JP2015135759A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助照明負荷を有する照明器具において、補助照明負荷の点灯方法に工夫を施し、補助照明負荷の電源の電力を確保する。
【解決手段】照明器具200は、外部電源としての商用電源10により点灯する主照明負荷160と、主照明負荷160の非点灯時に点灯可能な補助照明負荷60と、商用電源10からの電力供給が可能な時に商用電源10からの電力供給を受けて充電可能であるとともに、商用電源10からの電力供給が不可能な時に補助照明負荷60に電力を供給する補助照明用電源としての電解コンデンサ24a、24b、24cと、商用電源10からの電力供給が不可能になった瞬間から所定の時間経過後に、電解コンデンサ24a、24b、24cから補助照明負荷60への電力供給を可能とする制御部70と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、補助照明負荷を有する照明器具に関する。
従来から、主照明以外の誘導灯装置や残光照明負荷等と呼ばれる補助照明負荷を点灯させる照明器具が提案されている(特許文献1および2参照)。このような補助照明負荷は、商用電源等の停電時等、専ら非常時における光源確保のため用いられる。
特開2011−91053号公報 特開2013−80702号公報
ところで、補助照明負荷の点灯には、電解コンデンサ等、商用電源以外の非常用電源が使用される。このような非常用電源の電力容量は限界があるため、補助照明負荷の点灯に際してできるだけ電力の使用が削減されるのが望ましい。電解コンデンサの容量を増加させることは一つの策であるが、コストや実装面積の増大、満充電時間の長期化等の問題が発生する。
本発明は、補助照明負荷を有する照明器具において、補助照明負荷の点灯方法に工夫を施し、補助照明負荷の電源の電力を確保することを目的とする。
本発明の照明器具は、外部電源により点灯する主照明負荷と、前記主照明負荷の非点灯時に点灯可能な補助照明負荷と、前記外部電源からの電力供給が可能な時に当該外部電源からの電力供給を受けて充電可能であるとともに、当該外部電源からの電力供給が不可能な時に前記補助照明負荷に電力を供給する補助照明用電源と、当該外部電源からの電力供給が不可能になった瞬間から所定の時間経過後に、前記補助照明用電源から前記補助照明負荷への電力供給を可能とする制御部と、を備える。
本発明の照明器具の一態様として例えば、前記所定の時間は2秒以上であって、5秒以下である。
本発明によれば、外部電源の遮断時に、補助照明負荷をより長い時間で、かつより明るい照度にて点灯させることが可能となる。
(A)は本発明の一実施形態に係る照明器具の断面図であり、(B)は下方から見た底面図 実施形態の照明器具の回路図 実施形態の照明器具の補助照明回路を主として示す回路図 照明器具の通常動作モードおよび非常時動作モードにおける電流の流れを示す回路図 電源遮断時における信号の変化を示したチャート図 実施例の照明器具と比較例の照明器具の電源遮断後の経過時間に対する直下照度の変化を示すグラフ
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。図1(A)および(B)に示すように、実施形態の照明器具200は、被取付部である天井面211等に取り付けられて主に下方を照明するのに適する。
照明器具200は、天井面211に取り付けられている引っ掛けシーリング212に取り付けるための取付部材221を中央に有する、例えば円板状の器具本体220を有する。また、器具本体220の中央部における取付部材221の近傍には、常夜灯(図示せず)が設けられている。
なお、器具本体220の外周には、例えば円環状の枠体222が設けられており、枠体222には、詳細を後述する発光素子として例えばLEDを光源とする発光装置である補助照明負荷60が設けられている。
器具本体220の上側(すなわち、天井面211側)には、間接光源であるアッパーユニット230が設けられている。また、器具本体220の下側(すなわち、照明方向側)には、主光源である図示せぬロアーユニットが設けられている。
ロアーユニットは、器具本体220の円形を複数個に分割した部分円弧状の図示せぬ基板を有しており、各基板には、後述する種々の回路、負荷等が実装される。ロアーユニットの前方には、ロアーユニットが発した光を受けて光を拡散する透光性のパネル250が設けられている。パネル250は、枠体222に取り付けられる。パネル250は、下方に湾曲した曲面形状を呈している。また、枠体222の表面(下面)には、センサ用開口241、動作表示ランプ用開口242および状態表示ランプ用開口243が設けられている。
