JP2015135653A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 Webページの視認性を損ねることなく、またレイアウトの変更、デザイン性が犠牲になることを極力避けた上で、利用者が簡単に誤操作を防止する方法を提供することである。【解決手段】上記課題を解決するために、本発明は、複数のハイパーリンク部を有する構造化文書を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶された構造化文書を表示する表示手段とを有する情報処理装置であって、記憶手段に記憶された構造化文書に基づいて複数のハイパーリンク部間の距離を把握する。把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部間の距離が所定の距離より大きくになるように、構造化文書の属性を変更し、属性が変更された構造化文書を表示することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、画面に指などで接触させること(タッチスクリーン)により操作する情報処理装置、及びWebページの表示やレイアウト変更を行う情報処理装置の制御に関する。
近年、タッチスクリーンを用いた携帯型デバイスの普及が急速に進んでいるが、旧来の携帯電話などのボタンによる機械的な操作と比較し、指による操作はその選択判定に曖昧な部分が存在し、利用者が意図していない位置をタッチしたと判断されるなど、誤操作するケースが多くなっている。
利用者は、誤操作を防止するために画面の拡大を行って拡大した表示に対し操作することが多いが、その場合利用者がその都度画面を拡大する必要があるなど利便性の面で問題がある。
そこで先行技術として特許文献1には、操作画面の一部を自動的に拡大することで誤操作を防止する技術が開示されている。指の接地面積に対して、例えばWebページのハイパーリンクなど選択対象となる箇所が小さく密集している場合は、その部分を拡大し接地面積に対して余裕のあるサイズにすることで利用者が誤って選択することを防ぐものである。
さらに、先行技術として特許文献2には、タッチされた領域に2つ以上のリンクがある場合に、その領域中のリンクを拡大する技術が開示されている。
特開2012−58819号公報 特開2012−73908号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、画面の一部を拡大することで誤操作を防止しているが、一方で拡大した領域以外の範囲が隠れた(見えない)状態になるという課題が存在した。例えば、ページ内の文章を読みながら文章内の密集したハイパーリンクを選択するケース(図8)において、表示が一部分のみ拡大されてしまうと、それにより他の文章が隠れて読めなくなり、結果として文章自体が読みづらくなることがある。
また、特許文献2の発明では、図21の2101のように、タッチされた周辺のリンクが拡大されると、拡大された範囲の背後にある文字が見えなくなると言う問題が生じる。さらに、2つ以上のリンクが近い領域をユーザが一度押下しなければならず、リンク選択の手間が増えてしまう。また、複数のリンクの内、どのリンク先に遷移するのか、もしくはリンクを拡大するのかが分からないため、リンク先が不明な場合、ユーザがリンクボタンを押下しづらい状況が想定される。
そこで、本発明の目的は、Webページの視認性を損ねることなく、またレイアウトの変更、デザイン性が犠牲になることを極力避けた上で、利用者が誤操作を防止する方法を提供することである。
本発明は、複数のハイパーリンク部を有する構造化文書を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された構造化文書を表示する表示手段とを有する情報処理装置であって、前記記憶手段に記憶された構造化文書に基づいて複数のハイパーリンク部間の距離を把握するハイパーリンク間距離把握手段と、前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部間の距離が所定の距離より大きくになるように、前記構造化文書の属性を変更する属性変更手段とを有し、前記表示手段は、前記属性変更手段で属性が変更された構造化文書を表示することを特徴とする。
本発明によれば、Webページの視認性を損ねることなく、またレイアウトの変更、デザイン性が犠牲になることを極力避けた上で、利用者が簡単に誤操作を防止することができる。
例えば、Webページ内に密集したハイパーリンク部があり、利用者のタッチ操作による選択範囲が大きく誤操作の可能性が高い場合(図8および図12)は、密集したそれぞれのハイパーリンクの文字サイズの変更(図9、10、13、14)やハイパーリンク内の選択可能とする範囲を変更(図11、15)することで、それぞれのハイパーリンクの間隔を確保し誤操作を防止することが可能となる。
また一部文字サイズの変更(図10、14)や、ハイパーリンク範囲の変更(図11、15)などの手段では、本来のページレイアウトを大きく損ねることなく誤操作を防止することも可能となる。
本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムの構成の一例を示す模式図である。 本発明に係る情報処理装置100a、bやサーバ101のハードウェア構成を示す図である。 本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムが備える機能構成の一例を示す機能構成図である。 本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムの第1の実施形態の処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明に係るタッチデバイス100における利用者から受け付ける画面操作のフローチャートである。 本発明に係るタッチデバイス100におけるWebページ変更処理のフローチャートである。 本発明に係るタッチデバイス100におけるハイパーリンク部編集処理のフローチャートである。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページのハイパーリンクの位置およびサイズ情報を取得する例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページのハイパーリンク部の表示を編集するポリシーを設定する画面のイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。 本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムの第2の実施形態の処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明に係る従来のタッチデバイスの課題を説明するイメージ図である。
<第1の実施形態>
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムの構成の一例を示す模式図である。本発明の情報処理装置100a、bは、例えば、タッチパネルを有するコンピュータやスマートフォンのように、表示部に液晶パネルのような表示制御部と、タッチパッドのような位置入力制御部とを組み合わせた電子部品を有する。
また、サーバ101は、たとえばWebサーバのように、情報処理装置(クライアント)にHTML(Hyper Text Markup Language)などの、他のドキュメントへのハイパーリンクを有する構造のドキュメントを記憶しており、情報処理装置の要求に応じてHTMLドキュメントを送信する。
