JP2015133008A - 表示装置、車載機器、表示装置の制御方法、プログラム - Google Patents

表示装置、車載機器、表示装置の制御方法、プログラム Download PDF

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恭子 巽
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隆史 松村
達史 船山
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達史 船山
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正典 駒ケ嶺
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Abstract

【課題】(1)新鮮味のある楽曲を提示すること、(2)ユーザーの楽曲選択操作を不要としつつも選択の余地を残すこと、(3)見栄えが良いアート性に富んだプレイリストを表示すること、を実現する。【解決手段】本発明の車載機器1は、楽曲をその特徴量にしたがって分類した複数の楽曲リストを生成する楽曲リスト生成部130と、各楽曲リストに属する1以上の楽曲のアートワークを、所定の表示領域内にタイル状に並べて表示する表示制御部150と、を備え、表示制御部150は、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークを近接して配置すると共に、表示対象となるアートワークを、時間の経過にしたがって入れ替えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザーに楽曲を提示する表示装置、車載機器、表示装置の制御方法、プログラムに関する。
従来、この種の技術として、楽曲のプレイリストを作成し、ユーザーに提示するプレイリスト作成装置が知られている。例えば、特許文献1には、楽曲の付帯情報(ジャンル、アーティストなど)や再生履歴に基づき、ユーザーの嗜好に合う楽曲を選択してプレイリストを作成する装置が記載されている。また、特許文献2には、再生中の楽曲のメタデータに含まれるキーワードに基づき、当該キーワードと関連する語句をメタデータとして有する楽曲を選択してプレイリストを作成する装置が記載されている。これら特許文献1および特許文献2の構成によれば、ユーザーの嗜好に合った楽曲、またはユーザーの興趣をそそると考えられる楽曲を提供することができる。
特開2006−287379号公報 特開2008−217254号公報
ところで、楽曲を楽しむ方法として、作成されたプレイリストを再生するのではなく、ラジオのように、第三者から提供された楽曲を聴く場合がある。ラジオのメリットとしては、新鮮味がある(今まで聴いたことのない楽曲など思いがけない楽曲に出会うことができる)、楽曲選択操作が不要である、などが挙げられる。逆に、ラジオのデメリットとしては、選択の余地がない、好みではない楽曲であっても最後まで聴かなければならない、などが挙げられる。そこで、ラジオのメリットを生かし、デメリットを解消した楽曲の提示方法が望まれるが、適当なものがない。
一方、楽曲のプレイリストを提示する方法として、各メーカーで様々な思考が凝らされているが、操作性が重視されたものが多く、アート性を重視したものは少ない。
本発明は、上記の問題点に鑑み、(1)新鮮味のある楽曲を提示すること、(2)ユーザーの楽曲選択操作を不要としつつも選択の余地を残すこと、(3)見栄えが良いアート性に富んだプレイリストを表示すること、を実現可能な表示装置、車載機器、表示装置の制御方法、プログラムを提供することを課題とする。
本発明の表示装置は、楽曲をその特徴量にしたがって分類した複数の楽曲リストを生成する楽曲リスト生成部と、各楽曲リストに属する1以上の楽曲のアートワークを、所定の表示領域内にタイル状に並べて表示する表示制御部と、を備え、表示制御部は、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークを近接して配置すると共に、表示対象となるアートワークを、時間の経過にしたがって入れ替えることを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、近接して配置された同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークの集合体である特徴量別アートワーク群の、表示領域内における表示位置を、時間の経過にしたがって変化させることを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、同じ特徴量別アートワーク群に属するアートワークに、同じ装飾を施して表示することを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、特徴量別アートワーク群内の少なくとも1のアートワークに接するように、対応する特徴量を示す特徴量タイルを配置すると共に、当該特徴量タイルに、対応する特徴量別アートワーク群に属するアートワークと同じ装飾を施して表示することを特徴とする。
上記の表示装置において、表示領域内に表示している複数のアートワークに対応する複数の楽曲の中から次曲を決定し、オート再生する再生制御部をさらに備えたことを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、再生中の楽曲のアートワークを、表示領域の中央に表示することを特徴とする。
上記の表示装置において、再生制御部は、ユーザーにより任意の1のアートワークが選択された場合、当該1のアートワークに対応する楽曲を再生し、当該楽曲の再生終了後、オート再生に切り替えることを特徴とする。
