JP2015140900A - 防振マウント - Google Patents

防振マウント Download PDF

Info

Publication number
JP2015140900A
JP2015140900A JP2014015539A JP2014015539A JP2015140900A JP 2015140900 A JP2015140900 A JP 2015140900A JP 2014015539 A JP2014015539 A JP 2014015539A JP 2014015539 A JP2014015539 A JP 2014015539A JP 2015140900 A JP2015140900 A JP 2015140900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
vibration
sub
mount portion
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014015539A
Other languages
English (en)
Inventor
三井 理志
Michiyuki Mitsui
理志 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2014015539A priority Critical patent/JP2015140900A/ja
Publication of JP2015140900A publication Critical patent/JP2015140900A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】防振マウント単体で低周波振動および高周波振動を共に減衰することができる防振マウントを提供する。
【解決手段】低周波振動および高周波振動を共に減衰する防振マウントであって、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部と、高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部とを直列に配置する。副マウント部のバネ定数を、主マウント部が5〜10%圧縮される荷重で副マウント部がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下に設定する。副マウント部を完全またはほぼ完全に圧縮し潰した状態でセットする。
【選択図】図1

Description

本発明は、防振技術に係る防振マウントに関する。本発明の防振マウントは例えば、自動車関連の分野で用いられ、または広くその他の分野で用いられる。
例えば自動車用の防振マウントにおいて、一般的にはマウント部(バネ部)としてゴム弾性体(ゴム状弾性体)が用いられている。しかしながらこのようなマウントにおいては、動的バネ特性や減衰特性がもっぱらゴム材料に依存し、バネ特性に関しては周波数と共に高くなる傾向にある。よってこれらを意図的にコントロールするには、液体封入式マウントのような特殊な構造を採用する必要があり、非常に高価なシステムとなる。
一般的に自動車に使用されるユニットの防振マウントに対しては、車両からの衝撃的な比較的低周波の振動の入力に対しユニットを安定して支持し、かつユニット側の比較的高周波の振動を車体側へ伝えないことが要求される。そのためマウント部には、低周波振動に対し高バネおよび高減衰の特性を設定し、高周波振動に対し低バネおよび低減衰の特性を設定することが好ましい。
特開平8−303526号公報 特開2007−232166号公報
本発明は以上の点に鑑みて、防振マウント単体で低周波振動および高周波振動を共に減衰することができる防振マウントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による防振マウントは、低周波振動および高周波振動を共に減衰する防振マウントであって、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部と、高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部とを直列に配置し、前記副マウント部のバネ定数を、前記主マウント部が5〜10%圧縮される荷重で前記副マウント部がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下に設定し、前記副マウント部を完全またはほぼ完全に圧縮し潰した状態でセットすることを特徴とする。
また、本発明の請求項2による防振マウントは、上記した請求項1記載の防振マウントにおいて、筒状部の一端から径方向外方へ向けてフランジ部を設けた保持具を有し、前記筒状部の外周側に前記主マウント部を配置し、前記主マウント部および前記フランジ部間に前記副マウント部を配置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3による防振マウントは、上記した請求項1記載の防振マウントにおいて、第1平板部の外側端面に第1取付ネジ部を設けた第1保持具と、前記第1平板部に対し平行に配置される第2平板部の外側端面に第2取付ネジ部を設けた第2保持具とを有し、前記第1平板部の内側に第1主マウント部を配置するとともに前記第2平板部の内側に第2主マウント部を配置し、前記第1主マウント部および前記第2主マウント部間に前記副マウント部を配置したことを特徴とする。
