JP2015132910A - 情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】他の人物により記載された帳票に基づいて電文をエントリする場面におけるエントリ誤りを減少させることが可能な、情報処理装置、及びプログラムを提供する。【解決手段】他の金融機関へ送信された仕向電文の訂正内容が記載された通信票の読み取り画像を読み取り端末から取得する画像取得部と、前記他の金融機関からの、前記仕向電文の不備を通知する照会電文を、前記照会電文を記憶する管理装置から取得する照会電文取得部と、表示画面を表示する表示部と、取得された通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および前記仕向電文の内容を訂正するための依頼電文の入力欄を含む第1のエントリ画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える、情報処理システム。【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理システム、及びプログラムに関する。
従来、例えば振込取引などの取引は、金融機関間で取引が行われている。このような金融機関間の取引を正確かつ効率的に処理することを目的として、各種の技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、依頼人により入力された、振込の組戻又は変更の依頼内容を依頼端末が仕向システムへ送信し、そして、仕向システムは、受信した依頼内容を、承認端末による承認を経た後に被仕向システムへ送信する技術が記載されている。また、特許文献2には、銀行間の取引に関して、原取引の電文と当該原取引から派生した後続処理の電文とを関連付けて管理する技術が記載されている。
特開2002−297916号公報 特開2006−107076号公報
ところで、金融機関間の連絡に用いられる電文を一人で作成する場合には、作業者の負荷が大きくなる。そこで、作業者の負荷を軽減するために、ある人物が電文の内容を帳票に記載し、そして、記載された帳票に基づいて別の人物が電文をエントリすることが望ましい。
このような場面に上記の技術を適用することを想定すると、上記の技術では、誤った内容がユーザによりエントリされる恐れがある。例えば、他の人物により記載された帳票に記載誤りがある場合に、上記の技術では、記載誤りをユーザが気づかない可能性が高い。このため、帳票に記載誤りがある場合でもユーザにより帳票の記載通りにエントリされることにより、誤った内容がエントリされてしまう。
また、振込取引の組戻又は変更の場合、被仕向金融機関より照会電文が仕向金融機関に対して送られる。これに対する返答を行う場合、被仕向金融機関より送られた照会電文の内容を誤解した場合などに、照会電文の内容と、帳票に記載された内容とが食い違う場合がある。これをそのままエントリしてしまうと、被仕向金融機関に食い違った内容の電文が送付され、再照会等の手間が必要となる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、他の人物により記載された帳票に基づいて電文をエントリする場面におけるエントリ誤りを減少させることが可能な、新規かつ改良された情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、他の金融機関へ送信された仕向電文の訂正内容が記載された通信票の読み取り画像を読み取り端末から取得する画像取得部と、前記他の金融機関からの、前記仕向電文の不備を通知する照会電文を、前記照会電文を記憶する管理装置から取得する照会電文取得部と、表示画面を表示する表示部と、取得された通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および前記仕向電文の内容を訂正するための依頼電文の入力欄を含む第1のエントリ画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備える、情報処理システムが提供される。
前記照会電文取得部は、取得された通信票の読み取り画像から特定される照会電文識別情報を前記管理装置へ送信させることにより、前記管理装置から前記照会電文を取得してもよい。
前記表示制御部は、前記通信票の読み取り画像が取得された場合に、前記通信票の読み取り画像、および前記照会電文識別情報を入力するためのエントリ欄を含む第2のエントリ画面を前記表示部に表示させ、前記照会電文取得部は、前記第2のエントリ画面に対してオペレータにより入力された照会電文識別情報を前記管理装置へ送信させることにより、前記管理装置から前記照会電文を取得し、前記表示制御部は、前記管理装置から前記照会電文が取得された場合に、前記第1のエントリ画面を前記表示部に表示させてもよい。
前記画像取得部は、前記読み取り端末により読み取られた照会電文識別情報を前記読み取り端末からさらに取得し、前記照会電文取得部は、前記画像取得部により取得された照会電文識別情報を前記管理装置へ送信させることにより、前記管理装置から前記照会電文を取得してもよい。
前記照会電文識別情報は、前記他の金融機関の識別情報、および前記照会電文に割り当てられた照会番号を含んでもよい。
前記通信票は、第1の施設において記載され、前記表示部は、前記第1の施設から離れた場所に位置する第2の施設内に設置されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、他の金融機関へ送信された仕向電文の訂正内容が記載された通信票の読み取り画像を読み取り端末から取得する画像取得部と、前記他の金融機関からの、前記仕向電文の不備を通知する照会電文を、前記照会電文を記憶する管理装置から取得する照会電文取得部と、表示画面を表示する表示部と、取得された通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および前記仕向電文の内容を訂正するための依頼電文の入力欄を含む第1のエントリ画面を前記表示部に表示させる表示制御部、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、他の人物により記載された帳票に基づいて電文をエントリする場面におけるエントリ誤りを減少させることができる。
