JP2015130968A - 光音響撮像装置、光音響撮像装置の作動方法、及び光音響撮像装置の作動プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】挿入部の太径化を抑制しつつ、被検体内の光音響観察及び光学観察を行うことができる光音響撮像装置等を提供する。【解決手段】光音響撮像装置1は、照明光源部2とレーザ光源部3と、照明光源部2が発生した照明光とレーザ光源部3が発生したレーザ光のいずれかを切り替え可能に出射する光切替部4と、光切替部4の切り替え動作を制御する制御部11と、被検体内に挿入可能な挿入部5と、挿入部5に挿通され、光切替部4から出射した照明光又はレーザ光を伝送するライトガイド54と、ライトガイド54により伝送された照明光又はレーザ光を出射する先端面54bと、照明光が照射された領域を撮像して画像信号を生成する撮像部57と、レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信して電気信号に変換する超音波探触子55とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、光音響効果を利用して被検体の組織を撮像する光音響撮像装置、光音響撮像装置の作動方法、及び光音響撮像装置の作動プログラムに関する。
近年、光音響効果を利用した生体観察技術が知られている。光音響効果とは、生体に照射された光のエネルギーを吸収した分子が放出した熱により分子の体積が膨張して、音響波が発生する現象である。光音響効果を利用した生体観察技術は、光音響効果により発生した音響波(以下、光音響波という)を検出し、この光音響波に基づいて画像を生成する技術である。
例えば特許文献1には、被検体内にレーザ光を照射する光照射部と光音響波の検出を行う電気音響変換部とが挿入部の先端部に設けられた内視鏡が開示されている。また、特許文献2には、カテーテルと、該カテーテルの先端部までレーザ光を導光する光ファイバと、カテーテルの先端部に設けられ、光音響波を検出して電気信号に変換する電気音響変換部とを備えたカテーテル型の光音響プローブが開示されている。
ところで、光音響効果を利用して、胃、腸、胆道、胆管、膵管等の消化器や、気管支、肺等の呼吸器や、尿道、尿管等の泌尿器といった被検体の管腔内を観察する場合、上述したような光照射部及び電気音響変換部が設けられた内視鏡やカテーテルの挿入部を被検体内に挿入し、所望の器官に誘導して観察を行う。この際、被検体内は暗いので、被検体内を照明して光学的に観察しつつ挿入部を誘導する必要がある。そのため、上記特許文献1及び2の場合、被検体内を照明して光学観察を行う内視鏡を別途使用しなければならず、被検体である患者にとっては負担が大きい。光学観察用の内視鏡の別途使用を避けるためには、光音響観察用の内視鏡やカテーテルの挿入部に、被検体内を照明するための光学系をさらに設け、光音響観察及び光学観察を1つの装置で行うことが考えられる。しかしながら、この場合、挿入部が太径化してしまうので、やはり患者にとっては負担となる。そのため、挿入部の太径化を抑制しつつ、被検体内の光音響観察及び光学観察を行うことができる技術が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、挿入部の太径化を抑制しつつ、被検体内の光音響観察及び光学観察を行うことができる光音響撮像装置、光音響撮像装置の作動方法、及び光音響撮像装置の作動プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光音響撮像装置は、被検体内の光音響観察及び光学観察が可能な光音響撮像装置において、光学観察用の照明光を発生する照明光源部と、光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光源部と、前記照明光源部が発生した前記照明光と前記レーザ光源部が発生した前記レーザ光とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替部と、前記光切替部に対する前記照明光と前記レーザ光との切り替え動作を制御する制御部と、前記被検体内に挿入可能な挿入部と、前記挿入部に挿通され、前記光切替部から出射した前記照明光又は前記レーザ光を伝送する光ガイド部と、前記挿入部に設けられ、前記光ガイド部によって伝送された前記照明光又は前記レーザ光を前記被検体に向けて照射する光照射部と、前記挿入部に設けられ、少なくとも前記照明光が照射された領域を光学的に撮像して画像信号を生成する撮像部と、前記挿入部に設けられ、前記レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信し、該光音響波を電気信号に変換する電気音響変換部と、を備えることを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記制御部は、前記光切替部から出射する前記照明光と前記レーザ光とを周期的に切り替えさせることを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記制御部は、観察対象部位又は組織の前記被検体の表面からの深さに応じて、前記光切替部による前記照明光と前記レーザ光との切り替え周期を変化させる、ことを特徴とする。
上記光音響撮像装置は、外部からの操作に応じた情報の入力を受け付けて前記制御部に入力する入力部をさらに備え、前記制御部は、前記入力部から入力された前記情報に基づいて、前記光切替部による前記照明光と前記レーザ光との切り替え周期を制御する、ことを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記入力部は、観察対象部位又は組織の前記被検体の表面からの深さに関する情報の入力を受け付け、前記制御部は、前記深さが深いほど、前記光切替部から前記光ガイド部に出射される前記レーザ光の出射周期が長くなるように、前記切り替え周期を制御する、ことを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記入力部は、前記被検体に対する観察モードの入力を受け付け、前記制御部は、前記入力部から入力された前記観察モードに基づいて前記切り替え周期を制御する、ことを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記観察モードは、光学観察モードと、光音響観察モードと、光音響観察及び光学観察を同時に行う同時観察モードとのいずれかであり、前記制御部は、前記入力部から入力された前記観察モードが前記光学観察モードである場合、前記光切替部から前記光ガイド部に前記照明光のみを出射させ、前記入力部から入力された前記観察モードが前記光音響観察モードである場合、前記光切替部から前記光ガイド部に前記レーザ光のみを出射させ、前記入力部から入力された前記観察モードが前記同時観察モードである場合、前記光切替部から前記光ガイド部に前記照明光と前記レーザ光とを所定の周期で交互に出射させる、ことを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記制御部は、前記被検体に照射する前記レーザ光の強度に応じて、前記光切替部による前記照明光と前記レーザ光との切り替え周期を変化させる、ことを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記制御部は、前記レーザ光の強度が強いほど、前記光切替部から前記光ガイド部に出射される前記レーザ光の出射周期が長くなるように、前記光切替部を制御することを特徴とする。
