JP2015134110A - 内視鏡装置及び色ムラ低減方法 - Google Patents

内視鏡装置及び色ムラ低減方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015134110A
JP2015134110A JP2014007170A JP2014007170A JP2015134110A JP 2015134110 A JP2015134110 A JP 2015134110A JP 2014007170 A JP2014007170 A JP 2014007170A JP 2014007170 A JP2014007170 A JP 2014007170A JP 2015134110 A JP2015134110 A JP 2015134110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light guide
image
color unevenness
color
endoscope apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014007170A
Other languages
English (en)
Inventor
太田 紀子
Noriko Ota
紀子 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2014007170A priority Critical patent/JP2015134110A/ja
Publication of JP2015134110A publication Critical patent/JP2015134110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】一定の色分布を有する照明光を生成する内視鏡装置及び色ムラ低減方法を得る。【解決手段】色ムラを検出する対象となる画像は、全面が白色で塗りつぶされた色ムラ検出板を撮像することにより得られる。第2のモータ制御回路124は、画像に含まれる各画素における色及び輝度成分をR−Y/B−Y色空間に変換する。R−Y/B−Y色空間に示した色分布において、最も原点から離れた点と原点との距離を、その画像における色ムラとして評価する。この色ムラを、最大彩度差Cと呼ぶ。そこで、ライトガイド146の回転角度毎に、画像に含まれる最大彩度差C(色ムラ)を検出し、最大彩度差Cが最も小さい画像に対応する角度を求める。この角度でライトガイド146を固定すれば、最も照明光の色ムラが少ない状態でライトガイド146とランプ111とを接続させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ライトガイドを挿抜可能な内視鏡装置、及び照明光の色ムラを低減する方法に関する。
人体に挿入されて体内の画像を撮像する内視鏡スコープと、内視鏡スコープから画像を受信して画像処理する内視鏡装置とが知られている。内視鏡スコープはライトガイドを備え、内視鏡装置は、光源とガラスロッドとを備える。光源が生成した照明光は、ガラスロッドを介してライトガイドに入射する。ライトガイドは、光源から照明光を受光して被写体に照射する。ガラスロッドは、一方の端面に拡散面を備え、角度成分の偏りのない光をライトガイドに供給する(特許文献1)。
特開2011−120627号公報
しかし、ガラスロッドが照明光を減衰させることがある。ガラスロッドによる減衰分を補償するため、光源は減衰分だけ多くの光量で照明光を生成しなければならず、光源の消費電力が嵩むおそれがある。また、光源が生成する照明光をガラスロッドで受光すると、ガラスロッドと光源との位置関係によって被写体における照明光の色分布が変化することがある。被写体における照明光の色分布が所定の範囲よりも広い状態、すなわち被写体の位置によって照明光の色が所定値以上異なる状態を色ムラが生じている状態という。内視鏡装置に対してライトガイドが周方向に回転可能な状態で取り付けられる場合、光源、ガラスロッド、及びライトガイドの接続状態によって、照明光の色分布が変化する。すなわち、ライトガイドが内視鏡装置に対して回転する度に、照明光の色分布が変化する。そのため、検査毎に照明光の色分布が異なり、患部の画像を比較することが困難になるおそれがある。さらに、ガラスロッドは、通過する照明光の色ムラを多少低減できるが、色ムラを充分に低減できるものではない。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、一定の色分布を有する照明光を生成する内視鏡装置及び観察時の色ムラ低減方法を得ることを目的とする。
本願第1の発明による内視鏡装置は、棒状のライトガイドに照明光を提供する光源と、ライトガイドを周方向に所定の角度ずつ回転させる回転部と、ライトガイドが所定の角度だけ回転される毎に照明光を用いて被写体を撮像し、画像を出力する撮像部と、画像に含まれる色ムラを検出する検出部とを備え、回転部は、色ムラが最も少ない画像に対応する角度で、ライトガイドを周方向に固定することを特徴とする。
