JP2015130756A - スリップリング機構 - Google Patents

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Hiroto Hayashi
裕人 林
弘文 藤原
Hirofumi Fujiwara
弘文 藤原
富永 聡
Satoshi Tominaga
聡 富永
村上 新
Arata Murakami
新 村上
浅海 周
Shu Asaumi
周 浅海
渡辺 隆男
Takao Watanabe
隆男 渡辺
育充 長田
Yasumitsu Osada
育充 長田
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Abstract

【課題】ハウジングの内部に冷却用気体を導入及び排出させてブラシを冷却し且つその構造を簡易にしたスリップリング機構を提供する。【解決手段】スリップリング機構200は、ブラシ22及びスリップリング21を含むスリップリング構造部20と、スリップリング構造部20の収容空間Aを形成するモータカバー2及びエンドカバー30と、スリップリング構造部20の周囲を囲むようにしてエンドカバー30から収容空間A内に延出し且つ収容空間Aを部分的に仕切るガイド部材32とを備える。ガイド部材32は、収容空間Aを仕切ることによって、スリップリング構造部20を含む内側空間部A1と、ガイド部材32を挟んで内側空間部A1に隣接して位置し且つ内側空間部A1に連通する外側空間部A2とを形成する。エンドカバー30は、内側空間部A1を外部に連通する第一流路38と、外側空間部A2を外部に連通する第二流路39とを含む。【選択図】図1

Description

この発明は、ブラシに回転しつつ接触するスリップリングを備えるスリップリング機構に関する。
例えば回転電機では、回転シャフトと共に回転するスリップリングに、外部のインバータ、バッテリ等の電気機器と電気的に接続されたブラシを接触させることによって、外部との間で電力の需給が行われる。ブラシは、電流が流れることによって発熱するほか、回転するスリップリングに対して押圧された状態で摺動するため、摩擦によっても発熱する。しかしながら、ブラシは、その温度が所定の温度以上に上昇すると、耐摩耗性を急激に大きく低下させ摩耗量を劇的に増加させるため、その耐久性が著しく低下する。このため、ブラシを冷却する技術が提案されている。
例えば特許文献1には、スリップリング及びブラシによって通電を行うスリップリング機構を備えた車両搭載用の充電発電機が記載されている。この充電発電機は、車両前方に向けて設けられた冷却風導入路を介して車両走行風を冷却風として内部に導入するように構成されている。さらに、この充電発電機では、その後端に設けた吸気カバー内に隔壁が設けられ、この隔壁によって、冷却風を必要箇所に案内する複数の分流路が区画形成されている。そして、分流路は、冷却風導入路に連通している。
特開平9−131018号公報
充電発電機すなわちオルタネータでは、冷却風を排出するために、複数のスリット状の開口が、そのハウジングに周方向に沿って形成されている。このため、ハウジングは、オープンボディの形態を呈している。一方、モータの機能を有するような回転電機では、ブラシの摺動部に侵入することでブラシの摩耗を促進する水や埃の侵入を防ぐために、スリップリング機構のハウジングを密閉構造にする必要がある。このため、このような回転電機のスリップリング機構では、密閉構造のハウジングに対して冷却風の導入及び排出が可能な構造が要求される。さらに、コストを上昇させる複雑な構造を伴わないことも要求される。
この発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、密閉構造を有するハウジングの内部に冷却風(冷却用気体)を導入及び排出させることによってブラシを冷却することができ且つその構造を簡易にしたスリップリング機構を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係るスリップリング機構は、ブラシ及び回転しつつブラシと接触するスリップリングを含むスリップリング構造部と、スリップリング構造部を収容する収容空間を含むハウジングと、スリップリング構造部の周囲を囲むようにしてハウジングから収容空間内に延出し、収容空間を部分的に仕切る仕切壁とを備え、仕切壁は、収容空間を仕切ることによって、スリップリング構造部を含む第一空間部と、仕切壁を挟んで第一空間部に隣接して位置し且つ第一空間部に連通する第二空間部とを形成し、ハウジングは、第一空間部をハウジングの外部に連通する第一流路と、第二空間部をハウジングの外部に連通する第二流路とを含み、第一流路、第一空間部、第二空間部及び第二流路には、ブラシの冷却用気体が流通可能である。
