JP2015151995A - ポンプ - Google Patents

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英男 星
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祥吾 中島
修平 佐々木
Shuhei Sasaki
修平 佐々木
志郎 杉本
Shiro Sugimoto
志郎 杉本
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Abstract

【課題】ケーシングに対する羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させることができるポンプの提供。【解決手段】筒状部86を有するケーシング60と、筒状部86が挿入される穴部56を有し穴部56が筒状部86の周りを回るようにケーシング60内に回転可能に設けられる羽根車10と、羽根車10を回転軸線回りに回転させる駆動部200とを備え、羽根車10には、穴部56の径方向外側に第1の磁石310が設けられており、ケーシング60には、筒状部86の径方向内側に、第1の磁石310を前記回転軸線方向における一定位置に保持可能な第2の磁石320が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーシング内で羽根車を回転させることによって流体の吸引及び吐出を行うポンプに関する。
ケーシング内で羽根車を回転させることによって流体の吸引及び吐出を行うポンプとしては、例えば、下記特許文献1に開示されたものがある。このポンプにおいては、羽根車に永久磁石からなる複数の従動磁石が埋め込まれており、モータの出力軸に固定された有底円筒状のカップに複数の駆動磁石が固定されている。そして、モータがカップを介して複数の駆動磁石を回転させることにより、これら駆動磁石に磁気結合された複数の従動磁石が埋め込まれた羽根車は、ケーシング内面と羽根車外面とが非接触状態で回転するようになっている。このポンプにおいては、ケーシングに対する羽根車の支持は、径方向については動圧ラジアル軸受構造により支持するようになっており、軸方向については従動磁石と駆動磁石との磁気結合により支持する構造となっている。
特開2013−64327号公報
ところで、ケーシング内で羽根車を非接触状態で回転させる構造のポンプでは、外力が加わっても羽根車を非接触状態で回転させるために、羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させる必要がある。
本発明は、ケーシングに対する羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させることができるポンプの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、筒状部を有するケーシングと、前記筒状部が挿入される穴部を有し該穴部が前記筒状部の周りを回るように前記ケーシング内に回転可能に設けられる羽根車と、前記羽根車を回転させる駆動部とを備え、前記羽根車には、前記穴部の径方向外側に第1の磁石が設けられており、前記ケーシングには、前記筒状部の径方向内側に、前記第1の磁石を前記羽根車の回転軸線方向における一定位置に保持可能な第2の磁石が設けられている。
このように、ケーシングの筒状部が挿入される羽根車の穴部の径方向外側に第1の磁石を設け、ケーシングの筒状部の径方向内側に第2の磁石を設けることにより、第1の磁石と第2の磁石との間に生じる磁力で、ケーシングに対して羽根車を回転軸線方向における一定位置に保持可能となっている。よって、ケーシングに対する羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させることができる。しかも、ケーシングの筒状部の径方向内側に第2の磁石を設けることから、第2の磁石を効率良く配置することができ、よって、ケーシングの小型化、ひいてはポンプ全体の小型化を図ることができる。
上記において、前記穴部と前記筒状部との間は前記羽根車内に流体を流す筒状流路であっても良い。これにより、流体を淀みなく流すことができる。このように流体を淀みなく流す筒状流路を形成するために設けられた筒状部の径方向内側に第2の磁石を設けることから、第2の磁石をより効率良く配置することができる。
また、上記において、前記駆動部が、前記羽根車に設けられる駆動磁石と、前記ケーシングに設けられ非回転で前記駆動磁石を駆動して前記羽根車を回転させるモータステータと、を有していても良い。これにより、駆動部が非回転のモータステータで直接羽根車を駆動するビルトインタイプのモータ構造となり、ポンプ全体のさらなる小型化を図ることができる。
また、上記において、前記第1の磁石が、前記回転軸線を中心とする円筒状であり軸方向の両側に磁極を有する一つの磁石部材であっても良い。これにより、羽根車の部品点数を抑制でき、構造を簡素化できる。
