JP2015149582A - 映像配信装置、撮影装置、設定支援方法及びプログラム - Google Patents

映像配信装置、撮影装置、設定支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セルラー回線を介してストリーミング配信を行う際に適切な設定を行うことを支援すること。【解決手段】映像配信装置は、第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、第2の通信回線網側に対して映像データを配信する映像データ配信部と、第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたアドレスが第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定部と、判定部によりアドレスがプライベートアドレスであると判定された場合に、第1の配信方式を無効に設定する設定部と、配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、映像配信装置、撮影装置、設定支援方法及びプログラムに関する。
映像データのストリーミング配信の方式には、いわゆるプル型とプッシュ型といった2方式が代表的である。プル型とは、映像データの送信側の装置が、受信側の装置からの配信要求に応じて要求元へ配信を行うストリーミング方式である。プッシュ型とは、配信要求によらず送信側の装置から受信側の装置に対して映像データの配信を行うストリーミング方式である。
ここで、特許文献1には、現場の状況をリアルタイムに把握するための遠隔監視システムに関する技術が開示されている。特許文献1に係る遠隔監視システムは、現場の映像を撮影し、伝送する現場側装置と、伝送された映像を受信し、表示する管理側装置とを備える。現場側装置が備える伝送手段にはアドレスが付されており、管理側装置は、このアドレスが付された伝送手段にアクセスすることで、映像が伝送される。つまり、特許文献1には、プル型に相当する技術が開示されている。
近年、セルラー回線に接続するためのUSB(Universal Serial Bus)型の無線通信アダプタを装着し、カメラにより撮影された映像データをセルラー回線からインターネット経由によりストリーミング配信する機能を有する映像配信装置が普及しつつある。この映像配信装置では、セルラー回線に接続する際に、接続先の携帯通信網のキャリアからIP(Internet Protocol)アドレスが付与されることにより、インターネットにもアクセスが可能となり、ストリーミング配信を実現するものである。
特開2004−312695号公報
ここで、セルラー回線に接続する際に映像配信装置に割り当てられるIPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスとの2種類があり得る。そして、グローバルIPアドレスが割り当てられた場合には、プル型とプッシュ型のいずれであってもストリーミング配信を実施できる。一方、プライベートIPアドレスが割り当てられた場合には、プッシュ型のみが実施可能であり、プル型ではストリーミング配信を実施できない。
しかしながら、セルラー回線用の無線通信アダプタを装着した映像配信装置側では、IPアドレスの種類を指定することができない。IPアドレスの割り当ては、携帯通信網のキャリアが運用するサーバが行うものであり、地域や運用変更等のキャリア側の事情に依存するからである。そのため、映像配信装置にプライベートIPアドレスが割り当てられていることを知らずに、ユーザがプル型のストリーミング配信の設定をしてしまうことがあり得る。この場合、ストリーミング配信が実施できないことになるが、その原因を特定する作業が煩雑であるという問題点がある。
その理由は、プライベートIPアドレスが割り当てられた装置は、携帯通信網のキャリアのルータを介してインターネットに接続することとなるため、原則として、インターネット側から直接のアクセスはできないからである。よって、映像配信装置にプライベートIPアドレスが割り当てられた場合には、受信側からのインターネットを介した配信要求のパケットが映像配信装置には到達しない。そのため、映像配信装置にプル型のストリーミング配信の設定を行ったとしても、結果的にストリーミング配信がされないこととなる。
しかしながら、プル型の場合、配信要求を受け付けて初めて映像データを配信するため、配信が行われていないとしても、映像配信装置のユーザには問題があるか否かを判断することが困難である。そして、原因を特定するためには受信側に確認を取ることや映像配信装置の設定を確認するなどの様々な作業が必要となり、その作業が煩雑といえる。
