JP2015132128A - 透光型間仕切り構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 透光型間仕切り構造体を用いることにより、吸音性と遮音性のみならず透光性(見透かし性)を有し、さらに移動可能な間仕切り構造体の製造が可能となり、これを用いることにより工場内作業者の安全と作業性が向上する。
【解決手段】 間仕切り構造体の音源側と受音側に透光型膜振動吸音板11を配設、内部に透明樹脂製遮音板10とテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9を内臓し、最頂部にテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9を具備した頂部吸音体3を具備するとともに、下部にキャスター7を取り付けて移動可能としたことを特徴とする透光型間仕切り構造体を用いる。
【選択図】 図1
【解決手段】 間仕切り構造体の音源側と受音側に透光型膜振動吸音板11を配設、内部に透明樹脂製遮音板10とテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9を内臓し、最頂部にテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9を具備した頂部吸音体3を具備するとともに、下部にキャスター7を取り付けて移動可能としたことを特徴とする透光型間仕切り構造体を用いる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば騒音の高い製造工場内に設置される間仕切り構造体に関する。詳しくは吸音性と遮音性のみならず透光性(見透かし性)を有し、さらに容易に移動可能な透光型間仕切り構造体に関する。
工場内の安全性向上と騒音の低減に用いられる間仕切りとしては、従来、鋼板製やアルミニウム製のパーテーション、または透光性のビニール製パーテーション等が用いられている。また最近、それぞれ移動自在な複数のガラス板で構成した「移動式間仕切り壁」(特開2006−28809号公報)や、多数の穴を貫通したパンチングメタルに不燃透明シートを貼着した「製造工場内の衝立型間仕切り装置」(特開2008−163576号公報)、簡単な作業で組み立て、分解することが可能で、容易に撤去したり、位置を変えたりできて、更に構造部材をそのまま他の設置場所に転用することが可能な防音性能を備えた「間仕切り」(特開2013−44196号公報)が提案されている。
前記背景技術で説明したように、騒音の高い製造工場内に設置される間仕切り構造体に関しては、色々な構造体が実用化あるいは提案されているが、いずれの構造体も、透光性と吸音性、遮音性を兼備し、さらに移動可能とした構造体は見当たらない。
上述したような問題を解決するために、本発明者等は透光型膜振動吸音板の長年の製造経験、ならびに最近の実験的検証により、吸音性と遮音性のみならず透光性(見透か性)を兼備した間仕切り構造体を見出して本発明に至ったものである。すなわち、吸音性と遮音性のみならず透光性(見透か性)を兼備し、さらに移動可能とした間仕切り構造体を提供することである。
本発明の第一の態様は、透光型間仕切り構造体において、当該間仕切り構造体の音源側と受音側に透光型膜振動吸音板を配設するとともに、中央部に一枚の透明樹脂製遮音板を配設、パネルの側壁内部に連続気泡型弾性フォーム吸音材を内張り、さらに最頂部に軟質繊維系吸音材または連続気泡型弾性フォーム吸音材を具備した頂部吸音体を配設するとともに、下部にキャスターを取り付けて移動可能としたことを特徴とする、透光型間仕切り構造体である。
本発明の第二の態様は、第一の態様に記載の透光型間仕切り構造体において、内部の一枚の透明樹脂製遮音板を、パネルの音源側上部コーナーと受音側下部コーナーを対角状に結ぶように配設したことを特徴とする、透光型間仕切り構造体である。
本発明の第三の態様は、第一の態様と第二の態様に記載の透光型膜振動吸音板が、多数の開口を有する一枚の透明穴明樹脂板と一枚のアルミニウム製エキスパンドメタルを事前に平坦化した板状体とで、弗素系透明樹脂薄幕を挟持して構成されることを特徴とする、透光型間仕切り構造体である。
本発明の透光型間仕切り構造体を用いることにより、吸音性と遮音性のみならず透光性(見透か性)を兼備し、さらに容易に移動可能な間仕切り構造体の製造が可能となり、これを用いることにより、工場内の作業者の安全と作業性が向上する。
