JP2015153154A - 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同時に同一のコンテンツを操作できるような表示装置を利用するにあたって、コンテンツの権限の設定を容易で、かつ、動的に変更できるようにする。
【解決手段】アプリケーションプログラムと、その操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報テーブルを管理し、ユーザによる操作が受け付けられて、アプリケーションプログラムのウィンドウが操作される場合、権限情報テーブルに基づいて、撮像された画像に基づいて、操作したユーザが、ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる。本技術は、大型のディスプレイに適用することができる。
【選択図】図5

Description

本技術は、情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラムに関し、特に、大型のディスプレイなどで複数のユーザでアプリケーションプログラムを利用する際、煩わしい設定をすることなくアプリケーションプログラムの操作権限を管理できるようにした情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラムに関する。
近年、タッチパネルを備えた大型のディスプレイ等からなり、複数のユーザが、同時に同一のコンテンツ(アプリケーションプログラム)を制御するウィンドウを操作できるような表示装置の普及が進んでいる。
このような表示装置では、一つのコンテンツのウィンドウを複数のユーザで同時に閲覧することが可能であるため、プライバシやセキュリティの保護が重要となり、コンテンツには所有者情報と閲覧や操作などの権限情報が付与されていることが普通である。
このような権限の管理の方式としては、特定のユーザやグループについて、操作や閲覧権限のレベルを設定し、ユーザの認識結果と組み合わせることにより、操作や閲覧を認めたり、禁止するといった管理をするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−143150号公報
しかしながら、特許文献1における手法のように、コンテンツ毎に静的に権限の設定をする方式では、コンテンツの所有者であるユーザがその場を離れた場合には、他のユーザによる操作を許可するような状態が許されない。
そこで、コンテンツ毎に権限を設定できるようにすることが考えられるが、コンテンツ毎に、かつ、ユーザ毎に権限を設定する作業が必要になりユーザの負担が大きくなる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、複数のユーザが、同時に同一のコンテンツを操作できるような表示装置を利用するにあたって、コンテンツの権限の設定を容易で、かつ、動的に変更できるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示部と、前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作部と、前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記操作部を操作可能な範囲の画像を撮像する撮像部と、前記撮像部に撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識部と前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理部と、前記操作部において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識部により認識される、前記操作部を操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理部とを含む。
前記権限情報管理部には、前記アプリケーションプログラムを起動させたユーザに、前記アプリケーションプログラムの操作権限のうちの主操作権限を対応付けて前記権限情報に登録させるようにすることができる。
前記権限情報管理部には、前記撮像部により撮像される、前記アプリケーションプログラムを起動させた前記ユーザの画像により識別されるユーザIDと、前記アプリケーションプログラムの操作権限のうちの主操作権限とを対応付けて前記権限情報に登録させるようにすることができる。
前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部には、前記権限情報に基づいて、前記撮像部により撮像された、前記操作部を操作するユーザが、前記主操作権限を持つ前記ユーザの付近に存在するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるようにすることができる。
前記操作部が操作された場合、前記権限情報管理部には、前記権限情報に基づいて、前記撮像部により撮像された、前記操作部を操作するユーザが、前記主操作権限を持つ前記ユーザの付近に存在するとき、前記アプリケーションプログラムの前記権限情報のうち主操作権限に準じた、前記アプリケーションプログラムの操作権限となる準操作権限と、前記操作部を操作するユーザのユーザIDとを対応付けて登録させ、前記ウィンドウ管理部には、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるようにすることができる。
前記権限情報管理部には、前記アプリケーションプログラムに対する操作内容毎に、前記主操作権限および準操作権限を持つユーザを対応付けて権限情報を管理させるようにすることができる。
前記アプリケーションプログラムに対する操作内容には、スクロール、クリック、キー入力、およびコピー操作を含ませるようにすることができる。
前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部には、前記撮像部により撮像され、前記認識部により認識されたユーザのうち、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報で表示させ、前記主操作権限に対応付けられたユーザにより、前記操作部が操作されて、前記選択可能な情報のいずれかが選択されたとき、前記権限情報管理部には、前記選択された選択可能な情報に対応付けられているユーザのユーザIDと、前記準操作権限とを対応付けて登録させるようにすることができる。
前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報は、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを識別するアイコンとすることができる。
前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部には、前記撮像部により撮像され、前記認識部により認識されたユーザのうち、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報で表示させ、前記準操作権限に対応付けられたユーザにより、前記操作部が操作されて、前記選択可能な情報のいずれかが選択されたとき、前記権限情報管理部には、選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザと、前記主操作権限に対応付けられたユーザとが所定の関係を有するとき、前記選択された選択可能な情報に対応付けられているユーザのユーザIDと、前記準操作権限とを対応付けて登録させるようにすることができる。
前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザと、前記主操作権限に対応付けられたユーザとが所定の関係は、他のウィンドウのアプリケーションプログラムの権限情報において、前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザに主操作権限が登録され、前記主操作権限に対応付けられたユーザに準操作権限が登録されている、または、前記他のウィンドウのアプリケーションプログラムの権限情報において、前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザに準操作権限が登録され、前記主操作権限に対応付けられたユーザに主操作権限が登録されている関係とすることができる。
前記表示部には、前記操作部と一体となったタッチパネルとすることができる。
前記権限情報管理部には、前記主操作権限と対応付けて登録されているユーザが、前記撮像部により撮像された画像内に存在しないとき、若しくは、前記撮像部により撮像された画像内に存在しない状態となってから所定の時間が経過したとき、前記操作部が操作されて前記ウィンドウが閉じられたとき、または、ログアウトしたとき、前記権限情報を抹消させるようにすることができる。
本技術の一側面の情報処理方法は、表示部によりアプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示し、前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付け、前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記ウィンドウを操作可能な範囲の画像を撮像し、撮像された前記画像内のユーザを個別に認識し前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理し、前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、認識される、前記ウィンドウを操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるステップを含む。
