JP2015152961A - 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

情報マップ生成プログラム、装置、及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015152961A
JP2015152961A JP2014023606A JP2014023606A JP2015152961A JP 2015152961 A JP2015152961 A JP 2015152961A JP 2014023606 A JP2014023606 A JP 2014023606A JP 2014023606 A JP2014023606 A JP 2014023606A JP 2015152961 A JP2015152961 A JP 2015152961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical institution
medical
cooperation
information
map
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014023606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6337489B2 (ja
Inventor
宏樹 松中
Hiroki Matsunaka
宏樹 松中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2014023606A priority Critical patent/JP6337489B2/ja
Publication of JP2015152961A publication Critical patent/JP2015152961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6337489B2 publication Critical patent/JP6337489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】医療機関間の連携を把握することができる情報マップを生成する。【解決手段】第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成するプログラムであって、算出部32が、第一の医療機関から第二の医療機関への紹介率、第一の医療機関から第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、第一の医療機関から第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、医療機関同士の関連の強さを算出する。生成部33が、算出した関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、医療機関同士を接続するように情報マップに表示する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報マップ生成プログラム、情報マップ生成装置、及び情報マップ生成方法に関する。
近年、医療費削減を目指して、医療機関における役割を分担することが国策として進められている。このための施策の一つとして、医療の質の向上や医療費の適正化を目的として、地域医療を活性化させ、効率的な医療を発展させるべく、地域の医療機関が連携する地域医療連携が進められている。
地域医療連携によって、地域の医療機関各々の施設の実情や地域の医療状況に応じて、地域内での医療の機能分担や専門化を進められる。例えば、診療所と診療所、診療所と病院、または病院と病院とが相互に円滑な連携を図り、各々の有する機能を有効に活用することにより、その地域の住民が、その地域において、継続性のある適切な医療を受けられるようになる。
また、医療機関における電子カルテ等の様々な電子データを、医師や事務担当者が容易に操作でき、自由な切り口で情報解析を行うことができる医療情報処理システムが提供されている。このシステムでは、医療情報管理サーバに蓄積された複数の医療情報の中から所望の項目を抽出し、抽出した項目を相互に連結して二次情報を生成している。そして、ユーザ端末装置に、二次医療情報を個別具体的に表示している。
特開2012−177976号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、医療機関間の連携の程度を把握することができないため、地域医療連携の進捗を把握することができない、という問題がある。
本発明は、一つの側面として、医療機関間の連携を把握することができる情報マップを生成することが目的である。
1つの態様では、第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成する。情報マップの生成において、前記医療機関同士の関連の強さを算出する。関連の強さは、前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、算出する。そして、算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する。
一つの側面として、医療機関間の連携を把握することができる情報マップを生成することができる、という効果を有する。