上記光音響撮像装置において、前記光切替部は、前記レーザ光をパルス出射し、該パルス出射の合間に前記照明光を連続的に出射することを特徴とする。
本発明に係る光音響撮像装置の作動方法は、被検体内の光音響観察及び光学観察が可能な光音響撮像装置の作動方法において、照明光源部が、光学観察用の照明光を発生する照明光発生ステップと、レーザ光源部が、光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光発生ステップと、光切替部が、前記照明光源部が発生した前記照明光と前記レーザ光源部が発生した前記レーザ光とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替ステップと、制御部が、前記光切替部に対する前記照明光と前記レーザ光との切り替え動作を制御する制御ステップと、前記被検体内に挿入可能な挿入部に挿通され、前記光切替部から出射した前記照明光又は前記レーザ光を伝送する光ガイド部によって導光された前記照明光又は前記レーザ光を出射する光照射部から前記照明光が出射した際に、撮像部が、少なくとも前記照明光が照射された領域を光学的に撮像して画像信号を生成する撮像ステップと、前記光照射部から前記レーザ光が出射した際に、電気音響変換部が、前記レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信し、該光音響波を電気信号に変換する電気音響変換ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る光音響撮像装置の作動プログラムは、被検体内の光音響観察及び光学観察が可能な光音響撮像装置に、照明光源部が、光学観察用の照明光を発生する照明光発生ステップと、レーザ光源部が、光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光発生ステップと、光切替部が、前記照明光源部が発生した前記照明光と前記レーザ光源部が発生した前記レーザ光とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替ステップと、制御部が、前記光切替部に対する前記照明光と前記レーザ光との切り替え動作を制御する制御ステップと、前記被検体内に挿入可能な挿入部に挿通され、前記光切替部から出射した前記照明光又は前記レーザ光を伝送する光ガイド部によって導光された前記照明光又は前記レーザ光を出射する光照射部から前記照明光が出射した際に、撮像部が、少なくとも前記照明光が照射された領域を光学的に撮像して画像信号を生成する撮像ステップと、前記光照射部から前記レーザ光が出射した際に、電気音響変換部が、前記レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信し、該光音響波を電気信号に変換する電気音響変換ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、光学観察用の照明光と光音響観察用のレーザ光と光切替部によって切り替え、共通の光ガイド部を介して挿入部に導光するので、挿入部の太径化を抑制しつつ、被検体内の光音響観察及び光学観察を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る光音響撮像装置、光音響撮像装置の作動方法、及び光音響撮像装置の作動プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、各図面の記載において、同一部分には同一の符号を附して示している。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る光音響撮像装置の構成例を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態に係る光音響撮像装置を内視鏡に適用した例を示す模式図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る光音響撮像装置の構成例を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態に係る光音響撮像装置を内視鏡に適用した例を示す模式図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る光音響撮像装置1は、被検体内の光音響観察及び光学観察を共に行うことが可能な装置であり、光学観察用の照明光を発生する照明光源部2と、光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光源部3と、照明光源部2が発生した照明光とレーザ光源部3が発生したレーザ光源とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替部4と、被検体内に挿入され、少なくとも照明光が照射された領域を撮像して画像信号を生成する機能と、レーザ光が照射された領域内における光音響効果によって生じた光音響波を受信する機能とが設けられた挿入部5と、挿入部5において生成された画像信号をもとに光学観察画像(内視鏡画像)の画像データを生成する光学観察部6と、挿入部5において受信された光音響波をもとに光音響画像の画像データを生成する光音響観察部7と、液晶または有機EL等からなる表示パネルを用いて実現され、光学観察部6及び光音響観察部7が生成した画像データに基づく光学観察画像や光音響画像を表示可能な表示部8と、外部からの操作に応じた情報の入力を受け付ける入力部9、記憶部10と、光音響撮像装置1全体の動作を制御する制御部11とを備える。
また、図2に示すように、本実施の形態に係る光音響撮像装置1が適用される内視鏡12は、体内に挿入される挿入部5に加え、挿入部5の基端側に連結される操作部13と、操作部13から延在するユニバーサルケーブル14と、ユニバーサルケーブル14の先端部に設けられるコネクタ15とを備える。
照明光源部2は、被検体内を照明する照明光を発生し、光ファイバケーブル16を介して該照明光を光切替部4に入射させる。照明光源部2は、白色光を出射する同時式の光源装置であっても良いし、回転フィルタを介してRGBの3原色を順次出射する面順次式の光源装置であっても良い。