本技術の一側面のプログラムは、アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示ステップと、前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作ステップと、前記ユーザにより前記表示ステップの処理で表示される前記ウィンドウを視聴可能で、かつ、前記操作ステップの処理により受け付けられる操作が可能な範囲の画像を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップの処理で撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識ステップと前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理ステップと、前記操作ステップの処理において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識ステップの処理により認識される、前記操作ステップの処理で受け付けられた操作をした前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作ステップの処理で受け付けられた操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる。
本技術の一側面の情報処理システムは、管理端末と情報処理装置とからなる情報処理システムであって、前記情報処理装置が、アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示部と、前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作部と、前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記操作部を操作可能な範囲の画像を撮像する撮像部と、前記撮像部に撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識部と前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理部と、前記操作部において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識部により認識される、前記操作部を操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理部と前記管理端末に対して、前記権限管理情報を送信すると共に、前記管理端末により編集された前記権限管理情報を受信する第1の通信部とを含み、前記権限情報管理部が、前記管理端末より編集された前記権限管理情報に基づいて、前記権限管理情報を更新し、前記管理端末が、前記情報処理装置より送信されてくる前記権限管理情報を編集する編集部と、前記情報処理装置より送信されてくる前記権限管理情報を受信すると共に、前記編集部により編集された前記権限管理情報を前記情報処理装置に送信する第2の通信部とを含む。
本技術の一側面においては、表示部によりアプリケーションプログラムを制御するウィンドウが表示され、前記ウィンドウに対するユーザからの操作が受け付けられ、前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、操作を受け付けることが可能な範囲の画像が撮像され、撮像された前記画像内のユーザが個別に認識され、前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報が管理され、前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、操作内容に応じた処理が、前記アプリケーションプログラムにより実行される。
本技術の一側面の情報処理装置、および情報処理システムは、独立した装置およびシステムであっても良いし、情報処理を行うブロックであっても良い。
本技術の一側面によれば、複数のユーザが、同時に同一のコンテンツを操作できるような表示装置を利用するにあたって、コンテンツの権限の設定を容易で、かつ、動的に変更させることが可能となる。
本技術を適用した情報処理装置の実施の形態の構成例を示す図である。 図1の情報処理装置における権限管理処理を説明するフローチャートである。 権限管理テーブルの例を示す図である。 表示部に対するユーザの動作と、対応する操作権限を説明する図である。 「借り主」を設定するときの権限管理テーブルの例を示す図である。 「借り主」を設定するときのユーザインタフェースを説明する図である。 操作内容に応じた操作権限を設定するときの権限管理テーブルの例を示す図である。 「所有者」以外のユーザによる操作権限が認められた操作をするときの動作を説明する図である。 権限管理テーブル管理処理を説明するフローチャートである。 本技術を適用した情報処理システムの実施の形態の構成例を示す図である。 図10の情報処理システムにおけるリモート権限管理テーブル管理処理を説明するフローチャートである。 汎用のパーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(「所有者」に設定されたユーザのみが「借り主」を設定できる例)
2.第2の実施の形態(「借り主」に設定されたユーザでも、さらに「借り主」を設定できる例)
3.第3の実施の形態(リモート端末から「借り主」を設定できる例)
<1.第1の実施の形態>
<情報処理装置の構成例>
図1は、本技術を適用した情報処理装置の一実施の形態の外観の構成例を示している。図1の情報処理装置11は、ソフトウェアプログラムなどからなるコンテンツを実行すると共に、コンテンツの処理結果等をウィンドウ単位で表示すると共に、操作を受け付ける大型の表示部27を備えている。情報処理装置11は、複数のユーザにより同一のコンテンツを視聴させ、操作を受け付けることができるものである。この際、情報処理装置11は、コンテンツを管理するウィンドウ単位で、操作を受け付けるユーザの操作権限を管理する。
より詳細には、情報処理装置11は、撮像部21、操作部22、入力部23、ユーザ認識部24、権限管理部25、ウィンドウ管理部26、および表示部27を備えている。
撮像部21は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などから構成される。撮像部21は、情報処理装置11の表示部27に表示されるコンテンツ毎のウィンドウを視聴する、または、そのウィンドウに操作を入力するユーザの存在する範囲の画像を撮像し、撮像した画像を入力部23に供給する。
操作部22は、表示部27上に設けられたタッチパネルなどから構成されており、ユーザの操作入力を受け付け、操作内容に応じた操作信号を発生し、表示部27上の操作位置の情報と共に入力部23に出力する。また、操作部22は、操作ボタンやキーボードなどをさらに含み、これらが操作された場合、操作ボタンおよびキーボードが配置された位置の情報と共に、操作内容に対応した操作信号を入力部23に出力する。
入力部23は、撮像部21より供給されてくる画像、および操作部22より供給されてくる操作信号および操作位置の情報の入力を受け付けて、画像の情報をユーザ認識部24に出力すると共に、操作信号および操作位置の情報を権限管理部25に供給する。
ユーザ認識部24は、入力部23より供給されてくる画像内に撮像されているユーザの顔画像を抽出すると共に、顔画像が抽出された位置の情報から表示部27に対してどの閲覧位置に存在するユーザであるかを示す情報を生成する。より詳細には、ユーザ認識部24は、抽出された顔画像より、顔画像を識別するための特徴量の情報として、例えば、左右の目の間隔、または鼻の先から顎までの距離などの情報を抽出し、これらの組み合わせに基づいたユーザID(Identifier)を生成して、閲覧位置の情報と共に権限管理部25に供給する。
権限管理部25は、入力部23より供給されてくる操作信号と操作位置の情報に基づいて、入力部23を介して供給されてくる操作信号および操作位置の情報と、ユーザ認識部24より供給されてくるユーザIDおよび閲覧位置の情報とから、操作信号に応じた操作内容と、どのユーザによりなされた操作であるのか(操作主体)を認識し、認識した操作内容と操作主体となるユーザとの組み合わせに応じた処理を実行する。
より具体的には、権限管理部25は、所定のアプリケーションプログラムであるコンテンツを起動させて、そのコンテンツを制御するための情報が表示されたウィンドウを新たに表示させるとき、そのコンテンツに対応するウィンドウを起動させた操作主体となるユーザをウィンドウの所有者として、そのユーザのユーザIDを権限管理テーブル31に登録する。
ここで、権限管理テーブル31とは、表示部27上に表示されるウィンドウにより管理されるコンテンツ毎に、そのウィンドウを閲覧しているユーザ毎の操作権限を管理するテーブルである。権限管理テーブル31は、ウィンドウ毎に設定されるものであるので、権限管理テーブル31を識別する情報とウィンドウを識別する情報とが対応付けられて管理される。権限管理テーブル31では、操作内容に応じた操作権限を管理することができ、例えば、操作内容としてスクロール、クリック、キー入力、およびコピーといった操作内容に応じて、操作権限を設定することができる。
例えば、表示部27上に表示されるウィンドウに対応するコンテンツが起動されて、新たにウィンドウが表示されるような場合、権限管理部25は、そのウィンドウのコンテンツに対応する権限管理テーブル31を新たに生成する。そして、権限管理部25は、ウィンドウ管理部26より供給されてくるウィンドウの表示位置に対応する、新たに起動されたウィンドウを閲覧可能な閲覧位置のユーザIDを全て登録する。また、権限管理部25は、新たに起動されたウィンドウを閲覧可能な閲覧位置のユーザのうち、新たなウィンドウのコンテンツを起動させる操作信号の操作位置に対応する閲覧位置のユーザのユーザIDに対応付けて主操作権限を持つ「所有者」の情報を登録し、「所有者」に認められる操作権限の情報を登録する。