本実施形態に係る医療機関連携マップ生成システムの概略構成を示すブロック図である。 医療機関連携マップ生成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 連携情報データベースの一例を示す図である。 連携の強さの算出結果の一例を示す図である。 医療機関情報データベースの一例を示す図である。 連携マップの生成を説明するための図である。 連携マップの生成を説明するための図である。 連携マップの一例を示す図である。 連携マップの一例を示す図である。 医療機関連携マップ生成装置として機能するコンピュータの一例を示す概略ブロック図である。 医療機関連携マップ生成処理を示すフローチャートである。 連携マップの一例を示す図である。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る医療機関連携マップ生成システム10は、複数の医療機関端末20A、20B、・・・、20E、20F、・・・、医療機関連携マップ生成装置30、及びユーザ端末40を含む。なお、医療機関連携マップ生成装置30は、開示の技術の情報マップ生成装置の一例である。また、以下では、医療機関端末20A、20B、・・・、20E、20F、・・・を区別なく説明する場合には、単に「医療機関端末20」と表記する。
医療機関端末20は、医療機関毎に配置される端末である。医療機関端末20は、その医療機関端末20が配置された医療機関が属する地域に応じて、グループ分けされている。図1の例では、医療機関端末20A、20B、・・・がグループ21Aに属しており、医療機関端末20E、20F、・・・がグループ21Bに属している。すなわち、医療機関端末20A、20B、・・・が配置された医療機関の各々は、同一の地域(例えば地域A)に属していることを表す。また、医療機関端末20E、20F、・・・が配置された医療機関の各々は、同一の地域(例えば地域B)に属していることを表す。なお、以下では、グループ21A、21Bを区別なく説明する場合には、単に「グループ21」と表記する。
ここで、医療機関間の連携及び連携情報について説明する。医療機関の各々は、互いに連携をとって業務を行う場合がある。例えば、医療機関Aから医療機関Bに患者を紹介する場合、医療機関Aが有する医療設備を医療機関Bの患者が利用する場合などがある。また、医療機関Aの医師が、医療機関Bに派遣される場合などもある。さらに、医療機関Aのウェブカルテを、医療機関Bから参照する場合もある。このように、医療機関が有する患者、医師、設備、情報等の資源を互いにやり取りすることを、本実施形態では、「医療機関間の連携」という。
上記のような医療機関間での連携には、各医療機関に配置された医療機関端末20が用いられる。例えば、医療機関Aから医療機関Bに患者を紹介する場合には、医療機関Aに配置された医療機関端末20Aから、医療機関Bに配置された医療機関端末20Bへ、紹介状を示す電子データを送信する。また、医療機関端末20Bからは、紹介状に対する返書を示す電子データが医療機関端末20Aに送信される。これらの電子データ、または電子データを送受信した履歴情報が、患者の紹介という連携を示す連携情報となる。医療機関端末20は、医療機関間の連携が行われる毎に発生する連携情報を、所定の記録領域に保持しておく。
また、医療機関Aが有する医療設備を医療機関Bの患者が利用する場合、医療機関Bに配置された医療機関端末20Bから医療機関端末20Aにアクセスして、医療機関端末20Aが配置された医療機関Aの医療設備を予約する。この場合、この予約情報を連携情報とすることができる。また、医師の派遣についても、その情報を医療機関端末20に登録することにより、連携情報として扱うことができる。ウェブカルテの参照では、その参照履歴を連携情報として扱うことができる。
連携情報は、少なくとも、連携元及び連携先の医療機関を識別する情報を含む。また、連携情報は、その連携情報が示す連携により行われた行為に関連する疾病の情報を含んでもよい。疾病の情報を含むことにより、後述の連携マップ生成の際に、疾病の種類毎の連携マップを生成することができる。なお、連携マップは、開示の技術の情報マップの一例である。
少なくとも同一グループ21に属する医療機関端末20同士は、ネットワークを介して互いに接続されている。また、医療機関端末20の各々は、医療機関連携マップ生成装置30ともネットワークを介して接続されている。医療機関端末20は、所定のタイミングで、自端末が保持する連携情報を医療機関連携マップ生成装置30へ転送する。
なお、各グループ21に属する医療機関端末20の少なくとも1つを、グループに属する全ての医療機関端末20が保持する連携情報を集約する管理装置として機能させてもよい。また、医療機関端末20とは別に、グループ毎に専用の管理装置を設けてもよい。いずれの場合でも、グループ21内に管理装置を設けた場合には、管理装置が、グループ21に属する各医療機関端末20が保持する連携情報を集約して、医療機関連携マップ生成装置30へ転送する。
ユーザ端末40は、ユーザが使用する端末である。ユーザは、例えば国や医師会など、地域医療連携のための対策を講じる機関が想定される。ユーザ端末40には、ウェブブラウザが搭載されている。また、ユーザ端末40には、表示装置が接続されている。ユーザはウェブブラウザを介して、医療機関連携マップ生成装置30にアクセスし、所望の連携マップの生成を要求する。そして、ユーザ端末40は、医療機関連携マップ生成装置30から送信された連携マップを示すデータを受信し、受信した連携マップを示すデータに基づく連携マップを、表示装置に表示する。
医療機関連携マップ生成装置30は、図2に示すように、取得部31、算出部32、及び生成部33を備える。
取得部31は、複数の医療機関端末20の各々から、連携情報を取得する。また、取得部31は、連携マップを生成する対象地域を特定して、その対象地域に対応したグループ21に属する医療機関端末20から連携情報を取得する。または、取得部31は、全ての医療機関端末20から転送されてきた連携情報のうち、対象地域に対応したグループ21に属する医療機関端末20から転送されてきた連携情報を選択して取得してもよい。
