JP2015125325A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトでありながら定着ベルトの動作を確実に検知できる定着装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】定着装置16は、定着ベルト71と、誘導加熱装置74とを有する。定着ベルト71の長手方向のベルト端部71Bにエンドキャップ56が取り付けられている。エンドキャップ56は、挿入孔60を有し、挿入孔60にベルト端部71Bが挿入されることにより、ベルト端部71Bがその外周面の外側からエンドキャップ56に嵌め込まれている。ベルト端部71Bとエンドキャップ56との間にはブッシュ61が設けられており、定着ベルト71が回動すると、ブッシュ61に作用する摺接摩擦によってエンドキャップ56が同方向に従動する。【選択図】図3

Description

本発明は、誘導コイルを用いて誘導加熱方式によって定着ベルトを加熱する加熱部を備える定着装置、及び定着装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、印刷用紙に転写されたトナー像を印刷用紙などのシート部材に定着させる定着装置を備えている。前記定着装置として、可撓性を有する円筒形状のフィルム部材で構成された定着ベルトを用いたものが知られている(特許文献1参照)。この種の定着装置では、前記定着ベルトが回動可能に支持されており、これに回転駆動力が付与されることにより、定着ベルトが回動する。そして、前記定着ベルトの外周面に対向するように配置された誘導加熱方式の加熱部によって前記定着ベルトが加熱される。
特開2006−227106号公報
前記定着ベルトが停止した状態で定着ベルトが加熱されると、定着ベルトの温度が部分的に過剰に上昇する。そのため、画像形成装置では、定着ベルトの駆動を検知する検知部を設け、前記検知部によって定着ベルトの駆動が検知された場合に加熱を行うように制御している。前記定着ベルトの駆動の検知方法として、定着ベルトの軸方向のベルト端縁に接着によって結合されたエンドキャップ(特許文献1参照)の動きを検知することにより、定着ベルトの駆動の有無を検知する方法が考えられる。エンドキャップは、定着ベルトの円筒形状に合わせて円形状に形成されている。しかしながら、定着ベルトにおいて加圧ローラーによって圧接されるニップ部は、加圧ローラーの押圧力によって撓まされて変形する。このため、ニップ部における定着ベルトの形状は円筒形状にならない。このような定着ベルトのベルト端縁にエンドキャップを接着結合させた場合、加圧ローラーの押圧力によって撓まされた変形部分の形状と、エンドキャップが結合された前記ベルト端縁の接着部分の形状とが相違することになる。この場合、前記変形部分から前記接着部分までに至る境界部分が、形状相違に起因するひずみやねじれなどのストレスを受け、前記境界部分が破損するおそれがある。一方、前記変形部分から前記接着部分までの距離を長くてストレスを分散させると、前記ストレスによる破損を抑制できるが、定着装置が長手方向に大型化するという問題が生じる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンパクトでありながら定着ベルトの動作を確実に検知できる定着装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る定着装置は、定着ベルトと、加熱部と、加熱ローラーと、外嵌部材と、検知部と、を備える。前記定着ベルトは、回動可能に支持された可撓性を有する筒形状のものである。前記加熱部は、前記定着ベルトの外周面に対向して設けられ、前記定着ベルトの軸方向の端部近傍で折り返されるようにして巻回された前記軸方向に長い誘導コイルを有する誘導加熱方式のものである。前記加圧ローラーは、前記定着ベルトの表面に押圧されて前記定着ベルトとの間でニップ部を形成する。また、前記加圧ローラーは、駆動源から駆動力を得て回転駆動されることにより前記定着ベルトを回動させる。前記外嵌部材は、前記定着ベルトの軸方向の端縁に外嵌され、回動される前記定着ベルトとの間で生じる摺接摩擦によって前記定着ベルトの回動方向と同方向へ従動する。前記検知部は、前記外嵌部材の動きを検知する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記定着装置を備え、前記定着装置によって定着可能なトナーを用いてシートに画像を形成する。
