JP2015148202A - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

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Keiichi Fukuoka
慶一 福岡
寛之 吉田
Hiroyuki Yoshida
寛之 吉田
昌志 野尻
Masashi Nojiri
昌志 野尻
村上 智洋
Tomohiro Murakami
智洋 村上
鈴木 裕
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
昌哉 坂本
Masaya Sakamoto
昌哉 坂本
明広 村西
Akihiro Muranishi
明広 村西
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Abstract

【課題】遠心力の作用により冷媒ガスに含まれる異物の回収を行うことができる可変容量型圧縮機の提供にある。【解決手段】吐出室と制御圧室とを連通する給気通路と、制御圧室と吸入室とを連通する抽気通路と、を備え、制御圧室の圧力調節によりピストンのストロークが調節される可変容量型圧縮機において、駆動軸18の内部に形成され、抽気通路の一部をなす軸内通路60と、抽気通路に配置されるとともに、内部が軸内通路と繋がるように駆動軸18の端部に設けられた筒状部65と、を備え、筒状部65には異物を捕捉するフィルタ70が設けられた。【選択図】 図2

Description

この発明は、可変容量型圧縮機に関し、例えば、車両空調装置に用いられ、制御圧室の圧力調節によって吐出容量を変更可能とする可変容量型圧縮機に関する。
従来の可変容量型圧縮機としては、例えば、特許文献1に開示された往復式可変容量型圧縮機が存在する。
特許文献1に開示された往復式可変容量型圧縮機には、駆動シャフトの軸に沿って冷媒経路の一部を構成する軸内通路が設けられている。
バルブプレートには通孔が設けられ、駆動シャフトの一端側を配したシリンダブロック内に、軸内通路の一端側および通孔と連通して冷媒経路の一部を構成する空隙部が設けられている。
この空隙部には冷媒が濾過されるように籠形状のフィルタが配設されており、軸内通路の他端側とクランク室が連通されている。
フィルタのメッシュは、冷媒と一緒に流れてくる摩耗粉等の異物を除去できる大きさとしている。
特開2005−120972号公報
しかしながら、特許文献1に開示された往復式可変容量型圧縮機では、フィルタは駆動軸とともに回転されない構造であるため、冷媒ガスに含まれる異物を分離する能力は低く、フィルタが冷媒流路の全体を覆うように籠形状に形成する必要がある。
冷媒流路の全体を覆う籠形状のフィルタでは、異物がフィルタに蓄積されてフィルタ全体が目詰まりすると、冷媒ガスがフィルタを通過し難くなる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、遠心力の作用により冷媒ガスに含まれる異物の回収を行うことができる可変容量型圧縮機の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数のシリンダボアを備えたハウジングと、前記ハウジングに回転自在に支持された駆動軸と、前記駆動軸と一体回転するとともに、前記駆動軸に対して傾動可能な斜板と、前記斜板が収容される制御圧室と、前記シリンダボア内に摺動自在に収容され、前記斜板の回転運動を受けて、前記シリンダボア内を往復動するピストンと、前記シリンダボア内の圧縮室に吸入される冷媒ガスが導入される吸入室と、前記圧縮室から吐出される冷媒ガスが導入される吐出室と、前記吐出室と前記制御圧室とを連通する給気通路と、前記制御圧室と前記吸入室とを連通する抽気通路と、を備え、前記制御圧室の圧力調節により前記ピストンのストロークが調節される可変容量型圧縮機において、前記駆動軸の内部に形成され、前記抽気通路の一部をなす軸内通路と、前記抽気通路に配置されるとともに、内部が前記軸内通路と繋がるように前記駆動軸の端部に設けられた筒状部と、を備え、前記筒状部には異物を捕捉する異物捕捉部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、筒状部は駆動軸とともに回転されるから、冷媒ガスに含まれる摩耗粉等の異物は、遠心力の作用により冷媒ガスから分離され、異物は異物捕捉部材に捕捉され、冷媒ガスに含まれる異物を回収することができる。
抽気通路を通過する冷媒ガスに含まれるオイルも、遠心力の作用により分離される。