上記の表示装置において、楽曲リストごとに、ユーザーの嗜好に基づいて各楽曲の推薦度を決定する推薦度決定部をさらに備え、表示制御部は、各楽曲リストにおいて推薦度の高い楽曲に関連するアートワークを優先的に表示することを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、推薦度に応じて、各アートワークの表示サイズを可変することを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、表示対象となっている楽曲のアートワークのうち、各楽曲リストにおいて推薦度の低い楽曲のアートワークを優先的に入れ替えることを特徴とする。
上記の表示装置において、推薦度決定部は、ユーザーの嗜好と共に、ユーザーの生体情報および/または環境情報に基づいて、各楽曲の推薦度を決定することを特徴とする。
上記の表示装置において、表示制御部は、定期的且つ、ユーザーの生体情報および/または環境情報が変化したときに、アートワークを入れ替えることを特徴とする。
本発明の車載機器は、上記の表示装置における各部を備え、環境情報は、車両の走行位置および/または車両の走行状態を含むことを特徴とする。
本発明の表示装置の制御方法は、楽曲をその特徴量にしたがって分類した複数の楽曲リストを生成する楽曲リスト生成ステップと、各楽曲リストに属する1以上の楽曲のアートワークを、所定の表示領域内にタイル状に並べて表示する表示制御ステップと、を実行し、表示制御ステップは、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークを近接して配置すると共に、表示対象となるアートワークを、時間の経過にしたがって入れ替えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記の表示装置の制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る車載システムのシステム構成図である。 (a)は、車載機器の機能ブロック図であり、(b)は、楽曲リストの一例を示す図である。 アートワーク画面の表示例を示す図である。 図3の状態から、特徴量別アートワーク群の回転、およびアートワークの入れ替えを行った場合のアートワーク画面の表示例を示す図である。 車載機器の表示制御の流れを示すフローチャートである。 アートワーク画面における任意のアートワークの入れ替え操作を示す図である。 図6の操作により、アートワークが入れ替えられた場合のアートワーク画面の表示例を示す図である。 アートワーク画面における再生開始操作を示す図である。 図8の操作により、楽曲再生が開始された場合のアートワーク画面の表示例を示す図である。 図3の状態から、特徴量タイルがタッチされた場合のアートワーク画面の表示例を示す図である。 図3の状態から、リフレッシュタイルがタッチされた場合のアートワーク画面の表示例を示す図である。 ステータス画面の表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、車両に搭載されて用いられる車載機器を、表示装置および操作装置として用いる場合について例示する。なお、車載機器とは、車両出荷後に取り付けられたもの(例えば、市販されているカーナビゲーション装置など)であっても良いし、車両出荷段階で既に車両に組み込まれたものであっても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る車載システムSYのシステム構成図である。車載システムSYは、車載機器1と、運転手など車両搭乗者が所持する携帯端末2と、車両搭乗者の手首に装着されるブレスレット3と、車両に組み込まれた車両制御装置4と、インターネット上に設けられた外部サーバー5と、を備えている。
車載機器1は、主なハードウェア構成として、メモリー11、ナビユニット12、AVユニット13、タッチパネルTP、スピーカー14、携帯通信インターフェース(以下、「I/F」と略記する)15、腕輪通信I/F16、車両通信I/F17、サーバー通信I/F18および制御ユニット19を備えている。
メモリー11は、各種制御プログラムや制御データの他、AVユニット13で楽曲再生を行うための楽曲データ(音声データおよびメタデータを含む)を不揮発に記憶する。また、車載機器1による各楽曲データの操作履歴(再生回数、再生累計時間等)も記憶する。
ナビユニット12は、ナビゲーション機能を実現するためのプログラムおよびセンサー(GPSを含む)を含む。AVユニット13は、音楽再生機能を実現するためのプログラムおよびプレーヤーを含む。タッチパネルTPは、各種情報の表示および操作に用いられる。特に本実施形態では、ユーザーにお勧めの楽曲を提示するためのアートワーク画面D1(図3等参照)や、再生中の楽曲に関する情報を表示したり各種設定を行ったりするためのステータス画面D2(図12参照)を表示する。
スピーカー14は、ナビユニット12やAVユニット13で再生された音声を出力する。携帯通信I/F15は、無線通信または有線通信を介して、携帯端末2との通信を行う。無線通信としては、ブルートゥース(登録商標)通信や赤外線通信などが考えられる。また、有線通信としては、ドックコネクタや専用ケーブルを介した通信が考えられる。なお、携帯通信I/F15は、複数の携帯端末2と通信可能な構成としても良い。
腕輪通信I/F16は、ブルートゥース通信や赤外線通信などの無線通信を介して、ブレスレット3との通信を行う。腕輪通信I/F16も、複数のブレスレット3と通信可能な構成としても良い。車両通信I/F17は、専用回路を介して、車両制御装置4との通信を行う。サーバー通信I/F18は、インターネット回線を介して、外部サーバー5との通信を行う。また、制御ユニット19は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含み、車載機器1を統括制御する。
携帯端末2は、主なハードウェア構成として、携帯通信I/F21、楽曲メモリー22および操作履歴メモリー23を備えている。携帯端末2としては、スマートフォン等のタブレット端末、携帯電話、PDAなどを採用可能である。
