JP2015135366A - 光変調器 - Google Patents

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泰彦 中西
Yasuhiko Nakanishi
泰彦 中西
義弘 小木曽
Yoshihiro Ogiso
義弘 小木曽
田野辺 博正
Hiromasa Tanobe
博正 田野辺
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Abstract

【課題】小型の光変調器を提供する。
【解決手段】光変調器は、外部から入力される変調信号に応じて入力光を偏波変調する偏波変調素子1と、この偏波変調素子1から出力された光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離器2とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光変調器に関するものである。
通信サービスの高速化のため、偏波多重IQ(In phase,Quadrature phase)変調器による偏波多重光BPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式や偏波多重光QPSK(Quadrature Phase Shift Keying )変調方式等の多値伝送方式による伝送サービスが始まっている。サービス提供に併せ、トランシーバの開発が各ベンダにて進められており、特にトランシーバの小型化に向けた研究開発が進んでいる。トランシーバにおいて使用される光デバイスとしては、ITLA(Integrated Tunable Laser Assembly)、偏波多重光IQ変調器、コヒーレント受信器があり、特に偏波多重IQ変調器は大きな面積を占めている。
偏波多重光IQ変調器は、一般的に図14に示すような構成となっている(非特許文献1参照)。偏波多重光IQ変調器は、光分波器100と、X偏波側光IQ変調器101−Xと、Y偏波側光IQ変調器101−Yと、偏波合波器102とを備えている。X偏波側光IQ変調器101−Xは、光分波器103−Xと、I側マッハツェンダ(以下、MZ)型変調器104−Xと、Q側MZ型光変調器105−Xと、光合波器106−Xとから構成される。Y偏波側光IQ変調器101−Yは、光分波器103−Yと、I側MZ型光変調器104−Yと、Q側MZ型光変調器105−Yと、光合波器106−Yと、偏波回転素子107−Yとから構成される。
I側MZ型光変調器104−Xは、光分波器108−Xと、変調部109−X,110−Xと、光合波器111−Xとから構成される。Q側MZ型光変調器105−Xは、光分波器112−Xと、変調部113−X,114−Xと、光合波器115−Xと、位相シフタ116−Xとから構成される。I側MZ型光変調器104−Yは、光分波器108−Yと、変調部109−Y,110−Yと、光合波器111−Yとから構成される。Q側MZ型光変調器105−Yは、光分波器112−Yと、変調部113−Y,114−Yと、光合波器115−Yと、位相シフタ116−Yとから構成される。
このように、従来の偏波多重光IQ変調器では、MZ型光変調器104−X,105−Xを2本並べてX偏波側光IQ変調器101−Xを構成すると共に、MZ型光変調器104−Y,105−Yを2本並べてY偏波側光IQ変調器101−Yを構成し、片方の偏波(ここではX偏波と呼称)に対して直交した偏波状態(ここではY偏波と呼称)にするために、Y偏波側光IQ変調器101−Yの出力側に偏波回転素子107−Yを設けた構成をとっている。
図14に示したように、MZ型光変調器を複数並べた構成では、複数の導波路を作製する必要があることと、偏波回転素子を別途実装する必要があることから、大きな面積を必要とし、光IQ変調器の小型化が難しいという問題点があった。
なお、以上の問題点は光BPSK変調器においても同様に発生する。
本発明は、上記の点に鑑みて発明されたものであり、より小型な光変調器を提供することを目的とする。
本発明の光変調器は、入力光を2つに分波する第1の光分波器と、X偏波側の変調信号に応じて前記第1の光分波器からの入力光を偏波変調するX偏波側光変調器と、前記X偏波側と偏波状態が直交するY偏波側の変調信号に応じて前記第1の光分波器からの入力光を偏波変調するY偏波側光変調器と、前記X偏波側光変調器から出力されたX偏波成分と前記Y偏波側光変調器から出力されたY偏波成分とを合波する偏波合波器とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の光変調器の1構成例において、前記X偏波側光変調器は、前記第1の光分波器からの入力光を2つに分波する第2の光分波器と、X偏波側I変調信号に応じて前記第2の光分波器からの入力光を偏波変調する第1のI側偏波変調素子と、X偏波側Q変調信号に応じて前記第2の光分波器からの入力光を偏波変調する第1のQ側偏波変調素子と、この第1のQ側偏波変調素子から出力された光信号の位相を前記第1のI側偏波変調素子から出力される光信号の位相に対し90度シフトさせる第1の位相シフタと、前記第1のI側偏波変調素子から出力された光信号と前記第1の位相シフタから出力された光信号とを合波する第1の光合波器とから構成され、前記Y偏波側光変調器は、前記第1の光分波器からの入力光を2つに分波する第3の光分波器と、Y偏波側I変調信号に応じて前記第3の光分波器からの入力光を偏波変調する第2のI側偏波変調素子と、Y偏波側Q変調信号に応じて前記第3の光分波器からの入力光を偏波変調する第2のQ側偏波変調素子と、この第2のQ側偏波変調素子から出力された光信号の位相を前記第2のI側偏波変調素子から出力される光信号の位相に対し90度シフトさせる第2の位相シフタと、前記第2のI側偏波変調素子から出力された光信号と前記第2の位相シフタから出力された光信号とを合波する第2の光合波器とから構成されることを特徴とするものである。
