JP2015142539A - Combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、エアクリーナを備えたコンバインに係るものである。 The present invention relates to a combine equipped with an air cleaner.
従来のコンバインは、空気中の塵埃等を除去してエンジンに洗浄な空気を供給する第1エアクリーナと第2エアクリーナを備えるとともに、第2エアクリーナが、操縦部とグレンタンクの間に配置されていた。また、第2エアクリーナには、メンテナンス用の蓋が設けられていた。 The conventional combine has a first air cleaner and a second air cleaner that remove dust in the air and supplies clean air to the engine, and the second air cleaner is disposed between the control unit and the glen tank. . The second air cleaner was provided with a maintenance lid.
しかし、上記のコンバインは、メンテナンス用の蓋を開けることで第2エアクリーナの内部メンテナンスを行うことができる一方で、第1エアクリーナと第2エアクリーナを接続する配管内部のメンテナンスを行うためには、配管を取り外す必要がある。そのため、塵埃の多い作業環境での使用に際しては、メンテナンス作業の所要時間が長くなり、作業能率が低下するという問題があった。 However, while the above combiner can perform the internal maintenance of the second air cleaner by opening the maintenance lid, it is necessary to perform the maintenance inside the pipe connecting the first air cleaner and the second air cleaner. Need to be removed. For this reason, when used in a dusty work environment, there is a problem that the time required for maintenance work is lengthened and work efficiency is lowered.
また、操縦部とグレンタンクの間の狭い空間に第2エアクリーナが配置されているので、細かい塵埃を除去する第2エアクリーナを大型化することができず、この第2エアクリーナの目詰まりによるエンジンの吸気抵抗が増加しやすい傾向があった。 Further, since the second air cleaner is disposed in a narrow space between the control unit and the Glen tank, the second air cleaner that removes fine dust cannot be increased in size, and the engine of the engine due to clogging of the second air cleaner cannot be increased. Inhalation resistance tended to increase.
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。 Therefore, the main problem of the present invention is to eliminate such problems.
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、機体フレーム(2)上の左右一側に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を備え、左右他側に前記脱穀装置(4)で脱穀された穀粒を貯留するグレンタンク(6)を備え、このグレンタンク(6)の前側にエンジン(E)が搭載されたコンバインにおいて、空気を吸入しながら浄化する第1エアクリーナ(142)と、この第1エアクリーナ(142)を通過した空気を浄化してエンジン(E)に供給する第2エアクリーナ(140)を備え、前記第1エアクリーナ(142)が、前記第2エアクリーナ(140)の吸入側に設けられた開閉可能な蓋(145)に、配管(143)を介して接続されていることを特徴とするコンバインである。
The present invention that has solved the above problems is as follows.
The invention which concerns on
請求項2に係る発明は、前記第1エアクリーナ(142)は、前記第2エアクリーナ(140)よりも上方に配置され、前記配管(143)の上下方向の中間部が、ホルダ(115)を介して第2エアクリーナ(140)の本体側に支持されている請求項1に記載のコンバインである。
In the invention according to
請求項3に係る発明は、前記第2エアクリーナ(140)は、機体正面視において、前記グレンタンク(6)における脱穀装置(4)側の壁面(6E)の上部近傍に配置されている請求項1または請求項2に記載のコンバインである。
According to a third aspect of the present invention, the second air cleaner (140) is disposed in the vicinity of an upper portion of the wall surface (6E) on the threshing device (4) side in the Glen tank (6) in a front view of the body. The combine according to
請求項4に係る発明は、前記脱穀装置(4)の上部と前記グレンタンク(6)における脱穀装置(4)側の壁面(6E)の上部との間には機体正面視でV字状の空間(S)が形成され、前記第2エアクリーナ(140)は、このV字状の空間(S)に配置されている請求項3に記載のコンバインである。
According to a fourth aspect of the present invention, there is a V shape between the upper portion of the threshing device (4) and the upper portion of the wall surface (6E) on the threshing device (4) side in the Glen tank (6). A space (S) is formed, and the second air cleaner (140) is a combine according to
請求項5記載の発明は、前記第2エアクリーナ(140)は、前記脱穀装置(4)からグレンタンク(6)へ穀粒を搬送する揚穀筒(4F)の前側に配置されている請求項3または請求項4に記載のコンバインである。
The invention according to
請求項6記載の発明は、前記第2エアクリーナ(140)の上端部は、前記グレンタンク(6)の上面よりも高い位置に配置され、かつ、この第2エアクリーナ(140)の下端部は、前記グレンタンク(6)の上面よりも低い位置に配置されている請求項3または請求項4または請求項5に記載のコンバインである。
In the invention according to
請求項7記載の発明は、前記第2エアクリーナ(140)は、前記脱穀装置(4)からグレンタンク(6)へ穀粒を搬送する揚穀筒(4F)に支持されている請求項3から請求項6のいずれか一項に記載のコンバインである。
The invention according to
請求項1記載の発明によれば、第1エアクリーナ(142)が、前記第2エアクリーナ(140)に設けられた開閉可能な蓋(145)に、配管(143)を介して接続されているので、開閉蓋(145)を開くことで、第2エアクリーナ(140)の内部のみならず、配管(143)の内部、そして第1エアクリーナ(142)のメンテナンスを容易に行うことができる。
Since the 1st air cleaner (142) is connected to the lid | cover (145) which can be opened and closed provided in the said 2nd air cleaner (140) via piping (143) according to invention of
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加えて、配管(143)の上下方向の中間部が、ホルダ(115)を介して第2エアクリーナ(140)の本体側に支持されているので、第1エアクリーナ(142)及び配管(143)の振動を抑制して、これらの耐久性を高めることができ、配管(143)の外れを防止して、第1エアクリーナ(142)によって濾過されていない外気が第2エアクリーナ(140)に入ることを防止できる。 According to the second aspect of the invention, in addition to the effect of the first aspect of the invention, the intermediate portion in the vertical direction of the pipe (143) is connected to the main body of the second air cleaner (140) via the holder (115). Therefore, the vibration of the first air cleaner (142) and the pipe (143) can be suppressed to improve the durability of the first air cleaner (142) and the pipe (143) can be prevented from coming off. It is possible to prevent outside air that has not been filtered by (142) from entering the second air cleaner (140).