また、上記において、前記第2の磁石が、前記回転軸線を中心とする円板状であるとともに軸方向の両側に磁極を有して前記第1の磁石の前記回転軸線方向の両側に前記第1の磁石との間に反発力を発生させるように配置される一対の磁石部材であっても良い。これにより、簡素な構造でケーシングに対する羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させることができる。
また、上記において、前記第2の磁石が、前記回転軸線を中心とする円環状であるとともに径方向の両側に磁極を有して前記第1の磁石の前記回転軸線方向の両側に前記第1の磁石との間に反発力を発生させるように配置される一対の磁石部材であっても良い。これにより、簡素な構造でケーシングに対する羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させることができる。
本発明によれば、ケーシングに対する羽根車の回転軸線方向における両方向の支持剛性を向上させることができる。
本発明に係る第1実施形態のポンプを示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態のポンプの要部を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第2実施形態のポンプの要部を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第3実施形態のポンプの要部を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第4実施形態のポンプの要部を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第5実施形態のポンプの要部を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る第6実施形態のポンプの要部を示す部分拡大断面図である。
「第1実施形態」
本発明に係る第1実施形態のポンプを図1及び図2を参照して以下に説明する。
第1実施形態のポンプ1は、例えば体内に埋め込まれる等して流体としての血液を搬送する人工心臓ポンプである。このポンプ1は、図1に示すように、密閉型の羽根車10と、この羽根車10を覆うとともに回転軸線A回りに回転可能に支持するケーシング60と、を備えている。
ケーシング60には、血液を吐出するための吐出口7が形成されていると共に、回転軸線Aの延長線上に血液を吸い込むための吸込口6が形成されている。なお、以下では、回転軸線Aが延びている軸線方向Daで、ケーシング60の吸込口6側を前側、その反対側を後側とする。また、回転軸線Aに垂直な方向の径方向Drで、回転軸線Aに近づく向き側を径方向内側、回転軸線Aから遠ざかる向き側を径方向外側とする。
ケーシング60内に設けられる羽根車10は、回転軸線Aを中心として設けられた複数の羽根11と、複数の羽根11の前側を覆う前シュラウド20と、複数の羽根11の後側を覆う後シュラウド40と、を有している。この羽根車10は、以上のように、複数の羽根11の前後が前シュラウド20及び後シュラウド40により覆われることにより、密閉型の羽根車を成している。羽根車10の複数の羽根11、前シュラウド20、後シュラウド40は、それぞれ、樹脂による一体成形品で、これらは、互いに接着剤により接合されている。
前シュラウド20は、回転軸線Aを中心として円筒状を成し、軸線方向Daの前側の開口がケーシング60の吸込口6と対向する羽根車入口12を成す入口筒部21と、入口筒部21の後端に設けられ、複数の羽根11の前側を覆う前側板部31と、を有している。後シュラウド40は、複数の羽根11の後側を覆う後側板部41と、後側板部41の後側に設けられた、回転軸線Aを中心として円柱状をなす軸部51と、を有している。
前シュラウド20の前側板部31及び後シュラウド40の後側板部41は、軸線方向Daから見た形状がいずれも回転軸線Aを中心とした円形である。前側板部31と後側板部41とは、軸線方向Daに離れており、これら前側板部31と後側板部41との間に複数の羽根11が固定されている。前側板部31と後側板部41との間であって径方向Drの外縁は、羽根車出口13を成している。前側板部31と後側板部41との間であって複数の羽根11の相互間と、入口筒部21の内側とが、羽根車内流路Prになっている。
後シュラウド40の軸部51には、軸線方向Daに回転軸線A上を貫通し、軸部51の後端面53とケーシング60との間と羽根車内流路Prとを連通させる穴部56が形成されている。この軸部51には、その外周面52と穴部56の内周面57との間の位置に、永久磁石で形成された駆動磁石19が固定されている。