図2は、実施形態の照明器具200の回路図を示す。照明器具200の回路部分は、電源入力回路140と、主照明用制御回路150と、主照明負荷160と、電源制御回路170と、補助照明用制御回路130と、補助照明負荷60とを含む。
電源入力回路140は、商用電源10の如き外部電源から電力の供給を受け、照明器具200の全体を駆動する電源電圧を作りだし、電力線141を介して、各部に電力を供給する回路である。主照明用制御回路150は、通常時の照明で使用される主照明負荷160の点灯・非点灯を制御する回路であり、PFC(Power Factor Correction)主回路151と、第1の降圧チョッパ回路152と、第2の降圧チョッパ回路153とを含む。PFC主回路151は力率改善によりピーク電力を抑えて省エネルギーを実現する。第1の降圧チョッパ回路152、第2の降圧チョッパ回路153は、それぞれ対応する主照明負荷160の白色発光素子(LED;Light Emitting Device)161a、電球色発光素子(LED)161bに適合するよう電圧を降圧する回路である。
電源制御回路170は、IPD(Intelligent Power Device)等によって構成され、後に説明するように、(i)補助照明用制御回路130の制御部70の電源、(ii)主照明用制御回路150の電源、等として用いられる。また電源制御回路170は、リモコン操作とは別に照明器具200の本体において照明状態を切り替え可能な壁スイッチ操作にて使用される電解コンデンサ171a、171bを備えている。
図3は、図2にも示した補助照明用制御回路130と、補助照明負荷60とを更に詳細に示した図である。本図は特に、照明器具200の通常時の照明に使用される主照明負荷160とは異なり、主照明負荷160非点灯時に点灯可能な補助照明負荷60を制御する構成を主に示す。
通常時の照明においては、照明器具200は、商用電源10からの電力を受けて、主照明用制御回路150によって駆動する主照明負荷160が点灯することにより照明機能を発揮する。そして、停電時等、商用電源10からの電源供給が不可能となった場合、主照明負荷160の点灯は不可能となる。このような不測の事態の発生に備え、本実施形態の照明器具200は、補助照明負荷60を備えており、停電等の不測事態の発生時においても照明が可能となっている。
照明器具200の補助照明用制御回路130は、充電回路部20と、非常時出力回路部40と、コネクタ50と、制御部(マイクロコンピュータ)70と、を含む。
充電回路部20は、通常時、すなわち商用電源10、電源入力回路140のような外部電源からの電力供給が可能な時に、これらの電件から図示せぬダイオードブリッジ、コンデンサ11の作用を介して整流された電力の供給を受け、補助照明負荷60の点灯に必要な電力を保持する。充電回路部20は、4つの直列抵抗からなる電圧降下部21と、二つのツェナーダイオード22a、22bと、ダイオード23と、三つの電解コンデンサ24a、24b、24cとを含む。
外部電源から供給された電力は電圧降下部21によって適当な電圧までの電圧降下作用を受け、ツェナーダイオード22aおよび22bによって、当該電圧の値でクランプされ、安定状態に置かれる。ダイオード23によって逆方向の電流が防止されるので、電解コンデンサ24a、24b、24cには、図の上部をプラス極側として電荷が充電され、保持される。電解コンデンサ24a、24b、24cは、外部電源からの電力供給が不可能な時に補助照明負荷60に電力を供給する補助照明用電源としての役割を果たす。ただし、補助照明用電源の構成はこのような電解コンデンサの例には限定されない。
ダイオード91を介して充電回路部20と接続される非常時出力回路部40は、第1の抵抗41と、第2の抵抗42と、第3の抵抗43と、第4の抵抗44と、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)から構成される第2のスイッチング素子45と、コンデンサ46と、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)から構成される第1のスイッチング素子47と、コンデンサ48とを含む。