携帯通信I/F21は、車載機器1との通信を行う。楽曲メモリー22は、楽曲データを不揮発に記憶する。携帯端末2に記憶された楽曲データは、携帯端末2の音楽再生機能(図示省略)によっても再生可能であるが、車載機器1のAVユニット13でも再生可能である。操作履歴メモリー23は、携帯端末2の音楽再生機能による各楽曲データの再生回数、再生累計時間などを記憶する。また、携帯端末2がインターネット接続機能を有している場合は、Webブラウザまたは所定のWebサーバー(図示省略)における楽曲検索履歴や試聴履歴、購入履歴も含めて記憶する。携帯端末2に記憶された楽曲データや操作履歴は、携帯通信I/F21を介して、車載機器1に送信される。
ブレスレット3は、主なハードウェア構成として、腕輪通信I/F31、体温センサー32および心拍センサー33を備えている。ブレスレット3は、細長い板状の樹脂材がC字状に屈曲した形態を為しており、その内側の面がユーザーの手首に接触するように装着される。
腕輪通信I/F31は、車載機器1との通信を行う。体温センサー32は、ユーザーの体温を測定する。心拍センサー33は、ユーザーの心拍数を測定する。なお、これら体温センサー32および心拍センサー33以外に、ユーザーの生体情報を検出するための各種センサー(発汗センサーなど)を追加搭載しても良い。また、ブレスレット3に、表示機能を設け、センサーの測定結果を表示したり、時刻を表示したりしても良い。ブレスレット3の測定結果は、腕輪通信I/F31を介して、車載機器1に送信される。
車両制御装置4は、主なハードウェア構成として、車両通信I/F41、加速度センサー42および振動センサー43を備えている。その他、車両の走行制御に必要な(一般的な車両制御装置に搭載される)各種センサー、部品を備えている。
車両通信I/F41は、車載機器1との通信を行う。加速度センサー42は、車両の加速度を測定する。振動センサー43は、車両の振動を測定する。これらの測定結果は、車両通信I/F41を介して、車載機器1に送信される。なお、これら加速度センサー42および振動センサー43の測定結果以外に、ハンドル操作の検出結果や、車両の横滑り・ふらつき・斜線逸脱などの検出結果を、車載機器1に送信しても良い。
外部サーバー5は、多数の楽曲データが記憶された楽曲データベース51を有している。車載機器1は、当該楽曲データベース51から楽曲データを取得し、取得した楽曲データをAVユニット13によって再生可能である。
上記の構成により、車載機器1は、外部サーバー5の楽曲データベース51、携帯端末2の楽曲メモリー22、車載機器1のメモリー11など所定の記憶領域に記憶されている楽曲データを対象として、楽曲特徴量別の楽曲リストを生成する。そして、楽曲リストごとに、ユーザーの操作履歴、ブレスレット3の測定結果、車両制御装置4の検出結果等に基づいて各楽曲の推薦度(ユーザーへのお勧め度)を算出し、推薦度の高い幾つかの楽曲のアートワークをユーザーに提示する(タッチパネルTP上に表示する,図3等参照)。
次に、図2(a)を参照し、車載機器1の機能構成について説明する。車載機器1は、主な機能構成として、表示部110、操作部120、楽曲リスト生成部130、推薦度決定部140、表示制御部150および再生制御部160を備えている。このうち表示部110および操作部120は、タッチパネルTPにより実現される。また、その他の各部は、主にAVユニット13および制御ユニット19により実現される。
表示部110は、例えばアートワークモードの場合、タッチパネルTP(所定の表示領域)上に複数の楽曲のアートワークをタイル状に並べて表示する。図3は、アートワークモード時に表示されるアートワーク画面D1の表示例を示す図である。同図において、「(AW−***)」と記載されたタイル(矩形の領域)は、各楽曲のアートワーク(ディスクジャケットなど)を示す。また、「GENRE REFRESH」、「HIT CHART REFRESH」、「EPM REFRESH」と記載されたタイルは、それぞれ楽曲特徴量「ジャンル」、「ヒットチャート」、「EPM」に対応しており、アートワーク画面D1の任意の位置に1箇所ずつ配置される。以下、これら各楽曲特徴量を示すタイルを、「特徴量タイル」と称する。「特徴量タイル」は、ユーザーによって設定された楽曲特徴量に応じて表示されるため、その表示数は任意である。また、後述するリフレッシュタイルの操作により、非表示となる場合もある。
また、「ALL REFRESH」と記載されたタイルは、アートワーク画面D1の任意の位置に配置されるリフレッシュタイルである。当該リフレッシュタイルは、設定された楽曲特徴量に関係なく、アートワーク画面D1内に常に1箇所だけ表示される。また、タッチパネルTPの中央に大きく表示されるタイルは、再生中の楽曲のアートワークを示す。一方、表示部110は、ステータスモードの場合、再生中の楽曲の詳細情報を示すステータス画面D2(図12参照)を表示する。各画面D1,D2の詳細については、後述する。
操作部120は、タッチパネルTPに表示された各画面D1,D2に対する操作を行う。例えば、アートワークモードの場合、アートワークの入れ替えや再生開始指示を行う。また、ステータスモードの場合、再生操作や各種設定を行う。
楽曲リスト生成部130は、メモリー11、楽曲メモリー22、楽曲データベース51など、所定の記憶領域に記憶されている楽曲を、楽曲特徴量にしたがって分類した楽曲リストを生成する。ここで、楽曲特徴量として何を採用するかについては、ステータス画面D2で設定可能である。本実施形態では、楽曲特徴量として「ジャンル」、「ヒットチャート」、「EPM」の3種類が設定されているものとする。なお、楽曲特徴量とは、楽曲を分類する際の基準となる情報を指す。したがって、これら3種類以外にも、「年代」、「アーティスト」、「BPM(Beats Per Minute)」、「キー(Key)」などを設定可能である。