また、例えば、操作位置と操作信号の情報が供給されてきた場合、権限管理部25は、ウィンドウ管理部26より供給される表示部27上に表示されている各ウィンドウの表示位置の情報に基づいて、いずれのウィンドウが操作されたかを特定し、対応する権限管理テーブル31を読み出す。
次に、権限管理部25は、ユーザ認識部24より供給されてくるユーザIDおよび閲覧位置の情報から、操作信号の操作位置に対応する、閲覧位置のユーザIDを特定することで、操作信号を生成したユーザを特定する。
さらに、権限管理部25は、権限管理テーブル31上で、供給されてきた操作信号を生成したユーザのユーザIDを参照し、対応するユーザIDに対応付けて操作を認める情報として、例えば、「所有者」が登録されているとき、操作信号をウィンドウ管理部26に供給する。
このとき、ウィンドウ管理部26は、供給されてきた操作信号に従ってコンテンツを実行し、実行結果を示すようにウィンドウを変更させて表示部27に表示する。すなわち、ウィンドウのコンテンツの操作権限を認める情報として、例えば、「所有者」が登録されたユーザからの操作信号については、受け付けられて対応する処理がウィンドウ管理部26により実行されて、操作内容に応じた結果が表示部27に表示される。
一方、権限管理部25は、権限管理テーブル31上で、供給されてきた操作信号を生成したユーザのユーザIDを参照し、対応するユーザIDに操作権限を認める情報として、例えば、「所有者」が登録されていないとき、操作信号をウィンドウ管理部26に供給しない。すなわち、操作権限を認める情報として、「所有者」が登録されたユーザ以外のユーザからの操作信号が受け付けられないようにされる。
また、ウィンドウの「所有者」として登録されたユーザからの操作信号の操作内容が、権限管理テーブル31を編集する内容である場合、権限管理部25は、操作内容に応じて権限管理テーブル31の編集結果を反映させる。これにより、権限管理テーブル31上で登録される「所有者」として登録されたユーザIDのユーザは、ウィンドウを借り受けて操作することを許可するユーザのユーザIDに対して、主操作権限に準じる準操作権限となる「借り主」を設定させることができる。
この結果、例えば、権限管理部25は、権限管理テーブル31上で、供給されてきた操作信号を生成したユーザのユーザIDを参照し、対応するユーザIDに主操作権限である「所有者」は登録されていないが、「借り主」が登録されているとき、操作信号をウィンドウ管理部26に供給する。すなわち、ウィンドウのコンテンツの「借り主」として登録されたユーザからの操作信号については、「所有者」として登録されたユーザから操作信号同様に、受け付けられて対応する処理がウィンドウ管理部26により実行され、操作内容に応じた処理結果が表示部27に表示される。
権限管理テーブル31においては、操作内容毎に権限を設定することができるので、例えば、「所有者」が登録されたユーザIDのユーザについては、全ての操作権限を認めるものとするが、「借り主」が登録されたユーザIDのユーザについては、「スクロール」のみを許可するといったことができる。
<権限管理処理>
次に、図2のフローチャートを参照して、図1の情報処理装置11による権限管理処理について説明する。
ステップS11において、権限管理部25は、撮像部21により撮像された画像内に存在するユーザの顔画像の特徴量に基づいて、ユーザ認識部24により生成されたユーザIDと閲覧位置の情報、および、ウィンドウ管理部26より供給されてくる各ウィンドウの表示位置の情報とから、ウィンドウ毎の権限管理テーブル31に、ユーザIDを登録する。
すなわち、権限管理部25は、供給されてくるユーザIDと閲覧位置、並びに、ウィンドウを識別する情報および表示位置の情報から、ウィンドウを識別する情報に対応付けて、それぞれのウィンドウに対応する権限管理テーブル31を読み出す。
次に、各ウィンドウの表示位置に対応する閲覧位置のユーザIDを抽出して、それぞれの権限管理テーブル31に登録する。
権限管理テーブル31は、例えば、図3で示されるようなものである。図3の権限管理テーブル31は、左からユーザID、属性、スクロール、クリック、キー入力、およびコピーと項目が設けられている。ここで、属性とは、ユーザIDに対応するユーザに付与されている権限の属性が登録される項目であり、対応するユーザが主操作権限を付与された「所有者」であるか、または、ウィンドウを借り受けて操作が認められた「借り主」のいずれかが登録される。また、「スクロール」、「クリック」、「キー入力」、および「コピー」は、それぞれが管理される操作内容であり、操作権限が認められるとき、「OK」が登録されて、認められないとき「NG」が登録される。
図3の権限管理テーブル31においては、このウィンドウを閲覧可能な位置にユーザID「A」乃至「D」の4人が存在することが表されている。また、このうちユーザIDが「A」のユーザが「所有者」として登録されて、「スクロール」、「クリック」、「キー入力」、および「コピー」に対して「OK」が登録されて、全ての操作権限が認められていることが表されている。一方、ユーザ「B」乃至「D」については、「所有者」、または「借り主」といった登録がされていないが、「スクロール」、および「クリック」については「OK」と登録されており、「スクロール」、および「クリック」の操作内容については操作権限が認められていることが示されている。
ステップS12において、権限管理部25は、入力部23を介して操作部22が操作さて、新たなウィンドウを開く操作信号が供給されてきたか否かを判定し、新たなウィンドウを開く操作信号が供給されてきた場合、処理は、ステップS13に進む。
ステップS13において、権限管理部25は、操作信号をウィンドウ管理部26に供給して、対応するコンテンツのアプリケーションプログラムを起動させて対応するウィンドウを表示部27に表示させる。このとき、権限管理部25は、ウィンドウ管理部26より新たに表示されたウィンドウの表示位置の情報を取得すると共に、対応する権限管理テーブル31を新たに生成する。さらに、権限管理部25は、この操作信号の操作位置に対応する閲覧位置のユーザのユーザIDに主操作権限を持つ「所有者」を設定する。
すなわち、この処理により新たなアプリケーションプログラムからなるコンテンツが起動されて、対応する新たなウィンドウが開かれると、対応する権限管理テーブル31が新たに生成されて、ウィンドウを開く操作を実行したユーザのユーザIDの属性に「所有者」が設定される。
一方、ステップS12において、新たなウィンドウを開く操作信号が供給されてこない場合、ステップS13の処理はスキップされる。
ステップS14において、権限管理部25は、操作信号および操作位置の情報が供給されて、かつ、供給された操作信号が、操作位置に対応する閲覧位置のウィンドウの「所有者」が設定されたユーザ以外のユーザIDによるものであるか否かを判定する。すなわち、ステップS14の処理では、実質的に、既存のウィンドウが、「所有者」以外のユーザにより操作されたか否かが判定される。
ステップS14において、例えば、既存のウィンドウが「所有者」以外のユーザにより操作されたとみなされた場合、処理は、ステップS15に進む。
ステップS15において、権限管理部25は、既存のウィンドウを操作した所有者以外のユーザの傍に、そのウィンドウの「所有者」に設定されたユーザが存在するか否かを判定する。より詳細には、権限管理部25は、まず、ユーザ認識部24により撮像部21により撮像された画像に基づいて認識されたユーザIDおよび閲覧位置の情報から、「所有者」以外のユーザのウィンドウ上の操作位置に対応する閲覧位置と、「所有者」に設定されたユーザの閲覧位置との相対距離を求める。そして、権限管理部25は、求められた相対距離が所定の距離内であるか否かにより、既存のウィンドウを操作した所有者以外のユーザの傍に、そのウィンドウの「所有者」に設定されたユーザが存在するか否かを判定する。ステップS15において、既存のウィンドウを操作した所有者以外のユーザの傍に、そのウィンドウの「所有者」に設定されたユーザが存在すると判定された場合、処理は、ステップS16に進む。
ステップS16において、権限管理部25は、供給されてきた操作信号に付帯する操作位置に存在するウィンドウの権限管理テーブル31に登録されている、操作位置に対応する閲覧位置に存在するユーザのユーザIDの属性に「借り主」を設定する。
一方、ステップS14において、所有者以外のユーザによりウィンドウが操作されることがない、または、ステップS15において、既存のウィンドウを操作した所有者以外のユーザの傍に、そのウィンドウの「所有者」に設定されたユーザが存在しない場合、ステップS16の処理がスキップされる。
すなわち、以上の処理により、既存のウィンドウが「所有者」以外のユーザにより操作されるような場合でも、そのウィンドウの「所有者」に設定されたユーザが傍に存在するようなときには、「所有者」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されていない他のユーザによる操作を承認していると考えることができる。そこで、このような場合、「所有者」による煩雑な操作を必要とせずに、操作されたウィンドウの権限管理テーブル31の所有者以外のユーザのユーザIDに「借り主」を設定させることが可能となる。結果として、「借り主」の設定が自動設定でなされるので、「所有者」による「借り主」の設定操作の手間を省きつつ、適切に「借り主」を設定することが可能となる。
