JP2015135112A - タービン翼およびタービン翼の寿命を延長するための方法 - Google Patents

タービン翼およびタービン翼の寿命を延長するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスタービンのピン・バンク・アレイとして構成されたピンを有するタービン翼の機械的性能を向上させる。
【解決手段】ピン132が、冷却流路内128に配置され、腹側壁120に連結された第1の端部136と、背側壁122に連結された第2の端部138とを含む。最大曲率半径値を有する半径方向に定められるフィレットが、ピーク定常応力領域内で第1の端部136または第2の端部138のうちの少なくとも1つの周囲に沿って配置される。最大曲率半径値を有する軸方向に定められるフィレットが、ピーク振動応力領域内で第1の端部136または第2の端部138のうちの少なくとも1つの周囲に沿って配置される。軸方向に定められるフィレットの最大曲率半径値は、半径方向に定められるフィレットの最大曲率半径値よりも大きい。
【選択図】図5

Description

本発明は、広くはガスタービンのタービン翼に関する。より詳細には、本発明は、ピン・バンク・アレイとして構成されたピンを有するタービン翼およびタービン翼の機械的性能を向上させる方法に関する。
ガスタービンのタービン部は一般に、ロータ・シャフトに連結された複数のタービン翼の列または段を含む。静翼の第1の列は、タービン部への入口のところでタービン翼の第1の列の上流に配置され得る。一連の静翼の列はタービン部内で一連のタービン翼の列の間に配置される。これらの静翼とタービン翼の列をケーシングが取り囲んで、タービン部を貫通する高温ガス流路を画定している。運転においては、高温の燃焼ガスが、静翼の第1の列を越えてタービン部内に画定された高温ガス流路内に送られる。熱および/または運動エネルギーが静翼およびタービン翼を介して燃焼ガスから抽出され、それによってタービン翼が動きロータ・シャフトの回転がもたらされる。
高温ガス流路内の高温環境のせいで、一部のタービン翼は少なくとも部分的に中空にされ、その内部に内部冷却チャネルが画成される。この冷却チャネル内に圧縮された空気または蒸気などの冷媒を流して、タービン翼の熱的性能を向上させることができる。特定のタービン翼の設計では、複数のピンまたはピン・フィンが、冷却流路内で、一般にはタービン翼の後縁部分に近接して、タービン翼の腹側面と背側面の間に延在している。このようなピンは、伝熱効率を向上させ、タービン翼を構造的に支持し得る。
さまざまな要因、例えば回転力、腹側面と背側面での不均一な熱伸長、および前の静翼列から流れてくる燃焼ガスの圧力振動を原因とする振動力などにより、ピンの第1、第2の端部と腹側、背側の壁との連結点においてタービン翼にピーク定常応力およびピーク振動応力が生じる。従来のピン設計では、静止条件と振動条件の両方で剛性が均一にされるが、これはどちらの条件にとっても最適ではないかもしれない。したがって、ピンの改良およびタービン翼の全体的な機械的性能を向上させる方法は有益である。
米国特許出願公開第2012/0232991号
本発明の態様および利点は、以下に説明するが、あるいは説明から自明であるかまたは本発明の実施を通じて理解することができる。
本発明の一実施形態は、タービン翼である。タービン翼は、前縁部と、後縁部と、腹側壁と、背側壁とを含む。腹側壁と背側壁は、前縁部と後縁部との間に延在する。腹側壁と背側壁との間に冷却流路が画成される。冷却流路内にはピンが配置される。ピンは、腹側壁に連結された第1の端部と、背側壁に連結された第2の端部とを含む。半径方向に定められるフィレットが、第1の端部または第2の端部のうちの少なくとも1つの周囲に沿ってピーク定常応力領域内に配置される。半径方向に定められるフィレットは、最大曲率半径値を有する。軸方向に定められるフィレットが、第1の端部または第2の端部のうちの少なくとも1つの周囲に沿ってピーク振動応力領域内に配置される。軸方向に定められるフィレットは、半径方向に定められるフィレットの最大曲率半径値よりも大きい最大曲率半径値を有する。
本発明の別の実施形態は、ガスタービンである。ガスタービンは、圧縮機と、圧縮機の下流に配置された燃焼器と、複数の回転可能なタービン翼を有するタービンとを含む。タービン翼のうちの少なくとも1枚は、前縁部と、後縁部と、根元部分とチップ部分との間および前縁部と後縁部との間に半径方向に延在する腹側壁および背側壁と、を有するエアフォイルを含む。冷却流路が後縁部に近接して腹側壁と背側壁との間に画成される。タービン翼は、冷却流路内に配置されるピンを含む。ピンは、腹側壁に連結された第1の端部と、背側壁に連結された第2の端部とを含む。半径方向に定められるフィレットが、第1の端部または第2の端部のうちの少なくとも1つの周囲に沿ってピーク定常応力領域内に配置される。半径方向に定められるフィレットは、最大曲率半径値を有する。軸方向に定められるフィレットが、第1の端部または第2の端部のうちの少なくとも1つの周囲に沿ってピーク振動応力領域内に配置される。軸方向に定められるフィレットは、半径方向に定められるフィレットの最大曲率半径値よりも大きい最大曲率半径値を有する。
本発明は、腹側壁と、背側壁と、これら壁の間に画成された冷却流路と、この冷却流路内に配置された少なくとも1つのピンとを有するタービン翼の機械的耐久性を向上させる方法も含む。ピンは、腹側壁に連結された第1の端部と、背側壁に連結された第2の端部とを含む。方法は、ピンの第1の端部と第2の端部のうちの少なくとも1つの周囲に沿って少なくとも1つのピーク定常応力領域を特定することと、半径方向に定められるフィレットを対応する周囲に沿ってピーク定常応力領域に近接して画定することとを含み、該半径方向に定められるフィレットは、最大曲率半径値を画定する点を、該対応する周囲に沿って有している。方法は、さらに、ピンの第1の端部と第2の端部のうちの少なくとも1つの周囲に沿って少なくとも1つのピーク振動応力領域を特定することを含む。方法は、軸方向に定められるフィレットを対応する周囲に沿ってピーク振動応力領域に近接して画定することも含み、該軸方向に定められるフィレットは、最大曲率半径値を画定する点を含み、軸方向に定められるフィレットの最大曲率半径値は、半径方向に定められるフィレットの最大曲率半径値よりも大きい。
当業者であれば、本明細書を読めば、そのような実施形態その他の特徴と態様をよりよく理解できる。
