JP2015146658A - 電力変換装置及び故障予兆検出方法 - Google Patents

電力変換装置及び故障予兆検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両に搭載される電力変換装置における半導体スイッチング素子の故障予兆を精度よく検出できる電力変換装置及び故障予兆検出方法を提供することである。
【解決手段】実施形態の電力変換装置は、車両に搭載され、供給される直流または交流の電力を、半導体スイッチング素子によるスイッチング制御に基づいて交流または直流の電力に変換する。電力変換装置は、取得指示部と、電流値取得部と、故障予兆検出部と、を備える。取得指示部は、前記車両の制御状態を示す制御状態情報を取得するとともに、当該制御状態情報に基づいて特定の動作状態に至ったと判断した場合に、電流値の取得を指示する。電流値取得部は、前記取得指示部から前記取得の指示を受け付けたときに、前記半導体スイッチング素子を有する回路に設けられた電流センサを介して当該半導体スイッチング素子に流れる電流値を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力変換装置及び故障予兆検出方法に関する。
一般的に、電力変換装置においては半導体スイッチング素子(例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor))が使用されているが、半導体スイッチング素子の劣化や故障予兆を精度よく判定することが困難のため、検査や実使用上において故障や不具合が発覚してから交換されることがある。このような問題に対し、従来技術では、例えば、電力変換装置を構成する半導体スイッチング素子ごとにスイッチング回数をカウントし、当該スイッチング回数に基づいて劣化度を推定する手法がある。しかし、半導体スイッチング素子の劣化の進行は個体差ばらつきが大きいため、予め定めたスイッチング回数のみでは、その劣化度を精度よく推定することはできない。
そこで、半導体スイッチング素子の劣化診断を精度よく行う方法の一つとして、高圧端子に電圧を印加して漏れ電流(リーク電流)を測定する手法等が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2004−317277号公報
鉄道車両に用いられる電力変換装置の場合、上記リーク電流の測定作業は、例えば、当該電動車両について定期的に行われる検査業務の一環として実施されることが想定される。しかしながら、電力変換装置に搭載される半導体スイッチング素子のリーク電流は、その運転状態、特に半導体スイッチング素子の温度に応じて大きく変動し得ることが知られている。したがって、実際の車両走行時(実動作時)においては半導体スイッチング素子の劣化が進行しているにもかかわらず、車両基地等に収容されながら検査が行われる段階において測定を行ったとしても、その劣化の傾向を適切に検出できない場合がある。したがって、リーク電流の測定によって精度よく故障予兆を検出することは困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、車両に搭載される電力変換装置における半導体スイッチング素子の故障予兆を精度よく検出できる電力変換装置及び故障予兆検出方法を提供することである。
実施形態の電力変換装置は、車両に搭載され、供給される直流または交流の電力を、半導体スイッチング素子によるスイッチング制御に基づいて交流または直流の電力に変換する。電力変換装置は、取得指示部と、電流値取得部と、故障予兆検出部と、を備える。取得指示部は、前記車両の制御状態を示す制御状態情報を取得するとともに、当該制御状態情報に基づいて特定の動作状態に至ったと判断した場合に、電流値の取得を指示する。電流値取得部は、前記取得指示部から前記取得の指示を受け付けたときに、前記半導体スイッチング素子を有する回路に設けられた電流センサを介して当該半導体スイッチング素子に流れる電流値を取得する。故障予兆検出部は、前記電流値取得部が取得する電流値に基づいて、前記半導体スイッチング素子の故障予兆を検出する。