より具体的には、例えば、図4の上部で示されるように、表示部27にウィンドウW1乃至W6が表示されており、ユーザAが「所有者」に設定されているウィンドウW3が、「所有者」には設定されていないユーザBにより操作されるような場合、ユーザBの傍にユーザAが存在するので、ステップS16の処理により、図5の権限管理テーブル31で示されるように、ユーザBの属性に「借り主」が設定される。この際、ユーザBの操作権限の情報は、「所有者」の操作権限の情報がコピーして登録される。この結果、ユーザBの操作権限は、操作内容である「スクロール」、「クリック」、「キー入力」、および「コピー」の全てに対して、「所有者」と同様に「OK」が設定される。
結果として、ユーザAが、図4の上部の矢印で示されるようにユーザA’として、ウィンドウW3の閲覧位置から離れて、図4の下部で示されるように、ユーザBのみがウィンドウW3の閲覧位置に残されても、上述した処理により「借り主」に設定されたユーザBは、「所有者」と同様の操作権限を持ってウィンドウW3を操作することが可能となる。すなわち、ウィンドウW3の「所有者」として設定されたユーザAとほぼ同時にウィンドウW3を操作するユーザは、「借り主」として設定され、「所有者」と同様の操作権限が与えられる。このため、「所有者」として設定されたユーザは、自らの傍でウィンドウW3を一緒に操作したいと考えるユーザに操作させるだけで、「借り主」を設定させることが可能となり、煩雑な権限設定をすることなく、権限を付与することが可能となる。
ステップS17において、権限管理部25は、操作部22より入力部23を介して、供給されてくる操作信号および操作位置の情報に基づいて、操作位置に対応するウィンドウの権限管理テーブル31における「所有者」が設定されたユーザにより、図6の左上部の所有者アイコンA1を操作する操作信号が供給されてきたか否かを判定する。
ステップS17において、図6の所有者アイコンA1が操作された場合、ステップS18において、権限管理部25が、権限管理テーブル31の情報を読み出して、ウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、この情報に基づいて、図6の左下部で示されるように、所有者以外に登録されている「借り主」として設定可能なユーザB乃至Dに対応する登録者アイコンA11乃至A13を表示する。
すなわち、ウィンドウW3は、例えば、図6の左上部で示されるような構成で表示部27に表示される。図6のウィンドウW3においては、左上部に「所有者」として設定されているユーザAの顔画像などからなる所有者アイコンA1が表示されている。この所有者アイコンA1は、タッチパネルなどからなる表示部27に表示され、「所有者」として設定されたユーザによる操作のみを受け付ける。「所有者」として設定されたユーザにより、例えば、タップされるなどして操作されると、権限管理部25が、権限管理テーブル31の情報を読み出して、ウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、この情報に基づいて、例えば、図6の左下部で示されるように、所有者以外に登録されているユーザB乃至Dに対応する登録者アイコンA11乃至A13を所有者アイコンA1から矢印で引き出した状態で表示する。これにより、ウィンドウW3のユーザAは、自らがユーザB乃至Dに対して「借り主」を設定できることを認識できる。
ステップS19において、権限管理部25は、操作部22より入力部23を介して、供給されてくる操作信号および操作位置の情報が供給されて、かつ、図6の左下部で示されるように、登録者アイコンA11乃至A13のいずれかが操作されて、「借り主」が選択されたか否かを判定する。
ステップS19において、登録者アイコンA11乃至A13のいずれかが選択されたと判定された場合、ステップS20において、権限管理部25は、図6の登録者アイコンA11乃至A13のいずれかのうち選択されたユーザに「借り主」を設定して権限管理テーブル31を更新する。また、権限管理部25は、更新した権限管理テーブル31の情報をウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、更新された権限管理テーブル31の情報に基づいて、例えば、図6の右上部で示されるように、所有者アイコンA1の右下部に借り主アイコンA21を表示する。
すなわち、図6の左下部で示されるように、登録者アイコンA11乃至A13は、所有者による操作のみが受け付けられて、例えば、タップなどにより操作されると、チェックマークが付されて「借り主」として設定されたことを示す情報が表示される。図6の左下部では、ユーザBに対応する登録者アイコンA11にチェックマークが付されて、ユーザBが「借り主」に設定されたことが示されている。
以上のような処理により、ウィンドウの「所有者」として設定されたユーザは、対応するウィンドウの権限管理テーブル31において管理される「借り主」を任意で設定することが可能となる。
尚、ステップS17において、所有者アイコンが操作されない場合、または、ステップS19において、いずれの登録者アイコンも選択されず、「借り主」が設定されなかった場合、ステップS20の処理はスキップされて、処理は、ステップS21に進む。
ステップS21において、権限管理部25は、「借り主」の詳細設定が要求されたか否かを判定する。ステップS21において、例えば、図6のウィンドウW3における所有者アイコンA1が長押しされるなどして、「借り主」の詳細設定が要求された場合、処理は、ステップS22に進む。
ステップS22において、権限管理部25は、対応する権限管理テーブル31の情報をウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、供給されてきた権限管理テーブル31の情報に基づいて、図5で示される権限管理テーブル31を表示部27に表示する。表示部27に表示された、図5で示される権限管理テーブル31は、例えば、タップした項目について、図示せぬキーボードなどにより直接入力することができる。
ステップS23において、権限管理部25は、供給されてくる操作信号および操作位置の情報に基づいて、表示部27に表示されている権限管理テーブル31に編集操作が加えられたか否かを判定する。ステップS23において、例えば、権限管理テーブル31に編集操作が加えられた場合、処理は、ステップS24に進む。
ステップS24において、権限管理部25は、編集内容に対応した操作を権限管理テーブル31に反映させて更新し、更新した権限管理テーブル31をウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、更新した権限管理テーブル31を表示部27に表示する。
すなわち、例えば、図5におけるユーザIDがユーザBに対応する「キー入力」に対応する操作内容の操作権限が「OK」から「NG」に編集されることにより、図7で示されるように権限管理テーブル31が更新されて、表示部27に表示される。
以上の処理により、ウィンドウの「所有者」として登録されているユーザにより、権限管理テーブル31を詳細に編集することが可能となる。
尚、ステップS21において、詳細設定要求がないと判定された場合、または、ステップS23において、権限管理テーブル31に編集操作が加えられない場合、ステップS24の処理がスキップされて、処理は、ステップS25に進む。
ステップS25において、権限管理部25は、既存ウィンドウのうち、「借り主」としての設定が終了する条件が満たされた「借り主」の設定が存在するか否かを判定する。ステップS25において、「借り主」としての設定が終了する条件が、例えば、「借り主」が設定されてから所定の時間が経過することであった場合、「借り主」が設定されてから所定の時間が経過したとき、条件が満たされたものとみなされ、処理は、ステップS26に進む。
ステップS26において、権限管理部25は、条件が満たされた権限管理テーブル31における「借り主」の設定を抹消し、「所有者」、および「借り主」のいずれにも該当しないユーザの設定に更新する。
尚、ステップS25において、既存ウィンドウのうち、「借り主」としての設定が終了する条件が満たされた「借り主」の設定が存在しないとみなされた場合、ステップS26の処理がスキップされて、処理は、ステップS27に進む。
また、既存ウィンドウのうち、「借り主」としての設定が終了する条件としては、上述したように、「借り主」が設定されてから所定の時間が経過すること以外でもよい。したがって、これらの条件としては、例えば、上述したステップS17乃至S20、または、ステップS21乃至S24の処理と同様の処理により、「所有者」として設定されているユーザにより「借り主」の設定を抹消する処理がなされたときでもよい。さらに、「借り主」として設定されたユーザが、例えば、上述したステップS17乃至S20、または、ステップS21乃至S24の処理と同様の処理により、「借り主」としての設定を抹消する処理を実行したときとしてもよい。また、既存のウィンドウの権限管理テーブル31に登録された後、「借り主」としての設定されたユーザのうち、所定の時間以上操作されることがなかったユーザの「借り主」の設定を抹消するようにしてもよい。この他にも、対象となるウィンドウが閉じられたとき、「所有者」、若しくは「借り主」に設定されたユーザがネットワークからログアウトしたとき、または、撮像部21により所定時間以上長く撮像されない状態が継続したときなどに「借り主」の設定が抹消されるようにしてもよい。
ステップS27において、権限管理部25は、既存ウィンドウに対しての操作を受け付ける操作信号が供給されてきたか否かを判定し、例えば、該当する操作信号が供給されてきた場合、処理は、ステップS28に進む。
ステップS28において、権限管理部25は、操作信号に付帯する操作位置に基づいて、対応する閲覧位置のユーザである操作者が、操作信号に対応するウィンドウの権限管理テーブル31における「所有者」として設定されているか否かを判定する。
ステップS28において、操作信号の操作者が「所有者」であるとみなされた場合、ステップS29において、権限管理部25は、供給された操作信号の操作者が「所有者」であるものとして登録する。