本発明によれば、定着ベルトの軸方向に大型化することなくコンパクトな形態を実現しつつ、定着ベルトの動作を確実に検知することが可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の構成を示す断面図である。 図2における切断線III−IIIの断面構成を示す図である。 定着装置の加熱部の誘導コイルの形状を示す上面図である。 定着装置の検知部の一例を示す図である。 定着装置の検知部の他の例を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10(本発明の画像形成装置の一例)の概略構成を示す模式図である。図1に示されるように、画像形成装置10は、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置であり、複数の画像形成部1〜4と、中間転写ベルト5と、レジスト検出センサー6と、駆動ローラー7Aと、従動ローラー7Bと、二次転写装置15と、定着装置16(本発明の定着装置の一例)と、制御部8と、給紙トレイ17と、排紙トレイ18とを備えている。なお、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の具体例は、例えばプリンターや複写機、ファクシミリ、これらの各機能を備えた複合機である。また、カラー画像形成装置に限られず、モノクロの画像形成装置でもかまわない。
画像形成部1〜4は、並設された複数の感光体ドラム11〜14それぞれに色の異なるトナー像を形成し、そのトナー像を走行中(移動中)の中間転写ベルト5へ順次重ね合わせて転写する電子写真方式の画像形成部である。図1に示される例では、中間転写ベルト5の移動方向(矢印19方向)の下流側から順に、ブラック用の画像形成部1、イエロー用の画像形成部2、シアン用の画像形成部3、及びマゼンタ用の画像形成部4がその順番で一列に配置されている。
画像形成部1〜4それぞれは、感光体ドラム11〜14、帯電装置21〜24、露光装置31〜34、現像装置41〜44、一次転写装置51〜54等を備えている。感光体ドラム11〜14は筒形状に形成されたものであり、この表面にトナー像が担持される。帯電装置21〜24は、感光体ドラム11〜14の表面を帯電させる。露光装置31〜34は、帯電された感光体ドラム11〜14の表面を露光して光を走査することにより静電潜像を形成する。現像装置41〜44は、感光体ドラム11〜14上の静電潜像をトナーにより現像する。一次転写装置51〜54は、感光体ドラム11〜14上のトナー像を移動する中間転写ベルト5に転写する。なお、図1には示されていないが、各画像形成部1〜4は、感光体ドラム11〜14上の残存トナー像を除去するクリーニング装置も備えている。
中間転写ベルト5は、ゴムやウレタンのような素材からなる無端環状のベルトである。中間転写ベルト5は、駆動ローラー7A及び従動ローラー7Bによって回転駆動可能に支持されている。駆動ローラー7Aは定着装置16に近い位置(図1において右側)に配置されており、従動ローラー7Bは定着装置16から離れた位置(図1において左側)に配置されている。駆動ローラー7Aの表面は中間転写ベルト5との摩擦力を高めるためにゴムやウレタンのような素材で形成されている。駆動ローラー7A及び従動ローラー7Bによって支持されることにより、中間転写ベルト5は、その表面が各感光体ドラム11〜14の表面に接しながら移動可能となる。そして、中間転写ベルト5は、その表面が感光体ドラム11〜14と一次転写装置51〜54との間を通過する際に、感光体ドラム11〜14からトナー像が順に重ね合わせて転写される。
二次転写装置15は、中間転写ベルト5に転写されたトナー像を給紙トレイ17から搬送されてきた印刷用紙に転写する。トナー像が転写された印刷用紙は、図示しない搬送部によって定着装置16に搬送される。
[定着装置16]
以下、図2乃至図6を参照して定着装置16について説明する。図2に示されるように、定着装置16は、定着ベルト71(本発明の定着ベルトの一例)と、加圧ローラー72(本発明の加圧ローラーの一例)と、誘導加熱装置74(本発明の加熱部の一例)と、エンドキャップ56(図3参照、本発明の外嵌部材の一例)と、検知機構90(図5参照、本発明の検知部の一例)と、を備えている。
[定着ベルト71]