本発明の透光型間仕切り構造体について、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は説明のための概念図であり、実寸・実写に即したものではない。また、以下の説明において連続気泡型弾性フォーム吸音材とは、樹脂製の非常に緻密な内部セル(細孔)構造を有し、これらのセル(細孔)が互いに繋がりあって材料の表裏面を空気が通過できる構造(オープンセル)をした発泡体であり、音波(振動する空気粒子)は、この細孔内を通過する摩擦抵抗を受けて熱エネルギーに変換され吸音される。
図1は、本発明のを透光型間仕切り構造体説明する図である。図1(a)はその斜視図
を、図1(b)の番号4は請求項1に示す透光型間仕切り構造体Aのa−a断面図を、また図1(c)の番号5は請求項2に示す透光型間仕切り構造体Bのa−a断面図を示す。図1において、番号3はテフロン(登録商標)袋入連続気泡型弾性フォーム吸音材9を封入した頂部吸音体の構造を説明する図を示す。頂部吸音体3の上面はアルミニウム製エキスパンドメタル等の穴明き板8でカバーされている。
を、図1(b)の番号4は請求項1に示す透光型間仕切り構造体Aのa−a断面図を、また図1(c)の番号5は請求項2に示す透光型間仕切り構造体Bのa−a断面図を示す。図1において、番号3はテフロン(登録商標)袋入連続気泡型弾性フォーム吸音材9を封入した頂部吸音体の構造を説明する図を示す。頂部吸音体3の上面はアルミニウム製エキスパンドメタル等の穴明き板8でカバーされている。
また、番号4は請求項1に示す透光型膜振動吸音板吸音体A、すなはち、透光型間仕切
り構造体A(番号1)のa−a断面の説明図を示す。側壁12は鋼板製であり、中央部に垂直に透明樹脂製遮音板10が配設されている。透光型膜振動吸音板吸音体A(番号4)の音源側と受音側には透光型膜振動吸音板11が配設されている。また、透光型膜振動吸音板吸音体A(番号4)の内部の側壁上下にはテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9が配設されている。
り構造体A(番号1)のa−a断面の説明図を示す。側壁12は鋼板製であり、中央部に垂直に透明樹脂製遮音板10が配設されている。透光型膜振動吸音板吸音体A(番号4)の音源側と受音側には透光型膜振動吸音板11が配設されている。また、透光型膜振動吸音板吸音体A(番号4)の内部の側壁上下にはテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9が配設されている。
番号5は請求項2に示す透光型膜振動吸音板吸音体B、すなはち、透光型間仕切り構造
体B(番号2)の説明図を示す。前記同様に側壁12は鋼板製であり、音源側上部コーナーと受音側下部コーナーを対角状に結ぶように、透明樹脂製遮音板10が配設されている。パネルの音源側と受音側には透光膜振動吸音板11が配設されている。また、透光型膜振動吸音板吸音体B(番号5)内部の側壁上下にはテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9が配設されている。
体B(番号2)の説明図を示す。前記同様に側壁12は鋼板製であり、音源側上部コーナーと受音側下部コーナーを対角状に結ぶように、透明樹脂製遮音板10が配設されている。パネルの音源側と受音側には透光膜振動吸音板11が配設されている。また、透光型膜振動吸音板吸音体B(番号5)内部の側壁上下にはテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9が配設されている。
図1(a)に示すように、上記透光型膜振動吸音板吸音体A(番号4)と透光型膜振動
吸音板吸音体B(番号5)はキャスター7つきの移動台車6の上に乗せ、固定されている。図2は、本発明に用いた透光型膜振動吸音板11の構造の一例を示す図であり、図2(a)は平面図を、図2(b)は、そのb−b断面図を示す。図中の番号15は弗素系透明樹脂薄膜を、番号13は事前に平坦化した板状アルミニウム製エキスパンドメタル、番号14は透明穴明樹脂板を示す。
吸音板吸音体B(番号5)はキャスター7つきの移動台車6の上に乗せ、固定されている。図2は、本発明に用いた透光型膜振動吸音板11の構造の一例を示す図であり、図2(a)は平面図を、図2(b)は、そのb−b断面図を示す。図中の番号15は弗素系透明樹脂薄膜を、番号13は事前に平坦化した板状アルミニウム製エキスパンドメタル、番号14は透明穴明樹脂板を示す。