レーザ光源部3は、被検体に照射された際に光音響効果を生じさせるレーザ光を発生し、光ファイバケーブル17を介して光切替部4に入射させる。レーザ光の波長は、観察対象の部位や組織内の物質の光吸収特性に応じて適宜決定される。一例として、700〜900nm近傍の近赤外線が用いられる。
光切替部4は、照明光源部2が発生した照明光と、レーザ光源部3が発生したレーザ光とのいずれかを切り替え可能に後述するライトガイド(光ガイド部)54に導光する。光切替部4の構成は、2つの経路(光ファイバケーブル16、17)からそれぞれ入射した光の一方を切り替え可能に出射する機能を有していれば、特に限定されない。具体的には、スイッチ、シャッタ、ミラー等によって光切替部4を構成することができる。
図3は、光切替部4の構成例を示す模式図である。本実施の形態においては、一例として、回転可能な2つのシャッタにより光切替部4を構成する。図3(a)に示すように、光切替部4は、照明光を伝送する光ファイバケーブル16の出射端面16a近傍に設けられた照明光用シャッタ41と、レーザ光を伝送する光ファイバケーブル17の出射端面17a近傍に設けられたレーザ光用シャッタ42と、照明光用シャッタ41とレーザ光用シャッタ42とのいずれかを通過した光をライトガイド54に導く光路結合部43と、照明光用シャッタ41を中心軸R1回りに回転させる駆動部44と、レーザ光用シャッタ42を中心軸R2回りに回転させる駆動部45とを備える。駆動部44、45の動作は、制御部11によって制御されている。
図3(a)に示すように、光ファイバケーブル16は、出射端面16aが光路結合部43の一方の入射端面43aと対向するように配置されている。この出射端面16aと入射端面43aとの間の光路上に、照明光用シャッタ41が配置される。また、光ファイバケーブル17は、出射端面17aが光路結合部43の他方の入射端面43bと対向するように配置されている。この出射端面17aと入射端面43bとの間の光路上に、レーザ光用シャッタ42が配置される。
図3(b)に示すように、照明光用シャッタ41は、全体として円盤状をなしている。この円盤の中心軸R1を中心とする半径r1の円周に沿って、一定の幅のC字状をなす開口41aが形成されている。開口41aの幅は、光ファイバケーブル16の出射端面16aの径と概ね一致している。このような照明光用シャッタ41は、中心軸R1を中心とする半径r1の円周が出射端面16aと入射端面43aとの間の光路を横切るように配置される。これにより、照明光源部2から照明光を出射させ、照明光用シャッタ41を回転させると、照明光が開口41aから連続的に出射する状態と、照明光が遮蔽される状態とが周期的に繰り返される。この周期は、照明光用シャッタ41の回転速度により制御することができる。照明光用シャッタ41を通過した照明光は、光路結合部43の一方の入射端面43aに入射し、該光路結合部43を介してライトガイド54に導光される。
図3(c)に示すように、レーザ光用シャッタ42は、全体として円盤状をなしている。この円盤の中心軸R2を中心とする半径r2の円周上の点を中心として、円形の開口42aが形成されている。開口42aの径は、光ファイバケーブル17の出射端面17aの径と概ね一致している。このようなレーザ光用シャッタ42は、中心軸R2を中心とする半径r2の円周が出射端面17aと入射端面43bとの間の光路を横切るように配置される。これにより、レーザ光源部3からレーザ光を出射させ、レーザ光用シャッタ42を回転させると、開口42aが出射端面17aと対向する位置を通過したときに、レーザ光用シャッタ42からパルス的なレーザ光が出射する。このレーザ光のパルス出射周期は、レーザ光用シャッタ42の回転速度により制御することができる。レーザ光用シャッタ42を通過したレーザ光は、光路結合部43の他方の入射端面43bに入射し、該光路結合部43を介してライトガイド54に導光される。
このような光切替部4に対し、制御部11の制御の下で、駆動部44、45による照明光用シャッタ41及びレーザ光用シャッタ42の回転速度や回転開始タイミングを調節することにより、照明光とパルス的なレーザ光とを所定の周期で切り替えつつ、ライトガイド54に導くことができる。
図2に示すように、挿入部5は、硬質部材からなる硬性部51と、硬性部51の基端側に湾曲可能に連結される湾曲部52と、湾曲部52の基端側に設けられると共に可撓性を有する可撓管部53とを有する。挿入部5の内部には、照明光及びレーザ光を伝送するライトガイド54と、各種電気信号を伝送する複数の信号線が設けられている。また、図示はしないが、挿入部5の内部には、処置具を挿通するための処置具挿通路が形成され、硬性部51に、各種処置具を延出させる処置具チャンネルが設けられる。
図4は、挿入部5の先端部の構成を模式的に示す図である。このうち、図4(a)は挿入部5の外観を示す上面図であり、図4(b)は図4(a)のA−A断面図である。
挿入部5には、光切替部4を通過した照明光又はレーザ光を伝送するライトガイド54と、光音響波を受信して電気信号に変換する超音波探触子55と、挿入部5の外部の光を集光して撮像部57に入射させるレンズ56と、該レンズ56から入射した光を光電変換することにより画像信号を生成する撮像部57と、とが設けられている。
挿入部5には、光切替部4を通過した照明光又はレーザ光を伝送するライトガイド54と、光音響波を受信して電気信号に変換する超音波探触子55と、挿入部5の外部の光を集光して撮像部57に入射させるレンズ56と、該レンズ56から入射した光を光電変換することにより画像信号を生成する撮像部57と、とが設けられている。
ライトガイド54の先端は、複数の光伝送ライン54aに分岐しており、各光伝送ライン54aの先端部は、超音波探触子55に設けられた隙間(後述)に配置されている。各光伝送ライン54aの先端面54bは超音波探触子55の表面と同じ又は近傍の面に配置されており、この先端面54bが、照明光又はレーザ光を被検体に向けて照射する光照射部を構成する。
超音波探触子55は、複数の超音波振動子55aが一定の隙間を開けて基板上に規則的に配列された電気音響変換部である。各超音波振動子55aは、圧電素子、音響整合層、音響レンズ、及びバッキング層を有する。このような超音波振動子55a同士の隙間には、上述した光伝送ライン54aが配置され、この光伝送ライン54aを支持するように、エポキシ樹脂等の充填材が充填されている。なお、図4においては、複数の超音波振動子55aをリニアに配列した例を示しているが、超音波振動子55aの配列はリニアに限定されず、コンベックス配列であっても良いし、ラジアル配列であっても良い。或いは、複数の超音波振動子55aが2次元的に配列された2Dアレイを用いても良い。この場合、光伝送ライン54aも、隣り合う超音波振動子55aの隙間に2次元的に配置すると良い。
このような超音波探触子55は、挿入部5が挿入された被検体内を伝播する光音響波を受信して電気信号(以下、光音響信号ともいう)に変換する。この光音響信号は光音響ケーブル19を介して光音響観察部7に送信される。