本発明の比較例による情報処理システムの構成例を示した説明図である。 同比較例による動作の一部を示したシーケンス図である。 同比較例による動作の一部を示したシーケンス図である。 同比較例による照会電文の構成例を示した説明図である。 同比較例による一般通信票の記載例を示した説明図である。 同比較例によるエントリ画面の表示例を示した説明図である。 本発明の各実施形態による情報処理システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態による為替サーバ10のハードウェア構成を示した説明図である。 本発明の第1の実施形態による為替サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態によるエントリ画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態によるエントリ端末20の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態によるエントリ画面の別の表示例を示した説明図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態による為替サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による動作の一部を示したシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて専用網12aおよび専用網12bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、専用網12aおよび専用網12bを特に区別する必要が無い場合には、単に専用網12と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.本発明の比較例
1−1.比較例による情報処理システム
1−2.比較例による動作
1−3.課題の整理
2.情報処理システムの基本構成
3.実施形態の詳細な説明
3−1.第1の実施形態
3−2.第2の実施形態
4.変形例
<<1.本発明の比較例>>
本発明は、一例として「3−1.第1の実施形態」〜「3−2.第2の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、本発明の特徴を明確に示すために、本発明の比較例による情報処理システムについて説明する。
<1−1.比較例による情報処理システム>
図1は、本発明の比較例による情報処理システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、本発明の比較例による情報処理システムは、スキャナ端末22、スキャナ24、営業店端末26、プリンタ28、専用網12、為替サーバ90、エントリ端末92、自行ホスト30、および他行ホスト32を含む。なお、本発明の比較例による情報処理システムは、銀行における振込電文を処理するためのシステムに適用されることを前提とする。
[1−1−1.営業店端末26]
営業店端末26は、営業店2に勤務する営業職員により各種の電文を作成するために利用される端末である。例えば、営業職員は、営業店端末26を操作して、他行に対して以前依頼した内容の訂正を依頼するための訂正電文を作成したり、または他行に対して組戻処理を依頼するための組戻電文を作成する。また、営業職員は、作成した訂正電文または組戻電文(以下、訂正/組戻電文とも記載する)を自行ホスト30へ営業店端末26に送信させる。なお、営業店2は、本発明における第1の施設の一例である。
この営業店端末26は、例えば、表示画面を表示するためのディスプレイ、専用網12や営業店2内に設けられたLAN等に接続するためのネットワークインターフェース、および、マウスなどの、ユーザが入力を行うための入力装置などを有する。営業店端末26は、例えば、PC(Personal Computer)であってもよい。
[1−1−2.スキャナ端末22]
スキャナ端末22は、本発明における読み取り端末の一例である。スキャナ端末22は、営業職員により、例えば顧客により記入された振込依頼書などの各種帳票をスキャナ24に読み取らせるために利用される端末である。また、営業職員は、スキャナ24により読み取られた帳票を為替サーバ90へスキャナ端末22に送信させることが可能である。
また、このスキャナ端末22は、上述した営業店端末26と同様のハードウェア構成を有することが可能である。
[1−1−3.スキャナ24]
スキャナ24は、帳票などの書類を光学的に読み取り、デジタル静止画像として記録するための装置である。このスキャナ24は、スキャナ24に配置された帳票に光を当て、その反射光を撮像素子で電気信号に変換することにより、帳票をデジタル画像として記録する。また、スキャナ24は、OCR(Optical Charcter Recognition)機能を有することにより、読み取った帳票から文字を認識することも可能である。
[1−1−4.プリンタ28]
プリンタ28は、インクやトナーなどを用いて紙媒体に対して印刷を行うための装置である。このプリンタ28は、例えば自行ホスト30から照会電文などの情報を受信した場合に、受信した情報を紙媒体に印刷する機能を有する。
[1−1−5.専用網12]
専用網12は、銀行内または銀行間での情報の送受信に利用されるネットワークである。専用網12は、例えばIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などにより構成される。
[1−1−6.為替サーバ90]