ところで、透光型膜振動吸音板11の構造は図2に示す構造にこだわるものではなく、二枚の事前に平坦化したアルミニウム製エキスパンドメタルで、透明樹脂薄膜15を挟持したものや、二枚の多数の開口を有する透明穴明樹脂板14で弗素系透明樹脂薄膜15を挟持した構造のものでもよい。
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
(実施例1) 透光型間仕切り構造体A
図2を用いて、透光型膜振動吸音板11の実施例を説明する。図2(a)は平面図を、図2(b)はそのb−b断面図を示す。まず、網目サイズが4mm×8mmのアルミニウム製エキスパンドメタルを、圧延ロールを用いて平坦化加工を施した、大きさが1000mm(幅)×2000mm(長さ)の板状アルミニウム製エキスパンドメタル13を準備した。
(実施例1) 透光型間仕切り構造体A
図2を用いて、透光型膜振動吸音板11の実施例を説明する。図2(a)は平面図を、図2(b)はそのb−b断面図を示す。まず、網目サイズが4mm×8mmのアルミニウム製エキスパンドメタルを、圧延ロールを用いて平坦化加工を施した、大きさが1000mm(幅)×2000mm(長さ)の板状アルミニウム製エキスパンドメタル13を準備した。
また、厚さが1.5mm、開口の径が10mm、開口の中心間距離(ピッチ)が16m
m、開口角度が60度の千鳥配列、開口率が35%で、大きさが1000mm(幅)×2000mm(長さ)の透明穴明き樹脂板14を準備した。透明樹脂薄膜として、厚さが12μmの弗素系透明樹脂薄膜15を準備し、前記一枚の板状アルミニウム製エキスパンドメタル13と透明穴明き樹脂板14 で挟持した。これを、かしめ機を用いて、四周をアルミニウム製のテープで固定してフレーム16を構成し、一枚の透光型膜振動吸音板11とした。アルミニウム製のテープは、厚さが0.2mmで幅が20mmの物を用いた。
m、開口角度が60度の千鳥配列、開口率が35%で、大きさが1000mm(幅)×2000mm(長さ)の透明穴明き樹脂板14を準備した。透明樹脂薄膜として、厚さが12μmの弗素系透明樹脂薄膜15を準備し、前記一枚の板状アルミニウム製エキスパンドメタル13と透明穴明き樹脂板14 で挟持した。これを、かしめ機を用いて、四周をアルミニウム製のテープで固定してフレーム16を構成し、一枚の透光型膜振動吸音板11とした。アルミニウム製のテープは、厚さが0.2mmで幅が20mmの物を用いた。
頂部吸音体3(請求項1〜請求項3対応)
図3は、本発明に用いる頂部吸音体の構造を示す図である。図3(a)は、アルミニウム板製の筐体の斜視図で、この図3(a)に示すように、1000mm(長さ)×102mm(幅)×50mm(深さ)で、上面のみが解放するアルミニウム板製の筐体17を製作した。用いたアルミニウム板の板厚は2.0mmである。また、図3(b)は、図3(a)のc−cの断面図で、この図3(b)に示すように、このアルミニウム板製の筐体17の中に、細断した連続気泡型弾性フォーム吸音材19を、厚さ25μmのテフロン(登録商標)製の袋18に充填した、テフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9の上面を、網目サイズが5mm×10mmのアルミニウムエキスパンド製の穴明板8でカバーし、これを頂部吸音体3とした。
図3は、本発明に用いる頂部吸音体の構造を示す図である。図3(a)は、アルミニウム板製の筐体の斜視図で、この図3(a)に示すように、1000mm(長さ)×102mm(幅)×50mm(深さ)で、上面のみが解放するアルミニウム板製の筐体17を製作した。用いたアルミニウム板の板厚は2.0mmである。また、図3(b)は、図3(a)のc−cの断面図で、この図3(b)に示すように、このアルミニウム板製の筐体17の中に、細断した連続気泡型弾性フォーム吸音材19を、厚さ25μmのテフロン(登録商標)製の袋18に充填した、テフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9の上面を、網目サイズが5mm×10mmのアルミニウムエキスパンド製の穴明板8でカバーし、これを頂部吸音体3とした。
