別段階別評価数として集計し、
前記第2所定期間における前記利用者別段階別評価数を第2所定期間利用者別段階別評価数として集計し、
前記段階別評価数出力ステップでは、
前記段階別評価数集計ステップで集計した前記第1所定期間段階別評価数及び前記第2所定期間段階別評価数を出力し、
前記サービス提供者別段階別評価数出力ステップでは、
前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップで集計した前記第1所定期間サービス提供者別段階別評価数及び前記第2所定期間サービス提供者別段階別評価数を出力し、
前記利用者別段階別評価数出力ステップでは、
前記利用者別段階別評価数集計ステップで集計した前記第1所定期間利用者別段階別評価数及び前記第2所定期間利用者別段階別評価数を出力する
ことを特徴とするスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記段階別評価数集計ステップで集計した前記段階別評価数を基に、段階別評価シェアを算出する段階別評価シェア算出ステップと、
前記段階別評価シェア算出ステップで算出した前記段階別評価シェアを出力する段階別評価シェア出力ステップと
を有し、
前記段階別評価シェア算出ステップでは、
前記第1所定期間における前記段階別評価シェアを第1所定期間段階別評価シェアとして算出し、
前記第2所定期間における前記段階別評価シェアを第2所定期間段階別評価シェアとして算出し、
前記段階別評価シェア出力ステップでは、
前記段階別評価シェア算出ステップで算出した前記第1所定期間段階別評価シェア及び前記第2所定期間段階別評価シェアを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップで集計した前記サービス提供者別段階別評価数を基に、サービス提供者別段階別評価シェアを算出するサービス提供者別段階別評価シェア算出ステップと、
前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップで算出した前記サービス提供者別段階別評価シェアを出力するサービス提供者別段階別評価シェア出力ステップと
を有し、
前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップでは、
前記第1所定期間における前記サービス提供者別段階別評価シェアを第1所定期間サービス提供者別段階別評価シェアとして算出し、
前記第2所定期間における前記サービス提供者別段階別評価シェアを第2所定期間サービス提供者別段階別評価シェアとして算出し、
前記サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップでは、
前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップで算出した前記第1所定期間サービス提供者別段階別評価シェア及び前記第2所定期間サービス提供者別段階別評価シェアを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者別段階別評価数集計ステップで集計した前記利用者別段階別評価数を基に、利用者別段階別評価シェアを算出する利用者別段階別評価シェア算出ステップと、
前記利用者別段階別評価シェア算出ステップで算出した前記利用者別段階別評価シェアを出力する利用者別段階別評価シェア出力ステップと
を有し、
前記利用者別段階別評価シェア算出ステップでは、
前記第1所定期間における前記利用者別段階別評価シェアを第1所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、
前記第2所定期間における前記利用者別段階別評価シェアを第2所定期間利用者別段階別評価シェアとして算出し、
前記利用者別段階別評価シェア出力ステップでは、
前記利用者別段階別評価シェア算出ステップで算出した前記第1所定期間利用者別段階別評価シェア及び前記第2所定期間利用者別段階別評価シェアを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記診断データ抽出ステップで抽出した前記診断データの中から良評価データと悪評価データを抽出する良悪データ抽出ステップと、
前記良評価データと前記悪評価データとを、少なくとも24時間よりも短い単位時間に区分して良悪評価数を集計する良悪評価数集計ステップと、
前記良悪評価数集計ステップで集計した前記良悪評価数を前記単位時間に区分して出力する良悪評価数出力ステップと
を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記良悪評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記良悪評価数を集計し、
前記良悪評価数出力ステップでは、
前記利用者別に前記良悪評価数を出力する
ことを特徴とする請求項5に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価数を集計し、
前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップでは、
前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価シェアを算出し、
前記サービス提供者別段階別評価数出力ステップでは、
前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価数を出力し、
前記サービス提供者別段階別評価シェア出力ステップでは、
前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価シェアを出力する
ことを特徴とする請求項3に記載のスキル向上支援方法。 - 前記診断項目が、前記気づきに関する複数の気づき項目と、前記働きかけに関する複数の働きかけ項目とを少なくとも含む、複数の項目に分類され、
前記サーバーが、
前記診断データ抽出ステップで抽出した前記診断データの中から、前記気づき項目と前記働きかけ項目とを抽出し、前記気づき項目についての気づきデータ数と、前記働きかけ項目についての働きかけデータ数とを集計する分類別評価数集計ステップと、
前記分類別評価数集計ステップで集計した前記気づきデータ数と前記働きかけデータ数を基に、分類別評価シェアを算出する分類別評価シェア算出ステップと、
