JP2015146495A - 無線タグを付帯した対象物同士の遠近関係を推定する携帯端末、プログラム、方法及びシステム - Google Patents

無線タグを付帯した対象物同士の遠近関係を推定する携帯端末、プログラム、方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取ると共に、無線タグを付帯した対象物同士の遠近関係を推定する携帯端末等を提供する。
【解決手段】複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末について、受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、当該タグIDに対して、同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線タグを読み取る無線タグリーダ(読取装置)の技術に関する。
近年、IoT(Internet Of Things)やIoE(Internet Of Everything)と称されるサービスが注目されてきている。これは、従来のネットワークに接続されていなかった「モノ」(例えばボールペン1本)までもネットワークに接続することによって、付加価値を提供することができる。この技術によれば、ネットワークシステムが、膨大に存在する「モノ」を安価に管理することが必要となる。それら「モノ」に付帯可能な通信デバイスとして、例えばUHF(Ultra High Frequency)帯(例えば920MHz)を用いたパッシブ型RFID(Radio Frequency IDentification)タグが代表的に用いられる。
無線タグ(パッシブ型RFIDタグ)は、電源デバイスや通信デバイスを搭載することなく、無線タグリーダ(RFIDリーダ・ライタ)からの送信波を電力に変換して動作する。代表的なものとして、FeliCa技術を用いたSuica(登録商標)カードがあり、10cm程度の読取距離を実現している。これに対し、例えばUHF帯を用いることによって、その読取距離を最大数m程度と長くし、空間に多数存在する「モノ」に付帯された無線タグを一括して読み取ることもできる(例えば非特許文献1参照)。
図1は、従来の無線タグリーダの使用状態を表す説明図である。
図1によれば、例えばスマートフォンやタブレットのような携帯端末1に、無線タグリーダ10が搭載されている。また、室内には、多数の対象物「モノ」が存在し、それぞれに無線タグ2が付帯されている。無線タグ2は、例えばテレビやオーディオ機器、リモコン、カメラ、パソコン等の電気機器に限られず、パスポートや年金手帳、印鑑、鍵、メガネ等の様々な対象物に付帯することができる。携帯端末の無線タグリーダ10は、その室内の対象物全ての無線タグ2を一括して読み取ることができる。
UHF Class 1 Gen 2 Standard v. 2.0.0、[online]、[平成26年1月13日検索]、インターネット<URL:http://www.gs1.org/sites/default/files/docs/uhfc1g2/uhfc1g2_2_0_0_standard_20131101.pdf> Stick-N-Find、[online]、[平成26年1月13日検索]、インターネット<URL:https://www.sticknfind.com/default.aspx> StickR TrackR、[online]、[平成26年1月13日検索]、インターネット<URL:http://www.stickrtrackr.com/>
図1によれば、携帯端末に搭載された無線タグリーダ10が、周辺に存在する多数の無線タグのタグIDを一括して読み取ることによって、利用者は、自らの近くに存在する対象物を認識することができる。しかしながら、その対象物の位置までは特定できない。無線タグを用いて位置情報(絶対位置、測定地点からの方位等)を推定することは、一般的に想定されていない。
他の通信技術によれば、Bluetooth(登録商標)デバイスを用いて、特定対象物までの距離を推定することもできる(例えば非特許文献2及び3参照)。この技術によれば、携帯端末から電波を送信し、その応答として対象物から送信される電波の受信電波強度(RSSI(Received Signal Strength Indication))を用いて、Bluetoothデバイス間の距離を推定することができる。Bluetoothは数十メートル程度の通信距離があるために、数メートル程度の誤差範囲で距離を推定することができる。但し、Bluetoothデバイスは、パッシブ型RFIDの無線タグと比較して単価が高い。Bluetoothでは、距離を数メートル程度の誤差範囲で推定できるため、携帯端末が3カ所に移動し、それぞれの位置で携帯端末とデバイスとの間の距離を推定し、3点測位によってデバイスの位置を推定することができる。
また、無線タグの場合、非特許文献2及び3のように、受信電波強度を用いて距離を推定することも難しい。パッシブ型RFIDについて、UHF帯を用いた場合であっても、認可無しに利用可能な出力電力における通信可能距離は、1メートル程度と比較的短い。そのために、受信電波強度の大小に応じて、1メートル以内の距離を精度高く算出することが難しい。従って、無線タグリーダから見て、無線タグを読み取ることはできても、受信電波強度を距離に対応付けることができないため、3点測位を用いることができず、無線タグの位置を推定することも難しい。