次に、図2を参照して、図1に示した情報処理装置100、サーバ101のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明に係る情報処理装置100a、bやサーバ101のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいはメモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、指入力部209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、表示部210等の表示器への表示を制御する。表示器は液晶ディスプレイが望ましいが、他の表示器でもかまわない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やSSD(Solid State Drive)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等のメモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部210上での表示を可能としている。また、CPU201は、表示部210上の不図示のマウスカーソル等での利用者指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラムはメモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明で生成されるプログラムやプロキシクラスファイル、プログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルはメモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
さらに、情報処理装置100a,bは、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンのPC100bであり、表示部210は入力部209としてタッチパネルの機能を有する。表示部210は、指先と電導膜との間での静電容量の変化をとらえて位置を検出する静電容量方式の投影型の、指先の位置検出が可能なタッチスクリーンである。なお、タッチスクリーン機能は、既知の技術であるため詳細な説明は省略する。
タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンのPC100bは、他にも通信機能等を備えていてもよいが、本発明とは直接関係がないため説明は省略する。
なお、図2の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは云うまでもない。その他の構成例として、情報処理装置が、ネットワークと接続され、通信可能な不図示のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置から出力命令を受けることによって、出力情報を出力することも可能である。
すなわち、本発明の機能が実現されるものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、ネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用することができる。
また、ここで、ハードディスクドライブ(HDD)やSSD等のメモリ211に記憶された情報は、それぞれデータベース(DB)等に格納されていても良い。
図3は、本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムが備える機能構成の一例を示す機能構成図である。
図3の情報処理装置(タッチデバイス)100は、Webページ受信部301を有し、Webサーバ101のWebページ配信部308からWebページの情報を受信する。
受信したWebページを、情報処理装置100は、記憶部302へ記憶し、記憶したWebページを表示部に表示する。
また、タッチデバイス100は、ユーザからのタッチを受け付け、受け付けた指の接触領域を把握する選択範囲領域把握部307を有し、また、表示部303で表示したWebページ内のハイパーリンク部間の距離を把握するハイパーリンク間距離把握部304と、ハイパーリンク間距離把握部により把握した距離が選択範囲領域把握部307で受け付けた領域の幅よりも小さい場合に、ハイパーリンク部の属性を変更する処理を行うハイパーリンク属性変更部305を有している。
また、ハイパーリンク属性変更部305よりも画面レイアウトを変更したくないユーザのために、ハイパーリンク部の文字列の一部のハイパーリンク機能を解除して、ハイパーリンク部分を減らし、ハイパーリンク部の一部だけでハイパーリンク機能を実現するハイパーリンク機能解除部306を有している。
次に図4を参照して、本発明のWebページ表示処理について説明する。
図4は、本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムの第1の実施形態の処理の流れを説明するフローチャートであり、S401〜S405は処理ステップを示す。なお、図4の各ステップの処理は、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンのPC100bのCPU201がプログラムROM202に格納される実行プログラムをRAM203上で実行することにより実現される。
図4のフローチャートは、利用者がタッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bにインストールされているブラウザなどのアプリケーションプログラムによって、Webページの取得リクエストをWebサーバに送信すると開始される。
まず、ステップS401において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、Webサーバ101からHTMLドキュメントを受信し、RAM203やメモリ211に記憶した後、HTMLドキュメントを表示部210に表示する。Web情報の表示の例を、図8および図12で説明する。
図8は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。
図8の800は、Webページの表示画面の例を示したもので、下線が引かれている801〜804が登録されているそれぞれのドキュメント(WebページやPDFファイル、その他のファイル)へリンクされたハイパーリンクで部分である。
800のようなWebページの場合に、たとえばユーザの指の大きさ(操作選択範囲)が805のサイズであった場合に、図8の805の位置を指でタッチを受け付けると、情報処理装置100(タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100b)は、801のリンクと803のリンクとでユーザの意図と違うリンクを認識することがある。本発明はこの課題を解決することが目的である。
図12は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図である。
図12の1200は、Webページの表示画面の例を示したもので、下線が引かれている1201〜1206が登録されているそれぞれのドキュメント(WebページやPDFファイル、その他のファイル)へリンクされたハイパーリンクで部分である。