回転部は、ライトガイドと係合し、あるいは係合しないことが可能であって、ライトガイドが内視鏡装置に装着されたことを検知する検知部と、ライトガイドが内視鏡装置に装着されたことを検知部が検知したとき、回転部をライトガイドに係合させる駆動部とをさらに備えることが好ましい。ライトガイドが内視鏡装置に挿入されているときは、ライトガイドを内視鏡装置に固定し、検査を行っていないときに、ライトガイドを内視鏡装置から抜くことができる。
被写体は、全面が白色から成る板状の部材であることが好ましい。色ムラを確実に検出できる。
検出部は、画像の色分布の広がりに基づいて色ムラを検出することが好ましい。色ムラを確実に検出できる。
検出部は、画像が有する各画素における色及び輝度成分を所定の色空間に示した色分布を作成し、色分布における広がりに基づいて色ムラを検出することが好ましい。色ムラを確実に検出できる。
本願第2の発明による色ムラ低減方法は、棒状のライトガイドに照明光を提供するステップと、ライトガイドを周方向に所定の角度ずつ回転させるステップと、ライトガイドが所定の角度だけ回転される毎に照明光を用いて被写体を撮像し、画像を出力するステップと、画像に含まれる色ムラを検出するステップと、色ムラが最も少ない画像に対応する角度で、ライトガイドを周方向に固定するステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、一定の色分布を有する照明光を生成する内視鏡装置及び観察時の色ムラ低減方法を得る。
本願発明による内視鏡装置の外観を概略的に示した図である。 本願発明による内視鏡装置を示したブロック図である。 画像の色分布を示した図である。 検査処理を示したフローチャートである。 最小色ムラ検出処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態による内視鏡装置100について説明する。
図1は、内視鏡装置100、及び内視鏡装置100に接続されて使用されるスコープ130の外観を概略的に示す。内視鏡装置100は、ライトガイドジャック102と、通信ジャック101と、フロントパネルランプスイッチ103と、色ムラ検出スイッチ104とを外面に主に備える。スコープ130は、挿入部131と、把持部132と、接続ケーブル133と、通信プラグ134と、ライトガイドプラグ135とを主に備える。挿入部131は、人体の内部に挿入される。把持部132は、使用時にユーザによって把持される。接続ケーブル133は、いわゆる二股ケーブルであって、把持部132から出た1本のケーブルが二股に分かれて通信プラグ134とライトガイドプラグ135とに各々接続される。通信プラグ134は、通信ジャック101に挿入されて接続される。通信プラグ134及び通信ジャック101は、スコープ130と内視鏡装置100とを電気的に接続し、スコープ130が被写体像を撮像して得られた画像データを伝達する。ライトガイドプラグ135及びライトガイドジャック102は、内視鏡装置100が生成した照明光を伝達するコネクタである。ライトガイドプラグ135は、ライトガイドジャック102に挿入され、ライトガイドジャック102に対して、周方向に回転可能となるように接続される。フロントパネルランプスイッチ103及び色ムラ検出スイッチ104に関しては、後述される。
次に、図2を用いて、内視鏡装置100及びスコープ130の構成について説明する。
スコープ130は、挿入部131の先端に格納されて観察対象物を撮像するCCD142と、CCD142を駆動するCCD駆動回路143と、CCD142に被写体像を結像させる撮像レンズ141と、内視鏡装置100が生成した照明光を受光するライトガイド146と、ライトガイド146から挿入部131の先端まで照明光を伝達する照明光ファイバ145とを主に備える。CCD142は、観察対象物を撮像して画像データを出力する。画像データは、CCD駆動回路143を経て、内視鏡装置100に送信される。CCD142及びCCD駆動回路143は撮像部の一部を成す。
ライトガイド146は、円柱の棒状に形成された、無色透明なガラス材料から成り、ライトガイドプラグ135の先端から突出する。ライトガイドプラグ135がライトガイドジャック102に挿入されたとき、ライトガイド146は内視鏡装置100の内部に挿入され、周方向に回転可能となるように接続される。
内視鏡装置100は、前段映像信号処理回路105と、メモリ106と、後段映像信号処理回路107と、光源を成すランプ111と、光源レンズ112と、第1のモータ121と、第1のモータ制御回路122と、第2のモータ123と、検出部を成す第2のモータ制御回路124と、ベルト125と、検知部を成す検知スイッチ126とを主に備える。前段映像信号処理回路105は撮像部の一部を成し、第1のモータ121と第1のモータ制御回路122とが駆動部を成し、第2のモータ123とベルト125とが回転部を成す。