取得部31は、取得した連携情報を、連携情報データベース(DB)35に格納する。図3に、連携情報DB35の一例を示す。図3は、連携情報として、医療機関間における患者の紹介を示す連携情報が連携情報DB35に格納された例である。図3の例では、連携情報DB35は、各連携情報の識別子である連携情報ID、紹介元医療機関の情報、紹介先医療機関の情報、及び対象疾病の情報を含む。医療機関の情報は、各医療機関の識別子である医療機関ID及び各医療機関の名称とすることができる。医療機関ID及び名称は、連携情報をやり取りする医療機関端末20の識別情報と対応付けておくことにより、取得することができる。また、対象疾病の情報は、疾病の種類の識別子である疾病ID及び疾病名とすることができる。
算出部32は、取得部31により取得された所定期間分の連携情報から、医療機関間毎の連携情報の頻度を求める。算出部32は、求めた医療機関間毎の連携情報の頻度に基づいて、複数の医療機関の各々の間の連携の強さを算出する。図4に、連携の強さの算出結果の一例を示す。図4の例では、対象地域に含まれる医療機関において想定される全ての医療機関のペア毎に、ペア間での連携情報のやり取りの頻度を、そのまま連携の強さとしている。また、連携情報に疾病の情報も含まれる場合には、図4に示すように、医療機関のペア間においてやり取りされた連携情報を、疾病の種類毎にカウントして、疾病の種類毎に医療機関間の連携の強さを算出してもよい。
生成部33は、複数の医療機関の各々を示すノードを含み、算出部32により算出された医療機関間の連携の強さに応じた強弱を表す表示で、ノード間を接続した連携マップを生成する。具体的には、生成部33は、各医療機関を示すノードをマップ上にプロットするためのマップ上座標を、例えば図5に示すような医療機関情報DB36を参照して取得する。
生成部33は、例えば図6に示すように、取得したマップ上座標が示すマップ上の位置に、各医療機関を示すノードをプロットする。なお、図6の例では、病院を示すノードは四角形のノードで表し、診療所を示すノードは楕円のノードで表している。これは、医療機関情報DB36に、各医療機関の属性情報として、医療機関の種別(ここでは、病院または診療所)を定めておき、この属性情報を参照することにより設定することができる。
生成部33は、図7に示すように、医療機関間の連携の強さに応じた太さ(幅)の線で、医療機関のペアを示すノード間を接続する。線の太さは、連携の強さに比例した太さとしてもよいし、連携の強さを複数段階(例えば5段階)に区分し、段階に応じて定めた太さとしてもよい。
なお、図7の例では、連携の強さを線の太さで表しているが、これに限定されない。例えば、線の色、濃淡、種類等を変化させて、連携の強弱を表してもよい。また、線の太さ、色、濃淡、種類を適宜組み合わせて変化させてもよい。さらに、ノード間を接続する表示は線に限定されない。例えば、鎖や握手している人の手などを表したイラストとしてもよい。この場合、鎖の種類や握手の仕方などを変更することで、連携の強さを表すことができる。
生成部33は、生成した連携マップを示すデータをユーザ端末40へ送信する。また、生成部33は、ユーザ端末40から対象地域の変更、対象疾病の選択等の情報を受け付けた場合には、受け付けた情報に応じて、再度連携マップを生成し、生成した連携マップを示すデータをユーザ端末40へ送信する。また、生成部33は、1度に複数の連携マップを生成してもよい。例えば、複数の地域に対応する複数のグループに属する医療機関端末20から取得した連携情報に基づいて、地域毎に、複数の連携マップを生成することができる。また、図4に示すように、疾病の種類毎に算出した医療機関間の連携の強さに基づいて、疾病の種類毎に、複数の連携マップを生成することもできる。そして、生成部33は、生成した複数の連携マップを示すデータの各々を、要求したユーザ端末40へ送信する。
例えば、ユーザ端末40から、地域A及び地域Bの各々を対象地域として指定した連携マップの生成が要求された場合に生成される連携マップの一例を、図8に示す。この場合、地域毎の連携マップを比較して、地域医療連携の進捗を直感的に把握することができる。また、ユーザ端末40から、地域Aを対象地域として指定し、かつ疾病の種類として糖尿病及び胃がんの各々を指定した連携マップの生成が要求された場合に生成される連携マップの一例を、図9に示す。この場合、疾病の種類毎の連携の強さを把握することができると共に、疾病の種類の相違による連携の強さの相違も把握することができる。
なお、複数の連携マップを表示する場合には、図8及び図9に示すように複数の連携マップを並べて表示する場合に限らず、ウインドウやタブ等の切り替えで、表示される連携マップが切り替わるような形態としてもよい。
医療機関連携マップ生成装置30は、例えば図10に示すコンピュータ50で実現することができる。コンピュータ50はCPU52、メモリ54、不揮発性の記憶部56、入出力インターフェース(I/F)57、及びネットワークI/F58を備えている。CPU52、メモリ54、記憶部56、入出力I/F57、及びネットワークI/F58は、バス59を介して互いに接続されている。
記憶部56はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部56には、コンピュータ50を医療機関連携マップ生成装置30として機能させるための医療機関連携マップ生成プログラム60が記憶されている。また、記憶部56は、連携情報記憶領域65、及び医療機関情報記憶領域66を有する。CPU52は、医療機関連携マップ生成プログラム60を記憶部56から読み出してメモリ54に展開し、医療機関連携マップ生成プログラム60が有するプロセスを順次実行する。なお、医療機関連携マップ生成プログラム60は、開示の技術の情報マップ生成プログラムの一例である。