ケーシング60は、前端側に図示略の吸込ホースが接続されるとともに内側に前シュラウド20の入口筒部21の外周面22と間隔を開けて対向する内周面68が形成されている前軸受形成部67と、前軸受形成部67の後端から径方向外側に広がり、前シュラウド20の前側板部31の前面32と軸線方向Daに間隔をあけて対向し前側板部31を覆う平板リング状の前面対向部72と、回転軸線Aを中心として略円筒状を成し、前面対向部72の外周縁から後側に延びる本体筒部75と、を有している。前軸受形成部67の前端は開口しており、この開口がケーシング60の吸込口6を成している。本体筒部75の内周面76は、前シュラウド20の前側板部31の外周縁及び後シュラウド40の後側板部41の外周縁と間隔をあけて対向している。
ケーシング60は、本体筒部75の前面対向部72よりも後側から径方向内側に広がり、後シュラウド40の後側板部41の後面42と軸線方向Daに間隔をあけて対向し後側板部41を覆う平板リング状の後面対向部95と、この後面対向部95の内縁から後方に延在し後シュラウド40の軸部51の外周面52と間隔をあけて対向する内周面83が形成されている後軸受形成部82と、本体筒部75の後端及び後軸受形成部82の後端に設けられ後シュラウド40の軸部51の後端面53と軸線方向Daに間隔をあけて対向する平板リング状の後壁板部85とを有している。
また、ケーシング60は、後壁板部85の径方向内側の内周縁部から回転軸線Aを中心として円筒状を成して前側に延出する筒状部86と、筒状部86の前端部を閉塞させる閉塞部89とを有している。筒状部86は、羽根車10の穴部56に挿入されることになり、外周面87が穴部56の内周面57と間隔をあけて径方向Drに対向する。筒状部86は、回転軸線Aを中心として円筒状をなしており、言い換えれば、羽根車10を径方向Drに支持する前軸受形成部67及び後軸受形成部82と中心軸線を一致させている。羽根車10は、この中心軸線を中心に回転可能となるようにケーシング60内に設けられている。羽根車10の回転時にはその穴部56が筒状部86の周りを回る。
ケーシング60は、図示略の吐出ホースが接続される略円筒状の吐出ホース接続管部9を有している。この吐出ホース接続管部9の軸は、回転軸線Aに対して垂直な面に平行である。この吐出ホース接続管部9は、本体筒部75に連結されている。この吐出ホース接続管部9の外側端は開口しており、この開口がケーシング60の吐出口7を成している。
ポンプ1には、羽根車10をケーシング60に対して回転させる駆動部200が設けられている。駆動部200は、上記のように羽根車10に一体に固定された駆動磁石19と、ケーシング60の本体筒部75と後軸受形成部82と後面対向部95と後壁板部85との間に設けられたモータステータ300とを有している。モータステータ300は、ケーシング60に固定されており、非回転で、つまり自身は回転することなく駆動磁石19を駆動して羽根車10を回転させる。駆動磁石19は羽根車10の円周方向に交互にN極とS極を配置して羽根車10に設けられている。モータステータ300は、図示略のコイルの励磁を制御することにより駆動磁石19を回転軸線A回りに回転させる磁界を発生させることになり、このような磁界によって、駆動磁石19と一体の羽根車10が回転軸線A回りに回転する。駆動磁石19としては、複数の磁石部材を羽根車10の円周方向に並べて設けたり、円環状の極異方性永久磁石を用いたりすることができる。
羽根車10には、穴部56の径方向外側に第1の磁石310が設けられており、ケーシング60には、筒状部86の径方向内側に、第1の磁石310を回転軸線Aの方向における一定位置に磁力により保持可能な第2の磁石320が設けられている。つまり、第1の磁石310と第2の磁石320とが、羽根車10をケーシング60に対して軸線方向Daの一定位置に保持するスラスト磁気軸受325を構成している。このスラスト磁気軸受325は、第1の磁石310が回転体側の軸受構成部材となり、第2の磁石320が静止体側の軸受構成部材となっている。
筒状部86の径方向内側の内周面88は、ケーシング60における外部に臨む外面を構成しており、この内周面88に第2の磁石320が固定されている。つまり、第2の磁石320はケーシング60の外側に配置されている。第2の磁石320は、第1の磁石310を回転軸線Aの方向における一定位置に磁力により保持することで、羽根車10を回転軸線Aの方向における一定位置に保持する。
図2に示すように、第1の磁石310は、軸方向の両側に磁極(N極,S極)を有し回転軸線Aを中心とする円筒状の磁石部材である。この第1の磁石310は、羽根車10における穴部56と駆動磁石19との間に設けられている。駆動磁石19は第1の磁石310の径方向外側に設けられ、モータステータ300は駆動磁石19の径方向外側に配置されている。第1の磁石310は、駆動磁石19よりも軸線方向Daの長さが短くなっており、駆動磁石19の軸線方向Daの中央位置に全体が配置されている。