また、冷媒ガスに含まれる摩耗粉等の異物は、遠心力に加え、冷媒ガスに含まれるオイルの粘性により、筒状部の内周面に沿ってオイルとともに運ばれて異物捕捉部材へ向けて移動し、異物は異物捕捉部材に捕捉され、一方、オイルは異物捕捉部材を通過する。
また、上記の可変容量型圧縮機において、前記筒状部は、前記抽気通路の上流側から下流側へ向けて自身の内周径を拡大している構成としてもよい。
この場合、筒状部は、同一径よりなる場合に比較して、より大きな遠心力を異物に作用させることができ、異物の回収をより確実に行うことができる。
また、上記の可変容量型圧縮機において、前記異物捕捉部材は、環状に形成されている構成としてもよい。
この場合、異物捕捉部材は、遠心力により駆動軸の外周方向に向かって移動した異物を漏らすことなく確実に捕捉するのに適した形状である。
また、上記の可変容量型圧縮機において、前記ハウジングは、前記筒状部を収容する空間部を備え、該空間部と前記吸入室とは、区画部材により区画されており、該区画部材には前記空間部と前記吸入室とを連通する貫通孔が形成されており、前記貫通孔は、前記軸内通路の延長線上に設けられており、前記異物捕捉部材は、前記軸内通路の延長線上から外れた位置に設けられている構成としてもよい。
この場合、抽気通路を通る冷媒ガスは、軸内通路から延長線上にある貫通孔に向かって流れるため、異物及び異物捕捉部材により流れを阻害されることがない。
また、異物捕捉部材は軸内通路の延長線上から外れて位置することになり、異物及び異物捕捉部材は抽気通路を通る冷媒ガスの流れを阻害しない。
また、上記の可変容量型圧縮機において、前記異物捕捉部材はフィルタである構成としてもよい。
この場合、異物を含む冷媒ガスやオイルはフィルタによって濾過され、冷媒ガスやオイルに含まれている異物をフィルタに回収することができる。
また、上記の可変容量型圧縮機において、前記フィルタは、前記フィルタの先端部が前記抽気通路の上流側へ向かうように湾曲されている構成としてもよい。
この場合、駆動軸の回転が停止してもフィルタに回収された異物が湾曲されたフィルタから脱落し難くなる。
本発明によれば、遠心力の作用により冷媒ガスに含まれる異物の回収を行うことができる可変容量型圧縮機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る可変容量型圧縮機の縦断面図である。 第1の実施形態に係る可変容量型圧縮機の要部の拡大縦断面図である。 可変容量型圧縮機の作用を模式的に説明する要部の拡大縦断面図である。 第2の実施形態に係る可変容量型圧縮機の要部の拡大縦断面図である。 第3の実施形態に係る可変容量型圧縮機の要部の拡大縦断面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る可変容量型圧縮機としての可変容量型斜板式圧縮機について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る可変容量型斜板式圧縮機(以下「圧縮機」と表記する)は車両に搭載される車両空調用の圧縮機である。
図1に示す圧縮機では、シリンダブロック11の前端にはフロントハウジング12が接合され、シリンダブロック11の後端にはリヤハウジング13が接合されている。
シリンダブロック11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、複数の通しボルト(図1においては1つのみ示す)14により相互に接続されている。
シリンダブロック11には、通しボルト14を挿通するボルト通孔(図示せず)が形成されているほか、フロントハウジング12にはボルト通孔15が形成されている。
また、リヤハウジング13には、雌ねじを有するボルト孔(図示せず)が形成され、ボルト孔には通しボルト14の雄ねじ部が螺入される。
シリンダブロック11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、圧縮機のハウジングの全体を構成する要素である。
フロントハウジング12とシリンダブロック11との接合により、フロントハウジング12内に制御圧室16が形成される。
シリンダブロック11には軸孔17が形成されている。
軸孔17には駆動軸18が挿通され、駆動軸18はシリンダブロック11に回転自在に支持されている。
本実施形態では、駆動軸18のシリンダブロック11と摺接する外周面には、潤滑剤を含むコーティング層が形成されている。
また、フロントハウジング12には、軸孔20が形成されており、軸孔20に駆動軸18が挿通されている。
