JP2015128555A - 櫛&カット具を一体化した片手カット器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 毛をカットする場合通常左手にクシ右手にハサミ(カット具)で行なわねばならずに両手が塞がれてしまう。櫛とカット具を一体化することで片手でカットできる道具を提供するものである。
【解決手段】 櫛部台と下刃台と上刃台が三層に一体化され上刃台は取替え可能な形で設置され、バネ式で前後に動く上刃台をバリカン様の使い方で、櫛を他方の手に持つ事無く髪をカットしたり梳いたり出来ることを特徴とする櫛&カット具を一体化した髪カット器。
【選択図】図1
【解決手段】 櫛部台と下刃台と上刃台が三層に一体化され上刃台は取替え可能な形で設置され、バネ式で前後に動く上刃台をバリカン様の使い方で、櫛を他方の手に持つ事無く髪をカットしたり梳いたり出来ることを特徴とする櫛&カット具を一体化した髪カット器。
【選択図】図1
Description
本発明は、髪を自分でカットする手動具に関するものである。くしとカット具を一体化したものですくうことで毛を起こしすくい長さが簡単に調整でき簡単にカットできる。
クシとカット具が一体化されたものは見つからない。
くしとカット具は、別々の手で操作しなければならず片手でくしを差込み片方の手でカットし、次のカット位置に移るには再び両手を同時に別々に機能させる他無かった。
櫛部台と下刃台と上刃台とが3層に重なりつつ、相互に噛み合う形で一体的に構される片手髪カット器である。
櫛部台は先方半領域が多数の櫛歯形に形設された櫛歯部を成し、残りの手前後方半領域は平面板状の櫛部台基部を成し、対向的な左右の側縁は分厚い枠状の親櫛歯部を成して、櫛歯部及び櫛部台基部の上面から上方へ約数センチ立ち上がっており、その内壁側に、櫛歯部の上面から上へ約数ミリ幅・左右外側方向へ数ミリの深さで、コの字状の縦スライド溝が左右向き合う形で、手前後ろ端から先端まで通しで形設され、右親櫛歯部のコの字天井部先端面、即ち左親櫛歯部のコの字天井部への対向面には、下刃台にある歯車に噛み合う形で、歯車受け歯が波状に形設され、櫛部台の外側底部は、櫛歯部の根元辺から先端に向けて徐々に分厚く・なだらかに外側へ膨らみつつ、櫛歯の歯先の少し手前から円弧状に細まりつつ歯先に至る形で膨らみ部が形設される。
この櫛部台の縦スライド溝に左右縁を嵌めこみ、スライドする形で下刃台が設ける下刃台は、先端部が尖った複数の刃先を形設した下刃部を成し、刃元から手前後ろ端までが下刃台基部を成す。この下刃台は、櫛部台と手前後ろ端で揃っている状態においては、下刃部の刃元が櫛歯部の歯元と重なり合う。下刃台基部の手前右角近傍に、歯車固定具によって、歯車を縦に取り付け、この歯車が櫛部台の歯車受け歯と噛み合いながら、下刃台全体が縦スライド溝を前後にスライドする。
下刃台基部の中央部を左端から右端まで横切るように、下刃部の刃元と歯車の間を通り、横スライドレールを設置し、その横スライドレールに嵌合してスライドする形で上刃台が設置される。上刃台の左端には、左親櫛歯部の内壁から上方へ延長したレールストッパーとの間にバネが設けられ、上刃台の右端は右親櫛歯部の外縁から外側へはみ出しており、その先端中央部は内側へ円弧状に凹んだ指掛け部を成す。上刃台の先方面下部には、下刃部と同じ刃先方向を持ち、下刃部の上面に密着しながら左右横にスライドする上刃部が形設されている。上刃台の後方壁面、即ち歯車の直近傍を行き来する壁面の左端寄りの位置には、先端を歯車の縦歯に押し当てて歯車を回す前進バーの根元が固定されている。
そして、左右の親櫛歯部の手前端近辺の側壁面に止め軸で軸止めされる形で、蓋のように上から被さって、カットされた髪の毛の散乱を防ぐカット毛受けカバーが設置される。
全体として斯様に形成された片手カット器を右片手で握り、櫛部台の先端一帯の丸やかな膨らみ部の曲面に沿って髪の中に櫛歯部を差し入れてカット作業を進めるのであるが、指掛け部に掛かった指で上刃台を左方へ引っ張ると、上刃台は左端のバネを押し縮めながら左方へスライドして行き、下刃部の刃間に入り込んだ髪をカットするが、その間前進バーは歯車を回すことなく、歯車と軽く接触しながら後退するだけであり、指掛け部から指を離すと、上刃台はバネの力で右方へスライドして行きながら、前進バーの先端が歯車を押し回し、歯車の回転は歯車受け歯と噛み合って、その上に設置されている上刃台諸共、下刃台全体を前に進ませて行く。