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明による効果に加えて、第2エアクリーナ(4B)は、機体正面視において、脱穀装置(4)の上部とグレンタンク(6)における脱穀装置(4)側の壁面(6E)の上部近傍に配置されているので、大型の第2エアクリーナ(4B)を搭載することができ、エンジン(E)の吸気抵抗を小さくすることができる。
According to the invention described in
請求項4記載の発明によれば、請求項3に記載の発明による効果に加えて、第2エアクリーナ(140)は、脱穀装置(4)の上部とグレンタンク(6)における脱穀装置(4)側の壁面(6E)の上部との間に形成されたV字状の空間(S)に配置されているので、第2エアクリーナ(4B)をコンパクトに配置して、コンバインを小型化することができ、かつ、第2エアクリーナ(4B)のメンテナンスを容易化することができる。
According to invention of
請求項5記載の発明によれば、請求項3または請求項4に記載の発明による効果に加えて、第2エアクリーナ(4B)は、揚穀筒(4F)の前側に配置されているので、第2エアクリーナ(4B)のメンテナンスを更に容易化することができる。
According to invention of
請求項6記載の発明によれば、請求項3または請求項4または請求項5に記載の発明による効果に加えて、第2エアクリーナ(4B)の上端部は、前記グレンタンク(6)の上面よりも高い位置に配置され、かつ、この第2エアクリーナ(140)の下端部は、グレンタンク(6)の上面よりも低い位置に配置されているので、このコンバインをコンパクトに構成することができる。
According to the invention described in
請求項7記載の発明によれば、請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の発明による効果に加えて、第2エアクリーナ(4B)は、脱穀装置(4)からグレンタンク(6)へ穀粒を搬送する揚穀筒(4F)に支持されているので、第2エアクリーナ(4B)の振動を抑制することができ、第2エアクリーナ(4B)に接続される配管が外れたり、撓んだりすることを抑制できる。 According to the seventh aspect of the invention, in addition to the effect of the invention according to any one of the third to sixth aspects, the second air cleaner (4B) is connected to the grain tank (6) from the threshing device (4). ) Is supported by the milling cylinder (4F) that conveys the grains to), the vibration of the second air cleaner (4B) can be suppressed, and the pipe connected to the second air cleaner (4B) is disconnected, It can suppress bending.
以下、本発明のコンバインについて添付図面を参照しつつ説明する。
コンバイン1は、刈取られた稲、麦、蕎麦、菜種などの穀稈が全稈投入されて脱穀される汎用型コンバインであり、図1〜3に示すとおり、機体フレーム2の下側には土壌面を走行するための左右一対のクローラ3L,3Rからなる走行装置3が設けられ、機体フレーム2の上側には脱穀・選別を行なう脱穀装置4が設けられ、脱穀装置4の前側には圃場の穀桿を収穫する刈取前処理装置5が設けられている。脱穀装置4で脱穀・選別された穀粒は脱穀装置4の右側に設けられたグレンタンク6に貯留され、貯留された穀粒は揚穀筒と排出口からなる排出筒7によって外部へ排出される。また、グレンタンク6の前側には操縦者が搭乗する操縦部8が設けられている。
Hereinafter, the combine of this invention is demonstrated, referring an accompanying drawing.