二つの第2のスイッチング素子45、第1のスイッチング素子47は、後述する制御部70からの駆動信号に応じて、互いの異なるオンまたはオフ状態をとり、補助照明負荷60の点灯・非点灯を制御する。コンデンサ46、コンデンサ48はそれぞれ、第2のスイッチング素子45、第1のスイッチング素子47のノイズによる誤操作の防止のために設けられている。第1の抵抗41は、補助照明負荷60の電流を制限している。第2の抵抗42と、第3の抵抗43と、第4の抵抗44はそれぞれの分圧作用の組み合わせにより、供給された電力の電圧を降下させ、第2のスイッチング素子45のゲート閾値電圧付近の値に調製する。第2の抵抗42、第3の抵抗43、第4の抵抗44の抵抗値は、補助照明負荷60の駆動電圧(後述する発光素子61aの駆動電圧と発光素子61bの駆動電圧の和)に第2のスイッチング素子45をオンにできるような値に設定されることが好ましい。このような構成下では、供給された電力の電圧エネルギーの限界まで補助照明負荷60の点灯に使用できるからである。
コネクタ50を介して非常時出力回路部40と接続される補助照明負荷60は、二つの直列接続された発光素子(LED)61a、61bを含む。補助照明負荷60は、補助照明用制御回路130が形成される基板とは異なる基板によって形成される場合、コネクタ50が必要となる。
制御部70はマイクロコンピュータ(マイコン)によって構成されている。制御部70は、後述するように、商用電源10等の外部電源の状態に応じて、異なる駆動信号を生成し、発信する。
図2に示すように、制御部70は、レギュレータ71を介して電源制御回路170に常時接続されており、制御部70は電源制御回路170から電力の供給を常時受けている(上記(i)の電源制御回路170の役割)。したがって、制御部70は、後述する通常動作モードの主照明消灯時のような待機時においても、リモコン操作や壁スイッチ切り替え操作などを検知することが可能である。これについては後述する。
また、電源制御回路170は、図2に示すように、第3のスイッチング素子93を介して、主照明用制御回路150の第1の降圧チョッパ回路152、第2の降圧チョッパ回路153に接続され、電力を供給する(上記(ii)の電源制御回路170の役割)。ここで、第3のスイッチング素子93は、制御部70の駆動信号により操作可能であり、状況に応じて制御部70は駆動信号を変化させ、第3のスイッチング素子93の開状態と閉状態を切り替える。この操作により、第1の降圧チョッパ回路152、第2の降圧チョッパ回路153への電力供給の有無が切り替え可能となる。これについては後述する。
さらに、電源制御回路170は、図2、図3に示すように、第3のスイッチング素子93、ダイオード92を介して、充電回路部20の後段に配置されたダイオード91と非常時出力回路部40との間の中間点に接続されている。したがって電源制御回路170は、非常時出力回路部40への電力供給が可能となっている。上述したように第3のスイッチング素子93は、制御部70の駆動信号により操作可能であり、状況に応じて制御部70は駆動信号を変化させ、第3のスイッチング素子93の開状態と閉状態を切り替える。この操作により、非常時出力回路部40への電力供給の有無が切り替え可能となる。この構成を利用して、照明器具200の検査時等における補助照明負荷60の強制点灯用の電源として電源制御回路170を用いることも可能である。
次に、本実施形態の照明器具200の動作モードを、(1)通常動作モード、(2)非常時動作モードの二つに分けて説明する。
(1)通常動作モード
まず、照明器具200の通常動作モードについて説明する、通常動作モードとは、停電等の不測事態が発生しておらず、商用電源10からの電源供給が可能である状態での照明器具200の動作である。
商用電源10からの電力の供給を受け、当該電力の電圧が、電圧降下部21によって下げられ、二つのツェナーダイオード22a、22bにより、所定値の電圧(例えば20V)がクランプされる。このクランプ電圧により、電解コンデンサ24a、24b、24cが充電される。ただし、商用電源10からの電源供給が可能である、すなわち商用電源10がオンのとき、制御部70は第1のスイッチング素子47に対し、High(オン)の補助照明駆動信号を出力するため、第1のスイッチング素子47はオン(閉)となる。この時、電源制御回路170または電解コンデンサ24a、24b、24cの充電電荷からの電流の流れは図4の点線矢印Aで示す流れになる。そして、第2のスイッチング素子45のゲートに印加される電圧は、ゲート閾値電圧より小さい値となるため、第2のスイッチング素子45はオフ(開)となり、電流の流れは図4の点線矢印Aで示す流れのみになり、補助照明負荷60は点灯しない。
