JP2015147304A - プリンター、及び印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】事前に印刷条件を把握しておかなくとも、バンディングを低減することが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供する。【解決手段】プリンターの画像処理モジュールは、入力部にユーザーが入力した値に従ってインク量の調節割合を設定する。そして、この調節割合に従い、BRS補正テーブル72において、隣り合うヘッドユニットの端部が搬送方向に見て重なっている領域のインクノズルに対応付けられたインク量を増減して、新たなBRS補正テーブル72Aを生成する。そして、印刷対象の画像データ10から生成されたインク量データ11に対して、新たなBRS補正テーブル72Aを用いてBRS補正処理を行う。これにより、隣り合うヘッドユニットの端部が搬送方向に見て重なっている領域のインクノズルから吐出するインク量が増減され、バンディングが低減する。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷画像のバンディング(濃淡ムラ)を印刷データの補正によって低減させる技術に関する。
従来から、印刷媒体の幅をカバーする印刷ヘッドを備えるラインヘッド型のインクジェットプリンターにおいて、印刷媒体の搬送方向と交差する方向に複数のヘッドユニットを並べて印刷ヘッドを構成したものがある。ヘッドユニットには、多数のインクノズルを並べたノズル列が設けられている。複数のヘッドユニットを組み立てて印刷ヘッドを構成する場合、ヘッドユニット間の取付誤差等によって、隣り合うヘッドユニットの端部がオーバーラップする位置(ヘッドユニットのつなぎ目)でインクノズルの配列に乱れが生じることがある。この場合、印刷画像にスジ状の濃淡ムラ(バンディング)が発生し、印刷品質が劣化するという問題点がある。
そこで、予め、インクノズルの配列誤差やインク吐出特性のばらつきによってどのような濃淡ムラが発生するかを測定し、測定したデータに基づいて濃淡ムラを打ち消すようにインク量を補正する処理(BRS補正)を行うことで、バンディングを低減させる制御が行われている。例えば、製造したプリンターを出荷する前に、専用パターンを印刷して、印刷結果をスキャナーで測定する。そして、測定結果に基づき、発生したバンディングを打ち消すようにインク量の補正量を決定して、インクノズルのそれぞれに対して、補正前と補正後のインク量(濃度階調値)を対応づけたBRS補正テーブルを作成する。作成したBRS補正テーブルをプリンターに記憶させておくことで、印刷時にインク量を補正してバンディングを低減させることができる。特許文献1には、この種のプリンター(画像形成装置)が開示されている。
特開2013−176891号公報
ここで、BRS補正テーブルに定めたインク量の補正値は、専用パターンを印刷する際の印刷条件に依存する。例えば、インクドットの形状や位置は、印刷速度や印刷用紙の種類、印刷ヘッドと印刷用紙との距離(ヘッドギャップ)などの印刷条件によって変化する。従って、これらの印刷条件が専用パターンの印刷時と異なる場合、BRS補正テーブルに定めたインク量の補正値をそのまま用いたのでは目標とする濃度に印刷できず、バンディングを低減させることができない。
特許文献1の画像形成装置は、印刷ヘッドのインクノズル面と印刷用紙との距離(ヘッドギャップ)を増減させる機構を備えている。特許文献1では、ヘッドギャップが変化したときに、同じインク量で印刷するとバンディングを防止できないことを考慮して、ヘッドギャップに応じて、ヘッドユニットのつなぎ目のインクノズルから吐出するインク量(ドロップ量)を調節している。従って、ヘッドギャップを変化させて印刷するときもバンディングを低減させることができる。
しかしながら、特許文献1の方法では、ヘッドギャップ以外の印刷条件が変化した場合にインク量を補正することはできない。例えば、印刷速度や印刷用紙の種類が変化した場合に、インク量を適切に補正することはできない。印刷条件は、ユーザー側で適宜変更される場合があり、事前に全て把握するのは困難である。例えば、印刷用紙は、想定したものと異なる種類のものが用いられる可能性がある。従って、事前に全ての印刷条件を想定して補正値を設定しておくのは困難である。よって、印刷条件によってはバンディングが発生するおそれがあり、印刷品質を確保できないという問題点がある。