第2の磁石320は、回転軸線Aを中心とする円板状の磁性部材であり、軸方向の両側に磁極(N極,S極)を有して第1の磁石310の軸線方向Daの両側に配置される一対の磁石部材321,322である。磁石部材321,322のうち前側の磁石部材321は第1の磁石310の前端部よりも軸線方向Daの前側に離間して配置されており、磁石部材321,322のうち後側の磁石部材322は第1の磁石310の後端部よりも軸線方向Daの後側に離間して配置されている。磁石部材321,322は、いずれも軸線方向Daにおいて第1の磁石310と同極同士を対向させており、よって、第1の磁石310との間に反発力を発生させるように配置されている。具体的には、第1の磁石310は後側がN極、前側がS極となり、磁石部材321,322は、いずれも後側がS極、前側がN極となっている。勿論、第1の磁石310及び磁石部材321,322においてS極とN極とをすべて入れ替えても良い。
第2の磁石320との間の磁力により第1の磁石310が回転軸線Aの方向における一定位置に保持された羽根車10は、図1に示すように、前側板部31の前面32が軸線方向Daにおいてケーシング60の前面対向部72の内面73から所定距離を離間した状態となり、後側板部41の後面42が軸線方向Daにおいてケーシング60の後面対向部95の内面96から所定距離を離間した状態となる。以上の第1の磁石310と第2の磁石320とから構成されるスラスト磁気軸受325は、軸線方向Daの前後の支持剛性に対称性を有している。
次に、以上で説明したポンプ1の動作について説明する。
ポンプ1は、ケーシング60の前軸受形成部67に吸込ホースが接続されており、吐出ホース接続管部9に吐出ホースが接続されている。この状態で、図示略の制御装置が駆動部200のモータステータ300を制御することにより駆動磁石19を磁気駆動して回転軸線A回りに回転させる。駆動磁石19は、羽根車10の軸部51内に固定されている。このため、駆動磁石19が回転すると、この駆動磁石19と共に羽根車10が、ケーシング60内で回転軸線A回りに回転する。
ケーシング60内で羽根車10が回転し始めると、ケーシング60の吸込口6からケーシング60内に血液が吸い込まれる。ケーシング60内に吸い込まれた血液は、羽根車入口12から羽根車10内の羽根車内流路Prに入る。羽根車内流路Pr内に入った血液は、回転する複数の羽根11から遠心力を受けて、羽根車出口13から流出した後、ケーシング60の吐出口7から吐出する。
羽根車出口13から流出した血液の一部は、ケーシング60の前面対向部72の内面73と羽根車10の前側板部31の前面32との間から、ケーシング60の前軸受形成部67の内周面68と羽根車10の入口筒部21の外周面22との間を経て、前軸受形成部67の入口筒部21よりも前側に戻る。そして、再び、羽根車入口12から羽根車内流路Prに入る。
また、羽根車出口13から流出した血液の他の一部は、ケーシング60の後面対向部95の内面96と羽根車10の後側板部41の後面42との間から、ケーシング60の後軸受形成部82の内周面83と羽根車10の軸部51の外周面52との間、ケーシング60の後壁板部85の内面84と羽根車10の軸部51の後端面53との間を通り、さらに、羽根車10の穴部56の内周面57とケーシング60の筒状部86の外周面87との間の軸線方向Daに沿う円筒状の筒状流路Paを経て、羽根車内流路Prに戻る。つまり、羽根車10の穴部56とケーシング60の筒状部86との間は、羽根車内流路Prに血液を戻す筒状流路Paとなっている。ここで、羽根車10の穴部56の内周面57とケーシング60の筒状部86の外周面87との間の円筒状の筒状流路Paに血液を流すと、筒状部86がなく穴部56内の円柱状の流路に流す場合と比べて、血液を淀みなく流すことができる。
ケーシング60の前軸受形成部67の内周面68の母線と羽根車10の入口筒部21の外周面22の母線とは、互いに平行である。言い換えると、前軸受形成部67の内周面68と入口筒部21の外周面22との間隔は、軸線方向Daにおいて一定である。また、ケーシング60の前軸受形成部67の内周面68、及び羽根車10の入口筒部21の外周面22の回転軸線Aに対して垂直な断面形状は、いずれも円である。このため、前軸受形成部67の内周面68と入口筒部21の外周面22とは、それぞれ、動圧ラジアル軸受面を成し、両面68,22間を流れる血液が潤滑流体として機能する。よって、羽根車10は、羽根車10の入口筒部21の部分がケーシング60により、径方向Drに非接触で回転可能に支持される。なお、羽根車10の回転開始時等、羽根車10の回転数が低いときには、前軸受形成部67の内周面68(以下、この内周面68を前動圧軸受面68とする)の一部と入口筒部21の外周面22の一部とは、互いに接触しており、羽根車10の回転数が所定回転数以上になると、両面68,22間に働く流体の動圧により、前動圧軸受面68に対して入口筒部21が浮上して、前述したように、羽根車10の入口筒部21が前動圧軸受面68によりケーシング60に対し非接触で回転可能に支持される。