定着ベルト71は、誘導加熱装置74による誘導加熱によって加熱されるものである。本実施形態では、内径が30mmの定着ベルト71が用いられる。この定着ベルト71は、内部が中空の筒形状に形成されており、図2の紙面に垂直な方向に長い形状に形成されている。定着ベルト71は、磁性金属であるニッケル金属製のフィルム基材を筒形状に加工したものである。前記フィルム基材の厚みは、概ね30μm〜50μmである。このようなフィルム基材で構成されているため、定着ベルト71は可撓性を有し、外側から外力を受けると内側へ撓まされる。本実施形態では、定着ベルト71は、前記フィルム基材の表面に200μm〜500μmのシリコンゴムからなるゴム層を積層し、更にその上にPFA(フッ素樹脂)等のような耐熱性、耐薬品性、非粘着性、不燃性、電気特性の良好な薄膜を積層することにより構成される。なお、前記フィルム基材は、ニッケルなどの磁性金属製に限られず、PI樹脂(ポリイミド樹脂)で構成された筒形状のものに、銅や銀などの非磁性金属からなる金属層を積層したものを適用してもよい。本実施形態では、定着ベルト71の厚みは40μmに定められている。なお、定着ベルト71の厚みは任意であり、加圧ローラー72による押圧によってニップ部68が形成され得る可撓性を有するサイズに設定される。
図2に示されるように、定着ベルト71の内部には、ベルトガイド部材76(本発明の保持部材の一例)と、温度センサー77と、支持部材78と、押圧パッド79(本発明の樹脂部材の一例)と、摺動シート80と、が設けられている。
支持部材78は、ベルトガイド部材76や押圧パッド79,摺動シート80等を保持するものである。支持部材78は、断面が四角形状に形成された四角筒形状の部材であり、定着ベルト71の長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に延在しており、その両端が不図示の本体フレームに固定されている。支持部材78は、例えば、鉄製の板金部材を屈曲加工することにより形成される。
ベルトガイド部材76は、定着ベルト71を一定の形状に保つように保持するものである。具体的には、ベルトガイド部材76は、誘導加熱装置74に対向されるベルト表面における対向部71Aを円弧形状に保つように対向部71Aを裏面側から定着ベルト71を支持する。なお、対向部71Aは、誘導加熱装置74によって加熱される部分である。ベルトガイド部材76は、ベース部81と、ガイド部82とを有する。
ベース部81は、定着ベルト71の長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に延在している。ベース部81は、アルミニウムなどの非磁性金属からなる長尺な板金部材で構成されており、その板金部材の細幅方向の両端を屈曲させて形成されたものである。ベース部81における平坦部81Bが支持部材78に固定されている。また、ベース部81において屈曲された屈曲端部81Aにガイド部82の両端がスポット溶接などによって一体となるように固定されている。また、ベース部81の平坦部81Bには、支持基板84を介して温度センサー77が取り付けられている。
ガイド部82は対向部71Aの裏面に対面する円弧部82Aを有する。円弧部82Aは、定着ベルト71の対向部71Aの形状と同じ円弧形状に形成されている。円弧部82Aが定着ベルト71の対向部71Aの裏面に当接して対向部71Aを裏面から支持する。ガイド部82は、定着ベルト71の長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に延びる長尺な形状に形成されており、その細幅方向の両端がベース部82の屈曲端部81Aに固定されている。ガイド部82は、ステンレス(SUS)などの磁性金属で構成された肉厚の薄い板金部材を湾曲又は屈曲させて形成されたものである。前記板金部材としては、0.2mm厚のものが用いられる。円弧部82Aは、定着ベルト71の外周面の概ね半周領域に亘って設けられている。このような円弧部82Aが設けられているため、定着ベルト71が回動すると、定着ベルト71は、ガイド部82の円弧部82Aを摺接しつつ円弧形状に沿う方向へ移動する。つまり、定着ベルト71は、円弧部82Aによってその形状を円弧形状に保持されたまま回動する。