The
<刈取前処理装置>
次に、本発明の刈取前処理装置5について説明する。なお、理解を容易にするために便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
<Cutting pretreatment device>
Next, the
刈取前処理装置5は、フィーダハウス20と、オーガ装置30と、横刈刃装置50と、掻込み装置60、及び縦刈刃装置80から構成されている。
<脱穀装置>
前記脱穀装置4は、図21,23に示すとおり、刈取前処理装置5から供給された穀稈を脱穀する脱穀室を上部に備え、この脱穀室で脱穀された脱穀物を選別する選別室を下部に備えている。
The
<Threshing device>
As shown in FIGS. 21 and 23, the threshing
上部の脱穀室は、機体前後方向の軸心で回転する扱胴と、この扱胴の上部を包囲して脱穀室の一部を構成する上部カバー4Lを備えている。上部カバー4Lの下面(扱胴に臨む側の面)には、脱穀室内の脱穀物を後方へ送る送塵板が複数設けられている。上部カバー4Lの上面側に設けられた調節レバー4Mは、脱穀物の移送方向(前側から後側)に対する送塵板の角度を変更するものであり、操作を容易にするために前部が上方へ折り曲げられている。
The upper threshing chamber includes a handling cylinder that rotates about the longitudinal axis of the machine body, and an
上部カバー4Lは、その機体外側端部(左側端部)にヒンジ4Nが設けられており、このヒンジ4Nの前後軸心回りに上方へ回動することにより、脱穀室の上部を開放し、扱胴の上部を露出させることが可能である。図21には、この上部カバー4Lが回動した際の上部カバー4Lの内側端部(右側端部)の軌跡Cを図示している。
The
また、上部カバー4Lは、上面が略水平に形成され、この上面の内側端部(右側端部)から下方右側へ延伸する内側傾斜面と、上面の外側端部(左側端部)から下方左側へ延伸する外側傾斜面を有する。
The
また、脱穀装置4の下部には、脱穀装置4からグレンタンク6脱穀された穀粒を移送する揚穀筒4Fの下部が連通している。なお、第2揚穀筒4Jは、選別部の後部において回収され、枝梗などが含まれる脱穀物を、選別部の前部へ還元するものである。また、揚穀筒4Fの上下方向の中間部には、脱穀装置4と連結するためのブラケットが設けられている。
In addition, the lower part of the threshing
<グレンタンク>
前記グレンタンク6は、図21〜23に示すとおり、複数の板状の部材により形成される内部空間に穀粒を貯留する貯留容器である。グレンタンク6は、その上部に位置する上面6Aと、前部に位置する前面6Bと、後部に位置する後面6Cと、機体外側部(右側部)に位置する外側面6Dと、機体内側部(左側部、脱穀装置4側の部位)に位置する内側面6Eを備え、外側面6Dの下端部から下方かつ機体内側方向へ延伸する外側傾斜面と、内側面6Eの下端部から下方かつ機体外側方向へ延伸する内側傾斜面を有する。そして、グレンタンク6内部における外側傾斜面及び内側傾斜面の下端部近傍の位置には、貯留された穀粒を前記排出筒7側へ送り出す搬送螺旋が設けられている。なお、前面6B及び後面6Cの下部は、外側傾斜面及び内側傾斜面の前端部と接合される。
<Glentank>
As shown in FIGS. 21 to 23, the
すなわち、グレンタンク6の上部には、直方体状の主貯留部が形成され、下部には、下側に向うに連れて機体左右方向の幅が減少する漏斗部が形成されている。そして、内側面6Eの前上部には、前記揚穀筒4Fの上部が連通している。揚穀筒4F上部に設けられた吐出部4Hの吐出口4Gから主貯留部内へ穀粒が放出され、放出された穀粒は、下方へ落下して、漏斗部から次第に主貯留部へと堆積する。
That is, a rectangular parallelepiped main storage portion is formed in the upper part of the
なお、外側面6Dの前部は、前面6Bよりも前側まで延伸し、外側面6Dの後部は、後面6Cよりも後側まで延伸している。このことにより、グレンタンク6の前後に位置するコンバイン1の構成要素との隙間が少なくなる。そのため、圃場に植立する穀稈の引っ掛かりによる脱粒や杆切れが防止されるとともに、機体周辺の塵埃の機体内部への侵入が防止される。
The front portion of the
また、上面6Aの前部には、点検窓が形成されており、この点検窓を塞ぐ点検蓋6Jが設けられている。詳細な図示は省略するが、点検蓋6Jは、機体外側方向の端部に前後方向の回動軸が設けられており、この回動軸を支点として上方へ回動することができる。操縦者は、点検蓋6Jの機体内側部に設けられたハンドル6Kを把持して点検蓋6Jを開放することにより、グレンタンク6の内部の状態を確認することが可能である。
Further, an inspection window is formed in the front portion of the
<操縦部>
次に、操縦部8について説明する。操縦部8には、操縦者が着座する運転席105が設けられており、この運転席105の上方には、操縦者への日差しや雨水を遮るサンバイザ106が設けられている。サンバイザ106は、日差し等を遮るバイザ部106Aとこのバイザ部106Aを前後に回動自在に支持する支持フレーム106Bと、支持フレーム106Bの回動操作力を軽減するダンパ106Cを備えている。なお、詳細な図示は省略するが、支持フレーム106Bとダンパ106Cは、グレンタンク6の上面6Aから前面6Bに亘って設けられた支持台に取り付けられている。
<Control section>
Next, the
また、図4〜7に示すとおり、操縦部8の後部に設けられた後側フレーム8Bは、操縦部8の左側後部に立設する丸パイプからなる左側フレーム(フレーム)8Cと、操縦部8の右側後部に立設する角パイプからなる右側フレーム8Dと、左側フレーム8Cの上部と右側フレーム8Dの上端部に架設される角パイプからなる連結フレーム8Eを備えて構成されている。
As shown in FIGS. 4 to 7, the