図2(b)は、作成された楽曲リストの一例を示す図である。ここで、「ジャンル」の楽曲リストとは、ステータス画面D2で設定されたジャンル(ジャズ、ロック、ポップスなど)に属する楽曲をリスト化したものである。また、「ヒットチャート」の楽曲リストとは、楽曲の売上やリクエストに基づいて決定されたランキングの上位に属する楽曲をリスト化したものである。楽曲のランキングについては、外部サーバー5の楽曲データベース51に記憶されているものとする。また、「EPM」の楽曲リストとは、メタデータとしてEPM値が付加されている楽曲をリスト化したものである。EPM値とは、楽曲のアクティブ感を数値化したものであり、例えば「1〜100」の100段階で表される。
推薦度決定部140は、楽曲リストごとに、「ユーザーの嗜好」、「ユーザーの生体情報」および「環境情報」のうちいずれか1以上の要素に基づいて各楽曲の推薦度を決定する。これらのうちどの要素を採用するかは、ステータス画面D2にて楽曲リストごとに設定される。また、各要素の重み付けについても、ステータス画面D2にて楽曲リストごとに設定される。したがって、同じ楽曲であっても、分類された楽曲リストによって算出される推薦度は異なる。図2(b)に示す楽曲リストでは、推薦度の高い順に、各楽曲の識別情報(楽曲ID)を列記している。なお、推薦度は、例えば「1〜100」の100段階で表される(各楽曲IDの後の括弧書き参照)。
ここで、「ユーザーの嗜好」は、車載機器1および/または携帯端末2における各楽曲データの操作履歴(各楽曲データの再生回数、再生累計時間、検索回数、試聴回数、購入の有無など)に基づいて判定される。つまり、操作履歴からユーザーの好みであると判定された楽曲は、推薦度が高くなる。また、「ユーザーの生体情報」は、ブレスレット3(体温センサー32および/または心拍センサー33)の測定結果に基づいて判定される。なお、生体情報として何を採用するかは、ステータス画面D2にて設定される。但し、「ユーザーの生体情報」が反映されるのは、ステータス画面D2にて、楽曲特徴量として「EPM」が採用された場合のみである。例えば、ブレスレット3の測定結果からユーザーが興奮した状態であると判定された場合、アクティブ感の低い(EPM値の低い)楽曲の推薦度が高くなる。
また、「環境情報」は、車両の走行位置および/または車両の走行状態に基づいて判定される。なお、環境情報として何を採用するかは、ステータス画面D2にて設定される。また、「車両の走行位置」とは、地域種別(海、山、市街地など)、道路種別(高速道路、国道、都道府県道、市町村道など)、最寄りの観光地、ナビユニット12に登録された目的地およびマーク地点などを指す。「車両の走行位置」は、ナビユニット12から現在位置情報を取得することで検出可能である。また、「車両の走行状態」とは、走行速度、車両の揺れ具合(横滑り・ふらつき・斜線逸脱など)、ブレーキ頻度などを指す。「車両の走行状態」は、車両制御装置4から加速度センサー42や振動センサー43の測定結果を取得することで検出可能である。「環境情報」に基づいて推薦度を決定する場合、例えば現在の走行位置が「海」の近くであれば、海に関する楽曲(メタデータとして海に関連するキーワードが付加された楽曲)の推薦度が高くなり、車両のふらつきが大きくなったときは、居眠り防止のためBPMの高い楽曲の推薦度が高くなる。
表示制御部150は、アートワーク画面D1を表示する場合、各楽曲リストの中で推薦度の高い楽曲に関連するアートワークを優先的に表示する。例えば、図2(b)に示す楽曲リストが生成された場合、図3に示すように、推薦度の高い楽曲から順に、アートワーク画面D1に表示可能なアートワーク数分(図3の例では、16個)を、選択・表示する。なお、各アートワークの表記(AW−***)の「***」は、対応する楽曲の楽曲特徴量(G:ジャンル、H:ヒットチャート、E:EPM)と各楽曲リストにおける順位(2桁数字)を示している。
また、表示制御部150は、アートワーク画面D1において、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークを近接して配置すると共に、表示対象となるアートワークを、時間の経過にしたがって入れ替える。本実施形態では、所定時間t2ごとに(定期的に)、アートワークを入れ替える。また、それ以外にも、「ユーザーの生体情報」および「環境情報」の少なくとも一方が変化したとき、アートワークを入れ替える。なお、アートワークの入れ替えは、タッチパネルTPに表示されているアートワークのうち、各楽曲リストにおいて推薦度の低い楽曲のアートワークを優先する。例えば、任意の楽曲リストについて、推薦度1位〜5位の5つのアートワークが表示されていた場合、最初は推薦度5位のアートワークを推薦度6位のアートワークに入れ替え、次のタイミングでは、推薦度4位のアートワークを推薦度7位のアートワークに入れ替える、といったような表示制御を行う。なお、ステータス画面D2の設定により、推薦度の上位から所定数個のアートワークは、入れ替え対象としないなどの構成としても良い。
また、表示制御部150は、操作部120により、任意のアートワークを起点(始点)としたタッチパネルTPの外側に向うフリック操作(第1の方向性を有する操作)が行われたとき、当該任意のアートワークを、表示されていない他のアートワークと入れ替える。なお、「フリック操作」とは、画面を素早く払うようにタッチする操作を指す。また、操作部120により、各楽曲の楽曲特徴量を示す特徴量タイルがタッチされたとき、表示している全てのアートワークを、タッチされた特徴量タイルに対応する楽曲リスト内の楽曲のアートワークに入れ替える。また、操作部120により、タッチパネルTP上に1箇所のみ配置されるリフレッシュタイルがタッチされたとき、表示している全てのアートワークの入れ替えを行う。