また、本発明の光変調器は、外部から入力される変調信号に応じて入力光を偏波変調する偏波変調素子を含む変調器と、この変調器から出力された光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離器とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の光変調器は、さらに、入力光を2つに分波する光分波器を備え、前記変調器は、I変調信号に応じて前記光分波器からの入力光を偏波変調するI側偏波変調素子と、Q変調信号に応じて前記光分波器からの入力光を偏波変調するQ側偏波変調素子と、このQ側偏波変調素子から出力された光信号の位相を前記I側偏波変調素子から出力される光信号の位相に対し90度シフトさせる位相シフタと、前記I側偏波変調素子から出力された光信号と前記位相シフタから出力された光信号とを合波する光合波器とから構成されることを特徴とするものである。
また、本発明の光変調器の1構成例において、前記偏波変調素子は、電界を印加すると入力偏波に対し光学軸が45度傾く媒質で構成されている。
また、本発明の光変調器の1構成例において、前記偏波変調素子は、偏波変調素子の初期偏波状態を制御するためのバイアス信号が入力される第1の電極と、前記変調信号が入力される第2の電極とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の光変調器の1構成例は、さらに、偏波変調素子毎に設けられ、偏波変調素子の初期偏波状態を制御するためのバイアス信号と前記変調信号とを合波するバイアスティを備え、前記偏波変調素子は、前記バイアスティの出力信号が入力される電極を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の光変調器の1構成例において、前記第1の光分波器は、2×2MMIカプラで構成される。
本発明によれば、第1の光分波器とX偏波側光変調器とY偏波側光変調器と偏波合波器とを設けることにより、MZ型光変調器を用いずに偏波多重光BPSK変調器を実現することができ、従来よりも小型の偏波多重光BPSK変調器を実現することができる。
また、本発明では、X偏波側光変調器を第2の光分波器と第1のI側偏波変調素子と第1のQ側偏波変調素子と第1の位相シフタと第1の光合波器とから構成し、Y偏波側光変調器を第3の光分波器と第2のI側偏波変調素子と第2のQ側偏波変調素子と第2の位相シフタと第2の光合波器とから構成することにより、MZ型光変調器を用いずに偏波多重光IQ変調器を実現することができ、従来よりも小型の偏波多重光IQ変調器を実現することができる。さらに、本発明では、X偏波側光変調器とY偏波側光変調器において、偏波状態が互いに直交状態となるように適切なバイアス信号をX偏波側光変調器とY偏波側光変調器のそれぞれに印加することにより、従来の偏波多重光IQ変調器で必要であった偏波回転素子を省くことができる。
また、本発明では、偏波変調素子を含む変調器と偏波分離器とを設けることにより、MZ型光変調器を用いずに光BPSK変調器を実現することができ、従来よりも小型の光BPSK変調器を実現することができる。
また、本発明では、さらに光分波器を設け、変調器をI側偏波変調素子とQ側偏波変調素子と位相シフタと光合波器とから構成することにより、MZ型光変調器を用いずに光IQ変調器を実現することができ、従来よりも小型の光IQ変調器を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る光BPSK変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光BPSK変調器の原理を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光BPSK変調器の原理を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光BPSK変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光IQ変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光IQ変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に係る偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図である。 光BPSK変調器の出力偏波とバイアス信号との関係を説明する図である。 