左側フレーム8Cの下端部に固着されている下板8Fは、機体フレーム2にボルト等の締結手段によって取付けられ、左側フレーム8Cの上部の先端部には、左側フレーム8Cの先端部と脱穀装置4の右壁(内側壁)4Aの前側上部を連結する連結部材43の右側片43Rが固着されている。また、左側フレーム8Cは、下部から上部まで上方に向かって一直線上に延設し、上部で左側に向かって略90度湾曲した後に、上部の先端部まで左側に向かって一直線上に延設している。
The
連結部材43は、脱穀装置4の右壁4Aにボルト等の締結手段によって取付けられるアングル鋼材からなる左側片43Rと、左側フレーム8Cの先端部に固着されたアングル鋼材からなる右側片43Rとを左右両側部にそれぞれボルト等の締結手段によって取付けて接続する鋼材からなる接続片43Aを備えて構成されている。また、脱穀装置4等で発生した振動等の操縦部8への伝播を低減するために、左側片43Rと接続片43Aは防振ゴム43Bを介して取付けられている。
The connecting
右側フレーム8Dの下端部に固着されている下板8Gは、機体フレーム2にボルト等の締結手段によって取付けられ、右側フレーム8Dの上端部は、連結フレーム8Eの右端部の下面に固着されている。また、右側フレーム8Dは、下部から上部まで上方に向かって一直線上に延設している。
The
連結フレーム8Eの右端部は、右側フレーム8Dの上端部に固着され、連結フレーム8Eの左端部は、チャンネル鋼材からなる前後フレーム8Hを介して左側フレーム8Cの湾曲下部に連結されている。また、連結フレーム8Eは、右側部から左側部まで左方に向かって一直線上に延設している。
The right end portion of the connecting
<原動部>
刈取前処理装置5や脱穀装置4へ動力を供給するエンジンEは、操縦部8の下側に形成されたエンジンルーム110に設けられている。このエンジンルーム110は、エンジンカバー107の下側に形成されており、エンジンカバー107は、エンジンEの前後及び上方を覆うエンジンカバー部と、エンジンEの機体外側方向に配置されたラジエータの外側を覆うラジエータカバー部を有している。なお、エンジンカバー部の上部には、前記運転席105が設置されている。また、ラジエータカバー部は、エンジンカバー部よりも上方へ突出した形状に形成されており、その上端部は、グレンタンク6の上面6Aと略同じ高さに位置する。ラジエータカバー部の外側面(左側面)には、エンジンE及びラジエータ冷却用の外気を濾過して導入するための濾過体が上下方向に3箇所設けられている。
<Moving part>
An engine E that supplies power to the
<エアクリーナ>
図8,9に示すとおり、脱穀装置4とグレンタンク6の間に形成される空間には、エンジンEに清浄な空気を供給するエアクリーナ140(請求項における第2エアクリーナに相当する)が設けられている。詳しくは、前記エアクリーナ140は、正面視において、グレンタンク6の上部の内壁(脱穀装置4側の壁面)と脱穀装置4の上部カバーの間に形成される「V」型空間S(請求項におけるV字状の空間に相当する)内に設けられている。
<Air cleaner>
As shown in FIGS. 8 and 9, an air cleaner 140 (corresponding to the second air cleaner in the claims) for supplying clean air to the engine E is provided in the space formed between the threshing
エアクリーナ140は、揚穀筒4Fに支持され該揚穀筒4Fの前側であって、操縦部8の後側に配置されている。
前記「V」型空間内にエアクリーナ140が設けられているので、メンテナンスを容易に行うことができる。
The
Since the
揚穀筒4Fの前側であって操縦部8の後側に設けているので、エアクリーナ140のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、重量が嵩むエアクリーナ140を、剛性の高い揚穀筒4Fに取付けているので、エアクリーナ140を強固に支持でき、揚穀筒4Fの前部であって操縦部8の後部に設けているので、メンテナンスを行うことが容易である。
Since it is provided on the front side of the
Moreover, since the
なお、エアクリーナ140の吸気口には配管143を介して空気中の不純物を除去するプレエアクリーナ142(請求項における第1エアクリーナに相当する)が接続されている。すなわち、プレエアクリーナ142は、配管143によって、エアクリーナ140に支持され、エアクリーナ140と一体化されている。換言すると、プレエアクリーナ142は、エアクリーナ140の上方において、配管143を介してエアクリーナ140に支持されている。
A pre-air cleaner 142 (corresponding to the first air cleaner in the claims) that removes impurities in the air is connected to the
また、エアクリーナ140は、グレンタンク6の上面よりも低い位置に配置され、エアクリーナ140に接続されたプレエアクリーナ142は、グレンタンク6の上面より高く配置されている。
The
そのため、プレエアクリーナ142の設置高さを高くすることができ、清浄な空気を供給し、吸入させることができる。また、プレエアクリーナ142だけを高くさせているので、コンバインを凹凸の少ないデザインにすることができる。
Therefore, the installation height of the
エアクリーナ140の空気出口とエンジンEの吸気口はゴム製の配管141で接続されている。脱穀装置4とグレンタンク6の間に形成される空間を有効活用するために、また、グレンタンク6、操縦部8等との接触による外傷を防止するために、配管141は、左側フレーム8Cの左側に向かって略90度湾曲した上部よりも後側に位置するエアクリーナ140の排出口より下方に向かって一直線上に延設した後に、前方右側に向かって湾曲し、左側フレーム8Cの左側に向かって略90度湾曲した上部の下方を通ってエンジンEの吸気口に接続されている。
The air outlet of the
<エアクリーナおよびプレエアクリーナの支持方法>