1200のようなWebページの場合に、たとえばユーザの指の大きさが1207のサイズであった場合に、図12の1207の位置で指のタッチを受け付けると、情報処理装置100は、1202のリンクか1203のリンクかでユーザの意図と違うリンクを認識することがある。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS402において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、利用者からのタッチ操作を受け付け、タッチ操作選択範囲のサイズ(たとえば指の接地面積)を取得する。なお、タッチ操作選択範囲のサイズは、たとえばタッチデバイス100の起動時やWebブラウザを起動する前に取得しても良く、ステップS404の判断までに取得できれば良い。詳細は図5において後述する。
ステップS402において、タッチ操作選択範囲を取得すると、ステップS403において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、Webページ内のハイパーリンクなどの画面内におけるハイパーリンクの大きさとハイパーリンク間の距離を取得する。ハイパーリンク間の距離を取得するイメージを図16を参照して説明する。
図16は、本発明に係るWebページのハイパーリンクの位置およびサイズ情報を取得する例を示すイメージ図である。
図16の1600には、図8の800と同じWebページの画面イメージが表示されており、各ハイパーリンク801〜804も同様のリンク先を有している。各ハイパーリンクのリンクされる範囲(ハイパーリンク領域)は網掛け部分1601〜1604である。1601〜1604はDTPでは仮想ボディと呼ばれる範囲であり、ハイパーリンク部間の距離として、たとえばこの網掛け部分の重心間の距離を取得しても良いし、仮想ボディの最近接の距離としても良い。なお、仮想ボディ間の距離はpixel単位で算出しても良いし、mm(ミリメートル単位)で算出しても良い。本発明では、mm(ミリメートル単位)で算出しているものとする。図16では、1601〜1604の4つのお互いの距離情報を取得し、RAM203に記憶する。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、図4のステップS404において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ステップS402で取得したタッチ操作選択範囲と、S403で取得したハイパーリンク間の距離とを比較し、利用者が誤操作する可能性を判定する。ここでの判定基準としては、Webページ内のそれぞれハイパーリンク間の距離に対し、タッチ操作選択範囲が大きい場合は誤操作の可能性が高いと判定する。図16を参照してここで考慮する誤操作の可能性の一例を説明する。
図16において、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1605の大きさが、ハイパーリンク間の距離(たとえば、1601の重心位置と1603の重心位置)間の距離より大きい場合は、ユーザがどちらを選択する意図があったかアプリケーション側で判定することが難しくなり、結果として利用者が意図しないハイパーリンクが選択されたものとして処理してしまうケースなどである。
図16、すなわち図8のような状況の場合、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1605が、1601−1603間の距離や1603−1604間の距離より大きいため、利用者が誤操作する可能性が高いと判断する。図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップS404で誤操作の可能性が低いと判定される場合は、指の大きさ(タッチ操作選択範囲の面積)が複数のハイパーリンクと被る可能性が低いことを示しており、そのままWebページを表示した状態で一連の処理を終了する。
一方、ステップS404で誤操作の可能性が高いと判定された場合は、ハイパーリンク間隔を十分に確保するために、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ステップS405においてWebページの変更を行う。Webページ変更処理のフローの詳細は図6において後述する。
次のステップS406において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ステップS405で変更したWebページで表示を更新する。更新した結果の画面レイアウトが、後述する図9〜図11、図13〜図15、図19である。その後、一連の処理を終了する。
次に、図5を参照して本発明の画面操作受付処理の流れを説明する。
図5は、本発明に係るタッチデバイス100における利用者から受け付ける画面操作のフローチャートであり、S501〜S502は処理ステップを示す。なお、図5の各ステップの処理は、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bのCPU201がプログラムROM202に格納される実行プログラムをRAM203上で実行することにより実現される。
図5のフローチャートは図4におけるステップS402の処理に該当する。
まずステップS501において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、利用者による画面操作の入力を受け付ける。ここでの画面操作とは、タッチスクリーンに指などでタッチすることによって行われる操作に該当する。
次にステップS502において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、操作入力時の操作接地面積の取得を行う。具体的には、画面に指が接地している面積を取得する。この接地面積は、手の大きさ、指の太さなどで個人差があるものであり、利用者毎に異なる値となる。この操作接地面積を取得、保持して、一連の処理を終了する。
このタッチ操作選択範囲の面積を取得する処理により、ユーザごとに異なる指の大きさに対応した、文字の拡大率や、リンク位置の選択などを行う。
次に、図6を参照して本発明のWebページ表示変更処理の流れを説明する。
図6は、本発明に係るタッチデバイス100におけるWebページ変更処理のフローチャートであり、S601〜S604は処理ステップを示す。なお、図6の各ステップの処理は、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bのCPU201がプログラムROM202に格納される実行プログラムをRAM203上で実行することにより実現される。
図6のフローチャートは図4におけるステップS405の処理に該当する。
まず、ステップS601において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ページ内のすべてのハイパーリンクに対して繰り返しステップS602の処理を行う。繰り返し処理の終了条件は、未処理のハイパーリンクが無くなることである。
ステップS602では、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部の編集を行う。ハイパーリンク部の編集とは、文字サイズ変更、一部文字サイズ変更、ハイパーリンク範囲の変更などである。ハイパーリンク部の編集処理の詳細については、図7において後述する。ステップS602の処理を全てのハイパーリンクに対して行った後、ステップS603に進む。
次に、ステップS603において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ステップS602で変更後したページ内のハイパーリンク間の距離を再計算により取得する。ここでのハイパーリンク間隔取得処理は、図4のステップS403と同等のものである。
次に、ステップS604において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ステップS602で再取得したハイパーリンク間隔を用いて再度誤操作の可能性を判定する。ここでの判定は、図4のステップS404と同等のものであるが、実際の表示部210には表示せず、内部のメモリ内で画面レイアウトを展開して判定しても良い。