尚、通常動作モード時において、制御部70から第3のスイッチング素子93に出力されるスイッチング素子駆動信号には、High(オン)とLow(オフ)の二通りがある。本実施形態においては、スイッチング素子駆動信号がLowの場合、第3のスイッチング素子93はオンとなり、電源制御回路170からの電力は第1の降圧チョッパ回路152、第2の降圧チョッパ回路153に供給され、主照明負荷160が点灯する。スイッチング素子駆動信号がHighの場合、第3のスイッチング素子93はオフとなり、電源制御回路170からの電力は図2に示すように、主照明負荷160とは別に用意される常夜灯回路、常夜灯(LED)に供給され、深夜に小さな明かりが点灯する。この切り替えは図示せぬリモコン操作、タイマーなどにより行われる。
本実施形態の第3のスイッチング素子93は、入力信号がLowのスイッチング素子駆動信号の場合オンとなり、入力信号がHighのスイッチング素子駆動信号の場合オフとなる。このような第3のスイッチング素子93の論理構成に対応するため、制御部70にNPN型トランジスタ等を組みこみ、制御部70本来の信号を反転させることが考えられる。ただし、スイッチング素子の論理構成は特に限定はされない。
(2)非常時動作モード
次に、照明器具200の非常時動作モードについて説明する、非常時動作モードとは、停電等の不測事態が発生し、商用電源10からの電源供給が不可である状態での照明器具200の動作である。
商用電源10からの電源供給が不可能となる、すなわち商用電源10がオフとなったとき、制御部70は電源制御回路170からレギュレータ71を介した電力供給がなくなるので、電源喪失を検知する。上述したように、制御部70は、レギュレータ71を介して電源制御回路170に常時接続されており、制御部70は電源制御回路170から電力の供給を常時受けている。そして、制御部70は、電源制御回路170から通電状態を示すパルス状の信号(INT信号;通電信号)を受けており、この信号を受信している間、制御部70は、商用電源10の如き外部電源が確保されていることを把握する。
しかしながら、停電時等においては、商用電源10の如き外部電源からの電力供給が遮断され、このとき、制御部70へのINT信号もオフとなる。このとき、所定時間(例えば3秒)経過後、制御部70は第1のスイッチング素子47に対し、Lowの補助照明駆動信号を出力するため、第1のスイッチング素子47はオフ(開)となる。このとき、三つの電解コンデンサ24a、24b、24cに充電された電荷を電源として、電流が図4の一点鎖線矢印Bに流れる。そして、第2の抵抗42と、第3の抵抗43と、第4の抵抗44とから発生する第2のスイッチング素子45のゲートに印加される電圧が第2のスイッチング素子45のゲート閾値電圧以上となり、第2のスイッチング素子45はオン(閉)となる。さらに、三つの電解コンデンサ24a、24b、24cに充電された電荷を電源として、電流が図4の二点鎖線矢印Cに沿って流れ、補助照明負荷60が点灯する。このときの電力、電流の供給経路は、電解コンデンサ24a、24b、24c→ダイオード91→非常時出力回路部40→補助照明負荷60、である。
尚、本実施形態においては、非常時動作モードにおいて、制御部70は、Highのスイッチング素子駆動信号を出力し、第3のスイッチング素子93をオフ(開)としている。
ところで、停電時等における通常動作モードから非常時動作モードへの遷移時において、補助照明負荷60をすぐに点灯させることは可能である。しかしながら、点灯時間の長期化は、電解コンデンサ24a、24b、24cの充電電荷の浪費を招くこととなる。
また、上述したように、電源制御回路170は、リモコン操作とは別に照明器具200の本体において照明状態を切り替え可能な壁スイッチ操作にて使用される電解コンデンサ171a、171bを備えている。ここで、壁スイッチ操作による照明状態の切り替えは、主照明負荷160の単純なオン→オフの切り替え操作のみならず、オン→オフ→オンのような点灯モードの切り替え操作も含まれる。点灯モードの切り替え操作とは、主照明負荷160の点灯状態において、ユーザーがオン→オフの壁スイッチ操作を行って電源制御回路170の電原をオフにした後、短時間(例えば2秒)内にユーザーがオフ→オンの壁スイッチ操作を行い、再び電源制御回路170の電原をオンにする一連の操作である。このような構成下においても、ユーザーがオン→オフの壁スイッチ操作を行って電源制御回路170の電原をオフにしたとき、制御部70は停電が発生したと判断して、補助照明負荷60をすぐに点灯させることは可能である。しかしながら、すぐに補助照明負荷60を点灯させても、直前に主照明負荷160が点灯状態であるため、それほど明るさは変化しない。したがって、あえて補助照明負荷60をすぐに点灯させるメリットは少ない。
また、上述した点灯モードの切り替え操作時に補助照明負荷60が点灯してしまうと、補助照明負荷60の停電補助灯という本来意図したものと異なるタイミングにて点灯するため、ユーザーが誤動作と認識するおそれもある。