軸孔20には軸封装置21が設けられており、軸封装置21には主にゴム材料により形成されたリップシールが用いられている。
制御圧室16から外部へ突出する駆動軸18は、エンジン等の外部駆動源(図示せず)から回転駆動力を得る。
駆動軸18には回転支持体22が固定されている。
回転支持体22はラジアル軸受23を介してフロントハウジング12に回転自在に支持されており、駆動軸18と一体回転可能である。
回転支持体22とフロントハウジング12の内壁面との間には、駆動軸18の軸心P方向への荷重を受けるスラスト軸受24が介在されている。
フロントハウジング12には、制御圧室16の外周域からフロントハウジング12と回転支持体22との間まで延び、スラスト軸受24に臨むオイル経路25が形成されており、オイル経路25は軸孔20まで達している。
回転支持体22には、斜板26が駆動軸18の軸心P方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。
回転支持体22には一対のアーム27(図1では一方のアーム27のみ図示され、他方のアーム27は図示されない)が斜板26に向けて突設されており、斜板26には一対の突起部28が回転支持体22に向けて突設されている。
突起部28は、回転支持体22における一対のアーム27間に形成された凹部に挿入されている。
突起部28は、一対のアーム27に挟まれた状態で凹部内を移動可能である。
アーム27において凹部の底部となる面にはカム面29が形成されており、突起部28の先端部はカム面29と摺接する。
斜板26は、一対のアーム27に挟まれた突起部28と、カム面29との連係により駆動軸18の軸方向へ傾動可能かつ駆動軸18と一体的に回転可能である。
斜板26の傾動は、カム面29と突起部28とのスライドガイド関係と駆動軸18のスライド支持作用とにより案内される。
一対のアーム27、突起部28およびカム面29は、斜板26と回転支持体22との間に設けられるヒンジ機構30を構成する。
ヒンジ機構30は、回転支持体22に対して斜板26を傾動可能、かつ駆動軸18から斜板26へトルク伝達可能に連結する。
駆動軸18にはコイルスプリング31が嵌挿されており、コイルスプリング31は回転支持体22と斜板26との間に位置する。
コイルスプリング31は斜板26を回転支持体22から離す付勢力を斜板26に付与する。
斜板26の径中心部が回転支持体22側へ移動すると、駆動軸18の径方向に対する斜板26の傾斜角度が増大する。
斜板26の最大傾斜角度は、回転支持体22と斜板26との当接により規定される。
因みに、図1に示す斜板26は最大傾斜角度の状態にある。
図1に示すように、シリンダブロック11に形成された複数のシリンダボア32内には、片頭式のピストン33が摺動自在に収容されている。
シリンダボア32とピストン33の端面とにより圧縮室34が区画される。
斜板26の回転運動は、シュー35を介してピストン33の前後往復運動に変換され、ピストン33がシリンダボア32内を往復動する。
リヤハウジング13内には隔壁36が形成されており、隔壁36により吸入室37と吐出室38が区画形成されている。
シリンダブロック11とリヤハウジング13との間には、バルブプレート39、弁形成プレート40、41及びリテーナ形成プレート42が介在されている。
バルブプレート39、弁形成プレート41及びリテーナ形成プレート42には吸入ポート43が形成されている。
バルブプレート39及び弁形成プレート40には吐出ポート44が形成されている。
弁形成プレート40には吸入弁45が形成されており、弁形成プレート41には吐出弁46が形成されている。
リテーナ形成プレート42には、吐出弁46の開度を規制するリテーナ47が形成されている。
軸孔17と吸入室37を連絡するように貫通孔48がバルブプレート39、弁形成プレート40、41及びリテーナ形成プレート42の中心に貫通して形成されている。
吸入室37内の冷媒は、ピストン33の吸入動作(図1において右側から左側への移動)により吸入ポート43から吸入弁45を開弁してシリンダボア32内へ流入する。
シリンダボア32内へ流入したガス状の冷媒は、ピストン33の吐出動作(図1において左側から右側への移動)により吐出ポート44から吐出弁46を開弁して吐出室38へ吐出される。
吐出弁46は、リテーナ形成プレート42上のリテーナ47に当接して開度規制される。
吸入室37へ冷媒を導入する吸入通路51と、吐出室38から冷媒を排出する吐出通路52とは、外部冷媒回路53と接続されている。
外部冷媒回路53上には、冷媒を液化させる凝縮器54、膨張弁55および周囲の熱を冷媒に移すための熱交換器56が介在されている。