仕切壁は、スリップリングの回転中心軸方向に延び且つ一端で開放した筒状の形状を有してよい。
スリップリング構造部は、スリップリングの径方向に延在し且つブラシを支持する支持部材を有し、仕切壁は、少なくとも支持部材をスリップリングの回転中心軸側の内側に含んでよい。
第一流路及び第二流路は、仕切壁が延出するハウジングの壁部で収容空間内に開口してよい。
第一流路及び第二流路は、仕切壁の延在方向に対して側方に向かってハウジングの外部に開口してよい。
第一流路は、ハウジングの外部から第一空間部内への冷却用気体の導入路であり、第二流路は、第二空間部内からハウジングの外部への冷却用気体の導出路であってよい。
仕切壁は、スリップリングの回転中心軸方向に延び且つ一端で開放した筒状の形状を有し、第一流路は、仕切壁が延出するハウジングの壁部でスリップリングの回転中心軸の周囲を囲むように収容空間内に溝状に開口する第一溝状部を含み、且つ第一溝状部の重力方向下方側をハウジングの外部に連通し、第二流路は、仕切壁が延出するハウジングの壁部で第一溝状部の周囲を囲むように収容空間内に溝状に開口する第二溝状部を含んでよい。
この発明に係るスリップリング機構によれば、密閉構造を有するハウジングの内部に冷却用気体を導入及び排出させることによってブラシを冷却することができると共にその構造を簡易にすることが可能になる。
この発明の実施の形態に係るスリップリング機構を備える回転電機の構成を示す模式断面側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1の回転電機のエンドカバーの詳細を示す斜視図である。 図3のIV−IV線に沿った断面で切断したエンドカバーの斜視図である。 図1の回転電機のガイド部材をスリップリング構造部を含む形態で示す斜視図である。 図5のガイド部材の斜視図である。
実施の形態
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
まず、この発明の実施の形態に係るスリップリング機構200を含む回転電機100の構成を説明する。
図1を参照すると、回転電機100は、三相交流電力が印加されるダブルロータ型の回転電機を構成している。回転電機100は、円筒状のモータハウジング1と、モータハウジング1の開口端部1aに設けられた筒状のモータカバー2とを備えている。
モータカバー2は、モータハウジング1の開口端部1aに固定され且つ開口端部1aの径方向に延在する円環板状の円環部2cと、モータハウジング1よりも小さい径を有し且つ円環部2cからモータハウジング1内に延在する略円筒状の小径筒部2bと、小径筒部2bよりも大きい内径を有し且つ円環部2cから小径筒部2bと反対側に延在する大径筒部2aとを備えている。
大径筒部2aは、その内側に円錐台形状の大径空間部2a1を区画形成している。小径筒部2bは、その内側に、大径空間部2a1に連通し且つ円柱状をした小径空間部2b1を区画形成し、その外側とモータハウジング1との間に、円筒状の外周空間部2b2を区画形成している。
さらに、回転電機100は、大径空間部2a1から小径空間部2b1を通ってモータハウジング1内に延在する金属製の回転シャフト3と、回転シャフト3の端部3aに一体に連結された金属製の第一ロータ支持部材4とを備えている。第一ロータ支持部材4は、大径空間部2a1と反対側の端部3aで回転シャフト3に同軸に配置されて連結されている。
モータカバー2の小径筒部2bの円筒軸方向端部の近傍では、小径筒部2bの内周面と回転シャフト3の外周面との間に環状のシール部材6が設けられている。シール部材6は、小径筒部2b及び回転シャフト3の間を気密に封止し、小径空間部2b1をモータハウジング1の内部に対して封止する。
第一ロータ支持部材4は、回転シャフト3と反対側に突出する円筒状の入力軸部4aと、外周空間部2b2内でモータカバー2の小径筒部2bを外側から囲むように延在する円筒状のロータ支持部4bとを一体に含んでいる。入力軸部4aは、その内側にエンジン等の駆動装置の回転軸が嵌合挿入されることで駆動装置の回転駆動力が伝達されるように構成されている。ロータ支持部4bは、その外周に設けられる円筒状の第一ロータ11を支持し一体に回転する。なお、第一ロータ11は、その内部に、周方向に沿って配置された三相のコイル11aを含んでいる。