本発明の第6の実施の形態に係る偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態に係る偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態に係る偏波多重光BPSK変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第9の実施の形態に係る偏波多重光BPSK変調器の構成を示すブロック図である。 本発明の第10の実施の形態に係る偏波多重光BPSK変調器の構成を示すブロック図である。 従来の偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る光BPSK変調器の構成を示すブロック図である。本実施の形態の光BPSK変調器は、外部から入力されるバイアス信号および変調信号に応じて入力光を偏波変調する偏波変調素子1と、偏波変調素子1から出力された光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離器2とから構成される。図1における3,4は偏波変調素子1の電極である。
偏波変調素子1の電極3には、偏波変調素子1の初期偏波状態を制御するための直流のバイアス信号が入力され、偏波変調素子1の電極4には、偏波変調素子1に入力される光に対して偏波変調を行うための変調信号が入力される。偏波変調素子1にバイアス信号および変調信号を与えることにより、偏波変調素子1に入力される光に偏波変調を与える。これにより、偏波変調素子1から偏波変調信号が出力される。このような偏波変調素子1については、文献「Jeffrey D. Bull,et al.,“40 GHz electro-optic polarization modulator for fiber optic communications systems”,Proceedings of SPIE,Vol.5577,p.133-143,2004」に開示されている。偏波変調素子1から出力された偏波変調信号は、偏波分離器2を通り光変調信号として出力される。
図2(A)、図2(B)は本実施の形態の光BPSK変調器の原理を説明する図であり、電界を加えると軸(x’,y’)においてプッシュプルに屈折率が変化する偏波変調素子1における屈折率の変化を説明する図である。偏波変調素子1は、電界を印加すると入力偏波に対し光学軸が45度傾く媒質で構成されている。偏波変調素子1の変調部に電界V0がかかっているとき、偏波変調素子1の進行方向における屈折率楕円体は真円の状態とする(図2(A))。偏波変調素子1の変調部に任意の電界V0±Vaがかかった場合、屈折率楕円体はプラス45度もしくはマイナス45度傾いた状態で楕円状に変化する(図2(B))。
楕円の短軸方向をx’、長軸方向をy’、電界V0がかかっているときの偏波変調素子1のx軸方向の屈折率およびy軸方向の屈折率をnとすると、電界V0±Vaがかかっているときの偏波変調素子1のx’方向の屈折率nx’はn−δna、電界V0±Vaがかかっているときの偏波変調素子1のy’方向の屈折率ny’はn+δnaとなる。δは偏波変調素子1の構造や材料によって決まる係数、naはVaの大きさに比例して変化する変数である。
偏波変調素子1に入力する光波の偏波軸がy軸方向とすると、屈折率楕円体の影響により、x’軸方向の成分は屈折率が低いため元の光波に対し位相が進む。y’軸方向の成分は屈折率が高いため、元の光波に対し位相が遅れる。x’軸方向の成分とy’軸方向の成分が合波すると、元の偏波状態とは異なった偏波状態となる。なお、偏波変調素子1に入力する光波の偏波軸はx軸方向でもよい。偏波変調素子1の屈折率は偏波変調素子1に与えられる電界の大きさに比例し、また偏波変調素子1の屈折率が変わる領域は偏波変調素子1の作用長に比例することから、電界V0±Vaと偏波変調素子1の作用長を変えることで、ポアンカレ球の経線方向における任意の偏波を作り出すことができる。そして、電界V0はバイアス信号によって設定することができ、電界(±Va)は変調信号によって設定することができる。
図1および図3(A)に示す本実施の形態の光BPSK変調器の偏波変調素子1からの光出力Eoutx,Eoutyを式(1)に示し、図3(B)に示す従来のMZ型光変調器200での光BPSK信号の出力Eout1を式(2)に示す。
Figure 2015135366
Figure 2015135366
式(1)、式(2)におけるEinは本実施の形態の光BPSK変調器およびMZ型光変調器200への光入力、±θは本実施の形態の光BPSK変調器およびMZ型光変調器200に入力される変調信号の位相、Einyはy軸方向の光の成分、Eoutxは偏波変調素子1のx偏波側の光出力、Eoutyは偏波変調素子1のy偏波側の光出力である。
式(1)のy軸側成分Eoutyと式(2)の光出力Eout1とは同一である。したがって、偏波変調素子1の出力を偏波分離器2に通すことで、光BPSK変調信号となることから、図1に示した構成をとることで、MZ型光変調器を用いずに光BPSK変調器を実現することができる。すなわち、偏波分離器2は、偏波変調素子1から出力された、互いに直交するx軸側成分Eoutxとy軸側成分Eoutyとを分離し、分離した一方の偏波成分(ここではy軸側成分Eouty)を光変調信号として出力すればよい。なお、偏波分離器2は偏光子でもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係る光BPSK変調器の構成を示すブロック図であり、図1と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の光BPSK変調器は、偏波変調素子1と、偏波分離器2と、バイアスティ(Bias Tee)5とから構成される。本実施の形態では、偏波変調素子1は1つの電極6を備えている。