上記構成を備える本発明の防振マウントにおいては、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部および高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部が振動入力方向に対し直列に並んだ状態で配置され、このうち後者の副マウント部が完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態でセットされるため、低周波振動が入力する低周波領域では高バネおよび高減衰の特性が発揮され、高周波振動が入力する高周波領域では低バネおよび低減衰の特性が発揮される。
すなわち低周波振動が入力する低周波領域(主マウント部の戻り速度が加振周波数よりも速い領域)では、副マウント部の完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態が維持されるため、副マウント部はバネとして実質的に機能せず、よって主マウント部による高バネおよび高減衰の特性が発揮される。
一方、高周波振動が入力する高周波領域(主マウント部の戻り速度が加振周波数よりも遅い領域)では、副マウント部が開放されるため(副マウント部の完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態が解消されるため)、副マウント部がバネとして機能し、よって主マウント部と副マウント部の直列バネ構造となる。したがって高周波になればなるほど、副マウント部による低バネおよび低減衰の特性が支配的になる。
尚、上記したような周波数の高低による特性の切り替えを円滑に行なうためには、主マウント部のバネ定数および副マウント部のバネ定数の相対的な関係を適切に設定する必要があり、これを適切に設定しないと特性の切り替えが早過ぎたり遅過ぎたりする。この点に関し本願発明者らが研究のうえ新たに知得したところによると、副マウント部のバネ定数はこれを、主マウント部が5〜10%圧縮される荷重で副マウント部がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下に設定するのが好適である。
また、上記したように本発明では、主マウント部および副マウント部が直列に配置されるが、防振マウントの装置の全体としては、両マウント部を保持するとともに両マウント部へ振動荷重を入力するための保持具が設けられる。このような保持具を備える防振マウントの代表例としては以下の2例が挙げられる。
すなわち第1例として、保持具を、筒状部の一端から径方向外方へ向けてフランジ部を設けた形状の保持具とする。そして、筒状部の外周側に主マウント部を配置し、主マウント部およびフランジ部間に副マウント部を配置する。両マウント部はフランジ部と相手取付部材との間で圧縮される。両マウント部は環状に成形されることが多い。
第2例として、保持具を、第1平板部の外側端面に第1取付ネジ部を設けた第1保持具と、第1平板部に対し平行に配置される第2平板部の外側端面に第2取付ネジ部を設けた第2保持具との組み合わせとする。そして、第1平板部の内側に第1主マウント部を配置するとともに第2平板部の内側に第2主マウント部を配置し、第1主マウント部および第2主マウント部間に副マウント部を配置する。各マウント部は第1平板部と第2平板部との間で圧縮される。各マウント部は中実のブロック状ないし円盤状に成形されることが多い。
上記2例によれば、保持具が、直列に配置される主マウント部および副マウント部をしっかりと保持するとともに主マウント部および副マウント部に対し振動を圧縮荷重として確実に入力することが可能とされる。
主マウント部および副マウント部はそれぞれ所定のゴム状弾性体によって成形されるが、副マウント部については、低減衰の発泡ゴムや同様の発泡材、スプリング等、低バネ、低減衰を満足し、完全にまたはほぼ完全に潰してセットできる材料を使用しても良い。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち本発明によれば以上説明したように、低周波振動が入力する低周波領域では主マウント部による高バネおよび高減衰の特性が発揮され、高周波振動が入力する高周波領域では副マウント部による低バネおよび低減衰の特性が発揮される。副マウント部のバネ定数を、主マウント部が5〜10%圧縮される荷重で副マウント部がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下に設定したため、特性の切り替えが円滑に行なわれる。保持具が備えられる場合はこの保持具が、直列に配置される主マウント部および副マウント部をしっかりと保持するとともに主マウント部および副マウント部に対し振動を圧縮荷重として確実に入力する。
本発明の第1実施例に係る防振マウントのセット前の状態を示す断面図 同防振マウントのセット後の状態を示す断面図 本発明の第2実施例に係る防振マウントの正面図 本発明における各マウント部の特性を示すグラフ図
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)高バネおよび高減衰の主マウントに低バネおよび低減衰の副マウントを直列に配置し、副マウントは完全にまたはほぼ完全に圧縮し潰された状態でセットされる。
(2)副マウントには低減衰の発泡ゴムや同様の発泡材、スプリング等、低バネ、低減衰を満足し、完全にまたはほぼ完全に潰してセットできる材料が使用される。