ロータ支持部4bは、その外周側で、外周空間部2b2内に設けられたボールベアリング7を介してモータカバー2の円環部2cによって回転自在に支持されている。このため、回転シャフト3、第一ロータ支持部材4及び第一ロータ11は、回転シャフト3の回転中心軸を中心としてモータカバー2及びモータハウジング1に対して一体に回転することができる。
さらに、外周空間部2b2内では、第一ロータ11の外周を囲むようにして円筒状の第二ロータ12が設けられている。第二ロータ12は、その内部に、周方向に沿って配置された永久磁石12aを有している。
第二ロータ12は、その円筒軸方向の両側から第二ロータ12を挟むように設けられた有底円筒状の第二ロータ支持部材5によって支持されている。第二ロータ支持部材5は、第二ロータ12を円筒軸方向の両側から挟んで支持する筒部5aと、入力軸部4aの外側で回転中心軸に垂直な径方向に延在する円環板状の円環部5bとを一体に含んでいる。よって、第二ロータ支持部材5は、第一ロータ11及び第一ロータ支持部材4を外周側で囲むように延在している。
筒部5aは、その外周側で、外周空間部2b2内に設けられたボールベアリング8を介してモータカバー2の円環部2cによって回転自在に支持されている。円環部5bは、その内周側で、入力軸部4aの外周面に設けられたボールベアリング9を介して、入力軸部4aつまり第一ロータ支持部材4及び回転シャフト3によって相対回転自在に支持されている。さらに、円環部5bの中心から入力軸部4aの延在方向と同方向に延びる円筒状の出力軸部5cが一体に形成されている。出力軸部5cは、入力軸部4a及び回転シャフト3と同軸に配置されている。
よって、第二ロータ12及び第二ロータ支持部材5は、第一ロータ11に対して外側で一体に相対回転することができる。そして、第二ロータ支持部材5の出力軸部5cは、その外周面に形成されたギヤ歯に係合する機構に回転駆動力を出力することができる。
また、外周空間部2b2内では、第二ロータ12の外周を囲むようにして円筒状のステータ13が設けられている。ステータ13は、モータハウジング1に固定されている。さらに、ステータ13は、その内部に、周方向に沿って配置された図示しない三相のコイルを含んでいる。
従って、回転電機100は、第一ロータ11、第二ロータ12及びステータ13を備えたダブルロータ型の回転電機を構成している。
図1、図3及び図4をあわせて参照すると、モータカバー2の大径筒部2aの開口端部2a2は、回転シャフト3の回転中心軸に垂直な径方向に延在する円板状のエンドカバー30によって気密に閉じられている。
エンドカバー30の中心には、回転センサ31が埋め込まれ、この回転センサ31の中心開口に回転シャフト3の端部3bが嵌入している。さらに、エンドカバー30の径方向側方には、端子31aが突出しており、この端子31aは、エンドカバー30内部を通るケーブル31bを介して回転センサ31に電気的に接続されている。回転センサ31は、回転シャフト3の回転角度を検知し、検知した回転角度を端子31aに接続された機器に出力する。回転センサ31として、レゾルバ等を用いることができる。
図1を参照すると、エンドカバー30及びシール部材6によって気密に封止されたモータカバー2の大径空間部2a1及び小径空間部2b1は、1つの収容空間Aを形成する。そして、この収容空間A内には、回転シャフト3の外周を囲むようにしてスリップリング機構200のスリップリング構造部20が設けられている。
ここで、モータカバー2及びエンドカバー30は、スリップリング機構200のハウジングを構成している。
図1、図2及び図5をあわせて参照すると、スリップリング構造部20は、回転シャフト3の外周を囲む輪状をした3つのスリップリング21と、スリップリング21のそれぞれに接触し且つ導電性を有する複数のブラシ22とを含んでいる。3つのスリップリング21は、回転シャフト3の回転中心軸方向に沿って一列に並んで配置されている。そして、各スリップリング21に対して、3つのブラシ22が配設されている。
さらに、スリップリング構造部20は、ブラシ22それぞれを内部で摺動可能に保持するブラシホルダ23と、ブラシホルダ23がその表面24a上に固定される円環板状のベースプレート24と、ベースプレート24の表面24a上に固定されてブラシ22それぞれをスリップリング21に向かって押圧する巻きバネ25と、ベースプレート24の表面24a上に固定されてブラシ22それぞれと電気的に接続された端子26とを含んでいる。