バイアスティ5は、外部から入力されるバイアス信号と変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号に変調信号が重畳された信号がバイアスティ5から出力される。偏波変調素子1は、バイアスティ5の出力信号に応じて、図示しない光源からの入力光を偏波変調する。その他の構成は第1の実施の形態で説明したとおりである。
こうして、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、MZ型光変調器を用いずに光BPSK変調器を実現することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は本発明の第3の実施の形態に係る光IQ変調器の構成を示すブロック図である。本実施の形態の光IQ変調器は、入力光を2つに分波する光分波器10と、I変調信号に応じて光分波器10からの入力光を偏波変調するI側光変調器11−Iと、Q変調信号に応じて光分波器10からの入力光を偏波変調するQ側光変調器11−Qと、I側光変調器11−Iから出力された光信号とQ側光変調器11−Qから出力された光信号とを合波する光合波器32と、合波された光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離器12とから構成される。
光分波器10は、入力光を2つに分波する。I側光変調器11−Iは、直流のバイアス信号およびI変調信号に応じて、光分波器10からの入力光を偏波変調する。I側光変調器11−Iは、I側偏波変調素子13−Iから構成される。I側偏波変調素子13−Iの電極15−Iにはバイアス信号が入力され、I側偏波変調素子13−Iの電極16−IにはI変調信号が入力される。I側偏波変調素子13−Iの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
一方、Q側光変調器11−Qは、直流のバイアス信号およびQ変調信号に応じて、光分波器10からの入力光を偏波変調する。Q側光変調器11−Qは、Q側偏波変調素子13−Qと、位相シフタ14とから構成される。Q側偏波変調素子13−Qの電極15−Qにはバイアス信号が入力され、Q側偏波変調素子13−Qの電極16−QにはQ変調信号が入力される。Q側偏波変調素子13−Qの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
位相シフタ14は、Q側偏波変調素子13−Qから出力される光信号の位相をI側偏波変調素子13−Iから出力される光信号の位相に対しπ/2(90度)だけシフトさせる。こうして、I側光変調器11−Iから出力される光信号の位相とQ側光変調器11−Qから出力される光信号の位相の差が90度になるように、Q側偏波変調素子13−Qの出力光に適切な遅延量を与えることができる。
光合波器32は、I側光変調器11−Iから出力される光信号とQ側光変調器11−Qから出力される光信号とを合波する。偏波分離器12は、光合波器32によって合波された光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分離し、分離した一方の偏波成分(例えばy軸側成分)を光IQ変調信号として出力すればよい。
こうして、本実施の形態では、MZ型光変調器を用いずに光IQ変調器を実現することができる。なお、偏波分離器12は偏光子でもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図6は本発明の第4の実施の形態に係る光IQ変調器の構成を示すブロック図であり、図5と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の光IQ変調器は、光分波器10と、I側光変調器11−Iと、Q側光変調器11−Qと、光合波器32と、偏波分離器12と、バイアスティ17−I,17−Qとから構成される。本実施の形態では、偏波変調素子13−I,13−Qは、それぞれ電極18−I,18−Qを1つずつ備えている。
バイアスティ17−Iは、外部から入力されるバイアス信号とI変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にI変調信号が重畳された信号がバイアスティ17−Iから出力される。I側偏波変調素子13−Iは、バイアスティ17−Iの出力信号に応じて、図示しない光源からの入力光を偏波変調する。I側偏波変調素子13−Iの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
同様に、バイアスティ17−Qは、バイアス信号とQ変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にQ変調信号が重畳された信号がバイアスティ17−Qから出力される。Q側偏波変調素子13−Qは、バイアスティ17−Qの出力信号に応じて、入力光を偏波変調する。Q側偏波変調素子13−Qの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