本発明の課題は、かかる問題点に鑑みて、事前に印刷条件を把握できなくても、バンディングを低減するように印刷データを補正して印刷することを可能にすることにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプリンターは、印刷媒体を第1の方向に搬送する搬送部と、インクを吐出するインクノズルが形成される第1ヘッドユニット、及びインクを吐出するインクノズルが形成されて前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重なる第1の領域と前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重ならない第2の領域とに配設される第2のヘッドユニットを有するインクジェットヘッドと、前記第1の領域で印刷される画像の濃度の調節量が入力される入力部と、前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第1の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節するインク量調節部と、を備えることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の印刷システムは、印刷媒体を第1の方向に搬送する搬送部、及びインクジェットヘッドを有し、当該インクジェットヘッドは、インクを吐出するインクノズルが形成される第1ヘッドユニット、及びインクを吐出するインクノズルが形成されて前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重なる第1の領域と前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重ならない第2の領域とに配設される第2のヘッドユニットを備えるプリンターと、前記第1の領域で印刷される画像の濃度の調節量が入力される入力部、及び前記入力部に入力された前記調節量を前記プリンターに送信する通信部を備える印刷制御装置と、を有することを特徴とする。
そして、本発明の印刷システムにおいて、前記プリンターは、前記印刷制御装置の前記通信部で送信された前記調節量に基づいて前記第1の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節するインク量調節部を備えることが望ましい。
本発明では、このように、隣り合うヘッドが印刷媒体の搬送方向に見て重なる領域に配置され、この重なり領域のインクノズルから吐出されるインク量を、入力部に入力した調節量に従って増減させることができる。従って、バンディングが発生する印刷領域の画素の濃淡をユーザーの入力によって適宜調節することができる。従って、事前に印刷条件を把握して適合するインク量を決定しておかなくとも、印刷条件が変化したことによるインク量の不整合によって生じるバンディングを低減させるように、インク量を調節することが可能である。よって、バンディングによる印刷品質の低下を抑制できる。
本発明のプリンターおよび印刷システムにおいて、前記第1ヘッドユニットおよび前記第2ヘッドユニットのインクノズルと、前記インクノズルで吐出されるインク量の補正量とを対応づけて濃度むらを補正するBRS補正テーブルを記憶する記憶部と、前記BRS補正テーブルに基づいて、画像データの画素の色をインク量に変換したインク量データを補正インク量に補正するBRS補正部と、を備え、前記インク量調節部は、前記調節量に基づいて前記BRS補正テーブルの前記補正量を増減して前記インク量を調節することが望ましいこのように、BRS補正テーブルに定められた補正量を増減する処理を行う場合には、少ない記憶容量で、目的とするインクノズル(第1重なり領域のインクノズル)から吐出するインク量を増減できる。従って、第1重なり領域のインクノズルで印刷される画素の濃淡を調節できる。
本発明のプリンターにおいて、前記インクジェットヘッドは、インクを吐出するインクノズルが形成されて前記第1の方向に見て前記第2ヘッドのインクノズルと重なる第3の領域と前記第1の方向にみて前記第2ヘッドユニットと重ならない第4の領域とに配設される第3ヘッドユニットを有し、前記インク量調節部は、前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第3の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節することができる。このようにすると、複数のバンディング領域の濃淡を一括して調節できる。従って、調節時の濃度設定作業が容易である。
本発明のプリンターおよび印刷システムにおいて、前記インク量調節部は、前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第2の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節しないように構成することができる。これにより、前記第2の領域のインクノズルによる印刷領域の濃淡は調節されない。従って、バンディングを低減できる。