これに対し、本願の発明者らは、無線タグリーダと無線タグとの間の距離が推定できなくても、無線タグ同士の距離の遠近関係が推定できればいいのではないか?と考えた。即ち、利用者にとって、位置を既知とする第1の対象物の無線タグから、位置を未知とする第2の対象物の無線タグまでの距離を導出できれば、第2の対象物の位置を知ることができる。
具体的には、利用者が、例えば無線タグが付帯されたリモコンを探そうとしたとする。利用者としては、テレビの周辺でリモコンを探すが発見できない。このとき、利用者が室内でカメラの位置を既知としている場合、カメラの無線タグと、リモコンの無線タグとが近い位置に存在していることを知ることができれば、利用者としてはカメラ周辺でリモコンを探すことができる。
そこで、本発明は、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取ると共に、無線タグを付帯した対象物同士の遠近関係を推定する携帯端末、プログラム、方法及びシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末において、
受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、
所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、
タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、
当該タグIDに対して、同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段と
を有することを特徴とする。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
利用者に、位置を特定したいタグIDを指定させるタグID指定手段と、
タグ間距離判定手段からの判定結果として、指定されたタグIDに対して近距離に位置するタグIDを利用者に明示するタグID明示手段と
を有することも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
同時読取頻度算出手段は、同時読取頻度に代えて、以下の同時読取確率を算出し、
第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取確率=
第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取頻度/
(第1のタグIDの単独読取頻度+
第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取頻度)
タグ間距離判定手段は、当該タグIDに対して、同時読取確率が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定することも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
同時読取確率に対する距離数値を対応付けて記憶する距離数値記憶手段を更に有し、
タグ間距離判定手段は、距離数値記憶手段を参照し、同時読取頻度算出手段から出力された同時読取確率に対応する距離数値を導出する
ことも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
距離数値記憶手段は、距離数値に代えて、距離係数を記憶しており、
タグ間距離判定手段は、距離数値記憶手段を参照し、同時読取頻度算出手段から出力された同時読取確率に対応する距離係数を導出し、該距離係数に当該無線タグリーダの読取可能距離を乗算することによって距離を導出する
ことも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
距離数値記憶手段は、同時読取確率と距離係数との関係を、シミュレーションに基づく近似曲線で記憶することも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
距離数値記憶手段における近似曲線は、以下の式で算出されたものである
同時読取確率=K1/{1+exp(K3×距離係数−K2)}
各K:事前シミュレーションによって予め算出された固定値、又は、環境変動値
ことも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
無線タグリーダ及び無線タグは、UHF(Ultra High Frequency)帯のパッシブ型RFID(Radio Frequency IDentification)に基づくものであることも好ましい。
本発明によれば、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末に含まれるコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、
所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、
タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、
当該タグIDに対して、同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、無線タグリーダを搭載した携帯端末を用いて、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグ読取方法において、
受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録する第1のステップと、