医療機関連携マップ生成プログラム60は、取得プロセス61、算出プロセス62、及び生成プロセス63を有する。CPU52は、取得プロセス61を実行することで、図2に示す取得部31として動作する。また、CPU52は、算出プロセス62を実行することで、図2に示す算出部32として動作する。また、CPU52は、生成プロセス63を実行することで、図2に示す生成部33として動作する。
医療機関連携マップ生成装置30がコンピュータ50で実現される場合、連携情報記憶領域65は、図2に示す連携情報DB35を記憶する記憶領域として用いられる。また、医療機関情報記憶領域66は、図2に示す医療機関情報DB36を記憶する記憶領域として用いられる。これにより、医療機関連携マップ生成プログラム60を実行したコンピュータ50が、医療機関連携マップ生成装置30として機能することになる。
なお、医療機関連携マップ生成装置30は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
また、医療機関端末20及びユーザ端末40は、CPU、メモリ、記憶部、入出力I/F、及びネットワークI/Fを備えたコンピュータで実現することができる。また、医療機関端末20及びユーザ端末40は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る医療機関連携マップ生成システム10の作用について説明する。各医療機関に配置された医療機関端末20では、医療機関間で行われた連携を示す連携情報を、所定の記憶領域に保持しておく。そして、ユーザが、ユーザ端末40に搭載されたウェブブラウザを介して、医療機関連携マップ生成装置30にアクセスし、所望の連携マップの生成を要求する。ユーザ端末40からの要求を受けた医療機関連携マップ生成装置30は、図11に示す医療機関連携マップ生成処理を実行する。
図11に示す医療機関連携マップ生成処理のステップS10で、取得部31が、対象地域に対応するグループ21に含まれる医療機関端末20の各々から、連携情報を取得する。そして、取得部31は、取得した連携情報を、連携情報DB35に格納する。
次に、ステップS12で、算出部32が、上記ステップS10で連携情報DB35に格納された所定期間分の連携情報から、対象地域に含まれる医療機関において想定される全ての医療機関のペア毎に、ペア間での連携情報のやり取りの頻度を求める。そして、算出部32は、求めた連携情報の頻度に基づいて、医療機関間の連携の強さを算出する。連携情報に疾病の情報も含まれる場合には、疾病の種類毎の連携情報の頻度に基づいて、疾病の種類毎に医療機関間の連携の強さを算出してもよい。
次に、ステップS14で、生成部33が、対象地域に含まれる医療機関を示すノードをマップ上にプロットするためのマップ上座標を、医療機関情報DB36を参照して取得する。そして、生成部33は、取得したマップ上座標が示すマップ上の位置に、各医療機関を示すノードをプロットする。
次に、ステップS16で、生成部33が、医療機関のペアを示すノード間を、上記ステップS12で算出された医療機関間の連携の強さに応じた太さ(幅)の線で接続することにより、連携マップを生成する。
次に、ステップS18で、生成部33が、生成した連携マップを示すデータをユーザ端末40へ送信して、医療機関連携マップ生成処理を終了する。ユーザ端末40では、受信した連携マップを示すデータに基づいて、表示装置に連携マップを表示する。
なお、上記の医療機関連携マップ生成処理では、ユーザからの要求を受けてから、医療機関端末20で保持されている連携情報を取得する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、取得部31は、所定のタイミングで、医療機関端末20から連携情報を随時取得して連携情報DB35に格納しておくことができる。そして、医療機関連携マップ生成装置30が、ユーザからの要求を受けたタイミングで、連携情報DB35に格納された連携情報を読み出して、連携マップを生成するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る医療機関連携マップ生成システムによれば、医療機関連携マップ生成装置において、医療機関間の連携情報の頻度に基づいて、医療機関間の連携の強さを算出する。そして、医療機関連携マップ生成装置において、医療機関を示すノード間を、医療機関間の連携の強さに応じた強弱を表す表示で接続した連携マップを生成する。これにより、医療機関間の連携の程度を直感的に把握することができる。
また、対象地域に属する医療機関に配置された医療機関端末の連携情報を取得することにより、地域毎の連携マップを生成することができる。また、連携情報に疾病の情報を含めることで、疾病の種類毎の連携マップを生成することができる。これにより、地域住民にとって最適な地域医療連携を策定するためんみ有用な情報を提供することができる。また、例えば紹介患者のやり取りが少ない医療機関や、特定の疾病に対する連携体制が整っていない地域等を把握することができ、これらも地域医療連携の推進に有用な情報となる。
例えば、図8の例では、地域Aに比べて地域Bの地域医療連携が進んでいないことを直感的に把握することができるため、国や医師会は、地域Bの地域医療連携の推進に力を入れるべきである、等の判断をすることができる。また、図9の例では、A病院は胃がんに対する体制が整っており、B病院は糖尿病に対する体制が整っているが、C病院はいずれの疾病に対しても体制が整っていないことを直感的に把握することができる。これではC病院の近隣住民は不便であるため、国や医師会は、この地域における医療資源の最適化を行うべきである、等の判断をすることができる。