そこで本実施形態においては、制御部70は、商用電源10のような外部電源からの電力供給が不可能になった瞬間から所定の時間経過後に、補助照明用電源としての電解コンデンサ24a、24b、24cから補助照明負荷60への電力供給を可能にしている。具体的には、停電時において、所定時間(3秒等)経過後に、補助照明負荷60の点灯を開始することにしている。このような構成により、電解コンデンサ24a、24b、24cの電荷をできるだけ温存しておくことが可能となり、補助照明負荷60をより長い時間で、かつより明るい照度にて点灯させることが可能となる。
上述したように、制御部70は、レギュレータ71を介して電源制御回路170に常時接続されており、制御部70は電源制御回路170から電力の供給を常時受けている。しかしながら、停電時等においては、商用電源10の如き外部電源からの電力供給が遮断され、このとき、第3のスイッチング素子93を介した制御部70への電力供給を示す信号(INT信号;通電信号)もオフとなる。このときから所定時間経過後に、補助照明負荷60の点灯が開始するよう、制御部70は、スイッチング素子駆動信号をLow(オフ)にする。このとき上述した作用を経て、補助照明負荷60の点灯が開始する。
図5は、上述した信号の変化を示したチャート図であり、パルス状のINT信号がオフになった時、すなわち電力供給(電源)の遮断後、t秒後経過した後、スイッチング素子駆動信号がHigh(オン)からLow(オフ)に切り替わっている。本実施形態では、所定のパルス数にわたってINT信号がオフとなった後、所定の信号エラー判別期間を経過した後、制御部70はt秒のカウントを開始している。信号エラー判別期間は、制御部70が、INT信号のオフへの切り替えがノイズ等のせいではないことを確かめるための期間ではあるが、必須の期間ではない。
図6は、実施例の照明器具と比較例の照明器具の電源遮断後の経過時間に対する照明器具の直下の照度(ルクス;Lx)の変化を示すグラフである。比較例の照明器具では電源遮断直後に補助照明負荷の点灯が開始しているが、実施例の照明器具では電源遮断直後、t秒後(=3秒後)に補助照明負荷の点灯が開始している。実施例の照明器具の直下照度の減少は、比較例の照明器具の直下照度の減少に比べ明らかに小さく、実施例の照明器具では電源としての電解コンデンサの電荷の減少が小さいことが理解される。
上述したt秒の値は特に限定されるものではないが、2秒以上であって5秒以下に設定するのが好ましく、3秒以上であって5秒以下に設定するのがさらに好ましい。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
20 充電回路部
21 電圧降下部
22a、22b ツェナーダイオード
23 ダイオード
24a、24b、24c 電解コンデンサ
40 非常時出力回路部
41 第1の抵抗
42 第2の抵抗
43 第3の抵抗
44 第4の抵抗
45 第2のスイッチング素子
46 コンデンサ
47 第1のスイッチング素子
48 コンデンサ
50 コネクタ
60 補助照明負荷
61a、61b 発光素子(LED)
70 制御部(マイクロコンピュータ)
91 ダイオード
92 ダイオード
93 第3のスイッチング素子
130 補助照明用制御回路
140 電源入力回路
150 主照明用制御回路
160 主照明負荷
170 電源制御回路
200 照明器具

Claims (2)

  1. 外部電源により点灯する主照明負荷と、
    前記主照明負荷の非点灯時に点灯可能な補助照明負荷と、
    前記外部電源からの電力供給が可能な時に当該外部電源からの電力供給を受けて充電可能であるとともに、当該外部電源からの電力供給が不可能な時に前記補助照明負荷に電力を供給する補助照明用電源と、
    当該外部電源からの電力供給が不可能になった瞬間から所定の時間経過後に、前記補助照明用電源から前記補助照明負荷への電力供給を可能とする制御部と、
    を備える照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具であって、
    前記所定の時間は2秒以上であって、5秒以下である照明器具。
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JP2015136250A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具および照明器具の検査方法

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