膨張弁55は、熱交換器56の出口側における冷媒ガスの温度の変動に応じて冷媒流量を制御する。
吐出室38へ吐出された冷媒ガスは吐出通路52を通って外部冷媒回路53へ流出する。
外部冷媒回路53へ流出した冷媒ガスは、吸入通路51を通り吸入室37へ還流する。
吐出室38と制御圧室16は給気通路57により連通している。
リヤハウジング13には容量制御弁59が設けられており、容量制御弁59は給気通路57を通る冷媒ガスの流量を制御する。
容量制御弁59の弁開度の増大により、給気通路57を通る冷媒ガスの流量が増大すると、制御圧室16内の圧力が高くなる。
これにより、斜板26の傾斜角度が減少する。
容量制御弁59の弁開度の減少により給気通路57を通る冷媒ガスの流量が減少すると、制御圧室16内の圧力が低くなる。これにより、斜板26の傾斜角度が増大する。
斜板26の傾斜角度の増減によりピストン33のストロークが変更され調節される。
本実施形態の駆動軸18には、軸心Pを中心に軸方向へ形成された軸内通路60が形成されている。
駆動軸18内部の軸内通路60は、リヤハウジング13側の一端からフロントハウジング12側へ向けて形成されている。
軸内通路60のフロントハウジング12側の端部は、軸孔20において駆動軸18の軸方向において軸封装置21と回転支持体22との間に達している。
図1に示すように、軸内通路60のフロントハウジング12側の端部から、径方向に駆動軸18の外周まで至る孔61が形成され、孔61は軸孔20を介してオイル経路25と連通している。
また、軸孔17における駆動軸18のシリンダブロック11側の端部と区画部材としてのバルブプレート39との間には、空間部62が形成されている。
空間部62と吸入室37とは貫通孔48により連通され、貫通孔48は軸内通路60の延長線上に設けられている。
従って、制御圧室16と吸入室37は孔61、軸内通路60、空間部62、貫通孔48により連通している。
制御圧室16内の冷媒ガスは孔61、軸内通路60、空間部62、貫通孔48を介して吸入室37へ流出する。
従って、貫通孔48および空間部62と、駆動軸18の軸内通路60および孔61は、抽気通路として機能し、容量制御弁59および給気通路57との協働により制御圧室16の圧力を制御する。
なお、空間部62は、シリンダブロック11に形成したオイル戻し通路58により制御圧室16と連通されている。
従って、空間部62に貯留されるオイルはオイル戻し通路58を通り制御圧室16へ流出する。
図2に示すように、本実施形態では、駆動軸18のシリンダブロック11側の端部は、外周径が小さく設定された小径軸部63が形成されている。
駆動軸18の小径軸部63には、空間部62に収容されるオイルセパレータとしての筒状部65が取り付けられている。
筒状部65は空間部62に収容されていることから、抽気通路に配置されていると言える。
筒状部65は、小径軸部63の外周面と嵌合する筒状の嵌合部66と、嵌合部66から先端側へ延在し、先端へ向かうほど内周面68の径が大きくなる拡開筒部67を備えている。
つまり、拡開筒部67の内周面68は抽気通路の上流側から下流側へ向けて自身の内周径が拡大しつつ延在されている。
拡開筒部67の先端部と弁形成プレート40との間には、僅かな間隙が形成され、拡開筒部67の先端部と弁形成プレート40は当接していない。
筒状部65は、駆動軸18とともに回転することにより、軸内通路60から筒状部65を通る冷媒ガスに遠心力を作用させ、冷媒ガスに含まれるオイルおよび異物を拡開筒部67の内周面68に付着させて冷媒ガスから分離する機能を有する。
本実施形態では、筒状部65に異物捕捉部材が設けられている。
異物捕捉部材は、筒状部65により冷媒ガスから含まれる摩耗粉等の異物を回収するためのものである。
本実施形態の異物補足部材は、拡開筒部67の内周面68における先端部側に設けたフィルタ70である。
図2に示すように、フィルタ70は、軸内通路60の延長線上から外れて位置するように、貫通孔48より外周側に環状に形成されており、拡開筒部67の内周面68に嵌合される環状の嵌合部71と、嵌合部71の周方向にわたって形成されるメッシュ部72を備えている。
拡開筒部67の内周面68における先端部には、嵌合部71が圧入により嵌合可能な環状の被嵌合部69が形成されている。
フィルタ70が拡開筒部67の先端部からバルブプレート39側へ突出しないように、内周面68における被嵌合部69の位置が設定されている。
フィルタ70のメッシュ部72は、嵌合部71において周方向にわたって形成されるとともに、断面円弧状に形成されている。