また、特許文献1では、現場側装置がルータ機能を有する。そのため、プライベートIPアドレスが設定された複数の伝送装置をこのルータに接続することで、プル型に相当するストリーミング配信を実現するものである。しかし、ルータ機能を有さない映像配信装置にプライベートIPアドレスが割り当てられた場合には、やはりプル型のストリーミング配信を実現することはできない。特に、外付けの通信アダプタによりセルラー回線と接続することで通信を実現する映像配信装置に、さらにルータ機能を付加するのはコスト面等からも現実的ではない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、セルラー回線を介してストリーミング配信を行う際に適切な設定を行うことを支援するための映像配信装置、撮影装置、設定支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
そこで、本発明の第1の態様は、第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信する映像データ配信部と、前記第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定する設定部と、前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示部と、を備える映像配信装置を提供する。
また、本発明の第2の態様は、映像を撮影する撮影部と、前記撮影部により撮影された映像を、第1の通信回線網を介して第2の通信回線網に向けて映像データとして配信を行う映像配信部と、を備え、前記映像配信部は、前記第2の通信回線網側からの配信要求に応じて前記映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信する映像データ配信部と、前記第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定する設定部と、前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示部と、を備える撮影装置を提供する。
また、本発明の第3の態様は、第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信するために、前記第1の通信回線網との接続を確立し、前記接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶部に保存し、前記記憶部に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定し、前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定し、前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する設定支援方法を提供する。
また、本発明の第4の態様は、第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信する映像データ配信処理と、前記第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶装置に保存する処理と、前記記憶装置に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定処理と、前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定する設定処理と、前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示処理と、をコンピュータに実行させるプログラムを提供する。
本発明によれば、セルラー回線を介してストリーミング配信を行う際に適切な設定を行うことを支援するための映像配信装置、撮影装置、設定支援方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる映像配信システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる映像配信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる配信方式の設定支援処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる通常(プル型が有効)の場合における配信方式設定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるプル型が無効の場合における配信方式設定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる配信方式の設定支援処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3にかかる配信開始時の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4にかかる配信方式の自動設定変更処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる映像配信システム100の全体構成を示すブロック図である。映像配信システム100は、セルラー回線網3を介してインターネット4に向けて映像データを配信する撮影装置1を備えるものである。