また、ケーシング60の後軸受形成部82の内周面83の母線と羽根車10の軸部51の外周面52の母線とは、互いに平行である。言い換えると、後軸受形成部82の内周面83と軸部51の外周面52との間隔は、軸線方向Daにおいて一定である。また、ケーシング60の後軸受形成部82の内周面83、及び羽根車10の軸部51の外周面52の回転軸線Aに垂直な断面形状は、いずれも円である。このため、後軸受形成部82の内周面83と軸部51の外周面52とは、それぞれ、動圧ラジアル軸受面を成し、両面83,52間を流れる血液が潤滑流体として機能する。よって、羽根車10は、羽根車10の軸部51の部分がケーシング60により、径方向Drに非接触で回転可能に支持される。なお、羽根車10の軸部51においても、入口筒部21と同様、羽根車10の回転数が低いときには、後軸受形成部82の内周面83(以下、この内周面83を後動圧軸受面83とする)の一部と軸部51の外周面52の一部とは、互いに接触しており、羽根車10の回転数が所定回転数以上になると、両面83,52間に働く流体の動圧により、後動圧軸受面83に対して軸部51が浮上して、羽根車10の軸部51が後動圧軸受面83によりケーシング60に対し非接触で回転可能に支持される。
以上のように、第1実施形態では、羽根車10の入口筒部21及び軸部51の二箇所が、動圧軸受面68,83により、径方向Drに非接触で回転可能に支持される、言い換えると、羽根車10が径方向Drに非接触で回転可能に両持ち支持される。しかも、羽根車10は、その重心位置を基準にして前側と後側の二箇所で支持される。よって、第1実施形態によれば、回転軸線Aに垂直な軸回りのモーメントが発生しても、羽根車10を安定支持することができる。
また、第1実施形態では、ケーシング60に対する羽根車10の軸線方向Daの位置は、羽根車10内の第1の磁石310と、ケーシング60の外側に配置された第2の磁石320を構成する磁石部材321,322との磁気反発力により、一定位置に保持されている。磁気反発力により保持されている羽根車10の軸線方向Daの位置は、軸線方向Daで互いに対向する羽根車10の前側板部31の前面32とケーシング60の前面対向部72の内面73とが互いに接触せず、かつ、軸線方向Daで互いに対向する羽根車10の後側板部41の後面42とケーシング60の後面対向部95の内面96とが互いに接触しない位置である。すなわち、第1実施形態では、羽根車10は、軸線方向Daに関しては、磁力によりケーシング60に対し非接触で回転可能に支持されている。
以上に述べた第1実施形態によれば、ケーシング60の筒状部86が挿入される羽根車10の穴部56の径方向外側に第1の磁石310を設け、ケーシング60の筒状部86の径方向内側に第2の磁石320を設けることにより、第1の磁石310と第2の磁石320との間に生じる磁力で、ケーシング60に対して羽根車10を軸線方向Daにおける一定位置に保持可能となっている。よって、ケーシング60に対する羽根車10の軸線方向Daにおける前後両方向の支持剛性を向上させることができる。しかも、ケーシング60の筒状部86の径方向内側に第2の磁石320を設けることから、第2の磁石320を効率良く配置することができ、よって、ケーシング60の小型化、ひいてはポンプ1の全体の小型化を図ることができる。これにより、体内への埋め込みに適することになる。
また、穴部56と筒状部86との間は羽根車10内の羽根車内流路Prに血液を淀みなく流すための筒状流路Paとなっており、このように血液を淀みなく流す筒状流路Paを形成するために設けられた筒状部86の径方向内側に第2の磁石320を設けることから、第2の磁石320をより効率良く配置することができる。これにより、体内への埋め込みに、より適することになる。
また、駆動部200が、羽根車10に設けられた駆動磁石19と、ケーシング60に固定されて駆動磁石19を非回転で駆動して羽根車10を回転させるモータステータ300とを有している。これにより、駆動部200が非回転のモータステータ300で直接羽根車10を駆動するビルトインタイプのモータ構造となり、ポンプ1の全体のさらなる小型化を図ることができる。
また、第1の磁石310が、回転軸線Aを中心とする円筒状をなし軸方向の両側に磁極を有する一つの磁石部材からなっているため、羽根車10の部品点数を抑制でき、構造を簡素化できる。
また、第2の磁石320が、回転軸線Aを中心とする円板状をなすとともに軸方向の両側に磁極を有して第1の磁石310の回転軸線Aの方向の両側に第1の磁石310との間に反発力を発生させるように配置される一対の磁石部材321,322からなっている。このため、簡素な構造で、ケーシング60に対する羽根車10の軸線方向Daにおける前後両方向の支持剛性を向上させることができる。加えて、チューニングが不要なスラスト磁気軸受325を構成することができる。
「第2実施形態」
本発明に係る第2実施形態のポンプを主に図3を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付して説明する。