3つのベースプレート24が、各スリップリング21の外周側且つ近傍で、回転シャフト3の回転中心軸方向と垂直な方向に沿って配設されている。各ベースプレート24には、3つのブラシホルダ23、3つの巻きバネ25及び3つの端子26が設けられている。そして、端子26には、インバータ、バッテリ等の電気機器が電気的に接続される。
ここで、ベースプレート24は、支持部材を構成している。
また、回転シャフト3の外周面は、樹脂等からなる円筒状の絶縁部材27によって覆われている。各スリップリング21は、絶縁部材27に埋め込まれ、絶縁部材27の外周面からその外周面を露出させて突出している。そして、各スリップリング21は、絶縁部材27によって、回転シャフト3及び他のスリップリング21から絶縁されている。
さらに、絶縁部材27の内部には、回転シャフト3の回転中心軸方向に沿って延在する3つのバスバー28が埋め込まれている。3つのバスバー28は、絶縁部材27によって互いから及び回転シャフト3から絶縁され、互いに異なる1つのスリップリング21にのみ電気的に接続されている。各バスバー28は、周囲が絶縁部材27によって囲まれた状態で、第一ロータ支持部材4を貫通して入力軸部4aの近傍に突出している。この各バスバー28の突出部分は、第一ロータ11の互いに異なる各相のコイル11aに電気的に接続されている。
ここで、シール部材6は、スリップリング21よりも径方向外方に位置している。さらに、小径筒部2bから径方向内側に向かって突出する環状の隔壁2dが、ベースプレート24と平行に延在している。そして、隔壁2d及び絶縁部材27は、シール部材6に最も近い位置にあるベースプレート24及びブラシ22からシール部材6に向かって、収容空間Aの断面積を小さく絞っている。
図1、図5及び図6をあわせて参照すると、収容空間A内において、エンドカバー30の内表面30aから3つのベースプレート24にわたって延在する略円筒状のガイド部材32が設けられている。ガイド部材32は、大径空間部2a1の内周面2a1aに沿う外形を有し且つ回転シャフト3の回転中心軸方向に沿って延在する大径部32aと、小径空間部2b1の内周面2b1aに沿う外形を有し且つ回転シャフト3の回転中心軸方向に沿って延在する小径部32bとによって構成されている。大径部32aは、その開放端部32a1で内表面30aに対して環状のシール材33を間に挟んで気密に取り付けられ、小径部32bは、3つのベースプレート24全体を外周側から囲むように延在しその開放端部32b1で開口し、開放端部32b1は、回転シャフト3の回転中心軸方向で隔壁2dから離れて位置している。そして、3つのベースプレート24それぞれの外周部分が小径部32bに固定されている。ここで、ガイド部材32は、仕切壁を構成している。
よって、ガイド部材32は、収容空間Aを、3つのベースプレート24を含み且つ回転シャフト3を中心におく円筒状の内側空間部A1と、ガイド部材32を挟んで内側空間部A1と反対側の外周側に位置すると共に内側空間部A1に小径部32bの開放端部32b1位置で連通する円筒状の外側空間部A2とに区分する。ガイド部材32は、エンドカバー30側において、内側空間部A1と外側空間部A2とを遮断している。ここで、内側空間部A1は第一空間部を構成し、外側空間部A2は第二空間部を構成している。
そして、スリップリング構造部20、モータカバー2、エンドカバー30及びガイド部材32は、スリップリング機構200を構成している。
図1、図3及び図4をあわせて参照すると、エンドカバー30の内表面30a上には、回転センサ31から間隔をあけ且つ回転センサ31を外側から囲むように円弧状に延在する第一円弧状溝34が形成されている。第一円弧状溝34は、エンドカバー30に埋め込まれたケーブル31bと干渉する部位を円形溝から取り除いた形状を有している。さらに、第一円弧状溝34は、回転シャフト3の回転中心軸方向でみたとき、好ましくはブラシ22よりも径方向外側に位置し、より好ましくは、図1に示すようにガイド部材32の小径部32bよりも径方向外側に位置している。また、エンドカバー30の内部では、第一円弧状溝34から径方向外側に向かって延在して外部に開口する第一連通路36が形成されている。そして、第一円弧状溝34の全体は、内側空間部A1に連通する。ここで、第一円弧状溝34及び第一連通路36は、内側空間部A1を回転電機100の外部に連通する第一流路38を形成し、第一円弧状溝34は、第一流路の第一溝状部を構成している。