温度センサー77は、上述したように、ベース部81の平坦部81Bに取り付けられている。温度センサー77は、定着ベルト71の温度を検知する用途に用いられる。温度センサー77は、定着ベルト71の対向部71Aの裏面、具体的には、ガイド部82の円弧部82Aの裏面に近接して配置されている。温度センサー77は、定着ベルト71の長手方向における中央部分に対向する位置に設けられている。本実施形態では、温度センサー77として、汎用品であり小型で低コストのサーミスターが用いられる。この場合、温度センサー77は、センサー本体77Aと、センサー本体77Aから円弧部82Aの裏面へ向けて突出する板バネ状のプレート77Bと、プレート77Bの先端に設けられたサーミスターチップ77Cとを有する。サーミスターチップ77Cは、円弧部82Aの裏面に当接されている。なお、温度センサー77は、定着ベルト71の温度を検知可能なものであれば如何なるタイプのものでもよく、熱起電力や電気抵抗、磁気などの変化を利用する接触式のものに限られず、輝度や色・赤外線強度などで温度を測定する非接触式のものでも適用可能である。
押圧パッド79は、支持部材78に取り付けられている。押圧パッド79は、加圧ローラー72によって押圧されるニップ部68の内側面に当接可能なように、支持部材78に固定されている。本実施形態では、誘導加熱装置74によって加熱される対向部71Aに対して、その対向部71Aの反対側にニップ部68が設定されている。つまり、ニップ部68は、対向部71Aの反対側に設定されている。そして、押圧パッド79は、加圧ローラー72に対向される定着ベルト71の内周面、つまり、定着ベルト71におけるニップ部68の内周面に対向するように配置されている。押圧パッド79は、加圧ローラー72による押圧によって容易に変形しない剛性を有し、また、誘導加熱装置74による加熱に耐えうる耐熱性をする合成樹脂製の部材で構成されている。図2に示されるように、押圧パッド79は、ニップ部68に対向する面が加圧ローラー72の外周面に対応する円弧形状に凹んだ形状に形成されている。したがって、定着ベルト71がニップ部68において加圧ローラー72から押圧力を受けると、この押圧力によって定着ベルト71が押圧パッド79側へ変形して、後述の摺動シートとともに、押圧パッド79の円弧形状に変形し、円弧形状にニップ部68が形成される。
摺動シート80は、押圧パッド79と定着ベルト71との間に介在している。この摺動シート80は、押圧パッド79による定着ベルト71の摺動抵抗を軽減する用途に用いられる。摺動シート80は、定着ベルト71との間の摺動抵抗が小さい素材(摺動摩擦係数が小さい素材)で構成されたフィルムである。摺動シート80の一端は、定着ベルトの回動方向の上流側において支持部材78に固定されており、押圧パッド79と定着ベルト71との間を抜けて前記回動方向の下流側へ延在している。なお、定着ベルト71の内面と摺動シート80との間に潤滑剤を塗布してもよい。
[加圧ローラー72]
加圧ローラー72は、定着ベルト71に対向配置されている。加圧ローラー72は、回転軸72Aと、弾性部72Bとにより構成されている。加圧ローラー72の中心に、定着ベルト71の長手方向に平行な回転軸72Aが設けられている。図3に示されるように、回転軸72Aは、サイドフレーム70に回転可能に支持されている。回転軸72Aは軸受け部材であるベアリング69を介して定着装置16のサイドフレーム70に回転可能に支持されている。
加圧ローラー72の弾性部72Bは、回転軸72Aの周りに設けられている。弾性部72Bは、弾性を有する所定硬度のシリコンや多孔質ゴムなどの素材で構成されている。
回転軸72Aは、コイルバネなどの弾性を有する付勢部材(不図示)によって定着ベルト71側へ付勢されている。これにより、加圧ローラー72は、定着ベルト71の表面に圧接された状態で回転可能に支持されている。加圧ローラー72の圧接によって、加圧ローラー72の弾性部72Bから押圧力を受けると、定着ベルト71が変形して、押圧パッド79の円弧形状に凹まされたニップ部68が形成される。
加圧ローラー72は、制御部8に含まれるモータードライバー(不図示)によって駆動制御されるモーターに不図示の駆動伝達機構を介して連結されている。加圧ローラー72は、前記モーターが回転駆動されることによって、その回転駆動力が伝達されて、所定方向へ回転する。本実施形態では、加圧ローラー72は、図2において矢印47で示される回転方向(時計回転方向)に回転駆動される。また、加圧ローラー72と定着ベルト71との間にニップ部68が形成された状態で加圧ローラー72が回転駆動されると、ニップ部68に接する加圧ローラー72から摩擦力を受けて、定着ベルト71は従動する。このとき、定着ベルト71は、図2において矢印48で示される回転方向(反時計回転方向)に回転される。