また、ステップS28において、操作信号の操作者が所有者ではないとみなされた場合、ステップS30において、権限管理部25は、操作信号に付帯する操作位置に基づいて、対応する閲覧位置のユーザである操作者が、操作信号に対応するウィンドウの権限管理テーブル31における「借り主」として設定されているか否かを判定する。
ステップS29において、操作信号の操作者が「借り主」であるとみなされた場合、ステップS31において、権限管理部25は、供給された操作信号の操作者が「借り主」であるものとして登録する。
さらに、ステップS30において、操作信号の操作者が「借り主」ではないとみなされた場合、ステップS32において、権限管理部25は、供給された操作信号の操作者が「所有者」および「借り主」のいずれでもないものとして登録する。
ステップS33において、権限管理部25は、操作信号の操作内容が、操作者のそれぞれに操作権限が認められた操作であるか否かを判定し、操作権限が認められた操作であるとみなされた場合、処理は、ステップS34に進む。
ステップS34において、権限管理部25は、操作信号に対応する操作内容による処理の実行を、「所有者」として設定されたユーザによる操作として、操作位置に対応する閲覧位置のウィンドウのソフトウェアプログラムに実行するようにウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、「所有者」として設定されたユーザによる操作として、操作信号に対応する操作内容による処理を実行する。
一方、ステップS33において、操作権限が認められた操作ではないとみなされた場合、ステップS35において、権限管理部25は、供給されてきた操作信号を破棄する。
すなわち、以上の処理により、例えば、ユーザAが「所有者」に設定されたコンテンツのウィンドウであって、所有者以外のユーザによる操作が全て「NG」に設定されている場合、図8の上部で示されるように、ユーザBによるウィンドウW11上のボタンQをポインタPによりクリック操作する操作信号が供給されてくると、権限管理部25は、供給されてきた操作信号を破棄する。この結果、ウィンドウ管理部26には、操作信号が供給されてこないので、ウィンドウW11に対応するアプリケーションプログラムには、操作信号による動作が実行されないため、実質的に、ボタンQへのクリック操作が実行されない。
一方、例えば、ユーザAが「所有者」に設定されたコンテンツのウィンドウであって、ユーザBが「借り主」に設定されて、全操作が「所有者」と同様に「OK」に設定されている場合、図8の下部で示されるように、ユーザBによるウィンドウW11上のボタンQのクリック操作が操作信号として供給されてくると、権限管理部25は、供給されてきた操作信号を「所有者」であるユーザAによる操作信号と認識して、ウィンドウ管理部26に供給する。この結果、ウィンドウ管理部26には、操作信号が供給されてくるので、ウィンドウW11に対応するアプリケーションプログラムには、操作信号による動作が実行されるため、実質的に、ユーザAによりボタンQがクリック操作された処理が実行される。
すなわち、以上の処理により、操作がなされたウィンドウのソフトウェアプログラムに対して、操作権限が認められた操作信号に対応する処理が、ウィンドウの「所有者」として設定されるユーザの操作として実行させることが可能となる。したがって、この場合、「所有者」として設定されたウィンドウのソフトウェアプログラムにより生成されるファイルは、「所有者」以外のユーザによる操作信号に対応する操作であっても、「所有者」として設定されたユーザによる操作として実行される。
<2.第2の実施の形態>
<「借り主」に設定されたユーザでも「借り主」を設定できる例>
以上においては、「所有者」として設定されたユーザのみが「借り主」を設定できる例について説明してきたが、例えば、「借り主」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されたユーザに代わって、さらに異なるユーザに「借り主」を設定できるようにしてもよい。
<権限管理テーブル管理処理>
次に、図9のフローチャートを参照して、「借り主」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されたユーザに代わって、さらに異なるユーザに「借り主」を設定できるようにした権限管理テーブル管理処理について説明する。尚、図9のフローチャートにおいては、図2のフローチャートにより管理される権限管理テーブル31において、「借り主」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されたユーザに代わって、さらに異なるユーザに「借り主」を設定する処理のみを説明するものとする。
すなわち、ステップS51において、権限管理部25は、例えば、入力部23を介して操作部22より供給されてくる操作信号および操作位置が供給され、対応する閲覧位置の情報から、「借り主」に設定されているユーザにより、図6の所有者アイコンA1が操作されたか否かを判定する。
ステップS51において、「借り主」に設定されているユーザにより、図6の所有者アイコンA1が操作されたと判定されるまで、同様の処理が繰り返される。そして、ステップS51において、「借り主」に設定されているユーザにより、図6の左上部で示される所有者アイコンA1が操作されたと判定された場合、処理は、ステップS52に進む。
ステップS52において、権限管理部25は、対応する権限管理テーブル31を読み出して、ウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、供給されてきた権限管理テーブル31に基づいて「借り主」に設定可能なユーザを、図6の左下部の登録者アイコンA11乃至A13で示されるように表示する。
ステップS53において、権限管理部25は、操作部22が操作されて、「借り主」として設定されたユーザにより登録者アイコンA11乃至A13のいずれかが選択されて、「借り主」に設定されたか否かを判定する。ステップS53において、例えば、「借り主」として設定されたユーザにより登録者アイコンA11乃至A13のいずれかが選択されて、「借り主」が設定されたとみなされた場合、処理は、ステップS54に進む。
ステップS54において、権限管理部25は、新たに「借り主」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されているユーザの友人であるか否かを判定する。より詳細には、権限管理部25は、自らで管理している他のアプリケーションソフトウェアにより管理されるウィンドウの権限管理テーブル31を参照して、処理対象となっているウィンドウの「所有者」に設定されたユーザが、「借り主」に設定されようとするユーザが「所有者」に設定されている他の権限管理テーブル31において、「借り主」に設定しているか否かに基づいて判定する。
または、権限管理部25は、新たに「借り主」に設定されようとするユーザが、「所有者」として設定される他の権限管理テーブル31において、今現在の処理対象の権限管理テーブル31の「所有者」として設定されるユーザが「借り主」に設定されているか否かに基づいて判定する。
すなわち、権限管理部25は、新たに「借り主」に設定されようとするユーザが、処理対象の権限管理テーブル31における「所有者」に設定されているユーザとその他の権限管理テーブル31において、相互に「借り主」を設定し合っているような関係があるか否かにより友人であるか否かを判定する。
上述したような関係があれば、「借り主」に設定されようとするユーザと、「所有者:に設定されているユーザとの関係は、友人関係、または、それに準じた関係であると考えられるので、この関係が認められるとき、友人関係が認められると判定される。
ステップS54において、「借り主」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されているユーザの友人であるとみなされた場合、処理は、ステップS55に進む。
ステップS55において、権限管理部25は、新たに「借り主」に設定されたユーザを「借り主」に設定し、権限管理テーブル31を更新する。
一方、ステップS54において、「借り主」に設定されたユーザが、「所有者」に設定されているユーザの友人ではないとみなされた場合、処理は、ステップS56に進む。
ステップS56において、権限管理部25は、新たに「借り主」に設定されたユーザを「借り主」に設定することができないことを示す情報をウィンドウ管理部26に供給する。ウィンドウ管理部26は、この情報に基づいて、新たに「借り主」に設定されたユーザを「借り主」に設定することができないことを示す情報を表示部27に表示する。
以上の処理により、「借り主」が他のユーザを新たに「借り主」に設定しようとする場合、他の権限管理テーブル31において、「所有者」に設定されているユーザと、「借り主」に新たに設定しようとするユーザとが、相互に「借り主」を設定している関係があるときにのみ友人関係、または、友人関係に準じる関係が存在するものとみなして、「借り主」の設定をできるようにした。これにより、「所有者」として設定されたユーザでなくとも、すなわち、「借り主」として設定されているユーザであれば、新たに「借り主」に設定しようとするユーザと、「所有者」に設定されたユーザとの間に友人関係(または、それに準じる関係)が存在する限りにおいて、さらに「借り主」を設定することが可能となる。
結果として、「借り主」に設定されたユーザによる、「借り主」の設定であっても、「所有者」の人間関係を考慮したユーザだけを「借り主」として設定できるので、「所有者」に設定されたユーザによる「借り主」の設定の負担を軽減しつつ、「所有者」のプライバシやセキュリティの維持を合理的に実現することが可能となる。
<3.第3の実施の形態>
<リモート端末から「借り主」を設定できる例>
以上においては、同一の情報処理装置を操作するユーザのみが「借り主」を設定できる例について説明してきたが、例えば、「借り主」に設定されたユーザが、リモート端末を利用して、遠隔地から「借り主」を設定できるようにしてもよい。