その最良の形態を含め本発明の完全かつ実施可能な程度の当業者に対する開示は、本明細書の以下の部分(添付の図面の参照を含む)に一層具体的に記載される。
本発明のさまざまな実施形態を組み込むことができる例示的ガスタービンの一例を示す図である。 本発明のさまざまな実施形態を組み込むことができる例示的タービン翼の斜視図である。 本発明の一実施形態による、図2の切断線3−3におけるタービン翼の上断面図である。 本発明の一実施形態による、図2の切断線4−4におけるタービン翼の垂直断面図である。 本発明の一実施形態による、冷却流路内に配置された例示的ピンを含む、図3に示すタービン翼の一部分の拡大上面図である。 本開示の一実施形態による、冷却流路内に配置された図5に示す例示的ピンを含む、図2に示すタービン翼の一部分の拡大正面図である。 本発明の一実施形態による、図5および図6に示すピンの一方の端部の垂直断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図5および図6に示すピンの第1の端部の拡大垂直断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図8に示すピンを含むタービン翼の一部分の拡大正面断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図9に示すピンの第2の端部の拡大垂直断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図2に示すタービン翼の一部分の拡大上断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的ピンの第1または第2の端部の両方を表す、例示的ピンの拡大垂直断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、図12に示すピンを含むタービン翼の一部分の拡大上断面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、タービン翼の耐久性を向上させるための方法のブロック図である。
次に本発明の実施形態に詳細に言及していくが、そのうちの1つまたは複数の例は添付の図面に示されている。詳細な説明では、数字および文字の呼称を用いて図面中の特徴を参照する。図面および説明においては、本発明の類似のまたは同じ部分の呼称を統一して用いている。本明細書では、「第1の」、「第2の」、「第3の」という用語は、構成要素を互いに区別するのに交換可能に用いることがあるが、個々の構成要素の位置や重要性を意味するものではない。「上流」「下流」という用語は、流体流路における流体の流れに対する相対的な方向を指す。例えば、「上流」は、流体が流れてくる方向を指し、「下流」は、流体が流れていく方向を指す。「半径方向」という用語は、特定の構成要素の軸方向中心線に対して実質的に垂直な相対的な方向を指し、「軸方向」という用語は、特定の構成要素の軸方向中心線に対して実質的に平行かまたは同軸的に整合する相対的な方向を指す。
いずれの例も、本発明の限定としてではなく説明として提供するものである。実際、当業者には、本発明の範囲と精神から逸脱することなく本発明の変更形態および変形形態が可能であることは明らかである。例えば、一実施形態の一部として図示または記載された特徴を別の実施形態に用いてさらに別の実施形態を得ることができる。したがって、添付の特許請求の範囲およびその等価物の範囲内にあるそのような変更形態および変形形態は、本発明の範囲内であるものとする。本発明の例示的な実施形態は、説明を目的として、一般には産業用または陸上用ガスタービンの文脈で説明するが、当業者であれば、本発明の実施形態は、航空機用ガスタービンや船舶用ガスタービンなどのあらゆるターボマシンに応用可能であり、特許請求の範囲で特に明言しない限りは産業用や陸上用ガスタービンには限定されないことを容易に理解する。
次に図面を参照すると(同じ数字は同じ構成要素を指す)、図1は、本発明のさまざまな実施形態を組み込むことができるガスタービン10の一例を示す。図示のように、ガスタービン10は、圧縮機部12と、圧縮機部12の下流に配置された1つまたは複数の燃焼器16を有する燃焼部14と、燃焼部14の下流に配置されたタービン部18とを含む。タービン部18は一般に、ロータ・シャフト22に連結された複数のタービン翼20の列または段を含む。静翼26の第1の列24は、タービン部18の入口のところでタービン翼20の第1の列28の上流に配置され得る。一連の静翼26の列はタービン部18内で一連のタービン翼20の列の間に配置される。これらの静翼とタービン翼の列をケーシング30が取り囲んで、タービン部18を貫通する高温ガス流路を少なくとも部分的に画定する。
運転においては、空気などの作動流体32が圧縮機部12の圧縮機36の入口34から流入する。作動流体32は圧縮機36内を燃焼部14へと流れながら継続的に圧縮されて、圧縮された作動流体38を燃焼部14に供給する。圧縮された作動流体38は各燃焼器16内で燃料と混合され、この混合物は燃焼されて高温高速の燃焼ガス40を生成する。燃焼ガス40は、各燃焼器16から静翼26の第1の列24を越えてタービン部18内に画定された高温ガス流路内に送られる。熱および/または運動エネルギーが燃焼ガス40から静翼26およびタービン翼20を介して抽出され、それによってタービン翼が回転し、結果としてロータ・シャフト22が回転する。
図2は、本発明のさまざまな実施形態を組み込むことができ、また、図1に示すタービン翼20の代わりにタービン部18に組み込まれ得る例示的タービン翼100の斜視図である。図2に示すように、タービン翼100は一般に、タービン翼100の基部104から半径方向外向きに延在するエアフォイルまたは翼102を含む。基部104は、タービン翼100をロータ・シャフト22(図1)と連結するようにされ得る。例えば、基部104は、ロータ・シャフト22に取り付けられたロータ・ディスク(図示せず)内に画成された相補的スロット(図示せず)と係合するのに適したダブテールまたは溝形状(図示せず)などの輪郭を有し得る。