[誘導加熱装置74]
誘導加熱装置74は、電磁誘導を利用する誘導加熱方式によって定着ベルト71を加熱する装置である。誘導加熱装置74は、定着ベルト71の対向部71Aに対向するように配置されており、対向部71Aに向かう磁束を生じさせることにより、対向部71Aにジュール熱を発生させて、加熱する。言い換えると、定着ベルト71の対向部71Aは、誘導加熱装置74からの磁力線の影響を受けてジュール熱を発生して自己発熱する。本実施形態では、図2に示されるように、誘導加熱装置74は、定着ベルト71の半周の領域を示す対向部71Aを覆い隠すように、所定の隙間を隔てて配置されている。
誘導加熱装置74は、誘導コイル85(本発明の誘導コイルの一例)と、センターコア86と、サイドコア89と、アーチコア87Bと、ボビン87Aを備えている。誘導コイル85、センターコア86、サイドコア89、アーチコア87B、及びボビン87Aは、誘導加熱装置74の筐体を構成する図示しないケーシングの内部に設けられている。
誘導コイル85は、励磁されることにより磁束を生じさせるものである。図3及び図4に示されるように、誘導コイル85は、定着ベルト71の長手方向(軸方向)の端部近傍で折り返されるようにしてコイル線が幾重にも巻回された構成である。図4に示されるように、誘導コイル85は、定着ベルト71の対向部71Aの長手方向の全域を均等に加熱できるように、定着ベルト71の長手方向に長くなるように巻回されている。なお、図3及び図4では、定着装置16において右側の部分が示されており、反対側の部分の図示は省略されているが、定着ベルト71、誘導コイル85、加圧ローラー72等は左右対称に形成されている。
図2に示されるように、アーチコア87B及びボビン87Aは、それぞれ円弧形状に形成されている。ボビン87Aは、定着ベルト71側に配置されており、誘導コイル85を支持するものである。このボビン87Aに誘導コイル85が保持されている。図3に示されるように、ボビン87Aの長手方向の端部には、定着ベルト71に対して誘導コイル85の位置を決めるための位置決め部材88(図3参照)が設けられている。位置決め部材88は、ボビン87Aの両端それぞれに設けられている。位置決め部材88は、ボビン87Aの端部から定着ベルト71側へ突出する突出片である。誘導加熱装置74が定着装置16に装着されるときに、位置決め部材88が後述のエンドキャップの支軸59に当接する。これにより、ボビン87Aによって保持された誘導コイル85と定着ベルト71の対向部71Aとの間隔L2(図3参照)が予め定められた寸法に維持される。この間隔L2が一定の寸法に維持されることにより、定着ベルト71の対向部71Aで生じるジュール熱の熱量が一定となる。ここで、間隔L2は、少なくとも、定着ベルト71の対向部71Aとボビン87Aとの間のクリアランスに、ボビン87Aの厚みを加えた分の長さが必要である。本実施形態では、前記間隔L2の最適値は4.5mmである。なお、前記間隔L2は、例えば、4mm〜5mmの範囲内で任意の値に設定可能である。
アーチコア87Bは、ボビン87Aに被さるようにして誘導コイル85をカバーするように設けられている。アーチコア87Bは、磁性金属で構成されており、サイドコア89及びセンターコア86とともに、誘導コイル85からの磁束の通り道(磁路)を形成する。アーチコア87B、サイドコア89、センターコア86、及び誘導コイル85によって磁気回路が構成される。
サイドコア89は、ボビン87Aの両端部に設けられている。また、センターコア86は、ボビン87Aの中央に設けられている。センターコア86は、誘導コイル85における巻回の中央にある開口85Aに配置されている。開口85Aは、誘導コイル85において巻回されたコイル線で囲まれる領域である。センターコア86は、誘導コイル85の開口85Aにおいて、長手方向に延在している。また、サイドコア89はボビン87Aの長手方向に延在している。センターコア86、サイドコア89、及びアーチコア87Bによって、誘導コイル85と定着ベルト71との間に形成される磁気回路の励磁効率が高められる。
[エンドキャップ56]
図3に示されるように、エンドキャップ56は、定着ベルト71の長手方向の端部に取り付けられている。図3には、定着ベルト71の一方側の端部だけが示されているが、エンドキャップ56は、定着ベルト71の長手方向の両側の端部それぞれに設けられている。