硬性部51の一部には光入射窓58が設けられ、この光入射窓58の内側にレンズ56が配置されている。撮像部57は、CCD等の撮像素子を有し、視野内に位置する被写体を、レンズ56を介して撮像し、画像信号を生成する。この画像信号は、ビデオケーブル18を介して光学観察部6に送信される。
再び図1を参照すると、光学観察部6は、撮像部57において生成され、ビデオケーブル18を介して送信された画像信号に対し、増幅、A/D変換、フィルタ処理等の所定の信号処理を施すことにより、光学観察画像の画像データを生成する。
光音響観察部7は、超音波探触子55から出力され、光音響ケーブル19を介して送信された光音響信号に対し、増幅、A/D変換、遅延加算、フィルタ処理、検波等の所定の信号処理を施すことにより、光音響画像の画像データを生成する。
入力部9は、キーボード、マウス、タッチパネル、カードリーダ等のインタフェースを用いて実現され、操作者等により外部からなされた操作に応じた信号を制御部11に入力する。
記憶部10は、光音響撮像装置1の作動プログラムや所定のOSを起動するプログラム等が予め記憶されたROM、及び各処理において用いられるパラメータやデータ等を記憶するRAM等を用いて実現される。より詳細には、記憶部10は、観察モードに応じた光切替部4の制御パラメータ、関心領域の深さに応じた照明光とレーザ光との切り替え周期(レーザ光のパルス出射周期)、各種画像を生成する際の信号処理パラメータといった各種パラメータを記憶すると共に、光学観察部6及び光音響観察部7において生成された画像データ等を記憶する。ここで、光音響撮像装置1において設定可能な観察モードには、光学観察のみを行う光学観察モードと、光音響観察及び光学観察を同時に行う同時観察モードと、光音響観察のみを行う光音響観察モードとがある。なお、同時観察モードとは、時分割で交互に被検体に照射された照明光及びレーザ光に基づいてそれぞれ生成された光学観察画像と光音響画像とを、ユーザが同時に観察することができるモードという意味である。
制御部11は、光切替部4から出射する照明光とレーザ光との切り替え周期を、観察モードや関心領域の深さ等に応じて制御する。また、制御部11は、光学観察部6、光音響観察部7、表示部8、及び記憶部10の各部における動作を統括的に制御する。
図2に示す内視鏡12の操作部13は、湾曲部52を上下方向または左右方向に湾曲操作する湾曲ノブ131と、各種操作を行うための複数の操作部材132と、挿入部5内に形成された処置具用挿通路に連通し、処置具用挿通路へ処置具を挿入するための処置具挿入口133とを有する。
ユニバーサルケーブル14には、電気信号を伝達する複数の信号線や、照明光を伝送する光ファイバからなるライトガイド54等が挿通している。
コネクタ15は、光切替部4を介して、光ファイバケーブル16によって照明光源部2と接続されていると共に、光ファイバケーブル17によってレーザ光源部3と接続され、照明光源部2及びレーザ光源部3との間で光信号の送受信を行う。また、コネクタ15は、ビデオケーブル18を介して光学観察部6と接続されていると共に、光音響ケーブル19を介して光音響観察部7と接続され、光学観察部6及び光音響観察部7との間で信号の送受信を行う。
以上の機能構成を有する光音響撮像装置1のうち、光学観察部6、光音響観察部7、表示部8、入力部9、記憶部10、及び制御部11は、演算及び制御機能を有するCPUを備えたコンピュータを用いて実現される。光音響撮像装置1が備えるCPUは、記憶部10が記憶、格納する情報及び上述した光音響撮像装置1の作動プログラムを含む各種プログラムを記憶部10から読み出すことにより、本実施の形態に係る光音響撮像装置1の作動方法に関連した演算処理を実行する。
なお、本実施の形態に係る光音響撮像装置1の作動プログラムは、ハードディスク、フラッシュメモリ、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して広く流通させることも可能である。
次に、光音響撮像装置1の動作について説明する。図5は、光音響撮像装置1の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS10において、光音響撮像装置1は、被検体の観察を開始する。より詳細には、照明光源部2が照明光を発生して出射すると共に、レーザ光源部3がレーザ光を発生して出射する。
まず、ステップS10において、光音響撮像装置1は、被検体の観察を開始する。より詳細には、照明光源部2が照明光を発生して出射すると共に、レーザ光源部3がレーザ光を発生して出射する。
続くステップS11において、制御部11は、入力部9を介して観察モードの設定がなされたか否かを判定する。観察モードの設定がなされていない場合(ステップS11:No)、又は、また、観察モードの設定がなされた場合において(ステップS11:Yes)、光学観察モードが選択されたとき(ステップS12:Yes)、光音響撮像装置1の動作はステップS13に移行する。
ステップS13において、制御部11は、光切替部4から照明光のみが出射されるように、光切替部4を制御する。図6は、光学観察モードにおける照明光及びレーザ光の出射タイミングを示す図である。
例えば、光切替部4が図3に示す構成を有する場合、光切替部4は、制御部11の制御の下で、照明光用シャッタ41を、開口41aが光ファイバケーブル16の出射端面16aと対向する位置に固定すると共に、レーザ光用シャッタ42を、開口42aが光ファイバケーブル17の出射端面17aから外れる位置に固定する。これにより、図6に示すように、光ファイバケーブル16により伝送された照明光のみが連続して光切替部4から出射する(照明光:ON、レーザ光:OFF)。光切替部4から出射した照明光はライドガイド54により挿入部5の先端部に伝送され、各光伝送ライン54aの先端面54b(図4参照)から被検体内に向けて照射される。
続くステップS14において、光音響撮像装置1は、光学観察画像データの生成及び画像表示を行う。より詳細には、撮像部57が、先端面54bから出射した後、被検体によって反射され、レンズ56を介して入射した照明光を受光して光電変換することにより画像信号を生成し、ビデオケーブル18を介して光学観察部6に送信する。光学観察部6は、この画像信号を取り込み、増幅、A/D変換、フィルタ処理等の所定の信号処理を施すことにより、光学観察画像の画像データを生成し、表示部8に出力する。表示部8は、入力された画像データに基づき、被検体内の光学観察画像を表示する。
その後のステップS15において、制御部11は、入力部9を介して観察モードの変更がなされたか否かを判定する。観察モードが変更された場合(ステップS15:Yes)、光音響撮像装置1の動作はステップS12に戻る。一方、観察モードが変更されない場合において(ステップS15:No)、入力部9により動作を終了する指示が入力されたとき(ステップS16:Yes)、光音響撮像装置1は動作を終了する。これに対し、観察モードが変更されない場合において(ステップS15:No)、入力部9により動作を終了する指示が入力されないとき(ステップS16:No)、光音響撮像装置1の動作はステップS13に戻る。