特定の実施形態では、図2に示すように、エアフォイル102は基部104のプラットフォーム部分106から半径方向外向きに延在する。エアフォイル102とプラットフォーム部分106が交差するところにエアフォイル102の根元部分108が画定されている。エアフォイル102の半径方向終端またはチップ部分110は、根元部分108に対し遠位である。エアフォイル102は、根元部分108とチップ部分110との間でタービン翼100の前側部分または上流部分114に近接して延在する前縁部112を含む。前縁部112は、一般に、燃焼ガス40が流れる方向Fに対面している。後縁部116が、根元部分108とチップ部分110との間でタービン翼100の後側部分または下流部分118に近接して延在する。腹側壁120が、根元部分108とチップ部分110との間および前縁部112と後縁部116との間に半径方向に延在する。背側壁122が腹側壁120から離間している。背側壁122は、根元部分108とチップ部分110との間および前縁部112と後縁部116との間に半径方向に延在する。
図3は、本発明の一実施形態による、図2の切断線3−3におけるタービン翼100の上断面図を提供する。図4は、本発明の一実施形態による、図2の切断線4−4におけるタービン翼の垂直断面図を提供する。特定の実施形態では、図3および図4に示すように、少なくとも1つの冷却流路124がエアフォイル102を部分的に貫通して延在する。図3に示すように、冷却流路124は、腹側壁120と背側壁122との間に少なくとも部分的に画成される。
運転においては、図4に示すように、圧縮された作動流体38の一部などの冷媒が冷却流路124を通って送られて、エアフォイル102に伝導および/または対流冷却を提供する。特定の実施形態では、複数の冷却孔126が、冷却流路124からエアフォイル102を通って流体連通を提供する。例えば、図2、図3、および図4に示すように、冷却孔126は、前縁部112、腹側壁120、後縁部116、またはチップ部分110(図2および図4)のそれぞれに、またはいずれかに配置され得る。このように、冷却孔126を通じて冷媒を送ってエアフォイル102の外表面にフィルム冷却を提供して、タービン翼100の全体的な耐久性を向上させることができる。
一実施形態では、図3および図4に示すように、冷却流路128が、腹側壁120と背側壁122との間で後縁部116に近接して画成される。1つまたは複数の冷却孔130が冷却流路128から流体連通を提供して、後縁部116に近接してエアフォイル102を局所的に冷却する。1つまたは複数のピン132またはピン・フィンが冷却流路128内に配置される。ピン132は、当業界では周知のように、冷却流路128を通してエアフォイル102の冷却効果を高めるピン・バンクまたはピン・アレイを形成し得る。
図5は、本発明の一実施形態による、冷却流路128内に配置された例示的ピン132を含む、図3に示すタービン翼100の一部分の拡大上面図である。図6は、本発明の一実施形態による、冷却流路128内に配置された例示的ピン132(図5)を含む、図2の切断線6−6におけるタービン翼100の一部分の拡大正面図である。
図5および図6に示すように、ピン132は、腹側壁120と背側壁122との間に延在する本体部134を含んでいる。本体部134は、腹側壁120に連結された第1の端部136と、背側壁122に連結された第2の端部138とを含む。ピン132は、鋳造、機械加工、もしくは3Dプリントによって、またはエアフォイル内のピンを形成する当業界で既知の任意の他の方法によって、現場で形成することができる。あるいは、ピン132は、溶接、蝋付け、または他の機械的な方法で腹側壁120と背側壁122に固定することができる。
運転において、タービン翼100は定常応力と振動応力の両方に晒される。まず、定常応力は、一般には、腹側壁120と背側壁122での半径方向の不均一な熱伸長によるせん断力、および/またはタービン翼100の回転から生じる遠心力の結果である。いずれの場合も、せん断力はピン132の第1および第2の端部136、138で半径方向の定常応力をもたらし、これがタービン翼100の耐久性または機械的性能を制限することがある。定常応力は一般に、タービン翼100の低サイクル疲労と関連がある。
図7は、図5および図6に示すピン132の一方の端部の垂直断面図である。図7は、ピン132の第1および第2の端部136、138両方を表すことができるものとする。図7に示すように、ピークまたは最大定常応力領域140は、一般には、第1および第2の端部136、138で、ピン132の半径方向内側部分142に近接してピン132の周囲に沿って、および/またはピン132の半径方向外側部分144で周囲に沿って存在する。図示のように、ピン132の半径方向内側部分142はエアフォイル102の根元部分108に向けて定められ、ピン132の半径方向外側部分144はエアフォイル102のチップ部分110に向けて定められている。
振動応力は、一般には、タービン翼100への不均一または不安定な空気力の加重による、流れに誘導される振動の結果であり、典型的には慣性により生じる。例えば、不安定な空気力の加重は、上流の静翼26の列から回転するタービン翼100へと流れる燃焼ガス40の速度および/または圧力の変化から生じて、結果としてエアフォイル102に低振幅の振動荷重がかかり得る。流れに誘導される振動は一般に、タービン翼100の高サイクル疲労と関連がある。振動応力はどの方向にも向かい得る。しかしピーク振動応力は典型的には半径方向には向かわず、代わりにより大きい軸方向成分を有する傾向がある。換言すれば、ピーク振動応力は、ピン132の周囲に沿って6時と12時の位置の間で1つまたは複数の点のところに生じる傾向がある。
図7に示すように、ピークまたは最大振動応力領域146は、一般には、第1および第2の端部136、138で、ピン132の前側部分148に近接してもしくはその方向にピン132の周囲に沿っておよび/またはピン132の後側部分150で周囲に沿って存在する。図示のように、ピン132の前側部分148はエアフォイル102の前縁部112に向けて定められ、ピン132の後側部分150は概ねエアフォイル102の後縁部116に向けて定められている。多くの例では、図7に示すように、ピークまたは最大定常応力領域140とピークまたは最大振動応力領域146は、第1および第2の端部136、138で、ピンの周囲に沿って整合していない。例えば、特定の例では、ピークまたは最大定常応力領域140とピークまたは最大振動応力部分146の向きは、互いに実質的に垂直にまたは直交して配置され得る。