セルラー回線網3は、いわゆる携帯通信網であり、第1の通信回線網の一例である。セルラー回線網3は、例えば、携帯電話会社等が運用する携帯通信制御サーバ31と、無線端末が接続するための基地局32等を含むものである。ここで、セルラー回線網3に接続する無線端末には、セルラー回線網3の内外での通信のためにIPアドレスが割当アドレスとして割り当てられる。ここで、セルラー回線網3側から割り当てられるIPアドレスは、固定又は動的なグローバルIPアドレスか、所定のアドレス範囲であるプライベートIPアドレスかである。尚、プライベートIPアドレスは、第1の通信回線網におけるプライベートアドレスの一例である。ここで、携帯通信制御サーバ31又は基地局32等は、ルータ機能を備えている場合がある。その場合、セルラー回線網3に接続する無線端末には、セルラー回線網3の上記ルータ機能の管轄内で一意なプライベートアドレスが割当アドレスとして割り当てられる。尚、セルラー回線網3は、公知のものであり、これらの構成に限定されず、これら以外の一般的な構成を含むものとする。
また、インターネット4は、第2の通信回線網の一例であり、公知のものである。映像受信装置5は、インターネット4経由で配信される映像データを受信する機能を有するものである。例えば、ストリーミング配信を受信するためのハードウェアデコーダ等を含むものであってもよい。ハードウェアデコーダは、所定の配信方式により配信される映像データを受信する。また、映像受信装置5には、映像データの再生及び表示装置を含んでも良い。
無線通信アダプタ2は、セルラー回線網3の基地局と接続を確立し、セルラー回線網3内及びインターネット4側の映像受信装置5と通信を行うためのアダプタである。無線通信アダプタ2は、例えば、USB接続により撮影装置1に装着される。無線通信アダプタ2は、セルラー回線網3の基地局と接続を確立することにより、セルラー回線網3側からIPアドレスが割当アドレスとして割り当てられる。但し、グローバル又はプライベートのいずれのIPアドレスが割り当てられるかは、セルラー回線網3を運営するキャリア事業者との契約や、地域、設備環境、運用方針等に依存するものである。そのため、グローバルIPアドレスが付与される契約を結んでいない限り、いずれのタイプのIPアドレスが割り当てられるかは、無線通信アダプタ2側では制御できない。
撮影装置1は、いわゆるプル型及びプッシュ型のいずれの配信方式によっても映像データを配信する機能を有する。ここで、プル型の配信方式とは、第1の配信方式の一例であり、配信要求に応じて映像データを配信する方式を示す。プル型の配信方式としては、例えば、RTSP (Real Time Streaming Protocol) / RTP (Real-time Transport Protocol)が挙げられる。RTSP / RTP等のプル型の配信方式では、映像データの受信側から配信元へリクエストを送信することをトリガーに、配信元からの映像データの配信が開始される。図1の場合では、映像受信装置5が撮影装置1のIPアドレスを指定して配信要求を行う必要がある。但し、プル型の配信方式の種類はこれに限定されず、複数存在する。
また、プッシュ型の配信方式とは、第2の配信方式の一例であり、配信要求によらず映像データを配信する方式である。プッシュ型の配信方式としては、例えば、MPEG2 − TS / UDPやMPEG2 − TS / TCP等が挙げられる。MPEG2 − TS / UDP等の配信方式では、映像データの配信元から受信側へ直接映像データを送信することにより配信が行われる。図1の場合では、撮影装置1が映像受信装置5のIPアドレスを指定して配信を開始することとなる。但し、プッシュ型の配信方式の種類はこれに限定されず、複数存在する。
撮影装置1は、カメラ11と、レコーダ12と、映像配信装置13とを備える。カメラ11は、撮影部の一例であり、撮影した映像データを映像配信装置13又はレコーダ12へ出力する。レコーダ12は、映像データ121を記録する記録装置である。映像配信装置13は、映像配信部の一例であり、カメラ11から出力された映像データ16又はレコーダ12から読み出した映像データ121を外部へ配信する。ここで、映像配信装置13は、プル型と、プッシュ型のいずれかの配信方式の設定に基づいて、インターネット4側に対して映像データを配信する機能を有する。そのため、映像配信装置13は、無線通信アダプタ2からセルラー回線網3を経由してインターネット4側の映像受信装置5等に対して映像データを配信する。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる映像配信装置13の構成を示すブロック図である。図2では、映像配信装置13の周辺の構成については、図1と同一の符号を付し、適宜参照するものとする。尚、映像配信装置13への入力が映像データ16の代わりに映像データ121であってもよい。