図10は、リモート端末を利用して、遠隔地から「借り主」を設定できるようにした情報処理システムの一実施の形態の構成例を示している。尚、図10において、図1を参照して説明した同一の機能を備えた構成については、同一の符号、および同一の名称を付しており、その説明は適宜省略するものとする。
すなわち、図10の情報処理システムは、情報処理装置11およびリモート端末111より構成されている。図10の情報処理装置11は、基本的に図1の情報処理装置11と同様の機能を備えているが、さらに、リモート端末111と通信するための通信部101が設けられている。通信部101は、公衆回線等を利用してリモート端末111の通信部124と必要なデータやプログラムを授受する。
また、リモート端末111は、例えば、携帯電話機やスマートフォンなどから構成されており、制御部121、操作部122、表示部123、および通信部124を備えている。制御部121は、リモート端末111の動作の全体を制御している。操作部122は、操作ボタン、または、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)などからなる表示部123と一体化されたタッチパネルなどから構成されている。
すなわち、リモート端末111は、図示せぬ公衆回線等を利用して情報処理装置11と通信し、権限管理テーブル31の供給を受けると表示部123に表示すると共に、操作部122による編集操作を受け付けて、編集された権限管理テーブル31を情報処理装置11に返信することにより、遠隔地においても権限管理テーブル31に登録されたユーザに「借り主」を設定する。
<リモート権限管理テーブル管理処理>
次に、図11のフローチャートを参照して、図10の情報処理システムによるリモート権限管理テーブル管理処理について説明する。尚、図11のフローチャートにおいては、図2のフローチャートの処理により管理される権限管理テーブル31において、「所有者」に設定されたユーザが、リモート端末111を用いて、権限管理テーブル31を編集する処理のみを説明するものとする。
ステップS101において、制御部121は、操作部122が操作されて、リモート権限管理テーブル管理処理が要求されたか否かを判定し、要求されるまで同様の処理を繰り返す。ステップS101において、例えば、リモート権限管理テーブル管理処理が要求された場合、処理は、ステップS102に進む。
ステップS102において、制御部121は、通信部124を制御して、情報処理装置11に対して、権限管理テーブル31を要求する。この際、制御部102は、リモート端末111のユーザを識別する情報、例えば、ユーザID等の識別情報を付加して権限管理テーブル31を要求する。また、この際、通信においては、秘匿情報を扱うレベル等に応じて、授受されるデータの暗号化や、ユーザについての認証処理を付加する。
ステップS121において、権限管理部25は、通信部101を制御してリモート端末111より権限管理テーブル31が要求されてきたか否かを判定し、要求されるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS121において、例えば、ステップS102の処理により、権限管理テーブル31が要求されてきた場合、処理は、ステップS122に進む。
ステップS122において、権限管理部25は、権限管理テーブル31の要求に付加されていたユーザIDの情報に基づいて、該当するユーザIDが「所有者」に設定されている権限管理テーブル31を検索し、検索結果の一覧を、通信部101を制御して、リモート端末111に送信する。
ステップS103において、制御部121は、通信部124を制御して、送信されてきた権限管理テーブル31の一覧を受信すると共に、表示部123に権限管理テーブル31で管理されるコンテンツであるアプリケーションプログラム名等の一覧であって、いずれの権限管理テーブル31の編集を要求するのかを選択する選択画像を表示する。
ステップS104において、制御部121は、操作部122が操作されて、編集を要求する、いずれかの権限管理テーブル31が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定されるまで、ステップS103,S104の処理が繰り返されて、選択画像が表示され続ける。
そして、ステップS104において、いずれかの権限管理テーブル31が選択されると、ステップS105において、制御部121は、通信部124を制御して、選択された編集したい権限管理テーブル31を要求する情報を情報処理装置11に送信する。
ステップS123において、権限管理部25は、通信部101を制御して選択された編集したい権限管理テーブル31を要求する情報を受信する。
ステップS124において、権限管理部25は、編集が要求された権限管理テーブル31の情報を読み出して、通信部101を制御して、リモート端末111に送信する。
ステップS106において、制御部121は、通信部124を制御して送信されてきた権限管理テーブル31を受信し、表示部123に編集画像として表示する。
ステップS107において、制御部121は、操作部122が操作されて、編集画像として表示された権限管理テーブル31に編集が加えられて、編集の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されるまで同様の処理を繰り返す。尚、権限管理テーブル31の編集については、図5および図7を参照して説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS107において、編集の終了が指示されて、編集済みの権限管理テーブル31の情報処理装置11への送信が指示されると、ステップS108において、制御部121は、通信部124を制御して、編集が完了した権限管理テーブル31を情報処理装置11に送信する。
ステップS125において、権限管理部25は、通信部101を制御して、リモート端末111より送信されてくる、編集が完了した権限管理テーブル31を受信し、ステップS126において、受信した権限管理テーブル31の編集内容を反映して記憶する。
以上の処理により、遠隔地からでもリモート端末111により権限管理テーブル31を編集することが可能となるので、遠隔地からでもアプリケーションプログラムの利用を管理することが可能となる。このため、例えば、子供が使用するゲームなどのアプリケーションプログラムの使用を、遠隔地などから親が管理することが可能となる。
以上の如く、複数のユーザが、同時に同一のコンテンツを操作できるような表示装置を利用するにあたって、コンテンツの権限の設定を容易で、かつ、動的に変更することが可能となる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図12は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタ-フェイス1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタ-フェイス1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011ら読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インタフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
尚、本技術は、以下のような構成も取ることができる。
(1) アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示部と、
前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作部と、
前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記操作部を操作可能な範囲の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部に撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識部と
前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理部と、
前記操作部において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識部により認識される、前記操作部を操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理部と
を含む情報処理装置。
(2) 前記権限情報管理部は、前記アプリケーションプログラムを起動させたユーザに、前記アプリケーションプログラムの操作権限のうちの主操作権限を対応付けて前記権限情報に登録する
(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記権限情報管理部は、前記撮像部により撮像される、前記アプリケーションプログラムを起動させた前記ユーザの画像により識別されるユーザIDと、前記アプリケーションプログラムの操作権限のうちの主操作権限とを対応付けて前記権限情報に登録する
(1)に記載の情報処理装置。
(4) 前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部は、前記権限情報に基づいて、前記撮像部により撮像された、前記操作部を操作するユーザが、前記主操作権限を持つ前記ユーザの付近に存在するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる
(3)に記載の情報処理装置。