タービン翼を設計する従来の方法には、一定または均一の直径を有するピン132を使用することと、ピークまたは最大振動応力146に対処するために、第1および/または第2の端部136、138でピン132の周囲の周りに均一の半径を有する単一のフィレット152を付加することとが含まれる。他の方法では、特にピークまたは最大振動応力146に対処するために、不均一な半径を有する単一のフィレットが、一定または均一の直径を有するピン132の第1および/または第2の端部136、138で周囲の周りに形成される。これらの方法は、より広域に荷重を分布させる比較的大きいフィレットを用いる。加重がピンの剛性に主導される定常条件とは違って、振動荷重は基本的には一定である。したがって、従来の設計方法では、ピンの直径およびフィレット152を寸法決めする際の主な関心事は、連結部の機械的完全性を維持しながら荷重を広範に分布させて、ピークまたは最大振動応力146を低下させ、そうして高サイクル疲労設計を最適化することである。その結果、フィレット152は、第1および/または第2の端部136、138でピン132の周囲の周りに理想的な可撓性を提供できず、ピークまたは最大定常応力140は最適化されない可能性がある。したがって、低サイクル疲労は最適化されない可能性があり、タービン翼100の寿命に影響が及ぶ可能性がある。
図8は、本発明のさまざまな実施形態による、ピン132の第1の端部136の拡大垂直断面図である。図9は、本発明のさまざまな実施形態による、図8に示すピン132を含むタービン翼100の一部分の拡大正面断面図である。図10は、本発明のさまざまな実施形態による、ピン132の第2の端部138の拡大垂直断面図である。一実施形態では、図8に示すように、ピークまたは最大定常応力部分または領域140が、ピン132の第1の端部136の周囲に沿ってピンの半径方向内側部分142および/または半径方向外側部分144に近接して特定される。
加えてまたは代わりに、図10に示すように、ピークまたは最大定常応力領域140は、ピン132の第2の端部138の周囲に沿ってピン132の半径方向内側部分142および半径方向外側部分144に近接して特定される。特定の実施形態では、図8、図9、および図10に示すように、少なくとも1つの半径方向に定められるフィレット154が、第1の端部136(図8および図9)、および/または第2の端部138(図9および図10)の周囲に沿って配置され、各半径方向に定められるフィレット154は別々に特定のピークまたは最大定常応力領域140に近接して配置されている。
一実施形態では、図8および図9に示すように、半径方向に定められるフィレット154は、第1の端部136からタービン翼100のチップ部分110に向けて延在するかまたは定められている。一実施形態では、半径方向に定められるフィレット154は、第1の端部136からタービン翼100の根元部分108に向けて延在するかまたは定められている。一実施形態では、図9および図10に示すように、半径方向に定められるフィレット154は、第2の端部138からタービン翼100のチップ部分110に向けて延在するかまたは定められている。一実施形態では、半径方向に定められるフィレット154は、第2の端部138からタービン翼100の根元部分108に向けて延在するかまたは定められている。
一実施形態では、図8および図9に示すように、一対の半径方向に定められるフィレット154が第1の端部136の周囲に沿って配置され、その結果各半径方向に定められるフィレット154は対向するピークまたは最大定常応力領域140に近接している。例えば、一方の半径方向に定められるフィレット154はチップ部分110に向けて延在するかまたは定められており、他方の半径方向に定められるフィレット154は根元部分108に向けて延在するかまたは定められている。
一実施形態では、図9および図10に示すように、一対の半径方向に定められるフィレット154が第2の端部138の周囲に沿って配置され、その結果各半径方向に定められるフィレット154は対向するピークまたは最大定常応力領域140に近接している。例えば、一方の半径方向に定められるフィレット154はチップ部分110に向けて延在するかまたは定められており、他方の半径方向に定められるフィレット154は根元部分108に向けて延在するかまたは定められている。
図9は、ピン132の第1の端部136の周囲の周りの二か所で腹側壁120に対し実質的に垂直であって、また、ピン132の第2の端部138の周囲の周りの二か所で背側壁122に対し実質的に垂直である方向の4つの別個の半径方向に定められるフィレット154の輪郭156を示す。一実施形態では、各半径方向に定められるフィレット154の輪郭156は概ね凹型である。各半径方向に定められるフィレット154の輪郭156は、対応するピークまたは最大定常応力領域140内で対応する第1の端部136または第2の端部138の周囲に沿う任意の点で単一の曲率半径値を有する単純曲線によって記載され得る。半径方向に定められるフィレット154の他の輪郭は、限定ではないが複合曲線や楕円状曲線を含め、本発明によって包含され得るものとする。
一実施形態では、図8に示すように、点158が、半径方向に定められるフィレット154が存在する各ピークまたは最大定常応力領域140内で第1の端部136の周囲および/または第2の端部138の周囲に沿って画定される。点158は、対応する半径方向に定められるフィレット154の極大曲率半径値に相当する。例えば、点158で画定された極大曲率半径値は、対応するピークまたは最大定常応力領域140内の対応する第1または第2の端部136、138の周囲に沿って点158に隣接する他のどの点の半径よりも大きい。
一実施形態では、図8に示すように、点158は、第1の端部136でタービン翼100のチップ部分110に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大定常応力領域140のピークまたは最大定常応力に特に対処し、ピン132の第1の端部136での低サイクル疲労を改善または低減する。一実施形態では、図8に示すように、点158は、タービン翼100の根元部分108に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大定常応力領域140のピークまたは最大定常応力に特に対処し、ピン132の第1の端部136での低サイクル疲労を改善または低減する。