また、エンドカバー30の内表面30a上には、第一円弧状溝34から間隔をあけ且つ第一円弧状溝34を外側から囲むように円弧状に延在する第二円弧状溝35が形成されている。第二円弧状溝35は、ケーブル31b及び第一連通路36と干渉する部位を円形溝から取り除いた形状を有している。さらに、第二円弧状溝35は、回転シャフト3の回転中心軸方向でみたとき、図1に示すようにモータカバー2の小径筒部2bよりも径方向外側に位置していることが好ましい。また、エンドカバー30の内部では、第二円弧状溝35から径方向外側に向かって第一連通路36と反対方向に延在して外部に開口する第二連通路37が形成されている。そして、第二円弧状溝35の全体は、外側空間部A2に連通する。ここで、第二円弧状溝35及び第二連通路37は、外側空間部A2を回転電機100の外部に連通する第二流路39を形成し、第二円弧状溝35は、第二流路の第二溝状部を構成している。
なお、本実施の形態では、第一流路38が冷却用気体である空気の導入路を構成し、第二流路39が空気の導出路を構成し、第一連通路36には、ブロアファン等の送風装置40が接続される。そして、上述のように構成された第一流路38及び第二流路39では、第一連通路36が、第二連通路37よりも重力方向下方に配置され、さらに、第一円弧状溝34の重力方向下部側に配置されると共に重力方向下部側で第一円弧状溝34に連通する。一方、第二連通路37は、第二円弧状溝35の重力方向上部側に配置されると共に重力方向上部側で第二円弧状溝35に連通する。
次いで、この発明の実施の形態に係る回転電機100の動作を説明する。
図1、図3及び図5をあわせて参照すると、回転電機100において、図示しない電気機器から端子26を介して各ブラシ22に三相交流電流が供給されると、供給された電流は、各スリップリング21及び各バスバー28を通って、第一ロータ11のコイル11aに供給される。コイル11aを流れる電流は回転磁界を発生し、この回転磁界が第二ロータ12の永久磁石12aに生じさせる電動トルクによって、第二ロータ12が回転駆動される。これにより、第二ロータ12は出力軸部5cに機械的に接続された機構を回転駆動する。
また、回転シャフト3が入力軸部4aを介して図示しない駆動装置から回転駆動力を受けると第一ロータ11と共に回転し、それに伴い、第一ロータ11のコイル11aには、第二ロータ12の永久磁石12aが発生する磁界の作用によって誘導電流が発生する。発生した誘導電流は、各バスバー28及び各スリップリング21を通って、各ブラシ22に供給され、さらにブラシ22に電気的に接続された電気機器に供給される。
上述のようにスリップリング21及びブラシ22の間で電流が流れ、スリップリング21が回転シャフト3と共に回転すると、ブラシ22は、内部を流れる電流によって発熱すると共に、スリップリング21との間の摩擦によって発熱する。このため、送風装置40が起動され、冷却用気体である外気による冷却風がエンドカバー30の第一連通路36に強制的に送られる。
第一連通路36内の冷却風は、第一円弧状溝34内に流入し、第一円弧状溝34内を流れつつ内側空間部A1内に流入する。このとき、冷却風は、第一円弧状溝34全体から流出することで内側空間部A1の径方向断面全体にわたって流入し、その流入方向も第一円弧状溝34の開口方向である回転シャフト3の回転中心軸方向に沿う向きとなる。
内側空間部A1内の冷却風は、ガイド部材32に案内されてその延在方向である回転シャフト3の回転中心軸方向に沿って隔壁2dに向かって流れ、この過程では、冷却風は、各ベースプレート24の内周縁24bと回転シャフト3の絶縁部材27及びスリップリング21との間を通って流れる。
冷却風は、ベースプレート24の内周縁24bと絶縁部材27及びスリップリング21との間に流入する過程でその流路断面を大きく減少させて流速を大幅に増加させ、スリップリング21とブラシ22との接触箇所に吹き付ける。
外部から内側空間部A1に導入された新鮮な冷却風は、熱交換を行っておらず低温であり且つ高い流速を有するため、ブラシ22を効果的に冷却する共に摺動する過程で発生したブラシ22の摩耗粉を吹き飛ばす。
3つのベースプレート24を通過した冷却風は、ガイド部材32の内部から外部に流出し、隔壁2dに衝突して径方向外側に方向を変えた後、さらにエンドカバー30に向かうように方向を変える。つまり、冷却風は、隔壁2dに衝突することによってその方向を180°変える。
これにより、冷却風は、ガイド部材32の外側の外側空間部A2内をガイド部材32に沿って流れ、第二円弧状溝35内に流入したのち、第二連通路37内に集約されて、外部に流出する。
