JP2015137366A - 電解設備 - Google Patents
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Abstract
Description
第2発明の電解設備は、第1発明において、前記電線は、難燃性ポリフレックス電線であることを特徴とする。
第3発明の電解設備は、第1または第2発明において、一枚の前記カソードあたり複数の前記電線が接続されていることを特徴とする。
第4発明の電解設備は、第1、第2または第3発明において、前記カソードは、カソード板と、該カソード板を吊り下げるカソードビームとを備え、前記カソードビームの端面にはカソード側金具が突出して取り付けられており、前記カソード用サイドブスバーの上面にはブスバー側金具が突出して取り付けられており、前記電線は、一端が前記カソード側金具に固定され、他端が前記ブスバー側金具に固定されていることを特徴とする。
第5発明の電解設備は、第1、第2、第3または第4発明において、前記カソードは、カソード板と、該カソード板を吊り下げるカソードビームとを備え、前記振動付与手段は、前記カソードビームの一端側を支点として、他端側を上昇させ落下させることで、前記カソードに振動を与える手段であり、前記電線は前記カソードビームの支点側の端部に固定されていることを特徴とする。
第6発明の電解設備は、第1、第2、第3、第4または第5発明において、ニッケル製錬プロセスの脱銅電解工程に用いられることを特徴とする。
第2発明によれば、難燃性ポリフレックス電線は可撓性が高いので、カソードの動きを邪魔することなく追随でき、繰り返し変形しても劣化しにくく断線しにくい。そのため、安定した操業ができる。また、難燃性ポリフレックス電線は許容電流が大きいので、電解槽に供給される大電流を許容できる。
第3発明によれば、一枚のカソードあたり複数の電線が接続されているので、一部の電線が断線しても他の電線を介してカソードに給電できる。そのため、安定した操業ができる。
第4発明によれば、電線の一端がカソードビームの端面に突出したカソード側金具に固定され、他端がカソード用サイドブスバーの上面に突出したブスバー側金具に固定されているので、電線に弛みを持たせやすい。そのため、カソードの動きを許容でき、電線の変形を小さくして劣化を抑制できる。また、電線の取り付け、取り外しの作業が容易となる。
第5発明によれば、電線はカソードビームの支点側の端部に固定されているので、カソードビームの端部とカソード用サイドブスバーとの位置関係の変化が小さく、電線の変形を小さくして劣化を抑制できる。
第6発明によれば、電線が断線しにくいので電着量の減少を抑制でき、脱銅電解工程の操業効率の低下を防止できる。
本発明に係る電解設備は、電解採取や電解精製に用いられる電解設備であり、その用途は特に限定されない。以下では、ニッケル製錬プロセスの脱銅電解工程に用いられる場合を例に説明するが、これ以外の用途の電解設備に本発明を適用しても同様の効果を奏することができる。
まず、ニッケルマットなどの原料を粉砕工程において粉砕した後、後述の電解廃液と混合してマットスラリーとし、その大部分をセメンテーション工程に供給する。セメンテーション工程には塩素浸出工程で得られた浸出液が供給されており、この浸出液中に含まれる銅がマット中のニッケルと置換反応を起こして、硫化銅として析出する。そして、析出した硫化銅をセメンテーション残渣とともに分離し、塩素浸出工程に供給する。
脱銅電解設備には、図1および図2に示す電解槽1が備えられている。電解槽1には塩素浸出工程から排出された浸出液の一部が電解液として供給されており、電解採取により得られた電気銅とともに、銅が除去された脱銅電解廃液が排出されている。
図5、図6および図7に示すように、カソードビーム32のカソード用サイドブスバー5側の端部は平面視T字形であり、端面が平板状に形成されている。その端面にL字形のカソード側金具81が取り付けられている。L字形のカソード側金具81の一方の面はカソードビーム32の端面に接した状態で固定され、他方の面はカソードビーム32の端面の下縁近傍において水平に突出している。カソード用サイドブスバー5の上面にはL字形のブスバー側金具82が取り付けられている。ブスバー側金具82の一方の面はカソード用サイドブスバー5の上面に接した状態で固定され、他方の面はカソード側金具81の下方において鉛直に突出している。
(実施例1)
ニッケル製錬プロセスの脱銅電解工程において、上記電解設備を用いて操業を行った。電解槽1に挿入されるアノード2の枚数は33枚であり、カソード3の枚数は32枚である。アノード板21およびカソード板31は、それぞれ約1m×1mの板材である。電線8として難燃性ポリフレックス電線を用いた。用いた難燃性ポリフレックス電線は断面積が38mm2であり、電流容量は通常の使用温度である60〜75℃の許容電流として130〜180A程度である。また、難燃性ポリフレックス電線の長さは40cmである。一枚のカソード3あたり4本の電線8を接続した。
カソード3とカソード用サイドブスバー5とを、従来のフレキシブル導体で接続した。その余の条件は実施例1と同様である。
2 アノード
3 カソード
31 カソード板
32 カソードビーム
4 アノード用サイドブスバー
5 カソード用サイドブスバー
6 絶縁体
7 絶縁体
8 電線
81 カソード側金具
82 ブスバー側金具
83 端子
9 エアシリンダ
Claims (6)
- 電解液が供給される電解槽と、
前記電解槽に挿入されるアノードおよびカソードと、
前記電解槽の側部に設けられたアノード用サイドブスバーおよびカソード用サイドブスバーと、
前記カソードに振動を与える振動付与手段と、を備え、
前記アノードと前記アノード用サイドブスバーとが接続されており、
前記カソードと前記カソード用サイドブスバーとが被覆付きの電線を介して接続されている
ことを特徴とする電解設備。 - 前記電線は、難燃性ポリフレックス電線である
ことを特徴とする請求項1記載の電解設備。 - 一枚の前記カソードあたり複数の前記電線が接続されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の電解設備。 - 前記カソードは、カソード板と、該カソード板を吊り下げるカソードビームとを備え、
前記カソードビームの端面にはカソード側金具が突出して取り付けられており、
前記カソード用サイドブスバーの上面にはブスバー側金具が突出して取り付けられており、
前記電線は、一端が前記カソード側金具に固定され、他端が前記ブスバー側金具に固定されている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の電解設備。 - 前記カソードは、カソード板と、該カソード板を吊り下げるカソードビームとを備え、
前記振動付与手段は、前記カソードビームの一端側を支点として、他端側を上昇させ落下させることで、前記カソードに振動を与える手段であり、
前記電線は前記カソードビームの支点側の端部に固定されている
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の電解設備。 - ニッケル製錬プロセスの脱銅電解工程に用いられる
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の電解設備。
Priority Applications (1)
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JP2014007692A JP6102762B2 (ja) | 2014-01-20 | 2014-01-20 | 電解設備 |
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JP2014007692A JP6102762B2 (ja) | 2014-01-20 | 2014-01-20 | 電解設備 |
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JP6102762B2 JP6102762B2 (ja) | 2017-03-29 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS4937028B1 (ja) * | 1969-04-16 | 1974-10-04 | ||
JPH06280080A (ja) * | 1991-07-26 | 1994-10-04 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 電着銅粉脱離装置及び方法 |
JP2003342774A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Nippon Mining & Metals Co Ltd | 銅電解採取における電着銅の剥離装置 |
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2014
- 2014-01-20 JP JP2014007692A patent/JP6102762B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2003342774A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Nippon Mining & Metals Co Ltd | 銅電解採取における電着銅の剥離装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP6102762B2 (ja) | 2017-03-29 |
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