一実施形態では、図10に示すように、点158は、第2の端部138でタービン翼100のチップ部分110に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大定常応力領域のピークまたは最大定常応力に特に対処し、そうしてピン132の第2の端部138での低サイクル疲労を改善または低減する。一実施形態では、図10に示すように、点158は、第2の端部138でタービン翼100の根元部分108に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大定常応力領域140のピークまたは最大定常応力に特に対処し、そうしてピン132の第2の端部138での低サイクル疲労を改善または低減する。
一実施形態では、1つまたは複数の半径方向に定められるフィレット154は、最適な可撓性を提供すると同時に、腹側壁120とピン132の第1の端部136の半径方向外側部分144および/または半径方向内側部分142との間の対応する連結部、および/または背側壁122とピン132の第2の端部138の半径方向外側部分144および/または半径方向内側部分142との間の対応する連結部での構造的完全性を提供することによって、特定のまたは対応するピークまたは最大定常応力領域140内のせん断力を低下させるような寸法および/または形状にされる。
図11は、本発明のさまざまな実施形態による、図2に示すタービン翼100の一部分の拡大上断面図である。一実施形態では、図8に示すように、ピークまたは最大振動応力部分または領域146が、ピン132の第1の端部136の周囲に沿ってピン132の前側部分148および/または後側部分150に近接して特定される。
加えてまたは代わりに、図10に示すように、ピークまたは最大振動応力領域146は、ピン132の第2の端部138の周囲に沿ってピン132の前側部分148および/または後側部分150に近接して特定される。特定の実施形態では、図8、図10、および図11に示すように、少なくとも1つの軸方向に定められるフィレット160が、第1の端部136(図8および図11)、および/または第2の端部138(図10および図11)の周囲に沿って配置され、各軸方向に定められるフィレット160は別々の特定のピークまたは最大振動応力領域146に近接して配置されている。
一実施形態では、図8および図11に示すように、軸方向に定められるフィレット160は、第1の端部136からタービン翼100の前縁部112に向けて延在するかまたは定められている。一実施形態では、軸方向に定められるフィレット160は、第1の端部136からタービン翼100の後縁部116に向けて延在するかまたは定められている。一実施形態では、図10および図11に示すように、軸方向に定められるフィレット160は、第2の端部138からタービン翼100の前縁部112に向けて延在するかまたは定められている。一実施形態では、軸方向に定められるフィレット160は、第2の端部138からタービン翼100の後縁部116に向けて延在するかまたは定められている。
一実施形態では、図8および図11に示すように、一対の軸方向に定められるフィレット160が第1の端部136の周囲に沿って配置され、その結果各軸方向に定められるフィレット160は対向するピークまたは最大振動応力領域146に近接している。例えば、一方の軸方向に定められるフィレット160は前縁部112に向けて延在するかまたは定められており、他方の軸方向に定められるフィレット160は後縁部116に向けて延在するかまたは定められている。
一実施形態では、図10および図11に示すように、一対の軸方向に定められるフィレット160が第2の端部138の周囲に沿って配置され、その結果各軸方向に定められるフィレット160は対向するピークまたは最大振動応力領域146に近接している。例えば、一方の軸方向に定められるフィレット160は前縁部112に向けて延在するかまたは定められており、他方の軸方向に定められるフィレット160は後縁部116に向けて延在するかまたは定められている。
図11は、ピン132の第1の端部136の周囲の周りの二か所で腹側壁120に対し実質的に垂直であって、また、ピン132の第2の端部138の周囲の周りの二か所で背側壁122に対し実質的に垂直である方向の4つの別個の軸方向に定められるフィレット160の輪郭162を示す。一実施形態では、各軸方向に定められるフィレット160の輪郭162は概ね凹型である。各軸方向に定められるフィレット160の輪郭162は、対応するピークまたは最大振動応力領域146内の対応する第1の端部136および/または第2の端部138の周囲に沿う任意の点で単一の曲率半径値を有する単純曲線によって記載され得る。軸方向に定められるフィレット160の他の輪郭は、限定ではないが複合曲線や楕円状曲線を含め、本発明によって包含され得るものとする。
一実施形態では、図8に示すように、点164が、軸方向に定められるフィレット160が存在する各ピークまたは最大振動応力領域146内で第1の端部136の周囲および/または第2の端部138の周囲に沿って画定される。点164は、対応する軸方向に定められるフィレット160の極大曲率半径値に相当する。例えば、点164で画定された極大曲率半径値は、対応するピークまたは最大振動応力領域146内で対応する第1または第2の端部136、138の周囲に沿って点164に隣接する他のどの点の半径よりも大きい。
一実施形態では、図8に示すように、点164は、第1の端部136でタービン翼100の前縁部112に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大振動応力領域146のピークまたは最大振動応力に対処する。一実施形態では、図8に示すように、点164は、第1の端部136でタービン翼100の後縁部116に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大振動応力領域146のピークまたは最大振動応力に対処する。
一実施形態では、図10に示すように、点164は、第2の端部138でタービン翼100の前縁部112に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大振動応力領域146のピークまたは最大振動応力に対処する。一実施形態では、図10に示すように、点164は、第2の端部138でタービン翼100の後縁部116に実質的に向けてまたはその方向に定められて、その特定のピークまたは最大振動応力領域146のピークまたは最大振動応力に対処する。
