JP2015131667A - 運搬用容器 - Google Patents

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青野 一久
Kazuhisa Aono
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Abstract

【課題】本発明は、軽量化できるとともに、段積みした場合に下側の飲料用容器の口部付近に水滴が滴下しにくくした運搬用容器を提供する。
【解決手段】運搬用容器1は、連続模様のリブから構成された底面部2と、該底面部2の周囲から立ち上げた周壁部3とから容器本体5を構成し、該容器本体5内に配設された格子状の仕切壁4により区画された枠内に飲料用容器9を収容し、前記底面部2は、前記飲料用容器9の底面9bに当接して荷重を支持するリング状の支持リム部6と、該支持リム部6の外周面6aから外方に張り出す張出部8とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、飲料用容器を収容して運搬することができる運搬用容器に関し、特にガラス瓶の口部に王冠を嵌め合せた飲料用容器などを収容するのに好適な運搬用容器に関する。
従来、ガラス瓶などの飲料用容器を運搬するための運搬用容器としては、連続模様のリブから形成した底面部の周囲に側壁部を設け、その内部を縦横の隔壁により区画した直方体状の運搬用容器が知られている。このような運搬用容器は、区画された枠内に飲料用容器を収容できるように形成され、また、多段に積み上げることができるように形成されている。
このような運搬用容器に、飲料用容器を収容し、積み上げ、屋外にて保管することがある。この場合、飲料用容器は、降雨に晒され、表面に水滴などが付着することがある。この水滴が飲料用容器の表面上を流れ、底面に集水して滴り落ち、下側の飲料用容器を濡らすことがあった。
そこで、上方から滴り落ちてくる水滴等が下方の容器の口部近傍に落下することを防止することができる運搬用容器が開発されており、例えば、下記特許文献1には、底面部を構成しているリブを、収容する牛乳瓶等の底面に当接して荷重を支持する中央リブ部分と、この中央リブ部分の外方に配置されこれら中央リブ部分を連結する連結リブ部分と、から構成し、前記中央リブ部分は、略円盤形であるとともに、この円盤が少なくとも前記牛乳瓶等の口部と等しいか、これより大きいベタ状の円盤であることを特徴とする運搬用容器が開示されている。
特開2002−2697号公報
上記特許文献1の運搬用容器は、中央リブ部分を略円盤状に形成して底面部を広く覆う構成としてあるため、使用する樹脂が多くなり、運搬用容器の重量が増し、またコストが上がるという問題があった。
さらには、底面部に略円盤状の中央リブ部分を設けても、表面張力により中央リブ部分の底面側に水が回り込み、下方の飲料用容器の口部付近に水滴が落下するおそれがあった。ガラス瓶などの飲料用容器は、口部の蓋として王冠を用いるものが多く、王冠は金属からなるものであるため、錆が発生して腐食するおそれがあった。
そこで、本発明は、上記課題を鑑み、軽量化できるとともに、段積みした場合に下側の飲料用容器の口部付近に水滴が滴下しにくくした運搬用容器を提供することを目的とする。
本発明の運搬用容器の一形態は、連続模様のリブから構成された底面部と、該底面部の周囲から立ち上げた周壁部とから容器本体を構成し、該容器本体内に配設された格子状の仕切壁により区画された枠内に飲料用容器を収容する運搬用容器であって、前記底面部は、前記飲料用容器の底面に当接して荷重を支持するリング状の支持リム部と、該支持リム部の外周面から外方に張り出す張出部とを備えたことを特徴とする。
上記形態において、前記支持リム部は、前記飲料用容器の口部の直径よりも大きい直径に形成することができる。
上記形態において、前記張出部は、断面三角形状に形成することができる。
上記形態において、前記支持リム部は、上端面を前記飲料用容器の底面に沿う形状にすることができる。
上記形態の運搬用容器は、支持リム部をリング状に形成したため、円盤状に形成する場合と比較して軽量化を図ることができる。また、支持リム部の外周面に張出部を設けたため、飲料用容器の表面を流れ落ちてきた水滴は、張出部の先端部から滴り落ち、下側の飲料用容器の口部付近に落下しにくくなる。
本発明の一実施形態の運搬用容器を示した斜視図である。 図1の運搬用容器の平面図である。 図1の運搬用容器の底面図である。 図2のA−A線における断面図である。 図1の運搬用容器に飲料用容器を収容した場合を示し、図2のB−B線における断面図である。 図1の運搬用容器に飲料用容器を収容して段積みした場合を示した断面図である。
以下、本発明の運搬用容器の一実施形態について説明するが、本発明は下記実施形態に制限されるものではない。
本発明の一実施形態の運搬用容器1は、図1〜図5などに示すように、リブから形成した底面部2と、その周囲の周壁部3と、その内部に配した仕切壁4とを備えたものである。
運搬用容器1は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂から形成することができ、射出成形などにより製造することができる。本実施形態では、図1又は図2などに示すように、底面部2の周囲に周壁部3を形成した直方体箱型の容器本体5と、その内部に格子状に配した仕切壁4とを備え、これらを一体的に形成してある。
容器本体5の内部は、仕切壁4を縦横に格子状に配して区画されており、各区画の枠内に飲料用容器9を収容することができ、本実施形態では、24本(2ダース)の飲料用容器9が収容することができるように形成してある。
運搬用容器1は、特に限定するものではないが、瓶、ペットボトル、金属製容器などの飲料用容器9を収容することができ、特に、ビール瓶、清涼飲料用瓶などのガラス瓶の口部の金属製の蓋部として王冠を用いた飲料用容器を収容するのに好適である。