図4は、透光型膜振動吸音体Aを示す図である。図4(a)は透光型膜振動吸音体Aの斜視図で、この図4(a)に示すように、まず、2000mm(長さ)×1000mm(幅)×102mm(深さ)で、両面が解放する鋼板製の側壁12を製作した。用いた鋼板の厚さは1.6mmである。この鋼板製の側壁12の中央部に、垂直に、厚さが5mmの透明樹脂製遮音板10を取り付けた。図4(b)は(a)のd−d断面図である。図4(b)に示すように、透明樹脂製遮音板10で二分割されたそれぞれの吸音体の四周には、厚さが35mmで幅が45mmのテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9を取り付けた。
この透光型膜振動吸音体A(番号4)の上に、図1(a)と図1(b)に示すように、前記頂部吸音体3を取り付け、キャスター7付きの移動台車6に搭載、固定して、透光型間仕切り構造体体A(番号1)とした。
(実施例2) 透光型間仕切り構造体B−(請求項2、請求項3対応)
図5は、透光型膜振動吸音体Bを示す図である。この図5(a)に示すように、まず、2000mm(長さ)×1000mm(幅)×102mm(深さ)で、両面が解放する鋼板製の側壁12を製作した。用いた鋼板の厚さは1.6mmである。この鋼板製の側壁12の音源側上部コーナーと受音側下部コーナーを対角状に結ぶように厚さが5mmの透明樹脂製遮音板10を取り付けた。
図5は、透光型膜振動吸音体Bを示す図である。この図5(a)に示すように、まず、2000mm(長さ)×1000mm(幅)×102mm(深さ)で、両面が解放する鋼板製の側壁12を製作した。用いた鋼板の厚さは1.6mmである。この鋼板製の側壁12の音源側上部コーナーと受音側下部コーナーを対角状に結ぶように厚さが5mmの透明樹脂製遮音板10を取り付けた。
図5(b)は、図5(a)のe−e断面図である。図5(b)に示すように、透明樹脂製遮音板10で二分割されたそれぞれの吸音体の四周には、厚さが35mmで幅が98mmのテフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材9を取り付けた。この透光型膜振動吸音体B(番号5)の上に、図1(a)と図1(c)に示すように、前記頂部吸音体3を取り付け、キャスター6付きの移動台車6に搭載、固定して、透光型間仕切り構造体B(番号2)とした。
(実施例3)(工場内試験A)
図6は、本発明の透光型間仕切り構造体Aを用いた減音効果についての工場内試験の実施要領を示す図である。この図6に示すように、高さが2.8m、幅が1mの透光型間仕切り構造体Aを10台並べて10m長さの防音壁とした。防音壁長さ中央部の、防音壁から3m、高さ1mの位置にスピーカー20を設置して騒音発生源とした。また、防音壁を介してスピーカー20と反対側の防音壁から2m、高さ1.7mの位置にマイクロフォン21を設置して測定点とした。
図6は、本発明の透光型間仕切り構造体Aを用いた減音効果についての工場内試験の実施要領を示す図である。この図6に示すように、高さが2.8m、幅が1mの透光型間仕切り構造体Aを10台並べて10m長さの防音壁とした。防音壁長さ中央部の、防音壁から3m、高さ1mの位置にスピーカー20を設置して騒音発生源とした。また、防音壁を介してスピーカー20と反対側の防音壁から2m、高さ1.7mの位置にマイクロフォン21を設置して測定点とした。
500Hz、1000Hz、2000Hzの1/1オクターブバンドノイズを発生させ、これらを試験音源として用いた。試験音源の強さはスピーカー前1mの地点で100dBになるように調整した。減音効果は透光型間仕切り構造体Aを用いない場合の音圧レベル(dB)から、透光型間仕切り構造体Aを用いた場合の音圧レベル(dB)を減じることによって求め、これを表1にまとめた。表1から明らかなように、表中の全ての周波数において減音効果がある事が明らかである。
(実施例4)(工場内試験B)
前記実施例3と同様の要領で、透光型間仕切り構造体Bを用いた場合の減音効果(dB)を表2にまとめた。表2から明らかなように、表中の全ての周波数において、前記透光型間仕切り構造体A以上の減音効果がある事が明らかである。
前記実施例3と同様の要領で、透光型間仕切り構造体Bを用いた場合の減音効果(dB)を表2にまとめた。表2から明らかなように、表中の全ての周波数において、前記透光型間仕切り構造体A以上の減音効果がある事が明らかである。
本発明の透光型間仕切り構造体を用いることにより、吸音性と遮音性のみならず透光性(見透か性)を兼備した移動可能な間仕切り構造体の製造が可能となり、建築業、防音工事業等の産業に利用される可能性を有する。これを用いることにより、工場内の作業者の安全性と作業性が向上する。
1 透光型間仕切り構造体A