具体的には、メッシュ部72は、嵌合部71から軸方向へ向かうとともに、メッシュ部72の先端部73が嵌合部71の内側へ位置するように湾曲して反転されている。
つまり、フィルタ70は、フィルタ70の先端部73が抽気通路の上流側へ向かうように湾曲されている。
メッシュ部72は断面円弧状であって、嵌合部71の内側において周方向にわたって環状に形成され、メッシュ部72の径方向の中心には円形孔74が形成されている。
メッシュ部72のメッシュ寸法は摩耗粉等の異物が通過できない程度に設定されている。
従って、筒状部65により分離されたオイルとともに内周面68に沿って移動する異物はメッシュ部72において捕捉されて回収されるが、オイルや冷媒ガスはメッシュ部72を通過する。
メッシュ部72が湾曲されて断面円弧状に形成されているため、メッシュ部72において捕捉された異物は、駆動軸18が回転を停止して遠心力を受けない場合でも、メッシュ部72から落下し難い。
次に、本実施形態の圧縮機の作用について説明する。
圧縮機が運転されると、冷媒ガスが外部冷媒回路53より吸入通路51を通じて吸入室37に導入される。
シリンダボア32内を往復動するピストン33が上死点位置から下死点位置へ移動する吸入行程では、吸入弁45が開弁され、このとき、吸入室37内の冷媒ガスは、吸入弁45の開弁時に吸入ポート43を通じて圧縮室34へ導入される。
なお、吸入行程では、圧縮室34の圧力低下および吐出室38の圧力が高いことと相まって、吐出弁46は湾曲することなくバルブプレート39に密着して吐出ポート44を閉じる。
この後、ピストン33が下死点位置から上死点位置へ移動する圧縮行程では、圧縮室34の圧力が増大し、圧縮室34の冷媒ガスは圧縮される。
圧縮行程では、圧縮室34の圧力が上昇する。
吐出行程では吐出弁46が湾曲して吐出ポート44を開き、圧縮室34の冷媒ガスは吐出ポート44を通じて吐出室38へ吐出される。
同時に、圧縮室34の圧力上昇と吸入室37の圧力が低いことと相まって、吸入弁45はバルブプレート39に密着して吸入ポート43を閉じる。
ピストン33が上死点位置に達し、冷媒ガスが圧縮室34から吐出室38に吐出されて冷媒ガスの吐出が終了すると、吐出弁46はリテーナ47から離れて吐出ポート44を閉じる。
そして、圧縮室34から吐出室38に吐出された冷媒ガスは吐出通路52を通じて外部冷媒回路53へ導出される。
外部冷媒回路53へ流出した冷媒ガスは、吸入通路51を通り吸入室37へ還流する。
制御圧室16の圧力は、容量制御弁59の弁開度に応じて調節され、容量制御弁59の弁開度の増大により、給気通路57を通る冷媒ガスの流量が増大すると、制御圧室16内の圧力が高くなる。
制御圧室16の圧力が高くなることにより、斜板26の傾斜角度が減少する。
容量制御弁59の弁開度の減少により給気通路57を通る冷媒ガスの流量が減少すると、制御圧室16内の圧力が低くなる。
制御圧室16の圧力が低くなることにより、斜板26の傾斜角度が増大する。
制御圧室16の圧力調節によりピストン33のストロークが調節される。
ところで、制御圧室16の冷媒ガスは、駆動軸18の軸内通路60および孔61と、空間部62、貫通孔48を通じて吸入室37へ流出する。
制御圧室16の冷媒ガスは、孔61、軸内通路60を通過して筒状部65に達すると、駆動軸18とともに回転する筒状部65により遠心力を受ける。
このとき、図3に示すように、冷媒ガスに含まれる潤滑のためのオイルLと摩耗粉等の異物Aは、遠心力により冷媒ガスから分離され、筒状部65の内周面68へ移動し、さらに、内周面68に沿ってフィルタ70へ向けて移動する。
冷媒ガスから分離されたオイルLおよび異物Aがフィルタ70に達すると、異物Aはメッシュ部72において捕捉されて滞留し、オイルLはメッシュ部72を通過し、空間部62に貯留される。
なお、異物Aは内周面68に沿って移動するだけでなく、冷媒ガスとともにフィルタ70へ直接達する場合もあるが、この場合も異物Aはメッシュ部72により捕捉される。
オイルLおよび異物Aが分離された冷媒ガスは、空間部62から貫通孔48を通じて吸入室37へ流出し、吸入室37への異物Aの流出は殆どない。
なお、図3では、オイルLおよび異物Aを含む冷媒ガスの流れを黒矢印F1で模式的に示し、オイルLおよび異物Aが分離された冷媒ガスの流れを白抜き矢印F2により模式的に示す。
駆動軸18が回転を続けている状態では、メッシュ部72に捕捉されて回収された異物には常に遠心力が作用し、回収された異物がフィルタ70から脱落することがない。
また、フィルタ70は、筒状部65とともに回転するため、フィルタ70の冷媒ガスとの干渉により、冷媒ガスからのオイルの分離を助長する。
本実施形態の圧縮機は以下の作用効果を奏する。