前段映像信号処理回路105は、CCD駆動回路143から画像データを受信して、所定の画像処理を施し、画像を出力する。また、前段映像信号処理回路105は、後述する検査処理及び最小色ムラ検出処理の一部を実行する。
メモリ106は、最小色ムラ検出処理を実行することにより得られた最小色ムラ角や、画像を記憶する。
後段映像信号処理回路107は、メモリ106から画像を読み出して、モニタ160が表示可能なフォーマットに変換して出力する。内視鏡装置100に接続されたモニタ160は、後段映像信号処理回路107から画像を受信して表示する。
ランプ111は、フロントパネルランプスイッチ103のオン及びオフに応じて、所定の波長を有する照明光を生成する。光源レンズ112は、照明光をライトガイド146の端面に入射させる。
検出部及び回転部の構成について説明する。検出部は、第2のモータ制御回路124を主に備え、回転部は、第2のモータ123とベルト125とを主に備える。
第2のモータ制御回路124は、第2のモータ123、メモリ106、及び色ムラ検出スイッチ104に接続され、後述する検査処理及び最小色ムラ検出処理の一部を実行する。第2のモータ123は、第2のモータ制御回路124からの指示に応じて回転、あるいは停止する。第2のモータ123が停止したとき、外力を加えても第2のモータ123は回転しない。ベルト125は、第2のモータ123とライトガイド146とに掛け回され、第2のモータ123による回転力をライトガイド146に伝達する。すなわち、第2のモータ123が回転すると、ライトガイド146が周方向に回転する。
検知部と駆動部の構成について説明する。検知部は、検知スイッチ126を主に備え、駆動部は、第1のモータ121と第1のモータ制御回路122とを主に備える。
検知スイッチ126は、モメンタリスイッチであって、ライトガイド146が内視鏡装置100に装着されたことを検知する。ライトガイドプラグ135がライトガイドジャック102に挿入されると、検知スイッチ126はライトガイドプラグ135によって押圧され、オンになる。また、ライトガイドプラグ135がライトガイドジャック102に挿入されていないとき、検知スイッチ126はライトガイドプラグ135によって押圧されず、オフになる。
第1のモータ制御回路122は、検知スイッチ126及び第1のモータ121に接続され、検知スイッチ126がオンになったときに、後述する検査処理の一部を実行する。第1のモータ121は、第1のモータ制御回路122からの指示に応じて回転、あるいは停止する。ベルト125がライトガイド146に係合していないときに第1のモータ121が回転すると、ベルト125に張力が加えられて、ベルト125がライトガイド146に係合する。他方、ベルト125がライトガイド146に係合しているときに第1のモータ121が回転すると、ベルト125に加えられている張力が弱められ、ベルト125がライトガイド146から離れる。これにより、ライトガイド146が内視鏡装置100に挿入されているときは、ライトガイド146を内視鏡装置100に固定できる。また、検査を行っていないときに、ライトガイド146を内視鏡装置100から抜くことができる。
検査処理及び最小色ムラ検出処理の概略について説明する。最小色ムラ検出処理は、検査処理において実行される処理であって、照明光をライトガイド146に供給しながらライトガイド146を所定の角度ずつ回転させ、ライトガイド146を所定の角度ずつ回転させる度に照明光を用いて撮像された画像を取得し、取得した画像に含まれる色ムラを検出し、最も色ムラが少ない画像に対応する角度を求める処理である。検査処理は、ベルト125をライトガイド146に係合させた後に、最小色ムラ検出処理によって求められた、最も色ムラが少ない画像に対応する角度でライトガイド146を固定する処理である。
次に、図3を用いて、最小色ムラ検出処理の原理について説明する。
色ムラを検出する対象となる画像は、全面が白色で塗りつぶされた、図示しない平板形状の色ムラ検出板を撮像することにより得られる。白色の色ムラ検出板を用いることにより、色ムラを確実に検出できる。画像は、メモリ106に記憶される。第2のモータ制御回路124は、この画像をメモリ106から取得し、画像に含まれる各画素における色及び輝度成分をR−Y/B−Y色空間に変換する。
各画素における色及び輝度成分をR−Y/B−Y色空間に示した色分布を図3に示す。色ムラが大きい画素では、彩度が大きくなるため、原点から離れた位置にプロットされる。そのため、R−Y/B−Y色空間に示した色分布において、最も原点から離れた点と原点との距離を、その画像における色ムラとして評価できる。この色ムラを、最大彩度差Cと呼ぶ。そこで、ライトガイド146の回転角度毎に、画像に含まれる最大彩度差C(色ムラ)を検出し、最大彩度差C(色ムラ)が最も小さい画像に対応する角度を求める。この角度を最適角度という。そして最適角度でライトガイド146を固定すれば、最も照明光の色ムラが少ない状態でライトガイド146とランプ111とを接続させることができる。