ステップS604において、誤操作の可能性が低いと判定された場合は一連の処理を終了する。一方、誤操作の可能性があると判定された場合はステップS601に戻り、再度ハイパーリンク部の編集処理を実施する。以降、S601〜S604は誤操作の可能性が低くなるまで繰り返し行い、誤操作の可能性が低いと判定された時点で一連の処理を終了する。
以上の処理により、ハイパーリンク部を間違えて選択することを防ぐことができる効果を有するWebページを提供可能となる。
次に、図7を参照して本発明のハイパーリンク部編集処理の流れを説明する。
図7は、本発明に係るタッチデバイス100におけるハイパーリンク部編集処理のフローチャートであり、S701〜S706は処理ステップを示す。なお、図7の各ステップの処理は、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bのCPU201がプログラムROM202に格納される実行プログラムをRAM203上で実行することにより実現される。
図7のフローチャートは図6におけるステップS602の処理に該当する。
まず、ステップS701において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部の文字列(HTML要素)を取得する。以降、この文字列に対して処理を実施していく。文字列が取得できたらステップS702に進む。
次に、ステップS702において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、どのようにハイパーリンク部の変更を行うか条件により分岐する。条件の判定については、ユーザが予めハイパーリンク部編集のポリシーを設定しておき、その設定に従って分岐してもよい。図17を参照して、ハイパーリンク部編集のポリシーの設定画面を説明する。
図17は、本発明に係るWebページのハイパーリンク部の表示を編集するポリシーを設定する画面のイメージ図である。
図17の1700には、Webページのハイパーリンク部をどのように編集して表示させるかをユーザに入力させるためのラジオボタンと、各選択項目の一覧を表示している。
1701の選択肢は、ユーザのハイパーリンクの押し間違いを防ぎ、かつWebの画面レイアウトを損なさせないために、ハイパーリンク部の一部のみにハイパーリンク機能を持たせることにより、画面上で距離が近いハイパーリンク部の距離を離す処理を行う選択肢である。詳細は図11、図15で後述する。
1702の選択肢は、ハイパーリンク部内の一部のみを拡大表示させることにより、ユーザのハイパーリンクの押し間違いを防ぎ、かつWebの画面レイアウトをほとんど損なわずに表示させる処理を行う選択肢である。詳細は、図10、図14で後述する。
1703の選択肢は、ハイパーリンク部のみを拡大表示させることにより、ユーザのハイパーリンクの押し間違いを防ぎ、かつWebの画面レイアウトをあまり損なわずに表示させる処理を行う選択肢である。詳細は、図9、図13で後述する。
1704の選択肢は、ハイパーリンク部間の距離を拡大させるために、ハイパーリンクの行間や文字間を広げることにより、ユーザのハイパーリンクの押し間違いを防ぎ、かつWebの画面レイアウトをほとんど損なわずに表示させる処理を行う選択肢である。詳細は、図20、図21で後述する。図7のフローチャートの説明に戻る。
事前に図17のようなユーザによるハイパーリンク部編集のポリシーが設定されていれば、ステップS702では、その判断に従う。すなわち、ステップS702では、文字サイズを変更するかどうかで分岐しており、図17のラジオボタン1701、1704が選択されていれば、文字サイズは変更しないので、ステップS706の処理へと進める。一方、図17のラジオボタン1702、1703が選択されていれば、文字サイズを変更するので、ステップS703へと処理を進める。
次に、ステップS703において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部の文字サイズを全て変更するか一部だけを変更するかを判断する。この判断も、ユーザが予めハイパーリンク部編集のポリシーを設定しておき、その設定に従って分岐してもよい。たとえば、図17のラジオボタン1702が選択されていれば、ハイパーリンクの一部のみを拡大する仕様になっているので、ステップS705へと処理を移行し、一方、図17のラジオボタン1703が選択されていれば、ハイパーリンクの全体を拡大する仕様になっているので、ステップS704へと処理を移行する。次に、ステップS704のハイパーリンク部全体を拡大する処理を説明する。
ステップS704において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部の文字列全体を拡大する処理を行う。具体的な処理の概要を図9、図13を参照して説明する。
図9は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、図8のWebページのハイパーリンク部を拡大させて表示している例である。
図9の900は、図8のWebページから801〜804のハイパーリンクの文字をそれぞれ901〜904のように拡大して表示した図である。たとえば、図8の801のハイパーリンク部は「リンクが密集」であり、図9の901では、同じハイパーリンク部の文字サイズを拡大して表示している。このように、ハイパーリング部分の文字列全体を拡大することにより、ハイパーリンク間の距離を広げて、情報処理装置100の誤認識、もしくはユーザの誤操作を防ぐことができる。
同様に、803,804のハイパーリンク部も、903,904のように拡大して表示して、ハイパーリンク間の距離を広げている。
また、802のハイパーリンク部に関しては、拡大せずにそのままのサイズで表示しているが、これは、ステップS403において、取得したハイパーリンク間の距離が指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)906より明らかに大きい場合は、ハイパーリンク部をそのままにしても良いという例である。
910は、元のHTMLソースコード810から情報処理装置100により変更されたHTMLの例であり、910内の斜体で記載した部分がステップS704で変更されたソースコードの例である。
図13は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、図12のWebページのハイパーリンク部を拡大させて表示している例である。
図13の1300は、図12のWebページから1201〜1206のハイパーリンクの文字をそれぞれ1301〜1306のように拡大して表示した図である。たとえば、図12の1201のハイパーリンク部全体を、図13の1301の様に拡大して表示する。このハイパーリンク部の拡大処理により、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1307より、ハイパーリンク間の距離が広くなる。これらの処理により、ハイパーリンク間の距離を広げて、情報処理装置100の誤認識、もしくはユーザの誤操作を防ぐことができる。
同様に、1202〜1206のハイパーリンク部も、1302〜1306のように拡大して表示し、ハイパーリンク間の距離を広げている。
1310は、元のHTMLソースコード1210から情報処理装置100により変更されたHTMLの例であり、1310内の斜体で記載した部分がステップS704で変更されたソースコードの例である。
以上の処理により、ハイパーリンク内の文字サイズを変更(拡大)することにより、情報処理装置100が、ユーザの意図と異なる位置を接触したと判断することを防ぐことができるという効果を有する。