図12〜19に示すとおり、エアクリーナ140を支持する支持フレーム108は、後側フレーム8Bの左側フレーム8Cに装着されている。支持フレーム108は、下端側が後側フレーム8Bの左側フレーム8Cに対してこの横側面に沿うように装着され、上端側が上方に高く延設されている。そして、その支持フレーム108上端には、エアクリーナ140が側面から支持されるように支持ステー109を介して連結保持されている。
<Supporting method for air cleaner and pre-air cleaner>
As shown in FIGS. 12 to 19, the
エアクリーナ140と上方のプレエアクリーナ142を結ぶ配管143は、その中間部が半円形のホルダ115,115によって左右から締付られて保持され、前記揚穀筒4Fに支持ブラケット116を介して連結保持されている。
The
また、エアクリーナ140は、開閉蓋(請求項における蓋)145が前側に位置するように前後方向に沿う状態に支持され、しかも、正面視で左側に位置する運転席105と右側に位置する脱穀装置4との間で、機体横幅方向の中心位置近くに配置されている。
The
[エアクリーナの第2の態様]
図20〜25に基づいて、本発明のエアクリーナ140及びプレエアクリーナ142の第2の態様について説明する。同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<エアクリーナの配置>
前記エアクリーナ140は、機体の前方から見て、内側面6Eの上部近傍に配置されている。より詳細には、エアクリーナ140は、内側面6Eを基準として脱穀装置4側に配置されている。なお、エアクリーナ140は、上面6Aの上側や前面6Bの前側に配置することもできる。
[Second aspect of air cleaner]
Based on FIGS. 20-25, the 2nd aspect of the
<Air cleaner arrangement>
The
また、エアクリーナ140は、機体の前方から見て、脱穀装置4とグレンタンク6の間に形成される空間に配置されている。すなわち、エアクリーナ140は、グレンタンク6の内側面6Eと、脱穀装置4の上部カバー4Lの間に配置されており、より詳細には、内側面6Eの上部と、上部カバー4Lの内側傾斜面との間に形成される「V」型空間S(請求項におけるV字状の空間に相当する)に配置されている。
Further, the
ここで、「V」型空間Sとは、図21に図示した第1仮想線Vと第2仮想線Oの間の領域である。なお、第1仮想線Vは、内側面6Eを通って略鉛直方向へ延伸する線であり、第2仮想線Oは、内側傾斜面を通って傾斜する線である。
Here, the “V” type space S is a region between the first virtual line V and the second virtual line O illustrated in FIG. 21. The first imaginary line V is a line that extends in a substantially vertical direction through the
更には、エアクリーナ140は、上部カバー4Lの軌跡Cよりもグレンタンク6側に配置されている。
そして、エアクリーナ140は、その右端部が、揚穀筒4Fの右側端部よりも右側(内側面6E側)に位置している。すなわち、エアクリーナ140は、機体正面視において、一部が揚穀筒4Fと重なる位置に配置されている。
Furthermore, the
And as for the
また、エアクリーナ140の下端部は、グレンタンク6の上面6A及び上部カバー4Lの上面よりも下側に位置し、上端部は、グレンタンク6の上面6Aよりも上側に位置している。そして、略円筒形に形成されたエアクリーナ140の上下方向の中央部は、グレンタンク6の上面6Aよりも下側であって、上部カバー4Lの上面よりも上側に位置している。
Further, the lower end portion of the
また図22に示すとおり、エアクリーナ140は、その後端部が機体の側方から見てグレンタンク6の前面6Bよりも後側に位置し、前端部が操縦部8の側方に位置するエンジンカバー107の後端部よりも前側に位置している。また、エアクリーナ140の後端部は、揚穀筒4Fよりも前側に位置している。
Further, as shown in FIG. 22, the
より詳細には、エアクリーナ140は、その前後方向の幅の四分の一程度が、グレンタンク6の前面6Bよりも後側に位置し、三分の二程度が外側面6Dの前端部よりも後側に位置している。
More specifically, in the
また、エアクリーナ140は、図23に示すとおり、機体の側方から見て、後端部が脱穀装置4の前端部よりも後側に位置し、上部カバー4Lの前端部よりも前側に位置している。
Further, as shown in FIG. 23, the
上記のとおり、コンバイン1は、エアクリーナ140が、機体の前方から見て、内側面6Eの上部近傍に配置されている。この結果、コンバイン1に大型のエアクリーナ140を搭載することが可能となり、エンジンEの吸気抵抗を低減して出力を高めることができる。
As described above, in the
また、コンバイン1は、エアクリーナ140が、機体の前方から見て、脱穀装置4とグレンタンク6の間に形成される空間に配置されている。この結果、コンバイン1の機体をコンパクトに構成しながらも、大容量のエアクリーナ140を搭載することができ、エンジンEの吸気抵抗を低減してエンジンEの出力を高めることができる。
Moreover, the
また、コンバイン1は、エアクリーナ140が、グレンタンク6の内側面6Eと、脱穀装置4の上部カバー4Lの間に配置されている。この結果、エアクリーナ140及びプレエアクリーナ142への、コンバイン1周囲の塵埃の影響を少なくすることができ、より清浄な空気をエンジンEに供給できるとともに、プレエアクリーナ142及びエアクリーナ140の目詰まりによる吸気効率の低下を防止することができる。
In the
更に、コンバイン1は、エアクリーナ140が「V」型空間Sに配置されている。この結果、大型のエアクリーナ140を脱穀装置4及びグレンタンク6に干渉することなく搭載でき、配管の外れなどを防止して、エンジンEに清浄な空気を安定的に供給することができる。
Further, in the