(1)駆動軸18の端部に設けられた筒状部65の内周面68には異物捕捉部材としてのフィルタ70が設けられている。従って、駆動軸18の回転にともなって回転する筒状部65内に遠心力が発生し、異物を含む冷媒ガスが筒状部65内を通過する時、遠心力の作用により筒状部65の内周面68に沿って外周方向へ移動した異物をフィルタ70で捕捉し、異物の回収を行うことができる。また、冷媒ガスに含まれるオイルは、遠心力の作用により、筒状部65の内周面68に沿って外周方向へ移動しつつ分離される。すなわち、筒状部65はオイルセパレータとしても機能する。冷媒ガスに含まれる異物は、遠心力に加え、オイルの粘性により、筒状部65の内周面68に沿ってオイルとともに運ばれてフィルタ70に達する。異物はフィルタ70に捕捉される一方、オイルはフィルタ70を通過する。従って、オイル分離とともにフィルタ70による冷媒ガスに含まれる異物の回収を行うことができる。
(2)筒状部65は、先端に向かうほど内周面68の径が大きくなる形状を有しており、筒状部が同一径よりなる場合に比較してより大きな遠心力を異物に作用させることができるため、異物の回収をより確実に行うことができる。
(3)フィルタ70は内周面68の下流側端部において周方向にわたって環状に形成されているから、オイルとともに内周面68に沿って移動する異物を確実にフィルタ70に回収することができる。
(4)駆動軸18が回転を続けている状態では、メッシュ部72に捕捉されて回収された異物には常に遠心力が作用し、回収された異物のフィルタ70からの脱落を防止することができる。さらに、メッシュ部72は、断面円弧状に形成されているため、駆動軸18が回転を停止してもメッシュ部72に捕捉された異物はフィルタ70から脱落し難い。また、フィルタ70は、筒状部65とともに回転するため、フィルタ70の冷媒ガスとの干渉により、冷媒ガスからのオイルの分離を助長することができる。フィルタ70によるオイル分離の性能は従来のフィルタと比較して高い。
(5)フィルタ70が筒状部65の内周面68に設けられていることから、フィルタ70の設置のためのスペースを増やす必要がない。このため、空間部62の容積を小さくすることが可能であり、圧縮機の大型化を防止することができる。
(6)環状のフィルタ70は、筒状部65における冷媒ガスの流路の全てを覆わないように設けられているため、フィルタ70に回収された異物によりフィルタ70全体が目詰まりしても、冷媒ガスを吸入室37へ流出することができる。
(7)フィルタ70は貫通孔48より外周側に位置し、抽気通路を通る冷媒ガスは、軸内通路60から延長線上にある貫通孔48に向かって流れるため、異物及びフィルタ70により流れを阻害されることがない。
(8)フィルタ70は軸内通路60の延長線上から外れて位置することになり、異物及びフィルタ70材は抽気通路を通る冷媒ガスの流れを阻害しない。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る圧縮機について説明する。
本実施形態では、主にフィルタの構成が第1の実施形態のフィルタと異なる。
本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については、第1の実施形態の説明を援用し、符号を共通して用いる。
図4に示すように、駆動軸18の小径軸部63にはオイルセパレータとしての筒状部80が設けられている。
筒状部80は、貫通孔48より外周側に環状に形成されており、小径軸部63の外周面と嵌合する筒状の嵌合部81と、嵌合部81から先端側へ延在し、先端へ向かうほど内周面83の径が大きくなる拡開筒部82を備えている。
つまり、筒状部80は抽気通路の上流側から下流側へ向けて自身の内周径を拡大しつつ延在する。
筒状部80は、駆動軸18とともに回転することにより、軸内通路60から筒状部80を通る冷媒ガスに遠心力を作用させ、冷媒ガスに含まれるオイルおよび異物を拡開筒部82の内周面83に付着させて冷媒ガスから分離する機能を有する。
本実施形態では、筒状部80に異物捕捉部材としてのフィルタ85が設けられている。
本実施形態のフィルタ85は、軸内通路60の延長線上から外れて位置するように、筒状部80の下流側端部から径方向外側へ突出して形成されている。
フィルタ85は、拡開筒部82の内周面83に圧入により嵌合される環状の嵌合部86と、嵌合部86の周方向にわたって形成されるメッシュ部87と、メッシュ部87の端部に形成されるリング部88を備えている。
拡開筒部82の内周面83における下流側端部としての先端部には、嵌合部86が圧入により嵌合可能な環状の被嵌合部84が形成されている。