軸方向に定められる1つまたは複数のフィレット160は、腹側壁120と、ピン132の第1の端部136および/または第2の端部138の前側部分148との連結部の可撓性を低減/除去するかまたは剛性化するように寸法決めされ、それによって高サイクル疲労を低減または最適化し、そうしてタービン翼の寿命を延長または改良する。例えば、特定の実施形態では、ピークまたは最大振動応力領域146内で点164によって画定された最大曲率半径値は、ピークまたは最大定常応力領域140内で点162によって画定された最大曲率半径値よりも大きい。
さまざまな実施形態において、図8および図10に示すように、移行ブレンド部またはフィレット165が、半径方向に定められるフィレット154と軸方向に定められるフィレット160との間に延在する。移行ブレンド部またはフィレット165の輪郭は、対応するピークまたは最大定常応力領域140内で対応する第1の端部136または第2の端部138の周囲に沿う任意の点で単一の曲率半径値を有する単純曲線によって記載され得る。移行ブレンド部またはフィレット165の他の輪郭は、限定ではないが複合曲線や楕円状曲線を含め、本発明によって包含され得るものとする。
図12は、本発明の一実施形態による、ピン132の第1または第2の端部136、138いずれかの拡大垂直断面図である。図13は、一実施形態による、図12に示すピン132を含むタービン翼100の一部分の拡大上断面図である。図12および図13に示すように、ピン132は、ピークまたは最大定常応力領域140において丸みのないまたは非筒型の形状または輪郭を有し得る。特定の実施形態では、その断面半径方向幅は、ピン132の断面軸方向幅168よりも小さい。その結果、丸みのないまたは非筒型の形状は、半径方向に定められるフィレット154とともに、ピン132の断面半径方向幅166を第1の端部136と第2の端部138の片方または両方で削減することによって、低サイクル疲労を低減または改善する働きをして、ピークまたは最大定常応力領域140内の剛性を軟化または低減し得る。
ピークまたは最大定常応力領域140のピークまたは最大振動応力領域146に対する不整合を利用することによって、半径方向に定められるフィレット154および軸方向に定められるフィレット160の寸法、形状、または輪郭、および/またはピン132の形状が最適化されて、ピークまたは最大振動応力146から生じる高サイクル疲労を低減および/または改善するのに十分な剛性を提供するのと同時に低サイクル疲労を低減および/または改善する最適化可撓性および構造的完全性が許容され得る。その結果、全体的なタービン翼の寿命/機械的性能は単一半径のフィレットと比較して改善される。
本明細書に記載し、図8〜図13に示したさまざまな実施形態は、タービン翼100の耐久性を向上させるための方法200を提供し、それによって、高サイクル疲労と低サイクル疲労の両方が、ピークまたは最大定常応力部分140とピークまたは最大振動応力部分146の向きの不整合を利用することによって同時に最適化されて、タービン翼100の全体的な耐久性または機械的性能が向上および/または改善される。図14は、本発明の一実施形態による方法200のブロック図を提供する。
ステップ202では、図14に示すように、方法200は、ピン132の第1の端部136と第2の端部138のうちの少なくとも1つの周囲に沿って少なくとも1つのピーク定常応力領域140を特定することを含む。一実施形態では、ピークまたは最大定常応力領域140は、タービン翼の有限要素解析を実施することができる手計算、コンピュータが実行する計算、および/またはコンピュータが実行するアルゴリズムのうちの少なくとも1つによって特定される。
ステップ204では、方法200は、半径方向に定められるフィレット154を、対応する周囲に沿って1つまたは複数のピーク定常応力領域140に近接して画定することを含む。半径方向に定められるフィレット154は、対応する周囲に沿って最大曲率半径値を画定する点158を含む。半径方向に定められるフィレットは、単純曲線によって、または複合曲線によって画定され得る。
ステップ206では、方法200は、ピン132の第1の端部136と第2の端部138のうちの少なくとも1つの周囲に沿って少なくとも1つのピーク振動応力領域146を特定することを含む。一実施形態では、ピークまたは最大振動応力領域146は、タービン翼の有限要素解析を実施することができる手計算、コンピュータが実行する計算、および/またはコンピュータが実行するアルゴリズムのうちの少なくとも1つによって特定される。
ステップ208では、方法は、さらに、軸方向に定められるフィレット160を、対応する周囲に沿って対応するピーク振動応力領域146に近接して画定することを含む。軸方向に定められるフィレット160は、最大曲率半径値を画定する点164を含む。軸方向に定められるフィレット160の最大曲率半径値は、半径方向に定められるフィレット154の最大曲率半径値よりも大きい。
一実施形態では、方法200は、さらに、第1の端部136または第2の端部138のうちの1つで対向するピーク定常応力領域140に近接して配置される一対の半径方向に定められるフィレット154を画定することを含み得る。一実施形態では、方法は、第1の端部136または第2の端部138のうちの1つで対向するピーク振動応力領域146に近接して配置される一対の軸方向に定められるフィレット160を画定することを含み得る。別の実施形態では、方法200は、第1の端部136と第2の端部138のうちの少なくとも1つに沿ってピン132を成形して断面半径方向幅166および断面軸方向幅168を設けることを含み、ここで断面半径方向幅166は断面軸方向幅168よりも小さい。
本明細書に記載し、図8〜図14に示したさまざまな実施形態は、従来のタービン翼およびタービン翼の寿命を延長するための方法よりも優位な1つまたは複数の技術的利点を提供する。例えば、ピン・バンクまたはピン・アレイのピンは、低サイクル疲労と高サイクル疲労のいずれかまたは両方により、しばしば寿命を制限する場所である。従来のピン・バンク・アレイのピン設計では、静止(定常時)条件と振動条件の両方で剛性を均一にするが、これはどちらの条件にとっても最適ではないかもしれない。ピーク定常応力領域とピーク振動応力領域との不整合の知識を利用することで、より最適なピン設計が得られる。したがって、ピンの第1および第2の端部でのタービン翼設計を最適化することで、タービン翼の寿命を向上させることができ、疲労故障の回避または延期によって、この部分を長期間にわたり安全に運転することが可能になる。