また、表示制御部150は、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークの集合体である特徴量別アートワーク群(各アートワーク(AW−***)の最初の「*」のアルファベットが同じもの。図3の例では、符号E02〜E04)の、タッチパネルTP内における表示位置を、時間の経過にしたがって変化させる。本実施形態では、各特徴量別アートワーク群の表示位置(特徴量別アートワーク群を構成する各アートワークの表示位置)を、所定時間t1ごとに(定期的に)、徐々に時計回りに回転させる。
再生制御部160は、アートワーク画面D1において、任意のアートワークを起点としたタッチパネルTPの内側に向うフリック操作が行われたとき、当該任意のアートワークに対応する楽曲の再生を開始する。また、楽曲再生終了後は、オート再生(次曲の自動選択・自動再生)を行う。このとき、次曲の選択は、各楽曲が属する楽曲リストおよび推薦度に基づいて行うことが好ましい。なお、再生制御部160は、アートワーク画面D1の表示開始後、ユーザーによる再生開始操作が行われるまでは、オート再生を行う。
次に、図3を参照し、アートワーク画面D1の構成について説明する。アートワーク画面D1では、符号E01に示すように、再生中の楽曲(同図の例では、「AW−E04」の楽曲)のアートワークを、タッチパネルTPの中央に大きく表示する(再生楽曲表示領域E01)。同図の例では、再生楽曲表示領域E01を他のアートワークの4倍の大きさとしているが、設定により、ユーザーの好みの大きさとしても良い。また、再生楽曲表示領域E01以外のアートワーク(非再生中の楽曲のアートワーク)の大きさも設定可能としても良い。なお、アートワークの大きさは、例えばmm単位や表示画素単位などの絶対値で設定しても良いし、大・中・小などの相対値で設定しても良い。
また、符号E02〜E04に示すように、3種類の楽曲特徴量「ジャンル」、「ヒットチャート」、「EPM」に対応して、それぞれ特徴量別アートワーク群を表示する(特徴量別表示領域E02〜E04)。また、各特徴量別アートワーク群内の少なくとも1のアートワークに接するように、対応する特徴量を示す各特徴量タイル(「GENRE REFRESH」、「HIT CHART REFRESH」、「EPM REFRESH」)を配置する。なお、同図の例では、特徴量タイルを周囲のアートワークと同じ大きさとしているが、設定により、ユーザーの好みの大きさとしても良い。
また、符号E02〜E04に示すように、同じ特徴量別アートワーク群に属するアートワークと特徴量タイルには、同じ装飾を施して表示する。本実施形態では、装飾として、楽曲特徴量別に同じ色の枠を付加するものとする(図面では、枠の色を、塗り潰しパターンの違いによって表現している)。なお、楽曲特徴量と枠の色は、1:1対応ではなく、楽曲特徴量の選択順によって決める。例えば、楽曲特徴量として「ジャンル」、「ヒットチャート」、「EPM」の3つが選択された場合は、「ジャンル」の枠を赤色、「ヒットチャート」の枠を青色、「EPM」の枠を黄色とし、「ヒットチャート」と「EPM」の2つが選択された場合は、「ヒットチャート」の枠を赤色、「EPM」の枠を青色とするなど、選択された楽曲特徴量の数や選択順に応じて設定色は変更される。また、タッチパネルTP上における各特徴量別アートワーク群の表示位置は、設定された枠の色に応じて決定される。本実施形態では、再生楽曲表示領域E01を中心とした任意の回転方向における各特徴量別アートワーク群の配置順序を、色相環にしたがって決定する。
また、符号E05に示すように、タッチパネルTP上の任意の位置に、1箇所だけリフレッシュタイルを表示する(リフレッシュタイル表示領域E05)。リフレッシュタイルには、各特徴量別アートワーク群に付加される装飾とは異なる装飾を施す。
次に、図4を参照し、時間経過に伴うアートワーク画面D1の変化について説明する。図4は、図3の状態から一定時間(所定時間t1,t2より長い時間)が経過した後の、アートワーク画面D1の表示例を示している。但し、再生中の楽曲は同じ楽曲であるものとする。
図4に示すように、各特徴量別表示領域E02〜E04が、図3の状態と比較して、再生楽曲表示領域E01を中心とした時計回り方向に若干移動している。このとき、各特徴量タイルも、対応するアートワークと同様に移動する。さらに、リフレッシュタイル表示領域E05も、他のタイルの移動に伴って時計回り方向に移動する。また、図4は、表示対象となるアートワークの入れ替えも行われている。この場合、各楽曲リストにおいて推薦度の低い楽曲のアートワークを優先的に入れ替える。例えば、「ジャンル」の特徴量別表示領域E02では、図3の状態と比較して、2つのアートワーク(「AW−G07」と「AW−G08」)が非表示となっている。また、「ヒットチャート」の特徴量別表示領域E03では、1つのアートワーク(「AW−H06」)が追加となり、「EPM」の特徴量別表示領域E04では、1つのアートワーク(「AW−E05」)が追加となっている。また、各特徴量別表示領域E02〜E04では、アートワークの入れ替えと共に、アートワークの配置替えも行われている。アートワークの配置替えは、ランダム配置など所定のアルゴリズムに基づく。
次に、図5のフローチャートを参照し、車載機器1における表示制御の流れを説明する。ここでは、ユーザーによるアートワークの入れ替え操作は行われないものとする。車載機器1(表示制御部150)は、前回の特徴量別アートワーク群の回転(表示位置の移動)から所定時間t1が経過したか否かを判別する(S01)。所定時間t1が経過した場合は(S01:Yes)、特徴量別アートワーク群の表示位置を回転させる(S02)。また、所定時間t1が経過していない場合は(S01:No)、S02を省略する。
その後、前回のアートワークの入れ替えから所定時間t2が経過したか否かを判別する(S03)。所定時間t2が経過していない場合は(S03:No)、「ユーザーの生体情報」および「環境情報」の少なくとも一方が変化したか(各楽曲リストの推薦度の順位に変化があったか)否かを判別し(S04)、変化していない場合は(S04:No)、S01に戻る。また、前回のアートワークの入れ替えから所定時間t2が経過した場合(S03:Yes)、若しくは「ユーザーの生体情報」および「環境情報」の少なくとも一方が変化した場合は(S04:Yes)、アートワークの入れ替えを行い(S05)、S01に戻る。