また、コンバイン1は、エアクリーナ140の下端部が、グレンタンク6の上面6A及び上部カバー4Lの上面よりも下側に位置し、上端部が、グレンタンク6の上面6Aよりも上側に位置している。その結果、エアクリーナ140の上端部の高さを低く抑えることができる。そして、略円筒形に形成されたエアクリーナ140の上下方向の中央部が、グレンタンク6の上面6Aよりも下側であって、上部カバー4Lの上面よりも上側に位置していることで、エアクリーナ140の最も左右幅員が大きい部位である中央部と、グレンタンク6や脱穀装置4との隙間を確保し、エアクリーナ140の配管の外れなどを防止してエンジンEの吸気抵抗を低減することができる。また、機体をコンパクトに構成することができる。
In the
更に、コンバイン1は、エアクリーナ140の右端部が、揚穀筒4Fの右側端部よりも右側(内側面6E側)に位置している。すなわち、エアクリーナ140は、機体正面視において、一部が揚穀筒4Fと重なる位置に配置されている。この結果、大型のエアクリーナ140を揚穀筒4Fと干渉することなく搭載でき、エンジンEの吸気効率が高まる。
また、エアクリーナ140の後端部は、揚穀筒4Fよりも前側に位置している。
Furthermore, as for the
Moreover, the rear-end part of the
またコンバインは、エアクリーナ140が、機体の側方から見て、後端部がグレンタンク6の前面6Bよりも後側に位置し、前端部が操縦部8の側方に位置するエンジンカバー107の後端部よりも前側に位置している。この結果、操縦部8に搭乗した操縦者が、エアクリーナ140の開閉蓋145に容易にアクセスすることができ、エアクリーナ140のフィルタ交換を容易に行うことができる。そして、このようにメンテナンス性を高めながらも、操縦者が運転席に着座した状態では、エアクリーナ140の吸気騒音による不快感を軽減することができる。
<エアクリーナ及びプレエアクリーナの支持方法>
図20及び図24,25に示すとおり、エアクリーナ140は、支持ブラケット116により揚穀筒4Fに支持されている。
In the combine, the
<Supporting method of air cleaner and pre-air cleaner>
As shown in FIGS. 20, 24, and 25, the
すなわち、支持ブラケット116は、エアクリーナ取付部116Aと揚穀筒連結部116Bを有している。エアクリーナ140の左側部には、取付板117が一体的に設けられており、この取付板117とエアクリーナ取付部116Aをボルト等の締結部材により固定することで、エアクリーナ140が支持ブラケット116と連結される。
That is, the
支持ブラケット116の揚穀筒連結部116Bは、ボルト等の締結部材により揚穀筒4Fの上面に固定される。この揚穀筒連結部116Bの下面には、揚穀筒4Fに内装される搬送螺旋軸120の上端部を軸受けする軸受部材121が取り付けられている。
The whipping
すなわち、揚穀筒4Fの内部には、下方から上方へ搬送する搬送螺旋軸120が内装されるが、揚穀筒4Fの上部に形成された開口から揚穀筒4F内に搬送螺旋軸120を挿入した状態で、支持ブラケット116を揚穀筒4Fの上部に固定して開口を閉塞させることで、搬送螺旋軸120の上部が軸受部材121に回転可能に支持される。このように、支持ブラケット116は、揚穀筒4Fの開口を閉塞する蓋と、搬送螺旋軸120の回転支持部材を兼用している。なお、支持ブラケット116は、エアクリーナ取付部116Aと揚穀筒連結部116Bを一体で備えているが、それぞれ別の部材で構成することもできる。
That is, the inside of the
また、配管143の上下方向中間部を保持するホルダ115は、ボルト等の締結部材によって支持ブラケット116に連結されている。詳細には、ホルダ115の下部は、支持ブラケット116と取付板117を連結する締結部材によって共締めされて、支持ブラケット116に固定される。支持ブラケット116と取付板117は、4つの締結部材によって連結されるが、このうち3つの締結部材によって、支持ブラケット116とホルダ115が連結される。
The
そして、ホルダ115は、支持ブラケット116と連結されるフレーム部115Bと、半円形の2つのホルダ部115Aを有し、ホルダ部115Aの一方はフレーム部115Bと一体的に形成され、他方のホルダ部115Aは、これらとは別体の部材である。
The
フレーム部115Bは、支持ブラケット116の右側から上方へ向って延在する部位の上端部から配管143側へ曲がり、左端部にホルダ部115Aと一体化されている。
上記のとおり、コンバイン1は、支持ブラケット116が、揚穀筒4Fの開口を閉塞する蓋と、搬送螺旋軸120の回転支持部材を兼用している。この結果、揚穀筒4F及びエアクリーナ140の支持部材の構成部品が削減され、コンバイン1の組立及びメンテナンスを容易化することができる。
The
As described above, in the
更に、コンバイン1は、揚穀筒連結部116Bの下面に、揚穀筒4Fに内装される搬送螺旋軸120の上端部を軸受けする軸受部材121が取り付けられている。この結果、支持ブラケット116を取り外すだけで、搬送螺旋軸120を抜き出すことができ、メンテナンス作業が容易化される。
Furthermore, as for the
更に、コンバイン1は、ホルダ115の下部が、支持ブラケット116と取付板117を連結する締結部材によって共締めされている。この結果、プレエアクリーナ142及びエアクリーナ140の組立及びメンテナンスを容易化することができる。
Further, in the
[エアクリーナの第3の態様]
図26〜31に基づいて、本発明のエアクリーナ140及びプレエアクリーナ142の第3の態様について説明する。本態様に係るコンバイン1は、プレエアクリーナ142がエアクリーナ140の開閉蓋145に支持されている点で、第1及び第2の態様に係るコンバイン1と異なる。その他、上述の実施態様と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
<エアクリーナ及びプレエアクリーナの支持方法>
図26及び図27に示すとおり、エアクリーナ140は、支持ブラケット116により揚穀筒4Fに支持されている。
[Third aspect of air cleaner]