映像配信装置13は、設定記憶部131と、受付部132と、表示部133と、映像データ配信部134と、判定部135と、送受信制御部136と、アドレス記憶部137と、テーブル記憶部138と、設定部139とを備える。
設定記憶部131は、映像配信装置13における配信方式の設定情報である配信方式情報1311、配信方式情報1312及び配信方式情報1313等を記憶する記憶装置である。配信方式の設定情報は、配信方式の種類、配信方式の有効又は無効を示すフラグ、配信方式が選択(設定)されたか否かを示すフラグ等が配信方式ごとに対応付けられた情報である。配信方式の種類としては、例えば、プッシュ型のMPEG2 − TS / UDPやMPEG2− TS / TCP、プル型のRTSP / RTP等である。本実施の形態では、少なくともプッシュ型及びプル型についてそれぞれ1種類以上、全体で2種類以上が配信方式情報として記憶されていればよい。図2では、例として、配信方式情報1311及び1312がプッシュ型、配信方式情報1313がプル型等としているが、これに限定されない。
受付部132は、ユーザから、配信方式の設定画面の表示要求、配信方式の選択要求、映像データのストリーミング配信を開始するための設定要求等を含む各種操作内容を受け付ける。そして、受付部132は、受け付けた操作内容に応じて、設定記憶部131に記憶された配信方式情報1311等の更新や映像データ配信部134へ配信開始のための設定要求等の出力等を行う。受付部132は、例えば、ボタン、タッチパネル等の一般的な入力デバイスを含むものである。
アドレス記憶部137は、無線通信アダプタ2に割り当てられたIPアドレス1371を記憶する記憶装置である。テーブル記憶部138は、プライベートIPアドレスのアドレス空間が定義されたアドレス範囲テーブル1381を記憶する記憶装置である。
送受信制御部136は、無線通信アダプタ2を用いてセルラー回線網3及びインターネット4とのデータの送受信を行う。そして、送受信制御部136は、無線通信アダプタ2で受信したデータを映像データ配信部134へ出力し、映像データ配信部134から入力された映像データ16等を無線通信アダプタ2へ出力する。また、送受信制御部136は、セルラー回線網3との接続の確立により割り当てられたIPアドレス1371をアドレス記憶部137に格納する。
判定部135は、アドレス記憶部137に記憶されたIPアドレス1371がセルラー回線網3におけるプライベートIPアドレスであるか否かを判定する。つまり、判定部135は、割当アドレスがプライベートアドレスであるか否かを判定する。具体的には、判定部135は、所定のタイミングでアドレス記憶部137からIPアドレス1371を読み出す。そして、判定部135は、テーブル記憶部138に格納されたアドレス範囲テーブル1381を参照して、IPアドレス1371がプライベートIPアドレスの範囲であるか否かを判定する。ここで、所定のタイミングとは、例えば、撮影装置1の電源がONにされた時、無線通信アダプタ2にIPアドレスが割り当てられ、アドレス記憶部137に格納された時、受付部132が各種操作内容を受け付けた時、または、定期的又はスケジュールされたタイミング等が含まれる。
設定部139は、判定部135による判定結果に応じて設定記憶部131に記録された配信方式情報1311等を更新する。つまり、設定部139は、割当アドレスがプライベートアドレスであるか否かに応じて、設定記憶部131内のプル型の配信方式情報1313の配信方式の有効又は無効を示すフラグを更新する。具体的には、設定部139は、判定部135により割当アドレスがプライベートアドレスであると判定された場合に、プル型を無効に設定する。
表示部133は、配信方式情報1311等の設定に応じた表示内容を表示する。つまり、表示部133は、判定部135等からの出力に応じて設定記憶部131から配信方式情報1311等を読み出して、設定に応じた表示内容である表示用画面を生成し、画面表示する。ここで、表示内容としては、少なくともユーザに対してプル型による配信が行えない旨を認識させることができるものであればよい。例えば、プル型の選択要求やプル型によるストリーミング配信を開始するための設定要求に対するエラーメッセージを表示することや、配信方式の設定画面においてプル型の選択欄自体を非表示にすることやプル型の選択欄をグレーアウトして選択が不可能な状態にすること等が含まれる。尚、表示部133は、撮影装置1に関する設定や映像データの内容を表示する表示装置を含むものである。表示部133は、例えば、ディスプレイ等の一般的な表示デバイスである。または、表示部133は、外部の表示装置に表示内容を出力する機能を有していてもよい。
本実施の形態1にかかる表示部133は、配線方式の設定画面の表示要求を受け付けた際、設定部139によりプル型が無効に設定されていた場合に、プル型の選択欄を無効にした設定画面を表示する。このように、プル型の設定の選択自体を防止することで、ユーザは選択できないことを容易に認識することができる。