被嵌合部84は、フィルタ85が拡開筒部82の先端部からバルブプレート39側へ突出するように形成されている。
フィルタ85の嵌合部86は、筒状部80の内周面83と連続するように、軸方向へ径が拡大する内周面89を備えている。
フィルタ85のメッシュ部87は、嵌合部86において周方向にわたって形成されるとともに、嵌合部86から径方向の外側であって、やや軸方向の駆動軸18側へ向けて張り出すように形成されている。
メッシュ部87は、嵌合部86から径方向の外側へ向い、最外周から径方向の内側へ向けて反転して断面円弧状に形成されている。
従って、メッシュ部87は嵌合部86とリング部88との間において周方向にわたって形成されている。
メッシュ部87のメッシュ寸法は摩耗粉等の異物が通過できない程度に設定されている。
従って、筒状部80により冷媒ガスから分離されたオイルとともに内周面83に沿って移動する異物は、メッシュ部87において捕捉されて回収されるが、オイルや冷媒ガスはメッシュ部87を通過する。
メッシュ部87が断面円弧状に形成されているため、メッシュ部87において捕捉された異物は、駆動軸18が回転を停止して遠心力を受けない場合でも、メッシュ部87から落下し難い。
メッシュ部87の先端にリング部88が設けられているが、リング部88は環状の部材であり、弁形成プレート40と当接可能な部材である。
リング部88の内周径は嵌合部86の内周面89の最大径よりも小さく設定されているが、これは、筒状部80の内周面83に沿って移動するオイルや異物をリング部88に当ててメッシュ部87へ導くためである。
本実施形態の圧縮機は、第1の実施形態の作用効果(1)〜(4)、(7)と同等の作用効果を奏する。
また、筒状部80において冷媒ガスが通過する流路に冷媒ガスの流れを妨げる部材がないため、フィルタ85による異物の回収を可能とするとともに、筒状部80によるオイル分離の機能を最大限発揮することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、駆動軸の一部がオイルセパレータを構成し、第1の実施形態のフィルタが異物捕捉部材として設けられている例である。
本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については、第1の実施形態の説明を援用し、符号を共通して用いる。
図5に示すように、シリンダブロック11には軸孔17が形成されており、軸孔17には駆動軸90が挿通されている。
駆動軸90はシリンダブロック11およびフロントハウジング12に回転自在に支持されている。
本実施形態の駆動軸90は、第1の実施形態の駆動軸18と同様に、エンジン等の外部駆動源(図示せず)から回転駆動力を得る。
駆動軸90のリヤハウジング側の端部は空間部62を臨んでいる。
本実施形態の駆動軸90には、軸心Pを中心に軸方向へ形成された軸内通路91が形成されている。
駆動軸90の軸内通路91は、第1の実施形態の軸内通路60に相当し、リヤハウジング13側の一端からフロントハウジング12側へ向けて形成されている。
軸内通路91のフロントハウジング12側の端部から、径方向に駆動軸90の外周まで至る孔61(図示せず)が形成されている。
制御圧室16と吸入室37は孔61、軸内通路91、空間部62、貫通孔48により連通している。
従って、貫通孔48および空間部62と、駆動軸90の軸内通路91および孔61は、抽気通路として機能する。
本実施形態の軸内通路91は、孔径が同じである同径孔部92と、駆動軸90の端部へ向かうほど孔径が拡大する拡径孔部93を有する。
駆動軸90における拡径孔部93を形成する内周面は、抽気通路の上流側から下流側へ向けて内周径が拡大されており、駆動軸90の端部に設けられた拡径孔部93が形成されている部位は、オイルセパレータに相当する筒状部94として機能する。
つまり、筒状部94は抽気通路の上流側から下流側へ向けて自身の内周径を拡大しつつ延在する。
駆動軸90の端部に設けた筒状部94は、軸内通路91を通る冷媒ガスから遠心力によりオイルおよび異物を分離する。
本実施形態では、拡径孔部93を形成する内周面には、異物捕捉部材としてのフィルタ70が設けられている。
フィルタ70は貫通孔48より外周側に環状に形成されており、拡径孔部93を形成する内周面における先端部側には、フィルタ70の嵌合部71が嵌合可能な環状の被嵌合部95が形成されている。
被嵌合部95は、フィルタ70が駆動軸90の端部からバルブプレート39側へ突出しない位置となるように形成されている。
本実施形態の圧縮機は、第1の実施形態の作用効果(1)〜(7)と同等の作用効果を奏する。
