JP2015148235A - 自動変速機のクラッチパック評価装置 - Google Patents

自動変速機のクラッチパック評価装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015148235A
JP2015148235A JP2014019782A JP2014019782A JP2015148235A JP 2015148235 A JP2015148235 A JP 2015148235A JP 2014019782 A JP2014019782 A JP 2014019782A JP 2014019782 A JP2014019782 A JP 2014019782A JP 2015148235 A JP2015148235 A JP 2015148235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
hydraulic pressure
pressure
clutch pack
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014019782A
Other languages
English (en)
Inventor
慎吾 中村
Shingo Nakamura
慎吾 中村
山口 哲哉
Tetsuya Yamaguchi
哲哉 山口
和寛 西永
Kazuhiro Nishinaga
和寛 西永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014019782A priority Critical patent/JP2015148235A/ja
Publication of JP2015148235A publication Critical patent/JP2015148235A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

【課題】クラッチパックにおいてピストンにかかる実効圧及びピストンの傾きを、特殊なセンサ類を用いること無く正確に計測すること。
【解決手段】本発明によると、クラッチパックにおいて、ドラム10は加えられた油圧によって生じるピストンの変位及び傾きを計測する複数の変位センサ25からなる変位計測手段25を備え、変位計測手段25はドラム10からのピストン11の変位及び傾きを検出する。ピストン11は、本体部の一部をダイヤフラム形状に加工した圧力検出手段20を備え、圧力検出手段20は、ダイヤフラム30の一面側に、油圧室15に第1の油圧が加えられ、かつ、ダイヤフラム30の他面側に、第1の油圧の反力となる油圧が発生するようにキャンセラ12に第2の油圧が加えられた場合に、第1の油圧と第2の油圧の油圧差から生じる実効圧によって生じるダイヤフラム30の変形を検出することでピストン11に加えられる実効圧を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は自動変速機のクラッチパック評価装置に関し、特にクラッチパック内のクラッチの油圧制御を評価する評価装置に関する。
自動変速機の構成部分で、クラッチ機構をパッケージ化したクラッチパックがある。図1は、クラッチパック300の一部の断面図である。クラッチパック300に外部からドラム80とピストン81の間に形成される油圧室85に油圧を加えることにより、クラッチパック300内においてピストン81が移動し、クラッチプレート83と摩擦板84とを挟み、ドラム80側の動力を出力軸側86に動力を伝達させる。自動変速機において、より適切な制御を実現するためには該ピストン81に加わる油圧を確実に制御することが求められている。
次世代自動変速機では、変速制御開発において、制御パラメータ等の適合工数を削減することが重要となっている。このため、該変速制御開発において従来のマップ取得による定数設計から、運動方程式によるモデルを駆使したモデルベース制御による定数設計への転換を図っている。モデルベース制御の実現には、変速制御の肝となるクラッチパック詰め(クラッチプレートが摩擦材と当接する(詰まる)状態)時のピストンの挙動と、ピストンの挙動に影響を与える油圧を計測することによるモデル検証が必要である。クラッチパック詰め現象の前後では、油圧の応答が大きく変化するためである。
特許文献1は、クラッチパック詰め現象のモデル化のためのパラメータ同定システムが記載されている。該システムによると、トランスミッションの油圧制御装置内の油圧波形、クラッチパック内のピストン位置を実機に実装した状態で計測し、シミュレーション結果と比較して、制御におけるパラメータの同定を実施している。
特開2009−299880号公報
特許文献1にかかるシステムによると、パラメータの同定の際、ピストンを動かすための油圧室の油圧室内油圧と、クラッチパックに設けられた検出口における検出口油圧を用いている。油圧室内の油圧は、バルブボディ内のソレノイドバルブで調整され、油路を介して油圧室内に供給される油圧に加えて、クラッチの回転によって生じる遠心油圧がかかる。しかし、実際にピストンを動かす力は油圧室内の油圧と、クラッチパック内のキャンセラ(図1において82の部分)内の油圧(遠心油圧)との差分によって発生する。そのため、油圧室内油圧の値はピストンにかかる油圧の実効圧の値と異なっており、モデル同定をする際の最適な値であるとはいえない。