その他の構成は第3の実施の形態で説明したとおりである。こうして、本実施の形態では、第3の実施の形態と同様に、MZ型光変調器を用いずに光IQ変調器を実現することができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図7は本発明の第5の実施の形態に係る偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図である。本実施の形態の偏波多重光IQ変調器は、入力光を2つに分波する光分波器20と、X偏波側の変調信号に応じて光分波器20からの入力光を偏波変調するX偏波側光変調器21−Xと、X偏波側と偏波状態が直交するY偏波側の変調信号に応じて光分波器20からの入力光を偏波変調するY偏波側光変調器21−Yと、X偏波側光変調器21−Xから出力されたX偏波成分とY偏波側光変調器21−Yから出力されたY偏波成分とを合波する偏波合波器22とから構成される。
X偏波側光変調器21−Xは、光分波器23−Xと、I側偏波変調素子24−XIと、Q側偏波変調素子24−XQと、位相シフタ25−Xと、光合波器26−Xとから構成される。Y偏波側光変調器21−Yは、光分波器23−Yと、I側偏波変調素子24−YIと、Q側偏波変調素子24−YQと、位相シフタ25−Yと、光合波器26−Yとから構成される。
光分波器20は、入力光を2つに分波する。X偏波側光変調器21−Xの光分波器23−Xは、さらに光分波器20からの入力光を2つに分波する。I側偏波変調素子24−XIは、直流のバイアス信号およびX偏波側I変調信号に応じて、光分波器23−Xからの入力光を偏波変調する。I側偏波変調素子24−XIの電極27−XIにはバイアス信号が入力され、I側偏波変調素子24−XIの電極28−XIにはX偏波側I変調信号が入力される。I側偏波変調素子24−XIの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
Q側偏波変調素子24−XQは、直流のバイアス信号およびX偏波側Q変調信号に応じて、光分波器23−Xからの入力光を偏波変調する。Q側偏波変調素子24−XQの電極27−XQにはバイアス信号が入力され、Q側偏波変調素子24−XQの電極28−XQにはX偏波側Q変調信号が入力される。Q側偏波変調素子24−XQの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
位相シフタ25−Xは、Q側偏波変調素子24−XQから出力される光信号の位相をI側偏波変調素子24−XIから出力される光信号の位相に対し90度だけシフトさせる。こうして、I側偏波変調素子24−XIから出力される光信号の位相とQ側偏波変調素子24−XQから出力される光信号の位相の差が90度になるように、Q側偏波変調素子24−XQの出力光に適切な遅延量を与えることができる。
光合波器26−Xは、I側偏波変調素子24−XIから出力される光信号と位相シフタ25−Xから出力される光信号とを合波する。
一方、Y偏波側光変調器21−Yの光分波器23−Yは、光分波器20からの入力光を2つに分波する。I側偏波変調素子24−YIは、直流のバイアス信号およびY偏波側I変調信号に応じて、光分波器23−Yからの入力光を偏波変調する。I側偏波変調素子24−YIの電極27−YIにはバイアス信号が入力され、I側偏波変調素子24−YIの電極28−YIにはY偏波側I変調信号が入力される。I側偏波変調素子24−YIの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
Q側偏波変調素子24−YQは、直流のバイアス信号およびY偏波側Q変調信号に応じて、光分波器23−Yからの入力光を偏波変調する。Q側偏波変調素子24−YQの電極27−YQにはバイアス信号が入力され、Q側偏波変調素子24−YQの電極28−YQにはY偏波側Q変調信号が入力される。Q側偏波変調素子24−YQの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
位相シフタ25−Yは、Q側偏波変調素子24−YQから出力される光信号の位相をI側偏波変調素子24−YIから出力される光信号の位相に対し90度だけシフトさせる。こうして、I側偏波変調素子24−YIから出力される光信号の位相とQ側偏波変調素子24−YQから出力される光信号の位相の差が90度になるように、Q側偏波変調素子24−YQの出力光に適切な遅延量を与えることができる。
光合波器26−Yは、I側偏波変調素子24−YIから出力される光信号と位相シフタ25−Yから出力される光信号とを合波する。
偏波合波器22は、X偏波側光変調器21−Xから出力されるX偏波成分とY偏波側光変調器21−Yから出力されるY偏波成分とを合波する。
図8に示すように、光BPSK変調器から出力される偏波はバイアス信号の大小により出力される偏波が異なる。バイアス信号の電圧がVbiasxの場合、変調信号を印加することでX偏波が変調され出力される。バイアス信号の出力がVbiasyの場合、変調信号を印加することでY偏波が変調され出力される。なお、図8での光振幅は、偏波変調素子24−XI,24−XQ,24−YI,24−YQの出力に偏波分離器があると仮定したときの偏波分離器の各偏波の出力の振幅を表している。