(3)ここで、主マウントを高バネ、副マウントを低バネと表現したが、副マウントは少なくとも主マウントが5〜10%圧縮される荷重で、ほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下である必要がある。
(4)主マウントに予圧縮を与えてセットする。その理由としては、低周波領域では副マウントの高バネ領域のみを働かせるため(荷重振幅領域を副マウントの高バネ領域に設定するため)である。
(5)主マウントの予圧縮を5〜10%とする。その理由としては、予圧縮量を上げ過ぎると、副マウントの低バネが働く領域が狭くなり、予圧縮量を下げ過ぎると、低周波でも副マウントが働きやすくなってしまう。そのため、防振ゴムにおいて与えられる一般的な予圧縮量を標準的な圧縮量として設定する。
(6)主マウントの圧縮量は5〜10%以上でも問題ないが、低バネ化の効果代が高周波側に移行する。
(7)図4のグラフ図に示すように、低周波領域では主マウントの荷重領域が副マウントの高バネ領域であるため、主マウントの特性が支配的となる。これに対し、高周波領域では主マウントの減衰により副マウントの低バネ領域(B〜B’)が働くため、この領域では副マウントの特性が支配的となり、主マウント単体に対し低バネ化が期待できる。
(8)本発明によれば、低周波領域では高バネ、高減衰となり、高周波領域では低バネ、低減衰となる。
(9)その理由としては、低周波時(主マウントの戻り速度が加振周波数よりも速い領域)では、純粋な主マウントの特性となるが、高周波時(主マウントの戻り速度が加振周波数よりも遅い領域)では、副マウントが開放され、主マウントと副マウントの直列バネ構造となる。よって、高周波になればなるほど、副マウントの特性が支配的になり、低周波領域に対して、低バネ、低減衰となる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1実施例・・・
図1および図2は、本発明の第1実施例に係る防振マウント1を示している。当該実施例に係る防振マウント1は、低周波振動および高周波振動を共に減衰する防振マウントであって、以下のように構成されている。
すなわち図1に示すように、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部11および高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部21が主たる振動入力方向(図では上下方向)に対し直列方向に並んで配置され、両マウント部11,21が保持具31によって保持されている。
保持具31は、金属等の剛材によって環状に成形され、筒状部31aの一端から径方向外方へ向けてフランジ部31bを一体成形したものであって、筒状部31aの外周側に主マウント部11が配置され、主マウント部11およびフランジ部31b間に副マウント部21が配置されている。筒状部31aとフランジ部31bは別体で構成されても良い(スリーブおよびワッシャの組み合わせ等)。
主マウント部11は、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える所定のゴム状弾性体によって環状に成形され、また断面長方形に成形されている。主マウント部11の一端には、当該主マウント部11を相手取付部材(ブラケット)41の穴周縁部43に係合することができるように環状の段差部12が設けられ、この一端における段差部12の内周側の部位13は、当該部位13を相手取付部材41の穴部42に差し込んだときに当該部位13が圧縮されるよう保持具31の筒状部31aの先端よりも軸方向に突出するように成形されている。
一方、副マウント部21は、高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える所定のゴム状弾性体によって環状に成形され、また断面長方形に成形されている。この副マウント部21のバネ定数はその特性および機能に照らして、主マウント部11が5〜10%圧縮される荷重で当該副マウント部21がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下の数値に設定されている。
主マウント部11および副マウント部21は別々に成形され、それぞれ保持具31の筒状部31aに非接着で挿着されているが、主マウント部11および副マウント部21ならびに保持具31の組立て構造はこのほか、以下のようなものであっても良い。
(1)主マウント部11および副マウント部21を別々に成形し、接着剤で接着して一体品とし、この一体品を保持具31の筒状部31aに挿着する。
(2)金型によるインサート成形を実施して主マウント部11および副マウント部21の何れか一方と保持具31との一体成形品を製作し、この一体成形品に対し他方を後付けする。
図1は、防振マウント1を相手取付部材41へセット(装着)する前の状態を示し、これに対し防振マウント1を相手取付部材41へセットすると図2の状態とされる。図示するように防振マウント1は、同一仕様の防振マウント1が2つ相手取付部材41の厚み方向両側に対称的に組み付けられ、保持具31の筒状部31a先端同士が付き当てられることによりセットの完了とされる。セットには図示しないボルトナット等の緊締手段が用いられ、これらが保持具31の内周側へ挿入される。
図2に示すようにセットの完了状態において、主マウント部11および副マウント部21は共に圧縮された状態とされるが、特に副マウント部21は完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態でセットされる。図では、副マウント部21の厚みが図1のtから図2のtへ減じることで、これを表している。