また、検出口油圧を用いる場合、検出口油圧と、実際にクラッチパック詰め現象が起きるクラッチパック内の油圧波形とでは、クラッチパックまでの油路の管路抵抗、シール部の油漏れ、遠心油圧等により差が発生する。また、クラッチの当接時にピストンの面の傾きの程度によっても出力軸のトルクが変動する。従って、クラッチパック詰め現象を検証するためにはピストンにかかる実効圧(=油圧室内油圧−キャンセラ内油圧)や、ピストンの面の傾きを評価することが必要となるが、クラッチパック内の油圧室内は狭小であり(設置スペースが数mm程度)、新たにセンサ等を設置することが困難であるという課題がある。
本発明は、クラッチパック詰め現象を検証するためのピストンにかかる実効圧及びピストンの傾きを、特殊なセンサ類を用いること無く正確に計測することができる自動変速機のクラッチパック評価装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかるクラッチパック評価装置は、車両の自動変速機に備えられるクラッチパックにおいて、ドラムは加えられた油圧によって生じるピストンの変位を計測する変位計測手段を備え、前記ピストンは、本体部の一部をダイヤフラム形状に加工した圧力検出手段を備え、前記圧力検出手段は、前記ダイヤフラムの一面側に、前記ドラムと前記ピストンとの間に形成される油圧室に第1の油圧が加えられ、かつ、前記ダイヤフラムの他面側に、前記ピストンに加えられる前記第1の油圧の反力となる油圧が発生するように前記ピストンの油圧室と対向する側に設けられたキャンセラに第2の油圧が加えられた場合に、前記第1の油圧と前記第2の油圧の油圧差から生じる実効圧によって生じる前記ダイヤフラムの変形を検出することで前記ピストンに加えられる前記実効圧を検出し、検出された前記実効圧および前記変位の計測結果からクラッチパック詰め現象の評価を行う。
本発明によると、クラッチパック詰め現象を検証するためのピストンにかかる実効圧及びピストンの傾きを、特殊なセンサ類を用いること無く正確に計測することができる自動変速機のクラッチパック評価装置を提供することができる。
一般的なクラッチパックの構成を示した図である。 本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置を示した図である。 本発明の実施の形態1にかかる圧力検出手段の拡大図である。 本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置単体の状態で計測した圧力と歪みセンサ出力との関係を示した図である。 本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置を実機に実装する場合の形態を示した図である。 本発明の実施の形態1にかかるピストンに加わる実効圧と検出口圧とを比較したグラフである。 本発明の実施の形態1にかかるピストンに加わる実効圧と検出口圧とを比較したグラフである。 本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置内のピストンに加わる実効圧とピストンの変位とを比較したグラフである。 本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置内のピストンに加わる実効圧とピストンの変位とを比較したグラフである。 本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置を用いたクラッチパック詰め現象のシミュレーションモデルを作成する方法を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかるクラッチパック評価装置を示した図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100を示した図である。クラッチパック評価装置100は、ドラム10側に伝達された動力を出力軸側16に伝達するクラッチパックのクラッチパック詰め現象を評価する装置である。クラッチパック評価装置100は、ドラム10と出力軸側16とを備える。ドラム10は、外部から入力される動力を伝達し、回転する。ドラム10はピストン11の変位を計測する変位計速手段25を備える。変位計速手段25については後に説明する。
ピストン11は、ドラム10と連動して回転する。ピストン11は、ピストン11とドラム10との間に形成される油圧室15に加えられた油圧によってリターンスプリング17を押し下げる方向にスライド(変位)する。変位したピストン11は、複数のクラッチプレート13を押し込み、スライドさせる。ここで、クラッチプレート13はドラム10の動力を伝達し、かつ、ピストン11の押し下げ方向に対してスライドが可能となるよう取り付けられている。
スライドしたクラッチプレート13は、複数のクラッチプレート13の間に挟まれ、出力軸側16に取り付けられた複数の摩擦板14を挟むことで摩擦板14と当接する(詰まる)。摩擦板14は出力軸側16にクラッチプレート13からの動力を伝達し、かつ、ピストン11の押し下げ方向に対してスライドが可能とするよう取り付けられている。
クラッチプレート13と摩擦板14とが当接することによって、ドラム10側の動力が出力軸側16に伝達される。油圧室15の油圧が開放されると、リターンスプリング17の反力によりピストン11が押し戻されるとともに、クラッチプレート13と摩擦板14が離隔され、ドラム10の動力が出力軸側16に伝わらなくなる。