為替サーバ90は、事務センタ4内に設置され、例えばスキャナ端末22から受信される帳票の読み取り画像を管理するための装置である。例えば、為替サーバ90は、後述するエントリ作業またはベリファイ作業のために、帳票の読み取り画像をエントリ端末92へ送信する。なお、事務センタ4は、本発明における第2の施設の一例である。図1に示したように、事務センタ4は、営業店2から離れた場所に位置する。
[1−1−7.エントリ端末92]
エントリ端末92は、事務センタ4に勤務するオペレータにより、エントリ作業またはベリファイ作業のために利用される端末である。このエントリ端末92は、上述した営業店端末26と同様のハードウェア構成を有することが可能である。
ここで、エントリ作業は、オペレータが、例えば、為替サーバ90から受信される帳票の読み取り画像を参照しながら、所定の入力項目に対して入力を行うことにより、電文を作成する作業である。また、スキャナ24のOCR機能により帳票から文字が読み取られる場合には、エントリ作業は、読み取られたデータのうち誤読/不読文字の修正、および帳票記入不備の有無の確認などを行う作業であってもよい。
また、ベリファイ作業は、エントリ作業を行ったオペレータとは異なるオペレータが、エントリ作業が完了したエントリデータの確認または重要項目の再入力を行う作業である。なお、誤りがないことが確認された場合には、オペレータは、エントリ端末92を操作して、入力済みの振込電文を自行ホスト30へ送信させる。
[1−1−8.自行ホスト30]
自行ホスト30は、本発明における管理装置の一例である。自行ホスト30は、自行に設置されている、各種の金銭取引を実行するためのホストコンピュータである。例えば、自行ホスト30は、エントリ端末92から受信される振込電文や、営業店端末26から受信される訂正/組戻電文を他行ホスト32へ送信する。
[1−1−9.他行ホスト32]
他行ホスト32は、他の銀行に設置されているホストコンピュータである。他行ホスト32は、専用網12cを介して自行ホスト30と通信を行うことが可能である。例えば、他行ホスト32は、自行ホスト30から受信された振込電文の内容に入力誤り等が含まれている場合には、自行ホスト30に対して照会電文を送信する。
<1−2.比較例による動作>
以上、本発明の比較例による情報処理システムの構成について説明した。続いて、本発明の比較例による動作について説明する。
図2は、本発明の比較例による動作の一部を示したシーケンス図である。図2に示したように、まず、営業店2の営業職員は、例えば顧客により記入された振込依頼書をスキャナ24に読み取らせる(S901)。そして、営業職員は、スキャナ端末22を操作して、振込依頼書の読み取り画像を為替サーバ90へ送信する(S902)。
その後、為替サーバ90は、スキャナ端末22から受信された、振込依頼書の読み取り画像をエントリ端末92aへ送信する(S903)。
その後、エントリ端末92aを使用するオペレータは、受信された読み取り画像を参照して、振込電文のエントリ作業を行う。そして、オペレータは、エントリ端末92aを操作して、エントリ作業を行った振込電文を、別のオペレータが使用するエントリ端末92bへ送信する(S904)。
その後、エントリ端末92bを使用するオペレータは、受信された振込電文に対してベリファイ作業を行う(S905)。そして、当該オペレータは、ベリファイ作業が完了した振込電文を自行ホスト30へエントリ端末92bに送信させる(S906)。
その後、自行ホスト30は、エントリ端末92bから受信された振込電文を他行ホスト32へ送信する(S907)。
その後、他行ホスト32は、自行ホスト30から受信された振込電文において、例えば受取人氏名の記載が誤っているなど、振込取引に支障があるような記載不備が含まれているか否かを判定する(S908)。
振込電文に不備がない場合には(S908:No)、他行ホスト32は、受信された振込電文に基づいて、振込取引を実行する(S909)。
一方、振込電文に不備がある場合には(S908:Yes)、他行ホスト32は、例えば図4に示したような、受信された振込電文の不備を通知するための照会電文を自行ホスト30へ送信する(S910)。
ここで、図4を参照して、照会電文の構成例(照会電文40)について説明する。図4に示したように、照会電文40は、例えば、銀行名、支店番号、照会番号、照会日、および本文を含む。ここで、銀行名および支店番号には、照会元の銀行の名前、および支店番号が記載される。また、照会番号には、他行において照会電文に割り当てられた番号が記載される。また、照会日には、照会電文の作成日が記載される。また、本文には、例えば、照会対象の振込電文の番号である発信番号、および照会理由が記載される。なお、発信番号が記載される理由は、照会電文が送信される銀行において、発信済みの電文の中から照会対象の電文を特定可能にするためである。
次に、図3を参照して、S910より後の動作について説明する。図3に示したように、S910の後、自行ホスト30は、他行ホスト32から受信された照会電文をプリンタ28へ送信する(S911)。
その後、プリンタ28は、自行ホスト30から受信された照会電文を印刷する(S912)。
その後、営業店2の営業職員は、印刷された照会電文を確認する。そして、営業職員は、照会電文に記載されている照会の内容に関して、当該照会の対象である振込の依頼人(顧客)に対して電話で問い合わせる。そして、営業職員は、顧客から電話で聞いた内容に基づいて、例えば図5に示したような、当初の振込依頼書の不備を訂正するための一般通信票を手書きにより起票する。
ここで、図5を参照して、一般通信票の構成例(一般通信票42)について説明する。図5に示したように、一般通信票42は、例えば、種目、銀行名、支店番号、照会番号、照会日、および本文を含む。ここで、種目には、例えば「01」が連絡、「02」が依頼、「03」が回答のように、一般通信票42の通信種別が記載される。また、銀行名、支店番号、照会番号、および照会日には、それぞれ照会電文の記載と同じ内容が記載される。また、本文には、他行に対する具体的な通知内容が記載される。