(5) 前記操作部が操作された場合、前記権限情報管理部は、前記権限情報に基づいて、前記撮像部により撮像された、前記操作部を操作するユーザが、前記主操作権限を持つ前記ユーザの付近に存在するとき、前記アプリケーションプログラムの前記権限情報のうち主操作権限に準じた、前記アプリケーションプログラムの操作権限となる準操作権限と、前記操作部を操作するユーザのユーザIDとを対応付けて登録し、
前記ウィンドウ管理部は、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる
(3)に記載の情報処理装置。
(6) 前記権限情報管理部は、前記アプリケーションプログラムに対する操作内容毎に、前記主操作権限および準操作権限を持つユーザを対応付けて権限情報を管理する
(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記アプリケーションプログラムに対する操作内容は、スクロール、クリック、キー入力、およびコピー操作を含む
(6)に記載の情報処理装置。
(8) 前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部は、前記撮像部により撮像され、前記認識部により認識されたユーザのうち、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報で表示し、
前記主操作権限に対応付けられたユーザにより、前記操作部が操作されて、前記選択可能な情報のいずれかが選択されたとき、前記権限情報管理部は、前記選択された選択可能な情報に対応付けられているユーザのユーザIDと、前記準操作権限とを対応付けて登録する
(5)に記載の情報処理装置。
(9) 前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報は、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを識別するアイコンである
(8)に記載の情報処理装置。
(10) 前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部は、前記撮像部により撮像され、前記認識部により認識されたユーザのうち、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報で表示し、
前記準操作権限に対応付けられたユーザにより、前記操作部が操作されて、前記選択可能な情報のいずれかが選択されたとき、前記権限情報管理部は、選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザと、前記主操作権限に対応付けられたユーザとが所定の関係を有するとき、前記選択された選択可能な情報に対応付けられているユーザのユーザIDと、前記準操作権限とを対応付けて登録する
(5)に記載の情報処理装置。
(11) 前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザと、前記主操作権限に対応付けられたユーザとが所定の関係は、他のウィンドウのアプリケーションプログラムの権限情報において、前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザに主操作権限が登録され、前記主操作権限に対応付けられたユーザに準操作権限が登録されている、または、前記他のウィンドウのアプリケーションプログラムの権限情報において、前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザに準操作権限が登録され、前記主操作権限に対応付けられたユーザに主操作権限が登録されている関係である
(10)に記載の情報処理装置。
(12) 前記表示部は、前記操作部と一体となったタッチパネルである
(3)に記載の情報処理装置。
(13) 前記権限情報管理部は、前記主操作権限と対応付けて登録されているユーザが、前記撮像部により撮像された画像内に存在しないとき、若しくは、前記撮像部により撮像された画像内に存在しない状態となってから所定の時間が経過したとき、前記操作部が操作されて前記ウィンドウが閉じられたとき、または、ログアウトしたとき、前記権限情報を抹消する
(1)に記載の情報処理装置。
(14) 表示部によりアプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示し、
前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付け、
前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記ウィンドウを操作可能な範囲の画像を撮像し、
撮像された前記画像内のユーザを個別に認識し
前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理し、
前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、認識される、前記ウィンドウを操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる
ステップを含む情報処理方法。
(15) アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示ステップと、
前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作ステップと、
前記ユーザにより前記表示ステップの処理で表示される前記ウィンドウを視聴可能で、かつ、前記操作ステップの処理により受け付けられる操作が可能な範囲の画像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップの処理で撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識ステップと
前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理ステップと、
前記操作ステップの処理において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識ステップの処理により認識される、前記操作ステップの処理で受け付けられた操作をした前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作ステップの処理で受け付けられた操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(16) 管理端末と情報処理装置とからなる情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、
アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示部と、
前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作部と、
前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記操作部を操作可能な範囲の画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部に撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識部と
前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理部と、
前記操作部において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識部により認識される、前記操作部を操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理部と、
前記管理端末に対して、前記権限管理情報を送信すると共に、前記管理端末により編集された前記権限管理情報を受信する第1の通信部とを含み、
前記権限情報管理部は、前記管理端末より編集された前記権限管理情報に基づいて、前記権限管理情報を更新し、
前記管理端末は、
前記情報処理装置より送信されてくる前記権限管理情報を編集する編集部と、
前記情報処理装置より送信されてくる前記権限管理情報を受信すると共に、前記編集部により編集された前記権限管理情報を前記情報処理装置に送信する第2の通信部と
を含む
情報処理システム。
11 情報処理装置, 21 撮像部, 22 操作部, 23 入力部, 24 ユーザ認識部, 25 権限管理部, 26 ウィンドウ管理部, 27 表示部, 31 権限管理テーブル, 101 通信部, 111 リモート端末, 121 制御部, 122 操作部, 123 表示部, 124 通信部

Claims (16)

  1. アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示部と、
    前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作部と、
    前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記操作部を操作可能な範囲の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部に撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識部と
    前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理部と、