ピストン11は、本体部の一部に圧力検出手段20を備える。圧力検出手段20は、油圧室15に加えられた第1の油圧と、キャンセラ12に加わる遠心油圧(第2の油圧)との圧力差を検出し、ピストン11に加わる実効圧を検出する。
テレメータ18は、第1の油圧と第2の油圧を記録し、実効圧を算出し記録する。テレメータ18は、歪みセンサ31、32から出力される信号を増幅するアンプ機能を備える。テレメータ18はドラム10に取り付けられ、ドラム10と共に回転する。テレメータ18は、小型ロガーとしてもよく、テレメータ18の代わりにスリップリングを用いて回転するドラムから外部に歪みセンサ31、32の信号を取り出してもよい。
図3は、圧力検出手段20の拡大図である。圧力検出手段20は、ピストン11の一部をダイヤフラム形状に加工したダイヤフラム部30を備える。ダイヤフラム部30には、ダイヤフラム部30の変形を検出する歪みセンサ31、32が備えられている。ダイヤフラム30の1面側には油圧室15がある。ダイヤフラム部30の他面側にはキャンセラ12がある。油圧室15に第1の油圧P1が加えられると、ピストン11が移動する。
ピストン11は一定の距離を変位した後に、クラッチプレート13と摩擦板14が当接すると、キャンセラ12内の第2の油圧P2とリターンスプリング17やクラッチプレート13等の反力により停止する。ここで、ダイヤフラム部30は第1の油圧P1と第2の油圧P2との圧力差によって歪みが生じる。該歪みは歪みセンサ31、32で検出することができる。歪みセンサ31、32は一般的な歪みゲージ等を用いることができる。
次に、ピストン11がクラッチ当接時にどれだけ傾いているかを検出する。ピストン11の傾きはドラム10のピストン11と対向する面に複数箇所設けられた変位センサで検出する。図5は、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100を実機に実装する場合の形態を示した図である。変位センサは例えば、渦流式変位センサを用いることができる。変位計測手段25は例えば、図5に示すように3点に取り付けることができる。このように、変位計測手段25を用いることにより、実機に実装されたクラッチパック評価装置100内のピストン11の面の傾きの動的な計測が可能となる。
次に、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100の実装方法について説明する。
(1)ダイヤフラム30形状を必要分解能・レンジに合わせて設計する。これは、ピストン11を加工して形成されるダイヤフラム30の径Rと厚さtを変えることでダイヤフラム30から検出される目的の圧力に対する感度を設定する。ここで、感度εは、
ε=3PR(1−ν)/8tE (式1)
(ε:感度、P:圧力、R:ダイヤフラム直径、ν:ポアソン比、t:ダイヤフラムの厚さ、E:ヤング率)で表される。
(2)ピストン11を加工し、ダイヤフラム30を形成する。ダイヤフラム30の形成は、機械加工で切削してもよいし、エッチング処理等を用いてもよい。
(3)ダイヤフラム30に歪みセンサ31、32を貼り付ける。
(4)ドラム10に複数の変位センサ25及びテレメータ18を取り付ける。そして、テレメータ18と歪みセンサ31、32、変位センサ25とを配線する。
(5)クラッチパック評価装置100単体の状態で、油圧室15に加える第1の油圧P1と歪みセンサの出力値、ピストン11の変位及び傾きとの関係を計測する。第1の油圧P1は、クラッチパック評価装置100外部に設けられた基準圧力センサで計測する。図4は、クラッチパック評価装置100単体の状態で計測した圧力と歪みセンサ出力との関係を示した図である。
(6)クラッチパック評価装置100を実機(トランスミッション)に搭載する。
(7)実機の稼動状態で、ピストン11の実効圧、変位及び傾きを計測する。
図5は、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100を実機に実装する場合の形態を示した図である。図5は、クラッチパック評価装置100の斜視図とその断面図の一部を示している。図5において、ピストン11の傾きを計測するためにドラム10に変位計測手段25となる変位センサを取り付ける。
次に、実機に実装されたクラッチパック評価装置100のデータ計測について説明する。クラッチパック評価装置100を実装したオートマチックトランスミッションを、評価ベンチ(エンジンベンチ、モータベンチ)や、実車に搭載して出力値を評価する。図6、図7は、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100内のピストン11に加わる実効圧と検出口圧とを比較したグラフである。図6、図7に示すように、従来、モデル同定に用いていた検出口圧は、ピストン実効圧と顕著な差が存在することが分かる。
図8、図9は、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100内のピストン11に加わる実効圧とピストン11の変位とを比較したグラフである。図8、図9に示すように複数の変位センサの出力(CH1〜CH3)はそれぞれ異なっている。これにより、ピストン11の面の傾きが検出できる。クラッチパック評価装置100によると、図8、図9に示すように、ピストン11に加えられる実効圧とピストン11の変位及び傾きとの関係を動的に評価し、検証することが可能となる。