その後、営業職員は、営業店端末26に表示される、例えば図6に示したようなエントリ画面に対して、起票した一般通信票の内容を営業店端末26へ入力することにより、訂正/組戻電文を作成する(S913)。
ここで、図6を参照して、本発明の比較例によるエントリ画面の表示例(エントリ画面80)について説明する。図6に示したように、エントリ画面80は、種目入力欄802、銀行名入力欄804、支店番号入力欄806、照会番号入力欄808、照会日入力欄810、および本文入力欄812を含む。なお、種目入力欄802、銀行名入力欄804、支店番号入力欄806、照会番号入力欄808、照会日入力欄810、および本文入力欄812には、一般通信票42に記載されている種目、銀行名、支店番号、照会番号、照会日、および本文が営業職員によりそれぞれ入力される。
そして、営業職員は、営業店端末26を操作して、作成した訂正/組戻電文を自行ホスト30へ送信する(S914)。
その後、自行ホスト30は、営業店端末26から受信された訂正/組戻電文を他行ホスト32へ送信する(S915)。
その後、他行ホスト32は、自行ホスト30から受信された訂正/組戻電文を処理する(S916)。
<1−3.課題の整理>
上述したように、本発明の比較例による情報処理システムでは、営業店2の営業職員が起票した一般通信票の内容を営業職員自身が営業店端末26に対して入力することにより、訂正/組戻電文を作成する。
しかしながら、通常、一般通信票に記載される文字数は多いので、訂正/組戻電文を作成するための打鍵数も多くなり、営業職員の作業負荷が大きい。このため、本発明の比較例では、営業店2の負荷が大きいという問題がある。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明による情報処理システムを創作するに至った。本発明による情報処理システムは、営業店2の負荷を減少させることが可能である。また、本発明による情報処理システムは、営業職員により記載された帳票に基づいて、事務センタ4のオペレータに訂正/組戻電文をエントリさせることが可能である。さらに、オペレータが訂正/組戻電文をエントリする際のエントリ誤りを減少させることも可能である。
<<2.情報処理システムの基本構成>>
以上、本発明の比較例について説明した。次に、本発明の実施形態について説明する。まず、本発明の各実施形態に共通する情報処理システムの基本構成について図7を参照して説明する。
図7に示したように、本実施形態による情報処理システムは、スキャナ端末22、スキャナ24、営業店端末26、プリンタ28、専用網12、為替サーバ10、エントリ端末20、自行ホスト30、および他行ホスト32を含む。なお、スキャナ端末22、スキャナ24、営業店端末26、プリンタ28、専用網12、自行ホスト30、および他行ホスト32の構成および機能は、本発明の比較例と概略同様である。また、本明細書では以後、本実施形態による情報処理システムが、銀行における振込電文を処理するためのシステムに適用される例を中心として説明する。
<2−1.為替サーバ10>
為替サーバ10は、例えばスキャナ端末22から受信される帳票の読み取り画像、および訂正/組戻電文を入力するための入力欄を含むエントリ画面を生成することが可能である。ここで、訂正/組戻電文は、本発明における依頼電文の一例である。また、為替サーバ10は、生成したエントリ画面をエントリ端末20へ送信することが可能である。
また、為替サーバ10は、例えば図8に示すようなハードウェア構成を有する。図8に示したように、為替サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)150、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)154、内部バス156、入出力インターフェース158、HDD(Hard Disk Drive)160、およびネットワークインターフェース162を備える。
[2−1−1.CPU150]
CPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って為替サーバ10内の動作全般を制御する。また、CPU150は、為替サーバ10において制御部100の機能を実現する。なお、CPU150は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成される。
[2−1−2.ROM152]
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
[2−1−3.RAM154]
RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
[2−1−4.内部バス156]
内部バス156は、CPUバスなどから構成される。この内部バス156は、CPU150、ROM152、およびRAM154を相互に接続する。
[2−1−5.入出力インターフェース158]
入出力インターフェース158は、HDD160、およびネットワークインターフェース162を、内部バス156と接続する。例えばHDD160は、この入出力インターフェース158および内部バス156を介して、RAM154などとの間でデータをやり取りする。
[2−1−6.HDD160]
HDD160は、後述する記憶部122として機能する、データ格納用の装置である。このHDD160は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。また、HDD160は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
[2−1−7.ネットワークインターフェース162]
ネットワークインターフェース162は、例えばインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース162は、後述する通信部120として機能する。なお、ネットワークインターフェース162は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<2−2.エントリ端末20>