本発明を適用したインクジェットプリンターの概略ブロック図である。 印刷ヘッドにおけるインクノズルの配列を模式的に示した説明図である。 入力部に表示される設定画面の説明図である。 画像処理モジュールによる画像処理工程を示す説明図である。 BRS補正テーブルの説明図である。 SMLテーブルの説明図である。 印刷システムの概略ブロック図である。 プリンタードライバーの設定画面として表示されるダイアログボックスの説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したプリンターおよび印刷システムの実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、本発明をラインヘッド型のインクジェットプリンターに適用したものである。
(プリンター)
図1は本発明を適用したインクジェットプリンターの概略ブロック図である。本形態のインクジェットプリンター1(以下、プリンター1という)は、印刷ヘッド2と、印刷ヘッド2を経由する搬送経路に沿って印刷用紙P(印刷媒体)を搬送する搬送機構3(搬送部)と、プリンター1の制御に用いられる情報が入力される入力部4と、印刷ヘッド2および搬送機構3を制御する制御部5と、外部機器100との間でデータの入出力を行う通信部6等を備える。印刷ヘッド2は、シアンインクC、マゼンダインクM、イエローインクY、黒インクBkの4色のインク滴を吐出する。
(印刷ヘッド)
図2は印刷ヘッド2におけるインクノズルの配列を模式的に示した説明図である。印刷ヘッド2はライン型のインクジェットヘッドであり、印刷用紙Pの搬送方向Aに沿って所定の間隔で配列された4組のインクジェットヘッド2C、2M、2Y、2Bkを備える。インクジェットヘッド2C、2M、2Y、2Bkは、いずれも、搬送方向Aと交差する紙幅方向Bの長さが印刷用紙Pの最大幅よりも長い。印刷用紙Pの搬送方向Aの最上流にインクジェットヘッド2Bkが配置され、その下流側にインクジェットヘッド2Cが配置される。また、インクジェットヘッド2Cの下流側にインクジェットヘッド2Mが配置され、その下流側にインクジェットヘッド2Yが配置される。
インクジェットヘッド2C、2M、2Y、2Bkは、紙幅方向Bに配列された4個のヘッドユニット21〜24を備える。4個のヘッドユニット21〜24は、隣り合うヘッドユニットが搬送方向Aに前後するように並んでいる。また、4個のヘッドユニット21〜24には、複数のインクノズル25を紙幅方向Bに所定のノズルピッチで配列したインクノズル列が2列設けられる。インクジェットヘッド2CにはシアンインクCを吐出するインクノズル25(25C)が設けられ、インクジェットヘッド2MにはマゼンダインクMを吐出するインクノズル25(25M)が設けられる。また、インクジェットヘッド2YにはイエローインクYを吐出するインクノズル25(25Y)が設けられ、インクジェットヘッド2Bkには黒インクBkを吐出するインクノズル25(25Bk)が設けられる。ヘッドユニット21〜24において、2列のインクノズル列は、紙幅方向Bの位置を、隣り合うノズル間の距離(ノズルピッチ)の1/2の寸法ずらして配置される。
紙幅方向Bで隣り合うヘッドユニット21、22は、搬送方向Aに見たときに、その端部のインクノズル25が重なり合うように配置される。ここで、ヘッドユニット21(第1ヘッドユニット)におけるインクノズル配置領域と、ヘッドユニット22(第2ヘッドユニット)におけるインクノズル配置領域のうち、搬送方向Aに見て重なる領域を、重なり領域C1(第1の領域)とする。同様に、紙幅方向Bに隣り合うヘッドユニット22(第2ヘッド)とヘッドユニット23(第3ヘッドユニット)におけるインクノズル配置領域のうち、搬送方向Aに見て重なる領域を重なり領域C2(第3の領域)とする。更に、紙幅方向Bに隣り合うヘッドユニット23とヘッドユニット24におけるインクノズル配置領域のうち、搬送方向Aに見て重なる領域を重なり領域C3とする。ヘッドユニット22は、搬送方向Aに見てヘッドユニット21と重なる上記の重なり領域C1、および搬送方向Aに見てヘッドユニット21と重ならない領域(第2の領域)に配置されている。また、ヘッドユニット23は、搬送方向Aに見てヘッドユニット22と重なる上記の重なり領域C2、および搬送方向Aに見てヘッドユニット22と重ならない領域(第4の領域)に配置されている。