このとき、隔壁2dに最も近い位置のベースプレート24を通過後に流路断面積を急激に増大させるため、冷却風は、その流速を大幅に低下させて隔壁2dに向かって流れる。このため、冷却風の大部分は、隔壁2d及び絶縁部材27の間の狭い隙間内に流入せずに隔壁2d上に沿って径方向外側に向かって流れる。そして、この冷却風は、吹き飛ばしたブラシ22の摩耗粉を伴って、収容空間Aの外部に流出する。これにより、シール部材6への摩耗粉の侵入が抑えられ、シール部材6の封止性能を高く維持することができる。
上述より、内側空間部A1及び外側空間部A2は回転シャフト3の回転中心軸方向に沿った一方通行の冷却風の往復流路を形成し、この往復流路は、ガイド部材32を挟んで折り返された形状を有する。
このように、この発明の実施の形態に係るスリップリング機構200は、ブラシ22及びスリップリング21を含むスリップリング構造部20と、スリップリング構造部20を収容する収容空間Aを含むモータカバー2及びエンドカバー30と、スリップリング構造部20の周囲を囲むようにしてエンドカバー30から収容空間A内に延出し且つ収容空間Aを部分的に仕切るガイド部材32とを備える。そして、ガイド部材32は、収容空間Aを仕切ることによって、スリップリング構造部20を含む内側空間部A1と、ガイド部材32を挟んで内側空間部A1に隣接して位置し且つ内側空間部A1に連通する外側空間部A2とを形成する。さらに、エンドカバー30は、内側空間部A1をエンドカバー30の外部に連通する第一流路38と、外側空間部A2をエンドカバー30の外部に連通する第二流路39とを含む。なお、第一流路38、内側空間部A1、外側空間部A2及び第二流路39には、ブラシ22の冷却用気体である冷却風が流通可能である。
このとき、冷却風は、第一流路38から収容空間A内に導入されると、内側空間部A1、外側空間部A2及び第二流路39を順次通り、外部に排出される。一方、冷却風は、第二流路39から収容空間A内に導入されると、外側空間部A2、内側空間部A1及び第一流路38を順次通り、外部に排出される。これにより、密閉された収容空間A内には、ガイド部材32の内外に沿って往復する一方通行の冷却風の往復流路が形成される。よって、内側空間部A1及び外側空間部A2内では、冷却風の流れは乱流化されずに整流され、この整流された冷却風は、ブラシ22に吹きつけて、ブラシ22を効果的に冷却すると共にブラシ22の摩耗粉を効果的に除去することができる。さらに、内側空間部A1及び外側空間部A2では、ブラシ22に吹きつける冷却風と、ブラシ22と熱交換を行った後の冷却風とが混合されないため、ブラシ22に低い温度の冷却風を吹き付けることができると共に、除去した摩耗粉がブラシ22に再付着したり周辺で滞留することを防ぐことができる。また、上述の冷却風を流通させる構造は、ガイド部材32、第一流路38及び第二流路39をエンドカバー30に設けただけのものであるため、簡易な構造であり、製造も容易である。
また、実施の形態に係るスリップリング機構200において、ガイド部材32は、スリップリング21の回転中心軸方向に延び且つ一つの端部32b1で開放した筒状の形状を有している。このとき、ガイド部材32は、内側空間部A1内において、スリップリング21及び回転シャフト3の回転中心軸方向に沿って流れるように冷却風を案内する。よって、冷却風は、スリップリング21の側方から全体に吹きつけてスリップリング21及びブラシ22を効果的に冷却すると共に、ブラシ22とスリップリング21との間のブラシ摩耗粉を効果的に除去することができる。
さらに、実施の形態に係るスリップリング機構200では、エンドカバー30における第一流路38の第一円弧状溝34は、回転シャフト3の回転中心軸方向でみたとき、ブラシ22よりも径方向外側に位置し、より好ましくは、ガイド部材32の小径部32bよりも径方向外側に位置している。ブラシ22の摩耗粉は重力方向の下方にたまり易い、すなわち、小径部32bの底部にたまり易い。このため、第一円弧状溝34から流入した冷却風は、小径部32bの底部上の摩耗粉を効果的に除去することができる。
また、実施の形態に係るスリップリング機構200において、スリップリング構造部20は、スリップリング21の径方向に延在し且つブラシ22を支持するベースプレート24を有し、ガイド部材32は、少なくともベースプレート24をスリップリング21の回転中心軸側の内側に含む。これにより、ガイド部材32は、回転シャフト3の回転中心軸方向、つまりスリップリング21の回転中心軸方向に流れる冷却風の行き先を遮るように延在するベースプレート24に冷却風が衝突しても、冷却風を外部に拡散させずにその内部に流すことができる。