エントリ端末20は、為替サーバ10から受信されるエントリ画面を表示することが可能である。また、エントリ端末20は、表示されたエントリ画面に対してオペレータにより入力された訂正/組戻電文を自行ホスト30へ送信することが可能である。
<<3.実施形態の詳細な説明>>
<3−1.第1の実施形態>
以上、各実施形態に共通する情報処理システムの基本構成について説明した。続いて、本発明の各実施形態について順次詳細に説明する。最初に、第1の実施形態について説明する。
[3−1−1.為替サーバ10の構成]
図9は、第1の実施形態による為替サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図9に示したように、為替サーバ10は、制御部100、通信部120、および記憶部122を有する。
(3−1−1−1.制御部100)
制御部100は、為替サーバ10に内蔵されるCPU150、RAM154などのハードウェアを用いて、為替サーバ10の動作を全般的に制御する。また、図9に示したように、制御部100は、表示制御部104を有する。
(3−1−1−2.表示制御部104)
‐画面の生成‐
表示制御部104は、後述する通信部120により一般通信票の読み取り画像が受信された場合に、一般通信票の読み取り画像、および照会電文識別情報を入力するための入力欄を含むエントリ画面を生成する。このエントリ画面は、本発明における第2のエントリ画面の一例である。なお、照会電文識別情報は、例えば、一般通信票に対応する照会電文に記載されている銀行名、支店番号、照会番号、および照会日を含む。
図10は、表示制御部104により生成されるエントリ画面の表示例(エントリ画面60)を示した説明図である。図10に示したように、エントリ画面60は、例えば、通信票画像表示欄600、種目入力欄602、銀行名入力欄604、支店番号入力欄606、照会番号入力欄608、照会日入力欄610、本文入力欄612、および送信ボタン614を含む。ここで、通信票画像表示欄600には、スキャナ端末22から受信される通信票の読み取り画像が表示される。また、種目入力欄602、銀行名入力欄604、支店番号入力欄606、照会番号入力欄608、照会日入力欄610、および本文入力欄612はそれぞれ、(通信票画像表示欄600に表示される)一般通信票に記載されている種目、銀行名、支店番号、照会番号、照会日、および本文をオペレータが入力するための入力欄である。
詳細については後述するが、このエントリ画面60において、オペレータが照会電文識別情報を入力(つまり、銀行名入力欄604、支店番号入力欄606、照会番号入力欄608、および照会日入力欄610に対して入力)し、そして、送信ボタン614を選択した場合には、エントリ端末20は、入力された照会電文識別情報を自行ホスト30へ送信する。そして、エントリ端末20は、照会電文識別情報に対応する照会電文を自行ホスト30から受信することが可能である。
‐画面の送信‐
また、表示制御部104は、生成したエントリ画面をエントリ端末20へ通信部120に送信させることが可能である。
(3−1−1−3.通信部120)
通信部120は、本発明における画像取得部の一例である。通信部120は、専用網12などを介して、為替サーバ10に接続された各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、一般通信票の読み取り画像をスキャナ端末22から受信する。また、通信部120は、表示制御部104により生成されたエントリ画面をエントリ端末20へ送信する。
(3−1−1−4.記憶部122)
記憶部122は、様々なソフトウェアやデータを記憶する。例えば、記憶部122は、スキャナ端末22から受信された一般通信票の読み取り画像を記憶する。
[3−1−2.エントリ端末20の構成]
図11は、第1の実施形態によるエントリ端末20の構成を示した機能ブロック図である。図11に示したように、エントリ端末20は、制御部200、通信部220、表示部222、および操作部224を有する。
(3−1−2−1.制御部200)
制御部200は、エントリ端末20に内蔵されるCPU、RAMなどのハードウェアを用いて、エントリ端末20の動作を全般的に制御する。また、図11に示したように、制御部200は、表示制御部202、送信制御部204、および照会電文取得部206を有する。
(3−1−2−2.表示制御部202)
表示制御部202は、後述する通信部220により為替サーバ10から受信されるエントリ画面を表示部222に表示させることが可能である。また、表示制御部202は、後述する照会電文取得部206により自行ホスト30から照会電文が取得された場合には、受信されたエントリ画面の内部に、取得された照会電文をさらに追加してエントリ画面を更新することが可能である。なお、更新後のエントリ画面は、本発明における第1のエントリ画面の一例である。
図12は、表示制御部202により更新されるエントリ画面の表示例(エントリ画面62)を示した説明図である。図12に示したように、エントリ画面62は、図10に示したエントリ画面60と比較して、図10における右上の空欄の領域において照会電文表示欄620を新たに含む。ここで、照会電文表示欄620は、自行ホスト30から受信された照会電文が表示される。
この表示例によれば、オペレータは、一般通信票および照会電文を同時に参照することができるので、オペレータは、一般通信票に関する知識を有しなくても、訂正/組戻電文をエントリする前に、一般通信票の記載内容に誤りがないかを確認することができる。そして、記載誤りを発見した場合には、オペレータは、営業店2に対して一般通信票の記載内容について問い合わせることにより、訂正/組戻電文のエントリ誤りを減少させることができる。
(3−1−2−3.送信制御部204)