このように、印刷ヘッド2には、隣り合うヘッドユニットのインクノズル配置領域が搬送方向Aに見て重なる領域が3箇所に設けられる。重なり領域C1〜C3の重なり幅は、インクノズル25が30個程度並ぶ寸法である。重なり領域C1〜C3には、搬送方向Aに見て重なるようにインクノズル25が配置される。本形態では、重なり領域C1〜C3におけるインクノズル25の配列の乱れ等に起因して発生する印刷画像の濃淡(バンディング)を低減させる処理を行う。具体的には、重なり領域C1〜C3のインクノズル25から吐出されるインク量を、重なり領域C1〜C3と異なる領域のインクノズル25から吐出されるインク量とは別途に調節する。バンディング低減処理におけるインク量の調節は、後述するように、ユーザーが入力する調節割合に従って行う。
(入力部)
図3は入力部4の説明図である。この図に示すように、入力部4は液晶表示部41を備える。また、入力部4は、カーソルキー42A、42BおよびOKキー43などの操作キーを備える。液晶表示部41に表示されるメニューに従って操作キーを操作することで、バンディング低減処理についての設定画面44が表示される。設定画面44には入力欄45が表示される。カーソルキー42A、42Bで入力欄45の数値を増減し、OKキー43で入力欄45の数値を入力する。入力欄45の数値「0」に対しては、インク量の初期値、すなわち、100%が対応付けられる。−側の数値には、初期値に対する減少割合(調節量)が対応づけられる。例えば、「−2」に80%が対応づけられ、「−1」に90%が対応づけられる。また、+側の目盛りには、初期値に対する増加割合(調節量)が対応づけられる。例えば、「+1」に110%が対応づけられ、「+2」に120%が対応づけられる。なお、設定画面44や入力方法はこのようなものに限定されず、他の入力方法を用いてもよい。
(制御系)
制御部5はCPU等を備えており、図1に示すように、その入力側には入力部4、通信部6等が接続される。また、制御部5の出力側には、印刷ヘッド2、搬送機構3等が接続される。搬送機構3は、印刷用紙Pを搬送する紙送りローラー対、制御部5からの制御信号によって回転する搬送モーター、搬送モーターの回転を紙送りローラー対に伝達する駆動力伝達機構などを備える。
制御部5には、通信部6を介して、コンピューターなどの外部機器100から、印刷対象の画像データ10が供給される。外部機器100では、OS(オペレーティングシステム)、画像データの作成あるいは編集を行うアプリケーションプログラム、プリンタードライバー等が動作する。画像データ10は、アプリケーションプログラムからプリンタードライバーに受け渡される。プリンタードライバーの設定画面で入力された印刷設定などの情報および画像データ10は、OSを介してプリンター1の制御部5に供給される。また、制御部5には、入力部4で入力された上記の調節割合などの情報が供給される。
制御部5に供給される画像データ10は、画素の集合体であるラスターデータであり、RGB表色系の色データ(RGB多値データ)である。プリンター1は、この画像データ10から、印刷ヘッド2の駆動制御に用いる印刷データを生成する画像処理機能を備える。このため、プリンター1の制御部5は、記憶部7および画像処理モジュール8(画像処理プログラム)を備える。また、制御部5は、画像処理モジュール8で生成した印刷データ15(図4参照)に基づいて印刷ヘッド2を駆動制御してインクを吐出させる印刷制御部9と、搬送機構3を制御して指定された速度およびタイミングで印刷用紙Pを搬送する搬送制御部(図示省略)を備える。
記憶部7は、画像処理モジュール8の処理に用いるデータとして、色変換ルックアップテーブル71、BRS補正テーブル72、SMLテーブル74等を記憶する。
画像処理モジュール8は、インク色分解部81、BRS補正部82、インク量調節部84、ドット分解部85、ハーフトーン処理部86、印刷データ生成部87等を備える。
(画像処理方法)
図4は画像処理モジュール8による画像処理工程を示す説明図である。上述したように、制御部5には、外部機器100から、印刷対象の画像データ10および印刷設定などの情報が供給される。また、制御部5には、入力部4で入力された情報が供給される。
画像処理モジュール8は、印刷に先立って、バンディング低減処理の設定を行う。すなわち、インク量調節部84は、ユーザーの操作に従って上述した設定画面44を表示し、ユーザーによる入力を受け付ける。そして、入力された調節量に基づき、インク量の調節割合を設定する処理を行う。例えば、−1が入力されたとき、調節割合を90%に設定する。ユーザーが数値を入力しないか、あるいは、0を入力した場合、インク量調節部84は、100%を設定する。続いて、インク量調節部84は、設定された調節割合に基づき、記憶部7に記憶される初期状態のBRS補正テーブル72に定められたインク量を増減して、新たなBRS補正テーブル72Aを生成する。ここで、BRS補正テーブル72、72Aは、インクノズル25に対して、インク吐出特性や配列誤差等を元に、吐出すべきインク量の補正値を定めたものである。