映像データ配信部134は、プル型とプッシュ型とのいずれかの選択された配信方式に基づいて、インターネット4側に対して映像データ16を配信する。すなわち、映像データ配信部134は、設定記憶部131に格納された配信方式情報1311等のうち、配信方式として設定された方式により映像データ16を送受信制御部136へ出力する。ここで、設定された配信方式がプッシュ型である場合、映像データ配信部134は、配信を開始するための設定要求を受け付けたことにより、別途指定されたIPアドレスに向けて映像データ16の出力を開始する。また、設定された配信方式がプル型である場合、配信を開始するための設定要求を受け付けたことにより、配信要求の受付待ち状態となる。その後、映像配信装置13が映像受信装置5から配信要求を受け付けた後に、配信要求元である映像受信装置5のIPアドレスに向けて映像データ16の出力を開始する。
図3は、本発明の実施の形態1にかかる配信方式の設定支援処理の流れを示すフローチャートである。まず、映像配信装置13は、無線通信アダプタ2が接続されたか否かを判定する(S11)。例えば、撮影装置1はUSB端子を有している場合には、USB型の無線通信アダプタ2が接続された場合には、映像配信装置13は無線通信アダプタ2が接続されたことを検出できる。
ステップS11で無線通信アダプタ2が接続されたと判定した場合、映像配信装置13は、セルラー回線網3との接続処理を行う(S12)。つまり、無線通信アダプタ2が携帯通信制御システム31と通信することにより、セルラー回線網3とのネットワーク接続を確立する。これに伴い、セルラー回線網3側からグローバル又はプライベートのIPアドレスが割り当てられる。これにより、以降、映像配信装置13からセルラー回線網3を介したインターネット4側へのアクセスが可能となる。
続いて、送受信制御部136は、割り当てられたIPアドレス(割当アドレス)をアドレス記憶部137にIPアドレス1371として保存する(S13)。このとき、以前に割り当てられたIPアドレス1371が保存済みの場合は、上書き保存される。
ここで、ユーザが配信方式設定画面の表示操作を行ったものとする。つまり、受付部132は、配信方式設定画面の表示要求を受け付ける(S14)。
このとき、判定部135は、割当アドレスがプライベートアドレスであるか否かを判定する(S15)。上述の通り、判定部135は、アドレス記憶部137からIPアドレス1371を読み出し、アドレス範囲テーブル1381を参照して、IPアドレス1371がプライベートIPアドレスか否かを判定する。
ステップS15において、割当アドレスがプライベートアドレスであると判定された場合、設定部139は、プル型の配信方式を無効化する(S16)。例えば、設定部139は、プル型の配信方式情報1313を無効に設定する。また、ステップS15において、割当アドレスがプライベートアドレスでないと判定された場合、設定部139は、プル型の配信方式を有効化する(S17)。例えば、設定部139は、プル型の配信方式情報1313を有効に設定する。
その後、表示部133は、配信方式情報1311〜1313の配信方式の有効又は無効を示すフラグに基づいて、配信方式設定画面を生成して、表示する(S18)。ここで、配信方式情報1313の配信方式が無効に設定されていた場合には、表示部133は、プル型の選択欄を無効にした配信方式設定画面を生成して、表示する。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる通常(プル型が有効)の場合における配信方式設定画面6の例を示す図である。配信方式設定画面6では、配信方式メニュー61が選択されたことにより、配信方式リスト62が表示されたことを示す。ここで、プル型配信方式63は、プル型の配信方式の一例であるRTSP/RTPが有効であり、他の配信方式と同様に選択可能な状態であることを示す。
図5は、本発明の実施の形態1にかかるプル型が無効の場合における配信方式設定画面6aの例を示す図である。ここで、プル型配信方式63aは、RTSP/RTPがグレーアウトされており、他のプッシュ型の配信方式とは異なり、選択が不可能な状態であることを示す。そのため、ユーザは、プル型配信方式63aが表示されることにより、少なくとも現段階では、配信方式としてプル型の選択ができないことを認識できる。特に、配信方式に知識のあるユーザであれば、無線通信アダプタ2に割り当てられたIPアドレスがプライベートIPアドレスであるために、プル型が選択できないこと、つまり、プル型の配信方式の設定が無効であることを理解できる。そのため、ユーザがプッシュ型を選択することや、受信側と連絡を取り、映像受信装置5の設定や機器をプッシュ型に対応させる等を促すこともできる。