また、実施の形態に係るスリップリング機構200において、第一流路38及び第二流路39は、ガイド部材32が延出するエンドカバー30で収容空間A内に開口する。よって、エンドカバー30を加工するのみで第一流路38及び第二流路39を形成することができるため、第一流路38及び第二流路39の設置が容易になる。さらに、様々なスリップリング機構に対応して簡易な加工で第一流路38及び第二流路39を設けることができ、汎用性が向上する。
また、実施の形態に係るスリップリング機構200において、第一流路38の第一連通路36及び第二流路39の第二連通路37は、ガイド部材32の延在方向に対して側方に向かってエンドカバー30の外部に開口する。これにより、スリップリング21及び回転シャフト3の回転中心軸方向でのスリップリング機構200の長さの増加を抑えることができる。よって、このようなスリップリング機構200を備える回転電機100は、車載時などでの省スペース化に貢献することができる。
また、実施の形態に係るスリップリング機構200において、第一流路38は、エンドカバー30の外部から内側空間部A1内への冷却用気体の導入路であり、第二流路39は、外側空間部A2内からエンドカバー30の外部への冷却用気体の導出路である。このとき、内側空間部A1内には、収容空間A内で熱交換をまだ行っていない新鮮な冷却風が常に導入されるため、ブラシ22は、温度が低い冷却風によって効果的に冷却されると共に摩耗粉が除去される。さらに、第一流路38つまり第一円弧状溝34の位置及び開口方向を調節することによって内側空間部A1への冷却風の流入位置・方向を調節することもでき、それによって、冷却風をブラシ22に効率的に吹きつけることができる。また、冷却風によってブラシ22から除去された摩耗粉が重力の作用によって落下する場合、冷却風によって落下した摩耗粉を移動させることで内側空間部A1の外側且つ下方に位置する外側空間部A2の底部にさらに落下させることができる。このため、ブラシ22を含む内側空間部A1に滞留する摩耗粉を低減することができる。
さらに、実施の形態に係るスリップリング機構200では、エンドカバー30における第二流路39の第二円弧状溝35は、回転シャフト3の回転中心軸方向でみたとき、モータカバー2の小径筒部2bよりも径方向外側に位置している。外側空間部A2の底部に落下した摩耗粉は、冷却風によって移動させられてより低くなったモータカバー2の大径筒部2aの底部に落下し、第二円弧状溝35から外部に排出されることになる。
また、実施の形態に係るスリップリング機構200において、第一流路38は、ガイド部材32が延出するエンドカバー30でスリップリング21の回転中心軸の周囲を囲むように収容空間A内に溝状に開口する第一円弧状溝34を含み、且つ第一円弧状溝34の重力方向下方側をエンドカバー30の外部に連通し、第二流路39は、エンドカバー60で第一円弧状溝34の周囲を囲むように収容空間A内に溝状に開口する第二円弧状溝35を含む。このとき、第一円弧状溝34を通じてエンドカバー30から内側空間部A1の全体に対して冷却風を流入又は流出させることができると共に、第二円弧状溝35を通じてエンドカバー30から外側空間部A2の全体に対して冷却風を流出又は流入させることができる。さらに、第一流路38が第一円弧状溝34の下方側を外部に連通するため、ガイド部材32内の重力方向底部では、冷却風の流速が高くなる。このため、重力の作用によってガイド部材32内の底部に落下するブラシ22の摩耗粉が、効率的に除去される。
また、実施の形態のスリップリング機構200では、第一流路38が冷却用気体の導入路を構成し、第二流路39が冷却用気体の導出路を構成していたが、逆であってもよい。すなわち、第一流路38が導出路を構成し、第二流路39が導入路を構成してもよい。このとき、冷却風は、外側空間部A2を通過すると、その行き先を完全に遮る隔壁2dに衝突して方向を変え、隔壁2d上に沿って流れた後、さらに方向を変えて回転シャフト3の絶縁部材27に沿って内側空間部A1内を流れる。このため、隔壁2d及び絶縁部材27の間の隙間には、冷却風がほとんど侵入せず、さらに、侵入する冷却風はブラシ22の摩耗粉を含まない。よって、シール部材6への摩耗粉の侵入を確実に防ぐことができる。
また、実施の形態のスリップリング機構200では、ガイド部材32は1つの部品として形成されていたが、これに限定されるものでなく、エンドカバー30と一体成形されてもよい。