図5は、BRS補正テーブル72の説明図であり、図5(a)は初期状態のBRS補正テーブル72、図5(b)はインク量を調節したBRS補正テーブル72Aである。図5(a)(b)に示すように、BRS補正テーブル72、72Aには、インクノズル25について、補正前のインク量(濃度階調値)と、補正後のインク量(濃度階調値)とが対応づけられる。図5(a)(b)に示すBRS補正テーブル72、72Aでは、先頭行が補正前のインク量(濃度階調値)である。また、2行目以降にはインクノズル25を特定するノズル番号と、補正後の濃度階調値が定められる。
BRS補正テーブル72は、プリンター1の各個体について作成され、出荷時には初期データとして記憶部7が記憶する。BRS補正テーブル72の作成時には、例えば、C、M、Y、Bkの4色について、複数の濃度階調値の画素を含む専用パターンを印刷する。そして、専用パターンの印刷結果をスキャナー等で測定し、濃度階調値の入力値と、印刷結果の濃度階調値(出力値)との対応データを得る。そして、線形補間などの処理によって、目的とする出力値を得ることのできる入力値を256階調について決定する。
インク量調節部84は、設定された調節割合に基づき、初期状態のBRS補正テーブル72に定められる補正後のインク量(濃度階調値)を調節する。このとき、調節対象とするのは、重なり領域C1〜C3に配置されたインクノズル25のデータであり、重なり領域C1〜C3と異なる領域に配置されたインクノズル25のデータは調整しない。例えば、BRS補正テーブル72において、ノズル番号nのインクノズルが重なり領域C1〜C3に配置されたインクノズル25である場合、このノズル番号nについて定められた補正後のインク量(濃度階調値)を調整する。すなわち、調節割合が90%に設定され、補正前の濃度階調値「200」に対する補正後の濃度階調値が「190」であるとき(図5(a)参照)、「190」を「171(=190×0.9)」に変更する(図5(b)参照)。これにより、新たなBRS補正テーブル72Aが生成される。
画像処理モジュール8は、印刷対象の画像データ10をインクドットに変換して、印刷ヘッド2の駆動制御に用いる印刷データ15を生成する。すなわち、インク色分解部81は、画像データ10に対してインク色分解処理を行う。インク色分解処理は、画像データ10の画素の色データ(RGB多値データ)を、C、Y、M、Bkの4色のインク量に分解する処理である。インク色分解処理は、色変換ルックアップテーブル71を参照して行う。色変換ルックアップテーブル71には、RGB表色系の色データであるRGB多値データ(R、G、Bの組み合わせ)に対して、C、Y、M、Bkの4色のインク量データが対応付けられる。C、Y、M、Bkのインク量は、例えば、8ビットの濃度階調値(256階調)で表される。インク色分解処理によって、画像データ10から4色のインクのインク量データ11が生成される。
BRS補正部82は、インク量データ11に対してBRS補正処理を行う。BRS補正処理は、画素のインク量データ11に対し、インクノズル25のインク吐出特性や配列誤差等を元に補正を加える処理である。BRS補正処理は、インク量を調節した新たなBRS補正テーブル72Aが生成される場合、これを参照してBRS補正処理を行う。また、生成されていない場合、初期状態のBRS補正テーブル72を参照してBRS補正処理を行う。
BRS補正部82は、BRS補正処理を行うにあたって、まず、インク量データ11の各画素について、どのインクノズル25から吐出されるインクで印刷されるかを決定する。そして、BRS補正テーブル72、あるいは、BRS補正テーブル72Aにおける該当するインクノズル25のデータを参照して、補正前のインク量(濃度階調値)を補正後のインク量(濃度階調値)に置き換える。BRS補正処理によって、インク量データ11から、補正インク量データ12が決定される。
ここで、例えば、ユーザーが設定した調節割合が90%であったとき、補正インク量データ12において、重なり領域C1〜C3のインクノズル25で印刷される画素のインク量は、BRS補正テーブル72Aを用いた場合には、BRS補正テーブル72を用いた場合の90%に決定される。すなわち、BRS補正テーブル72を用いた場合には「190」であったインク量が、BRS補正テーブル72Aを用いると「171」のインク量となる。これにより、バンディング発生領域の印刷濃度が減少して、黒スジ状の濃淡(バンディング)が低減される。低減の度合いは、ユーザーが設定した調節割合による。ユーザーは、バンディングが発生したとき、濃淡の度合いを考慮して、適切と思われる調節割合を適宜設定することが可能である。なお、調節割合が100%よりも大きいときは、バンディング発生領域の印刷濃度が増加する。従って、白スジ状の濃淡(バンディング)が低減される。