次に、ステップS705のハイパーリンク部の一部を拡大する処理を説明する。
ステップS705において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部の文字列の一部を拡大する処理を行う。具体的な処理の概要を図10、図14を参照して説明する。
図10は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、図8のWebページのハイパーリンク部の一部の文字を拡大させて表示している例である。
図10の1000は、図8のWebページから801〜804のハイパーリンクの文字をそれぞれ1001〜1004のように拡大して表示した図である。たとえば、図8の801のハイパーリンク部の「リンクが密集」の文字のうち、図10の1001では、「リ」という先頭文字だけを拡大表示している。このように、ハイパーリング部分の一部分だけを拡大することにより、1000の例では、各行間にスペースができ、ハイパーリンク間の距離を広げることができる。また、文字列全体を拡大するステップS704の処理より、文字サイズの変わる文字が少ないため、画面レイアウト(改行位置の変更などによる文章の見た目)があまり変わらないという効果を有する。
同様に、802〜804のハイパーリンク部も、1002〜1004のように拡大して表示し、ハイパーリンク間の距離を広げている。
1010は、元のHTMLソースコード810から情報処理装置100により変更されたHTMLの例であり、1010内の斜体で記載した部分がステップS705で変更されたソースコードの例である。
図14は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、図12のWebページのハイパーリンク部の一部の文字を拡大させて表示している例である。
図14の1400は、図12のWebページから1201〜1206のハイパーリンクの文字をそれぞれ1401〜1406のように、先頭文字のみ拡大して表示した図である。たとえば、図12の1203のハイパーリンク部「サポート」は、図14の1403先頭文字の「サ」のみ拡大し残りの「ポート」はそのままの大きさで表示する。このハイパーリンク部の一部の拡大処理により、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1307より、ハイパーリンク間の距離が広くなるため、情報処理装置100の誤認識、もしくはユーザの誤操作を防ぐことができる。
同様に、1201〜1206のハイパーリンク部も、1402〜1406のように一部の文字を拡大して表示し、ハイパーリンク間の距離を広げている。
1410は、元のHTMLソースコード1210から情報処理装置100により変更されたHTMLの例であり、1410内の斜体で記載した部分がステップS705で変更されたソースコードの例である。
以上の処理により、ハイパーリンク内の一部の文字サイズを変更(拡大)することにより、情報処理装置100が、ユーザの意図と異なる位置を接触したと判断することを防ぐことができ、かつ画面レイアウト(改行位置の変更などによる文章の見た目)が変わらないという効果を有する。
次に、文字サイズを変更しないステップS706の処理を説明する。
ステップS706において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク間の距離が小さいハイパーリンク間の距離を広くするために、ハイパーリンクの範囲を変更するか、もしくは文字(単語)間や行間を広げるかを判断する。この判断も、ユーザが予めハイパーリンク部編集のポリシーを設定しておき、その設定に従って分岐してもよい。たとえば、図17のラジオボタン1701が選択されていれば、ハイパーリンクの範囲を変更する仕様になっているので、ステップS707へと処理を移行し、一方、図17のラジオボタン1704が選択されていれば、ハイパーリンク間の文字(単語)間や行間を広げる仕様になっているので、ステップS708へと処理を移行する。次に、ステップS707のハイパーリンクの範囲を変更する処理を説明する。
ステップS707において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部のハイパーリンク範囲を変更する。具体的な処理の概要を図11、図15を参照して説明する。
図11は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、図8のWebページをハイパーリンク部の一部のみにハイパーリンク機能を持たせた例である。
図11の1100は、図8のWebページから801〜804のハイパーリンクをそれぞれ1101〜1104へ変更した図である。たとえば、図8の801のハイパーリンク部は「リンクが密集」であるが、図11の1101では、下線が付いている先頭文字の「リ」だけとし、残りの「ンクが密集」の文字部分はハイパーリンク範囲から解除している。
同様に、802〜804のハイパーリンク部も、元々のハイパーリンク部から一部分の文字をハイパーリンク部から解除している。なお、このステップS707の処理を終了して、図6のフローチャートに戻り、ステップS604の判断で誤操作の可能性が高いと判断された場合は、再び図7のステップS707へと処理を戻し、ハイパーリンク部の中の文字でも誤操作の可能性が低くなる文字まで繰り返して、ハイパーリンク機能を持たせる文字を決定しても良い。たとえば、803のハイパーリンク部は元のハイパーリンク範囲は「誤操作する可能性」という文字列だったが、801の新たなハイパーリンクである1101と804の新たなハイパーリンクである1104との位置関係から、803のハイパーリンク部の内の最後の「性」という文字1103がハイパーリンク範囲として指定されている。
1110は、元のHTMLソースコード810から情報処理装置100により変更されたHTMLの例であり、1110内の斜体で記載した範囲がステップS707で変更されたソースコードの例である。
図15は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、図12のWebページをハイパーリンク部の一部のみにハイパーリンク機能を持たせた例である。
図15の1500は、図12のWebページから1201〜1206のハイパーリンクをそれぞれ1501〜1506へ変更した図である。たとえば、図12の1201のハイパーリンク部は「TOP」であるが、図15の1501では、下線が付いている先頭文字の「T」だけとし、残りの「OP」の文字部分はハイパーリンク範囲から除外されている。
同様に、1202のハイパーリンク部「商品」は、「品」という文字のみをハイパーリンク範囲1502と編集されて表示されている。1202のハイパーリンク範囲が、「商品」文字列の「商」であると、1501の「T」のハイパーリンク部との距離が指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1507より小さくなるため、一度ステップS604を通過し、誤操作の可能性が高いと判断して、ステップS707へと戻り、次の「品」という文字をハイパーリンク範囲としている。
同様の処理を、1203〜1206のハイパーリンク部にも実行し、ハイパーリンク部の機能を有する文字範囲を限定して表示している。
1510は、元のHTMLソースコード1210から情報処理装置100により変更されたHTMLの例であり、1510内の斜体で記載した部分がステップS707で変更されたソースコードの例である。