ここに記載した明細書では、最良の形態も含め本発明を開示するために、また、あらゆるデバイスやシステムを作成しあらゆる組み込まれた方法を実施することを含めあらゆる当業者が本発明を実施することを可能にするために、諸例を用いている。本発明の特許可能な範囲は、請求項により定義され、当業者が想到する他の例も含み得る。そのような他の例は、それらが請求項の文言と異ならない構造的要素を含むか、あるいは請求項の文言との非実質的な差異を有する等価な構造的要素を含む場合には、特許請求の範囲内にあるものと意図される。
10 ガスタービン
12 圧縮機部
14 燃焼部
16 燃焼器
18 タービン部
20 タービン翼
22 ロータ・シャフト
24 第1の列
26 静翼
28 第1の列
30 ケーシング
32 作動流体
34 入口
36 圧縮機
38 圧縮された作動流体
40 燃焼ガス
41〜99 使用せず
100 タービン翼
102 エアフォイル/翼
104 基部
106 プラットフォーム部分
108 根元部分
110 半径方向終端/チップ部分
112 前縁部
114 前側/上流部分
116 後縁部
118 後側/下流部分
120 腹側壁
122 背側壁
124 冷却流路
126 冷却孔
128 冷却流路
130 冷却孔
132 ピン/ピン・フィン
134 本体部
136 第1の端部
138 第2の端部
140 ピーク/最大定常応力領域
142 半径方向内側部分
144 半径方向外側部分
146 ピーク/最大振動応力領域
148 前側部分
150 後側部分
152 フィレット
154 半径方向に定められるフィレット
156 輪郭
158 点
160 軸方向に定められるフィレット
162 輪郭
164 点
165 ブレンド部/移行フィレット
166 断面半径方向幅
167〜199 使用せず
200 方法
202 ステップ
204 ステップ
206 ステップ
208 ステップ

Claims (20)

  1. タービン翼(20)であって、
    前縁部(112)と、後縁部(116)と、前記前縁部(112)と前記後縁部(116)との間に延在する腹側壁(120)および背側壁(122)と、前記腹側壁(120)と前記背側壁(122)との間に画成される冷却流路(124、128)と、
    前記冷却流路(124、128)内に配置されるピン(132)であって、前記腹側壁(120)に連結される第1の端部(136)と、前記背側壁(122)に連結される第2の端部(138)とを含むピン(132)と、
    ピーク定常応力領域(140)内で前記第1の端部(136)または前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの周囲に沿って半径方向に定められるフィレット(154)であって、最大曲率半径を有する半径方向に定められるフィレット(154)と、
    ピーク振動応力領域(146)内で前記第1の端部(136)または前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの周囲に沿って軸方向に定められるフィレット(160)であって、前記半径方向に定められるフィレット(154)の前記最大曲率半径値よりも大きい最大曲率半径値を有する軸方向に定められるフィレット(160)と
    を含む、タービン翼(20)。
  2. 前記半径方向に定められるフィレット(154)は、前記タービン翼(20)のチップ部分(110)に向けて延在している、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  3. 前記半径方向に定められるフィレット(154)は、前記タービン翼(20)の根元部分(108)に向けて延在している、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  4. 前記軸方向に定められるフィレット(160)は、前記タービン翼(20)の前記前縁部(112)に向けて延在している、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  5. 前記軸方向に定められるフィレット(160)は、前記タービン翼(20)の前記後縁部(116)に向けて延在している、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  6. 前記タービン翼(20)は、前記第1または第2の端部(136、138)の前記周囲に沿って配置される一対の前記半径方向に定められるフィレット(154)を含み、各半径方向に定められるフィレット(154)は対向するピーク定常応力領域(140)に近接している、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  7. 前記タービン翼(20)は、前記第1または第2の端部(136、138)の前記周囲に沿って配置される一対の前記軸方向に定められるフィレット(160)を含み、各軸方向に定められるフィレット(160)は対向するピーク振動応力領域(146)に近接している、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  8. 前記ピン(132)は、前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のそれぞれで断面半径方向幅(166)および断面軸方向幅(168)を有し、前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの前記断面半径方向幅(166)は、前記断面軸方向幅(168)よりも小さい、請求項1に記載のタービン翼(20)。
  9. ガスタービン(10)であって、
    圧縮機と、
    前記圧縮機の下流にある燃焼器と、
    複数の回転可能なタービン翼(20)を有するタービンであって、前記タービン翼(20)のうち少なくとも1枚は、
    前縁部(112)と、後縁部(116)と、根元部分(108)とチップ部分(110)との間および前記前縁部(112)と前記後縁部(116)との間に半径方向に延在する腹側壁(120)および背側壁(122)と、前記腹側壁(120)と前記背側壁(122)との間で前記後縁部(116)に近接して画成される冷却流路とを有するエアフォイル(102)と、