ドット分解部85は、SMLテーブル74に基づき、補正インク量データ12をインクドットの発生量データに変換するドット分解処理を行う。図6はSMLテーブル74の説明図である。SMLテーブル74には、濃度階調値(インク量)に対して、S(小ドット)、M(中ドット)、L(大ドット)の3つのサイズのインクドットの発生量、および、総ドット発生量Qが定められる。ドット分解部85は、SMLテーブル74を用いて、補正インク量データ12をインクドットの発生量データに変換するドット分解処理を行う。ドット分解処理によって、Null(空白ドット)、S(小ドット)、M(中ドット)、L(大ドット)の4種類のサイズのインクドットのドット発生量データ13が得られる。
ハーフトーン処理部86は、ドット分解処理によって得られたインクドットのドット発生量データ13に基づき、画素におけるドット生成の有無をドットサイズ別に決定するハーフトーン処理を行う。これにより、画素の位置に対して、空白ドットを含む4種類のインクドットのいずれかが指定されたドットデータ14が生成される。
印刷データ生成部87は、ハーフトーン処理部86によって生成されたドットデータ14のインクドットを、インクジェットヘッド2C、2M、2Y、2Bkのインクノズル25に割り当てることで、印刷ヘッド2の駆動制御に用いる印刷データ15を生成する。印刷データ生成処理によって生成された印刷データ15は、印刷制御部9に供給される。
制御部5は、画像データ10の印刷を行うときは、上述したように、画像処理モジュール8によって、画像データ10から印刷データ15を生成する。その一方で、搬送機構3を駆動制御して、印刷用紙Pを印刷ヘッド2に向けて搬送し、印刷ヘッド2による印刷位置に印刷用紙Pの印刷領域を位置決めする頭出し動作を行う。そして、頭出し動作が完了すると、印刷制御部9は、生成された印刷データ15に基づいて、インクノズル25に対応する圧電素子に印加される電圧のパルスを駆動信号として生成して、印刷ヘッド2に供給する。これにより、印刷ヘッド2が駆動され、インクジェットヘッド2C、2M、2Y、2Bkのインクノズル25からインク滴が吐出されて、画像データ10の印刷が行われる。制御部5は、画像データ10の印刷を実行するとき、印刷データ15に基づいて印刷ヘッド2を駆動して印刷用紙Pにインクを吐出する動作と、搬送機構3を駆動して印刷用紙Pを搬送する動作とを行う。
以上のように、本形態のプリンター1では、隣り合うヘッドユニットの端部が搬送方向Aに見て重なる場合に、この重なり領域C1〜C3に設けられたインクノズル25から吐出されるインク量を、ユーザーが入力する値に従って適宜調節できる。具体的には、入力部4で入力された値に従ってインク量の調節割合を設定し、この調節割合に従い、新たなBRS補正テーブル72Aを生成する。そして、印刷対象の画像データ10から生成されたインク量データ11に対して、新たなBRS補正テーブル72Aを用いてBRS補正処理を行う。これにより、重なり領域C1〜C3のインクノズル25から吐出するインク量を増減でき、重なり領域C1〜C3のインクノズル25で印刷される画素の濃淡をユーザーが任意に調節できる。従って、バンディングが発生したとき、その領域の画素の濃淡を適宜調節して、バンディングを低減させることができる。よって、事前に印刷条件を把握して適合するインク量を決定しておかなくとも、印刷条件が変化したことによるインク量の不整合によって生じるバンディングを低減でき、印刷品質の低下を抑制できる。
また、本形態では、ヘッドユニット21〜24の重なり領域が複数存在し、これらの重なり領域C1〜C3のインクノズル25から吐出されるインク量を、ユーザーが入力した共通の調節割合に従って増減させる。従って、複数の重なり領域で発生するバンディングをまとめて低減できる。よって、バンディング低減処理の際の設定作業が容易である。なお、重なり領域C1〜C3のインクノズル25に対して、それぞれ別の調節割合を設定するように構成してもよい。
(他の実施形態:印刷システム)
上記形態は、プリンター1の設定画面でインク量の調節量を入力するものであったが、プリンタードライバーの設定画面でインク量の調節量を入力する構成にすることもできる。図7はこのような印刷システム110の概略ブロック図である。印刷システム110は、プリンター1Aおよび印刷制御装置100Aを備える。図7は印刷システム110の概略ブロック図である。印刷制御装置100Aは、コンピューターなどの汎用の情報処理装置であり、OS部101、アプリケーションプログラム実行部102、プリンタードライバー実行部103、通信部104、入力部105等を備える。