前記分類別評価数集計ステップで集計した前記気づきデータ数と前記働きかけデータ数を出力する分類別評価数出力ステップと、
前記分類別評価シェア算出ステップで算出した前記分類別評価シェアを出力する分類別評価シェア出力ステップと
を有し、
前記分類別評価数集計ステップでは、
前記第1所定期間における分類別評価数を第1所定期間分類別評価数として集計し、
前記第2所定期間における分類別評価数を第2所定期間分類別評価数として集計し、
前記分類別評価シェア算出ステップでは、
前記第1所定期間における前記分類別評価シェアを、第1所定期間分類別評価シェアとして算出し、
前記第2所定期間における前記分類別評価シェアを、第2所定期間分類別評価シェアとして算出し、
前記分類別評価数出力ステップでは、
前記分類別評価数集計ステップで集計した前記第1所定期間分類別評価数及び前記第2所定期間分類別評価数を出力し、
前記分類別評価シェア出力ステップでは、
前記分類別評価シェア算出ステップで算出した前記第1所定期間分類別評価シェア及び前記第2所定期間分類別評価シェアを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記診断項目が、前記気づきに関する複数の気づき項目と、前記働きかけに関する複数の働きかけ項目とを少なくとも含む、複数の項目に分類され、
前記段階別評価数集計ステップでは、
前記気づき項目についての前記診断データについて、前記評価データの段階別に気づき項目段階別評価数を集計し、
前記働きかけ項目についての前記診断データについて、前記評価データの段階別に働きかけ項目段階別評価数を集計し、
前記段階別評価シェア算出ステップでは、
前記段階別評価数集計ステップで集計した前記気づき項目段階別評価数を基に、気づき項目段階別評価シェアを算出し、
前記段階別評価数集計ステップで集計した前記働きかけ項目段階別評価数を基に、働きかけ項目段階別評価シェアを算出し、
前記段階別評価シェア出力ステップでは、
前記段階別評価シェア算出ステップで算出した前記気づき項目段階別評価シェアと前記働きかけ項目段階別評価シェアとを出力する
ことを特徴とする請求項2に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第1判定ステップを有し、
前記段階別評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数を集計し、
前記第1判定ステップでは、
全ての前記利用者についての前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数とから導かれる全体評価値推移傾向と、個別の前記利用者についての前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値推移傾向とを比較し、前記全体評価値推移傾向と異なる前記個別評価値推移傾向を示す前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第2判定ステップを有し、
前記段階別評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数を集計し、
前記第2判定ステップでは、
個別の前記利用者についての前記第1所定期間段階別評価数と前記第2所定期間段階別評価数とから導かれる個別評価値変化量を算出し、前記個別評価値変化量が大きい前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第3判定ステップを有し、
前記段階別評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記段階別評価数を集計し、
前記段階別評価シェア算出ステップでは、
前記利用者別に前記段階別評価シェアを算出し、
前記第3判定ステップでは、
個別の前記利用者についての前記第1所定期間段階別評価シェアと前記第2所定期間段階別評価シェアとから導かれる個別評価シェア変化量を算出し、前記個別評価シェア変化量が大きい前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項2に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第4判定ステップを有し、
前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価数を集計し、
前記第4判定ステップでは、
個別の前記利用者についての前記サービス提供者別段階別評価数を、前記サービス提供者別に比較し、前記サービス提供者別段階別評価数の差異が大きい前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第5判定ステップを有し、
前記サービス提供者別段階別評価数集計ステップでは、
更に前記利用者識別データを用いて、前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価数を集計し、
前記サービス提供者別段階別評価シェア算出ステップでは、
前記利用者別に前記サービス提供者別段階別評価シェアを算出し、
前記第5判定ステップでは、
個別の前記利用者についての前記サービス提供者別段階別評価シェアを、前記サービス提供者別に比較し、前記サービス提供者別段階別評価シェアの差異が大きい前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項3に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第6判定ステップを有し、
前記第6判定ステップでは、
前記利用者別段階別評価数を、前記利用者別に比較し、前記利用者別段階別評価数が少ない前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載のスキル向上支援方法。 - 前記サーバーが、
前記利用者に対するサービス判定を行う第7判定ステップを有し、
前記第7判定ステップでは、
前記利用者別段階別評価シェアを、前記利用者別に比較し、前記利用者別段階別評価シェアの悪評価比率が大きい前記利用者識別データを抽出する
ことを特徴とする請求項4に記載のスキル向上支援方法。
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