所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する第2のステップと
タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する第3のステップと、
当該タグIDに対して、同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末と、該携帯端末とネットワークを介して通信可能なタグ管理サーバとを有するシステムにおいて、
携帯端末は、受信したタグID毎に、受信時刻を、タグ管理サーバへ送信する受信時刻送信手段を有し、
タグ管理サーバは、
受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、
所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、
タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、
当該タグIDに対して、同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段と
を有することを特徴とする。
本発明のシステムにおける他の実施形態によれば、
携帯端末は、
利用者に、位置を特定したいタグIDを指定させ、該タグIDをタグ管理サーバへ送信するタグID指定手段と、
タグ管理サーバから受信したタグIDを、利用者に明示するタグID明示手段と
を有し、
タグ管理サーバは、携帯端末から受信した利用者指定のタグIDに対して近距離に位置するタグIDを、携帯端末へ返信することも好ましい。
本発明の携帯端末、プログラム、方法及びシステムによれば、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取ると共に、無線タグを付帯した対象物同士の遠近関係を推定することができる。
従来の無線タグリーダの使用状態を表す説明図である。 本発明の無線タグリーダの使用状態を表す説明図である。 本発明におけるシーケンス図である。 本発明における無線タグの同時読取経過を表す説明図である。 同時読取確率に対する距離計数を表すグラフである。 本発明における携帯端末の機能構成図である。 本発明におけるタグ管理サーバの機能構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の無線タグリーダの使用状態を表す説明図である。
図2によれば、図1と同様に、携帯端末1に、UHF帯の無線タグリーダ(RFIDリーダ・ライタ)10が搭載されている。また、当該携帯端末1の周辺に存在する多数の対象物それぞれには、パッシブ型の無線タグ(RFIDタグ)2が付帯されている。無線タグリーダ10は、通信可能な対象物全ての無線タグ2を、一括して読み取ることができる。
本発明によれば、例えば、住居内又はオフィス内のような閉鎖空間を想定し、その空間を、携帯端末1を所持した利用者が移動する。これによって、当該携帯端末1に搭載された無線タグリーダ10は、その空間に存在する、多数の対象物に付帯された無線タグ2を読み取ることができる。読み取ったタグID及び受信時刻は、対応付けて記憶される。そして、タグIDのペアが同時に読み取られた頻度を計数することによって、タグID同士の距離の遠近関係を推定する。結果的に、利用者指定の対象物のタグIDに対して、近距離に位置する対象物の無線タグまでの距離の遠近関係を知ることができる。特に、室内で固定的に設置される対象物(例えばコンセントや、照明器具等)に無線タグを付帯することが好ましい。
図3は、本発明におけるシーケンス図である。
無線タグリーダ10は、無線タグ2毎に、送信波を送信し、タグIDを含む応答波を受信する。
無線タグリーダ10は、UHF帯の送信波として、プリアンブルの電波を送信した後、READコマンドを変調した電波と、無変調のキャリアの電波とを送信する。無線タグ2は、整流回路を内蔵し、無線タグリーダ10から受信した送信波を整流することによって直流を得て、それを電源として動作する。無線タグ2は、無線タグリーダ10から受信したプリアンブルの電波によって初期動作に必要な電力を蓄積する。その後、無線タグ2は、READコマンドを含む電波を復調する。そして、無線タグ2は、無変調のキャリアの電波の反射波に、タグIDを含む応答波を返信する。
また、無線タグリーダ10は、複数の無線タグ2から一括して読み取る「アクセスメソッド」方式を採用する。これは、数十m秒〜数百m秒で1つの無線タグを読み取ることができ、空間・周波数分割又は時間分割による衝突回避(アンチコリジョン)が実行される。読み取る順番は、無線タグのタグIDの文字列順や乱数順の方式がある。これによって、無線タグリーダは、複数の無線タグに対しても、相互干渉を防止して一括して読み取ることができる。
尚、無線タグリーダ10が、無線タグ2へ送信波を送信開始するタイミングは、携帯端末の読み取り開始ボタンに対する利用者のタップ操作に基づくものであってもよい。
(ステップ1:S1)携帯端末1は、無線タグリーダ10によって受信したタグID毎に、応答波の「受信時刻」を時系列に記録する。無線タグリーダ10は、無線タグ2から、タグIDに加えて、データを更に受信するものであってもよい。データとしては、例えば「対象物名」であってもよい。携帯端末1は、これらタグID及び対象物名をディスプレイに表示することによって、利用者に視認させることができる。
(ステップ2:S2)同時読取ペアの作成
携帯端末1は、所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する。所定時間範囲としては、例えば5分間であってもよい。