アプリケーションプログラム実行部102では、画像データを作成、編集するアプリケーションプログラムが動作する。プリンタードライバー実行部103は、OS部101を介してアプリケーションプログラム実行部102から出力される画像データ10を受け取る。図8はプリンタードライバーの設定画面として表示されるダイアログボックス141の説明図である。プリンタードライバー実行部103は、バンディング低減メニューが選択されると、ディスプレイなどの表示部にダイアログボックス141を表示する。そして、プリンタードライバー実行部103は、マウス、キーボードなどによってダイアログボックス141への入力が行われたとき、その入力を受け付ける処理を行う。すなわち、プリンタードライバー実行部103は、印刷制御装置100Aのディスプレイ、マウス、キーボードなどを入力部105として機能させる。そして、プリンタードライバー実行部103は、ダイアログボックス141への入力値を含む印刷設定情報、および画像データ10を通信部104へ受け渡す。通信部104は、印刷設定情報および画像データ10をプリンター1Aに送信する。
図8に示すように、ダイアログボックス141にはスライダーバー142が含まれる。スライダーバー142の目盛りには、上記形態と同様に、インク量の調節割合が対応づけられる。例えば、スライダーバー142は、−2から+2の範囲内で無段階に位置を調節可能である。スライダーバー142の位置をマウス、カーソルキーなどで調節することで、80%から120%の範囲内の任意の調節割合が設定される。スライダーバー142の操作には、タッチパネル、カーソルキーなどの公知の操作手段を用いる。また、ダイアログボックス141には「初期値に戻す」ボタンが配置され、このボタンを選択すると、スライダーバー142が「0」の目盛り位置に戻り、調節割合が初期値(100%)に戻る。なお、ダイアログボックス141に、スライダーバー142と異なる入力手段を設けても良い。例えば、数値を直接入力する欄を設けてもよい。
プリンター1Aは、印刷ヘッド2、搬送機構3、通信部6、制御部5を備えており、制御部5は画像処理モジュール8および印刷制御部9を備える。また、画像処理モジュール8はインク量調節部84を備える。印刷ヘッド2は、ヘッドユニット21〜24の重なり領域C1〜C3(図2参照)を備えており、重なり領域C1〜C3には搬送方向Aに見て重なる位置にインクノズル25が配置されている。通信部6には、印刷制御装置100Aから、画像データ10、およびダイアログボックス141で入力された入力値(インク量の調節割合)を含む印刷設定情報が供給される。画像処理モジュール8は、受信した入力値に基づいてインク量の調節割合を設定し、BRS補正テーブル72から新たなBRS補正テーブル72Aを生成する。そして、このBRS補正テーブル72Aを用いて、画像データ10から印刷データ15を生成する。印刷制御部9は、印刷データ15に基づいて印刷ヘッド2を駆動制御してインクを吐出させ、画像データ10を印刷用紙Pに印刷する。
以上のように、印刷システム110は、上記形態のプリンター1と同様に、隣り合うヘッドユニットの端部が搬送方向Aに見て重なっている領域(重なり領域C1〜C3)に設けられたインクノズル25から吐出されるインク量を、ユーザーが入力する値に従って調節できる。従って、バンディングが発生したとき、その領域の画素の濃淡を適宜調節して、バンディングを低減できる。よって、事前に印刷条件を把握して適合するインク量を決定しておかなくとも、印刷条件が変化したことによるインク量の不整合によって生じるバンディングを低減でき、印刷品質の低下を抑制できる。
1、1A…インクジェットプリンター(プリンター)、2…印刷ヘッド、2C、2M、2Y、2Bk…インクジェットヘッド、3…搬送機構、4…入力部、5…制御部、6…通信部、7…記憶部、8…画像処理モジュール、9…印刷制御部、10…画像データ、11…インク量データ、12…補正インク量データ、13…ドット発生量データ、14…ドットデータ、15…印刷データ、21…ヘッドユニット(第1ヘッドユニット)、22…ヘッドユニット(第2ヘッドユニット)、23…ヘッドユニット(第3ヘッドユニット)、24…ヘッドユニット、25…インクノズル、41…液晶表示部、42A、42B…カーソルキー、43…OKキー、44…設定画面、45…入力欄、71…色変換ルックアップテーブル、72、72A…BRS補正テーブル、74…SMLテーブル、81…インク色分解部、82…BRS補正部、84…インク量調節部、85…ドット分解部、86…ハーフトーン処理部、87…印刷データ生成部、100…外部機器、100A…印刷制御装置、101…OS部、102…アプリケーションプログラム実行部、103…プリンタードライバー実行部、104…通信部、105…入力部、110…印刷システム、141…ダイアログボックス、142…スライダーバー、A…搬送方向、B…紙幅方向、C1…重なり領域(第1の領域)、C2…重なり領域(第3の領域)、C3…重なり領域、P…印刷用紙