次に、図4を用いて、検査処理について説明する。検査処理は、所定の時間間隔で周期的に実行される。
始めのステップS41では、検知スイッチ126が押圧されたか否かを判断する。検知スイッチ126が押圧された場合、処理はステップS42に進み、押圧されていない場合、処理はステップS41を繰り返す。
次のステップS42では、第1のモータ制御回路122が第1のモータ121を駆動させる。第1のモータ121は、第1のモータ制御回路122からの指示に応じて回転し、ベルト125に張力が加えられて、ベルト125がライトガイド146に係合する。
次のステップS43では、色ムラ検出スイッチ104が押圧されたか否かを判断する。色ムラ検出スイッチ104が押圧された場合、処理はステップS44に進み、押圧されていない場合、処理はステップS43を繰り返す。
次のステップS44では、最小色ムラ検出処理を実行する。これにより、最大彩度差C(色ムラ)が最も小さい画像に対応する角度、すなわち最適角度が求められる。
次のステップS45では、ライトガイド146を内視鏡装置100に対して最適角度で固定する。すなわち、最適角度で第2のモータ123が回転を停止する。第2のモータ123は、停止したとき、外力を加えても第2のモータ123は回転しないため、ライトガイド146は内視鏡装置100に対して最適角度で固定される。
次のステップS46では、前段映像信号処理回路105が、撮像された画像を用いて、画像のホワイトバランスを調整する。
次のステップS47では、スコープ130を用いて、観察対象物に対する検査を行う。
次のステップS48では、フロントパネルランプスイッチ103がオフにされたか否かを判断する。オフにされた場合、処理はステップS49に進み、オフにされていない場合、処理はステップS47に戻って検査を継続する。
ステップS49では、第1のモータ121が回転して、ベルト125に加えられている張力が弱められ、ベルト125がライトガイド146から離れる。これにより、ライトガイド146を内視鏡装置100から抜くことができる。
次のステップS50では、検査を終了する。そして処理が終了する。
次に、図5を用いて、最小色ムラ検出処理について説明する。最小色ムラ検出処理は、検査処理のステップS44において実行される。
始めのステップS51では、現在のライトガイド146の周方向における角度θを0度とし、0度でライトガイド146を内視鏡装置100に対して周方向に固定する。
次のステップS52では、ランプ111をオンにする。これにより、挿入部131の先端から照明光が出射され、観察対象物を照らす。
次のステップS53では、CCD142、CCD駆動回路143、及び前段映像信号処理回路105を用いて撮像が行われ、画像がメモリ106に保存される。
次のステップS54では、画像に含まれる各画素における色及び輝度成分をR−Y/B−Y色空間に変換し、最大彩度差C0を算出する。
次のステップS55では、現在の角度θ=0度を最適角度θbestに代入する。
次のステップS56からS62では、ライトガイド146を所定の角度ずつ回転させて画像を撮像し、画像に含まれる色ムラを検出し、最適角度θbestを求める。
まず、ステップS56では、角度θを45度増やし、ライトガイド146を45度だけ周方向時計回りに回転させる。
次のステップS57では、CCD142、CCD駆動回路143、及び前段映像信号処理回路105を用いて撮像が行われ、画像がメモリ106に保存される。
次のステップS58では、画像に含まれる各画素における色及び輝度成分をR−Y/B−Y色空間に変換し、最大彩度差Cを算出する。
次のステップS59では、現在の最適角度θbestに対応する最大彩度差C0が、ステップS58において算出された最大彩度差Cよりも大きいか否かを判断する。
最大彩度差C0が最大彩度差Cよりも大きい場合、処理はステップS62に進む。そして、角度θが360度を超えるまで、すなわちライトガイド146が内視鏡装置100に対して周方向に1回転するまで、ステップS56からS62を反復する。最大彩度差C0が最大彩度差Cよりも大きいとは、最大彩度差C0に対応する画像の色ムラが、ステップS58において算出された最大彩度差Cに対応する画像の色ムラよりも大きいことを意味する。よって、ステップS56からS62を再度実行して、最大彩度差C0よりも大きい最大彩度差Cを探索する。
最大彩度差C0が最大彩度差Cよりも大きくない場合、処理はステップS60に進む。この場合、最大彩度差C0に対応する画像の色ムラが、ステップS58において算出された最大彩度差Cに対応する画像の色ムラよりも小さい。そこで、ステップS60及びS61を実行して、最大彩度差C0及び最適角度θbestを更新する。
ステップS60では、ステップS58において算出された最大彩度差Cを最大彩度差C0に代入する。
ステップS61では、ステップS58において算出された最大彩度差Cに対応する角度を最適角度θbestに代入する。そして、ステップS56からS62を再度実行して、ライトガイド146が内視鏡装置100に対して周方向に1回転するまで、最大彩度差C0よりも大きい最大彩度差Cをさらに探索する。