そして、以下のような検出頻度(発生回数)が計数される。
(1)当該タグIDと、他のタグIDそれぞれとペアで読み取られた回数
タグID1−タグID2のペア読取回数
タグID1−タグID3のペア読取回数
タグID1−タグID4のペア読取回数
タグID1−・・・・・のペア読取回数
タグID2−タグID3のペア読取回数
タグID2−タグID4のペア読取回数
タグID2−・・・・・のペア読取回数
タグID3−タグID4のペア読取回数
タグID3−・・・・・のペア読取回数
(2)当該タグID単独で読み取られた回数
タグID1の単独読取回数
タグID2の単独読取回数
タグID3の単独読取回数
タグID4の単独読取回数
・・・・・の単独読取回数
図4は、本発明における無線タグの同時読取経過を表す説明図である。
(S21)タグID1(リモコン)の単独読取回数を、1増分する。
(S22)タグID1(リモコン)−タグID2(カメラ)のペア読取回数を、1増分する。
(S23)ここでは、タグID1、ID2、ID3が同時に読み取られている。このとき、総当たりでペアを作成し、それぞれのペア読取回数を1増分する。
タグID1(リモコン)−タグID2(カメラ)のペア読取回数を、1増分する。
タグID1(リモコン)−タグID3(パソコン)のペア読取回数を、1増分する。
タグID2(カメラ)−タグID3(パソコン)のペア読取回数を、1増分する。
(S24)タグID2(カメラ)−タグID3(パソコン)のペア読取回数を、1増分する。
(S25)タグID3(パソコン)の単独読取回数を、1増分する。
(S26)タグIDを読み取れないために、回数増分無し。
・・・・・
(S27)タグID4(テレビ)の単独読取回数を、1増分する。
タグID1−タグID2のペア読取回数=2
タグID1−タグID3のペア読取回数=1
タグID1−タグID4のペア読取回数=0
タグID2−タグID3のペア読取回数=2
タグID1の単独読取回数=1
タグID2の単独読取回数=0
タグID3の単独読取回数=1
タグID4の単独読取回数=1
(ステップ3:S3)同時読取頻度の算出
携帯端末1は、タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の「同時読取頻度」を算出する。
タグID1−タグID2のペア読取回数=2
タグID1−タグID3のペア読取回数=1
タグID1−タグID4のペア読取回数=0
他の実施形態として、「同時読取頻度」に代えて、以下の「同時読取確率」を算出するものであってもよい。例えば以下の式によって算出される。
第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取確率=
第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取頻度/
(第1のタグIDの単独読取頻度+
第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取頻度)
図4によれば、タグID1及びタグID2の同時読取確率は、以下のように算出される。
タグID1及びタグID2のペアの同時読取確率=2/(1+2)=0.666
タグID1及びタグID3のペアの同時読取確率=1/(1+1)=0.5
タグID1及びタグID4のペアの同時読取確率=0/(1+0)=0
(ステップ4:S4)タグ間距離の判定
携帯端末1は、当該タグIDに対して、「同時読取頻度」又は「同時読取確率」が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定する。図4によれば、タグID1について、同時読取頻度又は同時読取確率から、以下のようにタグID間の遠近関係を推定することができる。
タグID1から見た遠近関係:タグID2(近い)>タグID3(遠い)
タグID4は、例えば1mの範囲内に存在しない。
<距離数値記憶部を予め備えたタグ間距離の推定方法>
前述した同時読取確率の場合、その同時読取確率に対する距離数値を対応付けて記憶する「距離数値記憶部」を参照することも好ましい。この場合、携帯端末1は、距離数値記憶部を参照し、S3によって算出された同時読取確率に対応する距離数値を導出する。
また、距離数値記憶部は、距離数値に代えて、「距離係数」を記憶したものであってもよい。この場合、距離数値記憶部を参照することによって同時読取確率に対応する距離係数を導出し、その距離係数に当該無線タグリーダの読取可能距離を乗算することによって距離を導出する。
タグID間の距離=距離係数×(2×無線タグリーダの読取可能距離)
図5は、同時読取確率に対する距離計数を表すグラフである。
図5のグラフは、以下のような仮想的な環境下で、シミュレーションによって予め算出されたものである。
室内の広さ:5m×5m×2.4m
無線タグリーダの読取回数:10000回
無線タグの数: 1500枚
無線タグリーダの読取可能距離:1m
無線タグリーダの移動範囲:仮想的な室内全域
尚、図5によれば棒グラフによって表されているが、勿論、同時読取確率と距離係数との関係を、シミュレーションに基づく近似曲線で表すことも好ましい。その近似曲線は、具体的には、以下のような式で算出することができる。
同時読取確率=K1/{1+exp(K3×距離係数−K2)}
K1=0.5
K2=2.3
K3=7.5
各K:事前シミュレーションによって予め算出された固定値、又は、環境変動値
(環境変動値は、室内の広さ、無線タグの数、又は、無線タグリーダの読取回数、
読取可能距離若しくは移動範囲によって変動する値)