第1の実施形態に係る電力変換装置の機能構成を示す図。 第1の実施形態に係る故障予兆検出手段で実行される検出機能を説明する図。 第1の実施形態の変形例に係る電力変換装置の機能構成を示す図。 第1の実施形態の変形例に係る取得指示手段の処理を説明する図。 第2の実施形態に係る電力変換装置の機能構成を示す図。 第2の実施形態に係る補正部の機能を説明する図。 第1、第2の実施形態の他の変形例に係る電力変換装置の機能構成を示す図。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る電力変換装置を、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る電力変換装置の機能構成を示す図である。図1に示す電力変換装置1は、鉄道などの路線を走行する車両に搭載される。
図1に示すように、電力変換装置1は、架線40、パンタグラフ41及び遮断器42を介して直流電力を入力するとともに、半導体スイッチング素子によるスイッチング制御に基づいて、当該直流電力を交流電力に変換して電動機43に供給する。電力変換装置1から出力された交流電力は電動機43に供給され、車両の推進力に変換される。なお、電力変換装置1が搭載される車両としては、鉄道車両の他、電気自動車や電気バス等の車両であってもよい。
図1に示すように、電力変換装置1は、架線40等を介して直流電位が印加される高電位線Hと、接地電位が与えられる低電位線Lの間に、電気的に直列に接続された半導体スイッチング素子Q1、Q2等で構成されている。なお本実施形態においては、例として、半導体スイッチング素子Q1、Q2は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子であるが、他の実施形態においては、例えば、FET(Field Effect Transistor)、SiC(Silicon Carbide)等が用いられてもよい。
また、電力変換装置1は、半導体スイッチング素子Q2の接地側に直列に接続された電流センサ10を備えている。電流センサ10は、設置された回路の配線における電流値に応じた信号を出力する。
また、図1に示すように、電力変換装置1は、上述した半導体スイッチング素子Q1、Q2並びに電流センサ10の組を並列に3つ備えている。この場合、各組はU相、V相、W相に対応付けられ、互いに120°の位相差を有する交流電力を生成し、生成された交流電力は電動機43に供給される。
また、電力変換装置1は、電力変換装置制御部20を備えている。電力変換装置制御部20は、電力変換装置1が有する各半導体スイッチング素子Q1、Q2のゲート端子に制御信号を出力する。電力変換装置制御部20は、例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御等に基づいて、電動機43に供給すべき電力に応じた制御信号を出力する。
半導体スイッチング素子Q1、Q2に対する制御は、例えば、車両の運転室に設けられたマスターコントローラ(主幹制御器)50の操作によって入力される、力行指令、惰行指令、回生ブレーキ指令、などの制御指令に基づいて行われる。そして、このような指令を受信した電力変換装置制御部20は、受信した指令に合ったトルクが電動機43で発生されるように、半導体スイッチング素子に対する制御信号であるゲート指令を生成し、対応する半導体スイッチング素子に対して制御を行う。
以下、本実施形態に係る電力変換装置制御部20の機能構成について説明する。
図1に示すように、電力変換装置制御部20は、上述した半導体スイッチング素子Q1、Q2に対する制御機能に加え、取得指示手段200、電流値取得手段201及び故障予兆検出手段202を有している。なお、取得指示手段200、電流値取得手段201、及び故障予兆検出手段202は、それぞれプロセッサ(電力変換装置制御部20)が各プログラムを実行することで実現される機能である。
取得指示手段200は、車両の制御状態を取得して、当該制御状態が所定の条件を満たしたときに、電流値取得手段201に電流値の取得を指示する。
具体的には、取得指示手段200は、電力変換装置制御部20がマスターコントローラ50を介して入力される制御指令に基づいて車両の制御状態を認識する。
なお、取得指示手段200の詳細な処理内容については後述する。
電流値取得手段201は、取得指示手段200から取得の指示を受け付けたときに、電流センサ10を介して半導体スイッチング素子Q1、Q2に流れる電流値を取得する。ここで、電流値取得手段201は、後述するように、半導体スイッチング素子Q1、Q2においてスイッチング処理がなされていないとき、つまり、半導体スイッチング素子Q1、Q2がともにオフ状態となっているタイミングで電流値を取得する。したがって、電流値取得手段201は、半導体スイッチング素子Q1、Q2のオフ状態においてコレクタ-エミッタ間に流れる電流値(リーク電流値)を取得する。