エンドキャップ56は、ベース部57と、被覆部58とを有する。エンドキャップ56は、合成樹脂製の部材で構成されており、ベース部57と、被覆部58とが一体に形成されている。合成樹脂としては、例えば、液晶ポリマー(LCP樹脂)、ポリエチレンテレフタラート(PET樹脂)、ポリフェニレンサルファイド(PPS樹脂)などが適用可能である。もちろん、これら以外の材質でエンドキャップ56が構成されていても良い。
エンドキャップ56は、概ね円柱形状に形成されており、その軸方向の一方側がベース部57であり、他方側が被覆部58である。ベース部57の外側面の中心には、凹陥部が形成されており、この凹陥部にベアリングなどの軸受け部材55が取り付けられている。軸受け部材55には、定着装置16のサイドフレーム70に取り付けられた支軸59が挿入されている。これにより、エンドキャップ56は、支軸59を中心に回転可能に支持されている。
エンドキャップ56は、定着ベルト71の長手方向の端部に位置するベルト端縁71Bを外周面側から嵌め入れてベルト端縁71Bを支持するものである。言い換えると、エンドキャップ56は、ベルト端縁71Bを外嵌するものである。ベルト端縁71Bにエンドキャップ56が取り付けられることにより、定着ベルト71の横ずれや斜めに回動することが防止される。
被覆部58はベルト端縁71Bを外嵌して覆う部分である。この被覆部58は、ベルト端縁71Bが挿入される挿入孔60を有する。挿入孔60は、被覆部58
の軸方向の内側面に形成されている。この挿入孔60にベルト端縁71Bが挿入されることにより、ベルト端縁71Bの外周面が被覆部58によって覆われる。つまり、定着ベルト71のベルト端縁71Bがエンドキャップ56によって外嵌される。挿入孔60は、定着ベルト71の外径よりも大きいサイズに形成されている。そのため、ベルト端縁71Bが挿入孔60に挿入された状態で、ベルト端縁71Bの外周面と挿入孔60の内周面との間に隙間が生じる。この隙間を埋めるように、ベルト端縁71Bの外周面と挿入孔60の内周面との間にブッシュ61(本発明の弾性部材の一例)が設けられている。本実施形態では、挿入孔60の深さHは、5.0mmから10mmの範囲内で定められている。つまり、被覆部58により外嵌されて被覆されるベルト端縁71Bの寸法は、5.0mmから10mmの範囲内である。
ブッシュ61は、前記隙間に介在されて、ベルト端縁71Bと被覆部58との間の密着性を高めるとともに摩擦力を高めるためのものであり、弾性を有する部材で構成されている。ブッシュ61は、例えば、耐熱性のシリコンゴムによって構成されている。もちろん、ブッシュ61は、ベルト端縁71Bと被覆部58との間に適度な密着性及び摩擦力を生じさせるものであれば、如何なる素材で構成されていてもよい。例えば、ポリアセタール樹脂(POM)やフッ素系の樹脂であるPTFEなどのような素材でブッシュ61が構成されていてもよい。なお、ブッシュ61を設けずに、所定の力が作用したときに、ベルト端縁71Bがエンドキャップ56の被覆部58内を周方向に微小にずれ動く程度に、挿入孔60とベルト端縁71Bとの間を嵌合させた構成を適用することも可能である。
このようにベルト端縁71Bが被覆部58によって外側から嵌められた状態で支持されているため、定着ベルト71が回動すると、ベルト端縁71Bと挿入孔60との間に生じる摺接摩擦によって定着ベルト71の回動方向と同方向にエンドキャップ56も連れ回る。また、定着ベルト71と加圧ローラー72とのニップ部68における定着ベルト71の変形によって、ベルト端縁71Bにねじれや撓みなどのストレスがベルト端縁71Bの周方向に生じた場合に、そのストレスによる周方向の力がブッシュ61に伝わるが、上述したようにブッシュ61は弾性を有するため、前記力によってブッシュ61が撓まされることにより、前記ストレスがブッシュ61によって吸収される。これにより、定着ベルト71における前記ストレスによる変形が抑制され、その結果、定着ベルト71の破損が防止される。また、前記ストレスによる周方向の力がブッシュ61とベルト端縁71Bとの間の摩擦力を上回った場合は、ベルト端縁71Bがエンドキャップ56の被覆部58内を周方向へ微小に移動することができ、この移動によって前記ストレスが軽減する。この場合でも、前記ストレスによる変形が抑制され、定着ベルト71の破損が防止される。