以上を特徴とする櫛&カット具を一体化した髪カット器である。
櫛部台は先方半領域が多数の櫛歯形に形設された櫛歯部を成し、残りの手前後方半領域は平面板状の櫛部台基部を成し、対向的な左右の側縁は分厚い枠状の親櫛歯部を成して、櫛歯部及び櫛部台基部の上面から上方へ約数センチ立ち上がっており、その内壁側に、櫛歯部の上面から上へ約数ミリ幅・左右外側方向へ数ミリの深さで、コの字状の縦スライド溝が左右向き合う形で、手前後ろ端から先端まで通しで形設され、右親櫛歯部のコの字天井部先端面、即ち左親櫛歯部のコの字天井部への対向面には、下刃台にある歯車に噛み合う形で、歯車受け歯が波状に形設され、櫛部台の外側底部は、櫛歯部の根元辺から先端に向けて徐々に分厚く・なだらかに外側へ膨らみつつ、櫛歯の歯先の少し手前から円弧状に細まりつつ歯先に至る形で膨らみ部が形設される。
この櫛部台の縦スライド溝に左右縁を嵌めこみ、スライドする形で下刃台が設ける下刃台は、先端部が尖った複数の刃先を形設した下刃部を成し、刃元から手前後ろ端までが下刃台基部を成す。この下刃台は、櫛部台と手前後ろ端で揃っている状態においては、下刃部の刃元が櫛歯部の歯元と重なり合う。下刃台基部の手前右角近傍に、歯車固定具によって、歯車を縦に取り付け、この歯車が櫛部台の歯車受け歯と噛み合いながら、下刃台全体が縦スライド溝を前後にスライドする。
下刃台基部の中央部を左端から右端まで横切るように、下刃部の刃元と歯車の間を通り、横スライドレールを設置し、その横スライドレールに嵌合してスライドする形で上刃台が設置される。上刃台の左端には、左親櫛歯部の内壁から上方へ延長したレールストッパーとの間にバネが設けられ、上刃台の右端は右親櫛歯部の外縁から外側へはみ出しており、その先端中央部は内側へ円弧状に凹んだ指掛け部を成す。上刃台の先方面下部には、下刃部と同じ刃先方向を持ち、下刃部の上面に密着しながら左右横にスライドする上刃部が形設されている。上刃台の後方壁面、即ち歯車の直近傍を行き来する壁面の左端寄りの位置には、先端を歯車の縦歯に押し当てて歯車を回す前進バーの根元が固定されている。
そして、左右の親櫛歯部の手前端近辺の側壁面に止め軸で軸止めされる形で、蓋のように上から被さって、カットされた髪の毛の散乱を防ぐカット毛受けカバーが設置される。
全体として斯様に形成された片手カット器を右片手で握り、櫛部台の先端一帯の丸やかな膨らみ部の曲面に沿って髪の中に櫛歯部を差し入れてカット作業を進めるのであるが、指掛け部に掛かった指で上刃台を左方へ引っ張ると、上刃台は左端のバネを押し縮めながら左方へスライドして行き、下刃部の刃間に入り込んだ髪をカットするが、その間前進バーは歯車を回すことなく、歯車と軽く接触しながら後退するだけであり、指掛け部から指を離すと、上刃台はバネの力で右方へスライドして行きながら、前進バーの先端が歯車を押し回し、歯車の回転は歯車受け歯と噛み合って、その上に設置されている上刃台諸共、下刃台全体を前に進ませて行く。
以上を特徴とする櫛&カット具を一体化した髪カット器である。
(一)自分でカットする場合レバーを握るだけでカットできレバーを放すだけで次のカ ット位置へ移動でき又本体クシ部常に必要な箇所にあるので櫛とカット具を左右 の手で巧みに操作する厄介さが無い。
(二)終始片手だけで櫛入れとカットがスムース出来る。
(三)固定し段階的カットが出来る。
(四)梳きカットも出来る。
(五)先端部で梳きカットのみも出来る。
(六)カット毛受けカバーがあるのでカットした毛がちらばらない。
(二)終始片手だけで櫛入れとカットがスムース出来る。
(三)固定し段階的カットが出来る。
(四)梳きカットも出来る。
(五)先端部で梳きカットのみも出来る。
(六)カット毛受けカバーがあるのでカットした毛がちらばらない。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