Claims (8)

  1. 印刷媒体を第1の方向に搬送する搬送部と、
    インクを吐出するインクノズルが形成される第1ヘッドユニット、及びインクを吐出するインクノズルが形成されて前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重なる第1の領域と前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重ならない第2の領域とに配設される第2のヘッドユニットを有するインクジェットヘッドと、
    前記第1の領域で印刷される画像の濃度の調節量が入力される入力部と、
    前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第1の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節するインク量調節部と、を備えることを特徴とするプリンター。
  2. 前記第1ヘッドユニットおよび前記第2ヘッドユニットのインクノズルと、前記インクノズルで吐出されるインク量の補正量とを対応づけて濃度むらを補正するBRS補正テーブルを記憶する記憶部と、
    前記BRS補正テーブルに基づいて、画像データの画素の色をインク量に変換したインク量データを補正インク量に補正するBRS補正部と、を備え、
    前記インク量調節部は、前記調節量に基づいて前記BRS補正テーブルの前記補正量を増減して前記インク量を調節する請求項1に記載のプリンター。
  3. 前記インクジェットヘッドは、インクを吐出するインクノズルが形成されて前記第1の方向に見て前記第2ヘッドユニットのインクノズルと重なる第3の領域と前記第1の方向にみて前記第2ヘッドユニットと重ならない第4の領域とに配設される第3ヘッドユニットを有し、
    前記インク量調節部は、前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第3の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節する請求項1または2に記載のプリンター。
  4. 前記インク量調節部は、前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第2の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節しない請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリンター。
  5. 印刷媒体を第1の方向に搬送する搬送部、及びインクジェットヘッドを有し、当該インクジェットヘッドは、インクを吐出するインクノズルが形成される第1ヘッドユニット、及びインクを吐出するインクノズルが形成されて前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重なる第1の領域と前記第1の方向にみて前記第1ヘッドユニットと重ならない第2の領域とに配設される第2のヘッドユニットを備えるプリンターと、
    前記第1の領域で印刷される画像の濃度の調節量が入力される入力部、及び前記入力部に入力された前記調節量を前記プリンターに送信する通信部を備える印刷制御装置と、を有することを特徴とする印刷システム。
  6. 前記プリンターは、前記印刷制御装置の前記通信部で送信された前記調節量に基づいて前記第1の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節するインク量調節部を備える請求項5に記載の印刷システム。
  7. 前記プリンターは、前記第1ヘッドユニットおよび前記第2ヘッドユニットのインクノズルと前記インクノズルで吐出されるインク量の補正量とを対応づけて濃度むらを補正するBRS補正テーブルを記憶する記憶部と、前記BRS補正テーブルに基づいて画像データの画素の色をインク量に変換したインク量データを補正インク量に補正するBRS補正部と、を備え、
    前記インク量調節部は、前記調節量に基づいて前記BRS補正テーブルの前記補正量を増減して前記インク量を調節する請求項6に記載の印刷システム。
  8. 前記インク量調節部は、前記入力部に入力された前記調節量に基づいて前記第2の領域のインクノズルで吐出するインク量を調節しない請求項6または7に記載の印刷システム。
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