また、実施の形態のスリップリング機構200では、ガイド部材32はエンドカバー30に取り付けられていたが、これに限定されるものでない。ガイド部材32は、第一流路38及び第二流路39が収容空間A内に開口する壁部に取り付けられればよく、エンドカバー30と反対側の壁部に取り付けられてもよい。
また、実施の形態のスリップリング機構200では、スリップリング構造部20に3つのスリップリング21が設けられていたが、これに限定されるものでなく、スリップリングは、2つ以下であっても、4つ以上であってもよい。さらに、各スリップリングに接触するブラシ22も3つに限定されるものでなく、2つ以下であっても、4つ以上であってもよい。
また、実施の形態では、回転電機100の第一ロータ11及びステータ13にコイルが設けられ、第二ロータ12に永久磁石が設けられていたが、コイル及び永久磁石の配置構成は、これに限定されない。
また、実施の形態では、回転電機100はダブルロータ型の回転電機であったが、これに限定されるものでなく、スリップリング及びブラシを備えるものであれば、ロータの数を限定しない。
2 モータカバー(ハウジング)、20 スリップリング構造部、21 スリップリング、22 ブラシ、24 ベースプレート(支持部材)、30 エンドカバー(ハウジング、ハウジングの壁部)、32 ガイド部材(仕切壁)、34 第一円弧状溝(第一溝状部)、35 第二円弧状溝(第二溝状部)、36 第一連通路、37 第二連通路、38 第一流路、39 第二流路、100 回転電機、200 スリップリング機構、A 収容空間、A1 内側空間部(第一空間部)、A2 外側空間部(第二空間部)。

Claims (7)

  1. ブラシ及び回転しつつ前記ブラシと接触するスリップリングを含むスリップリング構造部と、
    前記スリップリング構造部を収容する収容空間を含むハウジングと、
    前記スリップリング構造部の周囲を囲むようにして前記ハウジングから前記収容空間内に延出し、前記収容空間を部分的に仕切る仕切壁と
    を備え、
    前記仕切壁は、前記収容空間を仕切ることによって、前記スリップリング構造部を含む第一空間部と、前記仕切壁を挟んで前記第一空間部に隣接して位置し且つ前記第一空間部に連通する第二空間部とを形成し、
    前記ハウジングは、前記第一空間部を前記ハウジングの外部に連通する第一流路と、前記第二空間部を前記ハウジングの外部に連通する第二流路とを含み、
    前記第一流路、前記第一空間部、前記第二空間部及び前記第二流路には、前記ブラシの冷却用気体が流通可能であるスリップリング機構。
  2. 前記仕切壁は、前記スリップリングの回転中心軸方向に延び且つ一端で開放した筒状の形状を有する請求項1に記載のスリップリング機構。
  3. 前記スリップリング構造部は、前記スリップリングの径方向に延在し且つ前記ブラシを支持する支持部材を有し、
    前記仕切壁は、少なくとも前記支持部材を前記スリップリングの回転中心軸側の内側に含む請求項1または2に記載のスリップリング機構。
  4. 前記第一流路及び前記第二流路は、前記仕切壁が延出する前記ハウジングの壁部で前記収容空間内に開口する請求項1〜3のいずれか一項に記載のスリップリング機構。
  5. 前記第一流路及び前記第二流路は、前記仕切壁の延在方向に対して側方に向かって前記ハウジングの外部に開口する請求項1〜4のいずれか一項に記載のスリップリング機構。
  6. 前記第一流路は、前記ハウジングの外部から前記第一空間部内への前記冷却用気体の導入路であり、
    前記第二流路は、前記第二空間部内から前記ハウジングの外部への前記冷却用気体の導出路である請求項1〜5のいずれか一項に記載のスリップリング機構。
  7. 前記仕切壁は、前記スリップリングの回転中心軸方向に延び且つ一端で開放した筒状の形状を有し、
    前記第一流路は、前記仕切壁が延出する前記ハウジングの壁部で前記スリップリングの回転中心軸の周囲を囲むように前記収容空間内に溝状に開口する第一溝状部を含み、且つ前記第一溝状部の重力方向下方側を前記ハウジングの外部に連通し、
    前記第二流路は、前記仕切壁が延出する前記ハウジングの壁部で前記第一溝状部の周囲を囲むように前記収容空間内に溝状に開口する第二溝状部を含む請求項1〜6のいずれか一項に記載のスリップリング機構。
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