図3に示されるように、エンドキャップ56のベース部57に外周ギヤ63が形成されている。外周ギヤ63は、ベース部57において被覆部58とは反対側の端部の外周面に形成されている。外周ギヤ63の外径D2は、エンドキャプ56における最大径となる被覆部58の外径D1と同じサイズか、それよりも小さいサイズに形成されている。つまり、外周ギヤ63は、前記外径D2が前記外径D2以下となるように形成されている。ここで、外周ギヤ63の外径D2は、外周ギヤ63の歯部の先端を基準とする直径(歯先円直径)である。この外周ギヤ63は、後述する検知機構90によるエンドキャップ56の動きの検知に用いられる。
図3に示されるように、エンドキャップ56は、誘導コイル85における一方端の折り返し部分85Bにおいて最も内側のコイル線のエッジの位置P1よりも定着ベルト71の長手方向の外側に配置されている。言い換えると、前記位置P1は、誘導コイル85の開口85Aの長手方向の一方端の位置であり、エンドキャップ56は、前記位置P1よりも、定着ベルト71の長手方向の外側に配置されている。詳細には、被覆部58の側面58Aが前記位置P1よりも外側(図3において右側)に位置するように、エンドキャップ56が配置されている。言い換えると、被覆部58は前記位置P1よりも外側に配置されている。また、エンドキャップ56の被覆部58は、折り返し部85Bの外側のエッジ位置である位置P2よりも定着ベルト71の長手方向の内側に配置されている。本実施形態では、図3に示されるように、ベース部57が、折り返し部85Bの外側のエッジ位置である位置P2よりも定着ベルト71の長手方向の内側に配置されている。したがって、エンドキャップ56は、誘導コイル85における折り返し部分85Bの下方に配置されている。なお、ベルト端縁71Bが前記位置P2よりも定着ベルト71の長手方向の内側に位置しており、被覆部58がそのベルト端縁71Bを被覆できるようにエンドキャップ56が配置されていればよく、ベース部57を含めエンドキャップ56の一部が前記位置P2よりも定着ベルト71の長手方向の外側に配置されていてもよい。
[検知機構90]
検知機構90は、エンドキャップ56の動きを検知するものであり、図5に示されるように、アイドルギヤ91(本発明の検出子の一例)と、回転センサー92とを有する。アイドルギヤ91は、定着装置16のフレーム(不図示)などに回転可能に支持されており、その支持軸91Aに回転センサー92が装着されている。アイドルギヤ91は、エンドキャップ56の外周ギヤ63に噛み合わされている。このため、定着ベルト71の回動に伴ってエンドキャップ56が連れ回ると、外周ギヤ63から伝達した力によってアイドルギヤ91が回転する。回転センサー92は、制御部8に接続されており、アイドルギヤ91の回転量を示す信号を制御部8に出力する。これにより、制御部8は、アイドルギヤ91の回転の有無を検知することができ、結果的に、エンドキャップ56の回動を検知できる。回転センサー92としては、例えば、ロータリーエンコーダーなどを用いることができる。もちろん、ロータリーエンコーダーに限られず、様々なタイプの回転センサー92を適用可能である。
上述したように定着装置16が構成されているため、定着ベルト71のベルト端縁71Bに、ニップ部68の形状とベルト端縁71Bの形状との相違に起因するストレスが生じ、そのストレスが定着ベルト71のベルト端縁71Bを径方向へ広げるように作用したとしても、ベルト端縁71Bを外嵌するエンドキャップ56によって、ベルト端縁71Bの広がりが防止される。その結果、ベルト端縁71Bの破損が防止される。また、定着ベルト71と加圧ローラー72とのニップ部68における定着ベルト71の変形によって、ベルト端縁71Bにねじれや撓みなどのストレスがベルト端縁71Bの周方向に生じた場合は、そのストレスによる周方向の力がブッシュ61の撓みによって吸収される。また、前記ストレスによる周方向の力がブッシュ61による摩擦力を上回った場合は、ベルト端縁71Bがエンドキャップ56の被覆部58内のブッシュ61に接しながら周方向へ微小に相対移動することができ、前記ストレスが軽減する。このため、前記ストレスを軽減するためにニップ部68とエンドキャップ56までの間隔L1を長くする必要がないため、定着ベルト71の長手方向に定着装置16を大型化することなく、コンパクトにすることができる。また、定着ベルト71が回動すると、エンドキャップ56も摺接摩擦により従動して連れ回るので、検知機構90によって検知されるエンドキャップ56の動きを通じて、定着ベルト71が回動していることを確実に検知することができる。