送信制御部204は、表示部222に表示されたエントリ画面に対してオペレータにより入力される訂正/組戻電文を自行ホスト30へ通信部220に送信させる。
(3−1−2−4.照会電文取得部206)
照会電文取得部206は、エントリ画面に対して入力される照会電文識別情報を自行ホスト30へ通信部220に送信させることにより、照会電文識別情報に対応する照会電文を自行ホスト30から取得する。また、照会電文取得部206は、取得した照会電文を表示制御部202に伝達する。
(3−1−2−5.通信部220)
通信部220は、専用網12などを介して、エントリ端末20に接続された各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部220は、エントリ画面を為替サーバ10から受信する。また、通信部220は、送信制御部204による制御に従って、オペレータにより入力された訂正/組戻電文を自行ホスト30へ送信する。
(3−1−2−6.表示部222)
表示部222は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などにより構成される。この表示部222は、表示制御部202の制御に従って、表示画面を表示する。
(3−1−2−7.操作部224)
操作部224は、例えばマウス、キーボードなどの入力装置により構成される。この操作部224は、利用者による文字列の入力などの各種の操作を受け付ける。
[3−1−3.動作]
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について説明する。なお、第1の実施形態による動作は、本発明の比較例と、S901〜S912の動作が同様である。従って、ここでは、本発明の比較例と異なる部分についてのみ説明を行う。
図12は、第1の実施形態による動作の一部(本発明の比較例と異なる部分)を示したシーケンス図である。図12に示したように、S912の後、営業職員は、当初の振込電文の不備を訂正するための一般通信票を手書きにより起票する。そして、営業職員は、起票した一般通信票をスキャナ24に読み取らせる(S101)。そして、営業職員は、スキャナ端末22を操作して、一般通信票の読み取り画像を為替サーバ10へ送信させる(S102)。
その後、為替サーバ10の表示制御部104は、例えば図10に示したような、スキャナ端末22から受信された一般通信票の読み取り画像を含むエントリ画面を生成する(S103)。そして、表示制御部104は、生成されたエントリ画面をエントリ端末20aへ通信部120に送信させる(S104)。
その後、エントリ端末20aの表示制御部202は、為替サーバ10から受信されたエントリ画面を表示部222に表示させる。そして、オペレータは、エントリ画面に対して、例えば照会番号などを含む照会電文識別情報を入力する(S105)。そして、送信制御部204は、オペレータによる送信指示の入力に従って、入力された照会電文識別情報を自行ホスト30へ通信部220に送信させる(S106)。
その後、自行ホスト30は、自行ホスト30内に記憶している複数の照会電文の中から、エントリ端末20aから受信された照会電文識別情報に対応する照会電文を抽出する(S107)。そして、自行ホスト30は、抽出した照会電文をエントリ端末20aへ送信する(S108)。
その後、エントリ端末20aの表示制御部202は、S104で受信されたエントリ画面に対して、自行ホスト30から受信された照会電文を追加してエントリ画面を更新する。そして、表示制御部202は、更新したエントリ画面を表示部222に表示させる(S109)。
次に、図14を参照して、S109より後の動作について説明する。図14に示したように、S109の後、オペレータは、(更新された)エントリ画面において、一般通信票の画像および照会電文を参照することにより、一般通信票の記載内容に不備があるかを確認する(S111)。
一般通信票の内容に不備が発見された場合には(S111:Yes)、オペレータは、エントリ端末20aに対して、例えばメニュー画面において「返送」を選択するとともに、「返送理由」を入力する(S112)。そして、送信制御部204は、入力された「返送理由」をプリンタ28へ通信部220に送信させる(S114)。
その後、プリンタ28は、エントリ端末20aから受信された「返送理由」を紙媒体に印刷する(S114)。そして、営業店2の営業職員は、印刷された「返送理由」を確認し、そして、「返送理由」に基づいて一般通信票を再び起票する(S101へ遷移)。
一方、一般通信票の内容に不備が発見されない場合には(S111:No)、オペレータは、エントリ画面に対して訂正/組戻電文のエントリ作業を行う。そして、送信制御部204は、オペレータによる送信指示の入力に従って、エントリされた訂正/組戻電文を、別のオペレータが使用するエントリ端末20bへ通信部220に送信させる(S115)。
その後、エントリ端末20bの表示制御部202は、エントリ端末20aから受信された訂正/組戻電文に対するベリファイ画面を生成し、そして、生成したベリファイ画面を表示部222に表示させる。そして、オペレータは、受信された訂正/組戻電文に対するベリファイ作業を行う(S116)。そして、送信制御部204は、オペレータによる送信指示の入力に従って、ベリファイされた訂正/組戻電文を自行ホスト30へ通信部220に送信させる(S117)。
その後、自行ホスト30は、エントリ端末20bから受信された訂正/組戻電文を他行ホスト32へ送信する(S118)。
その後、他行ホスト32は、自行ホスト30から受信された訂正/組戻電文を処理する(S119)。
[3−1−4.効果]
以上、例えば図9、図11、図13、および図14等を参照して説明したように、第1の実施形態による為替サーバ10は、一般通信票の読み取り画像をスキャナ端末22から受信し、そして、受信された読み取り画像を含むエントリ画面をエントリ端末20に表示させる。また、エントリ端末20は、オペレータにより入力された照会電文識別情報を自行ホスト30へ送信させることにより、照会電文識別情報に対応する照会電文を自行ホスト30から取得する。そして、エントリ端末20は、為替サーバ10から受信されたエントリ画面の内部に、自行ホスト30から取得された照会電文を追加して、エントリ画面を更新する。