ステップS11において観察モードが設定された場合において(ステップS11:Yes)、同時観察モードが選択されたとき(ステップS12:No、ステップS21:Yes)、制御部11は、ライトガイド54に導光される照明光とレーザ光とを周期的に切り替えるよう、光切替部4を制御する(ステップS22)。図7は、同時観察モードにおける照明光及びレーザ光の出射タイミングを示す図である。
例えば、光切替部4が図3に示す構成を有する場合、光切替部4は、制御部11の制御の下で、照明光用シャッタ41とレーザ光用シャッタ42とを所定の速度で回転させる。それにより、図7に示すように、光ファイバケーブル16により伝送された照明光の出射状態(ON)と遮蔽状態(OFF)とが所定の周期(周期T0)で切り替えられると共に、光ファイバケーブル17により伝送されたレーザ光が同じ周期T0でパルス的に出射(ON)する。このとき、光切替部4は、照明光が遮蔽されている間にレーザ光がパルス出射するよう、照明光用シャッタ41及びレーザ光用シャッタ42の回転開始位置及び回転速度を調節する。なお、図7においては、照明光の遮蔽時間とレーザ光のパルス幅とを同じ長さで示しているが、レーザ光のパルス幅が照明光の遮蔽時間を超えなければ良い。
光切替部4から照明光が出射している間、この照明光はライトガイド54により挿入部5の先端部に伝送され、各光伝送ライン54aの先端面54b(図4参照)から被検体内に向けて照射される。また、光切替部4により照明光が遮蔽されている間、パルス出射したレーザ光はライトガイド54により挿入部5の先端部に伝送され、各光伝送ライン54aの先端面54bから被検体内に向けて照射される。
続くステップS23において、光音響撮像装置1は、光学観察画像データ及び光音響画像データの生成及び画像表示を行う。より詳細には、撮像部57が、先端面54bから出射した後、被検体によって反射され、レンズ56を介して入射した照明光を受光して光電変換することにより画像信号を生成し、ビデオケーブル18を介して光学観察部6に送信する。光学観察部6は、この画像信号を取り込み、増幅、A/D変換、フィルタ処理等の所定の信号処理を施すことにより、光学観察画像の画像データを生成し、表示部8に出力する。また、超音波探触子55が、先端面54bからパルス出射したレーザ光が照射されることにより被検体から発生した光音響波を受信して電気信号(光音響信号)に変換し、光音響ケーブル19を介して光音響観察部7に送信する。光音響観察部7は、この光音響信号を取り込み、増幅、A/D変換、遅延加算、フィルタ処理、検波等の所定の信号処理を施すことにより光音響画像データを生成し、表示部8に出力する。表示部8は、光学観察部6から出力された画像データに基づいて光学観察画像を表示すると共に、光音響観察部7から出力された画像データに基づいて光音響観察画像を表示する。
図8は、表示部8における光学観察画像及び光音響画像の表示例を示す模式図である。図8に示すように、表示部8の画面80には、2つの画像表示領域81、82が設けられている。このうち、一方の画像表示領域81に光学観察画像が配置され、他方の画像表示領域82に光音響観察画像が配置される。この他、画面80に、検査対象である患者に関する情報(ID、名前、性別等)が表示される表示領域83を設けても良い。
続くステップS24において、制御部11は、入力部9を介して関心領域の設定がなされたか否かを判定する。関心領域の設定は、例えば、ユーザが観察したい部位や組織の被検体の表面からの深度によって設定される。関心領域の設定がなされた場合(ステップS24:Yes)、制御部11は、関心領域の深度に応じて、ライトガイド54に導光される照明光とレーザ光との切り替え周期を設定する(ステップS25)。図9は、関心領域の深度に応じた照明光とレーザ光との切り替え周期の設定方法を説明するための模式図である。また、図10及び図11は、関心領域の深度に応じた照明光及びレーザ光の出射タイミングを示す図である。
図9に示すように、被検体にレーザ光を照射した場合、被検体の表面100から関心領域101〜103までの深度が深いほど、関心領域101〜103においてそれぞれ発生した光音響波の伝播距離は長くなるため、超音波探触子55が光音響波を受信するのに要する時間も長くなる。そのため、異なるタイミングで出射したレーザ光に基づいてそれぞれ発生した光音響波間の混信を避けるため、レーザ光のパルス出射周期は、関心領域101〜103の深度に応じて調節することが好ましい。具体的には、レーザ光がパルス出射してから関心領域101〜103に到達し、関心領域101〜103において発生した光音響波が超音波探触子55に伝播するまでの時間よりもパルス出射周期を長くする。
例えば、パルス出射周期の初期値T0(図7参照)が関心領域101の深度に合わせて設定されていた場合、ステップS24においてさらに深度が深い関心領域(例えば関心領域102)が設定されると、制御部11は、図10に示すように、レーザ光のパルス出射周期が周期T0よりも長くなるように、照明光とレーザ光との切り替え周期を周期T1(T1>T0)に変更する。
反対に、ステップS24において、関心領域101よりも深度が浅い関心領域(例えば関心領域103)が設定されると、制御部11は、図11に示すように、レーザ光のパルス出射周期が周期T0よりも短くなるように、照明光とレーザ光との切り替え周期を周期T2(T2<T0)に変更する。このように、関心領域の深度が浅い場合には、超音波探触子55が光音響波を受信するのに要する時間は短くて済むので、パルス出射周期を短くすることで無駄な待ち時間を減らし、時間分解能を向上させることができる。
また、ステップS24において関心領域の設定がなされない場合(ステップS24:No)、光音響撮像装置1の動作はステップS26に移行する。
その後のステップS26において、制御部11は、入力部9を介して観察モードの変更がなされたか否かを判定する。観察モードが変更された場合(ステップS26:Yes)、光音響撮像装置1の動作はステップS12に戻る。一方、観察モードが変更されない場合において(ステップS26:No)、入力部9により動作を終了する指示が入力されたとき(ステップS27:Yes)、光音響撮像装置1は動作を終了する。これに対し、観察モードが変更されない場合において(ステップS26:No)、入力部9により動作を終了する指示が入力されないとき(ステップS27:No)、光音響撮像装置1の動作はステップS22に戻る。
ステップS11において観察モードが設定された場合において(ステップS11:Yes)、光音響観察モードが選択されたとき(ステップS12:No、ステップS21:No)、制御部11は、光切替部4からレーザ光のみがパルス出射されるように、光切替部4を制御する(ステップS31)。図12は、光音響観察モードにおける照明光及びレーザ光の出射タイミングを示す図である。