以上の処理により、ハイパーリンク内のハイパーリンク機能を有する文字を変更することにより、図9や図13のように、画面のレイアウト(文字の大きさや改行位置などの変更による文章の見た目)を損なわず、かつ、情報処理装置100が、ユーザの意図と異なる位置を接触したと判断することを防ぐことができるという効果を有する。
次に、ステップS708のハイパーリンク部間の文字(単語)間や行間を拡大する処理を説明する。
ステップS708において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部間の文字(単語)間や行間を拡大する処理を行う。具体的な処理の概要を図18、図19を参照して説明する。
図18は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、Webページなどの検索結果のハイパーリンクを表示させている例である。
図18の1800は、検索サーバなどから送信された検索結果を例えば十件ずつ表示するためのハイパーリンクであり、1801にはそれぞれ十件ずつの検索結果のリンク先のURLが記憶されている。
これらのハイパーリンクの「1 2 3 4 5 6・・・12」などの数字は検索結果の数により前後する数であって、図18の例では検索結果が111件から120件以内だったことを意味する。
このように、数字で羅列された検索結果のハイパーリンク1801は、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1805に比べてハイパーリンクの間隔が狭すぎるため、例えば指先の大きさである1805で操作すると、誤ったハイパーリンクを押下してしまうことがある。
この問題を解決するために、ステップS708では、文字(単語)間や行間が狭い場所(図18の場合、「1 2 3 4 5 6」の間)をステップS404で検出して、文字(単語)間や行間を広げる処理を行う。これらの処理を図18を参照して説明する。
まず、図18のHTML1804から、ハイパーリンク間の距離を算出する(ステップS403)。算出方法は、まず、HTMLのハイパーリンク部「1」と「2」との間の距離を算出するため、HTML構造を解析する。
ハイパーリンク部「1」と「2」との間の距離が、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1805より小さい場合、ミスタッチを起こしやすい状況であると判断される(ステップS404でYES)。
その後、ステップS708まで処理を進め、ステップS708において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部間の距離が小さい部分の距離を大きくする処理を行う。
具体的な解析方法としては、例えば、図18のHTML1804のハイパーリンク部「1」と「2」との間の距離1803を算出する場合、<td>タグと同時に指定されている<table>タグの「border属性」の値を取得し、境界線の幅を取得する。HTML1804では、「border属性」は「0」の場合であるので、ハイパーリンク部「1」と「2」との間の距離1803は、1dots以内と考えられ、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)1805より小さい。そのため、ハイパーリンク部「1」と「2」との間スペースを設けて、ハイパーリンク部「1」と「2」間を広げる。ハイパーリンク部間を広げる方法としては、<td>タグの境のサイズを増やしても良いし、ハイパーリンク部の直後に空白文字を挿入しても良い。
また、図19のHTML部分1904のように、「style属性」により“word−spacing:”(単語間の空白)を指定して、ハイパーリンク部「1」と「2」との間にスペースを作っても良い。図19を参照して、単語間の空白によりハイパーリンク部間にスペースを作る例を説明する。
図19は、本発明に係るWebページの一例を示すイメージ図であり、Webページなどの検索結果のハイパーリンク間の距離を空けて表示させている例である。
図19の1900は、図18の検索結果画面とリンク先は一緒であるが、ハイパーリンク行1901の「1 2 3 4 5 6」間の文字間隔が大きく表示されている。これは、ステップS708において、図18の検索結果画面での検索結果のハイパーリンクの行1801が表示する文字間隔が小さいため、1904の斜体部のように「<span style=“word−spacing:”>」を追記して、それぞれのハイパーリンク部間の距離を大きくしている例である。
なお、ハイパーリンク部であっても、12番目のリンク先である「12」のハイパーリンク部1802の前後にはハイパーリンク部が無いので、ステップS708の処理を実行した後もハイパーリンク部「12」とそれ以外の部分「・・・」との間の距離は1902のように元のままとなっている。
図18、図19と同様に、2つのハイパーリンク部が隣接する行に存在する場合については、<table>タグの「border属性」により、行間の境のサイズを増やしても良いし、一行の後にフォントを小さくした空行などを挿入しても良い。また、「style属性」により“line−height:”(行間の調整)を指定して、ハイパーリンク部を有する行間にスペースを作っても良い。 なお、ステップS702以降の判断分岐について、ユーザによって予めハイパーリンク部編集のポリシーが設定されていない場合は、1回目の分岐は、ステップS707へと処理を移行し、ステップS707の処理を数回繰り返す。ステップS707を繰り返してもステップS604の条件を満たさない場合は、ステップS705へと処理を移行する。ステップS705の処理を繰り返してもステップS604の条件を満たせない場合は、ステップS704の処理へと移行する。このように、ステップS704、S705、S707、S708のこれらの処理により、極力、画面のレイアウトを変えることなく、ハイパーリンクの接触位置間違いを防ぐ効果を有する。
以上の処理により、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bの表示部210でWebページを表示し、ユーザの指による入力を受け付けた場合、ハイパーリンク間の距離が指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)より小さい場合は、ハイパーリンク間の距離を広げることにより、ユーザの意図と異なるハイパーリンク部が押されたと認識することを防ぐことができる効果を有する。
<第2の実施形態>
前記第1の実施形態では、タッチデバイスへタッチした際の指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)を取得して、ハイパーリンク間の距離が指の接触範囲より小さい場合に、指の接触範囲よりハイパーリンク間の距離が大きくなるように制御していたが、標準的な最小タップサイズより大きくハイパーリンク間が離れていれば操作ミスは減ると考えられ、指の接触範囲を取得しないで、標準的な最小タップサイズより大きくハイパーリンク間が離れているかどうかにより、ハイパーリンク間の距離を制御しても良い。第2の実施形態では、指の接触範囲を取得せず、たとえば最小タップサイズが7mm、最小タップ間距離2mmとして、ハイパーリンク間の距離が最小タップ間距離より大きく、タップサイズが最小タップサイズより大きいどうかにより、判断しても良い。指の接触範囲を取得せずにハイパーリンク間の距離を制御する処理について、図20を参照して説明する。
図20は、本発明に係るタッチデバイス100における誤操作防止システムの第2の実施形態の処理の流れを説明するフローチャートであり、S401〜S406、S2001は処理ステップを示す。なお、図20の各ステップの処理は、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンのPC100bのCPU201がプログラムROM202に格納される実行プログラムをRAM203上で実行することにより実現される。