故障予兆検出手段202は、電流値取得手段201が取得する電流値(リーク電流値)に基づいて、半導体スイッチング素子Q1、Q2の故障予兆を検出する。具体的には、故障予兆検出手段202は、電流値取得手段201が逐次取得するリーク電流値を蓄積し、その傾向を解析して故障予兆の検出処理を行う。また、故障予兆検出手段202は、故障予兆が検出された場合には、そのことを通知する通知部30を介してオペレータに通知する。
本実施形態に係る取得指示手段200は、電力変換装置制御部20が受信した制御指令に基づき、少なくとも車両の力行状態から惰行状態への推移、または、回生状態から停止状態への推移の検知し、電流値取得手段201に対し電流値の取得を指示する。具体的には、電力変換装置制御部20が受信した制御指令が力行指令から惰行指令に切り替わったことを認識したとき、またはブレーキ指令(回生ブレーキ指令)から停止指令に切り替わったことを認識したときに、電流値取得手段201に対して取得指示を行う。
一般に、実動作中において、半導体スイッチング素子Q1、Q2のリーク電流値は、その動作履歴に応じて大きく変化する。具体的には、半導体スイッチング素子Q1、Q2のスイッチング動作により発生する損失により温度が上昇する。そして、温度が上昇することでリーク電流値が増加する。したがって、故障予兆のためのリーク電流値の取得は、最も温度が高くなる状態、すなわち、通電された時間が長いほど半導体スイッチング素子Q1、Q2の温度が上昇し、その故障予兆を精度よく検出することができる。
その一方で、半導体スイッチング素子Q1、Q2におけるリーク電流値を取得するためには、半導体スイッチング素子Q1、Q2がオフ状態(ゲート端子Gが0V)のときに電流値を取得する必要がある。例えば力行中は、電動機43へ交流電力を電力供給するために頻繁にスイッチングが行われている状態にある。同様に、回生中においても、回生電力の送電のためにスイッチングが行われる。したがって、電流値取得手段201は、半導体スイッチング素子Q1、Q2のスイッチング制御が実施される力行中、回生中にはオフ電流を取得することができない。
よって、上述したように、電力変換装置制御部20に力行指令が入力され、半導体スイッチング素子Q1、Q2がスイッチング動作で温度が上昇した直後、すなわち、力行指令から惰行指令に切り替わりを認識した後、例えば認識した直後に取得指示を行う。このようにすることで、電流値取得手段201は、特定の動作状態、すなわち、半導体スイッチング素子Q1、Q2の温度が十分に上昇し、さらにスイッチング動作が行われていない状態(オフ状態)でリーク電流値を取得することができる。また、電力変換装置制御部20に入力される制御指令が、回生ブレーキ指令から停止指令に切り替わったことを認識した後でも同様である。
図2は、第1の実施形態に係る故障予兆検出手段で実行される検出機能を説明する図である。
故障予兆検出手段202は、電流センサ10を介して電流値取得手段201が取得する電流値I(半導体スイッチング素子Q1、Q2のリーク電流値)と、その取得時刻と、を関連付けて蓄積し、当該蓄積した電流値Iに基づいて半導体スイッチング素子Q1、Q2の故障予兆を検出する。
ここで、図2に示すグラフは、故障予兆検出手段202が図示しないメモリに蓄積する電流値Iとその取得時刻tとの関係を示している。
本実施形態に係る故障予兆検出手段202は、図3に示すように、Δtに対する経時的な増加傾向を検出する。具体的には、故障予兆検出手段202は、Δtの期間中に取得された電流値Iの傾きs(=dI/dt)を取得する。例えば、最新の過去10日間(=Δt)の電流値Iの傾きs1が所定の判定閾値sth以下の場合、故障予兆検出手段202は、故障予兆を検出しない。一方、過去10日間の電流値Iの傾きs2が所定の判定閾値sthを上回った場合(時刻ta)、故障予兆検出手段202は、故障予兆を検出して通知部30を介してオペレータに通知する。このようにすることで、故障予兆検出手段202は、ノイズ等に基づく電流値Iの異常値による誤検出を抑制し、半導体スイッチング素子Q1、Q2のリーク電流の経時的な増加に基づいて、故障予兆を精度よく検出することができる。