次に、クラッチパック評価装置100を用いたクラッチパック詰め現象のシミュレーションモデルを作成する方法について説明する。図10は、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100を用いたクラッチパック詰め現象のシミュレーションモデルを作成する方法を示したフローチャートである。
クラッチパック評価装置100を実機に実装する(S100)。実機に実装されたクラッチパック評価装置100で各種データを計測する(S101)。クラッチパック詰め現象のシミュレーションモデルを構築する(S102)。計測結果とクラッチパック詰め現象のシミュレーションモデルの計算結果とを比較し、シミュレーションモデルの検証を行い、シミュレーションモデルの同定を行う(S103)。
上記の様に、本発明の実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100によると、ピストン11自体を圧力検出手段にすることでピストン11に加えられる実効圧を測定することができる。そして、クラッチパック評価装置100は、ピストン11をダイヤフラム形状に加工することにより、特殊なセンサを用いること無く狭小部分の圧力を計測することができる。さらに、ドラム10に設けられた変位計測手段25によってピストン11の変位及び傾きを検出することができる。このようにして、クラッチパック評価装置100は、実効圧及びピストン11の変位及び傾きの計測によりクラッチパック詰め現象に用いるシミュレーションモデルの検証および同定の精度を向上させることができる。
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2にかかるクラッチパック評価装置200について説明する。図11は、本発明の実施の形態2にかかるクラッチパック評価装置200を示した図である。クラッチパック評価装置200は、実施の形態1にかかるクラッチパック評価装置100と基本的な構成が同じである。従って、図中でクラッチパック評価装置100と同じ部分は同じ番号を付し、重複する部分の説明は適宜省略する。
図11において、ドラム40は、油圧室15の圧力を検出する油圧室圧力検出手段50を備える。油圧室圧力検出手段50は、実施の形態1にかかる圧力検出手段20と同じようにドラム40の一部をダイヤフラム加工し、貼り付けられた歪みセンサによって油圧室15の圧力を検出する。油圧室圧力検出手段50は油圧室15に加えられる圧力を検出する点が実施の形態1と異なっている。
図11において、ピストン41は、キャンセラ12の圧力を検出するキャンセラ圧力検出手段51を備える。キャンセラ圧力検出手段51は、実施の形態1にかかる圧力検出手段20と同じようにピストン41の一部をダイヤフラム加工し、貼り付けられた歪みセンサによってキャンセラ12の圧力を検出する。このように、クラッチパック評価装置200においては、油圧室15、キャンセラ12に加えられる圧力を別々に検出する点が実施の形態1と異なっている。その他の部分は実施の形態1と同様である。
以上、本発明を上記実施形態および実施例に即して説明したが、上記実施形態および実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
10 ドラム
11 ピストン
12 キャンセラ
13 クラッチプレート
14 摩擦板
15 油圧室
16 出力軸側
17 リターンスプリング
18 テレメータ
20 圧力検出手段
25 変位計速手段(変位センサ)
30 ダイヤフラム部
31 歪みセンサ
32 歪みセンサ
40 ドラム
41 ピストン
50 油圧室圧力検出手段
51 キャンセラ圧力検出手段
100 クラッチパック評価装置
80 ドラム
88 ピストン
82 キャンセラ
83 クラッチプレート
84 摩擦板
85 油圧室
86 出力軸側
300 クラッチパック

Claims (1)

  1. 車両の自動変速機に備えられるクラッチパックにおいて、
    ドラムは加えられた油圧によって生じるピストンの変位を計測する複数の変位センサからなる変位計測手段を備え、
    前記変位計測手段は前記複数の変位センサの出力に基づいて前記ドラムからの前記ピストンの変位を検出するとともに前記ドラムの面に対する前記ピストンの面の傾きを検出し、
    前記ピストンは、本体部の一部をダイヤフラム形状に加工した圧力検出手段を備え、
    前記圧力検出手段は、
    前記ダイヤフラムの一面側に、前記ドラムと前記ピストンとの間に形成される油圧室に第1の油圧が加えられ、
    かつ、前記ダイヤフラムの他面側に、前記ピストンに加えられる前記第1の油圧の反力となる油圧が発生するように前記ピストンの油圧室と対向する側に設けられたキャンセラに第2の油圧が加えられた場合に、
    前記第1の油圧と前記第2の油圧の油圧差から生じる実効圧によって生じる前記ダイヤフラムの変形を検出することで前記ピストンに加えられる前記実効圧を検出し、
    検出された前記実効圧および前記変位及び前記傾きの計測結果からクラッチパック詰め現象の評価を行う、
    クラッチパック評価装置。