図20のフローチャートは、利用者がタッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bにインストールされているブラウザなどのアプリケーションプログラムによって、Webページの取得リクエストをWebサーバに送信すると開始される。
まず、ステップS401の処理は、図4のステップS401と同様の処理になり、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201が、Webサーバ101からHTMLドキュメントを受信し、RAM203やメモリ211に記憶した後、HTMLドキュメントを表示部210に表示する。なお、ここで表示する情報(たとえば、図16のような画面データ)は、ビデオコントローラ(VC)206のVRAM上に展開するだけでも良く、実際に表示部210には表示しなくても良い。
続いてステップS403の処理を実行する。ステップS403の処理は図4のステップS403の処理と同様であり、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201が、Webページ内のハイパーリンクなどの画面内におけるハイパーリンクの大きさとハイパーリンク間の距離を取得する。ハイパーリンク間の距離を取得するイメージを図18を参照して説明する。
図18の1800は、前述したように、検索サーバなどから送信された検索結果を例えば十件ずつ表示するためのハイパーリンクであり、1801にはそれぞれ十件ずつの検索結果のリンク先のURLが記憶されている。
ハイパーリンク範囲の長さや距離を取得するために、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bは、それぞれのメモリ211やROM202に記憶されているタッチスクリーンの画面解像度を取得する。たとえば、画面解像度が96dpiの場合に、「1」と「2」とのハイパーリンク間の距離1803が4dotsだったとすると、「1」と「2」とのハイパーリンク間の距離は約1mmである。また、「1」や「2」それぞれのハイパーリンク部の横幅の大きさは32dotsだったとすると、画面解像度が96dpiの場合約8.5mmである。図20のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS2001において、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ハイパーリンク部のサイズやハイパーリンク間の距離が最小タップサイズ以下かもしくは最小タップ間距離以下かによって処理を分ける。ハイパーリンク部のサイズが最小タップサイズ以下かもしくはハイパーリンク間の距離が最小タップ間距離以下の場合は、ステップS405へと処理を移行し、ハイパーリンク部のサイズが最小タップサイズより大きいもしくはハイパーリンク間の距離が最小タップ間距離より大きいの場合は、Webページを表示した状態で一連の処理を終える。
タッチする領域の幅や高さが7mmでタッチする領域同士のスペースが2mmであれば、ミスタッチの回数は100回に1回との報告があり、表示されている文字サイズが約8.5mmで文字間隔が約1mmであれば、文字間隔約1mmがミスタッチを起こしやすい状況であると判断される(ステップS2001でYES)。
図18の場合は、「1」と「2」とのハイパーリンク間の距離が2mm以下なので、次のステップS405でハイパーリンク間の距離を2mm以上に設定することにより、最小タップ間距離を満たすことができることになる。
ステップS405へと処理を移行すると、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、Webページの変更を行う。Webページ内容変更処理のフローの詳細は前述した図6と同様の処理を行う。
図18と図19を参照して、図6のステップS602の処理である図7の処理としてステップS708が選択された場合を考える。ステップS708において、行間・文字間(単語間)を変更する設定が選択されたため、図18のHTML1804は、図19のHTML1904の斜体部のように変更される。すなわち、「1」と「2」などのハイパーリンク間の距離1903が2mm以下なので、これらの文字間のスペースを2mm以上にするため、<span style=“word−spacing:2mm;”>」を追記して、それぞれのハイパーリンク部間の距離を2mmに変更している例である。
次のステップS406へと処理を移行すると、タッチデバイス(携帯端末)100a又はタッチスクリーンPC100bのCPU201は、ステップS405で変更したWebページで表示を更新する。更新した結果の画面レイアウトは、ステップS705〜ステップS708のそれぞれの処理により、図8は図9〜図11、図12は図13〜図15、図18は図19にそれぞれWebページを更新して表示している。その後、一連の処理を終了する。
以上の処理により、指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)を取得できないタッチデバイスでも、最小タップサイズより大きく、最小タップ間距離より大きくなるようにリンク間の距離を制御でき、ユーザの意図と異なるハイパーリンク部が押されたと認識することを防ぐことができるWebページを提供可能となる。 <第3の実施形態>
上記実施形態は、ステップS406において、Webページ表示を更新する処理を実現しているが、ユーザのタッチ操作により誤操作かどうかの判断をしても良い。以下にユーザのタッチ操作により誤操作かどうかの判断する処理を説明する。
例えば、近くのハイパーリンク部との距離が指の大きさより小さい、もしくは最小タップサイズや最小タップ間距離よりも小さい場合で、ユーザがハイパーリンク部を押下した後、すぐに遷移したページで[戻る]ボタンを押下する処理を繰り返す場合は、ハイパーリンク部が小さすぎて、誤って押下していると判断できる。そのため、ある一定時間内に戻るボタンが押下されるハイパーリンク部間の距離が小さいハイパーリンク部について、図7の処理を行う。
上記の処理により、ハイパーリンク部間の距離が小さいハイパーリンク部を押下した後、直ぐに戻るボタンが押下される処理が繰り返される場合、ハイパーリンク部間の距離を大きくする処理(図7)を行うことにより、ユーザの意図と異なるハイパーリンク部が押される操作を繰り返すことを防ぐことができるWebページを提供可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、タッチデバイス(携帯端末)100aやタッチスクリーンPC100bの表示部210でWebページを表示し、ユーザの指による入力を受け付けた場合、ハイパーリンク間の距離が指の接触範囲(タッチ操作選択範囲)より小さい場合は、ハイパーリンク間の距離を広げることにより、ユーザの意図と異なるハイパーリンク部が押されたと認識することを防ぐことができる効果を有する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上の説明は、情報処理装置100でWebサーバから送信されたHTMLを加工することにより対応しているが、情報処理装置100からデバイスの画面サイズやユーザのハイパーリンク部編集のポリシー設定などを予めWebサーバ側に送信することにより、Webサーバ側からHTMLを送信する際に、HTMLを予め加工して情報処理装置100へ送信しても良い。
また、WebサーバからHTMLを送信する際に、CSS(Cascading Style Sheets)の持つ情報によって予め加工して情報処理装置100へ送信することにより、情報処理装置で上記実施例と同じようなWebページの画面を表示することも可能である。