    前記操作部において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識部により認識される、前記操作部を操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理部と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記権限情報管理部は、前記アプリケーションプログラムを起動させたユーザに、前記アプリケーションプログラムの操作権限のうちの主操作権限を対応付けて前記権限情報に登録する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記権限情報管理部は、前記撮像部により撮像される、前記アプリケーションプログラムを起動させた前記ユーザの画像により識別されるユーザIDと、前記アプリケーションプログラムの操作権限のうちの主操作権限とを対応付けて前記権限情報に登録する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部は、前記権限情報に基づいて、前記撮像部により撮像された、前記操作部を操作するユーザが、前記主操作権限を持つ前記ユーザの付近に存在するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作部が操作された場合、前記権限情報管理部は、前記権限情報に基づいて、前記撮像部により撮像された、前記操作部を操作するユーザが、前記主操作権限を持つ前記ユーザの付近に存在するとき、前記アプリケーションプログラムの前記権限情報のうち主操作権限に準じた、前記アプリケーションプログラムの操作権限となる準操作権限と、前記操作部を操作するユーザのユーザIDとを対応付けて登録し、
    前記ウィンドウ管理部は、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記権限情報管理部は、前記アプリケーションプログラムに対する操作内容毎に、前記主操作権限および準操作権限を持つユーザを対応付けて権限情報を管理する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記アプリケーションプログラムに対する操作内容は、スクロール、クリック、キー入力、およびコピー操作を含む
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部は、前記撮像部により撮像され、前記認識部により認識されたユーザのうち、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報で表示し、
    前記主操作権限に対応付けられたユーザにより、前記操作部が操作されて、前記選択可能な情報のいずれかが選択されたとき、前記権限情報管理部は、前記選択された選択可能な情報に対応付けられているユーザのユーザIDと、前記準操作権限とを対応付けて登録する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報は、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを識別するアイコンである
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記操作部が操作された場合、前記ウィンドウ管理部は、前記撮像部により撮像され、前記認識部により認識されたユーザのうち、前記権限情報の主操作権限および準操作権限のいずれにも対応付けて登録されていないユーザを、前記操作部により選択可能な情報で表示し、
    前記準操作権限に対応付けられたユーザにより、前記操作部が操作されて、前記選択可能な情報のいずれかが選択されたとき、前記権限情報管理部は、選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザと、前記主操作権限に対応付けられたユーザとが所定の関係を有するとき、前記選択された選択可能な情報に対応付けられているユーザのユーザIDと、前記準操作権限とを対応付けて登録する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  11. 前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザと、前記主操作権限に対応付けられたユーザとが所定の関係は、他のウィンドウのアプリケーションプログラムの権限情報において、前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザに主操作権限が登録され、前記主操作権限に対応付けられたユーザに準操作権限が登録されている、または、前記他のウィンドウのアプリケーションプログラムの権限情報において、前記選択された前記選択可能な情報に対応付けて登録されたユーザに準操作権限が登録され、前記主操作権限に対応付けられたユーザに主操作権限が登録されている関係である
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示部は、前記操作部と一体となったタッチパネルである
    請求項3に記載の情報処理装置。
  13. 前記権限情報管理部は、前記主操作権限と対応付けて登録されているユーザが、前記撮像部により撮像された画像内に存在しないとき、若しくは、前記撮像部により撮像された画像内に存在しない状態となってから所定の時間が経過したとき、前記操作部が操作されて前記ウィンドウが閉じられたとき、または、ログアウトしたとき、前記権限情報を抹消する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 表示部によりアプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示し、
    前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付け、
    前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記ウィンドウを操作可能な範囲の画像を撮像し、
    撮像された前記画像内のユーザを個別に認識し
    前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理し、
    前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、認識される、前記ウィンドウを操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させる
    ステップを含む情報処理方法。
  15. アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示ステップと、
    前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作ステップと、
    前記ユーザにより前記表示ステップの処理で表示される前記ウィンドウを視聴可能で、かつ、前記操作ステップの処理により受け付けられる操作が可能な範囲の画像を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップの処理で撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識ステップと
    前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理ステップと、
    前記操作ステップの処理において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識ステップの処理により認識される、前記操作ステップの処理で受け付けられた操作をした前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作ステップの処理で受け付けられた操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  16. 管理端末と情報処理装置とからなる情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    アプリケーションプログラムを制御するウィンドウを表示させる表示部と、
    前記ウィンドウに対するユーザからの操作を受け付ける操作部と、
    前記ユーザにより前記表示部を視聴可能で、かつ、前記操作部を操作可能な範囲の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部に撮像された前記画像内のユーザを個別に認識する認識部と
    前記アプリケーションプログラムと、前記アプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザとを対応付けた権限情報を管理する権限情報管理部と、
    前記操作部において前記ユーザによる操作が受け付けられて、前記ウィンドウが操作される場合、前記権限情報に基づいて、前記認識部により認識される、前記操作部を操作した前記ユーザが、前記ウィンドウのアプリケーションプログラムの操作権限を持つユーザと一致するとき、前記操作部の操作内容に応じた処理を、前記アプリケーションプログラムにより実行させるウィンドウ管理部と、
    前記管理端末に対して、前記権限管理情報を送信すると共に、前記管理端末により編集された前記権限管理情報を受信する第1の通信部とを含み、
    前記権限情報管理部は、前記管理端末より編集された前記権限管理情報に基づいて、前記権限管理情報を更新し、
    前記管理端末は、
    前記情報処理装置より送信されてくる前記権限管理情報を編集する編集部と、
    前記情報処理装置より送信されてくる前記権限管理情報を受信すると共に、前記編集部により編集された前記権限管理情報を前記情報処理装置に送信する第2の通信部と
    を含む
    情報処理システム。
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