また、故障予兆検出手段202は、蓄積した電流値I(リーク電流値)が所定の判定閾値Ithを上回ったときに、故障の予兆があると判定してもよい。このようにすることで、急峻にリーク電流が増大した場合に、早急にその傾向を検出して通知することができる。
なお、故障予兆検出手段202は、傾きsに対する判定閾値sth、または、電流値Iに対する判定閾値Ithのいずれか一方に基づいて故障予兆を検出してもよい。また、故障予兆検出手段202は、蓄積したリーク電流値に基づいて故障予兆を検出可能であれば、上記以外の他の検出方法に基づいて故障予兆を検出するものであってもよい。
以上、第1の実施形態に係る電力変換装置1によれば、電力変換装置の実動作上において最も動作ストレスが蓄積される状態に近いタイミングでリーク電流値を取得しているので、半導体スイッチング素子の故障予兆を精度よく検出できる。
なお、上述の電力変換装置1の変形例として、電流値取得手段201は、さらに、力行指令、回生指令が入力される継続時間を計時するとともに、その継続時間が所定時間(判定閾値t_th)以上継続した場合にのみ、取得指示信号を出力するようにしてもよい。このようにすることで、例えば、傾斜面等に応じて力行や回生を短期的に行う場合には、電流取得指示信号を出力しないようにすることができる。
<第1の実施形態の変形例>
図3は、第1の実施形態の変形例に係る電力変換装置の機能構成を示す図である。
図3に示すように、この変形例では、図1の構成に加えて電動機43に車両速度センサ43aが取り付けられており、電力変換装置1の取得指示手段200は、車両速度センサ43aからの速度検知信号を入力することで、車両の制御状態を認識することを特徴としている。ここで、車両速度センサ43aは、例えば、PG(Pulse Generator)を用いた速度センサである。
図4は、この変形例に係る取得指示手段の処理を説明する図である。
図4に示すグラフは、車両速度センサ43aを介して取得される車両の走行速度の時間変化の例を表している。図4に示すように、一般に、鉄道車両は、その制御状態として力行、惰行、回生(制動)、停止の状態に移行しながら加減速して走行する。
この変形例に係る取得指示手段200は、少なくとも車両の力行状態から惰行状態への推移、または、回生状態から停止状態への推移の検知し、電流値取得手段201に対し電流値の取得を指示する。
具体的には、取得指示手段200は、力行状態から惰行状態に推移した時点(t1)の直後(tm後)、または、回生状態から停止状態に推移した時点(t1)の直後(tm後)に、電流値取得手段201に向けて取得指示信号を出力する。時間tmは、状態の推移が発生してからのマージン時間であり、例えば、1秒などと設定する。
ここで、取得指示手段200は、上述したように、車両速度センサ43aを介して車両速度を取得している。取得指示手段200は、取得する車両速度の推移を参照して制御状態の推移のタイミングを特定する。例えば、取得指示手段200は、加速(速度の上昇)が続く期間から所定の走行速度vで加速が終了するタイミングを検出することで、力行状態から惰行状態への推移を特定する。同様に、減速が続く期間から速度0で減速が終了するタイミングを検出することで、回生状態から停止状態への推移を特定する。
図4で示したように、この変形例に係る取得指示手段200は、力行状態(電動機43への交流電力の供給)が持続されることで、スイッチング動作でスイッチング素子の温度が上昇した直後、すなわち、力行状態から惰行状態に移行した直後に取得指示信号を出力する。このようにすることで、電流値取得手段201は、特定の動作状態として、力行の制御状態が継続されることでスイッチング素子の温度が上昇し、なおかつ、スイッチング制御がなされてない状態(オフ状態)に至ったと判断されるタイミングでリーク電流値を取得することができる。また、回生状態から停止状態に移行した直後の場合も同様である。
なお、この変形例に係る電流値取得手段201は、惰行中(図4に示した時刻t1+tm)、停止中(時刻t2+tm)の両方のタイミングで取得指示信号を出力してもよいし、何れか一方のみのタイミングで取得指示信号を出力してもよい。また、電流値取得手段201は、取得指示信号を出力する条件として、状態の推移以外の条件が設定されていてもよい。例えば、電流値取得手段201は、上記条件を満たし、かつ、前回の取得時間から1時間が経過している場合に、取得指示信号を出力するようにしてもよい。
なお、故障予兆検出手段については、第1の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
