JP2015139916A - 可動装飾装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の可動装飾体を、同一軸線上で回転移動させることができる可動装飾装置を提供すること。
【解決手段】複数条の螺旋溝が形成された螺旋軸2の外周に、軸線方向に回転移動可能な可動装飾体3a、3bを各条に設けるものとし、可動装飾体3a、3bは、螺旋構造を有するとともに螺旋溝の各条に係合する内側部材4a、4bと、その外周に設けられた装飾部材5a、5bとを備えるものとし、少なくとも一方の可動装飾体3aは他の可動装飾体3bと干渉することなく個別に回転可能な構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、螺旋軸の軸線方向に移動する可動装飾体を備えた可動装飾装置に関するものである。
人の注目を集めたり、また視覚的に興趣を高めることを目的として、様々な可動装飾装置が用いられる。このような可動装飾装置は、例えば街頭の看板等に組み込まれたり、ショーウインドウ内等に設置されたり、または遊技機等に組み込まれるなど、その用途は様々である。具体例としては、例えば特許文献1に示すように、螺旋軸の軸線方向に移動する可動装飾体を備えた遊技機の可動装飾装置がある。特許文献1記載の発明によれば、螺旋溝が形成されたスパイラル軸を回転させることにより、螺旋溝に係合する突起が設けられた可動体を、補助軸に沿って、スパイラル軸の軸線方向に移動させることができる。しかしながら、可動体の動きはスパイラル軸の軸線方向への直線移動に限定されており、また同軸線上に複数の可動体を備え、これらを行き違うようにして移動させることはできないという問題があった。
特許第4397185号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、複数の可動装飾体を、同一軸線上で回転移動させることができる可動装飾装置を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、複数条の螺旋溝が形成された螺旋軸の外周に、軸線方向に回転移動可能な可動装飾体を各条に設けるものとし、該可動装飾体は、螺旋構造を有するとともに前記螺旋溝の各条に係合する内側部材と、その外周に設けられた装飾部材とを備えるものとし、少なくとも一方の可動装飾体は他の可動装飾体と干渉することなく個別に回転可能な構造としたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の可動装飾装置において、各内側部材は、それぞれ1回転以上の螺旋構造を有することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の可動装飾装置において、各可動装飾体を回転させる駆動源を、前記螺旋軸に内蔵させたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の可動装飾装置において、前記駆動源は、各内側部材の内側に形成された内歯と噛み合う歯車を備えた駆動軸であることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の可動装飾装置において、前記内歯は、1回転以上の螺旋構造を有することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の可動装飾装置において、各装飾部材は、それぞれ1回転以上の螺旋構造を有し、所定位置において一体的な立体形状を構成するものであることを特徴とするものである。
本発明に係る可動装飾装置は、複数条の螺旋溝が形成された螺旋軸の外周に、軸線方向に回転移動可能な可動装飾体を各条に設けるものとし、この可動装飾体は、螺旋構造を有するとともに螺旋溝の各条に係合する内側部材と、その外周に設けられた装飾部材とを備えるものとし、さらに少なくとも一方の可動装飾体は、他の可動装飾体と干渉することなく個別に回転可能な構造とした。これにより、同軸線上に備えた複数の可動装飾体を、互いに干渉することなく独立制御して回転移動させることができる。また、可動装飾体の停止位置を制御することによって、可動装飾体を任意の形状としたり、任意の図柄を表示することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、各内側部材は、それぞれ1回転以上の螺旋構造を有するものとしたことにより、この内側部材を備える可動装飾体が、螺旋軸から離脱することを防止できる。