櫛部台(1)と下刃台(2)と上刃台(3)とが3層に重なりつつ、相互に噛み合う形で一体的に構成される片手髪カット器である。
櫛部台(1)は先方半領域が多数の櫛歯形に形設された櫛歯部(4)を成し、残りの手前後方半領域は平面板状の櫛部台基部(5)を成し、対向的な左右の側縁は分厚い枠状の親櫛歯部(6)を成して、櫛歯部(4)及び櫛部台基部(5)の上面から上方へ約数センチ立ち上がっており、その内壁側に、櫛歯部(4)の上面から上へ約数ミリ幅・左右外側方向へ数ミリの深さで、コの字状の縦スライド溝(7)が左右向き合う形で、手前後ろ端から先端まで通しで形設され、右親櫛歯部(6b)のコの字天井部先端面、即ち左親櫛歯部(6a)のコの字天井部への対向面には、下刃台(2)にある歯車(8)に噛み合う形で、歯車受け歯(9)が波状に形設され、櫛部台(1)の外側底部は、櫛歯部(4)の根元辺から先端に向けて徐々に分厚く・なだらかに外側へ膨らみつつ、櫛歯の歯先の少し手前から円弧状に細まりつつ歯先に至る形で膨らみ部(10)が形設される。
この櫛部台(1)の縦スライド溝(7)に左右縁を嵌めこみ、スライドする形で下刃台(2)が設けられる。下刃台(2)は、先端部が尖った複数の刃先を形設した下刃部(11)を成し、刃元から手前後ろ端までが下刃台基部(12)を成す。この下刃台(2)は、櫛部台(1)と手前後ろ端で揃っている状態においては、下刃部(11)の刃元が櫛歯部(4)の歯元と重なり合う。下刃台基部(12)の手前右角近傍に、歯車固定具(13)によって、歯車(8)を縦に取り付け、この歯車(8)が櫛部台(1)の歯車受け歯(9)と噛み合いながら、下刃台(2)全体が縦スライド溝(7)を前後にスライドする。
下刃台基部(12)の中央部を左端から右端まで横切るように、下刃部(11)の刃元と歯車(8)の間を通り、横スライドレール(14)を設置し、その横スライドレール(14)に嵌合してスライドする形で上刃台(3)が設置される。上刃台(3)の左端には、左親櫛歯部(6a)の内壁から上方へ延長したレールストッパー(15)との間にバネ(16)が設けられ、上刃台(3)の右端は右親櫛歯部(6b)の外縁から外側へはみ出しており、その先端中央部は内側へ円弧状に凹んだ指掛け部(17)を成す。上刃台(3)の先方面下部には、下刃部(11)と同じ刃先方向を持ち、下刃部(11)の上面に密着しながら左右横にスライドする上刃部(17)が形設されている。上刃台(3)の後方壁面、即ち歯車(8)の直近傍を行き来する壁面の左端寄りの位置には、先端を歯車(8)の縦歯に押し当てて歯車(8)を回す前進バー(19)の根元が固定されている。
そして、親櫛歯部(6)の左右の手前端近辺の側壁面に止め軸(20)で軸止めされる形で、蓋のように上から被さって、カットされた髪の毛の散乱を防ぐカット毛受けカバー(21)前面は、開放が設置される。
全体として斯様に形成された片手カット器を右片手で握り、櫛部台(1)の先端一帯の丸やかな膨らみ部(10)の曲面に沿って髪の中に櫛歯部(4)を差し入れてカット作業を進めるのであるが、指掛け部(18)に掛かった指で上刃台(3)を左方へ引っ張ると、上刃台(3)は左端のバネ(16)を押し縮めながら左方へスライドして行き、下刃部(11)の刃間に入り込んだ髪をカットするが、その間前進バー(19)は歯車(8)を回すことなく、歯車(8)と軽く接触しながら後退するだけであり、指掛け部(18)から指を離すと、上刃台(3)はバネ(16)の力で右方へスライドして行きながら、前進バー(19)の先端が歯車(8)を押し回し、歯車(8)の回転は歯車受け歯(9)と噛み合って、その上に設置されている上刃台(3)諸共、下刃台(2)全体を前に進ませて行く。
本発明は、以上のような構成であり、以下、これの実際の使い方を具体的に説明する。
従来髪の毛を切る場合襟足から刈上げる場合左手に櫛、右手にカット具を持ち櫛を髪の毛に地肌に沿って差し込み櫛より出た髪の毛をカット具で切る。
この工程を繰り返し順次上方向へ移動しながらカット面を作る。