なお、上記実施形態では、医療機関間での患者の紹介を示す医療連携情報を一例に説明したが(例えば図3)、その他の医療連携情報を用いてもよい。また、複数種類の医療連携情報を用いてもよい。この場合、医療連携情報の種類毎に、医療機関間の連携の強さを算出することができる。そして、例えば図12に示すように、特定の医療連携情報についての連携マップを生成することができる。なお、図12の例では、ある医療機関の設備であるMRIによる検査を、他の医療機関の患者が予約したことを示す医療連携情報に基づく連携マップである。
また、図12に示すように、連携マップにおいて、ノードの接続に方向性を持たせてもよい。図12の例では、矢印の始点側のノードが示す医療機関の患者が、矢印の終点側のノードを示す医療機関の設備であるMRIによる検査を予約したことを示している。
また、上記では、医療機関連携マップ生成プログラム60が記憶部56に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、CD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成するプログラムであって、
前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、前記医療機関同士の関連の強さを算出し、
算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する
処理をコンピュータに実行させる情報マップ生成プログラム。
(付記2)
対象地域に含まれる医療機関同士の関連の強さを算出し、
前記対象地域の前記情報マップを生成する
処理を前記コンピュータに実行させる付記1記載の情報マップ生成プログラム。
(付記3)
前記疾病毎の前記関連の強さを算出し、
前記疾病毎に、前記情報マップを生成する
処理を前記コンピュータに実行させる付記1または付記2記載の情報マップ生成プログラム。
(付記4)
前記関連の強さを、前記関係線の幅、色、濃淡、及び種類の少なくとも1つを変化させることにより表す付記1〜付記3のいずれか1項記載の情報マップ生成プログラム。
(付記5)
第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成する装置であって、
前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、前記医療機関同士の関連の強さを算出する算出部と、
算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する生成部と、
を含む情報マップ生成装置。
(付記6)
前記算出部は、対象地域に含まれる医療機関同士の関連の強さを算出し、
前記生成部は、前記対象地域の前記情報マップを生成する
付記5記載の情報マップ生成装置。
(付記7)
前記算出部は、前記疾病毎の前記関連の強さを算出し、
前記生成部は、前記疾病毎に、前記情報マップを生成する
付記5または付記6記載の情報マップ生成装置。
(付記8)
前記生成部は、前記関連の強さを、前記関係線の幅、色、濃淡、及び種類の少なくとも1つを変化させることにより表す付記5〜付記7のいずれか1つに記載の情報マップ生成装置。
(付記9)
第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成する方法であって、
前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、前記医療機関同士の関連の強さを算出し、
算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する
処理をコンピュータに実行させる情報マップ生成方法。
(付記10)
対象地域に含まれる医療機関同士の関連の強さを算出し、
前記対象地域の前記情報マップを生成する
処理を前記コンピュータに実行させる付記9記載の情報マップ生成方法。
(付記11)
前記疾病毎の前記関連の強さを算出し、
前記疾病毎に、前記情報マップを生成する
処理を前記コンピュータに実行させる付記9または付記10記載の情報マップ生成方法。
(付記12)
前記関連の強さを、前記関係線の幅、色、濃淡、及び種類の少なくとも1つを変化させることにより表す付記9〜付記11のいずれか1つに記載の情報マップ生成方法。
(付記13)
コンピュータに、
複数の医療機関の各々の間の連携を示す連携情報を取得し、
取得された連携情報の頻度に基づいて、前記複数の医療機関の各々の間の連携の強さを算出し、
前記複数の医療機関の各々を示すノードを含み、算出された連携の強さに応じた強弱を表す表示で、前記ノード間を接続した情報マップを生成する
ことを含む処理を実行させるための情報マップ生成プログラム。
(付記14)
前記コンピュータに、前記連携情報として、患者の紹介を示す情報、患者の紹介に対する返信を示す情報、医療設備の予約に関する情報、医師の派遣に関する情報、及びウェブカルテの参照履歴の少なくとも1つを取得することを含む処理を実行させるための付記13記載の情報マップ生成プログラム。
10 医療機関連携マップ生成システム
20 医療機関端末
30 医療機関連携マップ生成装置
31 取得部
32 算出部
33 生成部
35 連携情報データベース
36 医療機関情報データベース
40 ユーザ端末
50 コンピュータ
56 記憶部

Claims (6)

  1. 第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成するプログラムであって、