そのため、本実施の形態1では、ユーザにプル型の設定を選択させないことにより、プル型のストリーミング配信が実施されていないことを検知するまでの時間を短縮し、ユーザが割り当てられたIPアドレスの設定を確認する手間や他の原因を調査する等の煩雑さを軽減できる。よって、セルラー回線を介してストリーミング配信を行う際に適切な設定を行うことを支援することができる。
<発明の実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、上述した実施の形態1の変形例であり、配信方式の設定に応じた表示内容を、プル型の選択要求時のエラーメッセージとしたものである。具体的には、判定部135の判定タイミングをユーザがプル型を選択して選択要求を行った際とする。以下では、実施の形態1との違いについて説明し、実施の形態1と同等の内容について適宜説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2にかかる配信方式の設定支援処理の流れを示すフローチャートである。ステップS11からS14までは図3と同様である。ここで、ステップS14の配信方式設定画面の表示要求に応じて、表示部133は、配信方式設定画面を表示する(S18)。すなわち、配信方式設定画面の表示時点では、図4のようにプル型の選択も可能とする。
ここで、ユーザがプル型の選択操作を行ったものとする。つまり、受付部132は、ユーザの上記選択操作によりプル型の選択要求を受け付ける(S19)。
このとき、判定部135は、図3のステップS15と同様に、割当アドレスがプライベートアドレスであるか否かを判定する(S20)。割当アドレスがプライベートアドレスであると判定された場合、設定部139は、図3のステップ16と同様に、プル型の配信方式を無効化する(S21)。そして、表示部133は、プル型が選択できない旨を示すエラーメッセージを表示する(S22)。これにより、ユーザは、実施の形態1と同様に、配信方式としてプル型の選択ができないことを認識できる。一方、割当アドレスがプライベートアドレスでないと判定された場合、設定部139は、配信方式をプル型に設定する(S23)。このように、本実施の形態2においても実施の形態1と同様の効果を奏する。また、ユーザは、プル型が選択できないことを明確に認識できる。
<発明の実施の形態3>
本発明の実施の形態3は、上述した実施の形態1又は2の改良例であり、判定部135の判定タイミングを、ユーザから映像データのストリーミング配信を開始するための設定要求を受け付けた際とするものである。
その理由は、配信方式の設定時にはグローバルIPアドレスが割り当てられていたためにプル型の設定自体が可能であったとしても、その後、IPアドレスが再割り当てされた際には、プライベートIPアドレスとなり得るためである。例えば、プル型に設定後に、他の基地局の管理下に撮影装置1を移動させることや、他のキャリアの無線通信アダプタ2に差替えること、さらには、キャリア側の都合により、新たにプライベートIPアドレスが割り当てられる場合がある。この場合、実施形態1又は2では、設定としてプル型が可能となるが、実際にストリーミング配信の開始待ち状態に移行したとしても、受信側からの配信要求が到達しないためプル型が実現できない。よって、当初の課題が起こり得る。
そこで、本発明の実施の形態3では、判定部135は、映像データの配信を開始するための設定要求を受け付けた場合に、IPアドレスがセルラー回線網3内のプライベートアドレスであるか否かを判定し、併せて、配信方式の設定としてプル型が選択されているか否かを判定する。尚、「映像データの配信を開始するための設定要求」とは、例えば、図4の配信方式設定画面6において、“Live Streaming”が”Off”から”On”に設定された場合に相当する。そして、設定部139は、割当アドレスがプライベートアドレスであり、かつ、配信方式の設定としてプル型が選択されていると判定された場合に、プル型の設定を無効に設定する。また、表示部133は、プル型が無効に設定された場合に、配信が開始できない旨を表示する。
つまり、実施形態1又は2に加えて、プル型のストリーミング配信を開始するために配信要求の待ち受け状態に移行する時にも、その時点の割当アドレスを判定し、プライベートアドレスであった場合には、プル型の設定を無効にし、配信が開始できない旨を表示する。または、配信方式の設定時に割当アドレスの判定をせずとも、少なくとも配信要求の待ち受け状態への移行時にその時点のアドレスによって配信の可否を判定するようにすればよい。