上記構成を備える防振マウント1においては、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部11および高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部21が直列に配置され、このうち後者の副マウント部21が完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態でセットされるため、低周波振動が入力する低周波領域では高バネおよび高減衰の特性が発揮され、高周波振動が入力する高周波領域では低バネおよび低減衰の特性が発揮される。
また、副マウント部21のバネ定数を、主マウント部11が5〜10%圧縮される荷重で当該副マウント部21がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下の数値に設定したため、特性の切り替えが円滑に行なわれる。
第2実施例・・・
図3は、本発明の第2実施例に係る防振マウント1を示している。当該実施例に係る防振マウント1は、低周波振動および高周波振動を共に減衰する防振マウントであって、以下のように構成されている。
すなわち低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部11A,11Bおよび高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部21が主たる振動入力方向(図では上下方向)に対し直列方向に並んで配置され、両マウント部11A,11B,21が保持具31A,31Bによって保持されている。
保持具31A,31Bは、金属等の剛材によって成形された第1保持具31Aおよび第2保持具31Bの組み合わせよりなり、すなわち第1平板部31Aaの外側端面に第1取付ネジ部31Abを一体成形した第1保持具32Aと、前記第1平板部31Aaに対し平行に配置される第2平板部31Baの外側端面に第2取付ネジ部31Bbを一体成形した第2保持具31Bとの組み合わせとされ、第1平板部31Aaの内側に第1主マウント部11Aが配置されるとともに第2平板部31Baの内側に第2主マウント部11Bが配置され、第1主マウント部11Aおよび第2主マウント部11B間に副マウント部21が配置されている。
第1主マウント部11Aおよび第2主マウント部11Bはそれぞれ、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える所定のゴム状弾性体によって中実のブロック状ないし円盤状(図では円盤状)に成形されている。
一方、副マウント部21は、高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える所定のゴム状弾性体によって中実のブロック状ないし円盤状(図では円盤状)に成形されている。この副マウント部21のバネ定数はその特性および機能に照らして、第1主マウント部11Aおよび第2主マウント部11Bが5〜10%圧縮される荷重で当該副マウント部21がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下の数値に設定されている。
第1保持具31A、第1主マウント部11A、副マウント部21、第2主マウント部11Bおよび第2保持具31Bはこの順序で一列に直列に並べられ、接着剤による接着等の手段で一体的に接合されているが、これらの組立て構造としてはこのほか、金型によるインサート成形や二色成形などを用いることが考えられる。
図3は、防振マウント1を相手取付部材(図示せず)へセット(装着)する前の状態を示し、これに対し防振マウント1を相手取付部材へセットすると第1主マウント部11Aおよび第2主マウント部11Bならびに副マウント部21はいずれも圧縮された状態とされるが、特に副マウント部21は完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態でセットされる。図では、副マウント部21の厚みをtにて示し、この厚みtが減じられることになる。
上記構成を備える防振マウント1においては、低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える第1主マウント部11Aおよび第2主マウント部11Bならびに高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部21が直列に配置され、このうち副マウント部21が完全またはほぼ完全に圧縮され潰された状態でセットされるため、低周波振動が入力する低周波領域では高バネおよび高減衰の特性が発揮され、高周波振動が入力する高周波領域では低バネおよび低減衰の特性が発揮される。
また、副マウント部21のバネ定数を、第1主マウント部11Aおよび第2主マウント部11Bが5〜10%圧縮される荷重で当該副マウント部21がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下の数値に設定したため、特性の切り替えが円滑に行なわれる。
1 防振ブッシュ
11,11A,11B 主マウント部
21 副マウント部
31,31A,31B 保持具
31a 筒状部
31b フランジ部
31Aa,31Ba 平板部
31Ab,31Bb 取付ネジ部
41 相手取付部材
42 穴部
43 穴周縁部