例えば、光切替部4が図3に示す構成を有する場合、光切替部4は、制御部11の制御の下で、照明光用シャッタ41を、開口41aが光ファイバケーブル16の出射端面16aから外れる位置に固定すると共に、レーザ光用シャッタ42を、開口42aが光ファイバケーブル17の出射端面17aと対向する位置に固定する。これにより、図12に示すように、光ファイバケーブル17により伝送されたレーザ光のみが周期的に光切替部4からパルス出射する(照明光:OFF、レーザ光:ON)。光切替部4からパルス出射したレーザ光はライトガイド54により挿入部5の先端部に伝送され、各伝送ライン54aの先端面54bから被検体内に向けて照射される。
続くステップS32において、光音響撮像装置1は、光音響画像データの生成及び画像表示を行う。より詳細には、超音波探触子55が、先端面54bからパルス出射したレーザ光が照射されることにより被検体から発生した光音響波を受信して電気信号(光音響信号)に変換し、光音響ケーブル19を介して光音響観察部7に送信する。光音響観察部7は、この光音響信号を取り込み、増幅、A/D変換、遅延加算、フィルタ処理、検波等の所定の信号処理を施すことにより光音響画像データを生成し、表示部8に出力する。表示部8は、光音響観察部7から出力された画像データに基づいて光音響観察画像を表示する。
続くステップS33において、制御部11は、入力部9を介して関心領域の設定がなされたか否かを判定する。関心領域の設定がなされた場合(ステップS33:Yes)、制御部11は、関心領域の深度に応じて、レーザ光のパルス出射周期を設定する(ステップS34)。なお、関心領域の深度に応じたレーザ光のパルス出射周期の設定方法については、ステップS25と同様である。
その後のステップS35において、制御部11は、入力部9を介して観察モードの変更がなされたか否かを判定する。観察モードが変更された場合(ステップS35:Yes)、光音響撮像装置1の動作はステップS12に戻る。一方、観察モードが変更されない場合において(ステップS35:No)、入力部9により動作を終了する指示が入力されたとき(ステップS36:Yes)、光音響撮像装置1は動作を終了する。これに対し、観察モードが変更されない場合において(ステップS35:No)、入力部9により動作を終了する指示が入力されないとき(ステップS36:No)、光音響撮像装置1の動作はステップS31に戻る。
以上説明したように、本実施の形態によれば、照明光源部2が発生した照明光とレーザ光源部3が発生したレーザ光とを光切替部4によって時分割で切り替えてライトガイド54に導光するので、1本のライトガイド54によって照明光とレーザ光とを交互に挿入部5の先端部に伝送することができる。従って、挿入部の太径化を抑制しつつ、光音響観察及び光学観察を同時に行うことが可能となる。その結果、被検体である患者の負担を軽減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、関心領域101〜103の深さに応じて、ライトガイド54に導光される照明光とレーザ光との切り替え周期(レーザ光のパルス出射周期)を制御するので、光音響信号の混信を防ぎつつ、効率良く光音響観察を行うことができる。
(変形例1)
次に、本実施の形態の変形例1について説明する。
図13は、本変形例1における超音波探触子の構成例を示す模式図である。上記実施の形態においては、超音波探触子の一例として、複数の超音波振動子がリニア配列された超音波探触子55を挙げたが、超音波振動子の配列はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、複数の超音波振動子55aがラジアルに配列された超音波探触子55Aを、挿入部5(図2参照)の先端に設けても良い。この場合、隣り合う超音波振動子55aの間に、先端面54bが外周側を向くように光伝送ライン54aを配置すれば良い。
次に、本実施の形態の変形例1について説明する。
図13は、本変形例1における超音波探触子の構成例を示す模式図である。上記実施の形態においては、超音波探触子の一例として、複数の超音波振動子がリニア配列された超音波探触子55を挙げたが、超音波振動子の配列はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、複数の超音波振動子55aがラジアルに配列された超音波探触子55Aを、挿入部5(図2参照)の先端に設けても良い。この場合、隣り合う超音波振動子55aの間に、先端面54bが外周側を向くように光伝送ライン54aを配置すれば良い。
(変形例2)
次に、本実施の形態の変形例2について説明する。
上記実施の形態においては、照明光源部2、レーザ光源部3、及び光切替部4が独立して設けられた構成としたが、これらの一体的に構成しても良い。この場合、照明光源部2、レーザ光源部3、及び光切替部4の代わりに、照明光とレーザパルスとのいずれかが制御部11の制御の下で周期的に切り替え可能に出射される光源部を設ければ良い。
次に、本実施の形態の変形例2について説明する。
上記実施の形態においては、照明光源部2、レーザ光源部3、及び光切替部4が独立して設けられた構成としたが、これらの一体的に構成しても良い。この場合、照明光源部2、レーザ光源部3、及び光切替部4の代わりに、照明光とレーザパルスとのいずれかが制御部11の制御の下で周期的に切り替え可能に出射される光源部を設ければ良い。
(変形例3)
次に、本実施の形態の変形例3について説明する。
図14は、本変形例3における光音響画像データの生成方法を説明するための模式図である。上記実施の形態においては、光音響観察を行う場合に関心領域を設定できることとしたが、関心領域の中でもさらに注目して観察したい注目領域を設定できるようにしても良い。例えば、図14に示すように、被検体の表面100から深度d1までの領域を関心領域104として設定し、関心領域104のうち、深度d2〜d3の領域を注目領域105として設定する。この場合、制御部11は、ライドガイド54に導光される照明光とレーザ光との切り替え周期(レーザ光のパルス出射周期)を、関心領域104の深度d1に応じて設定する。それにより、超音波探触子55は、レーザ光がパルス出射される合間に、関心領域104全体に関する光音響波の情報を取得することができる。一方、光音響観察部7は、深度d2〜d3の間Δdに対応する光音響信号のみを用いて光音響画像データを生成する。それにより、注目領域105における光音響画像を表示部8に表示させることができる。
次に、本実施の形態の変形例3について説明する。
図14は、本変形例3における光音響画像データの生成方法を説明するための模式図である。上記実施の形態においては、光音響観察を行う場合に関心領域を設定できることとしたが、関心領域の中でもさらに注目して観察したい注目領域を設定できるようにしても良い。例えば、図14に示すように、被検体の表面100から深度d1までの領域を関心領域104として設定し、関心領域104のうち、深度d2〜d3の領域を注目領域105として設定する。この場合、制御部11は、ライドガイド54に導光される照明光とレーザ光との切り替え周期(レーザ光のパルス出射周期)を、関心領域104の深度d1に応じて設定する。それにより、超音波探触子55は、レーザ光がパルス出射される合間に、関心領域104全体に関する光音響波の情報を取得することができる。一方、光音響観察部7は、深度d2〜d3の間Δdに対応する光音響信号のみを用いて光音響画像データを生成する。それにより、注目領域105における光音響画像を表示部8に表示させることができる。