次に、図6〜図11を参照し、ユーザー操作に伴うアートワーク画面D1の変化について説明する。図6に示すように、任意のアートワーク(同図の例では、「AW−H04」)を起点として、タッチパネルTPの外側に向って(例えば、符号61〜63の方向に)フリック操作が行われると、図7に示すように、任意のアートワークに代えて、他のアートワークを表示する(同図の例では、「AW−H06」)。但し、他のアートワークへの入れ替えは、任意のアートワークに対応する楽曲と同一の楽曲リストに属することを条件とする。
また、図8に示すように、任意のアートワーク(同図の例では、「AW−H04」)を起点として、タッチパネルTPの内側に向って(例えば、符号65,66の方向に)フリック操作が行われると、図9に示すように、任意のアートワークを再生楽曲表示領域E01に表示すると共に、任意のアートワークに対応する楽曲の再生を開始する。また、任意のアートワークが表示されていた領域には、任意のアートワークに代えて、他のアートワークを表示する(同図の例では、「AW−H06」)。この場合も、他のアートワークへの入れ替えは、任意のアートワークに対応する楽曲と同一の楽曲リストに属することを条件とする。
また、図10に示すように、図3の状態から、任意の特徴量タイル(同図の例では、「GENRE REFRESH」)がタッチされると、タッチパネルTPに表示している全てのアートワークおよび任意の特徴量タイル以外の特徴量タイル(同図の例では、「HIT CHART REFRESH」、「EPM REFRESH」)を、タッチされた特徴量タイルに対応する楽曲リスト内の楽曲のアートワークに入れ替える。つまり、同図の例では、表示している全てのアートワークが、「ジャンル」の楽曲リストに属する楽曲のアートワークとなる。この場合、「ジャンル」の特徴量別表示領域E02におけるアートワークの入れ替えおよび配置替えは行わない。また、再生楽曲(再生楽曲表示領域E01の表示)、およびリフレッシュタイル表示領域E05の表示位置も変化しない。
また、図11に示すように、図3の状態から、リフレッシュタイル(「ALL REFRESH」)がタッチされると、タッチパネルTPに表示している全てのアートワークの入れ替えを行う。この場合、各特徴量タイルの表示位置は変化しない。また、再生楽曲(再生楽曲表示領域E01の表示)、およびリフレッシュタイル表示領域E05の表示位置も変化しない。さらに、各特徴量別表示領域E02〜E04の表示位置、および各特徴量別アートワーク群を構成するアートワークの数も変化しない。
次に、図12を参照し、ステータス画面D2の構成について説明する。アートワーク画面D1からステータス画面D2への表示切り替え(アートワークモードからステータスモードへの切り替え)は、アートワーク画面D1の再生楽曲表示領域E01がタッチされることにより実行される(図示省略)。同図に示すように、ステータス画面D2は、全体的に「丸」を基調としたデザインとなっており、「四角」を基調としたアートワーク画面D1と、一目で区別可能となっている。なお、ステータス画面D2からアートワーク画面D1への表示切り替えは、ステータス画面D2に設けられた所定の画面切り替えボタン(図示省略)、または後述する再生楽曲表示領域E11がタッチされることにより実行される。
ステータス画面D2の中央には、再生中の楽曲のアートワークを表示する円形の再生楽曲表示領域E11が配置され、その周囲には、再生楽曲表示領域E11と同心且つ再生楽曲表示領域E11より径の大きな円形領域を扇形で区切るように、再生曲情報領域E12、再生曲操作領域E13、推薦度設定領域E14、音設定領域E15が配置されている。再生曲情報領域E12は、再生中の楽曲のメタデータやソース源(メモリー11、楽曲メモリー22、楽曲データベース51などの収録メディア)を表示する。また、再生曲操作領域E13は、プレイ・ポーズボタン、早送り・巻き戻しボタンなど、一般的なオーディオ機器に搭載されるような再生曲操作に係るGUI(Graphical user interface)を表示する。
また、推薦度設定領域E14は、推薦度を決定するための各条件について選択・設定を行うための領域であり、以下の各項目について選択ボタン・設定領域を表示する。推薦度設定領域E14では、楽曲特徴量の選択(「ジャンル」、「ヒットチャート」、「EPM」、「年代」など特徴量種類の選択、およびその詳細設定(「ジャンル」、「年代」の指定など))、推薦度を決定するためのパラメータの選択(楽曲リストごとに、「ユーザーの嗜好」、「ユーザーの生体情報」および「環境情報」のうちどの要素を採用するか、およびその重み付けの設定)、生体情報の選択(体温センサー32および心拍センサー33のうちいずれを採用するか)、環境情報の選択(車両の「走行位置」および「走行場所」のうちいずれかを採用するか)、ソース源の選択(メモリー11、楽曲メモリー22、楽曲データベース51のうちいずれを対象とするか)を行う。推薦度設定領域E14において設定変更が行われると、各楽曲リストの推薦度に影響が出るため、アートワーク画面D1の表示が更新される。
また、音設定領域E15は、イコライザー設定やボリューム設定を行うための設定領域、並びにスペアナ(楽曲波形)表示など、一般的なオーディオ機器に搭載されるような音設定に係るGUIを表示する。
また、ステータス画面D2の画面右下部には、リンク表示領域E16が配置されている。リンク表示領域E16は、ブレスレット3を模した画像のON/OFFにより、車載機器1とブレスレット3のリンク状態を示している。なお、車載機器1とブレスレット3が非リンク状態の場合、推薦度設定領域E14にて生体情報が選択されている場合でも、楽曲リスト「EPM」の推薦度に生体情報は影響しない。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、アートワーク画面D1において、特徴量別に分類された各楽曲リストに属する1以上の楽曲のアートワークを、タッチパネルTP上にタイル状に並べて表示し、表示対象となるアートワークを時間の経過にしたがって入れ替えるため、再生順序にしたがって楽曲タイトルを列記する従来のプレイリストと比較し、見栄え良く楽曲を提示することができる。また、アートワークを入れ替えることにより、常に新鮮な楽曲をユーザーに提示することができる。また、外部サーバー5など、楽曲のソース源を広げることで、ユーザーが今まで聴いたことのないような思いがけない楽曲との出会いが期待できる。