さらに、プッシュ型の配信方式が2以上である場合には、次のようにしてもよい。表示部133は、プル型が無効に設定された場合に、2以上のプッシュ型の種別を配信方式の設定の選択候補として表示する。これにより、ユーザがプッシュ型を選択し易くなり、より効果的に配信方式の設定を支援できる。尚、以下では、配信方式としてプッシュ型が2種類以上選択可能である場合について説明するが、プッシュ型が1種類でも実現可能である。以下では、実施の形態1との違いについて説明し、実施の形態1と同等の内容について適宜説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態3にかかる配信開始時の処理の流れを示すフローチャートである。まず、受付部132は、ユーザからストリーミング配信を開始するための設定要求を受け付ける(S31)。次に、図3のステップS15と同様に、判定部135は、割当アドレスがローカルアドレスであるか否かを判定する(S32)。割当アドレスがローカルアドレスである場合、判定部135は、配信方式の設定がプル型であるか否かを判定する(S33)。具体的には、判定部135は、設定記憶部131の配信方式情報1311〜1313等の中から配信方式が選択されたことが設定されたものを特定し、その配信方式の種類がプル型か否かを判定する。尚、ステップS32及びS33の判定は、逆の順序又は並列に実行してもよい。
ステップS33において、配信方式の設定がプル型であると判定された場合、設定部139は、図3のステップ16と同様に、プル型の配信方式を無効化する(S34)。そして、表示部133は、配信が開始できない旨を表示する(S35)。例えば、エラーメッセージを表示する。これにより、ユーザは、配信方式をプル型に設定したことにより、ストリーミング配信が開始できないことを認識できる。
そして、表示部133は、プッシュ型の配信方式を選択候補として表示する(S36)。例えば、図4の配信方式リスト62のうちプッシュ型の配信方式のみをリストアップしたものを表示する。これにより、ユーザは、プッシュ型の配信方式の選択が容易になる。
尚、ステップS32で割当アドレスがプライベートアドレスでないと判定した場合、又は、ステップS33で配信方式の設定がプル型でないと判定した場合には、映像データ配信部134は、ストリーミング配信を開始する(S37)。
<発明の実施の形態4>
本発明の実施の形態4は、上述した実施の形態1〜3の改良例であり、割り当てアドレスがプライベートアドレスである場合には、配信方式の設定をプッシュ型に設定するものである。すなわち、設定部139は、判定部135により割当アドレスがプライベートアドレスであると判定された場合に、配信方式をプッシュ型に選択して設定する。そして、表示部133は、設定部139により設定されたプッシュ型の種別を表示する。これにより、ユーザは、プッシュ型への設定操作が不要となり、また、自動的にどのプッシュ型に設定されたかを容易に認識することができる。以下では、実施の形態1〜3との違いについて説明し、実施の形態1〜3と同等の内容について適宜説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態4にかかる配信方式の自動設定変更処理の流れを示すフローチャートである。まず、判定部135は、ステップS15又はS20のタイミングで、割当アドレスがプライベートアドレスであるか否かを判定する(S41)。そして、割当アドレスがプライベートアドレスである場合、設定部139は、配信方式をプッシュ型に設定する(S42)。割当アドレスがプライベートアドレスである以上、プル型では配信できないためである。尚、プッシュ型が複数である場合、選択の仕方は任意とする。そして、表示部133は、設定した配信方式の種別を表示する(S43)。これにより、ユーザは上述した効果を奏することができる。
尚、実施の形態4を実施の形態3に適用する場合には、図7のステップS36に代えて、図8のステップS42及びS43を実行するようにしてもよい。
<その他の発明の実施の形態>
尚、映像配信装置13は、撮影装置1の外部に存在していてもよい。また、映像配信装置13は、無線通信アダプタ2、レコーダ12の一部又は全てを内蔵していてもよい。
また、本発明の各実施の形態は、ストリーミング配信に限定されず、レコーダ12に保存された映像データ121をオンデマンド等で配信する場合にも適用可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、上述の撮像装置及び携帯端末装置の任意の処理は、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合だけでなく、このプログラムが、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトウェアと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本発明の実施の形態に含まれる。さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットによって行われて、上述の実施の形態の機能が実現される場合も、本発明の実施の形態に含まれる。
100 映像配信システム
1 撮影装置
11 カメラ
12 レコーダ
121 映像データ
13 映像配信装置
131 設定記憶部
132 受付部
133 表示部
134 映像データ配信部
135 判定部
136 送受信制御部
137 アドレス記憶部
138 テーブル記憶部
139 設定部
2 無線通信アダプタ
3 セルラー回線網
4 インターネット