請求項5に係る発明によれば、内歯は、1回転以上の螺旋構造を有するものとしたことにより、内歯が常に駆動軸に設けられた複数の歯車のうちの1つ以上と噛合して、駆動軸からのドライブ力を受けることができることから、安定した可動装飾体の回転移動が可能となる。
本実施形態の分解斜視図である。 本実施形態の螺旋部材を示す上面図である。 本実施形態の螺旋部材を示す斜視図である。 図2に示すα方向からみた螺旋部材の側面図である。 図2に示すβ方向からみた螺旋部材の側面図である。 本実施形態の斜視図である。 本実施形態の断面斜視図である。 本実施形態の要部を示す断面斜視図である。 図8のA−A’断面斜視図である。 図8のB−B’断面斜視図である。 本実施形態の動作時を示す斜視図である。 その他の実施形態を示す斜視図である。 その他の実施形態の動作時を示す斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1のように、土台となるベース部1には、螺旋溝が形成された螺旋軸2が固定されている。この螺旋軸2には2条の螺旋溝が形成されており、その外周には各条の螺旋溝に沿って回転しつつ、螺旋軸2の軸線方向に移動可能な可動装飾体3a、3bが、各条に設けられている。本発明の可動装飾装置は、前記ベース部1を、例えば街頭の看板等に固定することで、人の注目を集めるものとして使用することができ、また遊技機の遊技盤等に固定することで、遊技時の演出効果を高めるものとして使用することもできるなど、その用途は様々である。
可動装飾体3a、3bは、1回転の螺旋構造を有し、螺旋溝に係合する内側部材4a、4bと、その外周に取付けられ、2回転の螺旋構造を有する装飾部材5a、5bとからなるものである。内側部材4a、4b及び装飾部材5a、5bは、駆動軸6a、6bの駆動によってそれぞれ回転されるものであり、いずれも螺旋構造を有することによって、一方の可動装飾体3aが、他方の可動装飾体3bと干渉することなく、個別に回転できるものとした。
可動装飾体3a、3bを駆動させる構造として、図1のように、モータ7a、7bによって駆動されるモータギア8a、8bが各々設けられている。これらのモータギア8a、8bは、図7のように垂直方向に延びる駆動軸6a、6bに形成された複数の歯車9a、9bのうちの、最下部と各々噛合している。この駆動軸6a、6bは、2分割された螺旋軸2、2の間に形成された空間部に位置して、図6のように螺旋軸2の内側に設けられるものである。歯車9a、9bは、螺旋軸2に形成された異なる条の螺旋溝の内側に各々位置し、各条に対応して、1ピッチ毎に設けられるものである。これらの歯車9a、9bのうち、後述する内歯10a、10bと噛合する箇所は、図8及び図9のように、螺旋軸2、2を挟んで前記空間部に位置しているものである。また、2分割された螺旋軸2、2を固定し、かつ内側部材4a、4bの抜け止めのための蓋部材11が、螺旋軸2の上部にネジ止めによって取付けられる。
図7及び図8のように、内側部材4aには、一方の条の螺旋溝に係合する螺旋状の内歯10aが形成されており、またこの内歯10aは、前述のように歯車9aと噛合するものでもある。本実施形態においては、図2乃至図5に示す螺旋部材を2つ連続配置した上で、各々を装飾部材5aにネジ止めすることにより、内側部材4aの内歯10aが1回転の螺旋構造を有するものとした。同様に、内側部材4bには、他方の条の螺旋溝に係合する螺旋状の内歯10bが形成されており、この内歯10bは、歯車9bと噛合するものでもある。また、前記螺旋部材を2つ連続配置した上で、各々を装飾部材5bにネジ止めし、内側部材4bの内歯10bが1回転の螺旋構造を有するものとした。本実施形態においては、螺旋溝が2条であるため、条数と同数、すなわち2つの内側部材4a、4b及び装飾部材5a、5bを備えるものとした。なお、装飾部材5a、5bは、図6のように所定位置において一体的な立体形状を構成するものとした。
したがって、一方のモータ7aを駆動させることにより、可動装飾体3aが、一方の条の螺旋溝に沿って回転しながら上昇して図11の状態となる。また他方のモータ7bを駆動させることにより、可動装飾体3bを、前記と同様に、他方の条の螺旋溝に沿って回転しながら上昇させることができる。したがって、同軸線上、すなわち螺旋軸2の軸線上に備えた複数の可動装飾体3a、3bを、互いに干渉することなく独立制御して回転移動させることが可能となる。また、可動装飾体3a、3bの停止位置を制御することによって、可動装飾体3a、3bを任意の形状としたり、また任意の図柄を表示することが可能となる。なお、本実施形態では2つの可動装飾体3a、3bを独立制御するものとしたが、可動装飾体の数を増やす場合には、その個数と同数条の螺旋軸2とすれば良い。