(変形例4)
次に、本実施の形態の変形例4について説明する。
レーザ光のパルス出射周期(或いは、ライトガイド54に導光される照明光とレーザ光との切り替え周期)は、関心領域の深さ以外のパラメータに応じて制御しても良い。一例として、レーザ光の強度に応じてパルス出射周期を制御することができる。具体的には、レーザ光の強度を強くするほど、パルス出射周期を長くすると良い。これは、強度が強いレーザ光は被検体の比較的深部まで到達するので、超音波探触子55は深部において発生した光音響波を受信することになり、光音響波の受信に要する時間が長くなるため、異なるタイミングで出射したレーザ光に基づいてそれぞれ発生した光音響波の混信を防ぐ必要があるからである。反対に、レーザ光の強度が弱い場合には、パルス出射周期を短くすると良い。これは、強度が弱いレーザ光は被検体の深部まで到達することができないため、超音波探触子55は浅部において発生した光音響波を受信することになり、光音響波の受信に要する時間は短くて済むので、パルス出射周期を短くすることで無駄な待ち時間を減らし、時間分解能を向上させるためである。
次に、本実施の形態の変形例4について説明する。
レーザ光のパルス出射周期(或いは、ライトガイド54に導光される照明光とレーザ光との切り替え周期)は、関心領域の深さ以外のパラメータに応じて制御しても良い。一例として、レーザ光の強度に応じてパルス出射周期を制御することができる。具体的には、レーザ光の強度を強くするほど、パルス出射周期を長くすると良い。これは、強度が強いレーザ光は被検体の比較的深部まで到達するので、超音波探触子55は深部において発生した光音響波を受信することになり、光音響波の受信に要する時間が長くなるため、異なるタイミングで出射したレーザ光に基づいてそれぞれ発生した光音響波の混信を防ぐ必要があるからである。反対に、レーザ光の強度が弱い場合には、パルス出射周期を短くすると良い。これは、強度が弱いレーザ光は被検体の深部まで到達することができないため、超音波探触子55は浅部において発生した光音響波を受信することになり、光音響波の受信に要する時間は短くて済むので、パルス出射周期を短くすることで無駄な待ち時間を減らし、時間分解能を向上させるためである。
(変形例5)
次に、本実施の形態の変形例5について説明する。
上述した光音響撮像装置1においては、一般的な超音波観察機能と組み合わせることにより、光音響観察と、光学観察と、超音波観察との3種類の画像観察を行うことができる。この場合、光音響観察部7に、電気的なパルス信号を発生して超音波探触子55に出力する信号生成部を設ければ良い。超音波観察を行う場合には、この信号生成部から出力された電気的なパルス信号を、光音響ケーブル19を介して超音波探触子55に送信する。超音波探触子55は、この電気的なパルス信号を超音波パルス(超音波信号)に変換して被検体内に送信すると共に、被検体によって反射された超音波信号(超音波エコー)を受信して電気信号に変換し、光音響ケーブル19を介して光音響観察部7に送信する。光音響観察部7は、光音響ケーブル19を介して受信した電気信号を取り込み、増幅、A/D変換、遅延加算、フィルタ処理、検波等の所定の信号処理を施すことにより超音波画像データを生成する。それにより、表示部8に超音波画像が表示される。
次に、本実施の形態の変形例5について説明する。
上述した光音響撮像装置1においては、一般的な超音波観察機能と組み合わせることにより、光音響観察と、光学観察と、超音波観察との3種類の画像観察を行うことができる。この場合、光音響観察部7に、電気的なパルス信号を発生して超音波探触子55に出力する信号生成部を設ければ良い。超音波観察を行う場合には、この信号生成部から出力された電気的なパルス信号を、光音響ケーブル19を介して超音波探触子55に送信する。超音波探触子55は、この電気的なパルス信号を超音波パルス(超音波信号)に変換して被検体内に送信すると共に、被検体によって反射された超音波信号(超音波エコー)を受信して電気信号に変換し、光音響ケーブル19を介して光音響観察部7に送信する。光音響観察部7は、光音響ケーブル19を介して受信した電気信号を取り込み、増幅、A/D変換、遅延加算、フィルタ処理、検波等の所定の信号処理を施すことにより超音波画像データを生成する。それにより、表示部8に超音波画像が表示される。
この場合、制御部11は、超音波観察を行っている間、照明光源部2から出射した照明光のみが光切替部4から出射するように、光切替部4を制御する(図4参照)。また、超音波画像データを生成する際に用いられる各種信号処理パラメータは、予め記憶部10に記憶させておき、超音波観察を行う場合に制御部11が記憶部10から読み出すこととする。
以上、本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明は、上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、実施の形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を除外して形成しても良いし、実施の形態や変形例に示した構成要素を適宜組み合わせて形成しても良い。
1 光音響撮像装置
2 照明光源部
3 レーザ光源部
4 光切替部
5 挿入部
6 光学観察部
7 光音響観察部
8 表示部
9 入力部
10 記憶部
11 制御部
12 内視鏡
13 操作部
14 ユニバーサルケーブル
15 コネクタ
16、17 光ファイバケーブル
18 ビデオケーブル
19 光音響ケーブル
41 照明光用シャッタ
42 レーザ光用シャッタ
43 光路結合部
44、45 駆動部
51 硬性部
52 湾曲部
53 可撓管部
54 ライトガイド
54a 光伝送ライン
54b 先端面
55、55A 超音波探触子
55a 超音波振動子
56 レンズ
57 撮像部
58 光入射窓
80 画面
81、82 画像表示領域
83 表示領域
100 表面
101〜104 関心領域
105 注目領域
131 湾曲ノブ
132 操作部材
133 処置具挿入口
2 照明光源部
3 レーザ光源部
4 光切替部
5 挿入部
6 光学観察部
7 光音響観察部
8 表示部
9 入力部
10 記憶部
11 制御部
12 内視鏡
13 操作部
14 ユニバーサルケーブル
15 コネクタ
16、17 光ファイバケーブル
18 ビデオケーブル
19 光音響ケーブル
41 照明光用シャッタ
42 レーザ光用シャッタ
43 光路結合部
44、45 駆動部
51 硬性部
52 湾曲部
53 可撓管部
54 ライトガイド
54a 光伝送ライン
54b 先端面
55、55A 超音波探触子