5 映像受信装置

Claims (9)

  1. 第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信する映像データ配信部と、
    前記第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定する設定部と、
    前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示部と、
    を備える映像配信装置。
  2. 前記表示部は、前記設定部により前記第1の配信方式が無効に設定されていた場合に、前記第1の配信方式の選択欄を無効にした前記配信方式の設定画面を表示する
    請求項1に記載の映像配信装置。
  3. 前記表示部は、前記第1の配信方式が無効に設定されていた場合に、前記第1の配信方式が選択できない旨を表示する
    請求項1に記載の映像配信装置。
  4. 前記判定部は、前記映像データの配信を開始するための設定要求を受け付けた場合に、前記アドレスが前記プライベートアドレスであるか否かを判定し、併せて、前記配信方式の設定として前記第1の配信方式が選択されているか否かを判定し、
    前記設定部は、前記アドレスが前記プライベートアドレスであり、かつ、前記配信方式の設定として前記第1の配信方式が選択されていると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定し、
    前記表示部は、前記第1の配信方式が無効に設定された場合に、前記配信が開始できない旨を表示する
    請求項1に記載の映像配信装置。
  5. 前記第2の配信方式は、2以上であり、
    前記表示部は、前記第1の配信方式が無効に設定された場合に、前記2以上の第2の配信方式の種別を前記配信方式の設定の選択候補として表示する
    請求項1〜4の何れか1項に記載の映像配信装置。
  6. 前記設定部は、前記判定部により前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記配信方式を前記第2の配信方式に選択して設定し、
    前記表示部は、前記設定部により設定された前記第2の配信方式の種別を表示する
    請求項1〜5の何れか1項に記載の映像配信装置。
  7. 映像を撮影する撮影部と、
    前記撮影部により撮影された映像を、第1の通信回線網を介して第2の通信回線網に向けて映像データとして配信を行う映像配信部と、
    を備え、
    前記映像配信部は、
    前記第2の通信回線網側からの配信要求に応じて前記映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信する映像データ配信部と、
    前記第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定する設定部と、
    前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示部と、
    を備える撮影装置。
  8. 第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信するために、前記第1の通信回線網との接続を確立し、
    前記接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶部に保存し、
    前記記憶部に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定し、
    前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定し、
    前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する
    設定支援方法。
  9. 第1の通信回線網を介して第2の通信回線網側からの配信要求に応じて映像データを配信する第1の配信方式と、当該配信要求によらず前記映像データを配信する1以上の第2の配信方式と、のいずれかの選択された配信方式に基づいて、前記第2の通信回線網側に対して前記映像データを配信する映像データ配信処理と、
    前記第1の通信回線網との接続の確立により割り当てられたアドレスを記憶装置に保存する処理と、
    前記記憶装置に記憶された前記アドレスが前記第1の通信回線網におけるプライベートアドレスであるか否かを判定する判定処理と、
    前記アドレスが前記プライベートアドレスであると判定された場合に、前記第1の配信方式を無効に設定する設定処理と、
    前記配信方式の設定に応じた表示内容を表示する表示処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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