このため、オペレータは、一般通信票が起票される契機となった照会電文を、一般通信票の画像とともに、同一画面において参照することができる。従って、オペレータは、例えば照会に対する回答として不適当な内容が一般通信票に記載されている場合など、営業職員による一般通信票の記載誤りを、訂正/組戻電文のエントリ前に発見することができるので、訂正/組戻電文のエントリ誤りを減少させることができる。
なお、営業店2と事務センタ4とは離れた位置に設置されているので、事務センタ4のオペレータは営業店2の営業職員と頻繁に連絡をとることが困難であり、通常、オペレータは、一般通信票が起票される契機を把握していない。第1の実施形態によれば、このような状況下であっても、オペレータは、エントリ画面において一般通信票および照会電文を参照することができるので、オペレータは、一般通信票の記載内容に誤りがないかを容易に確認することができる。
また、第1の実施形態によれば、営業店2の営業職員の代わりに、事務センタ4のオペレータが訂正/組戻電文を入力できるので、営業店2と事務センタ4との間で作業負荷を分散させることができる。従って、本発明の比較例と比べて、営業店2の負荷を減少させることができ、また、銀行において業務を効率化させることができる。
<3−2.第2の実施形態>
以上、第1の実施形態について説明した。上述したように、第1の実施形態では、オペレータが、照会電文識別情報をエントリ画面に対して入力する必要がある。次に説明するように、第2の実施形態では、一般通信票がOCR帳票であることを前提とし、そして、営業職員は、一般通信票に記載されている照会電文識別情報をスキャナ24に自動的に読み取らせる。このため、照会電文識別情報をオペレータが入力する作業を不要にすることができる。
[3−2−1.為替サーバ10の構成]
図15は、第2の実施形態による為替サーバ10の構成を示した機能ブロック図である。図15に示したように、第2の実施形態による為替サーバ10は、第1の実施形態と比較して、新たに照会電文取得部108を有する。なお、通信部120、および記憶部122の機能は、第1の実施形態と同様である。
(3−2−1−1.制御部102)
図15に示したように、制御部102は、表示制御部106、および照会電文取得部108を有する。
(3−2−1−2.表示制御部106)
‐画面の生成‐
表示制御部106は、後述する照会電文取得部108により照会電文が取得された場合には、例えば図12に示したような、通信部120により受信された一般通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および訂正/組戻電文の入力欄を含むエントリ画面を生成する。なお、このエントリ画面は、本発明における第1のエントリ画面の一例である。
‐画面の送信‐
また、表示制御部106は、生成したエントリ画面をエントリ端末20へ通信部120に送信させることが可能である。
(3−2−1−3.照会電文取得部108)
照会電文取得部108は、スキャナ端末22から受信される照会電文識別情報を自行ホスト30へ通信部120に送信させることにより、自行ホスト30から照会電文を取得する。
[3−2−2.エントリ端末20の構成]
第2の実施形態によるエントリ端末20は、第1の実施形態と比較して、照会電文取得部206を有しないが、その他の構成要素に関しては第1の実施形態と同様である。従って、ここでは説明を省略する。
[3−2−3.動作]
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について説明する。
図16は、第2の実施形態による動作の一部(本発明の比較例と異なる部分)を示したシーケンス図である。なお、第2の実施形態による動作に関しても、本発明の比較例と、S901〜S912の動作が同様である。
図16に示したように、まず、営業店2の営業職員は、起票した一般通信票をスキャナ24に読み取らせる。この際、スキャナ24は、一般通信票に記載されている例えば照会番号や照会日付などの、照会電文識別情報をOCRにより読み取る(S201)。
続いて、営業職員は、一般通信票の読み取り画像、および一般通信票から読み取られた照会電文識別情報を為替サーバ10へスキャナ端末22に送信させる(S203)。
その後、為替サーバ10の照会電文取得部108は、スキャナ端末22から受信された照会電文識別情報を自行ホスト30へ通信部120に送信させる(S204)。
その後、自行ホスト30は、自行ホスト30内に記憶している複数の照会電文の中から、為替サーバ10から受信された照会電文識別情報に対応する照会電文を抽出する(S205)。そして、自行ホスト30は、抽出した照会電文を為替サーバ10へ送信する(S206)。
その後、為替サーバ10の表示制御部106は、S203で受信された一般通信票の読み取り画像、自行ホスト30から受信された照会電文、および訂正/組戻電文の入力欄を含むエントリ画面を生成する(S207)。
続いて、表示制御部106は、生成されたエントリ画面をエントリ端末20aへ通信部120に送信させる。そして、エントリ端末20aの表示制御部202は、為替サーバ10から受信されたエントリ画面を表示部222に表示させる(S208)。
なお、S208より後の動作は、第1の実施形態におけるS111〜S119の動作と同様である。
[3−2−4.効果]
以上、例えば図15および図16を参照して説明したように、第2の実施形態による為替サーバ10は、一般通信票から読み取られた照会電文識別情報をスキャナ端末22から受信し、そして、受信された照会電文識別情報に対応する照会電文を自行ホスト30から取得する。そして、為替サーバ10は、一般通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および訂正/組戻電文の入力欄を含むエントリ画面をエントリ端末20に表示させる。