図3によれば、利用者指定のタグIDに対して、近距離に位置するタグIDが出力されている。ここで、利用者が、例えば対象物名「リモコン」(タグID1)を探しているとする。このとき、利用者は、携帯端末1に対して、リモコンのタグID1を指定する。これに対し、リモコンのタグID1に対して距離が近いと推定される、1つ以上のタグIDが導出される。図2の例によれば、リモコンのタグIDに対して、カメラのタグID2及びパソコンのタグID3が、ペアで読み取られる頻度が比較的多いために、距離が近いと推定される。携帯端末1は、これら未知のタグID2及びタグID3を利用者に明示することができる。これによって、利用者は、カメラやパソコンの近くを探すことによって、リモコンを見つけることができる。
図6は、本発明における携帯端末の機能構成図である。
例えばスマートフォンやタブレットのような携帯端末1は、無線タグリーダ10と、タグID記録部11と、同時読取ペア作成部12と、同時読取頻度算出部13と、タグ間距離判定部14と、距離数値記憶部15とを有する。無線タグリーダ10を除くこれら機能構成部は、携帯端末1に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
無線タグリーダ10は、アンテナ及びタグID読取部を含む。タグID読取部は、無線タグ毎に、送信波を送信し、タグIDを含む応答波を受信する。そして、タグID読取部は、タグID及び受信時刻を、タグID記録部11へ出力する。
[タグID記録部11]
タグID記録部11は、受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録する(前述した図3のS1参照)。タグID記録部11は、同時読取ペア作成部12から参照される。
[同時読取ペア作成部12]
同時読取ペア作成部12は、携帯端末は、所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する(前述した図3のS2参照)。
[同時読取頻度算出部13]
同時読取頻度算出部13は、タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度又は同時読取確率を算出する(前述した図3のS3参照)。
[タグ間距離判定部14]
タグ間距離判定部14は、当該タグIDに対して、同時読取頻度又は同時読取確率が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定する(前述した図3のS4参照)。同時読取確率に対しては、距離数値記憶部15を参照し、距離数値又は距離係数を導出する
[距離数値記憶部15]
距離数値記憶部15は、同時読取確率に対する距離数値を対応付けて記憶する。また、距離数値に代えて、距離係数を記憶したものであってもよい(前述した図5参照)。
尚、利用者指定のタグIDに対して近距離に位置するタグIDを検索することができるように、アプリケーションに対して、利用者からのタグID入力部16及びタグID明示部17を有することも好ましい。
図7は、本発明におけるタグ管理サーバの機能構成図である。
図7によれば、タグ管理サーバ3は、携帯端末1とネットワークを介して通信可能なものであって、携帯端末1の無線タグリーダ10によって読み取られた、無線タグのタグID及び受信時刻を収集する。そして、無線タグ間の遠近関係を推定した結果を、携帯端末1へ返信する。尚、タグ管理サーバ1の各機能構成部は、図6の携帯端末1の各機能構成部と比較して、携帯端末1に対する通信インタフェース以外は、全く同様のものである。
以上、詳細に説明したように、本発明の携帯端末、プログラム、方法及びシステムによれば、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取ると共に、無線タグを付帯した対象物同士の遠近関係を推定することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 無線タグリーダ
10 無線タグリーダ
11 タグID記録部
12 同時読取ペア作成部
13 同時読取頻度算出部
14 タグ間距離判定部
15 距離数値記憶部
16 タグID入力部
17 タグID明示部
2 無線タグ
3 タグ管理サーバ

Claims (12)

  1. 複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末において、
    受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、
    所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、
    タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、
    当該タグIDに対して、前記同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段と
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 利用者に、位置を特定したいタグIDを指定させるタグID指定手段と、
    前記タグ間距離判定手段からの判定結果として、指定された前記タグIDに対して近距離に位置するタグIDを利用者に明示するタグID明示手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記同時読取頻度算出手段は、前記同時読取頻度に代えて、以下の同時読取確率を算出し、
    第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取確率=