JP2014019782A 2014-02-04 2014-02-04 自動変速機のクラッチパック評価装置 Pending JP2015148235A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014019782A JP2015148235A (ja) 2014-02-04 2014-02-04 自動変速機のクラッチパック評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014019782A JP2015148235A (ja) 2014-02-04 2014-02-04 自動変速機のクラッチパック評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015148235A true JP2015148235A (ja) 2015-08-20

Family

ID=53891768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014019782A Pending JP2015148235A (ja) 2014-02-04 2014-02-04 自動変速機のクラッチパック評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015148235A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115443386A (zh) * 2020-05-01 2022-12-06 Nok株式会社 离合器活塞机构的构成要素的识别结构以及离合器活塞机构的构成要素的识别方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115443386A (zh) * 2020-05-01 2022-12-06 Nok株式会社 离合器活塞机构的构成要素的识别结构以及离合器活塞机构的构成要素的识别方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Song et al. Pressure-based clutch control for automotive transmissions using a sliding-mode controller
KR20080093999A (ko) 진공 브레이크 부스터 및 이의 작동 방법
US8333551B2 (en) Embedded fiber optic sensing device and method
Janssens et al. Comparison of torsional vibration measurement techniques
KR102077744B1 (ko) 파이프 누설 검사장치
US20100108461A1 (en) Method and arrangement for determining the wear condition of a shifting clutch
EP2971866B1 (en) Differential carrier temperature sensing package
JP5282317B2 (ja) 摩擦係合によってトルクを伝達する伝動装置の運転確実性を監視するための方法および装置
JP2012529602A (ja) 摩擦監視装置を備えるメカニカルシール
US20150043612A1 (en) Method for heat quantity measurement with an ultrasonic, flow measuring device
CN103983436A (zh) 一种制动器摩擦、发热、振动耦合试验台
CN105283749A (zh) 发动机台架系统
JP2016520841A (ja) テストベンチにおいて振動を減少させるための方法
WO2016198430A3 (de) Vorrichtung zur messung des drucks eines durch eine rohrleitung strömendes fluid
JP2015528545A (ja) 摩擦クラッチ装置の接触点を求めるための方法
US20170284561A1 (en) Method for determining the degree of wear of a valve, and apparatus for carrying out said method
JP2015148235A (ja) 自動変速機のクラッチパック評価装置
JP2009236729A (ja) 係合機構評価装置及びその方法
CN110537033B (zh) 用于借助离合器操作系统操控离合器的方法和离合器操作系统
JP5416419B2 (ja) 建設機械
US20180136059A1 (en) Deformation measuring torque meter
JP7269770B2 (ja) 回転機械の振動計測装置、及び、振動計測方法
US11994445B2 (en) Condition monitoring for plain bearings by means of structure-borne noise
PL1972906T3 (pl) Sposób rozpoznawania błędów czujnika przepływu
CN203561340U (zh) 一种热真空环境下的高精度角度测试装置