Based on FIGS. 26-31, the 3rd aspect of the
<Supporting method of air cleaner and pre-air cleaner>
As shown in FIGS. 26 and 27, the
また、図28〜31に示すとおり、プレエアクリーナ142は、配管143によって、開閉蓋145に支持されている。また、エアクリーナ140とプレエアクリーナ142を結ぶ配管143は、開閉蓋145の前面(吸気側の部位)に接続されている。より詳細には、配管143は、開閉蓋145の前面から、コンバイン1の前方へ向って延伸したのち、およそ90度上方へ向って湾曲して上方へ延伸している。そして、配管143の上端部はプレエアクリーナ143の下部に接続されている。
As shown in FIGS. 28 to 31, the
また、配管143の上下方向の中間部は、ホルダ115によりエアクリーナ140に支持されている。すなわち、ホルダ115は、ホルダ部115Aが配管143の上下方向の中間部を挟み込んだ状態で、フレーム部115Bがエアクリーナ140の上部に固定されており、この構成により、配管143がエアクリーナ140に支持される。なお、図28〜31の例では、ホルダ115は、配管143の上下方向の略中央部を保持している。
<エアクリーナの開閉蓋>
エアクリーナ140の開閉蓋145は、エアクリーナ140のハウジング(エアクリーナ140の本体であり、フィルタ162を格納する部分である)の前側下部に設けられたヒンジ150のピン151により、エアクリーナ140に回転自在に取り付けられている。すなわち、開閉蓋145は、ピン151の軸心回りに回転自在にエアクリーナ140に支持されている。
Further, an intermediate portion in the vertical direction of the
<Air cleaner open / close lid>
The open /
エアクリーナ140のハウジングと開閉蓋145の接合部(エアクリーナ140のハウジングの前端部と開閉蓋145の後端部)には、それぞれフランジ部140A,145Aが形成されている。なお、開閉蓋145のフランジ部145Aの後面(エアクリーナ140のハウジングと接合される側の面)には、環状のリブ部145Bが形成されており、このリブ部145Bは、開閉蓋145を閉じるときに、エアクリーナ140のハウジング内周に密着するように嵌め合わされる。
また、開閉蓋145を閉じた状態でロックするためのロック装置160が、エアクリーナ140の上部に設けられている。このロック装置160は、前記ホルダ115と、フック状部材161を含む。
A
フック状部材161は、台座に取り付けられたレバーと、このレバーに装着された環状フックとによるトグル機構を備えて構成されており、レバーを回転させることにより、環状フックに引っ掛けられた固定対象を引き寄せて固定するものである。
The hook-shaped
ホルダ115のフレーム部115Bの下部には、溝115Cが形成されており、フレーム部115Bの後部には、フック状部材161の環状フックが掛けられるハンガー部115Dが形成されている。
A
溝115Cは、フランジ部140A,145Aの両者の厚みを合わせた幅と略同じか、これよりも僅かに大きな幅で形成されており、開閉蓋145を閉じると、フランジ部140A,145Aがこの溝115Cに入り込んだ状態で密着する。
<開閉蓋の開閉方法>
このように構成された開閉蓋145は、開いた状態の開閉蓋145を閉じるべく、ヒンジ150のピン151回りに上方へ向って回転させると、フランジ部140A,145Aが密着し、このときに、配管143が僅かに撓むことによってフランジ部140A,145Aが溝115Cに入り込んで、開閉蓋145がピン151回りに回転不能な状態となる。そして、この状態で、フレーム部115Bのハンガー部115Dをフック状部材161で固定することにより、フレーム部115Bのエアクリーナ140外周面からの浮き上がりを規制する。なお、開閉蓋145を開くときには、この逆の手順で行う。
The
<How to open and close the lid>
When the opening /
開閉蓋145を開くと、エアクリーナ140のハウジング内に収容されたフィルタ162を取り外すことができる。
<エアクリーナの第3の態様による作用・効果>
以上のように構成される第3の態様に係るコンバイン1は、プレエアクリーナ142が配管143によって開閉蓋145に支持されている。このことにより、開閉蓋145を開くことで、エアクリーナ140の内部のみならず、配管143の内部、そしてプレエアクリーナ142のメンテナンスを容易に行うことができる。
When the opening /
<Operation and effect of the third aspect of the air cleaner>
In the
また、コンバイン1は、配管143の上下方向の中間部がホルダ115によりエアクリーナ140に支持されている。このことにより、プレエアクリーナ142及び配管143の振動を抑制して、これらの耐久性を高めることができ、配管143の外れを防止して、プレエアクリーナ142によって濾過されていない外気がエアクリーナ140に入ることを防止できる。
Further, in the
また、コンバイン1は、開閉蓋145の下部がヒンジ150のピン151によりエアクリーナ140に対して、回転可能に支持されている。このことにより、開閉蓋145を開いたときに、プレエアクリーナ142及び配管143が低い位置に移動することとなり、これらの部材の操縦部8からのメンテナンスが容易になる。また、開閉蓋145の内側面が上側を向くように開放されるので、内側面に付着した塵埃等が下方にある種々の機器に落下して、動作に影響を及ぼすことを防止できる、という効果も奏する。
In the
また、コンバイン1は、開閉蓋145を閉じた状態でロックするロック装置160を備え、このロック装置はホルダ115を含む。すなわち、ホルダ115は、配管143の支持部材と、開閉蓋145のロック装置160を兼用している。このことにより、エアクリーナ140,プレエアクリーナ142の構成部品が少なくシンプルな構成となり、支持ブラケット116を介して揚穀筒4Fに支持される装置が軽量化される。したがって、エアクリーナ140等のメンテナンスのため、または揚穀筒4F内部のメンテナンスのために、エアクリーナ140等を取り外すための労力が軽減される。