したがって、偏波変調素子24−XI,24−XQに与えるバイアス信号を調整することにより、偏波変調素子24−XI,24−XQではX偏波が変調され出力されるようにすることができ、偏波変調素子24−YI,24−YQに与えるバイアス信号を調整することにより、偏波変調素子24−YI,24−YQではY偏波が変調され出力されるようにすることができる。
こうして、本実施の形態では、MZ型光変調器を用いずに偏波多重光IQ変調器を実現することができ、さらに従来の偏波多重光IQ変調器で必要であった偏波回転素子を省くことができる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図9は本発明の第6の実施の形態に係る偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図であり、図7と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の偏波多重光IQ変調器は、光分波器20と、X偏波側光変調器21−Xと、Y偏波側光変調器21−Yと、偏波合波器22と、バイアスティ29−XI,29−XQ,29−YI,29−YQとから構成される。本実施の形態では、偏波変調素子24−XI,24−XQ,24−YI,24−YQは、それぞれ電極30−XI,30−XQ,30−YI,30−YQを1つずつ備えている。
バイアスティ29−XIは、外部から入力されるバイアス信号とX偏波側I変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にX偏波側I変調信号が重畳された信号がバイアスティ29−XIから出力される。I側偏波変調素子24−XIは、バイアスティ29−XIの出力信号に応じて、光分波器23−Xからの入力光を偏波変調する。本実施の形態のI側偏波変調素子24−XIの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
同様に、バイアスティ29−XQは、バイアス信号とX偏波側Q変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にX偏波側Q変調信号が重畳された信号がバイアスティ29−XQから出力される。Q側偏波変調素子24−XQは、バイアスティ29−XQの出力信号に応じて、光分波器23−Xからの入力光を偏波変調する。本実施の形態のQ側偏波変調素子24−XQの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
また、バイアスティ29−YIは、バイアス信号とY偏波側I変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にY偏波側I変調信号が重畳された信号がバイアスティ29−YIから出力される。I側偏波変調素子24−YIは、バイアスティ29−YIの出力信号に応じて、光分波器23−Yからの入力光を偏波変調する。本実施の形態のI側偏波変調素子24−YIの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
同様に、バイアスティ29−YQは、バイアス信号とY偏波側Q変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にY偏波側Q変調信号が重畳された信号がバイアスティ29−YQから出力される。Q側偏波変調素子24−YQは、バイアスティ29−YQの出力信号に応じて、光分波器23−Yからの入力光を偏波変調する。本実施の形態のQ側偏波変調素子24−YQの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
その他の構成は第5の実施の形態で説明したとおりである。本実施の形態においても、バイアスティ29−XI,29−XQに与えるバイアス信号を調整することにより、偏波変調素子24−XI,24−XQではX偏波が変調され出力されるようにすることができ、バイアスティ29−YI,29−YQに与えるバイアス信号を調整することにより、偏波変調素子24−YI,24−YQではY偏波が変調され出力されるようにすることができる。こうして、本実施の形態では、第5の実施の形態と同様に、MZ型光変調器を用いずに偏波多重光IQ変調器を実現することができ、従来の偏波多重光IQ変調器で必要であった偏波回転素子を省くことができる。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図10は本発明の第7の実施の形態に係る偏波多重光IQ変調器の構成を示すブロック図であり、図7と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の偏波多重光IQ変調器は、X偏波側光変調器21−Xと、Y偏波側光変調器21−Yと、偏波合波器22と、2×2MMI(MultiMode Interference)カプラ31とから構成される。