    前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、前記医療機関同士の関連の強さを算出し、
    算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する
    処理をコンピュータに実行させる情報マップ生成プログラム。
  2. 対象地域に含まれる医療機関同士の関連の強さを算出し、
    前記対象地域の前記情報マップを生成する
    処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載の情報マップ生成プログラム。
  3. 前記疾病毎の前記関連の強さを算出し、
    前記疾病毎に、前記情報マップを生成する
    処理を前記コンピュータに実行させる請求項1または請求項2記載の情報マップ生成プログラム。
  4. 前記関連の強さを、前記関係線の幅、色、濃淡、及び種類の少なくとも1つを変化させることにより表す請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の情報マップ生成プログラム。
  5. 第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成する装置であって、
    前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、前記医療機関同士の関連の強さを算出する算出部と、
    算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する生成部と、
    を含む情報マップ生成装置。
  6. 第一の医療機関及び第二の医療機関を含む複数の医療機関を表示する情報マップを生成する方法であって、
    前記第一の医療機関から前記第二の医療機関への紹介率、該第一の医療機関から該第二の医療機関への疾病毎の紹介患者数、該第一の医療機関から該第二の医療機関への検査機器毎の予約数のいずれか一つに基づいて、前記医療機関同士の関連の強さを算出し、
    算出した前記関連の強さに応じた表示属性を持った関係線を介して、前記医療機関同士を接続するように前記情報マップに表示する
    処理をコンピュータに実行させる情報マップ生成方法。
JP2014023606A 2014-02-10 2014-02-10 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法 Active JP6337489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014023606A JP6337489B2 (ja) 2014-02-10 2014-02-10 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014023606A JP6337489B2 (ja) 2014-02-10 2014-02-10 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017234139A Division JP6521039B2 (ja) 2017-12-06 2017-12-06 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015152961A true JP2015152961A (ja) 2015-08-24
JP6337489B2 JP6337489B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=53895189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014023606A Active JP6337489B2 (ja) 2014-02-10 2014-02-10 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6337489B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020026329A1 (en) * 2000-08-30 2002-02-28 Minoru Saito Health care information system
JP2006127395A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Hitachi Ltd 紹介状管理システム
JP2008112390A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Secom Co Ltd 医療機関評価装置および医療機関情報提供システム
JP2013089056A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Hitachi Ltd 医療機関検索システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020026329A1 (en) * 2000-08-30 2002-02-28 Minoru Saito Health care information system
JP2006127395A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Hitachi Ltd 紹介状管理システム
JP2008112390A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Secom Co Ltd 医療機関評価装置および医療機関情報提供システム