また、筒状部94が駆動軸90と一体であるため、圧縮機の部品点数を少なくすることができる。
なお、上記の実施形態は、本発明の一実施形態を示すものであり、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、下記のように発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。
○ 上記の実施形態では、異物捕捉部材としてのフィルタのメッシュ部が断面円弧状としたがメッシュ部は断面円弧状に限定されない。メッシュ部の断面形状は、直線状であってもよく、あるいは、直線的に屈曲される断面形状としてもよいし、不定形な曲線状であってもよい。
○ 上記の実施形態では、筒状部に対してフィルタを圧入することにより固定したが、筒状部に対するフィルタの固定は圧入に限定されず、例えば、溶接や締結部材の使用等、筒状部に対するフィルタを固定手段は自由である。
○ 上記の第1の実施形態のフィルタと第2の実施形態のフィルタを組み合わせて異物捕捉部材としてもよい。この場合、上流側となるフィルタのメッシュ部を下流側のフィルタのメッシュ部よりもメッシュを大きく設定してもよい。
○ 上記の実施形態では、分離したオイルを専用の通路を介して制御圧室に戻すこととしたがこの限りではない。分離したオイルを制御圧室に戻す通路を給気通路に接続し、給気通路と兼用としてもよく、分離したオイルの戻し先は制御圧室に限らず、吸入室であってもよい。
11 シリンダブロック
12 フロントハウジング
13 リヤハウジング
16 制御圧室
18、90 駆動軸
26 斜板
30 ヒンジ機構
32 シリンダボア
33 ピストン
37 吸入室
38 吐出室
48 貫通孔
53 外部冷媒回路
57 給気通路
59 容量制御弁
60、91 軸内通路
62 空間部
65、80、94 筒状部
68、83 内周面
69、84、95 被嵌合部
70、85 フィルタ
71、86 嵌合部
72、87 メッシュ部
88 リング部
92 同径孔部
93 拡径孔部
P 軸心

Claims (6)

  1. 複数のシリンダボアを備えたハウジングと、
    前記ハウジングに回転自在に支持された駆動軸と、
    前記駆動軸と一体回転するとともに、前記駆動軸に対して傾動可能な斜板と、
    前記斜板が収容される制御圧室と、
    前記シリンダボア内に摺動自在に収容され、前記斜板の回転運動を受けて、前記シリンダボア内を往復動するピストンと、
    前記シリンダボア内の圧縮室に吸入される冷媒ガスが導入される吸入室と、
    前記圧縮室から吐出される冷媒ガスが導入される吐出室と、
    前記吐出室と前記制御圧室とを連通する給気通路と、
    前記制御圧室と前記吸入室とを連通する抽気通路と、を備え、
    前記制御圧室の圧力調節により前記ピストンのストロークが調節される可変容量型圧縮機において、
    前記駆動軸の内部に形成され、前記抽気通路の一部をなす軸内通路と、
    前記抽気通路に配置されるとともに、内部が前記軸内通路と繋がるように前記駆動軸の端部に設けられた筒状部と、を備え、
    前記筒状部には異物を捕捉する異物捕捉部材が設けられていることを特徴とする可変容量型圧縮機。
  2. 前記筒状部は、前記抽気通路の上流側から下流側へ向けて自身の内周径を拡大していることを特徴とする請求項1記載の可変容量型圧縮機。
  3. 前記異物捕捉部材は、環状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の可変容量型圧縮機。
  4. 前記ハウジングは、前記筒状部を収容する空間部を備え、該空間部と前記吸入室とは、区画部材により区画されており、
    該区画部材には前記空間部と前記吸入室とを連通する貫通孔が形成されており、
    前記貫通孔は、前記軸内通路の延長線上に設けられており、
    前記異物捕捉部材は、前記軸内通路の延長線上から外れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の可変容量型圧縮機。
  5. 前記異物捕捉部材はフィルタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の可変容量型圧縮機。
  6. 前記フィルタは、前記フィルタの先端部が前記抽気通路の上流側へ向かうように湾曲されていること特徴とする請求項5記載の可変容量型圧縮機。
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