本実施の形態は、第5の実施の形態の光分波器20として2×2MMIカプラ31を用いたものである。2×2MMIカプラ31の光が入力される入力ポートと同じ側にある出力ポート(スルーポート)からの光は光分波器23−Xに入力され、2×2MMIカプラ31の入力ポートと反対側にある出力ポート(クロスポート)からの光は光分波器23−Yに入力される。その他の構成は第5の実施の形態で説明したとおりである。なお、第6の実施の形態の光分波器20として2×2MMIカプラ31を用いてもよいことは言うまでもない。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図11は本発明の第8の実施の形態に係る偏波多重光BPSK変調器の構成を示すブロック図であり、図5と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の偏波多重光BPSK変調器は、光分波器10と、X偏波側の変調信号に応じて光分波器10からの入力光を偏波変調するX偏波側光変調器11−Xと、X偏波側と偏波状態が直交するY偏波側の変調信号に応じて光分波器10からの入力光を偏波変調するY偏波側光変調器11−Yと、X偏波側光変調器11−Xから出力されたX偏波成分とY偏波側光変調器11−Yから出力されたY偏波成分とを合波する偏波合波器22とから構成される。
光分波器10は、入力光を2つに分波する。X偏波側光変調器11−Xは、直流のバイアス信号およびX偏波側の変調信号に応じて、光分波器10からの入力光を偏波変調する。X偏波側光変調器11−Xは、X偏波側偏波変調素子13−Xから構成される。X偏波側偏波変調素子13−Xの電極15−Xにはバイアス信号が入力され、X偏波側偏波変調素子13−Xの電極16−XにはX偏波側の変調信号が入力される。X偏波側偏波変調素子13−Xの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
一方、Y偏波側光変調器11−Yは、直流のバイアス信号およびY偏波側の変調信号に応じて、光分波器10からの入力光を偏波変調する。Y偏波側光変調器11−Yは、Y偏波側偏波変調素子13−Yから構成される。Y偏波側偏波変調素子13−Yの電極15−Yにはバイアス信号が入力され、Y偏波側偏波変調素子13−Yの電極16−YにはY偏波側の変調信号が入力される。Y偏波側偏波変調素子13−Yの構成および動作は、第1の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
偏波合波器22は、X偏波側光変調器11−Xから出力されるX偏波成分とY偏波側光変調器11−Yから出力されるY偏波成分とを合波する。
こうして、本実施の形態では、MZ型光変調器を用いずに偏波多重光BPSK変調器を実現することができる。
[第9の実施の形態]
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。図12は本発明の第9の実施の形態に係る偏波多重光BPSK変調器の構成を示すブロック図であり、図11と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の偏波多重光BPSK変調器は、光分波器10と、X偏波側光変調器11−Xと、Y偏波側光変調器11−Yと、偏波合波器22と、バイアスティ17−X,17−Yとから構成される。本実施の形態では、偏波変調素子13−X,13−Yは、それぞれ電極18−X,18−Yを1つずつ備えている。
バイアスティ17−Xは、外部から入力されるバイアス信号とX偏波側の変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にX偏波側の変調信号が重畳された信号がバイアスティ17−Xから出力される。X偏波側偏波変調素子13−Xは、バイアスティ17−Xの出力信号に応じて、図示しない光源からの入力光を偏波変調する。X偏波側偏波変調素子13−Xの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
同様に、バイアスティ17−Yは、バイアス信号とY偏波側の変調信号とを合波する。これにより、直流のバイアス信号にY偏波側の変調信号が重畳された信号がバイアスティ17−Yから出力される。Y偏波側偏波変調素子13−Yは、バイアスティ17−Yの出力信号に応じて、入力光を偏波変調する。Y偏波側偏波変調素子13−Yの構成および動作は、第2の実施の形態の偏波変調素子1と同様である。
その他の構成は第8の実施の形態で説明したとおりである。こうして、本実施の形態では、第8の実施の形態と同様に、MZ型光変調器を用いずに偏波多重光BPSK変調器を実現することができる。
[第10の実施の形態]
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。図13は本発明の第10の実施の形態に係る偏波多重光BPSK変調器の構成を示すブロック図であり、図11、図12と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の偏波多重光BPSK変調器は、X偏波側光変調器11−Xと、Y偏波側光変調器11−Yと、偏波合波器22と、バイアスティ17−X,17−Yと、2×2MMI(MultiMode Interference)カプラ19とから構成される。
本実施の形態は、第9の実施の形態の光分波器10として2×2MMIカプラ19を用いたものである。2×2MMIカプラ19の光が入力される入力ポートと同じ側にある出力ポート(スルーポート)からの光はX偏波側光変調器11−Xに入力され、2×2MMIカプラ19の入力ポートと反対側にある出力ポート(クロスポート)からの光はY偏波側光変調器11−Yに入力される。その他の構成は第9の実施の形態で説明したとおりである。なお、第8の実施の形態の光分波器10として2×2MMIカプラ19を用いてもよいことは言うまでもない。