なお、本発明におけるプログラムは、図4〜図7、図18〜図19に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4〜図7、図18〜図19の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図4〜図7、図18〜図19の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 情報処理装置
101 Webサーバ
301 Webページ受信部
302 記憶部
303 表示部
304 ハイパーリンク間距離把握部
305 ハイパーリンク属性変更部
306 ハイパーリンク機能解除部
307 選択範囲領域把握部
308 Webページ配信部

Claims (14)

  1. 複数のハイパーリンク部を有する構造化文書を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された構造化文書を表示する表示手段とを有する情報処理装置であって、
    前記記憶手段に記憶された構造化文書に基づいて複数のハイパーリンク部間の距離を把握するハイパーリンク間距離把握手段と、
    前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部間の距離が所定の距離より大きくになるように、前記構造化文書の属性を変更する属性変更手段とを有し、
    前記表示手段は、前記属性変更手段で属性が変更された構造化文書を表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記属性変更手段は、前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が前記所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部を形成する文字列の文字サイズを拡大することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性変更手段は、前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が前記所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部を形成する文字列の一部分の文字サイズを拡大することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部を形成する文字列の一部のハイパーリンク機能を解除するハイパーリンク機能解除手段を有することを特徴とする請求項1乃至3記載の情報処理装置。
  5. 前記ハイパーリンク機能解除手段は、前記ハイパーリンク部を形成する文字列の一部のハイパーリンク機能を解除した結果、該ハイパーリンク部間の距離が前記所定の距離以下であれば、該ハイパーリンク部のハイパーリンク機能を解除する文字列の一部を変更することを繰り返し、該ハイパーリンク部間の距離が前記所定の距離より大きくすることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 複数のハイパーリンク部を有する構造化文書を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された構造化文書を表示する表示手段とを有する情報処理装置であって、
    前記記憶手段に記憶された構造化文書に基づいて複数のハイパーリンク部間の距離を把握するハイパーリンク間距離把握手段と、
    前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部間を形成するハイパーリンク部を形成する文字列の一部のハイパーリンク機能を解除するハイパーリンク機能解除手段を有し、
    前記表示手段は、前記ハイパーリンク機能解除手段によりハイパーリンク部を形成する文字列の一部のハイパーリンク機能が解除された構造化文書を表示することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記ハイパーリンク間距離把握手段は、前記複数のハイパーリンク部のハイパーリンク領域の最近接の距離を把握することを特徴とする、請求項1乃至6に記載の情報処理装置。
  8. 前記ハイパーリンク間距離把握手段は、前記複数のハイパーリンク部のハイパーリンク領域の重心間の距離を把握することを特徴とする、請求項1乃至6に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示手段は、タッチパネルによる入力を受け付けるタッチ入力受付手段を有し、
    前記タッチ入力受付手段で受け付けたユーザのタッチする選択範囲領域を把握する選択範囲領域把握手段と、
    前記所定の距離とは、前記選択範囲領域把握手段により把握された領域に応じた距離とすることを特徴とする請求項1乃至8に記載の情報処理装置。
  10. 表示中の構造化文書から、前記ハイパーリンク間距離把握手段により把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下であるハイパーリンク部をユーザが操作後、一定時間内に前記表示中の構造化文書に戻ってくる処理を複数回実行した場合、前記属性変更手段を実行する事を特徴とする請求項1乃至9に記載の情報処理装置。
  11. 複数のハイパーリンク部を有する構造化文書を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された構造化文書を表示する表示手段とを有する情報処理装置であって、
    前記記憶手段に記憶された構造化文書に基づいて複数のハイパーリンク部間の距離を把握するハイパーリンク間距離把握ステップと、
    前記ハイパーリンク間距離把握ステップにより把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部間の距離が所定の距離より大きくになるように、前記構造化文書の属性を変更する属性変更ステップとを有し、
    前記表示手段は、前記属性変更ステップで属性が変更された構造化文書を表示することを特徴とする情報処理方法。
  12. 複数のハイパーリンク部を有する構造化文書を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された構造化文書を表示する表示手段とを有する情報処理装置であって、
    前記記憶手段に記憶された構造化文書に基づいて複数のハイパーリンク部間の距離を把握するハイパーリンク間距離把握ステップと、
    前記ハイパーリンク間距離把握ステップにより把握された複数のハイパーリンク部間の距離が所定の距離以下である場合、該ハイパーリンク部間を形成するハイパーリンク部を形成する文字列の一部のハイパーリンク機能を解除するハイパーリンク機能解除ステップを有し、
    前記表示手段は、前記ハイパーリンク機能解除ステップによりハイパーリンク部を形成する文字列の一部のハイパーリンク機能が解除された構造化文書を表示することを特徴とする情報処理方法。
  13. 情報処理装置が、請求項11または12に記載された情報処理方法を実行するためのプログラム。
  14. 請求項13のプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017157993A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及びプログラム

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