第2実施形態では、スラスト磁気軸受325に、第1実施形態の第2の磁石320とは異なる第2の磁石320Aが用いられている。第2の磁石320Aは、第1実施形態と同様に筒状部86の径方向内側に固定されるものであるが、回転軸線Aを中心とする平坦な円環状の磁性部材であり、径方向Drの両側に磁極(N極,S極)を有する一対の磁石部材331,332である。これら磁石部材331,332は、第1の磁石310の軸線方向Daの両側に配置されている。磁石部材331,332のうち前側の磁石部材331は第1の磁石310の前端部よりも軸線方向Daの前側に離間して配置されており、磁石部材331,332のうち後側の磁石部材332は第1の磁石310の後端部よりも軸線方向Daの後側に離間して配置されている。
磁石部材331,332は、いずれも第1の磁石310と同極同士を対向させており、よって、第1の磁石310との間に反発力を発生させるように配置されている。具体的には、第1の磁石310は後側がN極、前側がS極となり、磁石部材331は外側がS極、内側がN極となり、磁石部材332は外側がN極、内側がS極となっている。勿論、第1の磁石310及び磁石部材331,332においてS極とN極とをすべて入れ替えても良い。
第2実施形態においても、第2の磁石320Aを構成する磁石部材331,332との間の磁力により第1の磁石310が回転軸線Aの方向における一定位置に支持されることになり、これにより、羽根車10が回転軸線Aの方向において第1実施形態と同様の一定位置に支持されることになる。
以上に述べた第2実施形態によれば、第2の磁石320Aが、回転軸線Aを中心とする円環状であり、径方向Drの両側に磁極を有して第1の磁石310の軸線方向Daの両側に第1の磁石310との間に反発力を発生させるように配置される一対の磁石部材331,332である。このため、第1実施形態と同様、簡素な構造でケーシング60に対する羽根車10の軸線方向Daにおける前後両方向の支持剛性を向上させることができる。
「第3実施形態」
本発明に係る第3実施形態のポンプを主に図4を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付して説明する。
第3実施形態では、スラスト磁気軸受325に、第1実施形態の第1の磁石310とは異なる第1の磁石310Bが用いられている。第1の磁石310Bは、第1実施形態と同様に羽根車10の穴部56の径方向外側に固定されるものであるが、回転軸線Aを中心とする平坦な円環状の磁性部材であり、軸方向の両側に磁極(N極,S極)を有して軸線方向Daに離間して両側に配置される一対の磁石部材341,342である。磁石部材341,342のうち前側の磁石部材341は、その前端部が第2の磁石320の前側の磁石部材321の後端部よりも軸線方向Daの後側に離間して配置されており、磁石部材341,342のうち後側の磁石部材342は、その後端部が第2の磁石320の後側の磁石部材322の前端部よりも軸線方向Daの前側に離間して配置されている。
磁石部材341,342は、いずれも磁石部材321,322と同極同士を対向させており、よって、磁石部材321,322は、磁石部材341,342との間に反発力を発生させるように配置されている。具体的に、磁石部材341,342は、いずれも後側がN極、前側がS極となり、磁石部材321,322は、いずれも後側がS極、前側がN極となっている。勿論、磁石部材341,342及び磁石部材321,322においてS極とN極とをすべて入れ替えても良い。
第3実施形態においても、第2の磁石320を構成する磁石部材321,322との間の磁力により第1の磁石310Bを構成する磁石部材341,342が回転軸線Aの方向における一定位置に支持されることになり、これにより、羽根車10が回転軸線Aの方向において第1実施形態と同様の一定位置に支持されることになる。
以上に述べた第3実施形態によれば、第1の磁石310Bが、回転軸線Aを中心とする円筒状であり、軸方向の両側に磁極を有する一対の磁石部材341,342である。このため、第1の磁石310Bを一つの磁石部材で形成すると磁石部材が軸線方向Daに長くなってしまう場合に、第1の磁石310Bを一対の磁石部材341,342に分けることによって全体の軸線方向Daの長さを抑えることができる。よって、軽量化を図ることができる。
「第4実施形態」
本発明に係る第4実施形態のポンプを主に図5を参照して第3実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付して説明する。
第4実施形態では、スラスト磁気軸受325に、第3実施形態の第2の磁石320とは異なる第2の磁石320Cが用いられている。第2の磁石320Cは、第1実施形態と同様に筒状部86の径方向内側に固定されるものであるが、回転軸線Aを中心とする円柱状であり軸方向の両側に磁極(N極,S極)を有する一つの磁石部材である。第2の磁石320Cは、軸線方向Daにおける第1の磁石310Bの一対の磁石部材341,342の間に配置されている。磁石部材341,342のうち前側の磁石部材341は、その後端部が第2の磁石320Cの前端部よりも軸線方向Daの前側に離間して配置されており、磁石部材341,342のうち後側の磁石部材342は、その前端部が第2の磁石320Cの後端部よりも軸線方向Daの後側に離間して配置されている。