本発明は、光BPSK変調器や光IQ変調器等の光変調器に適用することができる。
1,13−I,13−Q,24−XI,24−XQ,24−YI,24−YQ…偏波変調素子、2,12…偏波分離器、3,4,6,15−I,15−Q,15−X,15−Y,16−I,16−Q,16−X,16−Y,18−I,18−Q,18−X,18−Y,27−XI,27−XQ,27−YI,27−YQ,28−XI,28−XQ,28−YI,28−YQ…電極、5,17−I,17−Q,17−X,17−Y,29−XI,29−XQ,29−YI,29−YQ…バイアスティ、10,20,23−X,23−Y…光分波器、11−I…I側光変調器、11−Q…Q側光変調器、14,25−X,25−Y…位相シフタ、19,31…2×2MMIカプラ、11−X,21−X…X偏波側光変調器、11−Y,21−Y…Y偏波側光変調器、22…偏波合波器、26−X,26−Y,32…光合波器。

Claims (8)

  1. 入力光を2つに分波する第1の光分波器と、
    X偏波側の変調信号に応じて前記第1の光分波器からの入力光を偏波変調するX偏波側光変調器と、
    前記X偏波側と偏波状態が直交するY偏波側の変調信号に応じて前記第1の光分波器からの入力光を偏波変調するY偏波側光変調器と、
    前記X偏波側光変調器から出力されたX偏波成分と前記Y偏波側光変調器から出力されたY偏波成分とを合波する偏波合波器とを備えることを特徴とする光変調器。
  2. 請求項1記載の光変調器において、
    前記X偏波側光変調器は、
    前記第1の光分波器からの入力光を2つに分波する第2の光分波器と、
    X偏波側I変調信号に応じて前記第2の光分波器からの入力光を偏波変調する第1のI側偏波変調素子と、
    X偏波側Q変調信号に応じて前記第2の光分波器からの入力光を偏波変調する第1のQ側偏波変調素子と、
    この第1のQ側偏波変調素子から出力された光信号の位相を前記第1のI側偏波変調素子から出力される光信号の位相に対し90度シフトさせる第1の位相シフタと、
    前記第1のI側偏波変調素子から出力された光信号と前記第1の位相シフタから出力された光信号とを合波する第1の光合波器とから構成され、
    前記Y偏波側光変調器は、
    前記第1の光分波器からの入力光を2つに分波する第3の光分波器と、
    Y偏波側I変調信号に応じて前記第3の光分波器からの入力光を偏波変調する第2のI側偏波変調素子と、
    Y偏波側Q変調信号に応じて前記第3の光分波器からの入力光を偏波変調する第2のQ側偏波変調素子と、
    この第2のQ側偏波変調素子から出力された光信号の位相を前記第2のI側偏波変調素子から出力される光信号の位相に対し90度シフトさせる第2の位相シフタと、
    前記第2のI側偏波変調素子から出力された光信号と前記第2の位相シフタから出力された光信号とを合波する第2の光合波器とから構成されることを特徴とする光変調器。
  3. 外部から入力される変調信号に応じて入力光を偏波変調する偏波変調素子を含む変調器と、
    この変調器から出力された光信号を互いに直交する2つの偏波成分に分離する偏波分離器とを備えることを特徴とする光変調器。
  4. 請求項3記載の光変調器において、
    さらに、入力光を2つに分波する光分波器を備え、
    前記変調器は、
    I変調信号に応じて前記光分波器からの入力光を偏波変調するI側偏波変調素子と、
    Q変調信号に応じて前記光分波器からの入力光を偏波変調するQ側偏波変調素子と、
    このQ側偏波変調素子から出力された光信号の位相を前記I側偏波変調素子から出力される光信号の位相に対し90度シフトさせる位相シフタと、
    前記I側偏波変調素子から出力された光信号と前記位相シフタから出力された光信号とを合波する光合波器とから構成されることを特徴とする光変調器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光変調器において、
    前記偏波変調素子は、電界を印加すると入力偏波に対し光学軸が45度傾く媒質で構成されていることを特徴とする光変調器。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光変調器において、
    前記偏波変調素子は、偏波変調素子の初期偏波状態を制御するためのバイアス信号が入力される第1の電極と、前記変調信号が入力される第2の電極とを備えることを特徴とする光変調器。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光変調器において、
    さらに、偏波変調素子毎に設けられ、偏波変調素子の初期偏波状態を制御するためのバイアス信号と前記変調信号とを合波するバイアスティを備え、
    前記偏波変調素子は、前記バイアスティの出力信号が入力される電極を備えることを特徴とする光変調器。
  8. 請求項1記載の光変調器において、
    前記第1の光分波器は、2×2MMIカプラで構成されることを特徴とする光変調器。
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