2 透光型間仕切り構造体B
3 頂部吸音体
4 透光型膜振動吸音体A
5 透光型膜振動吸音体B
6 移動台車
7 キャスター
8 穴明き板
9 テフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材
10 透明樹脂製遮音板
11 透光型膜振動吸音板
12 鋼板製の側壁
13 板状アルミニウム製エキスパンドメタル
14 透明穴明き樹脂板
15 弗素系透明樹脂薄膜
16 フレーム
17 アルミニウム板製の筐体
18 テフロン(登録商標)製の袋
19 連続気泡型弾性フォーム吸音材
20 スピーカー
21 マイクロフォン
特許出願人 株式会社ユニックス
代理人 弁理士 椎 名 彊
2 透光型間仕切り構造体B
3 頂部吸音体
4 透光型膜振動吸音体A
5 透光型膜振動吸音体B
6 移動台車
7 キャスター
8 穴明き板
9 テフロン(登録商標)袋入り連続気泡型弾性フォーム吸音材
10 透明樹脂製遮音板
11 透光型膜振動吸音板
12 鋼板製の側壁
13 板状アルミニウム製エキスパンドメタル
14 透明穴明き樹脂板
15 弗素系透明樹脂薄膜
16 フレーム
17 アルミニウム板製の筐体
18 テフロン(登録商標)製の袋
19 連続気泡型弾性フォーム吸音材
20 スピーカー
21 マイクロフォン
特許出願人 株式会社ユニックス
代理人 弁理士 椎 名 彊
Claims (3)
- 透光型間仕切り構造体において、当該間仕切り構造体の音源側と受音側に透光型膜振動吸音板を配設するとともに、中央部に一枚の透明樹脂製遮音板を配設、パネルの側壁内部に連続気泡型弾性フォーム吸音材を内張り、さらに最頂部に軟質繊維系吸音材または連続気泡型弾性フォーム吸音材を具備した頂部吸音体を配設するとともに、下部にキャスターを取り付けて移動可能としたことを特徴とする透光型間仕切り構造体。
- 請求項1の透光型間仕切り構造体において、内部の一枚の透明樹脂製遮音板を、パネルの音源側上部コーナーと受音側下部コーナーを対角状に結ぶように配設
したことを特徴とする透光型間仕切り構造体。 - 請求項1または2に記載の透光型膜振動吸音板が、多数の開口を有する一枚の透明穴明樹脂板と一枚のアルミニウム製エキスパンドメタルを事前に平坦化した板状体とで、弗素系透明樹脂薄膜を挟持して構成されることを特徴とする透光型間仕切り構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004905A JP2015132128A (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 透光型間仕切り構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004905A JP2015132128A (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 透光型間仕切り構造体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2014004905A Pending JP2015132128A (ja) | 2014-01-15 | 2014-01-15 | 透光型間仕切り構造体 |
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---|---|
JP (1) | JP2015132128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018038043A1 (ja) * | 2016-08-26 | 2019-06-20 | 富士フイルム株式会社 | 防音構造体 |
-
2014
- 2014-01-15 JP JP2014004905A patent/JP2015132128A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018038043A1 (ja) * | 2016-08-26 | 2019-06-20 | 富士フイルム株式会社 | 防音構造体 |
US11332926B2 (en) | 2016-08-26 | 2022-05-17 | Fujifilm Corporation | Soundproof structure |
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