このため、オペレータは、照会電文を参照するために照会電文識別情報を入力する必要がないので、オペレータの作業負荷がより軽減される。また、例えばオペレータによる照会電文識別情報の入力ミスにより、誤った照会電文が自行ホスト30から取得され、そして、エントリ画面に表示されることを防止することができる。
<<4.変形例>>
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
<4−1.変形例1>
例えば、第1の実施形態において、エントリ端末20が自行ホスト30から照会電文を取得し、そして、エントリ端末20がエントリ画面の表示を更新する例について説明したが、かかる例に限定されない。第1の実施形態の変形例として、(エントリ端末20の代わりに)為替サーバ10が、自行ホスト30からの照会電文の取得、および、エントリ画面の更新を行うことも可能である。
より具体的には、まず、エントリ端末20は、オペレータにより入力された照会電文識別情報を為替サーバ10へ送信させる。そして、為替サーバ10は、エントリ端末20から受信された照会電文識別情報を自行ホスト30へ送信することにより、照会電文識別情報に対応する照会電文を自行ホスト30から取得する。そして、為替サーバ10は、自行ホスト30から取得された照会電文をエントリ画面に追加して、エントリ画面を再作成する。その後、為替サーバ10は、再作成したエントリ画面をエントリ端末20へ送信し、表示させる。
<4−2.変形例2>
また、本発明の各実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述した為替サーバ10またはエントリ端末20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
2 営業店
4 事務センタ
10、90 為替サーバ
12 専用網
20、92 エントリ端末
22 スキャナ端末
24 スキャナ
26 営業店端末
28 プリンタ
30 自行ホスト
32 他行ホスト
100、102 制御部
104、106 表示制御部
108 照会電文取得部
120 通信部
122 記憶部
150 CPU
152 ROM
154 RAM
156 内部バス
158 入出力インターフェース
160 HDD
162 ネットワークインターフェース
200 制御部
202 表示制御部
204 送信制御部
206 照会電文取得部
220 通信部
222 表示部
224 操作部

Claims (7)

  1. 他の金融機関へ送信された仕向電文の訂正内容が記載された通信票の読み取り画像を読み取り端末から取得する画像取得部と、
    前記他の金融機関からの、前記仕向電文の不備を通知する照会電文を、前記照会電文を記憶する管理装置から取得する照会電文取得部と、
    表示画面を表示する表示部と、
    取得された通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および前記仕向電文の内容を訂正するための依頼電文の入力欄を含む第1のエントリ画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記照会電文取得部は、取得された通信票の読み取り画像から特定される照会電文識別情報を前記管理装置へ送信させることにより、前記管理装置から前記照会電文を取得する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記表示制御部は、前記通信票の読み取り画像が取得された場合に、前記通信票の読み取り画像、および前記照会電文識別情報を入力するためのエントリ欄を含む第2のエントリ画面を前記表示部に表示させ、
    前記照会電文取得部は、前記第2のエントリ画面に対してオペレータにより入力された照会電文識別情報を前記管理装置へ送信させることにより、前記管理装置から前記照会電文を取得し、
    前記表示制御部は、前記管理装置から前記照会電文が取得された場合に、前記第1のエントリ画面を前記表示部に表示させる、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記画像取得部は、前記読み取り端末により読み取られた照会電文識別情報を前記読み取り端末からさらに取得し、
    前記照会電文取得部は、前記画像取得部により取得された照会電文識別情報を前記管理装置へ送信させることにより、前記管理装置から前記照会電文を取得する、請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記照会電文識別情報は、前記他の金融機関の識別情報、および前記照会電文に割り当てられた照会番号を含む、請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記通信票は、第1の施設において記載され、
    前記表示部は、前記第1の施設から離れた場所に位置する第2の施設内に設置される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. コンピュータを、
    他の金融機関へ送信された仕向電文の訂正内容が記載された通信票の読み取り画像を読み取り端末から取得する画像取得部と、
    前記他の金融機関からの、前記仕向電文の不備を通知する照会電文を、前記照会電文を記憶する管理装置から取得する照会電文取得部と、
    表示画面を表示する表示部と、
    取得された通信票の読み取り画像、取得された照会電文、および前記仕向電文の内容を訂正するための依頼電文の入力欄を含む第1のエントリ画面を前記表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させるための、プログラム。
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