55a 超音波振動子
56 レンズ
57 撮像部
58 光入射窓
80 画面
81、82 画像表示領域
83 表示領域
100 表面
101〜104 関心領域
105 注目領域
131 湾曲ノブ
132 操作部材
133 処置具挿入口
Claims (12)
- 被検体内の光音響観察及び光学観察が可能な光音響撮像装置において、
光学観察用の照明光を発生する照明光源部と、
光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光源部と、
前記照明光源部が発生した前記照明光と前記レーザ光源部が発生した前記レーザ光とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替部と、
前記光切替部に対する前記照明光と前記レーザ光との切り替え動作を制御する制御部と、
前記被検体内に挿入可能な挿入部と、
前記挿入部に挿通され、前記光切替部から出射した前記照明光又は前記レーザ光を伝送する光ガイド部と、
前記挿入部に設けられ、前記光ガイド部によって伝送された前記照明光又は前記レーザ光を前記被検体に向けて照射する光照射部と、
前記挿入部に設けられ、少なくとも前記照明光が照射された領域を光学的に撮像して画像信号を生成する撮像部と、
前記挿入部に設けられ、前記レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信し、該光音響波を電気信号に変換する電気音響変換部と、
を備えることを特徴とする光音響撮像装置。 - 前記制御部は、前記光切替部から出射する前記照明光と前記レーザ光とを周期的に切り替えさせる、ことを特徴とする請求項1に記載の光音響撮像装置。
- 前記制御部は、観察対象部位又は組織の前記被検体の表面からの深さに応じて、前記光切替部による前記照明光と前記レーザ光との切り替え周期を変化させる、ことを特徴とする請求項2に記載の光音響撮像装置。
- 外部からの操作に応じた情報の入力を受け付けて前記制御部に入力する入力部をさらに備え、
前記制御部は、前記入力部から入力された前記情報に基づいて、前記光切替部による前記照明光と前記レーザ光との切り替え周期を制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の光音響撮像装置。 - 前記入力部は、観察対象部位又は組織の前記被検体の表面からの深さに関する情報の入力を受け付け、
前記制御部は、前記深さが深いほど、前記光切替部から前記光ガイド部に出射される前記レーザ光の出射周期が長くなるように、前記切り替え周期を制御する、
ことを特徴とする請求項4に記載の光音響撮像装置。 - 前記入力部は、前記被検体に対する観察モードの入力を受け付け、
前記制御部は、前記入力部から入力された前記観察モードに基づいて前記切り替え周期を制御する、
ことを特徴とする請求項4に記載の光音響撮像装置。 - 前記観察モードは、光学観察モードと、光音響観察モードと、光音響観察及び光学観察を同時に行う同時観察モードとのいずれかであり、
前記制御部は、
前記入力部から入力された前記観察モードが前記光学観察モードである場合、前記光切替部から前記光ガイド部に前記照明光のみを出射させ、
前記入力部から入力された前記観察モードが前記光音響観察モードである場合、前記光切替部から前記光ガイド部に前記レーザ光のみを出射させ、
前記入力部から入力された前記観察モードが前記同時観察モードである場合、前記光切替部から前記光ガイド部に前記照明光と前記レーザ光とを所定の周期で交互に出射させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の光音響撮像装置。 - 前記制御部は、前記被検体に照射する前記レーザ光の強度に応じて、前記光切替部による前記照明光と前記レーザ光との切り替え周期を変化させる、ことを特徴とする請求項2に記載の光音響撮像装置。
- 前記制御部は、前記レーザ光の強度が強いほど、前記光切替部から前記光ガイド部に出射される前記レーザ光の出射周期が長くなるように、前記光切替部を制御することを特徴とする請求項8に記載の光音響撮像装置。
- 前記光切替部は、前記レーザ光をパルス出射し、該パルス出射の合間に前記照明光を連続的に出射することを特徴とする請求項1に記載の光音響撮像装置。
- 被検体内の光音響観察及び光学観察が可能な光音響撮像装置の作動方法において、
照明光源部が、光学観察用の照明光を発生する照明光発生ステップと、
レーザ光源部が、光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光発生ステップと、
光切替部が、前記照明光源部が発生した前記照明光と前記レーザ光源部が発生した前記レーザ光とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替ステップと、
制御部が、前記光切替部に対する前記照明光と前記レーザ光との切り替え動作を制御する制御ステップと、
前記被検体内に挿入可能な挿入部に挿通され、前記光切替部から出射した前記照明光又は前記レーザ光を伝送する光ガイド部によって導光された前記照明光又は前記レーザ光を出射する光照射部から前記照明光が出射した際に、撮像部が、少なくとも前記照明光が照射された領域を光学的に撮像して画像信号を生成する撮像ステップと、
前記光照射部から前記レーザ光が出射した際に、電気音響変換部が、前記レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信し、該光音響波を電気信号に変換する電気音響変換ステップと、
を含むことを特徴とする光音響撮像装置の作動方法。 - 被検体内の光音響観察及び光学観察が可能な光音響撮像装置に、
照明光源部が、光学観察用の照明光を発生する照明光発生ステップと、
レーザ光源部が、光音響観察用のレーザ光を発生するレーザ光発生ステップと、
光切替部が、前記照明光源部が発生した前記照明光と前記レーザ光源部が発生した前記レーザ光とのいずれか一方を切り替え可能に出射する光切替ステップと、
制御部が、前記光切替部に対する前記照明光と前記レーザ光との切り替え動作を制御する制御ステップと、
前記被検体内に挿入可能な挿入部に挿通され、前記光切替部から出射した前記照明光又は前記レーザ光を伝送する光ガイド部によって導光された前記照明光又は前記レーザ光を出射する光照射部から前記照明光が出射した際に、撮像部が、少なくとも前記照明光が照射された領域を光学的に撮像して画像信号を生成する撮像ステップと、
前記光照射部から前記レーザ光が出射した際に、電気音響変換部が、前記レーザ光が照射された領域内において発生した光音響波を受信し、該光音響波を電気信号に変換する電気音響変換ステップと、
を実行させることを特徴とする光音響撮像装置の作動プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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