また、ユーザーが何ら操作を行わない場合はオート再生により楽曲選択操作が不要であるため、運転中のユーザーの手を煩わせることがない。また、その反面ユーザー操作による楽曲の変更や停止も可能である。このように、本実施形態によれば、ラジオのメリットを生かし、デメリットを解消した楽曲の提示方法を実現できる。
また、本実施形態によれば、アートワーク画面D1において、任意のアートワークを起点としたタッチパネルの外側に向うフリック操作により、当該任意のアートワークと他のアートワークを入れ替えるため、アートワークの入れ替えを1ステップで容易に行うことができる。また、特徴量タイルやリフレッシュタイルのタッチにより、複数の楽曲を一括して入れ替えることも可能であるため、さらに操作が容易である。また、任意のアートワークを起点としたタッチパネルの内側に向うフリック操作により、当該任意のアートワークに対応する楽曲を再生開始するため、再生操作も1ステップで容易に行うことができる。
また、アートワーク画面D1の中央に表示される再生中の楽曲のアートワーク(再生楽曲表示領域E01)のタッチにより、ステータス画面D2への画面切り替えが可能であるため、メニュー画面を表示させて所望の画面に切り替える従来の画面切り替え方法と比較し、少ない工程で、詳細情報の確認や詳細設定を行うことができる。
なお、以下の変形例を採用可能である。例えば、上記の実施形態の表示制御部150は、再生中の楽曲のアートワークを除く全ての楽曲のアートワークを同一サイズで表示したが(図3等参照)、各楽曲の推薦度に応じて、各アートワークの表示サイズを可変しても良い。つまり、推薦度の高い楽曲のアートワークを、推薦度の低い楽曲のアートワークより大きく表示しても良い。この構成によれば、ユーザーが一目で楽曲の推薦度を把握することができる。
また、上記の実施形態では、楽曲特徴量別の装飾として、アートワークに付加する枠の色を可変したが、枠の色に代えて、また枠の色と共に、枠の柄(パターン)を可変しても良い。また、枠ではなく、各アートワーク(タイル)の背景色を可変したり、所定のマークを付加したりしても良い。
また、変形例として、楽曲特徴量別に枠の色を設定するのではなく、2種類の楽曲特徴量の中間色を設定しても良い。例えば、赤色が設定された「ジャンル」の推薦度が「1」で、青色が設定された「ヒットチャート」の推薦度が「5」の楽曲に対応するアートワークに対し、赤みがかった紫色の枠を付加しても良い。これにより、アートワーク全体でグラデーションを形成でき、さらに見栄えを向上できる。また、ユーザーは枠の色から2種類の楽曲特徴量を推測できるため、より直感的に楽曲を選択することができる。
また、上記の実施形態では、アートワークとして、楽曲のディスクジャケットを例示したが、これに限らず、例えばユーザーがその楽曲用に作成したオリジナル画像をアートワークとして用いて良い。つまり、請求項における「楽曲のアートワーク」とは、楽曲に関連付けられているアートワークを意味する。
また、上記の実施形態では、所定時間t1が経過した場合に、特徴量別アートワーク群を回転させ、所定時間t2が経過した場合、若しくは「ユーザーの生体情報」および「環境情報」の少なくとも一方が変化した場合に、アートワークの入れ替えを行うものとしたが(図5参照)、同じタイミングで、徴量別アートワーク群の回転とアートワークの入れ替えを行っても良い。また、設定により、特徴量別アートワーク群の回転の有無や回転方向、アートワークの入れ替えの有無や入れ替えアルゴリズム、並びに所定時間t1,t2を可変可能としても良い。
また、上記の実施形態では、アートワークの入れ替えや再生開始指示を行う場合、「任意のアートワークに対する操作」とは、任意のアートワークを起点とする操作であるものとしたが、任意のアートワークを終点とする操作、または任意のアートワークを経由点とする操作として規定しても良い。また、これらのうち、どの操作によってアートワークの入れ替えや再生開始指示を行うかを、ステータス画面D2において設定可能としても良い。
また、上記の実施形態では、アートワークの入れ替えを行うための操作(第1の方向性を有する操作)として、タッチパネルTPの外側に向けたフリック操作を例示したが、外側以外に、上方向、下方向、右方向、左方向、右斜め方向、左斜め方向、のうち1以上として規定しても良い。また、内側として規定しても良い。同様に、再生開始を指示するための操作(第2の方向性を有する操作)として、タッチパネルTPの内側に向けたフリック操作を例示したが、上記の選択肢のうち1以上として規定しても良い。さらに、フリック操作以外にドラッグ操作、ピンチイン(ピンチクローズ)/ピンチアウト(ピンチオープン)など、方向性を伴う他の操作によって、アートワークの入れ替えや再生開始を実現しても良い。
また、上記の実施形態において、ステータス画面D2の推薦度設定領域E14では、楽曲リストごとに、推薦度を決定するためのパラメータを設定するものとしたが、全ての楽曲リストに共通するパラメータとして、一括設定しても良い。
また、上記の実施形態では、ブレスレット3により車両搭乗者(運転手)の生体情報を検出したが、他の装置(例えば、体温計や心拍測定器)により生体情報を検出しても良い。また、携帯端末2に、生体情報の検出機能(体温センサー32や心拍センサー33)を設けても良い。
また、上記の実施形態では、ユーザーへの楽曲の提示を目的としてアートワークを表示したが、楽曲データ以外のコンテンツ(映像や静止画像など)を提示する場合にも、本発明を適用可能である。