ライトガイド146が内視鏡装置100に対して周方向に1回転するまでステップS56からS62を実行すると、最適角度θbestが求められる。そこで、ステップS63において、最適角度θbestまでライトガイド146を回転させ、固定する。そして、処理を終了する。
これにより、最適角度θbestでライトガイド146を固定して、最も照明光の色ムラが少ない状態でライトガイド146とランプ111とを接続させ、かつその状態を維持することができる。
本実施形態によれば、常に最も照明光の色ムラが少ない状態でライトガイド146とランプ111とを接続させることができる。また、これにより、ライトガイド146と内視鏡装置100との着脱を繰り返しても、着脱する毎に色ムラの状態が変化してしまうおそれが少ない。
ライトガイド146が内視鏡装置100に対して周方向に回転しないため、検査中にライトガイド146が回転して照明光の色ムラが変化しまうおそれがない。
また、ライトガイド146とランプ111及び光源レンズ112との間に、照明光を減衰させる部品を介在させないため、照明光を減衰させることなく、照明光の色ムラを低減できる。
ライトガイド146を回転する角度は、45度に限定されない。
最小色ムラ検出処理のステップS56において、回転方向は時計回りでなく、反時計回りであってもよい。
なお、CCD142でなく、他の個体撮像素子、例えばCMOS等を用いてもよい。
色ムラ検出板は、白でなく、赤色や黄色などの他の色に塗られてもよい。また、平板形状でなく、円柱形状、又はお椀形状であってもよく、色ムラ検出板以外の物が画像に写らないような形状であればよい。
100 内視鏡装置
101 通信ジャック
102 ライトガイドジャック
103 フロントパネルランプスイッチ
104 色ムラ検出スイッチ
105 前段映像信号処理回路
106 メモリ
107 後段映像信号処理回路
111 ランプ
112 光源レンズ
121 第1のモータ
122 第1のモータ制御回路
123 第2のモータ
124 第2のモータ制御回路
125 ベルト
126 検知スイッチ
130 スコープ
131 挿入部
132 把持部
133 接続ケーブル
134 通信プラグ
135 ライトガイドプラグ
141 撮像レンズ
142 CCD
143 CCD駆動回路
145 照明光ファイバ
146 ライトガイド

Claims (6)

  1. 棒状のライトガイドに照明光を提供する光源と、
    前記ライトガイドを周方向に所定の角度ずつ回転させる回転部と、
    前記ライトガイドが所定の角度だけ回転される毎に前記照明光を用いて被写体を撮像し、画像を出力する撮像部と、
    前記画像に含まれる色ムラを検出する検出部とを備え、
    前記回転部は、色ムラが最も少ない画像に対応する角度で、前記ライトガイドを周方向に固定する
    内視鏡装置。
  2. 前記回転部は、前記ライトガイドと係合し、あるいは係合しないことが可能であって、
    前記ライトガイドが前記内視鏡装置に装着されたことを検知する検知部と、
    前記ライトガイドが前記内視鏡装置に装着されたことを前記検知部が検知したとき、前記回転部を前記ライトガイドに係合させる駆動部とをさらに備える請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記被写体は、全面が白色から成る板状の部材である請求項1又は2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記検出部は、前記画像の色分布の広がりに基づいて色ムラを検出する請求項1から3のいずれかに記載の内視鏡装置。
  5. 前記検出部は、前記画像が有する各画素における色及び輝度成分を所定の色空間に示した色分布を作成し、前記色分布における広がりに基づいて色ムラを検出する請求項4に記載の内視鏡装置。
  6. 棒状のライトガイドに照明光を提供するステップと、
    前記ライトガイドを周方向に所定の角度ずつ回転させるステップと、
    前記ライトガイドが所定の角度だけ回転される毎に前記照明光を用いて被写体を撮像し、画像を出力するステップと、
    前記画像に含まれる色ムラを検出するステップと、
    色ムラが最も少ない画像に対応する角度で、前記ライトガイドを周方向に固定するステップとを備える色ムラ低減方法。
JP2014007170A 2014-01-17 2014-01-17 内視鏡装置及び色ムラ低減方法 Pending JP2015134110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014007170A JP2015134110A (ja) 2014-01-17 2014-01-17 内視鏡装置及び色ムラ低減方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014007170A JP2015134110A (ja) 2014-01-17 2014-01-17 内視鏡装置及び色ムラ低減方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015134110A true JP2015134110A (ja) 2015-07-27