なお、電流値取得手段201は、マスターコントローラ50から受け付ける運転制御信号と、車両速度センサ43aを介して取得する車両速度vの両方に基づいて制御状態の推移を特定してもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る電力変換装置を、図面を参照しながら説明する。
図5は、第2の実施形態に係る電力変換装置の機能構成を示す図である。図5に示す電力変換装置1Aは、第1の実施形態およびその変形例の場合と同様、鉄道などの路線を走行する電動車両に搭載される。なお、図5に示す各種機能構成のうち、第1の実施形態(図1)及びその変形例(図3)と同一の機能構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。つまり、第2の実施形態においても、マスターコントローラ50からの制御指令、または車両速度センサ43aからの速度検知信号により認識した車両の制御状態に基づき、取得指示手段200から電流値取得手段201に対して電流値の取得指示が行われる。
図5に示すように、電力変換装置1Aは、半導体スイッチング素子Q1、Q2各々の近傍に温度センサ11を備えている。温度センサ11は、具体的にはサーミスタ等であって、例えば、半導体スイッチング素子Q1、Q2が取り付けられている冷却板の裏面側等に設置される。
本実施形態に係る電力変換装置制御部20Aは、半導体スイッチング素子Q1、Q2に設置されている温度センサ11の各々から温度検知信号を受け付けて、半導体スイッチング素子Q1、Q2の温度を取得する温度取得手段203を有している。
また、電力変換装置制御部20Aは、温度取得手段203が取得する半導体スイッチング素子Q1、Q2の温度に基づいて、電流値取得手段201が取得する電流値Iを補正する補正手段204を備えている。
図6は、第2の実施形態に係る補正部の機能を説明する図である。
図6(a)は、補正係数αと、温度センサ11を介して温度取得手段203が取得した温度Tとの相関性Xを示す図である。
本実施形態に係る補正手段204は、図6(a)に示すような、補正係数αと温度Tとの相関性X(温度特性)を予め記憶している。補正手段204が記憶する補正係数αと温度Tとの相関性Xは、半導体スイッチング素子Q1、Q2におけるリーク電流の温度依存性を排除するように定められている。具体的には、通常、半導体スイッチング素子におけるリーク電流値は、温度Tの上昇に応じて増大する。したがって、補正係数αは、その温度依存性が排除されるように、温度Tが上昇するにしたがって減少するような傾向を有する。この相関性Xは、例えば、作業者等が予め使用する半導体スイッチング素子のリーク電流値の温度特性を計測することで、その計測された温度特性に基づいて、温度Tごとの補正係数αを定めることができる。また、半導体スイッチング素子Q1、Q2を構成する半導体デバイスの一般的な温度依存性を示す理論式によって求めてもよい。
補正手段204は、相関性Xを参照して、温度取得手段203から取得した温度Tに応じた補正係数αを特定する。例えば、あるタイミングで電流値取得手段201が取得した電流値IがIiであった場合、補正手段204は、同じくそのタイミングで温度取得手段203が取得した温度Tiに基づいて補正係数αiを取得する。
そして、補正手段204は、電流値取得手段201が取得した電流値Iに、特定した補正係数αを乗算することで、補正電流値Icを算出する。
図6(b)は、本実施形態に係る故障予兆検出手段202が蓄積する補正電流値Ic(半導体スイッチング素子Q1、Q2のリーク電流値Iに補正係数αが乗算された値)と、その取得時刻と、の関係を示すグラフ図である。
本実施形態に係る故障予兆検出手段202は、図6(b)に示すように、補正手段204が算出した補正電流値Icを蓄積し、その傾向に基づいて故障予兆を検知する。例えば、故障予兆検出手段202は、電流値取得手段201が取得した電流値I1、I2、・・・それぞれに対して補正手段204が算出した補正電流値Ic1(=I1×α1)、Ic2(=I2×α2)、・・・を蓄積して記憶する。そして、故障予兆検出手段202は、Δtの期間中に取得された補正電流値Icの傾きs(=dIc/dt)や、補正電流値Icについての判定閾値Ic_thに基づいて故障予兆の検出を行う。