また、上記の実施形態では、表示部110および操作部120を、タッチパネルTPによって実現したが、それぞれ個別のハードウェアで実現しても良い。また、上記の実施形態では、本発明を車載機器1に適用した場合を例示したが、その他の電子機器(表示装置、操作装置)にも、本発明を適用可能である。
また、上記に示した車載システムSYの各構成要素をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを車載システムSYの各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1:車載機器 2:携帯端末 3:ブレスレット 4:車両制御装置 5:外部サーバー 110:表示部 120:操作部 130:楽曲リスト生成部 140:推薦度決定部 150:表示制御部 160:再生制御部 D1:アートワーク画面 D2:ステータス画面 E01:再生楽曲表示領域 E02:「ジャンル」の特徴量別表示領域 E03:「ヒットチャート」の特徴量別表示領域 E04:「EPM」の特徴量別表示領域 E05:リフレッシュタイル表示領域 E11:再生楽曲表示領域 E12:再生曲情報領域 E13:再生曲操作領域 E14:推薦度設定領域 E15:音設定領域 E16:リンク表示領域 SY:車載システム TP:タッチパネル

Claims (15)

  1. 楽曲をその特徴量にしたがって分類した複数の楽曲リストを生成する楽曲リスト生成部と、
    各楽曲リストに属する1以上の楽曲のアートワークを、所定の表示領域内にタイル状に並べて表示する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークを近接して配置すると共に、表示対象となるアートワークを、時間の経過にしたがって入れ替えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示制御部は、近接して配置された前記同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークの集合体である特徴量別アートワーク群の、前記表示領域内における表示位置を、時間の経過にしたがって変化させることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示制御部は、同じ前記特徴量別アートワーク群に属するアートワークに、同じ装飾を施して表示することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記特徴量別アートワーク群内の少なくとも1のアートワークに接するように、対応する特徴量を示す特徴量タイルを配置すると共に、当該特徴量タイルに、対応する前記特徴量別アートワーク群に属するアートワークと同じ装飾を施して表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示領域内に表示している複数のアートワークに対応する複数の楽曲の中から次曲を決定し、オート再生する再生制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、再生中の楽曲のアートワークを、前記表示領域の中央に表示することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記再生制御部は、ユーザーにより任意の1のアートワークが選択された場合、当該1のアートワークに対応する楽曲を再生し、当該楽曲の再生終了後、オート再生に切り替えることを特徴とする請求項5または6に記載の表示装置。
  8. 前記楽曲リストごとに、ユーザーの嗜好に基づいて各楽曲の推薦度を決定する推薦度決定部をさらに備え、
    前記表示制御部は、各楽曲リストにおいて推薦度の高い楽曲に関連するアートワークを優先的に表示することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記表示制御部は、前記推薦度に応じて、各アートワークの表示サイズを可変することを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示制御部は、表示対象となっている楽曲のアートワークのうち、各楽曲リストにおいて推薦度の低い楽曲のアートワークを優先的に入れ替えることを特徴とする請求項8または9に記載の表示装置。
  11. 前記推薦度決定部は、前記ユーザーの嗜好と共に、ユーザーの生体情報および/または環境情報に基づいて、各楽曲の推薦度を決定することを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の表示装置。
  12. 前記表示制御部は、定期的且つ、前記ユーザーの生体情報および/または環境情報が変化したときに、前記アートワークを入れ替えることを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 請求項11または12に記載の表示装置における各部を備え、
    前記環境情報は、車両の走行位置および/または車両の走行状態を含むことを特徴とする車載機器。
  14. 楽曲をその特徴量にしたがって分類した複数の楽曲リストを生成する楽曲リスト生成ステップと、
    各楽曲リストに属する1以上の楽曲のアートワークを、所定の表示領域内にタイル状に並べて表示する表示制御ステップと、を実行し、
    前記表示制御ステップは、同じ楽曲リストに属する楽曲のアートワークを近接して配置すると共に、表示対象となるアートワークを、時間の経過にしたがって入れ替えることを特徴とする表示装置の制御方法。
  15. コンピューターに、請求項14に記載の表示装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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