本発明は、其の工程を同じ位置で行うものである。カット毛受けカバー(21)を上から持ち指掛け部(18)に指を掛けカット位置に挿入し固定する。櫛歯部(4)より出た髪の毛を指掛け部(18)を握る事で上刃部(17)が左へ移動することで髪の毛をカット出来る。指掛け部(18)を放すと上刃台(3)は、バネ(16)の開く作用で右へ移動すると同時に前進バー(19)が歯車(8)の歯と噛み合い歯車(8)に回転を与える。同時に歯車(8)の下段の歯車(8)が右親櫛歯部(6B)と噛み合い下刃台(2)上刃台(3)を前進させ次のカット位置に移動させる。握る、放す事で一連の動作を櫛歯部(4)を固定したまま行える。以上が刈上げ部をカットする場合長さの必要な場合のカットは、前項と同じように櫛歯部(4)をカットしたい位置で髪の毛に差し込む希望の長さまで引き上げる。そこで指掛け部(18)を握ることで櫛歯部(4)より出た髪の毛をカット出来る。
切られた髪の毛は、カット毛受けカバー(21)内に溜まる。溜まった髪の毛は図1のごとく止め軸(20)を軸に引き上げることで取り出せる。
下刃台(2)上刃台(3)を元の位置に戻す時は、指掛け部(18)を押したまま前進バー(19)が左に移動して歯車(8)はフリーの状態になっているので元の位置に移動出来る。
櫛部台(1)と下刃台(2)と上刃台(3)とが3層に重なりつつ、相互に噛み合う形で一体的に構成される片手髪カット器である。
櫛部台(1)は先方半領域が多数の櫛歯形に形設された櫛歯部(4)を成し、残りの手前後方半領域は平面板状の櫛部台基部(5)を成し、対向的な左右の側縁は分厚い枠状の親櫛歯部(6)を成して、櫛歯部(4)及び櫛部台基部(5)の上面から上方へ約数センチ立ち上がっており、その内壁側に、櫛歯部(4)の上面から上へ約数ミリ幅・左右外側方向へ数ミリの深さで、コの字状の縦スライド溝(7)が左右向き合う形で、手前後ろ端から先端まで通しで形設され、右親櫛歯部(6b)のコの字天井部先端面、即ち左親櫛歯部(6a)のコの字天井部への対向面には、下刃台(2)にある歯車(8)に噛み合う形で、歯車受け歯(9)が波状に形設され、櫛部台(1)の外側底部は、櫛歯部(4)の根元辺から先端に向けて徐々に分厚く・なだらかに外側へ膨らみつつ、櫛歯の歯先の少し手前から円弧状に細まりつつ歯先に至る形で膨らみ部(10)が形設される。
この櫛部台(1)の縦スライド溝(7)に左右縁を嵌めこみ、スライドする形で下刃台(2)が設けられる。下刃台(2)は、先端部が尖った複数の刃先を形設した下刃部(11)を成し、刃元から手前後ろ端までが下刃台基部(12)を成す。この下刃台(2)は、櫛部台(1)と手前後ろ端で揃っている状態においては、下刃部(11)の刃元が櫛歯部(4)の歯元と重なり合う。下刃台基部(12)の手前右角近傍に、歯車固定具(13)によって、歯車(8)を縦に取り付け、この歯車(8)が櫛部台(1)の歯車受け歯(9)と噛み合いながら、下刃台(2)全体が縦スライド溝(7)を前後にスライドする。
下刃台基部(12)の中央部を左端から右端まで横切るように、下刃部(11)の刃元と歯車(8)の間を通り、横スライドレール(14)を設置し、その横スライドレール(14)に嵌合してスライドする形で上刃台(3)が設置される。上刃台(3)の左端には、左親櫛歯部(6a)の内壁から上方へ延長したレールストッパー(15)との間にバネ(16)が設けられ、上刃台(3)の右端は右親櫛歯部(6b)の外縁から外側へはみ出しており、その先端中央部は内側へ円弧状に凹んだ指掛け部(17)を成す。上刃台(3)の先方面下部には、下刃部(11)と同じ刃先方向を持ち、下刃部(11)の上面に密着しながら左右横にスライドする上刃部(17)が形設されている。上刃台(3)の後方壁面、即ち歯車(8)の直近傍を行き来する壁面の左端寄りの位置には、先端を歯車(8)の縦歯に押し当てて歯車(8)を回す前進バー(19)の根元が固定されている。
そして、親櫛歯部(6)の左右の手前端近辺の側壁面に止め軸(20)で軸止めされる形で、蓋のように上から被さって、カットされた髪の毛の散乱を防ぐカット毛受けカバー(21)前面は、開放が設置される。