Family

ID=53766463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014007170A Pending JP2015134110A (ja) 2014-01-17 2014-01-17 内視鏡装置及び色ムラ低減方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015134110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022122725A1 (de) * 2020-12-08 2022-06-16 Karl Storz Se & Co. Kg Verfahren zum kalibrieren einer medizinischen bildgebungsvorrichtung sowie medizinische bildgebungsvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022122725A1 (de) * 2020-12-08 2022-06-16 Karl Storz Se & Co. Kg Verfahren zum kalibrieren einer medizinischen bildgebungsvorrichtung sowie medizinische bildgebungsvorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10523911B2 (en) Image pickup system
US20170251911A1 (en) Imaging system
JP6378846B2 (ja) 画像処理装置
US20170366724A1 (en) Image processing device, image processing method, program and image processing system
JPWO2017115442A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
US20210153719A1 (en) Medical observation device
JPWO2017057133A1 (ja) 撮像システムおよび処理装置
JP7230174B2 (ja) 内視鏡システム、画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP2007215907A (ja) 内視鏡プロセッサ、内視鏡システム、及びブラックバランス調整プログラム
JP2021141446A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6430880B2 (ja) 内視鏡システム、及び、内視鏡システムの作動方法
JP7224985B2 (ja) 医療用光源装置及び医療用観察システム
WO2017061284A1 (ja) 撮像システム、制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP2015134110A (ja) 内視鏡装置及び色ムラ低減方法
WO2017047321A1 (ja) 信号処理装置
JP5932191B1 (ja) 伝送システムおよび処理装置
US11534057B2 (en) Light source device, medical observation system, illumination method, and computer readable recording medium
JP2011152300A (ja) 電子内視鏡システム
US10092163B2 (en) Endoscope apparatus, endoscope, initialization method, and initialization program
JP2009095466A (ja) 内視鏡システム
JP6150926B2 (ja) 電子内視鏡
JP6611525B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP2010279457A (ja) 電子内視鏡、電子内視鏡システムおよび色調整方法
US11322245B2 (en) Medical image processing apparatus and medical observation system
JP6335776B2 (ja) 内視鏡システム