また前述のように、内側部材4a、4bを、1回転の螺旋構造を有するものとしたことにより、可動装飾体3a、3bが螺旋軸2の螺旋溝から離脱することを防止することが可能となる。さらに、内歯10a、10bを、1回転の螺旋構造を有するものとしたことによって、内歯10a、10bが常に複数の歯車9a、9bのうちの1つ以上と噛合して、駆動軸6a、6bからのドライブ力を受けることができることから、安定した可動装飾体3a、3bの回転移動が可能となる。
図1のように、螺旋軸2の内側には発光体12をネジ止めによって固定するものとした。本実施形態においては、螺旋軸2、及び可動装飾体3a、3bを透明な合成樹脂により成形するものとした。したがって、発光体12の発光によって、より注目を集めたり、興趣を高めることができる。また、螺旋軸2、及び可動装飾体3a、3bを不透明な素材により成形する場合でも、2分割された螺旋軸2、2の間に形成された空間部から発光体12の光が漏れる構造とすることもできる。
なお、内側部材4a、4bと、装飾部材5a、5bとを一体形成しても良く、さらに螺旋溝は、例えば棒状の心材にコイル等を巻き付けて形成されるものしても良い。また、駆動源は本実施形態の駆動軸6a、6bに限定されず、螺旋溝に係合した可動装飾体3a、3bを、螺旋軸2の軸線方向に移動させることができるものであれば良い。
その他の実施形態として、図12及び図13に示すように、螺旋構造を有する装飾部材5aを備えた可動装飾体3aと、その外周に設けられた円柱状の構造を有する装飾部材5bを備えた可動装飾体3bとにより可動装飾装置を構成するものとした。この実施形態においては、可動装飾体3bが有する内側部材が、可動装飾体3aが有する装飾部材5a及び内側部材とぶつからない構造となっている。このような構造によっても、同軸線上、すなわち螺旋軸2の軸線上に備えた複数の可動装飾体3a、3bを、互いに干渉することなく独立制御して回転移動させることが可能となる。すなわち、少なくとも一方の可動装飾体が螺旋溝に沿って移動した際に、他の可動装飾体とぶつかるなどの干渉が生じない構造であれば良いものである。
1 ベース部
2 螺旋軸
3(3a、3b) 可動装飾体
4(4a、4b) 内側部材
5(5a、5b) 装飾部材
6(6a、6b) 駆動軸
7(7a、7b) モータ
8(8a、8b) モータギア
9(9a、9b) 歯車
10(10a、10b) 内歯
11 蓋部材
12 発光体

Claims (6)

  1. 複数条の螺旋溝が形成された螺旋軸の外周に、軸線方向に回転移動可能な可動装飾体を各条に設けるものとし、
    該可動装飾体は、螺旋構造を有するとともに前記螺旋溝の各条に係合する内側部材と、その外周に設けられた装飾部材とを備えるものとし、
    少なくとも一方の可動装飾体は他の可動装飾体と干渉することなく個別に回転可能な構造としたことを特徴とする可動装飾装置。
  2. 各内側部材は、それぞれ1回転以上の螺旋構造を有することを特徴とする請求項1記載の可動装飾装置。
  3. 各可動装飾体を回転させる駆動源を、前記螺旋軸に内蔵させたことを特徴とする請求項1記載の可動装飾装置。
  4. 前記駆動源は、各内側部材の内側に形成された内歯と噛み合う歯車を備えた駆動軸であることを特徴とする請求項3記載の可動装飾装置。
  5. 前記内歯は、1回転以上の螺旋構造を有することを特徴とする請求項4記載の可動装飾装置。
  6. 各装飾部材は、それぞれ1回転以上の螺旋構造を有し、所定位置において一体的な立体形状を構成するものであることを特徴とする請求項1記載の可動装飾装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55151389U (ja) * 1979-04-18 1980-10-31
JPH05139660A (ja) * 1991-11-21 1993-06-08 Toshiba Corp マルチカーエレベータ

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