    第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取頻度/
    (第1のタグIDの単独読取頻度+
    第1のタグID及び第2のタグIDのペアの同時読取頻度)
    前記タグ間距離判定手段は、当該タグIDに対して、前記同時読取確率が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記同時読取確率に対する距離数値を対応付けて記憶する距離数値記憶手段を更に有し、
    前記タグ間距離判定手段は、前記距離数値記憶手段を参照し、前記同時読取頻度算出手段から出力された前記同時読取確率に対応する前記距離数値を導出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記距離数値記憶手段は、前記距離数値に代えて、距離係数を記憶しており、
    前記タグ間距離判定手段は、前記距離数値記憶手段を参照し、前記同時読取頻度算出手段から出力された前記同時読取確率に対応する前記距離係数を導出し、該距離係数に当該無線タグリーダの読取可能距離を乗算することによって距離を導出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記距離数値記憶手段は、前記同時読取確率と前記距離係数との関係を、シミュレーションに基づく近似曲線で記憶することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記距離数値記憶手段における前記近似曲線は、以下の式で算出されたものである
    同時読取確率=K1/{1+exp(K3×距離係数−K2)}
    各K:事前シミュレーションによって予め算出された固定値、又は、環境変動値
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記無線タグリーダ及び前記無線タグは、UHF(Ultra High Frequency)帯のパッシブ型RFID(Radio Frequency IDentification)に基づくものである
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯端末。
  9. 複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末に含まれるコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、
    所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、
    タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、
    当該タグIDに対して、前記同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 無線タグリーダを搭載した携帯端末を用いて、複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグ読取方法において、
    受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録する第1のステップと、
    所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する第2のステップと
    タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する第3のステップと、
    当該タグIDに対して、前記同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定する第4のステップと
    を有することを特徴とする無線タグ読取方法。
  11. 複数の対象物それぞれに付帯された無線タグを一括して読み取る無線タグリーダを搭載した携帯端末と、該携帯端末とネットワークを介して通信可能なタグ管理サーバとを有するシステムにおいて、
    前記携帯端末は、受信したタグID毎に、受信時刻を、前記タグ管理サーバへ送信する受信時刻送信手段を有し、
    前記タグ管理サーバは、
    受信したタグID毎に、受信時刻を時系列に記録するタグID記録手段と、
    所定時間範囲毎に、その時間範囲に記録された複数のタグIDについて、総当たりでペアを作成する同時読取ペア作成手段と、
    タグID毎に、当該タグIDを含むペアを検索し、当該タグIDに対する他のタグID毎の同時読取頻度を算出する同時読取頻度算出手段と、
    当該タグIDに対して、前記同時読取頻度が高い他のタグIDほど、近距離に位置すると判定するタグ間距離判定手段と
    を有することを特徴とするシステム。
  12. 前記携帯端末は、
    利用者に、位置を特定したいタグIDを指定させ、該タグIDを前記タグ管理サーバへ送信するタグID指定手段と、
    前記タグ管理サーバから受信したタグIDを、利用者に明示するタグID明示手段と
    を有し、
    前記タグ管理サーバは、前記携帯端末から受信した利用者指定の前記タグIDに対して近距離に位置するタグIDを、前記携帯端末へ返信する
    ことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
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