ここで、車両の走行する場所や環境によって外気温度等がばらつくため、同じような制御状態(またはその推移の後)であっても、半導体スイッチング素子Q1、Q2等が常に一定の温度にあるとは限らない。したがって、電流値取得手段201が特定の車両の制御状態の推移に基づいて電流値Iを取得させるようにしても、半導体スイッチング素子Q1、Q2ごとの温度は大きくばらついている可能性が有る。しかし上述のように、本実施形態に係る電力変換装置制御部20Aにおいては、電流値取得手段201が電流値Iを取得する度に、補正手段204がその時点における温度による変動要素を排するように電流値Iの補正を行う。
このようにすることで、故障予兆検出手段202は、温度によるばらつきを除外した補正電流値Icに基づいて、一層精度よく故障予兆の検出を行うことができる。
<第2の実施形態の変形例>
また、第2の実施形態に係る電力変換装置1は、以下のようにも変形可能である。
例えば、当該変形例に係る取得指示手段200は、温度取得手段203から常時、温度情報を取得する。そして、取得指示手段200は、取得する温度情報に基づく温度が、予め定められた所定の温度範囲に属することとなった場合に、電流値取得手段201に取得指示信号を出力するようにしてもよい。このようにすることで、電流値取得手段201が電流値Iを取得する際における半導体スイッチング素子Q1、Q2の温度のばらつきを一定範囲内に低減することができる。
また、この場合、取得指示手段200は、上記温度に基づく電流値Iの取得条件、制御状態の推移に基づく取得条件、経過時間に基づく取得条件、の各々を組み合わせてもよい。具体的には、例えば、力行状態から惰行状態に推移した後、その惰行中において、半導体スイッチング素子Q1、Q2の温度が所定範囲内に属した場合に、電流値Iの取得指示信号を出力するようにしてもよい。
なお、図5において、上述の第2の実施形態及びその変形例に係る取得指示手段200は、電動機43に設けられた車両速度センサ43aを介して取得する車両速度vに基づいて制御状態の推移を特定する場合を示しているが、第1の実施形態の変形例で説明したように、取得指示手段200は、マスターコントローラ50から受け付ける運転制御信号に基づいて、車両の制御状態の推移を特定してもよい。
また、上述の各実施形態に係る電力変換装置1(1A)においては、いずれも、一組の半導体スイッチング素子Q1、Q2に対し直列に一つの電流センサ10が接続される態様としているが、電力供給源(架線40)と接地点との間の短絡の予兆を検知する上ではこのような接続で十分である。しかし、このような態様では、半導体スイッチング素子Q1と半導体スイッチング素子Q2各々のリーク電流値を分離して取得することはできない。
そこで、電力変換装置制御部20は、半導体スイッチング素子Q1または半導体スイッチング素子Q2のいずれか一方のみをオフ(他方の半導体スイッチング素子はオン)にしながら、電流値Iの取得をするようにしてもよい。具体的には、電力変換装置制御部20は、取得指示手段200の取得指示信号に応じて、半導体スイッチング素子Q1又は半導体スイッチング素子Q2の何れか片方のみをオフ状態とするように制御するリーク電流計測制御部を備えていてもよい。このようにすることで、電力変換装置制御部20は、オフ状態となっている何れか一方の半導体スイッチング素子のみのリーク電流を計測することができる。
<各実施形態の他の変形例>
図7は、第1、第2の実施形態の他の変形例に係る電力変換装置の機能構成を示す図である。
第1、第2の実施形態に係る電力変換装置1は、架線40(図1)から直流電力を入力し、当該直流電力を交流電力に変換して電動機43に供給するインバータとして機能している。一方、図7に示す電力変換装置1Bは、架線40Bからパンタグラフ41、主トランス44及び遮断器42を介して交流電力を入力し、当該交流電力を直流電力に変換するコンバータとして機能する。図7に示すように、当該変形例においても、第1、第2の実施形態と同様に、半導体スイッチング素子Q1、Q2と直列に電流センサ10が備えられる。
このように、直流電力を交流電力に変換するインバータのみならず、交流電力を直流電力に変換するコンバータに対しても、第1、第2の実施形態及びその変形例で説明した電力変換装置制御部20(20A)を適用可能である。
また、電力変換装置1Bは、架線40Bから交流電力を入力する態様ではなく、供給される動力に基づいて交流電力を生成する発電機から交流電力を入力する態様であってもよい。