JP2013089056A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Hitachi Ltd 医療機関検索システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6337489B2 (ja) 2018-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Thomas et al. Verbal autopsy in health policy and systems: a literature review
Woldesenbet et al. Missed opportunities for early infant HIV diagnosis: results of a national study in South Africa
Delaigue et al. Seven years of telemedicine in Médecins Sans Frontières demonstrate that offering direct specialist expertise in the frontline brings clinical and educational value
CN108960686A (zh) 影响力评估方法及系统
Harvey The many meanings of evidence: implications for the translational science agenda in healthcare
EP2656256A1 (en) Learning and optimizing care protocols.
CN109524066A (zh) 医疗数据处理方法及装置、存储介质和电子设备
Manwaring et al. Identification of consensus-based quality end points for colorectal surgery
Silva et al. Software for systematization of nursing care in medical units
JP6596879B2 (ja) 臨床試験用データフォーマット作成支援プログラム、臨床試験用データフォーマット作成支援方法および情報処理装置
Gu et al. Discovering and visualizing knowledge evolution of chronic disease research driven by emerging technologies
CN113505236B (zh) 医疗知识图谱的构建方法、装置、设备及计算机可读介质
Narula Are we up to speed? From big data to rich insights in CV imaging for a hyperconnected world
Grzybowski et al. Rural health services: finding the light at the end of the tunnel
Lemmens et al. Bottom-up implementation of disease-management programmes: results of a multisite comparison
CN112397195A (zh) 用于生成体格检查模型的方法、装置、电子设备和介质
Zikos et al. Challenges in the successful research management of a collaborative EU project
JP6337489B2 (ja) 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法
JP2018037113A (ja) 情報マップ生成プログラム、装置、及び方法
Lewis et al. The Partnerships for Care Project in Massachusetts: developing partnerships and data systems to increase linkage and engagement in care for individuals living with HIV
Mitra et al. Data science approaches to public health: case studies using routine health data from India
Cubas et al. Evaluation of Primary Health Care: validation of an instrument to analyze the performance of services
WO2019044621A1 (ja) データ管理システム、データ管理方法、およびデータ管理プログラム記録媒体
Prowse et al. The use of the Health of the Nation Outcome Scales (HoNOS) to inform discharge and transfer decisions in community mental health services
JP2015153327A (ja) メッセージ処理プログラム、電子カルテシステム、メッセージ処理方法およびメッセージ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6337489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150