JP2015138407A - 防犯システム - Google Patents

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JP2015138407A
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充 松木平
Mitsuru Matsukidaira
充 松木平
忠彦 福光
Tadahiko Fukumitsu
忠彦 福光
護 阪口
Mamoru Sakaguchi
護 阪口
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Abstract

【課題】 コンビニエンスストアや宝石店その他の店舗等、における防犯システムとして、監視カメラが多用されるようになってきている。また、最近では、そのほとんどが記録されている。これによって、不審者の人相や風体を特定して犯人逮捕や盗犯物の返還等に役立てるものである。しかしながら、撮影カメラやコンピューターを破壊されることもある。破壊されると、記録されていたものが消滅することになる。
【解決手段】 防犯用のシステムであって、撮影監視するためのカメラ、操作部及び記録部からなるものにおいて、該記録部がカメラ及び操作部とは隔離した場所に位置しているもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防犯システムに関するものである。
種々の場所、コンビニエンスストアや宝石店その他の店舗等における防犯システムとして、監視カメラが多用されるようになってきている。これは、窃盗等の犯行を監視するだけでなく、映像や音声を記録し、後日の犯人逮捕に役立てるものが多い。
構造としては、店舗等の場所の一定エリアを固定的又は移動して撮影するもので、その映像が管理室等に映し出され、同時に記録媒体に記録されるものである。
記録媒体に記録された犯行事実、不審者の人相や風体を特定して犯人逮捕や窃盗物の返還等に役立てるものである。
しかしながら、最近では、このような防犯カメラが撮影した映像がテレビ番組などでよく映し出されるため、犯人側も周知しており、まず撮影カメラを破壊等することが多い。さらに、これだけでは、それまで撮影されたものが記録されているため、その店舗等にある記録装置やパソコンシステムも破壊や持ち去ることもある。
そこで、上記のような犯人側の破壊行為や記録装置等の持ち去りを防止するシステムを提供する。
以上のような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果、本発明システムを完成したものであり、その特徴とするところは、防犯用のシステムであって、撮影監視するためのカメラ、操作部及び記録部からなるものにおいて、該記録部がカメラ及び操作部とは隔離した場所に位置している点にある。
ここでいうカメラは、通常の撮影できるものであればどのようなものでもよい。近年、種々の場所や店舗等で用いられて監視カメラでよく、特別なものである必要はない。勿論、魚眼レンズや望遠レンズその他の通常の機能を有しているものや、赤外線カメラ、また赤外線を検知して追跡するもの等自由に選択可能である。
24時間自動的に撮影するタイプや、人間や動物を感知している間作動するもの、その他手動のもの等でよい。
カメラは1台でも複数台でもよい。カメラと後述する操作部とは、有線で又は無線で接続する。設置場所は、通常の場所でよく、できるだけ広い範囲をカバーするように設置されるのがよい。
本発明でいう操作部とは、前記カメラを手動で又は自動で操作する部分であり、パソコンの本体であることもある。この操作部でカメラからの画像を処理したり、種々の操作を行うものである。一般的(本発明では異なる)には、このパソコン本体等の操作部にハードディスクドライブ等の記録装置、記録媒体が付随しているものである。
勿論、パソコン等でなく、より大きなコンピューターを用いた総合的な管理システムである場合はそのコンピューターやその操作システムがここでいう操作部である。
記録部とは、カメラからの画像信号を記録しておく部分であり、記録メディアに記録する部分である。記録メディアは何でもよく、例えば、DVD、CD、ビデオテープ、HDD等が使用できる。
本発明のポイントである「記録部がカメラ及び操作部とは隔離した場所にある」の意味は、前記した通り、記録部は通常本体内に存在するが、それと異なり記録部が操作部と(カメラとも)別の場所にあるということである。隔離の距離は限定しないが、操作部と実質的に同じ場所と見られるようなすぐ近くではない。しかし、実際の距離は短くても、一見では存在がわからないようにすれば、十分である。よって、ここでいう隔離は実際の距離の問題ではない。
隔離として好適なのは、操作部から、一見して分からない場所、即ち使用場所からは見えない場所である。例えば、隣の部屋、金庫内、棚等の中屋根裏、床下、さらに他の建屋等である。要するに、不審者はカメラに気が付けばそれを破壊し、さらに記録を破壊しようとして操作部を破壊する。しかし、そこに記録装置がないことまでは通常認識しない。また、認識したとしても、そこから時間をかけて記録装置を探すということは、一刻も早く現場から逃げたい犯人にとって、通常はしないものである。
操作部は、人間が操作するため、当然通常の使用場所にあり、地震や津波に対してはほぼ対処できない。しかし、本発明のように記録部が操作部とまったく別な場所でよい場合には、例えば、高い天井裏や高台の建屋等に置くことによって災害時でも破壊されず記録が残ることとなる。これは、災害による破壊のされ方やどの部分が弱かったのか等後日の災害調査の役にたつ。
また、単に使用場所から見えないだけでは、もし発見されれば破壊、窃盗される可能性がある。よって、鍵のかかる場所にしてもよい。さらに、鍵も含めて破壊されないように強固に構成するのもよい。例えば、金庫のようなものが考えられる。
そして、操作部と記録部は無線で接続するとより安全性が高まる。これならば、線をたどって場所を見つけるということがない。これは、カメラと操作部も無線にしてもよい。
以上詳述したように、本発明には次のような効果がある。
(1) 監視カメラからのデータの記録部が操作部とは別のところに位置しているので、不審者が持ち去りや破壊することができない。
(2) また、別の安全な場所におくことにより、地震や水害等に対しても消失、破棄のリスクが軽減される。
(3) この記録部がまったく別のところにあることをアピールすることにより、それだけで防犯効果がある。
本発明システムの1例を示す概略構成図である。
以下図面に示す実施例に従って、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明システム1の1例を示す概略構成図である。
この例では、場所はコンビニエンスストアである。このストアの中に防犯カメラ2が複数(図では1つのみ示す)据えつけられており、そのカメラとパソコン(本発明でいう操作部)3が接続されている。これは通常のものでよい。
そして、記録部4が、このパソコン3から離れて、まったく目立たない場所に設置されている。この例では、棚の奥で正面からはまったく見えない場所である。そして、データは無線で送信される。この例では記録部4は、HDDに記録するドライブである。
ここでは、棚の奥であるが、鍵のかかる引き出しや、鍵のかかる金庫のような場所、その他安全な場所であればどこでもよい。
1 本発明防犯システム
2 カメラ
3 パソコン
4 記録部


Claims (3)

  1. 防犯用のシステムであって、撮影監視するためのカメラ、操作部及び記録部からなるものにおいて、該記録部がカメラ及び操作部とは隔離した場所に位置していることを特徴とする防犯カメラシステム。
  2. 使用場所は商品の販売店舗であり、該隔離した場所は該店舗内からは見えない場所であり、且つ該操作部と該記録部は無線で接続されているものである請求項1記載の防犯カメラシステム。
  3. 該場所は、鍵のかかる場所である請求項2記載の防犯カメラシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10176654B2 (en) 2015-10-20 2019-01-08 Recruit Co., Ltd. Suspicious person detection system, suspicious person detection method

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