以上に述べた少なくとも一つの実施形態に係る電力変換装置によれば、上述した取得指示部を持つことにより、電力変換装置の実動作上において動作ストレスが蓄積された状態におけるリーク電流値に基づいて故障予兆の検出を行うので、半導体スイッチング素子の故障予兆を精度よく検出できる。
なお、上述の電力変換装置制御部20(20A)は、内部にコンピュータシステムを有している態様であってもよい。そして、上述した電力変換装置制御部20(取得指示手段200、電流値取得手段201、故障予兆検出手段202、温度取得手段203及び補正手段204)の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)または半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1、1A、1B・・・電力変換装置
10・・・電流センサ
20、20A・・・電力変換装置制御部
200・・・取得指示手段
201・・・電流値取得手段
202・・・故障予兆検出手段
203・・・温度取得手段
204・・・補正手段
40、40B・・・架線
41・・・パンタグラフ
42・・・遮断器
43・・・電動機
43a・・・車両速度センサ
44・・・主トランス

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、供給される直流または交流の電力を、半導体スイッチング素子によるスイッチング制御に基づいて交流または直流の電力に変換する電力変換装置であって、
    前記車両の制御状態を示す制御状態情報を取得するとともに、当該制御状態情報に基づいて特定の動作状態に至ったと判断した場合に、電流値の取得を指示する取得指示部と、
    前記取得指示部から前記取得の指示を受け付けたときに、前記半導体スイッチング素子を有する回路に設けられた電流センサを介して当該半導体スイッチング素子に流れる電流値を取得する電流値取得部と、
    前記電流値取得部が取得する電流値に基づいて、前記半導体スイッチング素子の故障予兆を検出する故障予兆検出部と、
    を備える電力変換装置。
  2. 前記取得指示部は、少なくとも前記車両の力行状態から惰行状態への推移、または、回生状態から停止状態への推移の検知に応じて前記電流値の取得を指示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記取得指示部は、前記車両に設けられた速度センサを介して当該車両の速度を取得し、当該速度の推移に基づいて前記電流値の取得を指示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記半導体スイッチング素子の近傍に設けられた温度センサを介して温度を取得する温度取得部と、
    前記温度取得部が取得する温度に基づいて、前記電流値取得部が取得する電流値を補正する補正部と、
    を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記取得指示部は、前記温度取得部が取得する温度が所定の温度範囲に属する場合に、前記電流値の取得を指示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記電流センサは、前記直流又は交流の供給源と接地点との間において、前記半導体スイッチング素子に対し直列に接続されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の電力変換装置。
  7. 車両に搭載され、供給される直流または交流の電力を、半導体スイッチング素子によるスイッチング制御に基づいて交流または直流の電力に変換する電力変換装置の故障予兆検出方法であって、
    取得指示部が、前記車両の制御状態を示す制御状態情報を取得するとともに、当該制御状態情報に基づいて特定の動作状態に至ったと判断した場合に、電流値の取得を指示し、
    電流値取得部が、前記取得指示部から前記取得の指示を受け付けたときに、前記半導体スイッチング素子を有する回路に設けられた電流センサを介して当該半導体スイッチング素子に流れる電流値を取得し、
    故障予兆検出部が、前記電流値取得部が取得する電流値に基づいて、前記半導体スイッチング素子の故障予兆を検出する
    ことを特徴とする故障予兆検出方法。
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