底面部2は、本実施形態では、連続模様のリブからなり、仕切壁4で囲まれた一区画を基本単位とした連続模様としてある。この基本単位は、図2〜図5などに示すように、リング状の支持リム部6と、支持リム部6を仕切壁4と連結する連結リム部7とを備える。
底面部2の底面側の周縁部2aは、図3に示すように、平坦面状の箇所を有し、他の運搬用容器1の周壁部3の上端面3aに載るように形成してある。
支持リム部6は、本実施形態では、リング状(若干高さの円筒状)に形成してあり、その外周面6aには、外向きに張り出した張出部8が周方向に形成してある。支持リム部6の外径は、収容する飲料用容器9の口部の直径よりも大きく形成することが好ましく、具体的には、外径を40mm〜60mm、特に44mm〜50mmに形成することが好ましい。また、肉厚は1.5mm〜6mm、特に2mm〜4mmに形成することが好ましく、高さは5mm〜20mm、特に8mm〜12mmに形成することが好ましい。
外周面6aは、垂直面として形成してあるが、これに限定されるものではなく、傾斜面状や湾曲面状等に形成してもよい。
支持リム部6の上端面6bは、収容する飲料用容器9の底面9bの形状に沿うように形成するのが好ましく、本実施形態では平坦面状に形成してある。これにより、飲料用容器9の底面9bと上端面6bとが密着して隙間がなくなり、飲料用容器9の表面を滴り落ちてきた水滴が支持リム部6の内周側に浸入することを防ぐことができる。
張出部8は、本実施形態では、図4又は図5に示すように、支持リム部6の外周面6aの下端部寄りから外方に張り出すように形成してあり、連結リム部7の箇所を除き全周に渡り形成してある。また、張出部8の断面形状は、上面が傾斜面となる直角三角形状に形成してある。張出部8の形状は、これに限定されるものではなく、平板状などに形成すこともでき、また、断面形状を三角形状や半円状などに形成することもできる。張出部8は、上面を傾斜状にするのが好ましい。
張出部8の外径は、収容する飲料用容器9の口部の直径よりも大きく形成することが好ましく、具体的には、外径を45mm〜65mm、特に49mm〜55mmに形成することが好ましい。また、外周面9aからの出幅を1mm〜5mm、特に2mm〜3mmに形成することが好ましい。
連結リム部7は、本実施形態では、断面縦長長方形状に形成してあり、支持リム部6の外周面6aから四方に伸び、仕切壁4と連結するようにしてある。連結リム部7は、横又は縦の仕切壁4と並行に形成してあり、高さ及び肉厚は、支持リム部6と略同一に形成してある。
周壁部3は、本実施形態では、図1に示すように、底面部2の周縁部から立ち上げた4つの側壁面からなり、各側壁面は中央付近に開口部を有し、面上の適宜箇所には縦又は横に延びるリブが複数形成してある。周壁部3の上端面3aは、平坦面状に形成し、上記したとおり、他の運搬用容器1の底面部2の周縁部2aが載るようにしてある。
仕切壁4は、本実施形態では、図4又は図5に示すように、蛇行状の上片面部4aの各下端部から下方に延びる脚部4bを有する形状としてある。
運搬用容器1は、飲料用容器9を収容して段積みすることができる。この状態において、図6に示すように、飲料用容器9が上下に配されるため、上側の飲料用容器9の表面に付着した水滴10が下側の飲料用容器9に向かい滴下することがある。この際、上側の飲料用容器9の表面上を流れ落ちてきた水滴10は、図6の矢印Aに示すとおり、飲料用容器9の底面9bから支持リム部6の外周面6aに渡り、張出部8の上面を経由して、その先端部から外方に向け滴り落ちることになる。このため、水滴10は下側の飲料用容器9の口部付近に滴下しにくくなり、下側の飲料用容器9の口部付近が汚れにくくなる。また、飲料用容器9が、王冠9aを口部に嵌め合わせるビール瓶などである場合は、王冠9aに水滴10が滴下しにくくなるため、王冠9aが錆び、腐食することを防止することができる。
支持リム部6を、飲料用容器9の口部の直径よりも大きい直径に形成すれば、なおさら下側の飲料用容器9の口部付近に水滴10が滴下しにくくなる。
支持リム部6の上端面6aを、飲料用容器9の底面9bに沿う形状として密着するようにすれば、飲料用容器9の底面9bと支持リム部6の上端面6bとの間に隙間ができにくくなり、水滴10を支持リム部6の内周側に浸入しにくくすることができる。
張出部8を断面三角形状に形成すれば、外周面9aを流れてきた水滴10を外方に向け滴下させやすくなる。
また、支持リム部6は、リング状に形成してあるため、円盤状に形成した場合と比べて軽量になり、運搬用容器1の重量を軽くすることができる。
1運搬用容器
2底面部
2a周縁部
3周壁部
3a上端面
4仕切壁
5容器本体
6支持リム部
6a外周面
6b上端面
7連結リム部
8張出部
9飲料用容器
9a王冠
9b底面
10水滴

Claims (4)

  1. 連続模様のリブから構成された底面部と、該底面部の周囲から立ち上げた周壁部とから容器本体を構成し、該容器本体内に配設された格子状の仕切壁により区画された枠内に飲料用容器を収容する運搬用容器であって、
    前記底面部は、前記飲料用容器の底面に当接して荷重を支持するリング状の支持リム部と、該支持リム部の外周面から外方に張り出す張出部とを備えた運搬用容器。
  2. 前記支持リム部は、前記飲料用容器の口部の直径よりも大きい直径に形成した請求項1に記載の運搬用容器。
  3. 前記張出部は、略断面三角形状に形成した請求項1又は2に記載の運搬用容器。
  4. 前記支持リム部は、上端面を前記飲料用容器の底面に沿う形状にした請求項1〜3のいずれかに記載の運搬用容器。
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