The
更に、コンバイン1は、溝115Cが、フランジ部140A,145Aの両者の厚みを合わせた幅と略同じか、これよりも僅かに大きな幅で形成されている。このことにより、プレエアクリーナ142を前後に振動させる力が発生した場合に、この力をフック状部材161だけでなくフランジ部140A,145Aでも受けることができ、プレエアクリーナの振動を抑制しながら、ロック装置160によるロックが不用意に解除されることを防止することができ、ロック装置160の耐久性を高めることもできる。
Further, in the
<籾排出レバー>
図10,11に示すとおり、操縦部8の左側に配置されたサイドパネル13の幅方向略中心部の後部には、グレンタンク6に貯留された穀粒を外部に排出する排出筒7の駆動を操作する籾排出レバー16が配置されている。
<籾 discharge lever>
As shown in FIGS. 10 and 11, at the rear portion of the substantially central portion in the width direction of the
サイドパネル13の剛性を高めるために、サイドパネル13の後部上面と左側フレーム8Cの左側に向かって略90度湾曲した上部とは、左側ステー14と左側ステー14に並設する右側ステー15によって連結されている。断面が略コの字状のチャンネル鋼材からなる左側ステー14の上側の側板は、左側フレーム8Cの上部の下面に固着され、下側の側板は、サイドパネル13の後部にボルト等の締結手段によって取付けられている。断面が略コの字状の右側ステー15の上側の側板は、左側フレーム8Cの上部に固着された支持プレート8Kの下面にボルト等の締結手段によって取付けられ、下側の側板は、サイドパネル13の後部にボルト等の締結手段によって取付けられている。
In order to increase the rigidity of the
籾排出レバー16の下端部は、右側ステー15の下部に回転自在に装着された軸15Aの幅方向中心部に固着されている。籾排出レバー16の操作を容易に行なうために、籾排出レバー16は、下部から上部まで上方に向かって一直線上に延設した後に上部で右側に略30度湾曲しながら後側に略30度湾曲しながら延設されている。また、籾排出レバー16と連動して動く籾排出プレート17の前側端部は、軸15Aの左端部に嵌挿され、後側端部には、排出筒7を駆動するワイヤー18の一端部が装着されている。
The lower end portion of the eaves discharge
なお、上述した本発明の実施態様に係るコンバインは、上述した形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の組合わせ、置換、変更が可能である。 Note that the above-described combine according to the embodiment of the present invention is not limited to the above-described form, and various combinations, substitutions, and changes can be made within the scope described in the claims.
2 機体フレーム
4 脱穀装置
4F 揚穀筒
6 グレンタンク
6E 壁面
115 ホルダ
140 エアクリーナ(第2エアクリーナ)
142 プレエアクリーナ(第1エアクリーナ)
143 配管
E エンジン
S V字状の空間
2
142 Pre-Air Cleaner (First Air Cleaner)
143 Piping E Engine S V-shaped space
Claims (7)
空気を吸入しながら浄化する第1エアクリーナ(142)と、この第1エアクリーナ(142)を通過した空気を浄化してエンジン(E)に供給する第2エアクリーナ(140)を備え、
前記第1エアクリーナ(142)が、前記第2エアクリーナ(140)の吸入側に設けられた開閉可能な蓋(145)に、配管(143)を介して接続されていることを特徴とするコンバイン。 Provided with a threshing device (4) for threshing cereals on the left and right sides on the machine frame (2), and with a grain tank (6) for storing grains threshed by the threshing device (4) on the left and right sides In the combine where the engine (E) is mounted on the front side of the Glen tank (6),
A first air cleaner (142) that purifies air while inhaling, and a second air cleaner (140) that purifies the air that has passed through the first air cleaner (142) and supplies the purified air to the engine (E),
The combine wherein the first air cleaner (142) is connected to an openable / closable lid (145) provided on the suction side of the second air cleaner (140) via a pipe (143).
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018139544A (en) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 株式会社クボタ | combine |
-
2014
- 2014-01-31 JP JP2014017431A patent/JP2015142539A/en active Pending
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