磁石部材341,342は、いずれも第2の磁石320Cと同極同士を対向させており、よって、第2の磁石320Cは、磁石部材341,342との間に反発力を発生させるように配置されている。具体的に、磁石部材341,342は、いずれも後側がN極、前側がS極となり、第2の磁石320Cは、後側がS極、前側がN極となっている。勿論、磁石部材341,342及び第2の磁石320CにおいてS極とN極とをすべて入れ替えても良い。
第4実施形態においても、第2の磁石320Cとの間の磁力により第1の磁石310Bを構成する磁石部材341,342が回転軸線Aの方向における一定位置に支持されることになり、これにより、羽根車10が回転軸線Aの方向において第1実施形態と同様の一定位置に支持されることになる。ここで、第2の磁石320Cを円筒状としても良い。
以上に述べた第4実施形態によれば、第2の磁石320Cが、回転軸線Aを中心とする円柱状であり軸方向の両側に磁極を有する一つの円柱状の磁石部材であるため、ケーシング60への第2の磁石320Cの配置が容易となる。
「第5実施形態」
本発明に係る第5実施形態のポンプを主に図6を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付して説明する。
第5実施形態では、羽根車10に第1実施形態の穴部56とは一部異なる穴部56Dが形成されている。穴部56Dには、軸線方向Daの中間位置に径方向内側に突出する凸部400が形成されている。この凸部400は回転軸線Aを中心とする円環状である。この凸部400の内部に、第1実施形態と同様の第1の磁石310が配置されている。
また、第5実施形態では、ケーシング60に第1実施形態の筒状部86とは一部異なる筒状部86Dが形成されている。筒状部86Dには、凸部400を径方向Drに入り込ませるように、軸線方向Daの中間位置に径方向内側に凹む凹部410が形成されている。この凹部410も回転軸線Aを中心とする円環状である。
第5実施形態には、第1実施形態の第2の磁石320とは異なる第2の磁石320Dが用いられている。第2の磁石320Dは、筒状部86Dの径方向内側に固定されるものであるが、回転軸線Aを中心とする平坦な円環状であり軸方向の両側に磁極(N極,S極)を有して第1の磁石310の軸線方向Daの両側に配置される一対の磁石部材351,352である。磁石部材351,352のうち前側の磁石部材351は凹部410の前側の壁部411の前側にこの壁部411に当接するように配置されており、磁石部材351,352のうち後側の磁石部材352は凹部410の後側の壁部412の後側にこの壁部412に当接するように配置されている。
第1の磁石310と一対の磁石部材351,352とは、軸線方向Daに沿って見た場合に、全周にわたって重なり合うことが可能な大きさとなっており、具体的には、内径同士及び外径同士がそれぞれ同径となっている。磁石部材351,352は、いずれも第1の磁石310と同極同士を対向させており、よって、第1の磁石310との間に反発力を発生させるように配置されている。具体的に、第1の磁石310は後側がN極、前側がS極となり、磁石部材351,352は、いずれも後側がS極、前側がN極となっている。勿論、第1の磁石310及び磁石部材351,352においてS極とN極とをすべて入れ替えても良い。
第5実施形態においても、第2の磁石320Dを構成する磁石部材351,352との間の磁力により第1の磁石310が回転軸線Aの方向における一定位置に支持されることになり、これにより、羽根車10が回転軸線Aの方向において第1実施形態と同様の一定位置に支持されることになる。
以上に述べた第5実施形態によれば、第1の磁石310と、第2の磁石320Dを構成する磁石部材351,352とが径方向Drの位置を重ね合わせるため、反発力を高めることができ、軸線方向Daにおける両方向の支持剛性をさらに高めることができる。
「第6実施形態」
本発明に係る第6実施形態のポンプを主に図7を参照して第3実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第3実施形態と同様の部分には同一の符号を付して説明する。
第6実施形態では、ケーシング60に第3実施形態の筒状部86とは一部異なる筒状部86Eが形成されている。この筒状部86Eには、軸線方向Daの中間位置に径方向外側に突出する凸部500が形成されている。この凸部500は、回転軸線Aを中心とする円環状である。この凸部500の内部に第3実施形態の第2の磁石320とは異なる一つの円筒状の第2の磁石320Eが配置されている。