全体として斯様に形成された片手カット器を右片手で握り、櫛部台(1)の先端一帯の丸やかな膨らみ部(10)の曲面に沿って髪の中に櫛歯部(4)を差し入れてカット作業を進めるのであるが、指掛け部(18)に掛かった指で上刃台(3)を左方へ引っ張ると、上刃台(3)は左端のバネ(16)を押し縮めながら左方へスライドして行き、下刃部(11)の刃間に入り込んだ髪をカットするが、その間前進バー(19)は歯車(8)を回すことなく、歯車(8)と軽く接触しながら後退するだけであり、指掛け部(18)から指を離すと、上刃台(3)はバネ(16)の力で右方へスライドして行きながら、前進バー(19)の先端が歯車(8)を押し回し、歯車(8)の回転は歯車受け歯(9)と噛み合って、その上に設置されている上刃台(3)諸共、下刃台(2)全体を前に進ませて行く。
本発明は、以上のような構成であり、以下、これの実際の使い方を具体的に説明する。
従来髪の毛を切る場合襟足から刈上げる場合左手に櫛、右手にカット具を持ち櫛を髪の毛に地肌に沿って差し込み櫛より出た髪の毛をカット具で切る。
この工程を繰り返し順次上方向へ移動しながらカット面を作る。
本発明は、其の工程を同じ位置で行うものである。カット毛受けカバー(21)を上から持ち指掛け部(18)に指を掛けカット位置に挿入し固定する。櫛歯部(4)より出た髪の毛を指掛け部(18)を握る事で上刃部(17)が左へ移動することで髪の毛をカット出来る。指掛け部(18)を放すと上刃台(3)は、バネ(16)の開く作用で右へ移動すると同時に前進バー(19)が歯車(8)の歯と噛み合い歯車(8)に回転を与える。同時に歯車(8)の下段の歯車(8)が右親櫛歯部(6B)と噛み合い下刃台(2)上刃台(3)を前進させ次のカット位置に移動させる。握る、放す事で一連の動作を櫛歯部(4)を固定したまま行える。以上が刈上げ部をカットする場合長さの必要な場合のカットは、前項と同じように櫛歯部(4)をカットしたい位置で髪の毛に差し込む希望の長さまで引き上げる。そこで指掛け部(18)を握ることで櫛歯部(4)より出た髪の毛をカット出来る。
切られた髪の毛は、カット毛受けカバー(21)内に溜まる。溜まった髪の毛は図1のごとく止め軸(20)を軸に引き上げることで取り出せる。
下刃台(2)上刃台(3)を元の位置に戻す時は、指掛け部(18)を押したまま前進バー(19)が左に移動して歯車(8)はフリーの状態になっているので元の位置に移動出来る。
1 櫛部台, 2 下刃台, 3 上刃台, 4 櫛歯部, 5 櫛部台基部, 6 親櫛歯部, 6a 左親櫛歯部, 6b 右親櫛歯部, 7 縦スライド溝, 8 歯車, 9 歯車受け歯, 10 膨らみ部, 11 下刃部, 12 下刃台基部, 13 歯車固定具, 14 横スライドレール, 15 レールストッパー, 16 バネ, 17 上刃部, 18 指掛け部, 19 前進バー, 20 止め軸, 21 カット毛受けカバー、 22 梳き用上刃、
Claims (1)
- 櫛部台と下刃台と上刃台とが3層に重なりつつ、相互に噛み合う形で一体的に構成される片手髪カット器であるが、櫛部台は先方半領域が多数の櫛歯形に形設された櫛歯部を成し、残りの手前後方半領域は平面板状の櫛部台基部を成し、対向的な左右の側縁は分厚い枠状の親櫛歯部を成して、櫛歯部及び櫛部台基部の上面から上方へ約数センチ立ち上がっており、その内壁側に、櫛歯部の上面から上へ約数ミリ幅・左右外側方向へ数ミリの深さで、コの字状の縦スライド溝が左右向き合う形で、手前後ろ端から先端まで通しで形設され、右親櫛歯部のコの字天井部先端面、即ち左親櫛歯部のコの字天井部への対向面には、下刃台にある歯車に噛み合う形で、歯車受け歯が波状に形設され、櫛部台の外側底部は、櫛歯部の根元辺から先端に向けて徐々に分厚く・なだらかに外側へ膨らみつつ、櫛歯の歯先の少し手前から円弧状に細まりつつ歯先に至る形で膨らみ部が形設されており、この櫛部台の縦スライド溝に左右縁を嵌めこみ、スライドする形で下刃台が設けられるのであって、下刃台は、先端部が尖った複数の刃先を形設した下刃部を成し、刃元から手前後ろ端までが下刃台基部を成し、この下刃台は、櫛部台と手前後ろ端で揃っている状態においては、下刃部の刃元が櫛歯部の歯元と重なり合うのであり、下刃台基部の手前右角近傍に、歯車固定具によって、歯車を縦に取り付け、この歯車が櫛部台の歯車受け歯と噛み合いながら、下刃台全体が縦スライド溝を前後にスライドするというものであるが、下刃台基部の中央部を左端から右端まで横切るように、下刃部の刃元と歯車の間を通り、横スライドレールを設置し、その横スライドレールに嵌合してスライドする形で上刃台が設置され、上刃台の左端には、左親櫛歯部の内壁から上方へ延長したレールストッパーとの間にバネが設けられ、上刃台の右端は右親櫛歯部の外縁から外側へはみ出しており、その先端中央部は内側へ円弧状に凹んだ指掛け部を成し、上刃台の先方面下部には、下刃部と同じ刃先方向を持ち、下刃部の上面に密着しながら左右横にスライドする上刃部が形設されており、上刃台の後方壁面、即ち歯車の直近傍を行き来する壁面の左端寄りの位置には、先端を歯車の縦歯に押し当てて歯車を回す前進バーの根元が固定されているのであり、そして、左右の親櫛歯部の手前端近辺の側壁面に止め軸で軸止めされる形で、蓋のように上から被さって、カットされた髪の毛の散乱を防ぐカット毛受けカバーが設置されているのであるが、全体として斯様に形成された片手カット器を右片手で握り、櫛部台の先端一帯の丸やかな膨らみ部の曲面に沿って髪の中に櫛歯部を差し入れてカット作業を進める場合において、指掛け部に掛かった指で上刃台を左方へ引っ張ると、上刃台は左端のバネを押し縮めながら左方へスライドして行き、下刃部の刃間に入り込んだ髪をカットするが、その間前進バーは歯車を回すことなく、歯車と軽く接触しながら後退するだけであり、指掛け部から指を離すと、上刃台はバネの力で右方へスライドして行きながら、前進バーの先端が歯車を押し回し、歯車の回転は歯車受け歯と噛み合って、その上に設置されている上刃台諸共、下刃台全体を前に進ませて行くことになり、この反復によって、髪の中への櫛入れと髪の毛のカット作業とが、片手だけで終始順調に進行することを特徴とする櫛&カット具を一体化した髪カット器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014010782A JP2015128555A (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 櫛&カット具を一体化した片手カット器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014010782A JP2015128555A (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 櫛&カット具を一体化した片手カット器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015128555A true JP2015128555A (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53759822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014010782A Pending JP2015128555A (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 櫛&カット具を一体化した片手カット器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015128555A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6357577B1 (ja) * | 2017-12-13 | 2018-07-11 | 近藤 光 | ヘアーカッター |
-
2014
- 2014-01-06 JP JP2014010782A patent/JP2015128555A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6357577B1 (ja) * | 2017-12-13 | 2018-07-11 | 近藤 光 | ヘアーカッター |
WO2019116638A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 近藤 光 | ヘアーカッター |
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