Claims (3)

  1. 低周波振動および高周波振動を共に減衰する防振マウントであって、
    低周波振動に対応する高バネおよび高減衰の特性を備える主マウント部と、高周波振動に対応する低バネおよび低減衰の特性を備える副マウント部とを直列に配置し、
    前記副マウント部のバネ定数を、前記主マウント部が5〜10%圧縮される荷重で前記副マウント部がほぼ完全に圧縮されるレベルのバネ定数以下に設定し、
    前記副マウント部を完全またはほぼ完全に圧縮し潰した状態でセットすることを特徴とする防振マウント。
  2. 請求項1記載の防振マウントにおいて、
    筒状部の一端から径方向外方へ向けてフランジ部を設けた保持具を有し、
    前記筒状部の外周側に前記主マウント部を配置し、
    前記主マウント部および前記フランジ部間に前記副マウント部を配置したことを特徴とする防振マウント。
  3. 請求項1記載の防振マウントにおいて、
    第1平板部の外側端面に第1取付ネジ部を設けた第1保持具と、前記第1平板部に対し平行に配置される第2平板部の外側端面に第2取付ネジ部を設けた第2保持具とを有し、
    前記第1平板部の内側に第1主マウント部を配置するとともに前記第2平板部の内側に第2主マウント部を配置し、
    前記第1主マウント部および前記第2主マウント部間に前記副マウント部を配置したことを特徴とする防振マウント。
JP2014015539A 2014-01-30 2014-01-30 防振マウント Pending JP2015140900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014015539A JP2015140900A (ja) 2014-01-30 2014-01-30 防振マウント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014015539A JP2015140900A (ja) 2014-01-30 2014-01-30 防振マウント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015140900A true JP2015140900A (ja) 2015-08-03

Family

ID=53771377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014015539A Pending JP2015140900A (ja) 2014-01-30 2014-01-30 防振マウント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015140900A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728931U (ja) * 1980-07-25 1982-02-16
JPH01146027U (ja) * 1988-03-31 1989-10-06
JPH08189547A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Minolta Co Ltd 防振装置
JP2007100889A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Bridgestone Corp ストラットマウント

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728931U (ja) * 1980-07-25 1982-02-16
JPH01146027U (ja) * 1988-03-31 1989-10-06
JPH08189547A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Minolta Co Ltd 防振装置
JP2007100889A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Bridgestone Corp ストラットマウント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11125296B2 (en) Vibration damper
JP5759328B2 (ja) 防振装置
JP5907783B2 (ja) 流体封入式防振装置
JP2014047822A (ja) 防振装置
EP3453910A1 (en) Vibration isolation structure
JP2016138564A (ja) グロメット組付構造
JPWO2010137585A1 (ja) 防振装置
JP2007333029A (ja) トルクロッド
WO2014122842A1 (ja) サスペンションマウント
WO2007080705A1 (ja) 液封入式防振装置
JP2020051443A (ja) 制振装置
JP2008248898A (ja) 筒型防振装置
JP2015140900A (ja) 防振マウント
JP2007211971A (ja) 液封入式防振装置
KR20150106638A (ko) 다이나믹댐퍼
KR101585432B1 (ko) 차량용 엔진마운트
JP5313764B2 (ja) 防振装置
CN101802437A (zh) 自约束的动力减振器
JP2010270873A (ja) 防振装置
JP2016065586A (ja) 防振装置
JP6554007B2 (ja) 防振装置とその製造方法
JP2009196574A (ja) サスペンション用アッパサポートとそれを用いた車両用サスペンション機構
WO2018105286A1 (ja) 防振装置
WO2012132105A1 (ja) 防振装置
JP5899039B2 (ja) 流体封入式防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180314