    前記冷却流路(124、128)内に配置されるピン(132)であって、前記腹側壁(120)に連結される第1の端部(136)と、前記背側壁(122)に連結される第2の端部(138)とを含むピン(132)と、
    ピーク定常応力領域(140)内で前記第1の端部(136)または前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの周囲に沿って半径方向に定められるフィレット(154)であって、最大曲率半径を有する半径方向に定められるフィレット(154)と、
    ピーク振動応力領域(146)内で前記第1の端部(136)または前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの周囲に沿って軸方向に定められるフィレット(160)であって、前記半径方向に定められるフィレット(154)の前記最大曲率半径値よりも大きい最大曲率半径値を有する軸方向に定められるフィレット(160)を含むタービン(18)と
    を含むガスタービン(10)。
  10. 前記半径方向に定められるフィレット(154)は、前記タービン翼(20)のチップ部分(110)に向けて延在している、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  11. 前記半径方向に定められるフィレット(154)は、前記タービン翼(20)の根元部分(108)に向けて延在している、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  12. 前記軸方向に定められるフィレット(160)は、前記タービン翼(20)の前記前縁部(112)に向けて延在している、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  13. 前記軸方向に定められるフィレット(160)は、前記タービン翼(20)の前記後縁部(116)に向けて延在している、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  14. 前記タービン翼(20)は、前記第1または第2の端部(136、138)の前記周囲に沿って配置される一対の前記半径方向に定められるフィレット(154)を含み、各半径方向に定められるフィレット(154)は対向するピーク定常応力領域(140)に近接している、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  15. 前記タービン翼(20)は、前記第1または第2の端部(136、138)の前記周囲に沿って配置される一対の前記軸方向に定められるフィレット(160)を含み、各軸方向に定められるフィレット(160)は対向するピーク振動応力領域(146)に近接している、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  16. 前記ピン(132)は、前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のそれぞれで断面半径方向幅(166)および断面軸方向幅(168)を有し、前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの前記断面半径方向幅(166)は、前記断面軸方向幅(168)よりも小さい、請求項9に記載のガスタービン(10)。
  17. 腹側壁(120)と、背側壁(122)と、それら壁の間に画成される冷却流路(124、128)と、前記冷却流路(124、128)内に配置される少なくとも1つのピン(132)であって、前記腹側壁(120)に連結される端部(136)と前記背側壁(122)に連結される反対側の端部(138)とを有するピン(132)とを有するタービン翼(20)の機械的耐久性を向上させる方法(200)であって、
    前記ピン(132)の前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの周囲に沿って少なくとも1つのピーク定常応力領域(140)を特定すること(202)と、
    前記対応する周囲に沿って前記ピーク定常応力領域(140)に近接して半径方向に定められるフィレット(154)を画定すること(204)であって、前記半径方向に定められるフィレット(154)は最大曲率半径値を画定する点を前記対応する周囲に沿って有している、半径方向に定められるフィレット(154)を画定すること(204)と、
    前記ピン(132)の前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つの周囲に沿って少なくとも1つのピーク振動応力領域(146)を特定すること(206)と、
    軸方向に定められるフィレット(160)を、前記対応する周囲に沿って前記ピーク振動応力領域(146)に近接して画定すること(208)であって、前記軸方向に定められるフィレット(160)は、最大曲率半径値を画定する点を含み、前記軸方向に定められるフィレット(160)の前記最大曲率半径値は、前記半径方向に定められるフィレット(154)の前記最大曲率半径値よりも大きい、軸方向に定められるフィレット(160)を画定すること(208)と
    を含む方法(200)。
  18. 前記半径方向に定められるフィレット(154)を画定するステップ(204)は、前記第1の端部(136)または前記第2の端部(138)のうちの1つで対向するピーク定常応力領域(140)に近接して配置される一対の半径方向に定められるフィレット(154)を画定することを含む、請求項17に記載の方法(200)。
  19. 前記軸方向に定められるフィレット(160)を画定するステップ(208)は、前記第1の端部(136)または前記第2の端部(138)のうちの1つで対向するピーク振動応力領域(146)に近接して配置される一対の軸方向に定められるフィレット(160)を画定することを含む、請求項17に記載の方法(200)。
  20. さらに、前記第1の端部(136)と前記第2の端部(138)のうちの少なくとも1つに沿って前記ピン(132)を成形して断面半径方向幅(166)および断面軸方向幅(168)を設けることを含み、前記断面半径方向幅(166)は前記断面軸方向幅(168)よりも小さい、請求項17に記載の方法(200)。
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