また、第6実施形態では、羽根車10に第3実施形態の穴部56とは一部異なる穴部56Eが形成されている。穴部56Eには、凸部500を径方向Drに入り込ませるように、軸線方向Daの中間位置に径方向外側に凹む凹部510が形成されている。この凹部510も回転軸線Aを中心とする円環状である。
第6実施形態では、第3実施形態と同様の第1の磁石310Bが用いられている。つまり、第1の磁石310Bは、回転軸線Aを中心とする平坦な円環状であり軸方向の両側に磁極(N極,S極)を有して第2の磁石320Eの軸線方向Daの両側に配置される一対の磁石部材341,342である。磁石部材341,342のうち前側の磁石部材341は凹部510の前側の壁部511の前側にこの壁部511に当接するように配置されており、磁石部材341,342のうち後側の磁石部材342は凹部510の後側の壁部512の後側にこの壁部512に当接するように配置されている。
一対の磁石部材341,342と第2の磁石320Eとは、軸線方向Daに沿って見た場合に、全周にわたって重なり合うことが可能な大きさとなっており、具体的には、内径同士及び外径同士がそれぞれ同径となっている。磁石部材341,342は、いずれも第2の磁石320Eと同極同士を対向させており、よって、第2の磁石320Eとの間に反発力を発生させるように配置されている。具体的に、磁石部材341,342は、いずれも後側がN極、前側がS極となり、第2の磁石320Eは後側がS極、前側がN極となっている。勿論、磁石部材341,342及び第2の磁石320EにおいてS極とN極とをすべて入れ替えても良い。
第6実施形態においても、第2の磁石320Eとの間の磁力により第1の磁石310Bの磁石部材341,342が回転軸線Aの方向における一定位置に支持されることになり、これにより、羽根車10が回転軸線Aの方向において第1実施形態と同様の一定位置に支持されることになる。
以上に述べた第6実施形態によれば、第1の磁石310Bを構成する磁石部材341,342と、第2の磁石320Eとが径方向Drの位置を重ね合わせることができるため、反発力を高めることができ、軸線方向Daにおける両方向の支持剛性をさらに高めることができる。
上記した各実施形態以外にも、羽根車10の第1の磁石をケーシング60の第2の磁石によって軸線方向Daにおける一定位置に磁力により保持可能な構造であれば、種々の変更が可能である。その際に、羽根車10をケーシング60に反発する磁力で支持する以外にも吸引する磁力で支持することも可能である。また、上記したスラスト磁気軸受325を含む羽根車10の回転支持構造は、モータで駆動磁石を回転させて羽根車に固定された従動磁石を磁力で吸引して回転させるポンプにも適用可能である。
10 羽根車
19 駆動磁石
56,56D,56E 穴部
60 ケーシング
86,86D,86E 筒状部
200 駆動部
300 モータステータ
310,310B 第1の磁石
320,320A,320C,320D,320E 第2の磁石
321,322,331,332 磁石部材
Pa 筒状流路

Claims (6)

  1. 筒状部を有するケーシングと、
    前記筒状部が挿入される穴部を有し該穴部が前記筒状部の周りを回るように前記ケーシング内に回転可能に設けられる羽根車と、
    前記羽根車を回転させる駆動部とを備え、
    前記羽根車には、前記穴部の径方向外側に第1の磁石が設けられており、
    前記ケーシングには、前記筒状部の径方向内側に、前記第1の磁石を前記羽根車の回転軸線方向における一定位置に保持可能な第2の磁石が設けられているポンプ。
  2. 前記穴部と前記筒状部との間は前記羽根車内に流体を流す筒状流路である請求項1記載のポンプ。
  3. 前記駆動部が、
    前記羽根車に設けられる駆動磁石と、
    前記ケーシングに設けられ非回転で前記駆動磁石を駆動して前記羽根車を回転させるモータステータと、
    を有する請求項1または請求項2記載のポンプ。
  4. 前記第1の磁石は、前記回転軸線を中心とする円筒状であり軸方向の両側に磁極を有する一つの磁石部材である請求項1から請求項3のいずれか一項記載のポンプ。
  5. 前記第2の磁石は、前記回転軸線を中心とする円板状であるとともに軸方向の両側に磁極を有して前記第1の磁石の前記回転軸線方向の両側に前記第1の磁石との間に反発力を発生させるように配置される一対の磁石部材である請求項4記載のポンプ。
  6. 前記第2の磁石は、前記回転軸線を中心とする円環状であるとともに径方向の両側に磁極を有して前記第1の磁石の前記回転軸線方向の両側に前記第1の磁石との間に反発力を発生させるように配置される一対の磁石部材である請求項4記載のポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021531433A (ja) * 2018-07-24 2021-11-18 カーディアックアシスト・インコーポレイテッドCardiacassist, Inc. 回転式血液ポンプ

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