なお、上述した実施形態では、検知機構90が適用された定着装置16を例示したが、検知機構90に代えて、図6に示される検知機構95を適用することができる。ここで、検知機構95は、図6に示されるように、エンドキャップ56のベース部57に設けられた複数の遮蔽部材96(本発明の検出子の一例)と、遮蔽部材96を検知可能な光センサー97とを有する。遮蔽部材96は、ベース部57の側面から突出する板片状の部材である。光センサー97は、この遮蔽部材96を検知可能な位置に配置されている。光センサー97として、発光素子及びこの発光素子から出射された光を受光する受光素子を備えたフォトインターラプタなどを適用することができる。このような検知機構95であっても、定着ベルト71の回動に従動してエンドキャップ56が連れ回った場合に、エンドキャップ56の回動の有無を確実に検知することができる。
8:制御部
10:画像形成装置
16:定着装置
56:エンドキャップ
57:ベース部
58:被覆部
61:ブッシュ
63:外周ギヤ
68:ニップ部
71:定着ベルト
74:誘導加熱装置
76:ベルトガイド部材
79:押圧パッド
85:誘導コイル
90,95:検知機構

Claims (9)

  1. 回動可能に支持された可撓性を有する筒形状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外周面に対向して設けられ、前記定着ベルトの軸方向の端部近傍で折り返されるようにして巻回された前記軸方向に長い誘導コイルを有する誘導加熱方式の加熱部と、
    前記定着ベルトの表面に押圧されて前記定着ベルトとの間でニップ部を形成するとともに、駆動源から駆動力を得て回転駆動されることにより前記定着ベルトを回動させる加圧ローラーと、
    前記定着ベルトの軸方向の端縁に外嵌され、回動される前記定着ベルトとの間で生じる摺接摩擦によって前記定着ベルトの回動方向と同方向へ従動する外嵌部材と、
    前記外嵌部材の動きを検知する検知部と、を備える定着装置。
  2. 前記外嵌部材は、前記誘導コイルにおける折り返し部分の内側のエッジよりも前記軸方向の外側に配置されている請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記外嵌部材は、前記端縁の外周面の周方向の全域を覆う被覆部を有し、
    前記被覆部は、前記誘導コイルにおける折り返し部分の外側のエッジよりも前記軸方向の内側に配置されている請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記外嵌部材と前記端縁との間に弾性部材が介在されている請求項1から3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記定着ベルトの内部に設けられ、前記加熱部と対向される前記定着ベルトの外周面を円弧形状に保持する保持部材と、
    前記定着ベルトの内部に設けられ、前記加圧ローラーに対向される前記定着ベルトの内周面に対向配置され、前記加圧ローラーの外周面に対応する円弧形状に形成された樹脂部材と、を更に備える請求項1から4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記外嵌部材は、前記端縁に対向する断面が円形状のベース部と、前記ベース部から突出して前記端縁の外周面の周方向の全域を覆う被覆部と、前記ベース部の外周面に設けられ歯先円直径が前記被覆部の外径以下に形成された外周ギヤと、を有し、
    前記検知部は、前記外周ギヤから駆動伝達されて動作する検出子の動きを検知するものである請求項1から5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記検出子は、前記外周ギヤに噛み合わされるアイドルギヤであり、
    前記検知部は、前記アイドルギヤの回転軸に取り付けられた回転センサーである請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記検出子は、前記外嵌部材に形成された板片状の遮蔽部材であり、
    前記検知部は、前記外嵌部材の従動に伴い動作する前記遮蔽部材を検知する光センサーである請求項1から5のいずれかに記載の定着装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の定着装置を備え、前記定着装置によって定着可能なトナーを用いてシートに画像を形成する画像形成装置。
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